JPS6230042Y2 - - Google Patents

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JPS6230042Y2
JPS6230042Y2 JP481981U JP481981U JPS6230042Y2 JP S6230042 Y2 JPS6230042 Y2 JP S6230042Y2 JP 481981 U JP481981 U JP 481981U JP 481981 U JP481981 U JP 481981U JP S6230042 Y2 JPS6230042 Y2 JP S6230042Y2
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JP
Japan
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tile
teaching
pieces
ohajiki
color
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JP481981U
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JPS57119356U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は数量の一体的指導と共に図型指導にも
使用することのできる教習用図形指導具を兼ねた
計数具に関するものである。
小学校の低学年に対する文部省指導要領では数
量の一体的指導の他に図形指導が定められてい
る。
このうち数量の一体的指導では具体的なもの、
例えばみかん3個といつたことから抽象的な数字
である3を理解させることを主な指導内容として
いる。この具体的なものから抽象的な数字に移行
する際、その移行に当つての理解を容易にするた
めに半具体的な「物」例えば正方形の薄板(以下
〓タイル〓という)や、花の形をしたもの(以下
〓おはじき〓という)を用いている。
半具体的物は2つに大別でき、1つは第7図に
示すよう1対1の対応をし、分離量としてとらえ
る〓おはじき〓であり、他の1つは第8図に示す
よう連続量としてとらえる〓タイル〓である。
〓おはじき〓の場合は色、形、大きさ等で表現
し1対1の対応をするもので「量」とは無関係で
ある。
これに対して〓タイル〓の場合は、色、形、大
きさに関係なく同一図形を接合して1つのまとま
つた量として表現している。
したがつて〓おはじき〓と〓タイル〓とを比較
した場合は〓タイル〓の方がやや抽象的な数字に
近い。
しかしこの〓タイル〓の欠点は、第8図に示す
ように〓タイル〓を接合して一体とした場合に、
一体となつた1つの量としてのイメージが児童に
強く残り、例えば30+4を34と記述しないで304
と記述する場合がある、同様に34+9を43と記述
しないで30+(4+9)とし、30は10という量が
3つ集合したもので、4+9は13と考え、313と
記述するなどの欠点が調査の結果判明している。
また、文部省の図形指導要領では(1)ずらす(2)ま
わす(3)うらがえすという図形の3種類の交換方法
で図形指導をするよう定められている。
本考案は上記した〓タイル〓のもつ欠点を克服
し、「量」として、あるいは1対1の対応をする
「個数」としての両方の機能を持たせ、上述した
半具体物の段階で使用される2つの教具を1つの
教具で、しかも算数に対する児童の理解を容易な
らしめると共に、同一の教具で図形指導をも可能
にした教習用図形指導具を兼ねた計数具を提供す
ることを目的とする。
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
ると、第1図は本考案に係る教習用図形指導具を
兼ねた計数具の1単位である駒3の正面図で、タ
イル1の面におはじき2を一体化させている。タ
イル1とおはじき2とを一体化させるには、タイ
ル1の面におはじき2を接着するか、タイル1と
おはじき2とを一体に成形する立体的構成でもよ
いし、タイル1面におはじき2を描くなどの平面
的構成でもよい。更には駒3に磁気を帯びさせる
と、鉄板等に磁着するので駒3が散逸せず指導の
際に便利である。駒3はタイル1の対角線に沿つ
て切断されている。駒3は色を異にし、少なくと
も2色以上、好ましくは3色の異なつた色の駒3
から教習用図形指導具を兼ねた計数具は構成さ
れ、各色は原則として同色の駒3を10個集めて教
習用図形指導具を兼ねた計数具の1構成単位とす
る。
なおおはじき2の色をタイル1の色よりやや濃
くする方がおはじき2が識別しやすく好ましい。
次に本考案を数量の一体的指導に使用する場合
について第1図、第2図に基づいて説明すると、
まず〓おはじき〓として使用する場合は第1図に
示すようにおはじき2が見える面を表側にして並
べれば従来の〓おはじき〓と同様に1対1の対応
をする分離量としての指導ができる。なお、おは
じき2はタイル1の表面に一体的に形成されてい
るのでおはじき2を並べ、しかも見方を変えてタ
イル1に着目すれば従来の〓タイル〓のように連
続量としての指導も可能で、〓おはじき〓として
の指導と〓タイル〓としての指導を同時に行なう
ことができ、数に対する児童の理解が早い。この
点は本考案の特徴とする点である。
また、本考案を〓タイル〓として使用するには
第2図に示すように、おはじき2を形成していな
い面を表側にすれば、従来の〓タイル〓としての
連続量を理解させる指導ができる。
更に本考案を図形指導に使用する場合は第3図
から第6図に示すように駒3を2個用い、それぞ
れ切断片3a,3b,3c,3dのうちのいずれ
か1つの切断片を第4図のようにずらし、第5図
のようにうらがえし、また第6図のようにまわす
指導が可能である。特にうらがえす指導について
は駒3の片面にはおはじき2が一体に形成されて
いるので第5図に示すようにうらがえしたことが
明確になる。この点は本考案の特徴とする点であ
る。また第3図に示すようずらす→まわす→うら
がえすといつた一連の図形指導もできる。
このように本考案によればタイル1の面におは
じき2を一体化させて駒3を構成させているので
具体的な「物」を〓おはじき〓という半具体物に
置き換え、分離量として1対1の対応が確実にで
きると共に、本考案がタイル1を構成要素として
いるため〓タイル〓の機能をも有し、例えばみか
ん3個を〓おはじき〓3個に置き換える操作の中
で駒3を3個並べることにより知らず知らずのう
ちに連続した「量」としての感覚も養われ、数量
の一体的な指導に役立ち、ひいては数の理解を早
める効果がある。また本考案は少なくとも2色以
上を組合わせているので、色の違いによつて数の
位取りの約束をすれば、前述した〓タイル〓、〓お
はじき〓及び〓色〓の3つの機能を一体にしての
指導が可能である。
そして数の指導についていえば、本考案は同色
の駒3を10個集めて1構成単位としているので10
進法による数の指導が容易である。
また、1対1の対応をし、分離量としてとらえ
る〓おはじき〓として使用する場合は、おはじき
2の色をタイル1の色と識別できるようにしてい
るので〓おはじき〓としての指導に便利である。
更にまた、駒3は磁気を有しているので、駒3
を四角形のタイルとして使用するときには一体に
なつて分散しないため取扱いに便利であるばかり
か、指導の際に鉄板等を使用すると、駒3は鉄板
等に磁着して散らず、指先の発達が未だ十分でな
い低学年の児童の指導がやりやすい。
更には駒3をタイル1の対角線に沿つて切断し
ているので三角形の切断片3a,3b,3c,3
dをずらす、まわす、うらがえすことにより図形
指導にも使用できる多くの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る駒の1単位を10個並べた
正面図、第2図は第1図の背面図、第3図から第
6図は本考案を図形指導に用いる場合の実施例図
第7図はおはじきの正面図第8図はタイルの正面
図である。 1……タイル、2……おはじき、3……駒。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (a) 小学校低学年の算数指導の教習用計数具とし
    て用いられるタイルの面に、教習用計数具とし
    て用いられるおはじきを一体化させ、これをタ
    イルの対角線に沿つて切断して教習用計数具の
    1単位としての駒を形成すること、 (b) 駒は、おはじきの色とタイルの色と識別でき
    るようにしていること、 (c) 駒は磁気を有していること、 (d) 駒は色分けしてあり、同色の駒を10個集めて
    1構成単位とし、少なくとも二色以上を組み合
    わせていること、 からなる教習用図形指導具を兼ねた計数具。
JP481981U 1981-01-14 1981-01-14 Expired JPS6230042Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP481981U JPS6230042Y2 (ja) 1981-01-14 1981-01-14

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JP481981U JPS6230042Y2 (ja) 1981-01-14 1981-01-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57119356U JPS57119356U (ja) 1982-07-24
JPS6230042Y2 true JPS6230042Y2 (ja) 1987-08-01

Family

ID=29803215

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JPS57119356U (ja) 1982-07-24

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