JPS6230099Y2 - - Google Patents

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JPS6230099Y2
JPS6230099Y2 JP1982085351U JP8535182U JPS6230099Y2 JP S6230099 Y2 JPS6230099 Y2 JP S6230099Y2 JP 1982085351 U JP1982085351 U JP 1982085351U JP 8535182 U JP8535182 U JP 8535182U JP S6230099 Y2 JPS6230099 Y2 JP S6230099Y2
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film
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input device
guide plate
films
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JP1982085351U
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【考案の詳細な説明】 この考案は、複数の入力項目から所望の入力項
目を指定する所定動作により入力を行なう装置に
関し、上記所定動作を行なう入力部に表示された
入力項目の変更を迅速にした入力装置に関する。
第1図は、多項目の入力装置の従来例の概略図
を示すもので、1は入力を行なう入力部、3は所
定の大きさで区画された入力項目の項目名称が表
示され上記入力部1上を第1図中矢印方向に移動
するフイルムを示す。なお、該フイルム3の移動
は、入力装置5に内蔵されているフイルム移動手
段(図示せず)によつて、前記入力部1の幅Aを
送りの単位(ページ)としてページごとに行なわ
れる。また、各々の入力項目には、それぞれに対
応して入力があつたことを示す入力信号が記憶さ
れている入力装置1に内蔵されたコントロール部
(図示せず)の記憶部におけるアドレスが指定さ
れている。
作用としては、入力部1に位置したフイルム3
に表示された入力項目中から所望の項目をペンタ
ツチあるいはプツシユ等の所定の項目指定動作を
行なうと、前記コントロール部は、記憶部から、
指定された項目に対応したアドレスに記憶されて
いる入力信号を読み出して出力する。
所望の入力項目が他のページにある場合には、
フイルム移動手段によりフイルム3を移動させて
必要なページを入力部1にセツトした後に、前述
した項目指定動作を行なう。
しかしながら、従来の入力装置においては、フ
イルムの移動をページごと(距離Aずつ)に行な
う構成となつているため、ページを変更する場合
には、フイルムの移動速度をVとすると、1ペー
ジ当たり最低でもA/Vの時間を要し、さらに例
えば一方のフイルム終端のページを他方のフイル
ム終端のページに変更しようとする場合には、フ
イルムの全ページ数をnとすると、最低でもA/
V×(n−1)の時間を要し、結果的にページの
変更に時間がかかり、もつて入力効率が向上でき
ないという問題点がある。
上記問題点を容易に解決する方法としては、フ
イルムの移動速度を速くする方法が考えられる
が、反面、移動速度を速くする程フイルムの所望
のページで停止させるための位置制御手段を構成
が極めて複雑となるので限度があり、またコスト
アツプの原因ともなるという不具合がある。
この考案は、上記に鑑みてなされたもので、そ
の目的としては、複数の入力項目から所望の入力
項目を指定する所定動作により入力を行なう装置
において、上記所定動作を行なう入力部に表示さ
れた入力項目の変更を迅速にした入力装置を提供
することにある。
上記目的を達成するために、この考案は、複数
の入力項目から1または複数の入力項目を所定動
作により指定して入力を行なう入力装置であつ
て、ガイド板と該ガイド板上を移動するフイルム
とを有する表示部を複数並置して成る入力部と、
前記フイルムを移動させる駆動手段と、を備えた
入力装置において、前記各フイルムの両端部が巻
かれた状態となつており、該巻かれた状態のフイ
ルム部分を収納保持する収納保持部を設けた構成
としたことを要旨とする。
以下、図面を用いてこの考案の実施例について
説明する。
第2図は、この考案の実施例を示すもので、ま
ず構成について説明すると、7は入力装置,9−
1〜9−5は該入力装置7の入力部11を構成す
るように配列された例えば5枚のガイド板,13
−1〜13−5は該ガイド板9−1〜9−5上を
移動するフイルム15−1〜15−5を移動させ
るフイルム走査軸,17−1〜17−5は該フイ
ルム走査軸13−1〜13−5の端部に設けられ
た第1のベベルギヤ19−1〜19−5に噛合す
る第2のベベルギヤ,21は該第2のベベルギヤ
17−1〜17−5の中心軸を貫通するように設
けられたベベルギヤ同期回転軸23を回転させる
ことによつて、上記第2のベベルギヤ17−1〜
17−5を同期して回転させるパルスモータであ
る。
ガイド板9−1〜9−5には、第3図a,bに
示す如く(ガイド板9−1〜9−5は同一形状
で、且つ入力部11における該ガイド板9−1〜
9−5の配置状況がすべて同じため、ガイド板9
−1についてそれぞれ示す)、フイルム15−1
〜15−5がガイド板9−1〜9−5上に位置し
ている部分以外は巻かれた状態となつているが、
その巻かれた状態のフイルム部15′−1〜1
5′−5を収納保持する如く両端部に収納保持部
25−1〜25−5が形成された構成となつてい
る。
フイルム走査軸13−1〜13−5は、前述し
た第1のベベルギヤ19−1〜19−5と、前記
収納保持部25−1〜25−5の下方に配置され
る従動ローラ軸27−1〜27−5を中心軸とし
て回転自在に設けられた従動ローラ29−1〜2
9−5(第3図b参照)とフイルム15−1〜1
5−5を介して状態で上記フイルム走査軸13−
1〜13−6を中心軸として該フイルム走査軸1
3−1〜13−6の回転に伴つて回転するフイル
ム走査ローラ31−1〜31−6とを有する。
フイルム15−1〜15−5は、例えばガイド
板9−1〜9−5の平面部9′−1〜9′−5の幅
A′(従来例における入力部1の幅A≫A′)と、
上記フイルム15−1〜15−5をその幅と直交
する方向に複数に分割した幅Bとの大きさを単位
とする入力項目によつて区画され、幅A′ごとに
移動せしめられる。
なお、前記フイルム走査軸13−1〜13−
5,第1のベベルギヤ19−1〜19−5,第2
のベベルギヤ17−1〜17−5,パルスモータ
21,ベベルギヤ同期回転軸23,従動ローラ軸
27−1〜27−5,フイルム走査ローラ31−
1〜31−5は、駆動装置を構成するものであ
り、特に、そのうち第2のベベルギヤ17−1〜
17−5,パルスモータ21,ベベルギヤ同期回
転軸23については、同期駆動手段を構成するも
のである。
また、前記ガイド板9−1〜9−5,フイルム
15−1〜15−5は表示部を構成するものであ
る。
次に、この実施例の動作について説明する。
入力部11におけるガイド板9−1〜9−5上
に位置したフイルム15−1〜15−5に表示さ
れた入力項目中から所望の項目をペンタツチある
いはプツシユ等の所定の項目指定動作を行なう
と、入力装置7に内蔵されているコントロール部
(図示せず)は記憶部から、指定された項目に対
応したアドレスに記憶されている入力信号を読み
出して出力する。
所望の入力項目がない場合には、フイルム15
−1〜15−5を移動して所望の入力項目が出た
後に、上述した項目指定動作を行なうが、ここで
その際のフイルム15−1〜15−5の移動動作
について説明する。パルスモータ21を駆動させ
ると、ベベルギヤ同期回転軸23の回転に伴つて
第1および第2のベベルギヤ19−1〜19−5
および17−1〜17−5,フイルム走査軸13
−1〜13−5も回転する。フイルム走査ローラ
31−1〜31−5は、該フイルム走査軸13−
1〜13−5の回転に伴つて回転するが、同時に
この回転をフイルム15−1〜15−5を介して
接している回転自在の従動ローラ29−1〜29
−5に伝達しようとする。従つて、この時には、
前記フイルム走査ローラ31−1〜31−6とフ
イルム15−1〜15−5,および該フイルム1
5−1〜15−5と従動ローラ29−1〜29−
5の間のそれぞれの摩擦により、フイルム15−
1〜15−5がそれぞれ同じ距離だけ移動すると
共に、従動ローラ29−1〜29−5が回転する
ことになる。
なお、この実施例では、ガイド板9−1〜9−
5,フイルム走査ローラ31−1〜31−5,従
動ローラ29−1〜29−5を入力装置7におい
ては第3図bに示す如く、1枚のガイド板9−1
〜9−5に対して1個のフイルム走査ローラ31
−1〜31−5の回転によりフイルム15−1〜
15−5を移動させる配置状況としたが、第4図
に示すように、従動ローラ29−1〜29−5の
回転だけでフイルム15−1〜15−5を移動す
るようにすれば、フイルム走査ローラを不要にす
ることができ、さらに第5図に示す如くガイド板
32−1〜32−5の端部を収納保持部25−1
〜25−5に向けて突起形状に形成し、該突起形
状に沿つてフイルム走査ローラ31′−1〜3
1′−5を密着させた配置状況とすることによつ
ては、フイルム走査ローラの数を減らすことがで
きることに加えて、従動ローラを不要にすること
ができる。従つて、ガイド板の構成が極めて簡単
なことに加えて、特に第5図に示した配置状況と
した場合には、1個のフイルム駆動ローラおよび
1枚のガイド板とフイルムとで表示部を構成する
ことができるので、大幅なコストダウンを計るこ
とができる。
次に、入力項目の変更時間についてフイルムの
移動速度は同じ(速度V)として、従来装置と比
較検討してみると、入力部に表示されている入力
項目全体の変更時間については、従来がA/Vに
対して本実施例ではガイド板9−1〜9−5上の
フイルム15−1〜15−5が同期して移動する
のでA′/Vとなるが、A≫A′の関係より、本実
施例の方が極めて短時間となり、さらに従来装置
において、一方のフイルム終端のページを他方の
フイルム終端のページに変更する場合には、最低
でもA/V×(n−1)の時間を要することはす
でに述べたが、本実施例で実質的に等しい動作を
行なう場合には、各々のガイド板9−1〜9−5
上における入力項目が(n−1)回だけ変われば
よく、それに必要な時間はA′/V×(n−1)と
なり、前述した関係より本実施例の方が極めて短
時間で済み、もつて入力項目の変更を伴つた入力
動作の時間が短縮でき、入力効率を上げることが
できる。
さらに、従来装置において用いたフイルム3と
同一長(W)のものを各々のガイド板9−1〜9
−5上を移動させることによつては、入力部に表
示された1つの入力項目当りの表示変更可能回数
が従来装置でW/A回であるのに対し、本実施例
ではW/A′回となり、前述したA≫A′の関係よ
りW/A<W/A′となるので、入力装置におけ
る全入力項目数を増加することができる。
なお、この実施例では、フイルム15−1〜1
5−5の移動は、該フイルム15−1〜15−5
とフイルム走査ローラ31−1〜31−5若しく
は従動ローラ29−1〜29−5との間の摩擦を
利用して行なわれているが、これに限らず、例え
ば第6図に示す如く、フイルム33−1〜33−
5をその両端に所定の大きさで、且つ所定の間隔
で貫通孔を設けて、鎖歯車(図示せず)で移動す
る方式でもよい。
なお、フイルム15−1〜15−5の移動距離
の制御は、前記幅A′だけフイルム15−1〜1
5−5を移動するために必要なパルスモータ21
に供給すべきバルス数をPとすると、移動距離に
応じて該パルス数Pに整数倍を乗じたパルス数を
パルスモータ21に供給すればよいことは言うま
でもない。また、この実施例においては、パルス
モータ21によつてフイルム15−1〜15−5
の移動を制御しているが、パルスモータ以外のモ
ータでもよく、さらにベベルギヤ同期回転軸23
に例えばハンドル等を設けてマニユアルでフイル
ム15−1〜15−5を移動させてもよい。
さらに、この実施例では各々のフイルム15−
1〜15−5の移動を同期して行なうようにした
が、前記第1および第2のベベルギヤ19−1〜
19−5および17−1〜17−5をそれぞれ独
自に噛合させる例えばクラツチ等で構成されるギ
ヤ噛合手段を設けることによつては、各々のフイ
ルム15−1〜15−5の移動を非同期ででもで
きる。
また、フイルム走査軸13−1〜13−5の回
転駆動については、本実施例のようにベベルギヤ
を用いたものに限定されることはなく、例えば通
常のギヤ,チエーン方式,タイミングベルト方式
等により行なつてもよいことは言うまでもない。
従つて、この考案によれば、ガイド板とガイド
板上を移動するフイルムと前記ガイド板の両端部
に形成され前記フイルムを収納保持する収納保持
部とを有する表示部を複数配列して入力装置の入
力部を構成し、該入力部に表示された入力項目を
変更するために要するフイルムの移動距離を極め
て短くしたので、上記入力項目の変更に要する時
間を短縮することができる。
この考案は、前記実用新案登録請求の範囲の通
りとしたので、入力装置における入力部に表示さ
れた入力項目の変更を迅速に行なうことができ
る。
なお、この考案は、適宜の変更によつては他の
実施態様でも実施し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は入力装置の従来例、第2図はこの考案
の実施例、第3図aはガイド板周囲の抽出斜視図
第3図bは表示部を入力装置に組付けた時の配置
状況概略図、第4図および第5図は表示部を入力
装置に組付けた時の他の実施例における配置状況
概略図、第6図はフイルムをスプロケツト方式で
送る場合のガイド板およびフイルムの抽出斜視図
である。 図の主要な部分を表わす符号の説明、9−1〜
9−5……ガイド板、15−1〜15−5……フ
イルム、13−1〜13−5……フイルム走査
軸、19−1〜19−5……第1のベベルギヤ、
29−1〜29−5……従動ローラ、31−1〜
31−5……フイルム走査ローラ、31′−1〜
31′−5……フイルム走査ローラ、17−1〜
17−5……第2のベベルギヤ、21……パルス
モータ、23……ベベルギヤ同期回転軸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 複数の入力項目から1または複数の入力項目
    を所定動作により指定して入力を行なう入力装
    置であつて、ガイド板と該ガイド板上を移動す
    るフイルムとを有する表示部を複数並置して成
    る入力部と、前記フイルムを移動させる駆動手
    段と、を備えた入力装置において、 前記各フイルムの両端部が巻かれた状態とな
    つており、該巻かれた状態のフイルム部分を収
    納保持する収納保持部を設けたことを特徴とす
    る入力装置。 (2) 前記収納保持部が前記ガイド板の両端に該ガ
    イド板と一体に設けてあることを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第(1)項に記載の入力装
    置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4966026A (ja) * 1972-10-28 1974-06-26
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