JP2023008349A - 調節しやすい介護医療用電動車椅子 - Google Patents

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【課題】移動姿勢及び/或は動作を調節しやすい介護医療用電動車椅子を提供する。【解決手段】介護医療用電動車椅子は、フレーム組立部品10と動的組立部品20と支持組立部品30と前記支持組立部品に取付けられる駆動装置40を含む。前記フレーム組立部品は、足踏みペダルフレームと傾斜接続フレームと椅子パネルフレームとヘッドレストフレームと背凭れフレームと肘掛けを含み、前記動的組立部品は、第1電動押し棒と第2電動押し棒と第3電動押し棒と第4電動押し棒を含む。前記支持組立部品は、はさみフレームと第1多段連接棒とシャーシフレームと第2多段連接棒を含み、前記動的組立部品と前記支持組立部品は、前記フレーム組立部品の下方或は側面に設けられる。前記駆動装置は前記シャーシフレームに取付けられ、前記支持組立部品の移動姿勢及び/或は介護医療用電動車椅子の動作を調節する。【選択図】図1

Description

本発明は、車椅子の技術分野に属し、特に調節しやすい介護医療用電動車椅子である。
車椅子は、リハビリのための重要なツールであり、役割として身体障害者や行動の不自由な人々の歩行代わり手段とするだけでなく、より重要なのは、こんな人々が車椅子で体を鍛え、社会活動に参与することが可能となる。普通の車椅子は、一般に車椅子フレーム、ホイール、ブレーキ、シートバックで構成される。手回し式の車椅子は、普通の車椅子に基づいて、手回しの手段を追加する。電動車椅子は、普通の車椅子に基づいて、電動パワステシステムを増やして、ユーザーの肉体的労力を軽減する。スマート車椅子は、普通の車椅子に基づいて、ポジショニング動作、スタンディング動作、リモートコントロール動作、および関連するインターネット及び生活支援の機能を添える。
然し、既存の車椅子のほとんどは、構造が簡単であり、車椅子としてのみ使用でき、機能が単一であり、身体障害のある人や行動の不自由な人々の生活自立を支援することはできない。特に、既存の車椅子は、傾斜路上(または上り下り坂)に重心がずれやすく、車椅子全体の悪い安定性を引き起こすという欠点は、人々のニーズを満たし難い。
本発明は、背景技術の問題を解決し、調節しやすい介護医療用電動車椅子を提供することを目的とする。
本発明に採用される技術は下記通りである。
フレーム組立部品と動的組立部品と支持組立部品と前記支持組立部品に取付けられる駆動装置を含む調節しやすい介護医療用電動車椅子であって、前記フレーム組立部品は、足踏みペダルフレームと傾斜接続フレームと椅子パネルフレームとヘッドレストフレームと背凭れフレームと肘掛けを含み、前記動的組立部品は、第1電動押し棒と第2電動押し棒と第3電動押し棒と第4電動押し棒を含み、前記支持組立部品は、はさみフレームと第1多段連接棒とシャーシフレームと第2多段連接棒を含み、前記動的組立部品と前記支持組立部品は、前記フレーム組立部品の下方或は側面に設けられ、前記駆動装置は、前記支持組立部品の移動姿勢及び/或は介護医療用電動車椅子の動作を調節するように前記シャーシフレームに取付けられる。
ここで、前記駆動装置は、フロント駆動組立部品と前記フロント駆動組立部品を隔てて設けられるリア駆動組立部品をふくみ、前記フロント駆動組立部品は前記足踏みペダルフレームの下方に取付けられ、前記リア駆動組立部品は前記フロント駆動組立部品から離れ、前記フロント駆動組立部品は、前記シャーシフレームに取付けられる駆動部材と、前記駆動部材に接続されるステアリング機構と、前記ステアリング機構に接続される左駆動輪及び右駆動輪を含み、前記左駆動輪及び右駆動輪は対称的に配置されており、前記ステアリング機構は、前記駆動部材の駆動により前記左駆動輪と右駆動輪を同期的に動かす。
ここで、前記ステアリング機構は、前記シャーシフレームに固定接続される取付座と、前記取付座に回転可能に取付けられるねじ軸と、前記ねじ軸の両端にそれぞれピン接合される左折連接棒及び右折連接棒を含み、前記左折連接棒は左駆動輪にピン接合され、前記右折連接棒は右駆動輪にピン接合され、前記駆動部材は前記ねじ軸に回転可能に接続されるす。
ここで、前記左駆動輪は、前記シャーシフレームに固定接続される接続座と、前記接続座にピン接合される連接棒フレームと、前記連接棒フレームに回転可能に接続されるステアリングフレームと、前記ステアリングフレームに回転可能に取付けられる左トロリ車と、前記連接棒フレーム及び前記シャーシフレームに接続されるバッファースプリングを含み、前記左折連接棒は前記ステアリングフレームに回転可能に接続され、前記連接棒フレーム及び前記接続座は平行四辺形のリンク機構を構成し、前記ステアリングフレームの回転軸は、前記連接棒フレームの回転面に平行である。
ここで、前記ステアリングフレームは、ハンドホイールと前記ハンドホイールに接続される可撓軸を更に含み、前記可撓軸は、前記取付座に取り外し可能に接続され、且つ前記ねじ軸と噛み合って接続され、前記ハンドホイールは、前記可撓軸により前記ねじ軸を回転させる。
ここで、前記駆動装置は、前記シャーシフレームに固定接続される伝動フレームと、前記シャーシフレームに回転可能に接続される着座姿勢調整フレームと、前記伝動フレームに接続される姿勢調整モーター及び伝動機構を更に含み、前記着座姿勢調整フレーム及び前記伝動機構は、前記シャーシフレームにおいて対称に配置されており、前記姿勢調整モーターは前記伝動機構に駆動接続され、前記第2多段連接棒は、前記着座姿勢調整フレームに回転可能に接続されており、前記着座姿勢調整フレームは、前記伝動機構により駆動されて前記シャーシフレームに対して回転する。
ここで、前記伝動機構は、伝動ねじと、ナットフレームと、第1連接棒と、側面取付座と、伝動シャフトと、シフトフォークと、第1ボールベアリングと、第2ボールベアリングと、前記第1ボールベアリング及び第2ボールベアリングに接続された第2連接棒を含み、前記第2ボールベアリングは前記着座姿勢調整フレームに接続され、前記伝動ねじは、前記伝動フレームに回転可能に取り付けられ、前記ナットフレームは、前記伝動ねじにねじ結合され、前記側面取付座は、前記シャーシフレームに固定結合され、前記伝動シャフトは、前記側面取付座に回転可能に取り付けられ、前記第1連接棒の片端に固定接続され、前記固定連接棒のもう片方の端は、前記ナットフレームに回転可能に接続され、前記シフトフォークは、前記第1ボールベアリングに回転可能に接続される。
ここで、前記はさみフレームの可動の片端は前記足踏みペダルフレームの下方に固定され、前記はさみフレームの可動のもう片方の端は前記椅子パネルフレームの下方に回転可能に固定され、前記シャーシフレームは、前記椅子パネルフレームの下方に設けられ、前記シャーシフレームの両側は、前記第1多段連接棒及び前記第2多段連接棒を介して前記椅子パネルフレームの底部に接続され、且つ前記第1多段連接棒及び前記第2多段連接棒の二つの可動端と、前記椅子パネルフレームと、前記シャーシフレームとの連接部位にピンスピンドルを介して回転で固定され、前記シャーシフレームの両側の上縁には、前記第4電動押し棒がボルト固定し、前記第4電動押し棒のピストンロッドは、第1多段連接棒の上部に回転可能に接続され、前記椅子パネルフレームにおいて、前記背凭れフレームに接続されている端部に2つの第3電動押し棒は対称的に設けられ、且つ前記第3電動押し棒の底部は、前記椅子パネルフレームに回転可能に接続され、前記第3電動押し棒のピストンロッドは、前記背凭れフレームの水平中心線の両側位置に回転可能に接続され、前記ヘッドレストフレームは、前記背凭れフレームの上部に固定接続され、前記第1電動押し棒の両端は、前記足踏みペダルフレーム及び前記椅子パネルフレームの底部にそれぞれ回転可能に接続され、前記第1電動押し棒のピストンロッドは、ピンシャフトを介して前記踏みペダルフレームに回転可能に接続され、前記第1電動押し棒の底部は、ピンシャフトを介して前記椅子パネルフレームに回転可能に接続される。
ここで、前記背凭れフレームの両側には肘掛け軌道を設け、前記肘掛け軌道の内部は、トロリ車を介してオーバーアームにスナップで接続され、前記オーバーアームの両側は、フラットキーを介して二つの肘掛けにスナップで接続され、前記オーバーアームは、二つの滑り軸受けを介してビームの中心穴に回転可能に接続され、前記ビームは背凭れドプレートにボルトで固定され、前記第2電動押し棒の底部は、背凭れフレームにピンシャフトを介して回転可能に接続され、前記第2電動押しのピストンロッドは、前記背凭れドプレートにピンシャフトを介して回転可能に接続され、前記オーバーアームの中央部分は、フラットキーを介して肘掛け回転減速器の出力穴にスナップで接続され、肘掛け回転モーターは、前記肘掛け回転減速器を駆動して回転させ、前記肘掛け回転減速器の出力穴は、前記オーバーアーム、前記肘掛けを順番に回転させる。
ここで、前記オーバーアームの中央部分は、フラットキーを介して減速器の出力穴にスナップで接続され、モーターは、前記減速器を駆動して回転させ、前記減速器の出力穴は、前記オーバーアーム、前記肘掛けを順番に回転させる。
ここで、前記第4電動押し棒は、合計で2つに設けられ、且つ2つの前記第4電動押し棒は、前記シャーシフレームの垂直中心線に対して互いに対称であり、前記肘掛けの回転運動と前記背凭れフレームの回転運動は相互に関連することにより、前記肘掛けが背凭れフレームに回転する時、前記肘掛けが自動的に水平になるようにする。
要約すると、上記の技術的解決策の採用により、本発明の有益な効果は以下の通りである:本発明では、該当装置中の足踏みペダルフレーム、傾斜接続フレーム、椅子パネルフレーム、ヘッドレストフレームおよび背凭れフレームは、各電動押し棒の作用で平面を形成し、ベッドの一部としてベッドの働きをする。同時に、足踏みペダルフレーム、傾斜接続フレーム、椅子パネルフレーム、ヘッドレストフレームおよび背凭れフレームは、各電動押し棒の作用によりシートを形成できるため、装置の適用性がより高い。駆動装置は、支持組立部品の移動姿勢と方向を自動的に調整できることにより、ユーザーの制御と調節を便利なものにし、ユーザーエの体験が優れる。
本発明の介護医療用電動車椅子の正面の立体概略構造図である。 本発明の介護医療用電動車椅子の背面の立体概略構造図である。 本発明の介護医療用電動車椅子における第1多段連接棒および第2多段連接棒の可動部分の概略構造図である。 本発明における7形状ヒンジ、三角形プレート、短ヒンジおよび中間支持フレームのヒンジ接続部分を拡大した概略構造図である。 本発明においてハンドホイールと可撓軸をステアリング機構に接続した駆動装置の立体概略構造図である。 本発明における左駆動輪の断面の概略構造図である。 本発明における駆動装置の概略構造図である。 本発明におけるフレーム組立部品の概略構造図である。 本発明において保護パッドを取り除いた後、平らに置かれているフレーム組立部品の概略構造図である。 本発明における肘掛けおよびフレーム組立部品の概略構造図である。 本発明において平らにされたフレーム組立部品の概略構造図である。
フレーム組立部品10、足踏みペダルフレーム11、保護パッド12、傾斜接続フレーム13、椅子パネルフレーム14、排泄パネル141、肘掛け15、第1ストラップ151、第2ストラップ152、ヘッドレストフレーム16、肘掛け軌道17、背凭れフレーム18、スライドプレートビーム組立部品19、ビーム191、オーバーアーム192、肘掛け回転減速器193、肘掛け回転モーター194、滑り軸受け195、トロリ車196、背凭れドプレート197、動的組立部品20、第1電動押し棒21、第2電動押し棒22、第3電動押し棒23、 第4電動押し棒24、支持組立部品30、はさみフレーム31、第1多段連接棒32、中間支持フレーム321、シートリンク322、長ヒンジ323、三角形プレート324、シャーシフレーム33、第2多段連接棒34、フックヒンジ341、7形状ヒンジ342、短ヒンジ343、駆動装置40、フロント駆動組立部品41、駆動部材411、ステアリング機構412、取付座4121、ねじ軸4122、左折連接棒4123、可撓軸4124、ハンドホイール4125、左駆動輪413、左トロリ車4131、 接続座4132、連接棒フレーム4133、ステアリングフレーム4134、バッファースプリング4135、右駆動輪414、伝動フレーム415、姿勢調整モーター416、着座姿勢調整フレーム417、伝動機構418、伝動ねじ4181、ナットフレーム4182、第1連接棒4183、側面取付座4184、伝動シャフト4185、シフトフォーク4186、第1ボールベアリング4187、 第2ボールベアリング4188、第2連接棒4189、リア駆動組立部品42、リアトロリ車421、後輪サスペンションプレート422、クランプブロック423、衝撃吸収ガススプリング424、後輪両耳状ホルダ425。
本発明の目的、技術的解決策、および利点をより明確にするためには、以下のように添付の図面および実施形態を参照して、本発明をさらに詳細に説明する。ここで記載された特定の実施形態は、本発明を説明するためだけに使用され、本発明を限定するものではないことを理解すべきである。
図1~3及び図11を参考されたい。フレーム組立部品10と動的組立部品20と支持組立部品30と前記支持組立部品30に取付けられる駆動装置を含む調節しやすい介護医療用電動車椅子であって、前記フレーム組立部品10は、足踏みペダルフレーム11と傾斜接続フレーム13と椅子パネルフレーム14とヘッドレストフレーム16と背凭れフレーム18と肘掛けを含み、前記動的組立部品20は、第1電動押し棒21と第2電動押し棒22と第3電動押し棒23と第4電動押し棒24を含み、前記支持組立部品30は、はさみフレーム31と第1多段連接棒32とシャーシフレーム33と第2多段連接棒34を含み、前記動的組立部品20と前記支持組立部品30は、前記フレーム組立部品10の下方或は側面に設けられ、前記駆動装置40は、前記支持組立部品30の移動姿勢及び/或は介護医療用電動車椅子の動作を調節するように前記シャーシフレーム33に取付けられる。
該当装置中の足踏みペダルフレーム11、傾斜接続フレーム13、椅子パネルフレーム14、ヘッドレストフレーム16および背凭れフレーム18は、各電動押し棒の作用で平面を形成し、ベッドの一部としてベッドの働きをする。同時に、足踏みペダルフレーム11、傾斜接続フレーム13、椅子パネルフレーム14、ヘッドレストフレーム16および背凭れフレーム18は、各電動押し棒の作用によりシートを形成できるため、装置の適用性をより高くする。駆動装置40は、支持組立部品30の移動姿勢および前記車椅子の移動方向および速度を調整することができることにより、ユーザーの制御と調節を便利なものにし、なお、支持組立部品30の移動姿勢は、路面の傾斜に影響されることなく自動的に調整でき、ユーザーの体験が優れる。
前記駆動装置40は、フロント駆動組立部品41と前記フロント駆動組立部品41を隔てて設けられるリア駆動組立部品42をふくみ、前記フロント駆動組立部品41は前記足踏みペダルフレーム11の下方に取付けられ、前記リア駆動組立部品42は前記フロント駆動組立部品41から離れ、前記フロント駆動組立部品41は、前記シャーシフレーム33に取付けられる駆動部材411と、前記駆動部材411に接続されるステアリング機構412と、前記ステアリング機構412に接続される左駆動輪413及び右駆動輪414を含み、前記左駆動輪413及び右駆動輪414は対称的に配置されており、前記ステアリング機構412は、前記駆動部材411の駆動により前記左駆動輪413と右駆動輪414を同期的に動かす。
図5および図6に示すように、フロント駆動組立部品41およびリア駆動組立部品42は、介護医療用電動車椅子を全体として動かすように駆動するために用いられることにより、ユーザーの動き押しまたは自動的移動制御を便利なものにする。左駆動輪413と右駆動輪414は、同じステアリング機構412に接続されて同期的に回転し、回転自由度が良い。
ここで、前記ステアリング機構412は、前記シャーシフレーム33に固定接続される取付座4121と、前記取付座4121に回転可能に取付けられるねじ軸4122と、前記ねじ軸4122の両端にそれぞれピン接合される左折連接棒4123及び右折連接棒を含み、前記左折連接棒4123は左駆動輪413にピン接合され、前記右折連接棒は右駆動輪414にピン接合され、前記駆動部材411は前記ねじ軸4122に回転可能に接続されるす。
シャーシフレーム33は対称構造であり、取付座4121はシャーシフレーム33の対称中心に位置している。駆動部材411をモーターとして、ねじ軸4122に接続することにより、取付座4121に対するねじ軸4122の両端の突出長さを変化させるように取付座4121に沿ってねじ軸4122をらせん状に移動する。左駆動輪413は、左折連接棒4123の働き押しで回転し、同時に、右駆動輪414は、右折連接棒の働き押しで回転する。
ここで、左駆動輪413および右駆動輪414は対称的に配置され、左駆動輪セット413を例として例示性の説明を行う。前記左駆動輪413は、前記シャーシフレーム33に固定接続される接続座4132と、前記接続座4132にピン接合される連接棒フレーム4133と、前記連接棒フレーム4133に回転可能に接続されるステアリングフレーム4134と、前記ステアリングフレーム4134に回転可能に取付けられる左トロリ車4131と、前記連接棒フレーム4133及び前記シャーシフレーム33に接続されるバッファースプリング4135を含み、前記左折連接棒4123は前記ステアリングフレーム4134に回転可能に接続され、前記連接棒フレーム4133及び前記接続座4132は平行四辺形のリンク機構を構成し、前記ステアリングフレーム4134の回転軸は、前記連接棒フレーム4133の回転面に平行である。
バッファースプリング4135は、弾性変形して連接棒フレーム4133から伝わる衝撃力を吸収し和らげ、連接棒フレーム4133に取り付けられたステアリングフレーム4134及び左トロリ車4131の走行安定性を向上させ、更に車椅子の乗り心地を向上させる。連接棒フレーム4133が左トロリ車4131を駆動して回転面で上下に浮かせ、バッファースプリング4135の弾性力の作用で安定したリセットを維持し、構造が安定して作動することができるように、連接棒フレーム4133と接続座4132とは平行四辺形のリンク機構を構成する。左折連接棒4123は、ステアリングフレーム4134に接続されており、ステアリングフレーム4134を駆動して連接棒フレーム4133に対して回転させる。次に、左トロリ車4131は、シャーシフレーム33に対して回転し、回転の方向が制御可能であり、円周方向に回転するだけでなく、回転平面に上下に浮くことができ、作動が自由である。ガススプリングを好ましいバッファースプリング4135とし、ガススプリングの長さの変化に従う減衰力は備わって、その大きさが対応の動作環境により調整・選択でき、路面の凹凸や傾斜に応じて、ガススプリングの弾力を合わせることで衝撃吸収効果を達成できる。上記の平行四辺形構造のサイズとガススプリングの減衰行程を調整して、適切な浮動範囲ができる。例えば、左トロリ車4131のホイール軸の中心からシャーシフレーム33までの距離は、95mm~107mmの間である。
さらに、ステアリング機構412は、ハンドホイール4125および前記ハンドホイール4125に接続された可撓軸4124をさらに含む。前記可撓軸4124は、前記取付座4121に取り外し可能に接続され、前記ねじ軸4122と噛み合って接続される。前記ハンドホイール4125は、前記可撓軸4124により前記ねじ軸4122を回転させる。車椅子のバッテリー電力が不足している場合、または電子制御システムに故障があるので通常のステアリング操作を実現できない場合は、可撓軸4124を取付座4121に挿入してねじ軸4122と噛み合わせ、ハンドルを手動で回して手動ステアリングが実現できることにより、使用の柔軟性を向上させる。電動と手動の制御は、車椅子の実用性を豊かにすることができる。
リア駆動組立部品42は、シャーシフレーム33に対称的に配置され、フロント駆動組立部品41から離れている。リア駆動組立部品42は、後輪両耳状ホルダ425、衝撃吸収ガススプリング424、後輪サスペンションプレート422、クランプブロック423、リアトロリ車421を含む。後輪両耳状ホルダ425は、シャーシフレーム33に固定接続され、後輪サスペンションプレート422は、シャーシフレーム33に回転可能に接続される。リアトロリ車421は、クランピングブロック423を介して後輪サスペンションプレート422に回転可能に接続されており、クランピングブロック423は、後輪サスペンションプレート422に連結されている。衝撃吸収ガススプリング424の片端は後輪両耳状ホルダ425に回転可能に接続され、もう片方の端は後輪サスペンションプレート422に回転可能に接続される。
リアトロリ車421が路面の凹凸の影響を受けると、大きな衝撃や負荷の軽減、あるいは瞬間的な宙吊りが発生する場合、衝撃吸収ガススプリング424はそれと釣り合った力のバランスになる。負荷が増加すると、衝撃吸収ガススプリング424のばねが圧縮され、車輪はシャーシに対して上昇する。逆に、負荷が低下すると、衝撃吸収ガススプリング424のばねが伸び、リアトロリ車421がシャーシフレーム33に対して下降する。負荷が変化するときに衝撃吸収ガススプリング424の伸び縮みにより負荷の変化と釣り合うので、シャーシフレーム33を安定させることができる。走行時、シャーシフレーム33は路面の起伏や凹凸にほとんど影響されず、ドライバーは安定感を感じる。
図2及び図7に示されるように、駆動装置40はまた、車椅子の異なる使用状態を達成するように支持組立部品30の姿勢を更に調整することができる。ここで、前記駆動装置40は、前記シャーシフレーム33に固定接続された伝動フレーム415と、前記シャーシフレーム33に回転可能に接続された着座姿勢調整フレーム417と、前記伝動フレーム415に接続された姿勢調整モーター416及び伝動機構418を更に含み、前記着座姿勢調整フレーム417及び前記伝動機構418は、前記シャーシフレーム33において対称に配置されており、前記姿勢調整モーター416は前記伝動機構418に駆動接続されている。前記第2多段連接棒34は、前記着座姿勢調整フレーム417に回転可能に接続されており、前記着座姿勢調整フレーム417は、前記伝動機構418により駆動されて前記シャーシフレーム33に対して回転する。
姿勢調整モーター416は、伝動機構418を駆動することにより、着座姿勢調整フレーム417がシャーシフレーム33に対して揺れる。第2多段連接棒34は、着座姿勢調整フレーム417の揺動に伴って回転することにより、シャーシフレーム33に対する距離を変化させて、支持組立部品30の姿勢を調整する。シャーシフレーム33は、U字状の構造を有しており、ビーム部と、ビーム部と交差して対称に配置された二つの脚部を含み、伝動フレーム415はビームの中部に設けられ、着座姿勢調整フレーム417はシャーシの下部に設けられている。
ここで、前記伝動機構418は、伝動ねじ4181と、ナットフレーム4182と、第1連接棒4183と、側面取付座4184と、伝動シャフト4185と、シフトフォーク4186と、第1ボールベアリング4187と、第2ボールベアリング4188と、前記第1ボールベアリング4187及び第2ボールベアリング4188に接続された第2連接棒4189を含む。前記第2ボールベアリング4188は前記着座姿勢調整フレーム417に接続され、前記伝動ねじ4181は、前記伝動フレーム415に回転可能に取り付けられる。前記ナットフレーム4182は、前記伝動ねじ4181にねじ結合され、前記側面取付座4184は、前記シャーシフレーム33に固定結合される。前記伝動シャフト4185は、前記側面取付座4184に回転可能に取り付けられ、前記第1連接棒4183の片端に固定接続され、前記固定連接棒のもう片方の端は、前記ナットフレーム4182に回転可能に接続される。前記シフトフォーク4186は、前記第1ボールベアリング4187に回転可能に接続されている。
伝動フレーム415は、シャーシフレーム33の横梁の中部に設けられる。伝動ねじ4181は転動部材において対称的に設けられて伝動フレーム415の両側にある伝動機構418を同期的に動かし、次にシャーシフレーム33の両側にある2つの着座姿勢調整フレーム417を同期的に動かす。ここで、姿勢調整モーター416の駆動により伝動ねじ4181が回転し、伝動ねじの駆動によりナットフレーム4182が直動し、次に第1連接棒4183が側面取付座4184に対して回転する。伝動シャフト4185は、シフトフォーク4186を回転させ、次に第1ボールベアリング4187と、第2連接棒4189と、第2ボールベアリング4188とはそれに応じて調整される。着座姿勢調整フレーム417は、シャーシフレーム33に対して揺動するように第2ボールベアリング4188の連接棒に接続される。着座姿勢調整フレーム417の中間連接孔は、ピンスピンドルを介して第2多段連接棒34に接続されており、着座姿勢調整フレーム417が揺れると、ピンスピンドルは第2多段連接棒34を押して揺れさせ、ひいては着座姿勢を調整するように第2多段連接棒34の上部におけるシートを相応の角度に動くことを実現する。
ここで、前記着座姿勢調整は、制御システムが自動的に行う調整であり、椅子パネルフレーム14のピッチ角は、椅子パネルフレーム14に設けられたセンサーにより検出される。道路の傾斜度が変化すると、電子制御プログラムは、椅子パネルフレーム14のピッチ角から設定値と異なりを検出し、その後、姿勢調整モーター416を自動的に起動して動作させることにより、椅子パネルフレーム14が元の設定ピッチ角に戻り、ユーザーは椅子パネルフレーム14のピッチ角を個別に調整する必要ない。このように、上り坂や下り坂では、ユーザーの着座姿勢は常に比較的安全な状態であり、ユーザーエの体験が優れる。
足踏みペダルフレーム11と傾斜接続フレーム13と、傾斜接続フレーム1とチェアパネルフレーム14と、椅子パネルフレーム14と背凭れフレーム18との間は、いずれもピンシャフトにより回転可能に接続されている。
図2、図8および図9に示されるように、はさみフレーム31の可動の片端は足踏みペダルフレーム11の下方に固定され、はさみフレーム31の可動のもう片方の端は椅子パネルフレーム14の下方に回転可能に固定されている。シャーシフレーム33は、椅子パネルフレーム14の下方に設けられ、シャーシフレーム33の両側は、第1多段連接棒32及び第2多段連接棒34を介して椅子パネルフレーム14の底部に接続され、且つ第1多段連接棒32及び第2多段連接棒34の二つの可動端は、椅子パネルフレーム14とシャーシフレーム33との連接部位にピンスピンドルを介して回転で固定される。シャーシフレーム33の両側の上縁には、第4電動押し棒24がボルト固定している。第4電動押し棒24のピストンロッドは、第1多段連接棒32に回転可能に接続されている。椅子パネルフレーム14において、背凭れフレーム18に接続されている端部に2つの第3電動押し棒23は対称的に設けられ、且つ第3電動押し棒23の底部は、椅子パネルフレーム14に回転可能に接続される。第3電動押し棒23のピストンロッドは、背凭れフレーム18の水平中心線位置に回転可能に接続される。ヘッドレストフレーム16は、背凭れフレーム18の上部に溶接される。第1電動押し棒21の底部は、足踏みペダルフレーム11にボルト固定している。 第1電動押し棒21のピストンロッドは、ピンシャフトを介して椅子パネルフレーム14の底部に回転で固定される。
図3および図4に示すように、第1多段連接棒32は、中間支持フレーム321とシートリンク322と長ヒンジ323から構成され、上部がシートリンク322を介して椅子パネルフレーム14に固定接続され、下部が三角形プレート324の二つのヒンジ点A、Cに接続される。ここで、三角形板324は、三角形に分布するヒンジ点A、B、Cを含み、ヒンジ点Aとヒンジ点Cはシートリンク322側に近寄り、ヒンジ点Bはシャーシフレーム33側に立ち寄る。シートリンク322は、ヒンジ点Gと、前記ヒンジ点Gを隔てて設けられたヒンジ点Fを含む。ここで、第1多段連接棒の4つのヒンジ点A、C、F、Gを結ぶ線は、平行四辺形ACFGを構成する。
第2多段連接棒34は、フックヒンジ341や7形状ヒンジ342などから構成される。フックヒンジ341の片端は、三角形プレート324のヒンジ点Cにピン接合され、もう片方の端は、シャーシフレーム33にピン接合される。そのヒンジ点はヒンジ点Cと定義される。
ここで、7形状ヒンジ342は、第1アームと、第1アームに垂直な第2アームとを含む。第1アームの片端は三角形プレート324のヒンジ点Bにピン接合され、もう片方の端はシャーシフレーム33にピン接合される。 該当ヒンジ点はヒンジ点Eと定義される。第2アームは、ヒンジ点Bに至って垂直に突出し、短ヒンジ343を介して中間支持フレーム321の自由端にピン接合され、中間支持フレーム321の自由端は、ヒンジ点Fとヒンジ点Cとの延長線上に位置している。ここで、ヒンジ点Bとヒンジ点Cとヒンジ点Dとヒンジ点Eを結ぶ線も平行四辺形構造を形成し、平行四辺形BCDEの構造は、第1多段連接棒32の平行四辺形ACFGの構造と全く同じである。 これらの2つの平行四辺形の構造は上下に対称的に配置される。
ここで、ヒンジ点Dとヒンジ点との連続線と、三角形プレートにおけるヒンジ点Bとヒンジ点Cとの連続線と、ヒンジ点Aとヒンジ点Cとの連続線と、シートリンク322におけるヒンジ点Fとヒンジ点Gとの連続線は、4つの長さが等しい。同時に、2つの平行四辺形の余の4辺も等しくなり、つまり、図に示されるようにAG=CF=CD=BEである。また、ヒンジ点Gおよびヒンジ点Eは、シャーシフレーム33に垂直な垂直線上に設定され、ヒンジ点Fおよびヒンジ点Dも、別の垂直線上に設定されている。
第1多段連接棒32と第2多段連接棒34とは、三角形プレート324の3つのヒンジ点(A、B、C)を介して互いに関連付けられ、また短いヒンジ343を介してフックヒンジ341と中間支持フレーム321に補助的に接続されることにより、2つの多段連接棒の剛性をさらに向上させる。第4電動押し棒24のピストンロッドが伸長すると、第1多段連接棒32は、点Cを中心に反時計回りに回転するに拘束されるとともに、フックヒンジ341上のヒンジ点Cは、シャーシフレーム33のヒンジ点Dを中心に時計回りに回転する。ヒンジ点Cとヒンジ点Dとの長さはヒンジ点Cとヒンジ点Fとの長さに等しく、且つヒンジ点Cはシートリンクのヒンジ点Fを中心に反時計回りに回転する必要があるので、このような幾何学的構造と動きの関係により、シートリンク322のヒンジ点Fは、シャーシフレーム33に垂直な上昇の動きのみをすることができる。同様に、シートリンク322のヒンジ点Gも垂直な上昇の動きをしていることがわかるため、シャーシフレーム33と相対するという観点から見ると、シートリンク322は回転せずに垂直な上昇の動きをしている。
逆に、第4電動押し棒24のピストンロッドが戻るとき、同じ理由により、シートリンク322シーは回転せずに垂直な上昇の動きをすることである。要するに、第4電動押し棒24の伸び縮みは、シートリンク322を垂直方向に上げ下げて駆動することができ、それにより、椅子パネルフレーム14を垂直方向に上げ下げて駆動することができる。また、椅子パネルフレーム14の垂直な昇降は、俯仰及び側面向けの揺動がなく、水平方向の動きもない。これが車椅子の昇降動作の原理である。
図2および図10に示されるように、第3電動押し棒23は、両耳状ホルダが伸び縮むことにより背凭れフレーム18を75~0度回転させる。背凭れフレーム18の両側には、肘掛け15の昇降軌道として長い溝17が開き、前記背凭れドプレート197に固定接続されたトロリ車196は肘掛け軌道17を滑り、第2電動押し棒22は前記背凭れドプレート197を押して肘掛け軌道17に沿って並進昇降運動を行う。また、背凭れドプレート197とビーム191とは、ボルトで固定されており、ビーム191の内側は滑り軸受け195を介してオーバーアーム192に回転可能に接続されている。オーバーアーム192と肘掛け15とはキーで接続されることにより、背凭れドプレート197が昇降運動を行うと、ビーム191とオーバーアーム192と肘掛け15は、一緒に昇降運動を行う。
前記オーバーアーム192の中央部分は、キーを介して肘掛け回転減速器193の出力穴と接続し、前記肘掛け回転減速器193は、ボルトによってビーム191の中央位置に固定的に接続されているが、前記肘掛け回転減速器193の出力穴は、フラットキーを介して前記オーバーアーム192に固定接続されている。肘掛け回転モーター194は、肘掛け回転減速器193、オーバーアーム192、肘掛け15を順次駆動して回転させ、肘掛け15の回転運動を実現する。肘掛け15の回転運動と背凭れフレーム18の回転運動は相互に関連していることにより、背板が回転すると、制御システムは肘掛け15の角度センサーの信号の変化を検出する場合、背凭れフレーム18が回転するとき肘掛け15を常に水平に持たせるように肘掛け回転モーター194を作動させて肘掛け15の回転角度を調整する。
はさみフレーム31は、合計で2つに設けられ、且つ2つのはさみフレーム31は、足踏みペダルフレーム11の垂直中心線に対して互いに対称である。
足踏みペダルフレーム11、傾斜接続フレーム13、椅子パネルフレーム14、及び肘掛け15の上面には保護パッド12を配置している。
第4電動押し棒24は、合計で2つに設けられ、且つ2つの第4電動押し棒24は、シャーシフレーム33の垂直中心線に対して互いに対称である。
第2電動押し棒22が作動している際に、保持部材を押して背凭れフレーム18に平行な方向に移動し、従って、2つの肘掛け15は肘掛け軌道17に滑り、肘掛け15の高さを調整する効果を達成する。
第1電動押し棒21が伸ばされると、はさみフレーム3の牽引及び連動の作用により、足踏みペダルフレーム11の水平高度を上昇させるとともに、傾斜接続フレーム13の傾斜角が徐々に減少する。第1電動押し棒2がより長く伸びる場合、足踏みペダルフレーム11、傾斜接続フレーム13及び椅子パネルフレーム14は、同じレベルにある。それとは逆に、第1電動押し棒21が短くなると、足踏みペダルフレーム11の水平高度が低減し、傾斜接続フレーム13の傾斜角が徐々に増加する。第1電動押し棒21が最短に縮まると、足踏みペダルフレーム11は水平になり、且つ最も低い位置に至り、傾斜接続フレーム13は最大傾斜角になる。第3電動押し棒23が作動すると、背凭れフレーム18を押して傾斜角度が変わる。第3電動押し棒23が収縮すると、背凭れフレーム18は引っ張られて後方に反転する。第3電動押し棒23が最短に収縮すると、背凭れフレーム18は水平状態になる。第3電動押し棒23が伸びると、背凭れフレーム18は最大角度になる。
第1電動押し棒21の伸び量が大きな行程に達するとともに、第3電動押し棒2が最短状態に収縮すると、足踏みペダルフレーム11傾斜接続フレーム13、椅子パネルフレーム14、及び背凭れフレーム18は同じレベルにあり、この時、該当装置はベッドに入り、ベッドの一部を形成できる。
第1電動押し棒21の伸び量は大きい方の長さから最大の長さまで延長し続けると、前記足踏みペダルフレーム11は上昇し続け、前記傾斜接続フレーム13の端部は、前記傾斜接続フレーム13と椅子パネルフレーム14が30度の斜め角度を形成するまで持ち上げ続け、脚上げの動作を完了する。図10を参照されたい。
第1電動押し棒21の長さが最小に達し、第3電動押し棒23の長さが最大に達すると、足踏みペダルフレーム11及び椅子パネルフレーム14は水平になり、傾斜接続フレーム13及び背凭れフレーム18は最大傾斜角になり、このとき、該当装置はベッドから独立した車椅子を形成して使用されることができる。
第1ストラップ151及び第2ストラップ152は、2つの肘掛け15の間に設けられる。第1ストラップ151は、肘掛け15の上方に位置し、背凭れドプレート19に接近する。第2ストラップ152は、肘掛け15の自由端の端部に位置し、必要に応じて肘掛け15に伴って上下に移動する。これにより、ユーザーが車椅子に脱衣する問題を解決する。第1ストラップ151は下腕を固定し、第2ストラップ152は脚を持ち上げて使用者の臀部の区域をくり抜いて排泄パネル141の取り外しを容易にする。
排泄パネル141は、椅子パネルフレーム14の上面の中央に埋め込まれている。排泄パネル141は、取り外し可能な構造であり、底部が中空構造であり、ユーザーに便器の上部へ自主的に扱われることができる。第1ストラップ151及び第2ストラップ152による自主的な脱衣と相まって、座席の排泄パネル141を引いて開くことにより、ユーザーは正常な排泄を実現することができる。
上記の説明は、本発明の好ましい実施形態のみであり、本発明を限定することを意図するものではない。本発明の趣旨及び原理の範囲内で行われるいかなる修正や同等の置換や改善は、本発明の保護範囲内に含まれるものとする。

Claims (11)

  1. フレーム組立部品と動的組立部品と支持組立部品と前記支持組立部品に取付けられる駆動装置を含む調節しやすい介護医療用電動車椅子であって、前記フレーム組立部品は、足踏みペダルフレームと傾斜接続フレームと椅子パネルフレームとヘッドレストフレームと背凭れフレームと肘掛けを含み、前記動的組立部品は、第1電動押し棒と第2電動押し棒と第3電動押し棒と第4電動押し棒を含み、前記支持組立部品は、はさみフレームと第1多段連接棒とシャーシフレームと第2多段連接棒を含み、前記動的組立部品と前記支持組立部品は、前記フレーム組立部品の下方或は側面に設けられ、前記駆動装置は、前記支持組立部品の移動姿勢及び/或は介護医療用電動車椅子の動作を調節するように前記シャーシフレームに取付けられることを特徴とする介護医療用電動車椅子。
  2. 前記駆動装置は、フロント駆動組立部品と前記フロント駆動組立部品を隔てて設けられるリア駆動組立部品をふくみ、前記フロント駆動組立部品は前記足踏みペダルフレームの下方に取付けられ、前記リア駆動組立部品は前記フロント駆動組立部品から離れ、前記フロント駆動組立部品は、前記シャーシフレームに取付けられる駆動部材と、前記駆動部材に接続されるステアリング機構と、前記ステアリング機構に接続される左駆動輪及び右駆動輪を含み、前記左駆動輪及び右駆動輪は対称的に配置されており、前記ステアリング機構は、前記駆動部材の駆動により前記左駆動輪と右駆動輪を同期的に動かすことを特徴とする請求項1に記載の介護医療用電動車椅子。
  3. 前記ステアリング機構は、前記シャーシフレームに固定接続される取付座と、前記取付座に回転可能に取付けられるねじ軸と、前記ねじ軸の両端にそれぞれピン接合される左折連接棒及び右折連接棒を含み、前記左折連接棒は左駆動輪にピン接合され、前記右折連接棒は右駆動輪にピン接合され、前記駆動部材は前記ねじ軸に回転可能に接続されるすことを特徴とする請求項2に記載の介護医療用電動車椅子。
  4. 前記左駆動輪は、前記シャーシフレームに固定接続される接続座と、前記接続座にピン接合される連接棒フレームと、前記連接棒フレームに回転可能に接続されるステアリングフレームと、前記ステアリングフレームに回転可能に取付けられる左トロリ車と、前記連接棒フレーム及び前記シャーシフレームに接続されるバッファースプリングを含み、前記左折連接棒は前記ステアリングフレームに回転可能に接続され、前記連接棒フレーム及び前記接続座は平行四辺形のリンク機構を構成し、前記ステアリングフレームの回転軸は、前記連接棒フレームの回転面に平行であることを特徴とする請求項3に記載の介護医療用電動車椅子。
  5. 前記ステアリングフレームは、ハンドホイールと前記ハンドホイールに接続される可撓軸を更に含み、前記可撓軸は、前記取付座に取り外し可能に接続され、且つ前記ねじ軸と噛み合って接続され、前記ハンドホイールは、前記可撓軸により前記ねじ軸を回転させることを特徴とする請求項3に記載の介護医療用電動車椅子。
  6. 前記駆動装置は、前記シャーシフレームに固定接続される伝動フレームと、前記シャーシフレームに回転可能に接続される着座姿勢調整フレームと、前記伝動フレームに接続される姿勢調整モーター及び伝動機構を更に含み、前記着座姿勢調整フレーム及び前記伝動機構は、前記シャーシフレームにおいて対称に配置されており、前記姿勢調整モーターは前記伝動機構に駆動接続され、前記第2多段連接棒は、前記着座姿勢調整フレームに回転可能に接続されており、前記着座姿勢調整フレームは、前記伝動機構により駆動されて前記シャーシフレームに対して回転することを特徴とする請求項1に記載の介護医療用電動車椅子。
  7. 前記伝動機構は、伝動ねじと、ナットフレームと、第1連接棒と、側面取付座と、伝動シャフトと、シフトフォークと、第1ボールベアリングと、第2ボールベアリングと、前記第1ボールベアリング及び第2ボールベアリングに接続された第2連接棒を含み、前記第2ボールベアリングは前記着座姿勢調整フレームに接続され、前記伝動ねじは、前記伝動フレームに回転可能に取り付けられ、前記ナットフレームは、前記伝動ねじにねじ結合され、前記側面取付座は、前記シャーシフレームに固定結合され、前記伝動シャフトは、前記側面取付座に回転可能に取り付けられ、前記第1連接棒の片端に固定接続され、前記固定連接棒のもう片方の端は、前記ナットフレームに回転可能に接続され、前記シフトフォークは、前記第1ボールベアリングに回転可能に接続されることを特徴とする請求項6に記載の介護医療用電動車椅子。
  8. 前記はさみフレームの可動の片端は前記足踏みペダルフレームの下方に固定され、前記はさみフレームの可動のもう片方の端は前記椅子パネルフレームの下方に回転可能に固定され、前記シャーシフレームは、前記椅子パネルフレームの下方に設けられ、前記シャーシフレームの両側は、前記第1多段連接棒及び前記第2多段連接棒を介して前記椅子パネルフレームの底部に接続され、且つ前記第1多段連接棒及び前記第2多段連接棒の二つの可動端と、前記椅子パネルフレームと、前記シャーシフレームとの連接部位にピンスピンドルを介して回転で固定され、前記シャーシフレームの両側の上縁には、前記第4電動押し棒がボルト固定し、前記第4電動押し棒のピストンロッドは、第1多段連接棒の上部に回転可能に接続され、前記椅子パネルフレームにおいて、前記背凭れフレームに接続されている端部に2つの第3電動押し棒は対称的に設けられ、且つ前記第3電動押し棒の底部は、前記椅子パネルフレームに回転可能に接続され、前記第3電動押し棒のピストンロッドは、前記背凭れフレームの水平中心線の両側位置に回転可能に接続され、前記ヘッドレストフレームは、前記背凭れフレームの上部に固定接続され、前記第1電動押し棒の両端は、前記足踏みペダルフレーム及び前記椅子パネルフレームの底部にそれぞれ回転可能に接続されることを特徴とする請求項1に記載の介護医療用電動車椅子。
  9. 前記背凭れフレームの両側には肘掛け軌道を設け、前記肘掛け軌道の内部は、トロリ車を介してオーバーアームにスナップで接続され、前記オーバーアームの両側は、フラットキーを介して二つの肘掛けにスナップで接続され、前記オーバーアームは、二つの滑り軸受けを介してビームの中心穴に回転可能に接続され、前記ビームは背凭れドプレートにボルトで固定され、前記第2電動押し棒の底部は、背凭れフレームにピンシャフトを介して回転可能に接続され、前記第2電動押しのピストンロッドは、前記背凭れドプレートにピンシャフトを介して回転可能に接続されことを特徴とする請求項1に記載の介護医療用電動車椅子。
  10. 前記オーバーアームの中央部分は、フラットキーを介して減速器の出力穴にスナップで接続され、モーターは、前記減速器を駆動して回転させ、前記減速器の出力穴は、前記オーバーアーム、前記肘掛けを順番に回転させることを特徴とする請求項9に記載の介護医療用電動車椅子。
  11. 前記第4電動押し棒は、合計で2つに設けられ、且つ2つの前記第4電動押し棒は、前記シャーシフレームの垂直中心線に対して互いに対称であることを特徴とする請求項1に記載の介護医療用電動車椅子。
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