JPS623091Y2 - - Google Patents

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JPS623091Y2
JPS623091Y2 JP17174080U JP17174080U JPS623091Y2 JP S623091 Y2 JPS623091 Y2 JP S623091Y2 JP 17174080 U JP17174080 U JP 17174080U JP 17174080 U JP17174080 U JP 17174080U JP S623091 Y2 JPS623091 Y2 JP S623091Y2
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JP
Japan
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heater
tank
heat
opening
vacuum
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JP17174080U
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JPS5794428U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は液体をヒータにより加熱して保温する
保温ポツトに関する。
従来よりこの種の保温ポツトに於いては、その
ヒータを含む全体の周囲をグラスウール等の断熱
材により覆い、以て保温性能を良くする様にした
ものが存在する。然しながら、その断熱材による
保温性能には自ずと限りがあり、例えば2〔〕
の湯を90〔℃〕で保温するのに30〔W〕もの電力
を別途必要とする欠点があつた。そこで近年、断
熱性に格段優れた真空の保温容器を用い、その真
空層中、特には内外二重に存する槽のうちの内槽
外面にヒータを取付け、更に外槽にはそのヒータ
を給電線をブツシユその他を介し気密に挿通せし
めて、該ヒータへの通電を、延いては内槽内に収
容貯留した液体の加熱保温を行なう様にしたもの
が考えられている。然し、このものによると、普
通ヒータではその抵抗線やマイカから、一方、シ
ーズ線ヒータではマグネシア等から発生する各種
のガスが前述の真空層中に溜まることから該真空
層の真空度を、延いては保温性能を悪くするとい
う欠点があり、又、ヒータの給電線を前述の如く
ブツシユその他を介して外槽外に導出せしめると
いう配線作業にも手間がかかる欠点があつた。
本考案は上述の欠点を除去すべくなされたもの
であり、従つてその目的は、真空層の真空度を落
とさず効果的な真空断熱を行なうことができ、併
せてヒータ給電線の配線作業も容易に行ない得る
保温ポツトを提供するにある。
以下本考案の実施例を図面に従つて説明する
に、先ず第1図に示す第一実施例に於いて、1は
基台ケース、2は基台ケース1上に配置固定した
保温容器であり、特に該保温容器2は被保温液体
例えば水3を収容する内槽2aとこの内槽2aを
包囲した外槽2bとを有しそしてその両槽2a,
2b間を真空にして形成したものである。而して
4は保温容器2の上端開口部に着脱可能に装填し
た断熱性ある栓、一方、5は保温容器2の前記内
槽2aの下部外面に添着した内ケースで、これに
より上記内槽2aの外面と外槽2b内面との間の
真空層2c中にヒータ室6を隔離形成し、そして
該ヒータ室6にはヒータ7を上記内槽2aの外面
に取着して配設している。加えて8は上記内ケー
ス5の下部略中央に筒状に突出させて形成した開
口部で、これを前記外槽2bの底部略中央に溶接
等してその外下方へ臨み出させ、そしてこの開口
部8には前記ヒータ7の給電線9を挿通させて配
線をしている。尚、10は給電線9を前述の基台
ケース1から器外に導出せしめたブツシユで、1
1はその器外に於けるプラグである。
さて、上記の様な構成としたものの場合、保温
容器2の内槽2a内に収容されて貯留された被保
温液体例えば水3は、プラグ11から給電線9を
介して通電されるヒータ7に加熱されて沸かさ
れ、次いで保温されるもので、この折り、ヒータ
7から各種のガスが発せられても、それは内ケー
ス5によつて保温容器2の真空層2cからは隔離
され開口部8を通じて器外に放散されるから、真
空層2c中に溜まることは決して無く、斯くして
真空層2cの真空度を落とさず実に効果的な真空
断熱を行ない得るものであり、従つて保温性能も
猶一段と向上させ得る。又、ヒータ7の給電線9
を保温容器2外へ導出させるについても、該給電
線9は、前記真空層2c中から外槽2b外に臨み
出た内ケース5の開口部8を通すのみで良く、此
処には従来のブツシユその他を介しての面倒な配
線作業等は全く必要としないから、その分作業の
進捗化を図り得、価格の低廉化等にも寄与し得
る。
尚、第2図は本考案の第二実施例を示したもの
で、特に前述の内ケース5に代えてこれの開口部
8より広い、例えば残り部分と同径にて連なる開
口部12を有する内ケース13を用いる様にした
ものであり、更に、第3図は本考案の第三実施例
を示したもので、前述の内ケース5同様の開口部
14を有する内ケース15を用い、そしてヒータ
7を内槽2aの外底面に取着したものであり、何
れにても前述と同様の作用効果を得ることができ
る。
この他、本考案は上記し且つ図面に示した実施
例にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱し
ない範囲内で適宜変更して実施し得る。
以上、要するに本考案は、被保温液体を収容す
る内槽及びこの内槽を包囲した外槽を有し且つそ
の両槽間を真空にして形成した保温容器と、この
保温容器の前記内槽外面に添着されて前記外槽内
面との間の真空層中にヒータ室を隔離形成すると
共に該ヒータ室と連通して前記外槽外に臨み出る
開口部を有する内ケースと、この内ケースによる
前記ヒータ室に配設されて前記開口部を通し配線
された給電線を介し通電され前記内槽内の貯留液
体を加熱するヒータとを具備して成るものにて、
これにより真空層の真空度を落とさず効果的な真
空断熱を行なうことができ、よつて保温性能を猶
一層向上させ得、併せてヒータ給電線の配線作業
も容易に行ない得るという実用的価値の大なる効
果を奏する保温ポツトを提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の第一乃至第三実施例を示したも
のにて、第1図は第一実施例の全体の縦断面図、
第2図は第二実施例の主要部の縦断面図、第3図
は第三実施例の主要部の縦断面図である。 図中、2は保温容器、2aは内槽、2bは外
槽、2cは真空層、5は内ケース、6はヒータ
室、7はヒータ、8は開口部、9は給電線、12
は開口部、13は内ケース、14は開口部、15
は内ケースである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被保温液体を収容する内槽及びこの内槽を包囲
    した外槽を有し且つその両槽間を真空にして形成
    した保温容器と、この保温容器の前記内槽外面に
    添着されて前記外槽内面との間の真空層中にヒー
    タ室を隔離形成すると共に該ヒータ室と連通して
    前記外槽外に臨み出る開口部を有する内ケース
    と、この内ケースによる前記ヒータ室に配設され
    て前記開口部を通し配線された給電線を介し通電
    され前記内槽内の貯留液体を加熱するヒータとを
    具備して成る保温ポツト。
JP17174080U 1980-11-29 1980-11-29 Expired JPS623091Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17174080U JPS623091Y2 (ja) 1980-11-29 1980-11-29

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JP17174080U JPS623091Y2 (ja) 1980-11-29 1980-11-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5794428U JPS5794428U (ja) 1982-06-10
JPS623091Y2 true JPS623091Y2 (ja) 1987-01-23

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ID=29530085

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JPS5794428U (ja) 1982-06-10

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