JPS6231713Y2 - - Google Patents

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JPS6231713Y2
JPS6231713Y2 JP11339183U JP11339183U JPS6231713Y2 JP S6231713 Y2 JPS6231713 Y2 JP S6231713Y2 JP 11339183 U JP11339183 U JP 11339183U JP 11339183 U JP11339183 U JP 11339183U JP S6231713 Y2 JPS6231713 Y2 JP S6231713Y2
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JP
Japan
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shaft
idler gear
support
date plate
gear
Prior art date
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JP11339183U
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English (en)
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JPS6021066U (ja
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  • General Details Of Gearings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、主として車両用歯車変速機におけ
るリバースアイドラギヤシヤフトの支持構造に関
するものである。
これまで、上記リバースアイドラギヤシヤフト
は、他のシヤフト類(アウトプツトシヤフトやカ
ウンタシヤフト)がそうであるように、その一端
をインタミーデイトプレートで支持し、かつ他端
を変速機ケースの壁部で支持することによつて変
速機ケース内に組み込まれているのが一般的であ
る。この構成によれば、変速機の組みつけに際
し、すでに一端がインタミーデイトプレートに軸
支されている上記アイドラギヤシヤフトの他端を
適正に位置決めしてこのインタミーデイトプレー
トと変速機ケースとの組みつけをなす必要があ
り、この組みつけ作業は煩雑であつた。また、ア
イドラギヤシヤフトの支持精度を出すために、こ
のシヤフトの支持孔はインタミーデイトプレート
と変速機ケースとの同時加工によつて形成しなけ
ればならず、しかもこの支持構造によるアイドラ
ギヤシヤフトはその軸長を大きく設定する必要が
あつた。
この考案の目的は、変速機の組みつけ性の向上
ならびに加工作業の簡素化を図り、かつアイドラ
ギヤシヤフトの軸長を必要最小限度に抑えて変速
機の軽量化にも貢献し得るアイドラギヤシヤフト
支持構造を提供することである。
かかる目的を達成するために、この考案は次の
ように構成している。すなわち、第2図で示すよ
うに変速機ケース1の開口端部に装着されるイン
タミーデイトプレート13の一部はアイドラギヤ
シヤフト18用の支持部14となつている。この
支持部14に対し、アイドラギヤ19の組みつけ
スペースをもつて対向する別の支持部15をイン
タミーデイトプレート13と一体に形成するとと
もに、これら両支持部14,15の相対応する箇
所には支持孔16,17がそれぞれ形成されてい
る。そして、これらの支持孔16,17によつて
アイドラギヤシヤフト18の各端部をそれぞれ軸
支している。
以下、この考案の実施例を図面に従つて説明す
る。
まず、車両用歯車変速機の内部構造をスケルト
ン図法で表した第1図において、変速機ケース1
のフロント側(図示左側)にはこのケース1に続
くクラツチハウジング2が装着されているととも
に、ケース1のリヤ側(図示右側)が開口部には
インタミーデイトプレート13が装着されてい
る。このケース1内に回転自在に組み込まれたイ
ンプツトシヤフト3とアウトプツトシヤフト4と
は共に同軸線上に配置され、インプツトシヤフト
3はケース1のフロント壁1aと図示しないフラ
イホイールの回転中心部とに対し、ベアリングに
よつて軸支されている。また、アウトプツトシヤ
フト4は上記のインタミーデイトプレート13と
インプツトシヤフト3の軸端部とに対し、ボール
ベアリングで軸支されている。なお、上記インプ
ツトシヤフト3及びアウトプツトシヤフト4と平
行に配置されたカウンタシヤフト5はケース1の
フロント壁1aとインタミーデイトプレート13
とに対し、ベアリングによつて回転可能に軸支さ
れている。
インプツトシヤフト3の軸上でこれと共に回転
するインプツトギヤ6はカウンタシヤフト5上の
カウンタドライブギヤ7と常時かみ合つている。
そして、アウトプツトシヤフト4の軸上には第1
速〜第5速用の各ギヤ及びリバースギヤ10が回
転自在に支承されており、一方カウンタシヤフト
5の軸上にはアウトプツトシヤフト4上の対応す
るギヤと常にかみ合つた各カウンタギヤがこのカ
ウンタシヤフト5と共に回転するように配設され
ている。ただし、上記のリバースギヤ10はカウ
ンタシヤフト5上のカウンタリバースギヤ11に
対し、後述するリバースアイドラギヤ19を介し
てかみ合つているのであるが、第1図及び後出の
第2図はこれらの関係を明確に表すために展開状
態で示している。
上記インプツトシヤフト3の回転は、そのイン
プツトギヤからカウンタドライブギヤ7を経てカ
ウンタシヤフト5に伝達され、このカウンタシヤ
フト5と共に各カウンタギヤが回転する。一方、
アウトプツトシヤフト4上の各ギヤはそれぞれが
かみ合つているカウンタギヤから回転伝達を受
け、個々のギヤレイシオに基づく回転数で回転す
る。なお、上述したようにリバースギヤ10は、
リバースアイドラギヤ19を介してカウンタリバ
ースギヤ11とかみ合つているため、アウトプツ
トシヤフト4上の他のギヤとは逆方向に回転す
る。
さて、第2図において上記のインタミーデイト
プレート13は前述したようにアウトプツトシヤ
フト4及びカウンタシヤフト5の一方端部をベア
リングで回転可能に軸支していると共に、上記リ
バースアイドラギヤ19のシヤフト18に軸支す
る支持部14を備えている。しかも、このインタ
ミーデイトプレート13には上記支持部14から
一定のスペースをもつて対向する別の支持部15
が一体に形成されている。これら両支持部14,
15には同一軸線上において支持孔16,17が
それぞれ形成されている。そして、両支持部1
4,15の間には前記のリバースアイドラギヤ1
9が位置し、かつアイドラギヤシヤフト18の両
端は両支持部14,15の支持孔16,17に軸
支されている。このアイドラギヤシヤフト18は
インタミーデイトプレート13に対し、シヤフト
ストツパー22によつて回り止めがなされてお
り、アイドラギヤ19はシヤフト18の外周に対
し、軸受スリーブ20を介して回転自在に支承さ
れている。なお、このアイドラギヤシヤフト18
の軸方向に関する抜け止めについては、上記のシ
ヤフトストツパー22(図面で左方向の抜け止め
を果す)とインタミーデイトプレート13の右側
面に装着されたリヤベアリングリテーナ21(図
面で右方向の抜け止めを果す)とによつてなして
いる。
上記の構成において、変速機の組みつけに際し
ては、変速機ケース1にインタミーデイトプレー
ト13を組みつけるに先立つてこのプレート13
に上記のリバースアイドラギヤ19を組みつけ
る。このアイドラギヤ19の組みつけは、インタ
ミーデイトプレート13の両支持部14,15の
間にアイドラギヤ19を位置決めして配置し、こ
れら支持部14,15の支持孔16,17に対し
てアイドラギヤシヤフト18を挿通させることで
完了する。このようにアイドラギヤ19を組みつ
けた状態のインタミーデイトプレート13に対
し、すでにアウトプツトシヤフト4、カウンタシ
ヤフト5、及び各ギヤ群が組み込まれている変速
機ケース1を組みつけるのである。このとき、ア
ウトプツトシヤフト4及びカウンタシヤフト5が
インタミーデイトプレート13の所定箇所(軸受
用貫通孔)に適正に挿入されるように配慮すれば
よく、すでにインタミーデイトプレート13側で
位置決めされているアイドラギヤシヤフト18に
ついては何ら配慮する必要がない。従つて、この
組みつけ作業は非常に簡単である。また、アイド
ラギヤシヤフト18の両支持部14,15は、ア
イドラギヤ19を組み込むに要するスペースをも
つて共にインタミーデイトプレート13に形成し
ているため、それぞれの支持孔16,17の軸間
距離を必要最小限に設定でき、もつてアイドラギ
ヤシヤフト18の軸長を小さく抑えることができ
る。
以上のようにこの考案は、アイドラギヤを前も
つてインタミーデイトプレート側に組みつけてお
くことができるので、このプレートと変速機ケー
スとの組みつけ性が著しく向上され、しかもアイ
ドラギヤシヤフトの支持孔はインタミーデイトプ
レートの単体加工によつて得られ、この加工作業
の簡略化ならびに精度の向上を図ることができ
る。また、この考案ではアイドラギヤシヤフトの
軸長を必要最小限度の寸法に抑えることができる
ため、変速機の軽量化にも貢献し得るといつた効
果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示し、第1図は車両
用歯車変速機のスケルトン図、第2図は第1図の
一部を具体的に表した拡大断面図である。 1……変速機ケース、4……アウトプツトシヤ
フト、5……カウンタシヤフト、13……インタ
ミーデイトプレート、14,15……支持部、1
6,17……支持孔、18……アイドラギヤシヤ
フト、19……アイドラギヤ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 変速機ケースの開口端部に装着され、アウトプ
    ツトシヤフト及びカウンタシヤフトのそれぞれの
    一方端を回転可能に軸支するインタミーデイトプ
    レートを用いた歯車変速機において、このインタ
    ミーデイトプレートの一部をアイドラギヤシヤフ
    ト用の支持部とし、この支持部に対してアイドラ
    ギヤの組みつけスペースを隔てて対向する別の支
    持部をインタミーデイトプレートと一体に形成
    し、これら両支持部の相対応箇所に形成した支持
    孔によつて前記アイドラギヤシヤフトの各端部を
    それぞれ軸支したことを特徴とする歯車変速機に
    おけるアイドラギヤシヤフトの支持構造。
JP11339183U 1983-07-20 1983-07-20 歯車変速機におけるアイドラギヤシヤフトの支持構造 Granted JPS6021066U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11339183U JPS6021066U (ja) 1983-07-20 1983-07-20 歯車変速機におけるアイドラギヤシヤフトの支持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11339183U JPS6021066U (ja) 1983-07-20 1983-07-20 歯車変速機におけるアイドラギヤシヤフトの支持構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6021066U JPS6021066U (ja) 1985-02-13
JPS6231713Y2 true JPS6231713Y2 (ja) 1987-08-14

Family

ID=30262505

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11339183U Granted JPS6021066U (ja) 1983-07-20 1983-07-20 歯車変速機におけるアイドラギヤシヤフトの支持構造

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JP (1) JPS6021066U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6021066U (ja) 1985-02-13

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