JPS6230007B2 - - Google Patents

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JPS6230007B2
JPS6230007B2 JP55020051A JP2005180A JPS6230007B2 JP S6230007 B2 JPS6230007 B2 JP S6230007B2 JP 55020051 A JP55020051 A JP 55020051A JP 2005180 A JP2005180 A JP 2005180A JP S6230007 B2 JPS6230007 B2 JP S6230007B2
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JP
Japan
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bending operation
wire
joint
bending
rings
Prior art date
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JP55020051A
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English (en)
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JPS56116442A (en
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Mikio Utsuki
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Publication of JPS56116442A publication Critical patent/JPS56116442A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は挿入部の彎曲管部における彎曲操作ワ
イヤの案内構造を改良した内視鏡に関する。
一般に、軟性内視鏡の挿入部は可撓管部の先端
に彎曲管部を介して先端構成部を連結してなり、
上記彎曲管部は第1図で示すようにその軸方向に
複数の節輪1…を配列し、この各節輪1…を交互
に左右の軸2,3と上下の軸4,5によつて回転
自在に連結するとともに、上記節輪1…内に上下
左右の彎曲操作ワイヤ6,7,8,9を挿通し、
その各先端を最先端の節輪1に取付け固定したも
のである。さらに、各彎曲操作ワイヤ6,7,
8,9は各節輪1…の内面に設けた上下左右のワ
イヤガイド10,11,12,13によつて挿通
案内されており、内視鏡の手元操作部において押
し引き操作することによつて彎曲管部を彎曲させ
るようになつている。
しかしながら、上記ワイヤガイド10,11,
12,13は第1図で示すようにそれぞれ上下左
右の軸2,3,4,5と同じ円周方向の同位置に
おいて中心方向に重ねて設けられているため、以
下のような不具合があつた。
第1に、各彎曲操作ワイヤ6,7,8,9は各
軸2,3,4,5に当らないようにさらにその内
側を通らなければならないため、その各彎曲操作
ワイヤ6,7,8,9の走行位置を規制する上記
ワイヤガイド10,11,12,13は軸2,
3,4,5より中心内方向に向つて大きく突出す
ることになる。したがつて、他の内蔵物を収容す
るためのスペースはほぼ十字形状に形成される
が、特に細径化を図るべき内視鏡においては、そ
の十字形のスペースのうでの部分がいわゆるデツ
ドスペースとなり、内蔵物を効率よく収容できな
い重大な欠点となる。
第2に、各彎曲操作ワイヤ6,7,8,9を案
内するワイヤガイド10,11,12,13は上
記軸2,3,4,5を避けた前後の位置に設けら
れるため、各彎曲操作ワイヤ6,7,8,9はそ
の軸2,3,4,5の近くで比較的自由に動き得
る。したがつて、たとえば彎曲管部を上方向に彎
曲させるため、彎曲操作ワイヤ6,7,8,9を
引つ張つて緊張させた状態で、次に右方向に彎曲
させるため、別の彎曲操作ワイヤ6,7,8,9
を引つ張ると、上記彎曲操作ワイヤ6,7,8,
9は軸2,3,4,5の頭部に強くこすられなが
ら第1図で示すように矢印方向に移動し、2点鎖
線で示す位置に落ち込む。このときの作用で彎曲
操作ワイヤ6,7,8,9は激しく摩耗し、耐久
性に劣るものであつた。
第3に各ワイヤガイド10,11,12,13
は節輪1…の内側に大きく突出するため、内蔵
物、たとえば像伝達用光学系や照明光伝達用光学
系などの部材が引つ掛り、その部材が破損しやす
かつた。
なお、節輪1…の連結軸2,3,4,5に透孔
を設けてこの透孔に彎曲操作ワイヤを通して案内
することにより、上記第2の欠点を解決しようと
することも考えられたが、製作組立てが面倒で高
価なものとなるとともに、連結軸2,3,4,5
が使用中ずれ永久的に円滑な案内を確保できな
い。もちろん、この方式でも上記第1、第2の問
題を残す。
本発明は上記事情に着目してなされたもので、
その目的とするところは挿入部の彎曲管部内に彎
曲操作ワイヤを含む内蔵物を効率よく配置し細径
化を図るとともに、上記彎曲操作ワイヤが軸に当
つてこすれ摩耗したり、ワイヤガイドに内蔵物が
引つ掛りその内蔵物が破れたりすることのないよ
うに改良して耐久性を向上した内視鏡を提供する
ことにある。
以下、本発明の内視鏡について図面を参照して
説明する。
第2図ないし第3図は本発明の第1の実施例で
ある。第2図中21は内視鏡を示し、この内視鏡
21は手元側操作部22に可撓性の挿入部23を
連結してなり、さらに上記手元側操作部22には
ライトガイドケーブル24が連結されている。上
記挿入部23は可撓管部25の先端に後述する彎
曲管部26を介して先端構成部27を連結してな
り、また、この内部には像伝達光学系のイメージ
ガイド28、照明光伝達光学系のライトガイド2
9、処置具挿通チヤンネル用部材30、送気送水
チヤンネル用部材31の他にも彎曲操作ワイヤ3
2…やそのワイヤガイドチユーブ36…などの内
蔵物が挿通されている。
一方、上記彎曲管部26は彎曲自在な芯材40
の外周を外装41で被覆してなり、上記芯材40
は第2図で示すように短い円筒状の節輪42…を
挿入部23の軸方向に並べて多数個配置し、各隣
り同志の節輪42…を互いに連結することにより
構成されている。すなわち、各節輪42…の隣り
同志はその中心を通る直径方向の両端に位置する
とともにその直径方向を回転中心とする一対の連
結軸43,43によつて回転自在に連結されてい
る。さらに、隣の節輪42…を連結する連結軸4
3,43は上記連結軸43,43を配置する直径
方向に対し直交する直径方向に配置されている。
つまり、各節輪42…の連結軸43…は交互に90
゜ずつずれた直径方向にそれぞれ一対ずつ配置さ
れている。したがつて、彎曲管部26をその軸方
向から見るとき、上記各対の連結軸43,43は
互いに直交する2つの直径線上に存在している。
しかして、節輪42…からなる芯材40は全体的
に上下左右に彎曲することができる。なお、上記
各連結軸43,43は第3図で示すように上下左
右方向ではなく斜め45゜方向に配置されている。
さらに、上記芯材40の内部には、上下左右の
各内面部分に沿つてそれぞれ彎曲操作ワイヤ32
…が配置されており、この各彎曲操作ワイヤ3
2,33,34,35はワイヤガイド44…によ
つて挿通位置が規制されている。上記ワイヤガイ
ド44…はたとえば短冊状の金属片をU字状に曲
成してなり、これは節輪42…の内面にろう付け
固定されている。また、各ワイヤガイド44…は
第3図で示すように連結軸43…を避けた位置に
設けられている。つまり、節輪42…の周方向に
おいて連結軸43…の間であつて、上下左右の各
内面部に配置されている。しかして、連結軸43
…およびワイヤガイド44…は節輪42…の内面
に沿つて交互に配置されている。
また、上記彎曲操作ワイヤ32…の先端は最先
端の節輪42…に固定されており、その基端側は
前記ワイヤガイドチユーブ36…を通じて手元操
作部22に導びかれて彎曲操作機構(図示しな
い。)に連結されている。彎曲操作機構はアング
ルノブ45,46によつて駆動され、上下あるい
は左右の彎曲操作ワイヤ32…を押し引きするよ
うになつている。
次に上記内視鏡21の彎曲操作について説明す
る。
まず、彎曲管部26を上下方向に彎曲させるに
は、上下方向に彎曲させるためのアングルノブ4
5を操作し、上下の彎曲操作ワイヤ32,32を
押し引きすることにより行なう。すなわち、上下
方向に対して左右に45゜ずつずれた連結軸43…
がそれぞれ回動して各節輪42…が上下方向に彎
曲するのである。また、左右方向に彎曲させる場
合には別のアングルノブ46を操作し、左右の彎
曲操作ワイヤ32,32を押し引きすることによ
り、上記同様な作用を受けて各節輪42…を左右
方向に彎曲させることができる。
しかして、上記実施例の構成によれば、各彎曲
操作ワイヤ32…をそれぞれ連結軸43…の頭部
より節輪42…の中心寄りに挿通案内させるとい
う従来のような配置ではなく、各連結軸43…の
間における節輪42…の内面に近接させて彎曲操
作ワイヤ32…を案内することができる。したが
つて、その彎曲操作ワイヤ32…を案内するワイ
ヤガイド44…の突出量が減少する。このため、
他の内蔵物を収容するスペースはほぼ円形にな
り、従来のように十字形に収容スペースが形成さ
れるものとは異なり、内蔵物を効率よく収容でき
る。
また、各ワイヤガイド44…の節輪42…の中
心方向への突出量が少なくて済むので、イメージ
ガイド28、ライトガイド29、処置具挿通チヤ
ンネル用部材30および送気送水チヤンネル用部
材31などの内蔵物に対する引つ掛りが少なくな
り、破損させたり摩耗させたりすることがない。
つまり、内蔵物の耐久性を向上することができ
る。
また、彎曲操作中その彎曲操作ワイヤ32…が
連結軸43…の頭部にこすられて摩耗することが
ないので、その彎曲操作ワイヤ32…の耐久性を
向上することができる。
第5図は本発明の第2の実施例を示し、これは
短い金属製のリング47…を節輪42…の内壁に
ろう付け固定してワイヤガイド44…を形成した
ものである。
第6図は本発明の第3の実施例を示し、これは
節輪42…の壁部の一部を内側に向つてU字形状
に突出するようにプレス加工で打ち込み、これを
ワイヤガイド44…としたものである。
第7図および第8図は本発明の第3の実施例を
示すもので、これは隣接する節輪42…相互の連
結手段の変形例を示すものである。すなわち、隣
接する節輪42…間に球形のスペーサ48…を介
在するとともに、このスペーサ48…と節輪42
…を貫通する進退自在な規制ワイヤ49…によつ
てそのスペーサ48…の位置を固定するものであ
る。
以上説明したように本発明によれば、彎曲管部
内に彎曲操作ワイヤを含む内蔵物を、いわゆるデ
ツドスペースを生じさせることなく、効率よく配
設することができるとともに、上記彎曲操作ワイ
ヤなどの内蔵物の摩耗を防止し、かつ引つ掛りに
よる破損を防止することができる。つまり、細径
化と耐久性の向上を図れる内視鏡を提供すること
ができる。また、各節輪を回転させて彎曲させる
ので彎曲角度が大きく、狭い部位での屈曲が可能
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の内視鏡の彎曲管部の断面図、第
2図は本発明の第1の実施例を示す内視鏡の斜視
図、第3図は同じくその内視鏡の彎曲管部の要部
構成を示す斜視図、第4図は同じくその彎曲管部
の断面図、第5図は本発明の第2の実施例を示す
節輪相互の連結部の断面図、第6図は本発明の第
3の実施例を示す節輪の斜視図、第7図は本発明
の第4の実施例を示す彎曲管部の要部構成の斜視
図、第8図は同じくその彎曲管部の断面図であ
る。 1…節輪、2,3,4,5…軸、6,7,8,
9…彎曲操作ワイヤ、10,11,12,13…
ワイヤガイド、21…内視鏡、22…手元側操作
部、23…挿入部、24…ライトガイドケーブ
ル、25…可撓管部、26…彎曲管部、27…先
端構成部、28…イメージガイド、29…ライト
ガイド、30…処置具挿通チヤンネル用部材、3
1…送気送水チヤンネル用部材、32…彎曲操作
ワイヤ、36…ワイヤガイドチユーブ、40…芯
材、41…外装、42…節輪、43…連結軸、4
4…ワイヤガイド、45,46…アングルノブ、
47…リング、48…スペーサ、49…規制ワイ
ヤ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数の節輪を挿入部の軸方向に並べて配置
    し、各節輪相互を回転自在に連結する連結軸を挿
    入部の軸方向から見て互いに直交する2つの直径
    方向上にそれぞれ存在するように配置して各節輪
    相互を回転自在に連結することにより各節輪全体
    を彎曲できる彎曲管部と、上記各節輪の内周面に
    おいて各節輪の連結軸との略等分点に配置された
    ワイヤガイドと、上記ワイヤガイドに挿通され押
    し引きされることにより上記彎曲管部を彎曲させ
    る彎曲操作ワイヤとを設けたことを特徴とする内
    視鏡。
JP2005180A 1980-02-20 1980-02-20 Endoscope Granted JPS56116442A (en)

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JP2005180A JPS56116442A (en) 1980-02-20 1980-02-20 Endoscope

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JP2005180A JPS56116442A (en) 1980-02-20 1980-02-20 Endoscope

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Publication Number Publication Date
JPS56116442A JPS56116442A (en) 1981-09-12
JPS6230007B2 true JPS6230007B2 (ja) 1987-06-30

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ID=12016260

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JP2005180A Granted JPS56116442A (en) 1980-02-20 1980-02-20 Endoscope

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