JPS6230772B2 - - Google Patents

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JPS6230772B2
JPS6230772B2 JP58246536A JP24653683A JPS6230772B2 JP S6230772 B2 JPS6230772 B2 JP S6230772B2 JP 58246536 A JP58246536 A JP 58246536A JP 24653683 A JP24653683 A JP 24653683A JP S6230772 B2 JPS6230772 B2 JP S6230772B2
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JP
Japan
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brake
human body
chassis
wheelchair
plate
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JP58246536A
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JPS60145136A (ja
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Hideo Kagawa
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、患者、就床老人、身障者等の利き腕
に合わせて、人体乗部の上下動操作ハンドルやブ
レーキ装置を簡単につけ替えることのできる車椅
子に関するものである。
患者、就床老人、身障者等は通常どちらかの腕
が不自由なものであり、従つてそれらの人々が使
用する車椅子も予め利き腕に合わせてブレーキ装
置等を組み込んだものを用意しておく必要があつ
た。然し、もし左腕が不自由な患者等に対して左
側にブレーキ装置を装着した車椅子しかない場合
には、この車椅子は使えなくなる。
本発明は上記問題点を改善する為になされたも
ので、患者等の利き腕に合わせて人体乗部の上下
動操作ハンドルやブレーキ装置を簡単に装着する
ことのできる車椅子を提供することを目的として
いる。
以下、その構成を図面に基づき詳述する。第1
図イは本発明の側面図ロはブレーキ操作板部分拡
大図、第2図は正面図を示している。
車台1は適当な強度を有する鋼管を使用し、こ
れを必要な長さに切断し、その各重心部の車軸2
に大きい後輪体3を軸装してある。4は車台1に
取り付けた前方の小輪体である。1′は車台1の
後方に立設してある柱軸部であつて、該柱軸部
1′の上端に手押しハンドル5を設けてある。前
記車台1の下面には車台1と平行に副車台1″が
取付けられており、該副車台1″の一端に一個の
ブレーキハンドル6を取付けるためのブレーキシ
ヤフト9を嵌挿するシヤフト支持管7が固設され
ている。前記ブレーキハンドル6の中央部には突
起6′を形成して車台1に螺着等の方法で固装せ
る操作板8の案内溝8′に貫装し、該案内溝8′の
前後に設けた係止溝8″,8に択一的に係止さ
れる構成になつている(第1図ロ)。前記ブレー
キシヤフト9は車台幅の長さで前記ブレーキハン
ドルと直角になるようにシヤフト支持管7に嵌挿
されている。10,10はブレーキシヤフト9の
両端に取付けられたブレーキ板である。
第3図は前記ブレーキ装置の分解斜視図を示し
ている。図から解るように、ブレーキシヤフト9
にはボルト孔9′,9″が穿設されており、該ボル
ト孔9′,9″には夫々ブレーキハンドル6の基端
パイプ6〓に形成したボルト孔6″及びブレーキ
板のパイプ10に形成したボルト孔10′に対
応し、各ボルト6及びボルト10″が螺挿され
る。
再び第1図により人体乗部を説明すると該人体
乗部11は底面を鋼板とし、上面は柔かく且つ弾
力ある物質にて被蓋した座席部12と背凭れ部1
2′とから成り、前記座席部12に立設せる可動
柱13に環体14,14を上下に固設して前記車
台1の柱軸部1′に嵌合する。
ところで人体乗部の取付角度を変更する例とし
てオイルジヤツキの稍前方位置の座席部枠体に渡
し金を横架し、該渡し金の位置に断面を半円形に
した溝状の鋼管を開口部を下方に向けて渡し金に
上より懸架し得る如く座席部に溶着し、該座席部
を座席部枠体より着脱し得る如く且つ溝状の鋼管
を支点として上下に回転し得る如く構成する。更
に人体乗部の背凭れ部を座席部に対して取付角度
を変更する例として、座席部と背凭れ部の接合部
を軸芯で前記背凭れ部が座席部に対して傾動自在
となる如く軸着すると共に、前記座席部と背凭れ
部の傾斜角度は最大180度を越えないように接合
部には蝶番等を装着する。そして前記軸芯の両端
には締めつけることにより、背凭れ部を座席部に
対して任意の角度に固定することのできる締付ハ
ンドル等を装置する。即ちオイルジヤツキの上動
と共に座席部は鋼管を支点として前傾し、而も背
凭れ部は該座席部に対して最大180度の傾斜角度
を維持する如く構成されている。
次に第4図を参考にしながら人体乗部11の上
下動装置の構成について説明すると、オイルジヤ
ツキは駆動部0を副車台1″に横架したジヤツキ
支持板1と座席部12の間に取付け、操作部
0′を車台1の側部にボルトナツト17,17で
取付けて油送ホース16により接続している。即
ち前記オイルジヤツキの駆動部0の基部18は副
車台1″に横架したジヤツキ支持板1上に螺着
或いは溶着等の方法で固設し、シリンダ19に対
し、油圧によりピストン20を上下動自在に挿入
させてあり、該ピストン20の頂部に上板21を
設け、該上板21と連結杆22,22の上端を軸
23,23で連結すると共に該連結杆22,22
の下端は下部起倒杆24,24に軸25,25で
連結してある。次に下部起倒杆24,24の下端
は前記シリンダ19の基部に軸26,26をもつ
て取付けると共に該起倒杆24,24の上端は軸
27,27により上部起倒杆28,28に連結し
ている。次に上部起倒杆28,28の上端は歯形
29,29に形成されていて互いに噛み合つてお
り、該歯形29,29の軸30,30は座席部1
2の下面に固設された軸受板31に軸着されてい
る。従つて下部起倒板24,24と上部起倒板2
8,28とは菱形の状態でピストン20の上下動
に伴つて開閉する。
次に操作部0′の構成を説明すると、該操作部
0′は車台1の側部にボルトとナツト17,17
にて取付けられており、32は油タンク、33は
空気圧縮ポンプであつて弁機構34を介して圧送
孔35により接続されている。前記空気圧縮ポン
プ33のシヤフト36は操作ハンドル37に軸止
38されていると共に、その先端は軸39,3
9′を介して台板40に取付けられている。前記
油タンク32内には油が充填されていると共に圧
縮板41が内嵌されている。前記圧送孔35には
エア抜孔42が連通しており、該エア抜孔42の
先端はエア抜口43となつている。そして該エア
抜口43の上部には開閉弁44を内装したエア抜
ハンドル45が前傾自在に取付けられている。
上記の構成より成る本発明の実施例の動作につ
いて以下説明する。患者等の容態に合わせて背凭
れ部を後方に倒して締付けハンドル等を締め着け
座席部12に対し適宜角度を以つて固定した後、
患者等の利き腕に合わせてブレーキ装置及び人体
乗部の上下動装置の操作部0′を固定する。先ず
ブレーキ装置の固定方法を説明すると、シヤフト
支持管7にブレーキシヤフト9を挿通した後、ブ
レーキハンドル6の基端パイプ6〓を任意の車側
より前記ブレーキシヤフト9に挿通せしめ、該ブ
レーキシヤフト9に穿つたボルト孔9′にボルト
孔6″を重合させてボルト6を螺挿すると共に
ブレーキハンドル6の中央部に形成した突起6′
を操作板8の案内孔8′に嵌入する。その後、前
記ブレーキシヤフト9の両端にブレーキ板10,
10のパイプ10,10を挿通してボルト孔
9″にボルト孔10′を重合し、ボルト10″を螺
挿する。而してブレーキハンドル6は車側に前傾
自在に固定される。次に人体乗部11の上下動装
置の操作部0′を固定する方法を説明すると、該
操作部0′は空気圧縮機構と油送給機構が台板4
0に一体的に設けられている。そして人体乗部1
1の前方の縦パイプ47に横台46を着脱自在に
取付け、その横台46と前記台板40をボルトナ
ツトを用いて所定位置で締結している。
上述の如くブレーキ装置及び人体乗部上下動装
置の操作部0′を取付けた後、患者等を座席部1
2に座らせて、人体乗部11の高さを調節する。
以下、人体乗部上下動装置の動作について説明す
る。操作部0′の操作ハンドル37を前傾させる
(第1図、第4図矢示A)と空気圧縮ポンプ33
から圧縮された空気が圧送孔35を通つて油タン
ク32に送られ圧縮板41を押上げる。ここで前
記圧送孔35には弁機構34が内装されており、
一旦圧送された空気は逆流することはない。又、
エア抜ハンドル45は水平に倒して開閉弁44を
閉の状態にしておくのでエア抜口からも空気は流
出しない。而して上記操作を何回か繰り返すと圧
縮板41によつて押上げられた油は油送ホース1
6を通つて駆動部0のシリンダ19内に供給さ
れ、その結果ピストン20は上動し、上板21も
上動する。ところで前記上板21と下部起倒杆2
4,24は連結杆22,22により連結されてい
るので、上板21の上動に伴つて下部起倒杆2
4,24は上動し(三点リンク機溝)、更に上部
起倒杆28,28も前記下部起倒杆24,24に
連結されている為に上動するのでその結果歯形2
9,29は噛合しつつ回転して軸受板31を押上
げる。上述の如く、人体部11は前記軸受板31
を介して上昇するのであるが、歯形29,29を
取付けてある為に、人体乗部11は安全且つ滑ら
かに上昇してゆく。
一旦上昇した人体乗部11を下降させるには、
前記操作部0′に取付けたエア抜ハンドル45を
上に引上げる(第2図、第4図矢示B)と開閉弁
44が開き、油タンク32及び圧送孔35内に密
封されていた空気がエア抜孔42を通つてエア抜
口43より外部に放出されるので、油タンク32
の内圧が下がり、油が圧縮板41を押し下げて人
体乗部11は下降する。
次にブレーキ装置の動作について説明する。ブ
レーキハンドル6の突起6′を車台1に固設した
操作板8の案内溝8′に沿つて前方へ摺動させ係
止溝8″に嵌合させるとブレーキ板10が後輪体
3のタイヤから離隔するので車椅子は前進可能と
なり、逆に前記突起6′を係止溝8に嵌合させ
るとブレーキ板10はタイヤに圧着されるので停
止する。而も、ブレーキシヤフト9の両端に夫々
ブレーキ板10,10を取付けてあるので1回の
ブレーキ操作で該ブレーキ板10,10は両方の
後輪体3,3のタイヤに圧着され、車椅子を確実
に停止することができる。
尚、本発明のブレーキ装置にワイヤーブレーキ
を装着することも、又オイルジヤツキに代えて他
のジヤツキを使用することも可能なことは勿論で
ある。
叙上の構成から成る本発明によれば次のような
効果を有する。
人体乗部の上下動操作ハンドル及びブレーキ
装置を車椅子側面の左右どちら側にでも簡単に
つけ替えられる構造なので、患者、就床老人、
身障者等の利き腕に合わせて装着でき、従つて
予め利き腕に合わせた車椅子を用意しておく必
要がなく経済的である。
ブレーキ板をブレーキシヤフトの両端に夫々
取付けて、1本のブレーキハンドルのみで操作
ができるように構成したので、操作性に優れて
いる。また1回の操作を行うだけで、前記ブレ
ーキ板は両後輪体のタイヤを均等に圧着するの
で確実に車椅子を停止せしめることができ安全
性に優れている。
人体乗部の背凭れ部が座席部に対して傾動自
在に取付けられるので、患者等の容態に合わせ
て背凭れ部を後方へ倒して使用することができ
る。而も、背凭れ部が座席部に対して最大180
度迄傾倒するので、車椅子としてだけでなく、
寝台としても使用できるものである。
人体乗部の駆動部を構成する上部起倒杆の上
端が歯車形に形成されており、座席部は該歯車
の噛合いに応じて上昇するので急激な上昇が起
らず、座席部は安全且つ滑らかに移動する等各
種の利点を具有するものである。
人体乗部の上下動が油圧により行なわれるの
で、半永久的且つ低コストの確実な動力伝達が
できると共に、故障等の心配がなく、手軽な手
動操作による人体乗部の上下動ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図イは本発明の側面図、ロは要部拡大図、
第2図は正面図、第3図はブレーキ装置の分解斜
視図、第4図は上下動装置の原理図を示してい
る。 1……車台、1′……柱軸部、1″……副車台、
2……車軸、3……後輪体、5……手押しハンド
ル、6……ブレーキハンドル、6′……突起、7
……シヤフト支持杆、8……操作板、8′……案
内孔、8″……係止溝、9……ブレーキシヤフ
ト、10……ブレーキ板、11……人体乗部、1
2……座席部、12′……背凭れ部、12″……固
定子、16……油送ホース、19……シリンダ、
20……ピストン、21……上板、22……連結
杆、24……下部起倒杆、28……上部起倒杆、
29……歯形、31……軸受板、32……油タン
ク、33……空気圧縮ポンプ、34……弁機溝、
35……圧送孔、37……操作ハンドル、40…
…台板、41……圧縮板、42……エア抜孔、4
4……開閉弁、45……エア抜ハンドル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 車台と、該車台の上方に設けた人体乗部と、
    該人体乗部を油圧手段により上下動に操作する操
    作部と、前記車台に軸着した車輪と、前記車台の
    走行を停止させるブレーキ装置とからなる車椅子
    において、前記人体乗部の左右いずれか一側に前
    記操作部を着脱自在に取り付け、かつ前記ブレー
    キ装置は、前記車台に支持管を設け、該支持管に
    ブレーキシヤフトを回動自在に挿通し、該ブレー
    トシヤフトに前記車輪に圧接又は圧接解除するブ
    レーキ板を装着し、前記ブレーキシヤフトの左右
    いずれか一側にブレーキハンドルを着脱自在に装
    着したことを特徴とする車椅子。
JP58246536A 1983-12-30 1983-12-30 車椅子 Granted JPS60145136A (ja)

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JP58246536A JPS60145136A (ja) 1983-12-30 1983-12-30 車椅子

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JP58246536A JPS60145136A (ja) 1983-12-30 1983-12-30 車椅子

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JPS60145136A JPS60145136A (ja) 1985-07-31
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