JPH0248856Y2 - - Google Patents

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JPH0248856Y2
JPH0248856Y2 JP18019686U JP18019686U JPH0248856Y2 JP H0248856 Y2 JPH0248856 Y2 JP H0248856Y2 JP 18019686 U JP18019686 U JP 18019686U JP 18019686 U JP18019686 U JP 18019686U JP H0248856 Y2 JPH0248856 Y2 JP H0248856Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、数学を解りやすく教えるための教材
の改良にに関するものである。
〈従来の技術〉 生徒に数学を教えるには、目で見て理解できる
教材を使用して生徒に興味を持たせて教えるのが
一番であるが、従来の数学の教材というものは、
本しかなく生徒に興味を持つて判りやすく教える
ことは難しかつた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 そのため、数学が理解できなく数学ぎらいにな
る生徒が多いという問題点が有つた。
このような問題点を解決するために、本考案者
は、数学を理解しやすいようにした種々の道具類
を考案した。
例えば、三角関数を理解させるための道具とし
ては、次のようなものを考案した。
二枚の透明な分度器101,102の中心1
03をピン104にて軸着し、その内の一枚1
01にはピン104と接する円105とピン1
04より延びた直径を結ぶ直線106を描き、
もう一方には、分度器102の中心103を通
り直交する二軸107,108を描き、各々の
軸107,108には前記円105の直径を1
とした目盛りを刻み、該直径を結ぶ直線106
の示す度数に於けるサイン・コサインの数値が
二軸107,108と円105との交点である
ことを示したもの。(第3図参照) 一枚の板110に、半径が1である円111
とその円111に接する直線112を描き、そ
の直線112には円111と対応する目盛りを
刻む。そして、円111の中心を通る一本の直
線114を描いた透明な板115をピン113
にて軸着し、円111に接する直線112と軸
着された透明板115に描いた直線114の交
点がタンジエントであることを示したもの。
(第4図参照) 本考案は、このように数学を理解し易く教える
道具の一つであり、特に二項定理を理解しやすく
教えることを目的とするものである。
〈問題点を解決するための手段〉 2つの数字を加算または減算したものをn乗す
る二項定理の式を一目で解るように、且つ覚えや
すくするために、直角三角形をした定規の表面
に、直角の角を頂点として、2つの数字を加算ま
たは減算したものをn乗する二項定理の式を、n
の数が小さいものより上からパスカルの数三角形
を示すように順に並べた。
そして、+−の符号に相当する部分に表示窓3
1を設け、その表示窓31と対応するする部分に
+−の符号を記したもう一枚のシート2を設け、
該シート2を摺動させることにより、2つの数字
を加算または減算したものをn乗する二項定理の
式のいずれかが表れるようにした。
〈作用〉 本考案の数学教材は、 式の+−の符号が変わることにより、展開式
がどのように変わるか解り易くする。
2つの数字を加算または減算したものをn乗
する二項定理の式が、パスカルの数三角形を示
していること、直角三角形の上に記すことで二
項定理の式をイメージ付け、覚えやすくする。
〈実施例〉 第1図及び第2図は本考案の一実施例を示して
おり、第1図は正面図であり、第2図は第1図の
A−A部拡大断面図である。
以下にこの図面を参照して、この考案の好適な
実施例を例示的に詳しく説明する。ただし、この
実施例に記載されている構成部品の寸法、形状、
材質、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ないかぎりは、この考案の範囲をそれらのみに限
定する趣旨のものではなく、単なる説明例に過ぎ
ない。
本考案の数学教材は、第1図及び第2図に示す
ように本体1と、摺動シート2と表面シート3の
三体よりなつている。
本体1は、適宜厚みを有する二等辺直角三角形
をしたアクリル等の透明な樹脂製のシート状体で
あり、表面に摺動シート2を第1図・図示左右方
向にのみ摺動自在に嵌挿する台形の凹部11を有
している。
摺動シート2は、本体1の台形の凹部11と略
同一の厚み、高さ、を持つシートであり、幅(第
1図左右方向)は摺動するストローク分だけ小さ
くなつている。
そして、摺動シート2の下部には第2図に示す
ようにレバー21を突設している。
又、摺動シート2の、表面シート3の表示窓3
1…31に対応する所には+または−の符号が書
かれている。
表面シート3は、2つの数字(本実施例では
a,b)を加算または減算したものをn乗する二
項定理の式を、nの数が小さいものより上からパ
スカルの数三角形を示すように順に並べ+−の符
号に相当する部分には表示窓31を設けて印刷3
3されており、表示窓31以外の部分は不透明と
なつている。(勿論、表示窓31…31は穿設穴
としても良いことは言うまでもない。) そして、下部には摺動シート2のレバー21と
対応する所には、穴32が穿設されている。
次に、組み立てについて説明する。
本体1の台形の凹部11に摺動シート2を嵌
挿する。
摺動シート2のレバー21を表面シート3の
穴32に挿通させた後、本体1と表面シート3
を貼付する。
次に、使用方法について説明する。
レバー21を第1図に図示したように右側へ
動かす。
そうすると、表面シート3の表示窓31…3
1に摺動シート2に書かれた+の符号が表れ、
2つの数字(本実施例ではa,b)を加算した
ものをn乗する二項定理の式が表れる。
レバー21を第1図、図示とは逆に左側へ動
かす。
そうすると、表面シート3の表示窓31…3
1に摺動シート2に書かれた+または−の符号
が表れ、2つの数字(本実施例ではa,b)を
減算したものをn乗する二項定理の式が表れ
る。
以上が実施例であるが、本実施例中の表面シー
ト3に記載したパスカルの数三角形部33以外の
文字部(数式33、説明書き35は省略してもよ
い。又、abの文字を他の文字に変更しても良い。
〈考案の効果〉 本考案の数学教材は、直角三角形に二項定理を
記入したことにより、生徒にパスカルの数三角形
をイメージさせ、覚え易くした。
又、レバーの操作により、+−の符号が変わる
ので、加算と減算との場合の公式の違いがよくわ
かるようにした。
更に、本実施例は三角定規としても使用できる
ので、使用するたびに公式を覚えるという付帯的
な効果も有する。
以上のように、本考案は有用且つ実用的な考案
である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示して
おり、第1図は正面図であり、第2図は第1図の
A−A部拡大断面図である。第3図および第4図
は、他の考案の実施例を示す正面図である。 2……摺動シート、3……表面シート、31…
…表示窓。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 少なくとも2枚のシート状体を重ねたもので
    あり、表面側のシート状体3には、2つの数字
    を加算または減算したものをn乗する二項定理
    の式を、nの数が小さいものより上からパスカ
    ルの数三角形を示すように順に並べて記し、+
    −の符号に相当する部分に表示窓31を設け、
    その下のシート状体2には、その表示窓31と
    対応するする部分に+−の符号を記し、該シー
    ト2を摺動可能に構成することにより、2つの
    数字を加算または減算したものをn乗する二項
    定理の式のいずれかが表れるようにしたことを
    特徴とする数学教材。 2 シート状体を重ねた形状が、直角三角形をし
    ており、表面側のシート状体3にはパスカルの
    数三角形が、直角の角を頂点として記されてい
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項に記載の数学教材。
JP18019686U 1986-11-21 1986-11-21 Expired JPH0248856Y2 (ja)

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JP18019686U JPH0248856Y2 (ja) 1986-11-21 1986-11-21

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JPS6384170U JPS6384170U (ja) 1988-06-02
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