JPS6230798A - グリゼオ−ル酸誘導体の製法 - Google Patents
グリゼオ−ル酸誘導体の製法Info
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- C07H—SUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
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- C07H19/02—Compounds containing a hetero ring sharing one ring hetero atom with a saccharide radical; Nucleosides; Mononucleotides; Anhydro-derivatives thereof sharing nitrogen
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔目的〕
本発明は、グリゼオール酸誘導体を高収率および短工程
で製造する製法に関するものである。
で製造する製法に関するものである。
グリゼオール酸誘導体、特にR6−アルキル若しくはR
6−アラルキルグリゼオール酸誘導体は脳機能改善剤、
心血管用剤、抗血橙剤、利尿剤、精神神経用剤、平滑筋
弛緩剤および癌治療剤として、毒性のない有用な化合物
である。
6−アラルキルグリゼオール酸誘導体は脳機能改善剤、
心血管用剤、抗血橙剤、利尿剤、精神神経用剤、平滑筋
弛緩剤および癌治療剤として、毒性のない有用な化合物
である。
本発明者らは、目的化合物であるR6−アラルキル基し
くはR6−アラルキルグリゼオール酸誘導体の製造法に
ついて長年に亘り、鋭意研究を行った結果、下記の工程
に従って反応を行うことにより、目的化合物を短工程で
しかも高収率で製造できることを見い出し本発明を完成
した。
くはR6−アラルキルグリゼオール酸誘導体の製造法に
ついて長年に亘り、鋭意研究を行った結果、下記の工程
に従って反応を行うことにより、目的化合物を短工程で
しかも高収率で製造できることを見い出し本発明を完成
した。
本発明の製法は次式に示すよって、
H2
(式中、R4は水素原子または水酸基の保護基を示し、
R2は水素原子または保護されていても ゛よい水酸
基を示し、R3およびR4は同一または異なって水素原
子またはカルボキシル基の保護基 ・を示し、R5お
よびR6は同一で水素原子を示すか、 ゛あるいはR5
とR6が一緒になって単結合を形成し 。
R2は水素原子または保護されていても ゛よい水酸
基を示し、R3およびR4は同一または異なって水素原
子またはカルボキシル基の保護基 ・を示し、R5お
よびR6は同一で水素原子を示すか、 ゛あるいはR5
とR6が一緒になって単結合を形成し 。
ていることを示す。R7は低級アルキル基またはアラル
キル基を示し、又はハロゲン原子、低級アルキルスルホ
ニルオキシ基、フッ素化サレタ低級アルキルスルホニル
オキシ基、アリールスルホニルオ千シ基まだは低級アル
キルオキシスルホニルオキシ基を示す。) グリゼオール酸誘導体(I)とアルキル若しくはアラル
キル化剤(IDとを反応させ、得られた化合物(Iやビ
リミーシン環部分を開環、再閉環し、所望によシ保護基
を除去することを特徴とするグリゼオール酸誘導体(I
I[)の製造法である。
キル基を示し、又はハロゲン原子、低級アルキルスルホ
ニルオキシ基、フッ素化サレタ低級アルキルスルホニル
オキシ基、アリールスルホニルオ千シ基まだは低級アル
キルオキシスルホニルオキシ基を示す。) グリゼオール酸誘導体(I)とアルキル若しくはアラル
キル化剤(IDとを反応させ、得られた化合物(Iやビ
リミーシン環部分を開環、再閉環し、所望によシ保護基
を除去することを特徴とするグリゼオール酸誘導体(I
I[)の製造法である。
R1およびR2の定義における「水酸基の保護基」分と
しては、例えばホルミル、アセチル、クロロアセチル、
ジクロロアセチル、トリクロコアセチル、トリフルオロ
アセチル、メトキシγセチル、プロピオニル、n−ブチ
リル、(E)−2−メチル−2−ブテノイル、インブチ
リル、くンタノイル、ピバロイルのような低級脂肪族r
シル基;ヘンソイル、0−(ジブロモメチル)くンソイ
ル、0−(メトキシカルボニル)ベン/イル、p−フェ
ニルベンゾイル、2.4.6−ドリメチルペンゾイル、
p−トルオイル、p−アニソイル、p−クロロベンゾイ
ル、p−ニトロくンゾイル、0−ニトロベンゾイル、α
−ナフトイルのような芳香族アシル基;テトラヒドロピ
ラン−2−イル、3−ブロモテトラヒドロピラン−2−
イル、4−メトキシテトラヒドロピラン−4−イル、テ
トラヒドロチオピラン−2−イル、4−メトキシテトラ
ヒドロチオピラン−4−イルのようなテトラヒドロピラ
ニル;トリメチルシリル、トリエチルシリル、イングロ
ピルジメチルシリル、t−ブチルジメチルシリrし、メ
チルジイソプロピルシリル、メチルジ−t−ブチルシリ
ル、トリイソプロピルシリルのようなトリ低級アルキル
置換シリル基;メチル、エチル、プロピル、インプロピ
ル、ブチル、イソブチル、S−ブチル、t−ブチル、ペ
ンチル、ヘキシルのような低級アルキル基; メトキシメチル、t−ブトキシメチル、2−メトキシエ
トキシメチル、2,2.2−トリクロロエトキシメチル
、ビス(2−クロロエトキシ)メチルのような低級アル
キルオキシメチル基;1−エトキシエチル、1−メチル
−1−メトキシエチル、 1−(インプロポキシ)エ
チル、2、2.2−トIJ クロロエチル、2−(フェ
ニルゼレニル)エチルのような置換エチル基;ベンジル
、p−メトキシベンジル、0−ニトロベンジル、p−ニ
トロベンジル、p−ノ10ベンジル、p−シアノベンジ
ル、ジフェニルメチル、トリフェニルメチル、α−ナフ
チルジフェニルメチル、p−メトキシフェニルジフェニ
ルメチルのようなアラルキル基; メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、t−7”ト
キシカルボニル、 2,2.2−1!Jクロロエトキ
シカルボニル、インブトキシカルボニル、2− トIJ
メチルシリルエチルオキシカルボニルのような低級アル
キルオキシカルボニル基;ベンジルオキシカルボニル、
p−メトキシベンジルオキシカルボニル、3.4−ジメ
トキシベンジルオキシカルボニル、0−ニトロベンジル
オキシカルボニル、p−ニトロベンジルオキシカルボニ
ルのようなアラルキルオキシカルボニル基またはピバロ
イルオキシメチルオキシカルボニルのような生体内で加
水分解されやすい保護基 を示し、好適には脂肪族アシル基、芳香族アシル基また
は生体内で加水分解されやすい保護基を挙げることがで
きる。
しては、例えばホルミル、アセチル、クロロアセチル、
ジクロロアセチル、トリクロコアセチル、トリフルオロ
アセチル、メトキシγセチル、プロピオニル、n−ブチ
リル、(E)−2−メチル−2−ブテノイル、インブチ
リル、くンタノイル、ピバロイルのような低級脂肪族r
シル基;ヘンソイル、0−(ジブロモメチル)くンソイ
ル、0−(メトキシカルボニル)ベン/イル、p−フェ
ニルベンゾイル、2.4.6−ドリメチルペンゾイル、
p−トルオイル、p−アニソイル、p−クロロベンゾイ
ル、p−ニトロくンゾイル、0−ニトロベンゾイル、α
−ナフトイルのような芳香族アシル基;テトラヒドロピ
ラン−2−イル、3−ブロモテトラヒドロピラン−2−
イル、4−メトキシテトラヒドロピラン−4−イル、テ
トラヒドロチオピラン−2−イル、4−メトキシテトラ
ヒドロチオピラン−4−イルのようなテトラヒドロピラ
ニル;トリメチルシリル、トリエチルシリル、イングロ
ピルジメチルシリル、t−ブチルジメチルシリrし、メ
チルジイソプロピルシリル、メチルジ−t−ブチルシリ
ル、トリイソプロピルシリルのようなトリ低級アルキル
置換シリル基;メチル、エチル、プロピル、インプロピ
ル、ブチル、イソブチル、S−ブチル、t−ブチル、ペ
ンチル、ヘキシルのような低級アルキル基; メトキシメチル、t−ブトキシメチル、2−メトキシエ
トキシメチル、2,2.2−トリクロロエトキシメチル
、ビス(2−クロロエトキシ)メチルのような低級アル
キルオキシメチル基;1−エトキシエチル、1−メチル
−1−メトキシエチル、 1−(インプロポキシ)エ
チル、2、2.2−トIJ クロロエチル、2−(フェ
ニルゼレニル)エチルのような置換エチル基;ベンジル
、p−メトキシベンジル、0−ニトロベンジル、p−ニ
トロベンジル、p−ノ10ベンジル、p−シアノベンジ
ル、ジフェニルメチル、トリフェニルメチル、α−ナフ
チルジフェニルメチル、p−メトキシフェニルジフェニ
ルメチルのようなアラルキル基; メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、t−7”ト
キシカルボニル、 2,2.2−1!Jクロロエトキ
シカルボニル、インブトキシカルボニル、2− トIJ
メチルシリルエチルオキシカルボニルのような低級アル
キルオキシカルボニル基;ベンジルオキシカルボニル、
p−メトキシベンジルオキシカルボニル、3.4−ジメ
トキシベンジルオキシカルボニル、0−ニトロベンジル
オキシカルボニル、p−ニトロベンジルオキシカルボニ
ルのようなアラルキルオキシカルボニル基またはピバロ
イルオキシメチルオキシカルボニルのような生体内で加
水分解されやすい保護基 を示し、好適には脂肪族アシル基、芳香族アシル基また
は生体内で加水分解されやすい保護基を挙げることがで
きる。
R3およびR4の定義における「カルボキシル基の保護
基」とは、例えばメチル、エチル、プロピル、インプロ
ピル、n−ブチル、イソブチル、t−ブチルのような低
級アルキル基;2,2゜2−トリクロロエチル、2−へ
ロエチル、2.2−ジブロモエチルのようなハロゲン低
級アルキル基; ベンジル、p−ニトロベンジル、0−ニトロベンジル、
トリフェニルメチル、ジフェニルメチル、ビス(0−ニ
トロフェニル)メチル、9−アンスリルメチル、2,4
.6−トリメチルベンジル、p−ブロモベンジル、p−
メトキシベンジル、3,4.5−トリメトキシベンジル
、ピ々ロニルのようなアラルキル基; メトキシメチル、エトキシメチル、n−プロポキシメチ
ル、インプロポキシメチル、n−ブトキシメチル、メト
キシエトキシメチルのようなアルキルオキシメチル基ま
たはアセトキシメチル、プロピオニルオキシメチル、ブ
チリルオキシメチル、ピバロイルオキシメチルなどの脂
肪族アシルオキシメチル基、1−メトキシカルボニルオ
キシエチル、1−エトキシカルボニルオキシエチル、1
−プロポキシカルボニルオキシエチル、1−インプロポ
キシカルボニルオキシエチル、+−7”トキシカルボニ
ルオキシエチル、1−インブトキシカルボニルオキシエ
チルなどの1−低級アルコキシカルボニルオキシエチル
基、フタリジル基、(2−オキソ−5−メチル−1,3
−ジオキソレン−4−イル)メチル基のような生体内で
加水分解されやすいカルボキシル基の保護基を示し、好
適には低級アルキル基、アラ化キル基または生体内で加
水分解されやすいカルボキシル基の保護基を挙げるεと
ができる。
基」とは、例えばメチル、エチル、プロピル、インプロ
ピル、n−ブチル、イソブチル、t−ブチルのような低
級アルキル基;2,2゜2−トリクロロエチル、2−へ
ロエチル、2.2−ジブロモエチルのようなハロゲン低
級アルキル基; ベンジル、p−ニトロベンジル、0−ニトロベンジル、
トリフェニルメチル、ジフェニルメチル、ビス(0−ニ
トロフェニル)メチル、9−アンスリルメチル、2,4
.6−トリメチルベンジル、p−ブロモベンジル、p−
メトキシベンジル、3,4.5−トリメトキシベンジル
、ピ々ロニルのようなアラルキル基; メトキシメチル、エトキシメチル、n−プロポキシメチ
ル、インプロポキシメチル、n−ブトキシメチル、メト
キシエトキシメチルのようなアルキルオキシメチル基ま
たはアセトキシメチル、プロピオニルオキシメチル、ブ
チリルオキシメチル、ピバロイルオキシメチルなどの脂
肪族アシルオキシメチル基、1−メトキシカルボニルオ
キシエチル、1−エトキシカルボニルオキシエチル、1
−プロポキシカルボニルオキシエチル、1−インプロポ
キシカルボニルオキシエチル、+−7”トキシカルボニ
ルオキシエチル、1−インブトキシカルボニルオキシエ
チルなどの1−低級アルコキシカルボニルオキシエチル
基、フタリジル基、(2−オキソ−5−メチル−1,3
−ジオキソレン−4−イル)メチル基のような生体内で
加水分解されやすいカルボキシル基の保護基を示し、好
適には低級アルキル基、アラ化キル基または生体内で加
水分解されやすいカルボキシル基の保護基を挙げるεと
ができる。
R7の定義における「低級アルキル基」および「アラル
キル基」は上記R3およびR4の[カルボキシル基の保
護基]の定義中に示したものと同意義を示す。
キル基」は上記R3およびR4の[カルボキシル基の保
護基]の定義中に示したものと同意義を示す。
Xとしては、好適にはヨウ素、塩素、臭素のヨウナハロ
ケン原子;メタンスルホニルオキシ、エタンスルホニル
オキシ、I−プロパンスルホニルオキシのような低級ア
ルキルスルホニルオキシ基;トリフルオロメタンスルホ
ニルオキシ、ペンタフルオロエタンスルホニルオキシの
ようなフッ素化−aれた低級アルキルスルホニルオキン
基;ベンゼンスルホニルオキシ、p−トルエンスルホニ
ルオキシのよウナアリールスルホニホニルオキシのよう
な低級アルキルオキシスルホニルオキシ基を挙げること
ができ、さらに好適にはハロゲン原子である。
ケン原子;メタンスルホニルオキシ、エタンスルホニル
オキシ、I−プロパンスルホニルオキシのような低級ア
ルキルスルホニルオキシ基;トリフルオロメタンスルホ
ニルオキシ、ペンタフルオロエタンスルホニルオキシの
ようなフッ素化−aれた低級アルキルスルホニルオキン
基;ベンゼンスルホニルオキシ、p−トルエンスルホニ
ルオキシのよウナアリールスルホニホニルオキシのよう
な低級アルキルオキシスルホニルオキシ基を挙げること
ができ、さらに好適にはハロゲン原子である。
本発明の製法の第1工程は、グリゼオーノし酸誘4体(
1)を不活性溶媒中、アルキル若しくはアラルキル化剤
岨)と反応させることにより達成される。脱酸剤として
、炭酸カリウムのようなアルカリ金属炭酸塩を用いろこ
ともできる。使用される溶媒としては、例えばメタノー
ル、エタノール、イングロバノール、n−ブタノール、
t−ブタノールのようなアルコール類;エーテル、テト
ラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタンのよう
なエーテル類;アセトニトリルのようなニトリル類;ジ
メチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ヘキサメ
チルホスホロトリアミドのようなアミド類または、・ツ
メチルスルホキシrのようなスルホキシr類を挙ケるこ
とができ、好適にはアミド類若しくはスルホキシド類で
ある。必要に応じ、亜硫酸ナトリウムのような亜硫酸ア
ルカリ金属等の還元剤を用いることもできる。
1)を不活性溶媒中、アルキル若しくはアラルキル化剤
岨)と反応させることにより達成される。脱酸剤として
、炭酸カリウムのようなアルカリ金属炭酸塩を用いろこ
ともできる。使用される溶媒としては、例えばメタノー
ル、エタノール、イングロバノール、n−ブタノール、
t−ブタノールのようなアルコール類;エーテル、テト
ラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタンのよう
なエーテル類;アセトニトリルのようなニトリル類;ジ
メチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ヘキサメ
チルホスホロトリアミドのようなアミド類または、・ツ
メチルスルホキシrのようなスルホキシr類を挙ケるこ
とができ、好適にはアミド類若しくはスルホキシド類で
ある。必要に応じ、亜硫酸ナトリウムのような亜硫酸ア
ルカリ金属等の還元剤を用いることもできる。
反応温度は00〜100℃であり、好適には室温から7
0℃であり、反応に要する時間は、反応温度、溶媒また
は反応試薬により異なるが、通常30分〜10日間でち
り、室温で実施する場合は1〜7日、約70℃で反応さ
せる場合は1〜20時間である。
0℃であり、反応に要する時間は、反応温度、溶媒また
は反応試薬により異なるが、通常30分〜10日間でち
り、室温で実施する場合は1〜7日、約70℃で反応さ
せる場合は1〜20時間である。
反応終了後、通常、製造された化合物(I′)を単離す
ることなく、反応混合液の溶媒を減圧下留去し、同一反
応容器内でそのまま第2工程の反応に付される。また所
望によシ、常法に従い化合物(■′)を単離し、これを
第2工程の反応に付することもできる。
ることなく、反応混合液の溶媒を減圧下留去し、同一反
応容器内でそのまま第2工程の反応に付される。また所
望によシ、常法に従い化合物(■′)を単離し、これを
第2工程の反応に付することもできる。
第2工程は、ピリミジン環部分の開環および再閉環反応
、さらに所望により保護基を除去する反応により化合物
(III)を製造する工程である。
、さらに所望により保護基を除去する反応により化合物
(III)を製造する工程である。
主工程の反応は前記反応混合物の溶媒を留去することに
より得た残渣を、PH4以上に保ち、反応温度を0〜1
50℃に保つことにより実施される。
より得た残渣を、PH4以上に保ち、反応温度を0〜1
50℃に保つことにより実施される。
本反応において、反応液の−を4以上に保つ方法として
は、 (1)予め、PHを4以上に調整した緩衝液中で反応さ
せる方法 (2) アルカリ若しくはアルカリ土類金属水酸化物
の水溶液又は有機塩基を含有する水溶液中で反応させる
方法 を挙げることができる。
は、 (1)予め、PHを4以上に調整した緩衝液中で反応さ
せる方法 (2) アルカリ若しくはアルカリ土類金属水酸化物
の水溶液又は有機塩基を含有する水溶液中で反応させる
方法 を挙げることができる。
(1)において用いられる緩衝液としては、酢酸、リン
酸、ホウ酸、アンモニウムビカーボネート、フタル酸、
クエン酸等を用いた緩衝液を挙げることができる。
酸、ホウ酸、アンモニウムビカーボネート、フタル酸、
クエン酸等を用いた緩衝液を挙げることができる。
(2)において用いられるアルカリ若しくはアルカリ土
類金属水酸化物の水溶液としては、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、水酸化リチウム、水酸化カルシウム等
の水溶液を挙げることができる。又、有機塩基としては
、モノエチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミ
ン等のモノ、ジ若しくはトリ低級アルキルアミン類を挙
げることができる。
類金属水酸化物の水溶液としては、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、水酸化リチウム、水酸化カルシウム等
の水溶液を挙げることができる。又、有機塩基としては
、モノエチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミ
ン等のモノ、ジ若しくはトリ低級アルキルアミン類を挙
げることができる。
用いられる溶媒としては反応を阻害しないものであれば
特に限定はないが水、及びメタノール、エタノール、フ
ロパノール等のアルコール類、アセトンのようなケトン
類、テトラヒドロフラン、ジオキサンのようなエーテル
類、ジメチルホルムアミドのようなアミド類などの有機
溶媒又はそれらと水の混合溶媒をあげる事が出来る。
特に限定はないが水、及びメタノール、エタノール、フ
ロパノール等のアルコール類、アセトンのようなケトン
類、テトラヒドロフラン、ジオキサンのようなエーテル
類、ジメチルホルムアミドのようなアミド類などの有機
溶媒又はそれらと水の混合溶媒をあげる事が出来る。
通常、反応液の−は4以上であればよいが、好適にはP
H5以上、さらに好適にはpH7以上である。
H5以上、さらに好適にはpH7以上である。
反応温度は0℃〜150℃であるが、好適にはO℃〜1
00℃であシ、PHが小さい程、高い温度で実施される
。反応に要する時間は反応基質、反応温度ならびに使用
される反応液のPHおよび種類により異なるが、通常、
1〜100時間である。
00℃であシ、PHが小さい程、高い温度で実施される
。反応に要する時間は反応基質、反応温度ならびに使用
される反応液のPHおよび種類により異なるが、通常、
1〜100時間である。
反応終了後、目的化合物(III)は常法に従って、反
応混合物から採取される。例えば、反応混合物のPHを
2.0付近に調節後、濃縮するか、あるいは多量の水中
に投入することにより析出する目的化合物(I[[)を
濾取することにより、あるいは析出しない時は水と混合
しない溶剤を用いて抽出し、溶媒を留去することにより
、目的化合物を得ることができる。さらに、必要ならば
常法、例えば再結晶法、カラムクロマトグラフィ後段の
反応は所望の工程で水酸基または/およびカルボキシル
基の保護基を除去する工程である。
応混合物から採取される。例えば、反応混合物のPHを
2.0付近に調節後、濃縮するか、あるいは多量の水中
に投入することにより析出する目的化合物(I[[)を
濾取することにより、あるいは析出しない時は水と混合
しない溶剤を用いて抽出し、溶媒を留去することにより
、目的化合物を得ることができる。さらに、必要ならば
常法、例えば再結晶法、カラムクロマトグラフィ後段の
反応は所望の工程で水酸基または/およびカルボキシル
基の保護基を除去する工程である。
保護基の除去はその種類によって異なるが、一般にこの
分野の技術において周知の方法によって以下の様に実施
される。
分野の技術において周知の方法によって以下の様に実施
される。
まず水酸基の保護基の除去については、水酸基の保護基
が、トリ低級アルキルシリル基である場合は、保護基の
除去は、弗化テトラブチルアンモニウムのよ5な弗素ア
ニオンを生成する化合物で処理することにより実施する
ことができる。使用される溶媒としては特に限定はない
が、テトラヒドロフラン、ジオキサンのようなエーテル
類が好適である。反応は好適には、室温付近において1
0乃至18時間処理することによって行われる。
が、トリ低級アルキルシリル基である場合は、保護基の
除去は、弗化テトラブチルアンモニウムのよ5な弗素ア
ニオンを生成する化合物で処理することにより実施する
ことができる。使用される溶媒としては特に限定はない
が、テトラヒドロフラン、ジオキサンのようなエーテル
類が好適である。反応は好適には、室温付近において1
0乃至18時間処理することによって行われる。
水酸基の保護基が、アラルキルオキシカルボニル基また
はアラルキル基である場合には、還元剤と接触させるこ
とにより除去することができる。例えば、パラジウム炭
素、白金のような触媒を用い、常温にて接触還元を行う
か、または硫化ナトリウム、硫化カリウムのようなアル
カリ金属硫化物を使用して笑掩される。反応は溶媒の存
在下で行われ、使用されろ溶媒としては本反応に関与し
ないものであれば特に限定はないが、メタノール、エタ
ノールのようなアルコール類、テトラヒドロフラン、ジ
オキサンのようなエーテル類または酢酸のような脂肪酸
およびこれらの有機溶媒と水との混合溶媒が好適でちる
。反応温度は通常、0℃乃至室温付近であり、反応時間
は原料化合物および還元剤の種類によって異なるが、通
常は5分乃至12時間である。
はアラルキル基である場合には、還元剤と接触させるこ
とにより除去することができる。例えば、パラジウム炭
素、白金のような触媒を用い、常温にて接触還元を行う
か、または硫化ナトリウム、硫化カリウムのようなアル
カリ金属硫化物を使用して笑掩される。反応は溶媒の存
在下で行われ、使用されろ溶媒としては本反応に関与し
ないものであれば特に限定はないが、メタノール、エタ
ノールのようなアルコール類、テトラヒドロフラン、ジ
オキサンのようなエーテル類または酢酸のような脂肪酸
およびこれらの有機溶媒と水との混合溶媒が好適でちる
。反応温度は通常、0℃乃至室温付近であり、反応時間
は原料化合物および還元剤の種類によって異なるが、通
常は5分乃至12時間である。
水酸基の保護基が、低級アルキル
肪族アシル基、芳香族アシル基またはアルキルオキシカ
ルボニル基である場合には、水性溶媒の存在下に塩基で
処理することにより除去することができる。使用される
溶媒としては通常の加水公簿反応に使用されるものであ
れば特に限定はなく、水あるいは水とメタノール、エタ
ノール、n−プロパツールのようなアルコール類もしく
はテトラヒドロフラン、ジオキサンのようなエーテル類
のような有機溶媒との混合溶媒が好適である。塩基とし
ては、化合物の他の部分に影響を与えないものであれば
特に限定はないが、好適には炭酸ナトリウム、炭酸カリ
レムのようなアルカリ金属炭駿塩またはアンモニアを用
いて実施される。反応温度は特に限定はないが、副反応
を抑制するために0℃乃至室温付近が好適である。反応
時間は原料化合物の種類および反応温度などにより異な
るが、通常1乃アルキルオキシメチル基または置換され
たエチル基である場合には、溶媒中、酸で処理すること
により、除去することができる。使用される酸としては
、好適には塩酸、酢酸−硫酸またはトシル酸−酢酸など
である。溶媒としては、本反応に関与しないものであれ
ば特に限定はないが、メタノール、エタノールのような
アルコール類、テトラヒドロフラン、ジオキサンのよう
なエーテル類またはこれらの有機溶媒と水との混合溶媒
が好適である。反応温度は通常0℃乃至50℃で実施さ
れ1反応時間は原料化合物および識の種類によって異な
るが、通常10分乃至18時間である。
ルボニル基である場合には、水性溶媒の存在下に塩基で
処理することにより除去することができる。使用される
溶媒としては通常の加水公簿反応に使用されるものであ
れば特に限定はなく、水あるいは水とメタノール、エタ
ノール、n−プロパツールのようなアルコール類もしく
はテトラヒドロフラン、ジオキサンのようなエーテル類
のような有機溶媒との混合溶媒が好適である。塩基とし
ては、化合物の他の部分に影響を与えないものであれば
特に限定はないが、好適には炭酸ナトリウム、炭酸カリ
レムのようなアルカリ金属炭駿塩またはアンモニアを用
いて実施される。反応温度は特に限定はないが、副反応
を抑制するために0℃乃至室温付近が好適である。反応
時間は原料化合物の種類および反応温度などにより異な
るが、通常1乃アルキルオキシメチル基または置換され
たエチル基である場合には、溶媒中、酸で処理すること
により、除去することができる。使用される酸としては
、好適には塩酸、酢酸−硫酸またはトシル酸−酢酸など
である。溶媒としては、本反応に関与しないものであれ
ば特に限定はないが、メタノール、エタノールのような
アルコール類、テトラヒドロフラン、ジオキサンのよう
なエーテル類またはこれらの有機溶媒と水との混合溶媒
が好適である。反応温度は通常0℃乃至50℃で実施さ
れ1反応時間は原料化合物および識の種類によって異な
るが、通常10分乃至18時間である。
水酸基の保護基がアルケニルオキシ力ルポニアルキルオ
キシカルボニル基である場合の除去反応の条件と同様に
して塩基と処理することにより脱離させることができる
。なおアリルオキシカルボニルの場合は、特にパラジウ
ムおよびトリフェニルホスフィンあるいはニッケルテト
ラカルボニルを使用して除去する方法が簡便で、副反応
が少なく実権することができる。
キシカルボニル基である場合の除去反応の条件と同様に
して塩基と処理することにより脱離させることができる
。なおアリルオキシカルボニルの場合は、特にパラジウ
ムおよびトリフェニルホスフィンあるいはニッケルテト
ラカルボニルを使用して除去する方法が簡便で、副反応
が少なく実権することができる。
なお、上記の様な水酸基の保護基を除去する操作によっ
て1カルボキシル基の保護基が同時に除去されることも
ある。
て1カルボキシル基の保護基が同時に除去されることも
ある。
反応終了後、目的化合物は常法シて従って反む混合物か
ら単離することができる。例えば、再結晶、分取用薄層
クロマトグラフィー、カラムクロマトグラフィー等によ
り精製して、純品を得ることができる。
ら単離することができる。例えば、再結晶、分取用薄層
クロマトグラフィー、カラムクロマトグラフィー等によ
り精製して、純品を得ることができる。
カルボキシルゞ基の保護基の除去圧ついては、カルボキ
シル基の保護基が低級アルキル基である場合には、塩基
で処理することにより除去はアルキルオキシカルボニル
基である場合において記載した除去反応の条件と同様で
ある。
シル基の保護基が低級アルキル基である場合には、塩基
で処理することにより除去はアルキルオキシカルボニル
基である場合において記載した除去反応の条件と同様で
ある。
カルボキシル基の保護基が、アラルキル基またはハロゲ
ノ低級アルキル基である場合ては、還元剤と接触させる
ことにより除去するこトカできる。還元剤としては、カ
ルボキシル基の保護基がハロゲノ低級アルキル基である
場合には亜鉛−酢酸が好適であり、アラルキル基である
場合には、亜鉛−酢酸が好適で、ちり、アラルキル基で
ある場合には、パラジウム炭素、白金のような触媒を用
い接触還元を行うか、または硫化カリウム、硫化ナトリ
ウムのようなアルカリ金属硫化物を用いて実権される。
ノ低級アルキル基である場合ては、還元剤と接触させる
ことにより除去するこトカできる。還元剤としては、カ
ルボキシル基の保護基がハロゲノ低級アルキル基である
場合には亜鉛−酢酸が好適であり、アラルキル基である
場合には、亜鉛−酢酸が好適で、ちり、アラルキル基で
ある場合には、パラジウム炭素、白金のような触媒を用
い接触還元を行うか、または硫化カリウム、硫化ナトリ
ウムのようなアルカリ金属硫化物を用いて実権される。
反応条件は、水酸基の保護基がアラルキルオキシカルボ
ニル基またはアラルキル基でちる場合において記載した
除去反応の条件と同様である。
ニル基またはアラルキル基でちる場合において記載した
除去反応の条件と同様である。
カルボキシル基の保護基が、アルキルオキシメチル基で
ある場合には、酸で処理することにより除去することが
できる。反応条件は、水酸基の保護基がアルキルオキシ
メチル基または置換されたエチル基である場合において
記載した除去反応の条件と同様である。
ある場合には、酸で処理することにより除去することが
できる。反応条件は、水酸基の保護基がアルキルオキシ
メチル基または置換されたエチル基である場合において
記載した除去反応の条件と同様である。
なお上記の様なカルボキシル基の保護基を除去する操作
によって、水酸基の保護基が同時に除去されることもあ
る。
によって、水酸基の保護基が同時に除去されることもあ
る。
反応終了後、目的化合物は常法に従って反応混合物から
採取される。例えば反応混合物より析出した不溶物をf
去して後、有機溶剤層を水洗、乾燥し、溶媒を留去し、
例えば再結晶1分取用薄層クロマトグラフィー、カラム
クロマトグラフィー等により精製して、純品を得ること
ができる。
採取される。例えば反応混合物より析出した不溶物をf
去して後、有機溶剤層を水洗、乾燥し、溶媒を留去し、
例えば再結晶1分取用薄層クロマトグラフィー、カラム
クロマトグラフィー等により精製して、純品を得ること
ができる。
なお、上記の水酸基の保護基の除去反応およびカルボキ
シル基の保護基の除去反応は、順不同で、希望する除去
反応を頭次実施することができる。
シル基の保護基の除去反応は、順不同で、希望する除去
反応を頭次実施することができる。
さらに所望により、水酸基または/およびカルボキシル
基を生体内で加水分解されやすい保護基で再び保護する
ことができる。
基を生体内で加水分解されやすい保護基で再び保護する
ことができる。
この反応は、一般πこの分野の技術において周知の方法
によって実施される。
によって実施される。
例えば、アセトキシメチルクロリド、グロビオニルオキ
シメチルプロミド、ピバロイルオキシメチルクロリドの
ような脂肪族アシルオキシメチルハライド類、1−メト
キシカルボニルオキシエチルクロリド、1−エトキシカ
ルボニルオキシエチルイオダイドのよ5な低級アルキル
オキシカルボニルオキシエチルハライド類、フグリジル
ハライド類まだは(2−オキノー5−メチル−1,3−
ジオキソレン−4−イル)メチルハライド類を0℃乃至
50℃で反応させることにより、生体内で加水分解され
やすいカルボキシル基の保護基で保護されたエステル体
を製造することができる。反応溶媒は反応を阻害するも
のでなければ特に限定はないが、好適にはジメチルホル
ムアミドのような極性溶媒を使用する。反応温度および
反応時間は出発物質、溶媒および反応試薬の種類によっ
て異なるが、通常0℃から100℃の範囲で、05時間
〜10時間反応させる。
シメチルプロミド、ピバロイルオキシメチルクロリドの
ような脂肪族アシルオキシメチルハライド類、1−メト
キシカルボニルオキシエチルクロリド、1−エトキシカ
ルボニルオキシエチルイオダイドのよ5な低級アルキル
オキシカルボニルオキシエチルハライド類、フグリジル
ハライド類まだは(2−オキノー5−メチル−1,3−
ジオキソレン−4−イル)メチルハライド類を0℃乃至
50℃で反応させることにより、生体内で加水分解され
やすいカルボキシル基の保護基で保護されたエステル体
を製造することができる。反応溶媒は反応を阻害するも
のでなければ特に限定はないが、好適にはジメチルホル
ムアミドのような極性溶媒を使用する。反応温度および
反応時間は出発物質、溶媒および反応試薬の種類によっ
て異なるが、通常0℃から100℃の範囲で、05時間
〜10時間反応させる。
本発明の原料化合物であるグリゼオール酸誘導体(I)
は、例えば以下に示すような反応工程に出発原料となる
式(A)で示されるグリゼオール酸は公知化合物であり
、例えば特開昭56−68695号に記載された方法に
より、また同様に出発原料となる式(B)で示されるジ
ヒドロデスオキシグリゼオール酸も上記と同一の方法に
よってストレプトマイセス属に属するストレプトマイセ
ス・グリゼオ−ランチアカス(Streptomy−c
es griseoaurantiacus ) S
A N K 63479 (微工研菌寄第5223号)
を培養して製造することができる。
は、例えば以下に示すような反応工程に出発原料となる
式(A)で示されるグリゼオール酸は公知化合物であり
、例えば特開昭56−68695号に記載された方法に
より、また同様に出発原料となる式(B)で示されるジ
ヒドロデスオキシグリゼオール酸も上記と同一の方法に
よってストレプトマイセス属に属するストレプトマイセ
ス・グリゼオ−ランチアカス(Streptomy−c
es griseoaurantiacus ) S
A N K 63479 (微工研菌寄第5223号)
を培養して製造することができる。
(至) ■h
(XI)
上記式中、R1,R3およびR4は前記と同意義を示し
、 Xaは、臭素、塩素、沃素のようなハロダン原子を
示し、R1′はR1と同様の基を示し、R1″はアシル
基を示し、R8はXにおいて定義した低級アルキルスル
ホニルオキシ基、フッ素化された低級アルキルスルホニ
ルオキシ基またはアリールスルホニルオキシ基と同様の
基を示す。
、 Xaは、臭素、塩素、沃素のようなハロダン原子を
示し、R1′はR1と同様の基を示し、R1″はアシル
基を示し、R8はXにおいて定義した低級アルキルスル
ホニルオキシ基、フッ素化された低級アルキルスルホニ
ルオキシ基またはアリールスルホニルオキシ基と同様の
基を示す。
参考第1工程−化合物(4)のカルボン酸部分をジアゾ
メタン、ジフェニルジアゾメタンのようなジアゾ化合物
若しくはN−メチル−p−)リルトリアゼンのようなp
−トリルトリアゼン誘導体と反応させて前記R3および
R4基でカルボン酸を保護し化合物■を製造する工程で
ある。溶媒は反応を阻害せず出発物質をある程度溶かす
ものであれば特に制限はないが、通常はアセトンのよう
なケトン類、テトラヒドロフランのようなエーテル類若
しくはジメチルホルムアミドのようなアミド類または水
との混合溶媒を用いる。反応温度は一20°〜50℃ま
で特に制限はないが、通常は室温で反応させ、時間は1
〜24時間を要する。参考第5工程および参考第8工程
も同様の工程である。
メタン、ジフェニルジアゾメタンのようなジアゾ化合物
若しくはN−メチル−p−)リルトリアゼンのようなp
−トリルトリアゼン誘導体と反応させて前記R3および
R4基でカルボン酸を保護し化合物■を製造する工程で
ある。溶媒は反応を阻害せず出発物質をある程度溶かす
ものであれば特に制限はないが、通常はアセトンのよう
なケトン類、テトラヒドロフランのようなエーテル類若
しくはジメチルホルムアミドのようなアミド類または水
との混合溶媒を用いる。反応温度は一20°〜50℃ま
で特に制限はないが、通常は室温で反応させ、時間は1
〜24時間を要する。参考第5工程および参考第8工程
も同様の工程である。
また、化合物(A)のアルカリ金属塩を、メチルイオダ
イド、ベンジルプロミド、アセトキシメチルプロミド、
1−メトキシカルポニルオキシイオダイド、(2−オキ
ソ−5−メチル−1゜3−ジオキソレン−4−イル)メ
チルプロミドのようなハロゲン化物を常法に従って反応
させることによって、相当する保護基によりカルボキシ
ル基が保護された化合物が得られる。゛参考第1工程−
−化合物側のヒドロキシ基を塩基の存在下に、アセチル
クロリド、ベンゾイルプロミドのような相当する酸ハラ
イド、無水酢酸のような相当する酸無水物またはトリメ
チルシリルイオダイドのような保護基のハロゲン化物を
用いてエステル化体(V)を製造する工程である。溶媒
は反応を阻害しないものであれば特に限定しないが、通
常は塩基と溶媒を兼ねたピリジンを用いる。反応条件は
、特に制限はないが通常−20℃〜室温で、1〜15時
間程度反応を実権する。参考第6エ程も同様の工程であ
る。
イド、ベンジルプロミド、アセトキシメチルプロミド、
1−メトキシカルポニルオキシイオダイド、(2−オキ
ソ−5−メチル−1゜3−ジオキソレン−4−イル)メ
チルプロミドのようなハロゲン化物を常法に従って反応
させることによって、相当する保護基によりカルボキシ
ル基が保護された化合物が得られる。゛参考第1工程−
−化合物側のヒドロキシ基を塩基の存在下に、アセチル
クロリド、ベンゾイルプロミドのような相当する酸ハラ
イド、無水酢酸のような相当する酸無水物またはトリメ
チルシリルイオダイドのような保護基のハロゲン化物を
用いてエステル化体(V)を製造する工程である。溶媒
は反応を阻害しないものであれば特に限定しないが、通
常は塩基と溶媒を兼ねたピリジンを用いる。反応条件は
、特に制限はないが通常−20℃〜室温で、1〜15時
間程度反応を実権する。参考第6エ程も同様の工程であ
る。
また、常法に従って、化合物側を酸の存在下(例えば、
塩酸)、ジヒドロピランのような不飽和複素環化合物と
反応させることによって、相当する保護基によって水酸
基の保護された化合物が得られる。
塩酸)、ジヒドロピランのような不飽和複素環化合物と
反応させることによって、相当する保護基によって水酸
基の保護された化合物が得られる。
参考第3工程−一化合物(2)の二重結合部へハロゲン
化水素を付加させて化合物(7)を得る工程である。溶
媒は1反応を阻害せず出発物質をある程度溶かすもので
あれば特に限定はないが、好適には酢酸のような有機酸
を用い、試薬は塩化水素、臭化水素、ヨウ化水素のよう
な・・ロゲン化水素を用いる。温度は通常O℃〜室温で
行うが、80℃〜100℃位まで加熱してもよい。
化水素を付加させて化合物(7)を得る工程である。溶
媒は1反応を阻害せず出発物質をある程度溶かすもので
あれば特に限定はないが、好適には酢酸のような有機酸
を用い、試薬は塩化水素、臭化水素、ヨウ化水素のよう
な・・ロゲン化水素を用いる。温度は通常O℃〜室温で
行うが、80℃〜100℃位まで加熱してもよい。
反応時間は溶媒および試薬により異なるが、好適には1
〜72時間である。
〜72時間である。
本工程でトリメチルシリル、テトラヒドロピラニルのよ
うな酸性条件で除去される水酸基の保護基が除去された
場合には、所望により前記参考第2工程に従って保護化
反応を行うことができる。
うな酸性条件で除去される水酸基の保護基が除去された
場合には、所望により前記参考第2工程に従って保護化
反応を行うことができる。
参考第4工程−一化合物(至)の4′位のハロゲンを還
元する工程であり、好適てはベンゼンのような芳香族炭
化水素類中でトリーn−ブチルチンヒドリドのようなト
リ置換チンヒドリド類を反応させるか、または低級脂肪
族カルボン散着しくはアルコール類中で亜鉛末を反応さ
せることπより実権する。トリーn−ブチルチンヒドリ
ドを用いる場合は溶媒の沸点付近で2〜10時間、亜鉛
末の場合は、室温〜100℃位で2〜20時間反応を行
うのが好適である。
元する工程であり、好適てはベンゼンのような芳香族炭
化水素類中でトリーn−ブチルチンヒドリドのようなト
リ置換チンヒドリド類を反応させるか、または低級脂肪
族カルボン散着しくはアルコール類中で亜鉛末を反応さ
せることπより実権する。トリーn−ブチルチンヒドリ
ドを用いる場合は溶媒の沸点付近で2〜10時間、亜鉛
末の場合は、室温〜100℃位で2〜20時間反応を行
うのが好適である。
参考第7エ程−一化合物(A)の2′位の水酸基のみを
特異的てアシル化し化合物00を得る工程である。反応
は水酸化ナトリウムのような塩基を徐々に加え1反応液
のpHを10〜13に調節しながらアシル化剤を加える
か、またはpH10〜13の緩衝液にグリゼオール酸を
溶かしてこれにアシル化剤を加えて2′位水駿基のみを
アシル化する。反応溶媒は反応を阻害しないものであれ
ば特に限定しないが、水と混合しない参考第10工程は
、化合物(X[I)の7′位のスル溶媒類の方が好まし
い。反応温度および反応時間は、反応溶媒、塩基および
試薬πより異なるが、通常−20℃〜50℃で、1〜1
0時間実施する。
特異的てアシル化し化合物00を得る工程である。反応
は水酸化ナトリウムのような塩基を徐々に加え1反応液
のpHを10〜13に調節しながらアシル化剤を加える
か、またはpH10〜13の緩衝液にグリゼオール酸を
溶かしてこれにアシル化剤を加えて2′位水駿基のみを
アシル化する。反応溶媒は反応を阻害しないものであれ
ば特に限定しないが、水と混合しない参考第10工程は
、化合物(X[I)の7′位のスル溶媒類の方が好まし
い。反応温度および反応時間は、反応溶媒、塩基および
試薬πより異なるが、通常−20℃〜50℃で、1〜1
0時間実施する。
参考第9工程−一化合物(至)の71位の水酸基をスル
ホニル化し、化合物@を製造する工程である。反応試薬
としてはメタンスルホニルクロリド、パラトルエンスル
ホニルクロリド、ト’7フルオロメタンスルホニルクロ
リドなどのスルホニルハライド類をピリジン、ジメチル
アミノピリジンのような脱散剤とともに反応させる。反
応溶媒は、反応を阻害しなければ特に限定はないが、塩
化メチレン、クロロホルムのようなハロゲン化炭化水素
類が好適である。反応温度および反応時間は反応基質、
試薬などKより異なるが、通常−111’C〜室温で、
1〜20時間実施する。反応温度および反応時間は反応
基質にドのような酸アミr類中無水すチウムノ・ライド
を用い、ハロゲン置換させ、その後亜鉛−酢酸により還
元して水素で置換させ、化合物(XI[[)を製造する
工程である。
ホニル化し、化合物@を製造する工程である。反応試薬
としてはメタンスルホニルクロリド、パラトルエンスル
ホニルクロリド、ト’7フルオロメタンスルホニルクロ
リドなどのスルホニルハライド類をピリジン、ジメチル
アミノピリジンのような脱散剤とともに反応させる。反
応溶媒は、反応を阻害しなければ特に限定はないが、塩
化メチレン、クロロホルムのようなハロゲン化炭化水素
類が好適である。反応温度および反応時間は反応基質、
試薬などKより異なるが、通常−111’C〜室温で、
1〜20時間実施する。反応温度および反応時間は反応
基質にドのような酸アミr類中無水すチウムノ・ライド
を用い、ハロゲン置換させ、その後亜鉛−酢酸により還
元して水素で置換させ、化合物(XI[[)を製造する
工程である。
前段の反応は脱酸剤としてピリジン、トリエチルアミン
、炭酸カリウム、炭酸ナトリウムのような塩基を用い、
反応溶媒としては反応を阻害しないものであれば特に限
定はないが、ジメチルホルムアミP1ジメチルスルホキ
シP1トリエチルホスフェート若しくはヘキサメチルホ
スホロトリアミドなどの極性溶媒を用いるのが好適であ
る。反応温度および反応時間は、出発原料、溶媒および
試薬などの条件により異なるが通常O℃〜150℃の範
囲で1〜10時間反応させる。
、炭酸カリウム、炭酸ナトリウムのような塩基を用い、
反応溶媒としては反応を阻害しないものであれば特に限
定はないが、ジメチルホルムアミP1ジメチルスルホキ
シP1トリエチルホスフェート若しくはヘキサメチルホ
スホロトリアミドなどの極性溶媒を用いるのが好適であ
る。反応温度および反応時間は、出発原料、溶媒および
試薬などの条件により異なるが通常O℃〜150℃の範
囲で1〜10時間反応させる。
後段の反応は、反応溶媒を兼ねて酢酸水に溶暗間実施さ
れる。
れる。
また、所望により、常法に従ってアルカリ加水分解によ
り(例えば、水酸化ナトリウム−含水メタノール) 、
R1//基を除去する反応および得られた水酸基を前
記参考第2工程と同様にして、保護化反応を行5ことが
できる。
り(例えば、水酸化ナトリウム−含水メタノール) 、
R1//基を除去する反応および得られた水酸基を前
記参考第2工程と同様にして、保護化反応を行5ことが
できる。
以下に実施例を示し、本発明を具体的に述べる。
a)グリゼオール戯ジメチルエステル1632を20t
nlのジメチルホルムアミドに溶かし、2πlのヨウ化
メチルを加えて密栓をして室温で48時間攪拌した。減
圧下に溶媒を留去して、残渣にアセトンおよびトルエン
をそれぞれ10xiずつ加えて留去する操作を3回くり
かえした。
nlのジメチルホルムアミドに溶かし、2πlのヨウ化
メチルを加えて密栓をして室温で48時間攪拌した。減
圧下に溶媒を留去して、残渣にアセトンおよびトルエン
をそれぞれ10xiずつ加えて留去する操作を3回くり
かえした。
得られた残渣を水30ゴに溶かし、0.1規定水酸化ナ
トリウム水溶液を用いて溶液のpHを5.7に調節した
。30分毎にpHを5.7 K調節しながら100℃で
25時間加熱した。減圧下に反応液を10tnlになる
まで濃縮し、2規定水酸化ナトリウム水溶液10ytl
を加えて、室温で2時間放置した。反応液のpHを23
として、メルク社製プレ/ζツクドカラムRP−8を用
いて精製し、主ピークを集めて凍結乾燥した。得られた
白色粉末を水から結晶化して690■の表記目的化合物
を得た。
トリウム水溶液を用いて溶液のpHを5.7に調節した
。30分毎にpHを5.7 K調節しながら100℃で
25時間加熱した。減圧下に反応液を10tnlになる
まで濃縮し、2規定水酸化ナトリウム水溶液10ytl
を加えて、室温で2時間放置した。反応液のpHを23
として、メルク社製プレ/ζツクドカラムRP−8を用
いて精製し、主ピークを集めて凍結乾燥した。得られた
白色粉末を水から結晶化して690■の表記目的化合物
を得た。
t)) ! ’)セオール酸18.95 f;’<2
30trtl(Dジメチルホルムアミドに溶かし、ヨウ
化メチル25dを加えて密栓をして室温で42時間攪拌
した。減圧下に溶媒を留去し、エタノールおよびトルエ
ン各70m/!7il−111えて留去する操作を4回
くりかえした。残直に300罰のエタノールを刀口えて
粉末化させ、さらに減圧下に濃縮し、得られた粉末状残
渣に酢酸エチル800 rugを加えて超音波洗浄器上
に放置し、完全に粉末化させ冷蔵庫に一夜放置した。不
溶器物を濾取して乾燥し、27.2fの黄白色粉末を得
た。この粉末を1規定水酸化ナトリウム水溶液に溶かし
てpHをLOに調節し、水を加えて2 Q Orrtl
とした。これに50m1のpH7,0の0.5Mリン酸
緩衝液を加えて3時間加熱還流した。1規定水醪加えて
反応液のpHを2.3とし、活性炭処理をした後、減圧
下に濃縮していき、液量が約130dになったらメルク
社製プレノぐツクドカラムRP−8のカラムを用いて精
製し、主ピークを集めて濃縮し、水から結晶化して表記
目的化合物IL了3tを得た。母液よりさらに2.01
5’の目的化合物を得た。
30trtl(Dジメチルホルムアミドに溶かし、ヨウ
化メチル25dを加えて密栓をして室温で42時間攪拌
した。減圧下に溶媒を留去し、エタノールおよびトルエ
ン各70m/!7il−111えて留去する操作を4回
くりかえした。残直に300罰のエタノールを刀口えて
粉末化させ、さらに減圧下に濃縮し、得られた粉末状残
渣に酢酸エチル800 rugを加えて超音波洗浄器上
に放置し、完全に粉末化させ冷蔵庫に一夜放置した。不
溶器物を濾取して乾燥し、27.2fの黄白色粉末を得
た。この粉末を1規定水酸化ナトリウム水溶液に溶かし
てpHをLOに調節し、水を加えて2 Q Orrtl
とした。これに50m1のpH7,0の0.5Mリン酸
緩衝液を加えて3時間加熱還流した。1規定水醪加えて
反応液のpHを2.3とし、活性炭処理をした後、減圧
下に濃縮していき、液量が約130dになったらメルク
社製プレノぐツクドカラムRP−8のカラムを用いて精
製し、主ピークを集めて濃縮し、水から結晶化して表記
目的化合物IL了3tを得た。母液よりさらに2.01
5’の目的化合物を得た。
UVスイクトルλmax (H2O) nm(’) :
265、(17200) NMRス4クトル(DMSO−d、)δ+ ppm :
4.52 (1’H,s) 4.60 (IH,d、J 〜6.0Hz)5.10
(IH,d、J=3.0Hz)6.08 (IH
,dd、J=3.0 、6.0Hz)6.53 (I
H,s) 8.31 (LH,s) 8.35 (H(、s) 7′−デスオキシ−41α、5′−ジヒドログリゼオー
ル酸100■をジメチルホルムアミド20m1に溶かし
、ヨウ化メチル1 yneを加えて密栓をして室温で2
4時間放置した。減圧下に溶媒を留去し、残渣にアセト
ン、トルエンを各10tttlずつ加えて留去する操作
を2回くりかえした。
265、(17200) NMRス4クトル(DMSO−d、)δ+ ppm :
4.52 (1’H,s) 4.60 (IH,d、J 〜6.0Hz)5.10
(IH,d、J=3.0Hz)6.08 (IH
,dd、J=3.0 、6.0Hz)6.53 (I
H,s) 8.31 (LH,s) 8.35 (H(、s) 7′−デスオキシ−41α、5′−ジヒドログリゼオー
ル酸100■をジメチルホルムアミド20m1に溶かし
、ヨウ化メチル1 yneを加えて密栓をして室温で2
4時間放置した。減圧下に溶媒を留去し、残渣にアセト
ン、トルエンを各10tttlずつ加えて留去する操作
を2回くりかえした。
残渣K pH7,0”’C−0,5Mリン酸緩衝fi
20 ml;i主ピークを凍結乾燥して表記目的化合物
の白色粉末67■を得た。
20 ml;i主ピークを凍結乾燥して表記目的化合物
の白色粉末67■を得た。
UV吸収スペクトル:λmaX (ε)I)HLo
262nm(17700)H2O264nm(16了
00) p)113 266nm(17100)NMRスペク
トル;δ、 lF(dd−DMsO+D20)8.2
e、 1H,d(2又は8−H);82g、+H,S
(2又は8−H) ; 6.16. I H,S (
+’−H) ;4.37〜4.46. 3H,m(2’
、 3’及び4’−H);2−80〜3.03゜5H,
m;2−213〜2.31.2H,mグリゼオール酸3
.89をN、N−ジメチルホルムアミド5c)mlに溶
かし、ヨウ化メチル6rrL7!、17時間加熱攪拌し
た。減圧下に溶媒を留去し、残直にエタノール及びトル
エン各20I111を加え留去する操作を3回くり返し
だ。残留物に一規定水酸化ナトリウム水溶液50rnl
を加えて、室温で4日間放置した。水冷下に濃塩酸を加
えて、pH2,3とし、そのまま1.5時間放置した。
262nm(17700)H2O264nm(16了
00) p)113 266nm(17100)NMRスペク
トル;δ、 lF(dd−DMsO+D20)8.2
e、 1H,d(2又は8−H);82g、+H,S
(2又は8−H) ; 6.16. I H,S (
+’−H) ;4.37〜4.46. 3H,m(2’
、 3’及び4’−H);2−80〜3.03゜5H,
m;2−213〜2.31.2H,mグリゼオール酸3
.89をN、N−ジメチルホルムアミド5c)mlに溶
かし、ヨウ化メチル6rrL7!、17時間加熱攪拌し
た。減圧下に溶媒を留去し、残直にエタノール及びトル
エン各20I111を加え留去する操作を3回くり返し
だ。残留物に一規定水酸化ナトリウム水溶液50rnl
を加えて、室温で4日間放置した。水冷下に濃塩酸を加
えて、pH2,3とし、そのまま1.5時間放置した。
析出した結晶を戸数し、粗結晶3.OIの表記目的化合
物を得た。さらに母液を三菱化成製CHP−20200
m1をつめ九カラムを用いて精製する。即ち水1.51
で洗った後3%アセトニトリルを含む水で溶出し主−一
りを集めて、凍結乾燥し表記目的化合物を0.91得た
。粗結晶と凍結乾燥品を合して、−規定水酸化ナトリウ
ム2Qrttlに溶かして、−規定塩酸5 rnlを加
えて、弱酸性として、活性炭処理をし、さらに−規定塩
酸を15m1!加えて5℃に一夜放置した。析出した結
晶を戸数し、五酸化リン存在下室温で乾燥して、表記目
的化合物2.9(lを得た。
物を得た。さらに母液を三菱化成製CHP−20200
m1をつめ九カラムを用いて精製する。即ち水1.51
で洗った後3%アセトニトリルを含む水で溶出し主−一
りを集めて、凍結乾燥し表記目的化合物を0.91得た
。粗結晶と凍結乾燥品を合して、−規定水酸化ナトリウ
ム2Qrttlに溶かして、−規定塩酸5 rnlを加
えて、弱酸性として、活性炭処理をし、さらに−規定塩
酸を15m1!加えて5℃に一夜放置した。析出した結
晶を戸数し、五酸化リン存在下室温で乾燥して、表記目
的化合物2.9(lを得た。
7′−デスオキシ−4′α、5′−ジヒrログリゼオー
ル酸100■をN、N−ジメチルホルムアミド2Qrn
lに溶かし、ヨウ化メチル1mA!、亜硫酸す拌した。
ル酸100■をN、N−ジメチルホルムアミド2Qrn
lに溶かし、ヨウ化メチル1mA!、亜硫酸す拌した。
減圧下に溶媒を留去し、残渣にアセトン−トルエンを各
101nl加えて、留去する操作を3回くり返した。残
留物に一規定水酸化ナトリウム水溶液1.5 mlを加
えて、室温で4日間放置した。反応液を一規定塩酸でp
H2,3とした後、3%アセトニトリルを含む水を展開
溶媒とし、メルク社製プレバツクドカラムRp−8を用
いて精製し、主ピークを集めて、凍結乾燥して、表記目
的化合物の白色粉末80mWを得た。
101nl加えて、留去する操作を3回くり返した。残
留物に一規定水酸化ナトリウム水溶液1.5 mlを加
えて、室温で4日間放置した。反応液を一規定塩酸でp
H2,3とした後、3%アセトニトリルを含む水を展開
溶媒とし、メルク社製プレバツクドカラムRp−8を用
いて精製し、主ピークを集めて、凍結乾燥して、表記目
的化合物の白色粉末80mWを得た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R_1は水素原子または水酸基の保護基を示し
、R_2は水素原子または保護されていてもよい水酸基
を示し、R_3およびR_4は同一または異なつて水素
原子またはカルボキシル基の保護基を示し、R_5およ
びR_6は同一で水素原子を示すか、あるいはR_5と
R_6が一緒になつて単結合を形成していることを示す
。)を有する化合物と、 一般式 R_7−X(II) (式中、R_7は低級アルキル基またはアラルキル基を
示し、Xはハロゲン原子、低級アルキルスルホニルオキ
シ基、フッ素化された低級アルキルスルホニルオキシ基
、アリールスルホニルオキシ基または低級アルキルオキ
シスルホニルオキシ基を示す。)を有する化合物を反応
させ、得られた化合物のピリミジン環部分を開環、再閉
環し、所望により保護基を除去することを特徴とする一
般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、R_1、R_2、R_3、R_4、R_5、R
_6およびR_7は前記と同意義を示す。)を有する化
合物およびその塩の製法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9198985 | 1985-04-27 | ||
JP60-91989 | 1985-04-27 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6230798A true JPS6230798A (ja) | 1987-02-09 |
Family
ID=14041867
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60251959A Expired - Lifetime JPH0631307B2 (ja) | 1985-04-27 | 1985-11-12 | グリゼオ−ル酸誘導体の製法 |
JP61094752A Pending JPS6230798A (ja) | 1985-04-27 | 1986-04-25 | グリゼオ−ル酸誘導体の製法 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60251959A Expired - Lifetime JPH0631307B2 (ja) | 1985-04-27 | 1985-11-12 | グリゼオ−ル酸誘導体の製法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0200522B1 (ja) |
JP (2) | JPH0631307B2 (ja) |
AT (1) | ATE57934T1 (ja) |
CA (1) | CA1267410A (ja) |
DE (1) | DE3675249D1 (ja) |
ES (1) | ES8706716A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5015813A (en) * | 1988-12-14 | 1991-05-14 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Power feeding port arrangement for a microwave heating apparatus |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FI90428C (fi) * | 1987-12-02 | 1994-02-10 | Sankyo Co | Menetelmä lääkeaineina käyttökelpoisten griseoliinihappomonoesterijohdannaisten valmistamiseksi |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1545645A1 (de) * | 1965-12-06 | 1969-08-21 | Boehringer Mannheim Gmbh | Verfahren zur Herstellung von disubstituierten Adenosin-Derivaten |
DE1670116A1 (de) * | 1966-07-21 | 1970-11-05 | Boehringer Mannheim Gmbh | Verfahren zur Herstellung von neuen Adenosin-Derivaten |
NL130136C (ja) * | 1966-10-20 | |||
US4167565A (en) * | 1976-11-08 | 1979-09-11 | Abbott Laboratories | Adenosine-5'-carboxamides and method of use |
JPS5668695A (en) * | 1979-11-10 | 1981-06-09 | Sankyo Co Ltd | Enzyme inhibitor griseolic acid and its preparation |
JPS6094992A (ja) * | 1983-10-28 | 1985-05-28 | Sankyo Co Ltd | グリゼオ−ル酸誘導体 |
-
1985
- 1985-11-12 JP JP60251959A patent/JPH0631307B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1986
- 1986-04-25 JP JP61094752A patent/JPS6230798A/ja active Pending
- 1986-04-28 DE DE8686303213T patent/DE3675249D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1986-04-28 ES ES554475A patent/ES8706716A1/es not_active Expired
- 1986-04-28 CA CA000507750A patent/CA1267410A/en not_active Expired - Fee Related
- 1986-04-28 AT AT86303213T patent/ATE57934T1/de not_active IP Right Cessation
- 1986-04-28 EP EP86303213A patent/EP0200522B1/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5015813A (en) * | 1988-12-14 | 1991-05-14 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Power feeding port arrangement for a microwave heating apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3675249D1 (de) | 1990-12-06 |
EP0200522A2 (en) | 1986-11-05 |
JPS6230797A (ja) | 1987-02-09 |
CA1267410A (en) | 1990-04-03 |
ES8706716A1 (es) | 1987-07-01 |
ATE57934T1 (de) | 1990-11-15 |
ES554475A0 (es) | 1987-07-01 |
EP0200522B1 (en) | 1990-10-31 |
JPH0631307B2 (ja) | 1994-04-27 |
EP0200522A3 (en) | 1987-09-02 |
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