JPS6231618B2 - - Google Patents

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JPS6231618B2
JPS6231618B2 JP7445379A JP7445379A JPS6231618B2 JP S6231618 B2 JPS6231618 B2 JP S6231618B2 JP 7445379 A JP7445379 A JP 7445379A JP 7445379 A JP7445379 A JP 7445379A JP S6231618 B2 JPS6231618 B2 JP S6231618B2
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JP
Japan
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roll
pattern
convex
craft
uneven pattern
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JP7445379A
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Kyoshi Hori
Keiro Eguchi
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Nippon Paint Co Ltd
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Nippon Paint Co Ltd
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Publication date
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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は凹凸模様形成のための装置に関する。
更に詳しくは、高粘度粘稠物により方向性のない
趣のある凹凸模様を動力を使つて工業的に連続し
て形成する装置に関する。
従来、ロールコーターを用いて高粘度粘稠物に
より模様を形成する装置が各種案出されており、
これらに主として用いられるロールとしては表面
平滑なスポンジロール、転写模様を彫刻したデザ
インロール、浮き出し模様を彫刻したロール等が
挙げられる。ところで、これらの模様形成にあつ
ては、ロールの表面状態をそのまま印刷的に転写
するか、またはロールの回転および移動運動の態
様に影響されたもしくはそれを逆利用した方向性
ある模様が形成されるにとどまつている。具体的
には、表面平滑なスポンジロールを用いる場合、
高粘度粘稠物に対してその運行方向に従つて該ロ
ールを回転させながら適用すれば、当然出るべく
して成るストライプ状(ローピング)の凹凸を利
用した方向性を有する単調な凹凸模様が形成され
る。浮き出し模様を彫刻した(脈状凹凸)ロール
を用いる場合、前者と比べて若干趣を有した模様
が形成されるが、その単調さは解消されない。更
に、転写模様を彫刻したデザインロールを用いる
場合にあつては、彫刻した模様をそのまま写しか
えて再現するものであつて、いかにも人工的で変
化のない模様しか形成されない。このようにいず
れの場合も、ロールの表面形状に対応する模様で
あつたり、物理的現象として当然出るべくして成
る凹凸を模様として利用またはこれに工夫を加え
たに過ぎない単調で味のないものであつた。従つ
て、従来のように通常のロールを用いて凹凸模様
を形成する装置にあつては、当然に技術的限界が
あつた。
本発明者らは、かかる問題点を解消する為に
種々のロールおよび形成される凹凸模様について
鋭意研究を進めた結果、特定の条件を満たす表面
形状を有するロールを使用することにより、形成
される模様がロールの表面形状に直接的に反映さ
れず、従来の装置からは得ることのできない自然
な凹凸模様を有する工業製品を連続生産すること
が可能であることを見出して、本発明を完成する
に至つた。
本発明の要旨は、a.板状被塗物を搬送する手
段、b.上記手段aにつて搬送される板状被塗物に
高粘度粘稠物を塗布する手段、並びにc.上記板状
被塗物に塗布された高粘度粘稠物に適用し被塗物
面上に下記環状またはラセン状の凸面体の模様と
は一致しない凹凸模様を形成する、実線状、破線
状および点線状の少なくとも一種で構成された環
状またはラセン状凸面体を複数体有し、且つ隣接
する任意の凸面体の中心を結ぶ平面で切断したと
き凸状部間の間隔がほぼ等しいように表面に形成
されているクラフトロールを搬送方向と直角方向
に並列的に複数個設け、これを自由回転または電
気的駆動により送りロールと略同調するように取
付けたクラフトロール装置、更に必要に応じてd.
上記形成した凹凸模様の凸頂部を適宜に押える手
段および/またはe.乾燥機を具備することから成
り、電気的機械的に凹凸模様を形成することを特
徴とする凹凸模様形成のための装置に存する。
以下、添付図面に基いて本発明装置およびその
模様形成態様について詳しく説明する。
本発明装置における特殊な凹凸模様を有する塗
装面を流れ作業方式により形成する態様を、第1
図で説明する。
先ず、本発明装置に係る模様形成工程およびそ
れに前後する総ての工程を、順次一定速度一定方
向に板状被塗物1が通過するように、コンベアー
等の搬送機構を電気機械的に駆動を調整してお
く。
Aは板状被塗物1のストツクであり、ここから
通常のナチユラルロールコーターBに板状被塗物
1が送入され、下地処理剤2をドクターロール3
で塗布量調整しながらアプリケーシヨンロール4
より被塗物1の表面に塗布され、バツクアツプロ
ール5で搬送され、乾燥炉Cに送られ熱源6より
照射乾燥されコンベアー7によつて搬出される。
リバースロールコーターDは、本発明に係る高
粘度粘稠物8に厚膜に塗布する手段であり、ドク
ターロール3で塗布量を調整しながらリバースロ
ール9より被塗物1の表面に塗布し、バツクアツ
プロール5により搬送し、未硬化の状態のままク
ラフトロール装置Eに送られる。
上記被塗物1の表面に塗布された高粘度粘稠物
は、3個のクラフトロール10と2個のバツクア
ツプロール5の間を通過して複数回適用されるこ
とにより凹凸模様の塗膜が形成される。
このようにして得られた凹凸状の化粧面は、更
に凹凸状の凸頂部をヘツドカツト作業により、
(例えば通常使われている表面平滑なヘツドカツ
ト用ハンドローラー11により行ない、またはこ
のようなローラーを装置的に取入れて実施しても
よい)凸頂部を押え、期待される特徴ある凹凸模
様が形成される。
次いで、乾燥炉Gに送られ、熱源6にて照射乾
燥せられ、凹凸模様が固定された後、フローコー
ターHに搬送されて上塗りカラー12を塗布し、
再度、乾燥炉Jにおいて中間乾燥を行つた後、再
びフローコーターKで同一の上塗りカラー12を
塗布し、乾燥炉Lにて最終乾燥を行う。その後、
放冷ゾーンMにおいて、コンベアー7にて搬送さ
れ最終製品13としてストツクヤードNに回収さ
れる。
本発明はこの一連の作業工程において、クラフ
トロール装置Eを用いて被塗物1面上にクラフト
的な凹凸模様を形成させることを特徴とする。
第2図イ〜ハにおいて、このクラフトロール装
置Eの作用効果を説明する。
クラフトロール装置Eは、上記凹凸模様を有す
るクラフトロール10とその下方に位置するガイ
ド14および送りロール15とバツクアツプロー
ル5から成り、クラフトロール10はこれを支持
するアーム16と支持バー17および荷重調整軸
18と荷重調整用重り19によつて構成され、支
点20によつて固定される。被塗物1は、電気機
械的駆動による搬送手段(図示せず)によつて搬
送され、予め高粘度粘稠物8の層を形成されクラ
フトロール10およびガイド14の間を通される
間に被塗物1の搬送方向と同一の方向に回転する
クラフトロール10につて凹凸模様が形成され、
このロール10の間を通過させることにより特徴
のある最も好ましい凹凸模様が形成される。
なお、第1図の凹凸模様形成の作業工程におい
て、リバースロールコーターDとクラフトロール
装置Eを第1図D,Eに示すような組合せで行な
うのが好ましいが、別法として例えば、第3図お
よび第4図に示すようにリバースロールコーター
の役目をクラフトロール装置Eに兼用させること
もできる。
以上の構成より成る本発明装置の各ロールは、
同一動力源で稼動させてもよく、また個々に独立
させ、クラフトロール10はバツクアツプロール
5の回転速度に略同調的に回転する形式を取つて
もよい。被塗物1の搬送速度は、凹凸模様形成条
件に合わせて1〜80m/分、好ましくは5〜30
m/分の速度で搬送することが好ましい。
以上のようにして板状被塗物上の高粘度粘稠物
に所定の凹凸模様を形成した後、これを自然放置
あるいは適当な熱処理を施すことにより上記粘稠
物を固化させ、これをそのままあるいは必要に応
じて適当な着色塗料を塗布することにより、所望
の凹凸模様が得られる。
例えば、上記クラフトロール10として、第5
図の1〜第6の1図に示す環状およびラセン状凸
面体を有するロールを使用すれば、第5の2〜第
6の2図に示す凹凸模様が得られる。また、上記
凹凸模様が半固化状態の時点で模様凸部の頂部を
通常の方法で、例えば表面平滑なロールで押圧し
たり、あるいは固化状態の時点でサンダー等で研
削したりして仕上り外観より一層向上せしめるこ
ともできる。
凹凸模様形成のためのロールにおいて、その表
面に形成された環状またはラセン状凸面体を構成
する一単位は、例えば第7図に示すようなものが
挙げられる。即ち、a〜eの環状形のもの、f〜
hの完全な環状形ではないがこれに近い形状のも
の、iのラセン形のものおよびjのラセン状形に
類するものある。かかる一単位はイ,ロおよびハ
に示す如く実線状・破線状および点線状のいずれ
であつてもよい。このように曲線状凸面体の形状
の一単位およびその組合わせは何ら制限を受ける
ものではない。
このような形状一単位をロール表面全体に複数
体通常の方法で彫刻することにより、例えば第5
の1図、第6の1図、第8の1図の如く展開状態
において示される種々の形態を有する凹凸模様形
成のためのロールが得られる。
環状およびラセン状の凸面体をロール表面に形
成する場合、ロールの回転移動方向と同一線上に
形状一単位を配列せずに、例えば第5の1図や第
6の1図に示す如くその配列方向を変化させるこ
とによつて、より一層クラフト的な凹凸模様が形
成される。更に、各形状一単位の配置状態も相互
に各々変化させることがよく、形状一単位の大き
さも任意に変化させたり、第7図の各種一単位を
適宜に組合わせて配置することが好ましい。要す
るに、第8の1図A1〜A5に見る如くロール表面
上に隣接する任意の凸面体の中心を結ぶ平面で切
断したとき凸状部間がほぼ等しいように形成され
ていることが重要である。
このようにして得られた第8の1図の展開図を
ロール表面に巻付けて彫刻することにより、第8
の2図に示すクラフトロールを得る。
次に、かかるクラフトロールを第1図Eのクラ
フトロール装置に取付け、凹凸模様形成中の状態
を示しているのが第8の3図である。この図から
も判るように、第1番目のロール10aの通過時
点では、まだ不均一な凹凸模様を示しているが、
第2番目のロール10bの通過時点では不均一性
はかなり修正され、第3番目のロール10cの通
過によつて一層均一な凹凸模様が形成される。
第8の4図は、第8の3図のクラフト模様装置
によつて形成された凹凸模様の平面図であつて、
クラフトロールの表面模様とは一致しない凹凸模
様であることが判る。
このような観点の下に、上記ロール表面に環状
またはラセン状凸面体を構成すればよく、形状一
単位の大きさは、使用するロールおよび目的とす
る凹凸模様の大きさに応じて適宜に決定されてよ
い。同様に上記各凸面体の相互間隔および各形状
一単位の配置間隔も適宜に決定されてよく、通常
3〜50mm、好ましくは5〜20mmが採用される。
又、形状一単位を構成する実線状、破線状、点線
状の凸面体にあつては、その太さは形状一単位の
大きさに対応させて適宜に決定されてよく、通常
1〜50mm、好ましくは2〜20mmが採用され、その
高さにあつても同様にして適宜に決定されてよ
く、通常1〜50mm、好ましくは2〜20mmが採用さ
れる。
上記ロールの材質は、自体公知のものが使用で
きる。例えば、ゴム、プラスチツク、金属等の弾
性体および非弾性体のいずれも採用されるが、特
に弾性体を使用する場合は、目的の凹凸模様を形
成する際にロールの環状またはラセン状凸面体が
完全に変形しない程度の弾性を必要とする。更
に、凹凸模様形成のための材料として使用する高
粘度粘稠物が水系および溶剤系である場合は、特
殊ゴム、プラスチツク等が適当であり、又保温加
熱のような特殊条件では金属等が適当である。
上記高粘度粘稠物としては、上述のロールの適
用によつて形成された凹凸模様が自然放置もしく
は適当な熱処理に供され固化するまでの期間中、
容易に変形することなく安定保持できる程度の粘
性を有しているもの、および板状被塗物との塗着
性に優れているものであればいずれも使用でき
る。具体的には、常温において約1万〜40万セン
チポイズの粘度を有する塗着性物質であればよ
く、粘性の程度は形成される凹凸模様の最終仕上
がりにも影響を与え、例えば粘性の低い場合には
全体に柔らかい感じの凹凸模様が形成されるの
で、上記範囲内で適宜に選択されてよい。このよ
うな粘稠物としては、通常の塗料、セメント、プ
ラスター、シツクイ、粘土質等が挙げられる。
上記板状被塗物としては、本発明により得られ
る凹凸模様付塗装物の用途に応じて通常のものを
使用でき、具体的には木質のもの(合板、ハード
ボード、パーテイクルボードなど)、無機質のも
の(石綿セメント板、石綿ケイ酸カルシウム板な
ど)プラスチツクのもの(ABG樹脂成型板、発
泡スチロール成型板など)等が挙げられる。
このように本発明装置によつて、従来得ること
のできなかつた方向性のない自然の凹凸模様を有
する工業製品を連続して生産することができ、か
かる製品はそのままで室内装飾用壁材、その他建
築用材料として非常に有利に使用できる。
次に実施例を挙げて本発明を具体的に説明す
る。なお、実施例中「部」とあるは「重量部」を
意味する。
実施例 1 (1) 凹凸模様形成ロール 硬度40のニトリルブチルゴムを厚味23mmに巻
いた径220mm、幅450mmのゴムロールの表面に第
8の2図に示す模様形状を彫刻せしめ、これを
第2図のロール10に装着して使用する。この
時の模様に関する形状一単位の大きさは縦幅お
よび横幅共30〜40mm、配置間隔5〜10mm、凸面
体の太さ2〜4mm、その高さ3〜4mmとする。
(2) 高粘度粘稠物 酢ビベオバ系合成樹脂エマルジヨン 16.0部 体質顔料および骨材 60.0部 着色願料 10.0部 増粘剤 0.5部 安定剤 0.2部 消泡剤 0.4部 防バイ剤 0.4部 水 12.5部 以上の組成からなる市販の酢ビベオバ合成樹
脂エマルジヨン型厚膜用塗料を使用する。塗料
の粘度は48000センチポイズ(25℃)にて使
用。
(3) 凹凸模様形成条件 第1図の装置において、被塗物1の搬送速度
を30m/分とし、上記高粘度粘稠物8をリバー
スコータDで供給しながら、塗布量54gを得
る。かかる条件において、フレキシブルボード
(300mm×600mm×6mm)を図中矢印方向に搬送
すると、第8の4図に示される凹凸模様が得ら
れる。
(4) 後処理 凹凸模様形成後、これを室温で15時間自然乾
燥する。乾燥固化した凹凸模様の凸頂部をフア
イナルサンダーにて研削して平滑にし、ついで
模様表面にクリナーを通過させて除塵した後、
市販のポリウレタン樹脂系エナメル(淡色グリ
ーン系)を全面に自動スプレーにて塗布する
(塗布量6g)。80℃で5分間乾燥後、引きつづ
いて同じエナメル(濃色グリーン系)をナチユ
ラルロールコータにて凹凸模様の凸頂部の平坦
面に塗布し(塗布量4g)、80℃で30分間乾燥
する。
(5) 結果 以上の如くして得られた凹凸模様はクラフト
的なソフトな模様で、建築材料の2次加工商品
などに最適である。
実施例 2 (1) 凹凸模様形成ロール 硬度60のニトリルブチルゴムを厚味23mmに巻
いた径220mm、幅450mmのゴムロールの表面に第
5の1図に示す模様形状を彫刻せしめ、これを
第1図のロール10に装着して使用する。この
時の模様に関する形状一単位の大きさは縦幅40
〜60、横幅60〜90mm、配置間隔10〜15mm、凸面
体の太さ5〜7mm、その高さ6〜7mmとする。
(2) 高粘度粘稠物 実施例1と同じ組成の酢ビベオバ系合成樹脂
エマルシヨン型厚膜用塗料を使用する。塗料の
粘度は65000センチポイズ(25℃)にて使用。
(3) 凹凸模様形成条件 第1図の装置において、被塗物1の搬送速度
を24m/分とし、稼動せしめる。上記高粘度粘
稠物8をリバースコーターDで供給しながら、
塗布量85gを得る。かかる条件において、ハー
ドボード(300mm×600mm×6mm)を図中矢印方
向に搬送すると、第5の2図に示される凹凸模
様が得られる。
(4) 後処理 凹凸模様形成後、これを実施例1と同じ手法
で乾燥、研削処理し、次いで市販のポリウレタ
ン樹脂系メタリツクエナメルを自動スプレーに
て塗装し、(塗布量6g)、80℃で5分間乾燥す
る。更に、同じエナメルを同一条件で塗布し
(塗布量6g)、80℃で30分乾燥する。
(5) 結果 以上の如くして得られた凹凸模様は、大小の
小石を敷きつめたようなタイル状模様の仕上が
りを呈し、建築外装などの2次加工商品などに
最適である。
実施例 3 (1) 凹凸模様形成ロール 硬度50のニトリルブチルゴムを厚味23mmに巻
いた径220mm、幅450mmのゴムロールの表面に第
6の1図に示す模様形状を彫刻せしめ、これを
第2図のロール10に装着して使用する。この
時の模様に関する形状一単位の大きさは70〜80
mm(輪郭部分)、配置間隔5〜8mm、凸面体の
太さ2〜3mm、その高さ4〜5mmとする。
(2) 高粘度粘稠物 酢ビアクリル系合成樹脂エマルジヨン 20.0部 骨材(珪砂6号、7号) 40.0部 体質顔料 13.0部 着色願料 12.0部 分散剤 1.5部 増粘剤 1.5部 水 12.0部 以上の組成からなる市販の酢ビアクリル系合
成樹脂エマルシヨン型厚膜用塗料を使用する。
塗料の粘度は54000センチポイズ(25℃)で使
用。
(3) 凹凸模様形成条件 第2図の装置において、被塗物1の搬送速度
を30m/分とし、上記高粘度粘稠物8をリバー
スコーターDで供給しながら、塗布量65gを得
る。かかる条件において、石綿ケイ酸カルシウ
ム板を図中矢印方向に搬送すると、第6の2図
に示される凹凸模様が得られる。
(4) 後処理 凹凸模様形成後、これを室温で15時間自然乾
燥する。乾燥固化した後、市販のポリウレタン
樹脂系エナメルを全面に自動スプレーにて塗装
する(塗布量6g)。これを2回行い、後処理
を完了する。
(5) 結果 以上の如くして得られた凹凸模様は、細かに
小石を敷きつめたような自然な模様で、建築壁
面材料の外装2次加工商品などに最適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置における流れ作業方式の全
体図、第2図イは本発明装置の要部であるクラフ
トロール装置の側面図、ロはその平面図およびハ
は正面図である。第3図および第4図は第1図の
DとEとが合体している装置の側面図である。第
5の1図および第6の1図は形状一単位を複数体
配置したことを示す展開平面図、第5の2図およ
び第6の2図は形成される凹凸模様を示す平面図
である。第7図は本発明装置に用いられる凹凸模
様形成のためのロールの表面に形成される環状ま
たはラセン状の形状一単位の展開平面図である。
第8の1図は環状凸面体を複数体配置したことを
示す展開平面図、第8の2図は第8の1図の展開
図より得られたクラフトロールの外観図、第8の
3図はクラフト模様装置で凹凸模様形成中の斜視
図、および第8の4図は形成された凹凸模様を示
す平面図である。 1は板状被塗物、2は下地処理剤、3はドクタ
ーロール、4はアプリケーシヨンロール、5はバ
ツクアツプロール、6は熱源、7はコンベアー、
8は高粘度粘稠物、9はリバースロール、10は
クラフトロール、11はヘツドカツト用ハンドロ
ーラー、12は上塗りカラー、13は最終製品、
14はガイド、15は送りロール、16はアー
ム、17は支持バー、18は荷重調整軸、19は
荷重調整用重り、20は支点。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 a 板状被塗物を搬送する手段、 b 上記手段aによつて搬送される板状被塗物に
    高粘度粘稠物を塗布する手段、並びに c 上記板状被塗物に塗布された高粘度粘稠物に
    適用して被塗物面上に下記環状またはラセン状
    の凸面体の模様とは一致しない凹凸模様を形成
    する、実線状、破線状および点線状の少なくと
    も一種で構成された環状またはラセン状凸面体
    を複数体有し、且つ隣接する任意の凸面体の中
    心を結ぶ平面で切断したとき凸状部間の間隔が
    ほぼ等しいように表面に形成されているクラフ
    トロールを搬送方向と直角方向に並列的に複数
    個設け、これを自由回転または電気的駆動によ
    り送りロールと略同調するように取付けたクラ
    フトロール装置、更に必要に応じて d 上記形成した凹凸模様の凸頂部を適宜に押え
    る手段および/または e 乾燥機 を具備することから成り、電気的機械的に凹凸模
    様を形成することを特徴とする凹凸模様形成のた
    めの装置。
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