JPS62299636A - ドレンパン取付装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 本発明は天井埋込形空気調和機のドレンパン取付装置に
関するものである。

従来の技術 従来ビルディングなどの天井裏内に据付けられる天井埋
込形空気調和機のドレンパンの固定装置は第３図に示す
ように、空気調和機の本体（図示せず）の最下端部に底
フレーム１が箱状に形成され、熱交換器２の位置する下
方に冷房時に前記熱交換器２に結露するドレンを受ける
ためのドレンパン３が配置されている。このドレンパン
３は、具体的には長手方向に勾配を取るために、底フレ
ーム１よりも少しの隙間４を設けてＬ形状の固定金具５
によって固定されていた。前記固定金具５は底フレーム
１の下側よりねじ６で固定し、一方ドレンバン３の鍔部
３ａと固定金具５の長片とは溶接で固定されている。そ
して前記底フレーム１の下側には結露防止用の断熱材７
を貼シ付けて、ドレンパン３より固定金具６に伝熱し、
さらに底フレーム１に伝熱することによって底フレーム
１の下側の面に結露することのないようにしていた。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、ドレンパン３を固定するた
めに固定金具５を底フレーム１に固定するから断熱材７
を底フレーム１の下方より貼り付けなければならず、そ
のために底フレーム１が非常に大きくなってしまい、さ
らに移送時や据付時に柔軟な断熱材７が引きするなど少
しの手荒い扱によって破損し、破損した部分は断熱の役
目が果されず、底フレーム１の下方に結露し、甚しいと
きは天井面に滴下してしまうという間嘔があった。

本発明はこのような問題点を解決するもので。

ドレンパンの固定を変えることにより、底フレームの小
形化を図り、手荒い扱いに関係なく断熱材の壊損を無く
したドレンパン取付装置を得ることを目的とするもので
ある。

問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は側板と底フレーム
を有した空気調和機の本体の前記フレー−ム゛内に断熱
材を設け、熱交換器の両側にフィン固定板を設け、この
フィン固定板に結合した熱交換器固定板で前記熱交換器
を本体の側板に取付けるとともに、熱交換器固定板の下
端を前記断熱材に当接させ、この熱交換器固定板にドレ
ンパンを取付けるとともに前記ドレンパンに結合し、前
記断熱材に当接して、通風を遮断する遮蔽板を設けた構
成としたものである。

作　　用 この構成により、熱交換器をフィン固定板と本体側板と
の間だ介在した熱交換器固定板によって固定し、ドレン
パンを同じく前記熱交換器固定板の下方において固定し
、このドレンパンと固定した遮蔽板を設けることによっ
て底フレーム内に断熱材を貼シ付けることとなシ、底フ
レームを小型化することとなる。

実施例 以下本発明による一実施例を第１図および第２図にもと
づいて説明する。天井埋込形空気調和機の本体（図示せ
ず）は、冷房時は凝縮器として作用し、暖房時は蒸発器
として作用する熱交換器９と、その下方に冷房時に結露
するドレンを受は一方側に向って傾斜したドレンパン１
０と、本体の一番下となる底フレーム１１とを備えてい
る。前記熱交換器９の両端部にはＬ形状に形成されたフ
ィン固定板１２を設け、この両側のフィン固定板１２に
熱交換器固定板１４をねじ１３によって固着している。

この熱交換器固定板１４はさらに本体を構成する側板１
５と折曲片１４ａの上下においてねじ１６によって固定
されている。箱形状に形成された底フレーム１１の内側
には底フレーム全体にわたって発泡ポリエチレン材など
からなる断熱材１７が貼付けられている。前記ドレンパ
ン１０の長手方向側の一方にはＬ形状となった遮蔽板１
８を溶接１９で固着し、遮蔽板１８の下片側は前記断熱
材１７の上面に接するようにしている。

一方前記熱交換器固定板１４の下方も断熱材１７の上端
面に当る位置まで設けて、風もれのないようにするとと
もに、ねじ２０によってドレンパン１００両端と、前記
熱交換器固定板１４とに固着し、ドレンパン１０（点線
）を固定している。

上記構成において、底フレーム１１の内側の全体にわた
って断熱材１７を貼付けて、この断熱材１７の上方であ
ってかつ、熱交換器９の下方に位置し、さらに右側に向
かって傾斜するようにドレンパン１０が固定される。す
なわち、熱交換器９０両側に固定したフィン固定板１２
と熱交換器固定板１４と側板１５とが、ねじ１３，１６
によって固定され熱交換器９を保持するとともにねじ２
０によってドレンパン１０を固定するのである。

この結果、ドレンパン１ｏと底フレーム１１とは接する
ところがなくなるたら、底フレーム１１の内側に断熱材
１７を貼付けることができ、ドレンパン１ｏに固定した
遮蔽板１８の熱が底７レームに伝熱することなく左右ど
ちらからの通風に対しても遮蔽板１８と、熱交換器固定
板１４が断熱材１７の上端面まで延設しているから風も
れすることはないのである。

発明の効果 前記実施例の説明より明らかなように本発明は、フィン
固定板に熱交換器固定板を固定するとともにこの熱交換
器固定板を側板に固定し、前記熱交換器固定板を使って
ドレンパンを傾斜して固定するとともに、底フレームの
内側の全体にわたって貼付けた断熱材の上面に当てるよ
うにした遮蔽板をドレンパンと一体に設けるように構成
したから、ドレンパンは底フレームに関係なく保持され
、断熱材を底フレーム内に貼付けることが可能となり、
したがって底フレームが大きくなることはなく、かつ、
製品完成より据付けに至るまでの輸送、運搬時にたとえ
、手荒い扱いがあっても断熱材が破水 損することもなくなる。したがって結露１が断熱材の破
損した部分に発生し、これが滴下して天井面をぬらすと
いうこともなくなるなどの効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のドレンパン取付装置を示す
斜視図、第２図は同ドレンパン取付装置を示す断面図、
第３図は従来のドレンパン取付装置の断面図である。 ９・・・・・・熱交換器、１ｏ・・・・・・ビレ／パン
、１１・・・・・・底フレーム、１２・・・・・・フィ
′ン固定板、１４・旧・・熱交換器固定板、１５・・・
・・・側板、１７・・・・・・断熱材、１８・・・・−
・遮蔽板。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名Ｍ２
２　　９ 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 空気調和機の本体の底フレーム内に断熱材を設け、熱交
   換器の両側のフイン固定板に結合した熱交換器固定板を
   本体の側板に取り付けるとともに、下端を前記断熱材に
   当接させ、この熱交換器固定板にドレンパンを傾斜する
   ように取りつけ、前記ドレンパンに前記断熱材に当接し
   通風を遮断する遮蔽板を設けてなるドレンパン取付装置
   。