JPS6230270Y2 - - Google Patents

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JPS6230270Y2
JPS6230270Y2 JP1979107008U JP10700879U JPS6230270Y2 JP S6230270 Y2 JPS6230270 Y2 JP S6230270Y2 JP 1979107008 U JP1979107008 U JP 1979107008U JP 10700879 U JP10700879 U JP 10700879U JP S6230270 Y2 JPS6230270 Y2 JP S6230270Y2
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timer
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time
scale
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JP1979107008U
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JPS5624034U (ja
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  • Electromechanical Clocks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電子レンジの時限設定装置に関するも
ので、特に短い時間の設定時の誤差を少なくし、
機器の動作を正確に制御することを目的とするも
のである。
機器の動作時間を制御するために、時限設定用
のタイマを備えたものがこれまでにも数多く考案
され、また商品化されているが、これまでのタイ
マ目盛はその機器の時限設定において、頻繁に使
用する範囲とそうでない範囲の区別がなされてい
ない。このため、特にタイマの最大動作時間の範
囲内で短い時間で頻繁に使用することが多い機器
においては、その設定時間に対する設定時の誤差
の占める比率が大きく影響し、タイマを慎重に操
作しないと機器の動作後希望する最適結果が得ら
れないという問題があつた。具体例について説明
する。電子レンジの高周波出力は家庭用として一
般に500〜600Wであり、加熱時間設定用タイマの
最大動作時間は15分のものが多い。この電子レン
ジは、生からの調理や、再加熱、煮こみ料理、解
凍、卵料理等その用途は広いが、この中でも単
品、少量の加熱用に最も頻繁に使われているのが
実情である。具体的には高周波出力600Wで酒の
かん−180cc−1分、冷やごはん−1杯(180cc)
−50秒、いり卵−2個−61分30秒などがあるが、
これらのものは、加熱時度が比較的短く、しかも
正規の時間以上に加熱した場合は水分が抜けて固
くなつたり、味が落ちるなどの弊害が生じるの
で、タイマの設定に正確さが要求される。
本考案は上記欠点を解消するものであり、以下
本考案の一実施例を図に従い説明する。
第1図に示す本体1内には加熱室と、この加熱
室に高周波を発生するマグネトロンや高圧電源回
路が設けられている。また加熱室前面にはハンド
ル2の操作により開閉する扉3を設けている。こ
の構成で、加熱室に食品を入れて、操作パネル4
の調理指示ボタン5(電子レンジの高出力
(600W)生からの調理・再加熱)を押し、次にこ
のボタン操作によりタイマ指示矢印6が現われた
方のタイマツマミ7を回して食品に適した加熱時
間を設定する。そして、この状態で調理スタート
ボタン8を押すと調理ランプ9が点灯し、同時に
高周波により食品が加熱される。
次に操作パネル4のタイマ目盛部を第2図に示
す。操作パネル4のタイマ目盛板10はタイマツ
マミ7の周縁に透明窓部11があり、その外周部
にタイマ目盛が表示されている。例示されている
タイマ目盛は15分計であり、透明窓部11の外周
縁の3分の位置には段部を設けている。そしてこ
れにより透明窓部11の外周径のうち「切」〜3
分までの外周径をR1,3分〜15分までの外周径
R2とした時、例示の如くR1>R2となつている。
今タイマツマミ7を右方向に回すと透明窓部11
に表示板12が現れ、必要な加熱時間に合わした
後(図では2分)調理スタートボタン8を押すと
食品が高周波により加熱される。そして時間の経
過とともに表示板12が徐々に切点に戻り見えな
くなつた時に、図示していない報知器が「チー
ン」となつて電源が切れる。この表示板12は時
間設定や残り時間の確認を容易にするため、例え
ば螢光を含む橙色に着色されている。またこの表
示板12の取付方法は第3図のごとくなつてい
る。すなわち、タイマ主軸13には2本のピン1
4,15が打ち込まれていて、ピン14はタイマ
ツマミ7と嵌合し、ピン15は表示板取付ボス1
6と嵌合し、この表示板取付ボス16に前記表示
板12がネジ17により固定されている。表示板
18は表示板12とは異なる色に着色されてい
て、時間設定時には表示板12が透明窓部11と
表示板18の間を移動する構成となつている。こ
のため、透明窓部11には時間設定時、表示板1
2と表示板18が現れるが、タイマの切時は表示
板18だけが見える。なお、19,20はタイマ
取付部のシヤシーの一部であり、表示板18が固
定されている。以上の説明で明らかな如く本考案
は下記の効果を生じる。
(1) 例えば高周波出力が500〜600Wタイプの家庭
用電子レンジでは少量、単品での調理や再加熱
の使用頻度が非常に高く、ほとんどが3分以下
で加熱が終るのが実情であり、この範囲の表示
板の見える巾を大きくすることは、時限設定が
容易となり、時限に対する精度が向上する。
(2) タイマの時間設定時の誤差が同じ場合、設定
時間が短くなるほど、誤差の影響する割合が大
きくなるから、タイマの切点に近い側で表示板
の見える巾を大きくすることにより、食品を一
層正確に希望する状態に調理することが可能と
なる。また切点側になるほど良く見えるので切
点が近いことが良くわかる。
(3) 従つて設定時間の僅かな誤差によつても、そ
の仕上がり状態が大きく左右される食品、例え
ば、酒のかんや、ごはんの再加熱、卵料理など
においても味や外観を損なうことがほとんどな
くなる。
(4) 高周波の低出力(約200W)による加熱にお
いても、特に冷凍食品を解凍して生の状態で食
べるものは過加熱により、変質、変色して風味
を損なうことが多いが、本考案によれば、この
ようなこともほとんどなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を電子レンジに適用
した外観図、第2図、第3図は同電子レンジの要
部拡大正面図である。 4……操作パネル、7……タイマツマミ、10
……タイマ目盛板、11……透明窓部、12……
表示板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 時限設定用のタイマと、このタイマによつて可
    動される有色の表示板が出没する略環状の透明窓
    部を有し、少なくとも外周側に目盛を印したタイ
    マ目盛板とを備え、前記透明窓部の外周縁に段部
    を設け、目盛の切点を含む側の前記透明窓部の外
    周縁の円弧の径を、前記段部で区切られた他方の
    外周縁の円弧の径よりも大きくしたことを特徴と
    する電子レンジの時限設定装置。
JP1979107008U 1979-08-01 1979-08-01 Expired JPS6230270Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1979107008U JPS6230270Y2 (ja) 1979-08-01 1979-08-01

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979107008U JPS6230270Y2 (ja) 1979-08-01 1979-08-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5624034U JPS5624034U (ja) 1981-03-04
JPS6230270Y2 true JPS6230270Y2 (ja) 1987-08-04

Family

ID=29339647

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979107008U Expired JPS6230270Y2 (ja) 1979-08-01 1979-08-01

Country Status (1)

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JP (1) JPS6230270Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49105166U (ja) * 1972-12-25 1974-09-09
JPS5553060Y2 (ja) * 1975-12-29 1980-12-09

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5624034U (ja) 1981-03-04

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