JPS6231305Y2 - - Google Patents

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JPS6231305Y2
JPS6231305Y2 JP1982139317U JP13931782U JPS6231305Y2 JP S6231305 Y2 JPS6231305 Y2 JP S6231305Y2 JP 1982139317 U JP1982139317 U JP 1982139317U JP 13931782 U JP13931782 U JP 13931782U JP S6231305 Y2 JPS6231305 Y2 JP S6231305Y2
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JP1982139317U
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JPS5942723U (ja
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車用変速機のコントロール装置に
関するものである。
一般に自動車用変速機のギヤーシフトをリモー
トコントロールによつて行なう場合、車室内に突
設させたチエンジレバーと変速機との間の接続に
は、複数本のロツドを組合せたリンク機構を用い
るものと、プツシユプルケーブルを使用するもの
とがあり、プツシユプルケーブルを使用する場合
は、通常2本のプツシユプルケーブルを用いてチ
エンジレバーのシフト方向及びセレクト方向への
動きを変速機に伝えている。
上記2本のプツシユプルケーブルを使用してチ
エンジレバーの動きを変速機に伝達するものとし
ては、例えば実公昭51−30744号公報に記載され
た自動車用変速機のコントロール装置がある。
当該コントロール装置は第1図に示すような構
造をしており、図中30は自動車のフロア31下
面に固定した筒状ナツト、32は筒状ナツト30
によつて回動自在に保持された軸受、33は軸受
32によりスライド及び回転自在に支持されたロ
ツドである。34はロツド33を支持している軸
受32によつて回動自在に支持されたアーム、3
5は下端部がピン36を介してアーム34に枢着
したチエンジレバー、37はチエンジレバー35
の下部にピン38を介して連結したブラケツトで
あり、当該ブラケツト37には前述したロツド3
3の一端が連結している。39は一端がロツド3
3の端部に継手40を介して連結したシフトケー
ブル、41は一端がアーム34にピン42を介し
て連結したセレクトケーブルであり、このシフト
ケーブル39及びセレクトケーブル41の他端は
それぞれ変速機(図示せず)に連結してある。
そして上記チエンジレバー35をピン36を中
心としてシフト方向(Y−Y方向)に揺動させる
と、チエンジレバー35にブラケツト37を介し
て連結したロツド33も矢印A方向に摺動し、ロ
ツド33に連結したシフトケーブル39も矢印A
方向に摺動し、チエンジレバー35のシフト方向
への動きを変速機に伝達する。又チエンジレバー
35をロツド33を中心としてセレクト方向(紙
面に垂直方向)に揺動させると、チエンジレバー
35の下端とピン36を介して連結しているアー
ム34も軸受32を中心としてセレクト方向に揺
動する。従つてアーム34に連結したセレクトケ
ーブル41もセレクト方向にスライドし、チエン
ジレバー35のセレクト方向への動きを変速機に
伝えるようにしてある。
しかし、2本のケーブルを用いてチエンジレバ
ーの動きを変速機に伝達するコントロール装置を
上記の如く構成すると、チエンジレバー35とシ
フトケーブル39及びセレクトケーブル41との
間に、軸受32、ロツド33、アーム34、ブラ
ケツト37及びピン36,38等を用いたリンク
機構を構成することになり、構造が複雑になると
いつた問題があつた。又上記構造では、コントロ
ール装置を構成する各部材がほとんどフロア31
の下面に位置し、更にアーム34がフロア31の
下方で揺動するため、コントロール装置を車体に
組込む場合は、フロア31の下方に大きなスペー
スを設ける必要が生じ、コントロール装置の車体
への組込みが困難になるといつた問題があつた。
更に上記方式の場合、チエンジレバー35とブラ
ケツト37との結合部にがたつきが生じやすいと
いつた問題もあつた。
本考案は上記従来の欠点に鑑み、プツシユプル
ケーブルとチエンジレバーとの接続部の構造を単
純化したコントロール装置を提供するものであ
り、以下本考案の詳細を図面に示す実施例に従つ
て詳述すると次の通りである。
第2図及び第3図は本考案に係るコントロール
装置を示す断面図であり、図中1は車体の床面に
固定される皿状をした支持板、1a,1b,1
c,1dは支持板1の周囲に設けた側板である。
2は支持板1上に固定した後述するセレクト板3
を回動自在に支持するための第1のブラケツト、
2a,2bは第1のブラケツト2の両端に設けた
側板である。3は第1のブラケツト2の側板2
a,2bに下端を枢着することにより、セレクト
方向(X−X方向)に回動自在に支持されたセレ
クト板である。
尚、当該セレクト板3の両下端部3a,3bと
第1のブラケツト2との枢着部はそれぞれ第4図
及び第5図に示すようになつており、一方の枢着
部は第4図に示す如く、外周が第1のブラケツト
2の側板2aに溶着された中空状をしたボルト4
の外周に、スペーサ5及びスリーブ6,6を介し
て、外周がセレクト板3の下端部3aに溶着され
た筒体7を嵌挿した後、中空状をしたボルト4の
ネジ部4aに押え板8及びワツシヤ9を介してナ
ツト10を螺合させることにより、セレクト板3
の下端部3aを第1のブラケツト2の側板2aに
回動自在に枢着している。又他方の枢着部は、第
5図に示す如く、第1のブラケツト2の側板2b
に溶着した筒体11の外周に、スリーブ12を介
してセレクト板3の下端部3bに溶着した筒体1
3を嵌挿させることにより、セレクト板3の下端
部3bを第1のブラケツト2の側板2bに回動自
在に枢着している。
14は支持板1上のセレクト板3の側方に位置
する個所に設置した第2のブラケツトであり、当
該第2のブラケツト14は第2図に示す如く一対
の側板14a,14bを有する略コ字状をしてい
る。15は第2のブラケツト14によりスライド
自在に支持された第1のシヤフトであり、当該第
1のシヤフト15の一部は、球面継手16を介し
てセレクト板3の側面と連結している。そしてセ
レクト板3をセレクト方向(X−X方向)に揺動
させると、第1のシヤフト15はこの揺動運動に
伴なつて矢印方向にスライドする。17はアウ
ターケーブル18及びインナーケーブル19から
なる第1のプツシユプルケーブルであり、当該第
1のプツシユプルケーブル17のアウターケーブ
ル18の一端18aは支持板1の側板1cに固定
してあり、当該端部18aから外方に突出したイ
ンナーケーブル19の一端19aは、上記した第
1のロツド15の端部に連結してある。又当該第
1のプツシユプルケーブル17のアウターケーブ
ル18及びインナーケーブル19の他端は、エン
ジンに接続された変速機(図示せず)に連結して
いる。20はセレクト板3上に回動自在に支持さ
れたチエンジレバーであり、このチエンジレバー
20はシフト方向(Y−Y方向)に回動自在とな
るように支持されており、セレクト方向(X−X
方向)に移動させる場合は、セレクト板3と一体
に移動するようにしてある。21は第1のブラケ
ツト2の上面に配置した第3のブラケツトであ
り、当該第3のブラケツト21は一対の側板21
a,21bを有するコ字状をしている。そしてこ
の側板21a,21bは、第1のブラケツト2に
よつて揺動自在に支持されたセレクト板3の下部
内方に位置させてある。22は第3のブラケツト
21の側板21a,21bによつてスライド自在
に支持された第2のロツドであり、当該第2のロ
ツド22の両端は、第1のブラケツト2の両側板
2a,2bにそれぞれ溶着した中空状のボルト4
及び筒体11内を貫通し、又その軸心がセレクト
板3の回転軸と一致するように配置してある。又
この第2のロツド22の一部は球面継手23を介
してチエンジレバー20の下端と連結してあり、
チエンジレバー20をシフト方向(Y−Y方向)
に揺動させると、その動きに連動して第2のロツ
ド22は矢印方向にスライドするようにしてあ
る。24はアウターケーブル25と、アウターケ
ーブル25内をスライドするインナーケーブル2
6とによつて構成した第2のプツシユプルケーブ
ルであり、当該第2のプツシユプルケーブル24
のアウターケーブル25の一端25aは、支持板
1の側板1bに固定してあり、この端部25aか
ら外方に突出したインナーケーブル26の一端2
6aは、上記した第2のロツド22の端部に連結
してある。尚この時、第2のロツド22に連結す
るインナーケーブル26の端部26a近傍は、第
2のロツド22と同軸上に位置させてある。又当
該第2のプツシユプルケーブル24のアウターケ
ーブル25及びインナーケーブル26の他端は、
エンジンに接続された変速機に連結してある。
上記構成に於いて、チエンジレバー20をセレ
クト方向(X−X方向)に揺動させると、チエン
ジレバー20を支持しているセレクト板3もセレ
クト方向に揺動する。このため、セレクト板3に
球面継手16を介して連結した第1のロツド15
も進退し、第1のロツド15に一端が連結された
第1のプツシユプルケーブル17のインナーケー
ブル19も進退し、その動きが変速機に伝達され
る。尚この時、チエンジレバー20の下端に連結
した第2のロツド22は、セレクト板3の回転軸
上に配置されているため、第2のロツド22が移
動することはない。
又、チエンジレバー20をシフト方向(Y−Y
方向)に移動させると、チエンジレバー20の下
端に連結した第2のロツド22も進退し、第2の
ロツド22に一端が連結された第2のプツシユプ
ルケーブル24のインナーケーブル26も進退
し、その動きが変速機に伝達される。尚この時、
チエンジレバー20をシフト方向に対し回動自在
に支持しているセレクト板3は揺動しないため、
第1のロツド15が移動することはない。
以上説明したように、本考案に係る自動車用変
速機のコントロール装置は、車体の床面に固定さ
れる支持板上に下端部を枢着することにより、セ
レクト方向に揺動自在に支持されたセレクト板上
に、シフト方向に対して回動自在となるようにし
てチエンジレバーを枢着し、当該セレクト板及び
チエンジレバーのセレクト方向及びシフト方向へ
の動きを、チエンジレバーの周囲に配置した第1
及び第2のロツドを介して、一端が変速機に連結
した2本のプツシユプルケーブルにそれぞれ伝達
するようにしたから、従来のリンク機構を用いた
コントロール装置に比べ構造を単純化できる。又
本考案のコントロール装置は、構成部材をすべて
床面より上方に位置させることができ、床面の下
部にコントロール装置を装備するためのスペース
を確保する必要がなくなるため、従来のコントロ
ール装置に比べ車体への組込み作業が非常に容易
になる。更に本考案のコントロール装置は、セレ
クト板及びチエンジレバーと第1及び第2のロツ
ドとの接続個所にそれぞれ球面継手を用い、チエ
ンジレバーのセレクト方向及びシフト方向への操
作時、第1及び第2のロツドにはセレクト方向或
いはシフト方向への力のみが作用するようにした
から、操作時、第1及び第2のロツドにそれぞれ
連結された第1及び第2のプツシユプルケーブル
に対して曲げや捩りなどが働かず、結合部剛性が
十分得られるため操作性耐久性の良いものが得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図はコントロール装置の従来例を示す側断
面図、第2図は本考案に係るコントロール装置の
側断面図、第3図は第2図A−A線断面図、第4
図は第2図B−B線拡大断面図、第5図は第2図
C−C線拡大断面図である。 1……支持板、2……第1のブラケツト、3…
…セレクト板、14……第2のブラケツト、15
……第1のロツド、16,23……球面継手、1
7……第1のプツシユプルケーブル、18,25
……アウターケーブル、19,26……インナー
ケーブル、20……チエンジレバー、21……第
3のブラケツト、22……第2のロツド、24…
…第2のプツシユプルケーブル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体の床面に固定される支持板上に下端部を枢
    着することにより、セレクト方向に回動自在に支
    持されたセレクト板と、シフト方向に対して回動
    自在となるようにしてセレクト板上に枢着したチ
    エンジレバーと、セレクト板のセレクト方向の動
    きに対応してスライドする第1のロツドと、セレ
    クト板の回転軸と同軸上に配置され、かつ、チエ
    ンジレバーのシフト方向の動きに対応してスライ
    ドする第2のロツドと、一端が上記第1及び第2
    のロツドにそれぞれ連結され、他端が変速機に連
    結された第1及び第2のプツシユプルケーブルと
    からなることを特徴とする自動車用変速機のコン
    トロール装置。
JP13931782U 1982-09-14 1982-09-14 自動車用変速機のコントロ−ル装置 Granted JPS5942723U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13931782U JPS5942723U (ja) 1982-09-14 1982-09-14 自動車用変速機のコントロ−ル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13931782U JPS5942723U (ja) 1982-09-14 1982-09-14 自動車用変速機のコントロ−ル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5942723U JPS5942723U (ja) 1984-03-21
JPS6231305Y2 true JPS6231305Y2 (ja) 1987-08-11

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ID=30312300

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JP13931782U Granted JPS5942723U (ja) 1982-09-14 1982-09-14 自動車用変速機のコントロ−ル装置

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JP (1) JPS5942723U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS507624U (ja) * 1973-05-17 1975-01-27
JPS5130744U (ja) * 1974-08-30 1976-03-05

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS507624U (ja) * 1973-05-17 1975-01-27
JPS5130744U (ja) * 1974-08-30 1976-03-05

Also Published As

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JPS5942723U (ja) 1984-03-21

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