JPS6230494Y2 - - Google Patents

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JPS6230494Y2
JPS6230494Y2 JP5520482U JP5520482U JPS6230494Y2 JP S6230494 Y2 JPS6230494 Y2 JP S6230494Y2 JP 5520482 U JP5520482 U JP 5520482U JP 5520482 U JP5520482 U JP 5520482U JP S6230494 Y2 JPS6230494 Y2 JP S6230494Y2
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JP
Japan
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knob
sun visor
core frame
welded
auxiliary
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JP5520482U
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JPS58157815U (ja
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  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車用サンバイザ、特にそのサン
バイザの自由回動端を保持するための補助ノブの
改良に関する。
自動車用サンバイザは一端を天井面に回動可能
に取付けられたL字形シヤフトの他端側にこれの
軸回りに回動可能なサンバイザ本体を備えてなる
ものであり、またそのサンバイザ本体の自由回動
端側は上記シヤフトと同一軸線上にあつて、サン
バイザ本体に設けられた補助ノブを、やはり天井
側に設けられたノブホルダに着脱自在に嵌合し、
サンバイザを天井面に収納した状態においてこれ
を回動できるように構成するとともに、必要に応
じて(日射角度に応じて)この補助ノブをノブホ
ルダから取外し、自由な姿勢での角度設定が可能
となるようにしている。
このような補助ノブの構造としては、従来第1
図に示すように、ワイヤを折曲して構成される芯
枠1の一部に合成樹脂製のパイプ等からなる補助
ノブの芯部2を一体に嵌合しておき、次いで上記
芯枠1の両面にパツド材3,3および表皮材4,
4をサンドイツチ状に積層し、上記表皮材4同士
の縁部をウエルダ溶着、溶断してサンバイザ本体
を完成するとともに、上記補助ノブ成形箇所にお
いては、芯部2の装着箇所に開口5を形成し、こ
れによつて補助ノブ2′を形成するようにしたも
の、あるいは第2図に示すように表皮材4,4の
ウエルダ溶着時において上記芯枠1の補助ノブ形
成箇所を露出しておき、その後に合成樹脂製のパ
イプ材からなる補助ノブ2″を装着したものが一
般的である。
しかしながら、上記第1図の形式のものにおい
ては第3図に断面して示すように、その表皮材4
のウエルダ溶着時において、その溶着、溶断箇所
の縁部に沿つて、バリ5′,5′が形成されてしま
い、これをノブホルダ6に嵌合する場合におい
て、上記サンバイザ本体の回動角度によつてその
バリ5′の形成箇所がノブホルダ6に形成された
内奥部に拡開する嵌合用開口6aに対して着脱す
る際に、上記バリ5′がその開口縁に当る場合と
これが当らないで装着される場合とではその脱着
力に差が生じ、例えばバリ5′が当る場合には固
くなり、また逆にバリ5′が当らない状態でノブ
ホルダ6に嵌合する場合にはその嵌合状態が緩め
になるという障害が発生し、しかもこのような表
皮材によつて芯材2の外周を包囲したような形状
では上記ノブホルダ6に脱着を繰り返す毎にその
外周が擦られ、その接合面から表皮材が破れたり
して耐久性に乏しいという欠点が指摘されてい
る。
また、第2図の形式においては、上記ノブ2″
は半分割された合成樹脂製のパイプを用い、その
芯枠1の外周からこれを開いた状態で差込むとと
もに、超音波加工によりその接合面を加工するも
のであるが、このような場合にはやはり第4図に
示すように上記半分割された部分の溶接箇所にバ
リが生じ、上記と同様ノブホルダ6に脱着する際
にトルク差が生じる不具合が指摘されるととも
に、上記表皮材の接合時において、そのウエルダ
溶着箇所はワイヤ等からなる芯枠1に極めて接近
してウエルダ溶着されるためにスパークし易い構
造となつており、このためにそのウエルダ金型の
設計が面倒であるとともに、セツト時における位
置決め操作等も極めて面倒なものとなる等の製作
上の不具合点が指摘される。
そこで、この考案はサンバイザ本体の成形後に
ワンタツチで装着でき、しかもその後の加工は何
等要さないようにした自動車用サンバイザにおけ
る補助ノブを提供することを目的とする。
上記目的のために本考案はワイヤの一部を切除
し、その各切除端にそれぞれ連結部材を装着する
とともに、各連結部材装着位置において上記表皮
材を凹状にウエルダ溶着することによりサンバイ
ザの一部に凹部が形成されるようになし、かつ上
記各連結部材にはこれに嵌合される挿入部を両端
に有する弾性体よりなるノブ本体を上記芯枠およ
び該ノブ本体を弾性変形させつつ挿入し、かつ挿
入状態にてはその弾性復帰力により抜け止めがな
されるようになしたもので、以下この考案の実施
例を第5図以下の図面を用いて詳細に説明する。
但しこの考案の要部以外の従来と同一箇所には
同一符号をもつて説明するものとする。
同第5図はこの考案に係る自動車用サンバイザ
を示すもので、このものはワイヤを略長方形とな
るように曲成してなる芯枠10と、この芯枠10
の一側部にシヤフトホルダ11を介してこれに挿
通されるサンバイザ軸受用シヤフト12とを備
え、上記芯枠10の外周に上述の如くパツド材3
および表皮材4を積層状に重ね合せ、かつその表
皮材4の縁部を上記芯枠10の外周に沿つてウエ
ルダにより溶着し、これによつて上記芯部を一体
的に被包するようにしている。
また上記シヤフト12の延長線上において上記
芯枠10の一部は切除され、その各切除端10
a,10aにはそれぞれ対向して合成樹脂製の連
結部材13,13が軸着され、かつこれら部材の
装着部位には上記表皮材4が凹状に溶着され、上
記各連結部材13の端部を対向して覗かせた状態
でサンバイザ本体を形成してある。
次に、図中14で示されるものは上記各連結部
材13にその両端を接合されるノブ本体であり、
このノブ本体14は合成樹脂断弾体からなる筒状
のもので、その両端に矩形状の異形穴14a,1
4aを形成したものである。これに対し、上記連
結部材13の表皮材4からの突出端13aはこの
異形穴14aを受け入れるべく同一断面形状に形
成されている。
しかして上記ノブ本体14をサンバイザ本体に
組込むには、第6図に示すように、芯枠10の弾
性を利用して、図中矢印方向に芯枠10を押し拡
げた後、ノブ本体14の一方の異形穴14aを上
記連結部材13の突出端13aに嵌合させて、該
ノブ本体14を図中鎖線で示すように弾性変形さ
せつつノブ本体14の他方の異形穴14aを他方
側連結部材13の突出端に対向して位置決めすれ
ば、第6図に示すように、上記芯枠10およびノ
ブ本体14の弾性復帰力によつて該ノブ本体14
は両連結部材13間を直線状に連結した状態で抜
け止めされ、ノブホルダ(図示せず)に嵌合され
る補助ノブを完成する。
またこの状態においてサンバイザ本体の芯枠1
0はやや外方に広げられたような状態となり、上
記表皮材4の周縁を圧することによつて表皮材4
に張りをもたらすことになる。
次に第7図は補助ノブの他の形状例を示すもの
で、ノブ本体20はその中央20aの両端にL字
状に屈曲する曲げしろ20b,20bを有し、か
つ各曲げしろ20bの端面に異形穴20c,20
cを形成してなり、これによりノブ本体20をサ
ンバイザ本体に組込む際に撓み易い構造となして
いる。
なお、上記各実施例においてノブ本体の両端の
異形穴の形状およびこれを受容する連結部材の端
部形状は上記の如く矩形状に限定されるものでは
なく、要は嵌合状態でノブ本体が廻り止めされる
構造とすればよく、また第1実施例のようにノブ
本体が直線状のものにおいては必ずしもこの種の
廻り止め手段を必要とするものではない。更にノ
ブ本体および連結部材は合成樹脂製のものでな
く、これを金属製のもので構成することも可能で
あるが、この場合には、表皮材のウエルダ溶着時
に連結部材がサンバイザ本体の内部に入り込むよ
うにするとともに、その部分には上記ノブ本体が
挿入されるよう溶着が施されないようにする必要
がある。
以上実施例により詳細に説明したように、この
考案に係る自動車用サンバイザにおける補助ノブ
構造にあつては、上述の如くサンバイザ本体を完
成した後に、単にその補助ノブ装着位置にノブ本
体を挿通するだけの簡単な作業で補助ノブが形成
され、かつその装置状態においては芯枠に強固に
支持されるために非常に製作が簡単であるととも
に、従来の表皮材をノブ本体の外周に被せて形成
する方式、あるいは芯枠を構成するワイヤの外周
に半分割状のものを取付けた後に加工するものに
比してその加工部分におけるバリが全くないもの
を使用できるために、これを補助ノブホルダに装
着した際において、上記サンバイザの回動角度に
よるトルク変動が全くなく、均一したトルクでも
つてサンバイザ本体の自由端側を保持できる。ま
たこの考案に係る補助ノブ構造においては、上述
の如く簡単な操作によつて装着でき、しかもその
脱離も簡単であるために、補助ノブそのものが消
耗した場合に交換可能である他、サンバイザ本体
に対する組込み時にサンバイザ本体に張りをもた
せることができる等の種々の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来の補助ノブ部分の構造を
示す部分斜視図、第3図、第4図はそれぞれ第1
図、第2図の−線および−線断面図、第
5図はこの考案に係る自動車用サンバイザの一部
切欠いて示す分解斜視図、第6図はノブ本体の装
着状態を示す部分断面図、第7図は補助ノブの他
の形状例を示す部分断面図である。 3……パツド材、4……表皮材、10……芯
枠、10a……切除端、13……連結部材、1
4,20……ノブ本体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ワイヤを略長方形状のループに折曲して形成さ
    れる芯枠と、該芯枠の両面にサンドイツチ状に積
    層される一対のパツド材と、該パツド材を被包す
    るとともに、その周縁をウエルダにより一体に溶
    着、溶断される一対の表皮材とを備えてなる自動
    車用サンバイザにおいて、上記ワイヤの一部を切
    除し、その各切除端にそれぞれ連結部材を装着す
    るとともに、各連結部材装着位置において上記表
    皮材を凹状にウエルダ溶着することによりサンバ
    イザの一部に凹部が形成されるようになし、かつ
    上記各連結部材にはこれに嵌合される挿入部を両
    端に有する弾性体よりなるノブ本体を上記芯枠お
    よび該ノブ本体を弾性変形させつつ挿入し、かつ
    挿入状態にてはその弾性復帰力により抜け止めが
    なされるようにしたことを特徴とする自動車用サ
    ンバイザにおける補助ノブ構造。
JP5520482U 1982-04-16 1982-04-16 自動車用サンバイザにおける補助ノブ構造 Granted JPS58157815U (ja)

Priority Applications (1)

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JP5520482U JPS58157815U (ja) 1982-04-16 1982-04-16 自動車用サンバイザにおける補助ノブ構造

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JP5520482U JPS58157815U (ja) 1982-04-16 1982-04-16 自動車用サンバイザにおける補助ノブ構造

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Publication Number Publication Date
JPS58157815U JPS58157815U (ja) 1983-10-21
JPS6230494Y2 true JPS6230494Y2 (ja) 1987-08-05

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ID=30065797

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JP5520482U Granted JPS58157815U (ja) 1982-04-16 1982-04-16 自動車用サンバイザにおける補助ノブ構造

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6391231B2 (ja) * 2013-10-25 2018-09-19 河西工業株式会社 車両用サンバイザ及びその製造方法

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JPS58157815U (ja) 1983-10-21

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