JPS6231108A - セラミツクコンデンサ - Google Patents

セラミツクコンデンサ

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JPS6231108A
JPS6231108A JP17012585A JP17012585A JPS6231108A JP S6231108 A JPS6231108 A JP S6231108A JP 17012585 A JP17012585 A JP 17012585A JP 17012585 A JP17012585 A JP 17012585A JP S6231108 A JPS6231108 A JP S6231108A
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ceramic
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semiconductor
ceramic capacitor
capacitance
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道夫 西田
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 この発明は、半導体セラミックコンデンサ、特に絶縁層
と半導体層とを有するセラミックスを利用した半導体セ
ラミックコンデンサに関する。
[従来の技術1 従来より、還元再酸化型と称されている半導体セラミッ
クコンデンサが公知である。この種のセラミックコンデ
ンサは、第4図に示すように、半導体セラミックス1の
外周表面に絶縁層2が形成′°゛されており、該絶縁層
の外側に容出取出しのための電極3,4が形成された構
成を有する。
上記した還元再酸化型と称されている半導体セラミック
コンデンサは、通常、下記の工程で形成される。
まず、たとえばチタン酸バリウム系磁器組成物を成型し
た侵、大気中にて第1回目の焼結を行ない、全体が絶縁
体であるセラミックスを得る。次に、たとえば窒素ガス
雰囲気下のような還元雰囲気中にて、第2回目の焼成、
すなわち還元焼成を行ない、全体を半導体化する。さら
に、大気中にて3回目の熱処理を行ない、半導体セラミ
ックスの表面に薄い絶縁M2を形成する。最後に、電極
3.4を形成するために、導電性ペーストを塗布し、焼
付けることにより、すなわち4回目の熱処理を行なうこ
とにより、第4図に示した半導体セラミックコンデンサ
を得る。
[発明が解決しようとする問題点] 上記したように、従来の還元再酸化型半導体セラミック
コンデンサを得るには、大気中焼結−還元焼成一大気中
熱処理一電極焼付けと、4度の熱処理工程を実施しなけ
ればならない。よって、多数の熱処理を順次行なわなけ
ればならないため、必然的にコストが高くつくという問
題があった。
また、第4図に示した還元再酸化型の半導体セラミック
コンデンサでは、絶縁l112が、半導体セラミックス
1の外周面全体に形成される。よって、容量を生じる部
分は、一方の電極3と半導体セラミックス1で囲まれた
絶縁層領域と、半導体セラミックス1と他方の?t1極
4とで挾まれた絶縁層領域の2種存在する。したがって
、電極3.4間には、2個の容量が直列接続された状態
となっており、大容量化の妨げどなっている。よって、
7II4i3あるいは電極4のいずれか一方側に絶縁層
2を形成しなければ、容量をほぼ2倍にし得るとも考え
られる。しかしながら、還元再酸化型半導体セラミック
コンデンサは上記の工程を経て形成されるものであるた
め、いずれか一方側においてのみ絶縁層を形成せずにお
くことは極めて困難である。
それゆえに、この発明の目的は、大容量化を果たすこと
ができるとともに安価に製造し得る構造の半導体セラミ
ックコンデンサを提供することにある。
[問題点を解決するための手段〕 この発明は、絶縁層および該絶縁層の両側に形成された
半導体層を有するセラミックスと、各半導体層の表面に
形成された電極とを備えることを特徴とする、ヒラミッ
ク・コンデンサである。
[作用1 この発明では、絶縁層の両側に半導体層が形成されてい
るセラミックスが用いられる。したがって、各半導体層
の表面に形成された電極により取出される8恐は、半導
体層間に存在する1個の絶縁層に由来する容量のみとな
る。よって、理論的には、従来の還元再酸化型と称され
ている半導体ヒラミックコンデンサに比べて、同一形状
でほぼ2倍の容量を得ることが可能とされている。また
、以下の実施例の記載から明らかなように、上記構成を
有するセラミックコンデンサは、チタン酸バリウム等の
強誘電体セラミックスに、還元性の強い電極ペーストを
塗布し、焼付けることにより、各電極側のセラミックス
部分を半導体化することによって形成され得る。よって
、還元再酸化型セラミックコンデンサに比べて、焼成工
程を飛躍的に減らすことができ、コストを大幅に低減す
ることが可能とされている。
[実施例の説明] 第1図に示すように、この発明の一実施例のセラミック
コンデンサでは、絶縁層10と、絶縁層1oの両側に形
成された半導体1i1111.12とを有するセラミッ
クス13が用いられる。各半導体111!11.12の
外側には、容量を取出すための電極14.15が形成さ
れている。したがって、電極14.15間で取出される
容■は、半導体層11.12間に存在する絶縁層10に
のみ由来する。
すなわち、第4図に示した従来のセラミックコンデンサ
のように容量を直列に接続された構成となっていないこ
とがわかる。したがって、同一形状であれば、理論的に
、はぼ2倍の容量が得られることがわかる。
なお、第1図に示した実施例では、絶縁層10の厚みは
、セラミックス13の外周部で厚くされており、中央領
域に行くに従って漸次薄くなるように形成されている。
これに伴って、半導体層11.12は、逆に中央領域で
厚く、セラミックス13の外周部に行(に従い薄く形成
されている。
このように、外周部において絶縁層10の厚みが厚くさ
れているので、外周端面における短絡を防止することが
できるとともに、耐衝撃性も高められている。
上述のように、絶縁層10の厚みを外周部と中央を異な
らせるには、後述する製造過程において、電極14.1
5の形成位置、ならびに熱地]!!温度および時間を調
整することにより達成される。電ff114.15は、
還元作用を有するAAなどで形成され、この形成に際し
半導体!11.12が形成されるからである。
次に、第1図に示したセラミックコンデンサの製造方法
につき説明する。まず、チタン酸バリウムのような誘電
体磁器組成物を所望の形状に成形し、次に、第2図に示
ずように、AfLなどの還元性に富む導電性材料を主成
分とする57Ii性ペースト16.17を塗布する。さ
らに、780’C〜820℃程度の温度で熱処理し、導
電性ペースト16.17を焼付けるとともに、半導体1
11.12を形成し、第1図のセラミックコンデンサを
得ることができる。この電極14.15の焼付けに際し
半導体層11.12が形成されるのは、電極が、Anな
どの還元作用の強い導電性成分を含む導電性ペーストに
より形成するため、セラミックス中の酸素が電極14.
15中に取り込まれ、そのため電極14.15近傍のセ
ラミックス領域が還元されるからである。
この発明のセラミックコンデンサを製造するに際し用い
られる磁器組成物材料としては、上記したチタン酸バリ
ウム系磁器組成物の他、チタン酸ストロンチウム系、酸
化チタン系などが用いられる。また、電極14.15を
構成する導電性成分としでは、Amの他、Znのような
他の還元性の強い材料を用いることができる。
なお、第1図に示した実施例では、絶縁層10はセラミ
ックスの外周面から中央領域に行くに従い漸次その厚み
が薄く形成されていたが、第3図に示づように、はぼ均
一の厚みの絶縁層20および半導体[21,22からな
るセラミックス23を用いたセラミックコンデンサも、
この発明に包含されるものであることを指摘しておく。
ここでも、電極24.25間で取出される容色は、絶縁
ff120に由来するものだけであり、したがって従来
の還元再酸化型セラミックコンデンサに比べて大ぎな容
■の得られることがわかる。
次に、具体的実験例につき説明する。
友11 原料トシテ、Ba Ti On 、 Ce 02 、N
d 2o3およびZrO2を主成分として、Mll C
OsおよびSr 02を添加物として用い、その内生成
分の割合を下記の値となるように秤量した。
Ba Ti Os  92モル% CeO23Tニル% xd2o−2モル% ’Z−r 02    3モル% 上記主成分に対し、添加物として、MnCO2を0.3
fia%、3i02を0.1!!1%添IJOシた。
上記のようにして得られた原料を湿式混合し、しかる後
脱水、乾燥した。得られ!、:乾燥粉末を彰)砕し、粉
砕物にバインダを加え混合を行なった。
次に、1000 ka/cm2の圧力下で成J杉し、得
られた成形物を最高温II[1380℃に40分間雑持
し、ai径1りn+m、厚み0.3IIIIllの円板
型の磁器を得た。上記円板型の磁器の両主面にアルミペ
ーストをスクリーン印刷法により塗布した。アルミペー
ストは、ホウケイ酸鉛系のガラスフリットを含むものを
用い、より具体的には、以下の11成h\らなるものを
用いた。
A痣粉末:35重量%、ホウケイ酸鉛系ガラスフリット
:3011ffi%および有機質ビヒクル:35重但% なお、ホウケイ酸鉛系ガラスフリットは、下記の組成を
有するものである。
1)b 、 04 64mff1% 5i0225盾屋% 820、 9重量% AfJ、20s  2重量% また、有機質ビヒクルとしては、エチルセルロースを、
溶剤であるα−テレピネオールで希釈したものを用いた
次に、各磁器円板に熱処理を行ない、Amからなる電極
を焼付は形成した。
下記の表に、この焼付は温度と、静電容fi(C8)、
誘電体損失(D F )および絶縁破壊電圧(BDV)
との関係を示す。なお、静電容量およびM電体損失は、
いずれも周波数1kH2で測定した値である。
(以下余白) 上記の表から明らかなように、熱処理温度を上げるにつ
れ、大きな静電容aの得られることがわかる。もっとも
、この熱処理温度の適正な範囲は、780〜820℃で
ある。780℃未満では、大きな静電容量が得られない
からであり、他方、820℃を越えると静電容量は大き
くなるものの、誘電体損失の値が大きくなるとともに、
絶縁破壊電圧の値が大幅に低下するからである。
[発明の効果] 以上のように、この発明では、半導体層の間に絶縁層が
形成されており、各半導体層の外側に電極が形成されて
いるので、電極間で取出される容量は、中心の絶縁層に
由来するもののみであり、よって従来の還元再酸化型半
導体セラミックコンデンサに比べて、理論的には容量を
ほぼ2倍とすることが可能とされている。
また、上記構成のセラミックコンデンサでは、半導体層
は電極付与の熱処理に際し同時に形成されるため、焼成
あるいは熱処理回数を大幅に減らすことができる。した
がって、焼成回数の低減および生産期間の短縮により、
セラミックコンデンサのコストを大幅に低減することも
可能となる。
さらに、電極形成に際し、電極材料の選択、熱処理温度
の調整等により、還元力を容易に調整することができ、
したがって形成される絶縁層の厚みを簡単に制御できる
ので、種々の容量のセラミックコンデンサを極めて簡単
に製造することも可能となる。
なお、絶縁層の厚みを外周部が中央部に行くに従い漸次
薄(するように、絶縁層を形成すると、外周端面におけ
る破壊電圧を高めることもでき、中高圧コンデンサに適
した構成とすることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例のセラミックコンデンサ
を示す断面図である。第2図は、第1図のセラミックコ
ンデンサを形成する仮定を示し、電極ペーストを付与し
た状態を示す断面図である。 第3図は、この発明のセラミックコンデンサの他の例を
示す断面図である。第4図は、従来の還元再酸化型と称
されているセラミックコンデンサの断面図である。 図において、10は絶縁層、11.12は半導体層、1
3はセラミックス、14.15は電極、20は絶縁層、
21.22は半導体層、23はセラミックス、24.2
5は電極を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)絶縁層および該絶縁層の両側に形成された半導体
    層を有するセラミックスと、 前記各半導体層の表面に形成された電極とを備える、セ
    ラミックコンデンサ。
  2. (2)前記絶縁層の厚みは、前記セラミックスの外周部
    から中央領域に行くに従つて漸次薄くされている、特許
    請求の範囲第1項記載のセラミックコンデンサ。
JP17012585A 1985-08-01 1985-08-01 セラミツクコンデンサ Granted JPS6231108A (ja)

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JP17012585A JPS6231108A (ja) 1985-08-01 1985-08-01 セラミツクコンデンサ

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JPS6231108A true JPS6231108A (ja) 1987-02-10
JPH0587005B2 JPH0587005B2 (ja) 1993-12-15

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Cited By (3)

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