JPS6231395Y2 - - Google Patents

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JPS6231395Y2
JPS6231395Y2 JP17147083U JP17147083U JPS6231395Y2 JP S6231395 Y2 JPS6231395 Y2 JP S6231395Y2 JP 17147083 U JP17147083 U JP 17147083U JP 17147083 U JP17147083 U JP 17147083U JP S6231395 Y2 JPS6231395 Y2 JP S6231395Y2
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JP17147083U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、数枚の網体よりなるかご等の組立て
セツトに関するものである。
〔従来の技術〕
例えば、洗濯物等の衣類その他の整理かごや洗
濯かごあるいは網製の物入れ等のかご類として、
通常一般に用いられている組立て、分解できない
構造のものは、不使用時においても嵩が高く運搬
や保管等の際の取り扱いが容易でない。そのため
前記の整理かご等として、運搬、保管等の不使用
時には分解し嵩低くして容易に取り扱える組立て
式のかごを製作せんとしたものである。この種の
組立て式の整理かご等としては、底や側部等の網
体をこれとは別に形成された結合具で結合するこ
とにより組立てできるようにしたものが一般的で
ある。(例えば実公昭57−58111号公報)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記のように網体とは別形成さ
れた他の結合具を用いる組立て式のかごの場合、
結合具が仮に網体の縁枠部分に対して嵌合する方
式のものであつても、結合される両網体の縁枠部
分双方に対して各々嵌合操作しなければならず、
結合作業に手数がかかるばかりか、かごを構成す
る網体のほかに少なくとも数個の特別の結合具を
必要とするため、1セツトの組立て構成部品数が
多くなり、特に不使用時の取り扱いにおける管理
が面倒であつて、かつ組立て分解の繰返しにより
結合具が紛失する等のおそれが多分にあり、また
その1セツトの製作においても網体と結合具とを
別途製作しなければならないものである。
本考案は、上記に鑑みて、衣類その他の整理か
ご等として、運搬、保管等の不使用の際には分解
した嵩低い状態で容易に取り扱えるとともに、誰
でも容易に組立て使用できるもの、特に他の特別
の結合具を用いることなく網体同士を嵌合手段に
より簡単に結合し得てかご等を容易に組立て構成
できるとともに、1セツトの構成部品数が少なく
て分解した状態での取り扱い管理が容易で、網体
結合のための部品が紛失するおそれもなく、結合
具を別途製作する必要もないかご等の組立てセツ
トを提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち、本考案のかご等の組立てセツトは、
プラスチツク素材により周囲を平面略方形に枠取
りした格子網状に成形してなる各々数枚の第1お
よび第2の網体の組合せよりなり、第1の網体
は、縁枠の一方の相対向辺部の所要個所に外側方
へ突出形成された網体結合用の係合突起を有し、
該係合突起の先端部には、縁枠と略同径でかつ平
行方向に貫通した内孔が形成されるとともに該内
孔周囲における網体片面側の一部が切欠開口せし
められて他の網体の縁枠に対し嵌合可能な内拡が
りのフツク状部が形成されてなることを特徴とす
るものである。
〔作 用〕
上記の構成よりなる本考案によれば、第1の網
体に有する係合突起のフツク状部をこれと結合す
べき他の網体の縁枠に対し切欠開口の部分から押
込むようにすれば、プラスチツク素材の持つ弾性
力に抗して前記開口が拡開して、他の網体の縁枠
が内拡がりのフツク状部の内孔に弾力的に嵌合し
て抜脱が阻止され、一の網体への嵌合操作のみで
網体同士を容易かつ確実に結合でき、こうして各
面の網体同士を結合することによりかご等を組立
て得る。また前記弾力的な嵌合力に抗して縁枠を
前記開口側へ抜き出す方向に力を加えることによ
り容易に抜脱させることができ、両網体を容易に
分離できる。特に分離状態においても網体結合の
ための前記係合突記は第1の網体からは離脱する
おそれがない。
〔実施例〕
次に本考案の実施例を図面に基いて説明する。
10および20はポリプロピレン樹脂、ポリエチ
レン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ABS樹脂その
他の若干の弾性を有するプラスチツク素材により
成形してなる第1の網体および第2の網体を示
す。前記第1の網体10および第2の網体20
は、いずれも周囲を平面略方形に枠取りした縦横
の格子網状をなし、その縁枠11および21、並
びに縦横の格子網形成部分12,13および2
2,23が断面円形の丸棒状に形成されるととも
に、通常少なくとも縁枠11と21が互いに同径
でかつ格子網形成部分よりも若干径大に形成され
てなる。もちろん縁枠11,21が格子網形成部
分と同径であつてもよい。図の場合は縁枠11お
よび21のそれぞれ一方の相対向辺部に相隣る位
置および中央部位置の縦あるいは横方向の格子網
形成部分12,13あるいは22,23も他部分
よりも若干径大の縁枠11,21と同径に形成さ
れている。
そして上記第1の網体10には、略方形をなす
縁枠11の一方の相対向辺部11′,11′の所要
個所、例えば図示のように隅角部近傍と中央部と
の三個所等の任意の個所に、これと一体に外側方
へ突出形成された網体結合用の係合突起15,1
5が設けられている。特に第3図に拡大して示す
ように、これら各係合突起15,15の略球状外
形をす先端部には、縁枠11と略同径でかつ平行
方向に貫通した内孔16が形成されるとともに、
該内孔16周囲における網体片面側、つまり網体
面方向と直交する側の一部が縁枠11の径より若
干狭い幅で切欠開口17せしめられて、該先端部
が内拡がりをなすフツク状部14として形成され
ており、このフツク状部14内に前記切欠開口1
7より素材の弾性を利用して他の網体の縁枠を弾
力的に挿入嵌合できるようになつている。前記相
対向辺部における中央部の係合突起15,15は
中央位置の格子網形成部分12または13に対し
て若干位置をずらせて設けられるもので、図の場
合は両辺部11′,11′の180゜点対称位置に突
設されている。また前記係合突起の数や大きさ等
は網体の大きさ等に応じて適宜決定できる。な
お、第2の網体20は上記のごとき係合突起を有
さないものからなる。
しかして、本考案は、上記のごとき係合突起1
5を有する第1の網体10と、係合突起を有さな
い第2の網体20との各々数枚づつの組合せから
なるものであつて、第4図〜第7図の実施例にお
いては、第1の網体104枚と、第2の網体20
2枚との6枚を1セツトにして四角形のかごを組
立てるようにした場合を示している。
上記のセツトによる組立ては、例えば第4図の
ように、先ず2枚の網体20を左右に相対するよ
うに配するとともに、一の第1の網体10をこれ
に有する係合突起15,15が左右に位置する向
きでかつ内拡がりのフツク状部14の切欠開口1
7を下向きにして前記両網体20,20間の下部
に挿入し、前記係合突起15,15のフツク状部
14,14をそれぞれ両網体20,20の縁枠2
1,21の下辺部に対し弾力的に挿入嵌合し、網
体10を底部として両網体20,20間に架渡す
る。このとき左右の第2の網体20が図示するよ
うに縁枠21の下辺部に相隣る横方向の格子網形
成部分23が縁枠21と同径である場合、第5図
のように前記第1の網体10を左右の網体20,
20の格子網形成部分23,23に対し係合突起
15,15による嵌合手段をもつて前記同様に係
合架渡し、浮底状に組立て構成できる。いずれの
場合にも、上記左右の網体20,20間の前後部
にそれぞれ第1の網体10,10を図示のように
係合突起15,15が左右に位置する向きでかつ
フツク状部14の開口17を内方に向けて配し、
それぞれ係合突起15,15のフツク状部14,
14を開口17より左右の網体20,20の縁枠
21,21に対し挿入嵌合して結合し、第6図の
ごとく上方に開口した四角形のかごを組立てる。
そして残余のもう一つの第1の網体10をその一
側の係合突起15のフツク状部14を後部の網体
10の縁枠11の上辺部に前記同様に挿入嵌合し
て結合する。特に縁枠が断面円形の場合、該縁枠
11を支軸として上下に回動可能に結合でき、前
記網体10を開閉自在な蓋とする第7図のごとき
蓋付きのかごを組立て構成できるとともに、前記
蓋となる網体10は物品収納後等の必要に応じて
他側(前部側)の係合突起15をもつて前部の網
体10の縁枠11に係合させることができ、使用
上便利である。
また、上記残余の第1の網体10を第8図のよ
うに左右の第2の網体20,20間に挿入し、そ
の左右相対向辺部に有する係合突起15,15を
両網体20,20の前後方向中央の縦方向の格子
網形成部分22,22にフツク状部14,14に
よる嵌合手段をもつて係合し、該網体10を仕切
り壁として組立て構成することができる。これを
そのまま上方に開口したかごとして使用するほ
か、第9図に示すように横倒して前方に開口した
上下2段の網棚として使用することもできる。
もちろん、上記蓋あるいは仕切り壁となる網体
10を省略して、第6図の組立て状態で洗濯かご
や整理かごとして使用することもできる。この場
合、2枚の第2の網体20と、3枚の第1の網体
10との5枚を1セツトにしておけばよい。
図示のように各面が略正方形の四角形のかごを
組立て構成する場合、第2の網体20は平面略正
方形に形成し、また第1の網体10は縁枠11に
おける係合突起15を有する相対向辺部11′,
11′の軸心間の寸法を若干小さくして、前記係
合突起15のフツク状部14の軸心間の寸法が他
方の相対向辺部軸心間の寸法と等しくなるように
形成する。この第1の網体10および第2の網体
20は、前記のように平面略正方形に形成するほ
か、組立てられるかご等の形状に応じて平面略長
方形に形成することも可能であり、例えば平面略
正方形の第2の網体20の2枚と、平面略長方形
の第1の網体203枚とで第10図のごときかご
を組立て構成できる。またこれらの網体10およ
び20の大きさ、網目の大きさ等も適宜用途に応
じて設定でき、大きさの異なる網体10,20を
適宜組合せることにより、例えば第11図のごと
きかご等を組立てることもでき、これを同図のよ
うに壁面等にフツク等で取り付けて使用すること
もできる。
さらに上記のほか、1セツトのうちの適数枚の
第1の網体10と第2の網体20とを、係合突起
15をもつて第12図のごとく順次連結した状態
で、フツク式の釣り掛け用パネルあるいはネツト
として利用することもできる。
〔考案の効果〕
従つて本考案によれば、第1の網体に有する係
合突起のフツク状部による嵌合手段により他の特
別の連結具を用いずとも網体同士を容易に結合で
きるので、上述したごとく例えば洗濯物等の衣類
の整理かごや洗濯かご等として好適に使用できる
かご類あるいは網製棚等を誰でも容易に組立て構
成でき、また分解操作も容易におこなえる。
特に本考案の場合、組立て分解できるものであ
るにも拘らず、網体結合のための係合突起が第1
の網体と一体に設けられていて離脱したり紛失す
ることがないので、結合具が不足する等のおそれ
がなく、運搬や保管等の不使用時および販売まで
の取り扱いにおける管理が容易であり、各数板の
第1と第2の網体のみの組合せであること、およ
びプラスチツク製で軽量であることも相俟つて、
その取り扱いがきわめて至便なものである。さら
に第1および第2の網体のいずれもプラスチツク
素材により成形してなるもので、網体結合のため
の結合手段を別途製作する必要もないこともあつ
て容易かつ安価に製作、提供できる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであり、第1図
は第1の網体の斜視図、第2図は第2の網体の斜
視図、第3図は係合突起部分の拡大斜視図、第4
図〜第7図は蓋付きのかごの組立て過程を示す斜
視図、第8図〜第12図はそれぞれ他の組立て使
用例を示す斜視図である。 10……第1の網体、20……第2の網体、1
1,21……縁枠、14……フツク状部、15…
…係合突起。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 プラスチツク素材により周囲を平面略方形に
    枠取りした格子網状に成形してなる各々数枚の
    第1と第2の網体の組合せよりなり、第1の網
    体は、縁枠の一方の相対向辺部の所要個所に外
    側方へ突出形成された網体結合用の係合突起を
    有し、この係合突起の先端部には、縁枠と略同
    径でかつ平行方向に貫通した内孔が形成される
    とともに該内孔周囲における網体片面側の一部
    が切欠開口せしめられて他の網体の縁枠に対し
    て嵌合可能な内拡がりのフツク状部が形成され
    てなることを特徴とするかご等の組立てセツ
    ト。 2 網体は縦横の格子網状をなし、縁枠および縦
    横の格子網形成部分が断面円形に形成されてな
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載のかご等
    の組立てセツト。 3 網体は、縁枠の相対向辺部に相隣る位置およ
    び中央部位置の縦あるいは横方向の格子網形成
    部分が縁枠と同径に形成されてなる実用新案登
    録請求の範囲第2項記載のかご等の組立てセツ
    ト。
JP17147083U 1983-11-04 1983-11-04 かご等の組立てセツト Granted JPS6078723U (ja)

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JPS6078723U JPS6078723U (ja) 1985-06-01
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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH072413Y2 (ja) * 1988-07-05 1995-01-25 協和株式会社 積み重ね式コンテナ
JP5995619B2 (ja) * 2012-09-06 2016-09-21 アクア株式会社 冷蔵庫
JP2015112586A (ja) * 2013-12-16 2015-06-22 株式会社シンオーサービス 組立式超音波洗浄装置

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