JPS6230093A - 中綴折紙葉の落丁検出方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、ハガキなどの綴込紙葉を本文頁内に備える中
綴本を製本する丁合製本工程において、中綴本文折丁と
一緒に丁合する前記綴込紙葉形成用の中綴折紙葉の落丁
の有無を検出するための方法に関する。

（従来の技術〉 従来の中綴丁合製本にお１プる中綴折紙葉の落丁有無の
検出は、厚み検出測定機によって検出しており、例えば
ハガキの掛は載せ位置が不安定であって、−冊の本の中
の数個所に複数の紙葉を綴込む様な場合、ハガキの位置
が不規則にズレるため、正しい厚味の検出が不可能にな
る。

（発明の目的） 本発明は、丁合折丁の搬送途中に掛載するハガキなど中
綴折紙葉をフォトセルにより検出し、ハガキｌｉ）数位
置が不安定であっても、該紙葉の落丁の有無の正しい検
出を行なうことを可能とするものである。

（発明の構成） 本発明は、中綴機ギヤザリングチエンなどにより順次適
宜数丁合搬送される折丁上に掛載する中綴折紙葉の掛載
移動搬送路の該紙葉を挾んで両側に相対して設けたミラ
ーと反射型フ第１〜セルにより該紙葉を検出し、中綴機
本体に設置するエンコーダーから発信するタイミング信
号と、前記フオトセルからの検出信号との連継動作によ
り前記紙葉の落丁の有無を検知することを特徴とする中
綴折紙葉の落丁検出方法である。

本発明方法を図面に従って詳細に説明すれば、第１図は
、本発明の一実施例であり、中綴機のギヤザリングチエ
ン（５）上に順次掛載されて該チェノ（５）の爪（２）
により押送搬送される本文折丁（１）の上方より、適宜
位置にて該折丁より小サイズの例えばハガキの大きさに
２つ折りした中綴折紙葉（４）を落下させて該折丁（１
）上に掛載し、矢印前方向に搬送され乍ら、更に順次折
丁（１）及び最後に表紙折丁〈１）を丁合掛載したあと
、ステッチ掛けされて中綴本が形成される。

中綴折紙葉（４）の裏側に設置されるミラー（３）は、
適宜治具によって下側綴機本体に支持するものである。

該ミラー（３）に対向する前記紙葉（４）外側に反射型
フォトセル（６）を設ける。

ミラー〈３）と反射型フォトセル（６）との間を通過す
る紙葉（４）は、該フォトセル（６）の照明光を遮断す
ることによって、その落下及び通過を検出できる。この
検出時点は、中綴機本体に同期して動作するエンコーダ
ーによる検出開始信号により設定される。

第２図は本発明の他の実施例であり、ギヤザリングチエ
ン（５）上方に、ある間隔を有して平行に、ライナー状
のサドル（７）を設け、紙葉（４〉が、ギヤザリングチ
エン（５）に掛載する折丁上に落下する途中に一担、該
サドル（７）に掛載した後、ギヤザリングチエン（５）
の爪（２）により折丁（１）と−緒に紙葉（４）を矢印
前方に搬送するものである。この場合、サドル（７）本
体鉗面を鏡面にして、該鏡面に対してフォトセル（６）
の照射光を反射させ、集めた反射光を同フォトセル（６
）により検知して、紙葉（４）の落下及び通過を検出す
るもので、これによって紙葉（４）の落丁の有無を検出
するものである。

第３図は、本発明方法における中綴機め丁合搬送折丁（
１）及びギヤザリングチエン（５）の正　、面図であり
、（Ａ）は、本発明の一実施例におけるミラー（３）と
フォトセル（６）の設置位置を説明するものであり、（
Ｂ）は、本発明の他の実施例におけるミラーとフォトセ
ルの設置位置を説明するものである。

本発明方法はこの他に、第３図（Ｃ）のように２つ折り
紙葉（４）の外側にそれぞれ反射力フォトセル（６）と
、ミラー（３）を対設することができる。

第４図は本発明における検出動作ブロック図であり（８
）は中綴機本体と同期して信号を発するエンコーダーな
どの同期スイッチ、（６）は中綴折紙葉（４）を検出す
る反射型フォトセル、くっ）はスイッチ（８）からの動
作指令信号とフォトセル（６）からの検出信号とを受け
て同期状況の良否を判定、またはスイッチ（８）の信号
を受けてフォトセル（６）を検出動作させ同期状況の良
否を判定する良否判定装置、（１０）は中綴折紙葉（４
）の落丁の有無を検出すべき位置を設定する書落検出位
置設定手段（１１〉を備えた排出指令装置であり、該指
令装置（１０）の前面パネル面に前記設定手段（１１）
の位置設定表示用導電接点差込みビンを差込むホールを
備え、検出光電セル（６）の動作設定位置を該ビンの差
込みにより設定及び表示することができる。

同期スイッチ（８）とフォトセル（６）からの紙葉（４
）検出信号が正しい状態で同期して発信動作している場
合は、前記良否判定装置（９）より正常信号が発せられ
て、中綴機の運転は継続されるが、同期状況がズしてい
る場合は、異常信号として排出指令装置（１ｏ）に出力
され、該指令装置（１０）の指令により紙葉検出位置に
応じてギヤザリングチエンの所定周期搬送動作後に排出
動作するキャリバーにより、異常検出された中綴本を不
良本として排出する。

（発明の作用） 本発明方法は、ミラー（３）とフォトセル（６）により
中綴折紙葉（４）の落丁の有無を検出するようにしたも
のであり、ギヤザリングチエン（５）により搬送される
折丁（１）上への掛載位置が不安定であっても、本発明
における検出許容範囲であれば安定して検出動作でき、
また、その検出偉置の設定及び検出許容範囲の設定は、
エンコーダーなど同期スイッチ（８）の定周期信号発生
のタイミング及び該信号持続タイムの調整により制御で
きるものである。また本発明においては、良否判定装置
（９）からの正常または異常のいずれかの判定信号を受
けて動作する排出指令装置（１０）に備える検出位置設
定手段〈１１）により中綴機上の落丁を検出すべきＴ合
併は位置にあるフォトセル（６）だけを適宜切替え動作
できるものである。

（発明の効果） 本発明方法は、落丁検出をミラーを介してフォトセルに
より検出し、またエンコーダーなどから発信するタイミ
ング信号とフォトセルからの検出信号との連継により落
丁を検出する手段により行なうため中綴折紙菓の掛数位
置が不安定であっても検出許容Ｗ４域を広く取れるため
、その検出領域での検出動作を安定して行なうことがで
き、また中綴本に綴込むハガキなどの紙葉の落丁を適切
な精度で検知することができ、中綴本の所望個所の異な
る頁間に、ハガキなどをはじめとして本文頁より小さい
サイズの中綴折紙葉を綴込む場合にも、正確にそれらの
落丁の有無を検知することができ、製本品質の向上に顕
著な効力を発揮するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方法の一実施例における紙Ｍ掛載工程を
説明する側面図、第２図は本発明方法の他の実施例の側
面図、第３図は本発明方法における中綴掛載工程の正面
図、第４図は本発明方法における動作ブロック図である
。 特　　許　　出　　願　　人 凸版印刷株式会社 代表者　鈴　木　和　夫

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 中綴折丁上に掛載する中綴折紙葉の掛載移動搬送路の該
   紙葉を挾んで両側に相対して設けたミラーと反射型フォ
   トセルにより該紙葉を検出し、中綴機本体に設置するエ
   ンコーダーから発信するタイミング信号と、前記フォト
   セルからの検出信号との連継動作により前記紙葉の落丁
   の有無を検知することを特徴とする中綴折紙葉の落丁検
   出方法。