JPS62298919A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPS62298919A
JPS62298919A JP61141963A JP14196386A JPS62298919A JP S62298919 A JPS62298919 A JP S62298919A JP 61141963 A JP61141963 A JP 61141963A JP 14196386 A JP14196386 A JP 14196386A JP S62298919 A JPS62298919 A JP S62298919A
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film
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perpendicular magnetic
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Ryuji Sugita
龍二 杉田
Kiyokazu Toma
清和 東間
Kazuyoshi Honda
和義 本田
Taro Nanbu
太郎 南部
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 本発明は高密度記録特性の優れた垂直記録用の薄膜型磁
気記録媒体に関する。
従来の技術 従来、短波長記録特性の優れた磁気記録方式として、垂
直記録方式がある。この方式においては垂直磁気異方性
を有する垂直磁気記録媒体が必要となる。このような媒
体に信号を記録すると、残留磁化は媒体の膜面に略垂直
方向を向く。従って信号が短波長になる程媒体内反磁界
は減少し、優れた再生出力が得られる。垂直磁気記録媒
体として、従来、最も優れていると考えられているもの
は、高分子材料あるいは非磁性金属等の非磁性基板上に
、直接に、あるいはパーマロイ膜等の軟磁性層を介して
、GoとCrを主成分とし垂直磁気異方性を有する磁性
層(以下この磁性層をGo −Or垂直磁気異方性膜と
呼ぶ)をスパッタ法あるいは真空蒸着法により形成した
ものである。
発明が解決しようとする問題点 スパッタ法や真空蒸着法で満足な記録再生特性を有する
Go−Or垂直磁気異方性膜を作矢する際には、基板温
度を200’C程度にする必要がある。・2o○°C以
下でも垂直磁気異方性膜が得られるが、膜面に垂直方向
の保磁力Hc上が小さい。特に、量産に最適と考えられ
ている真空蒸着法では、200°C以下の基板温度では
、Hc土ば20ooe以下である。また磁化機構も、垂
直磁気記録媒体として適している磁化回転のみによらず
、磁壁移動による割合が多い。その結果、再生出力が低
く、またノイズも高くなり、高いS/Nが得られない。
一方、200°C程度の基板温度で、Go −Or垂直
磁気異方性膜を形成すると、Hc上は500〜10Q○
Os程度になり、磁化機構は磁化回転が主になる。
この場合には再生出力が高く、ノイズは低くなり、高い
S/Nが得られる。
以上の様に、高いS/Nを有する垂直磁気異方性膜を作
製するためには、基板温度を200°C程度にする必要
がある。このことは、現在磁気テープやフロッピーディ
スクに大量かつ安定に使用されている安価なポリエチレ
ンテレフタレートフィルム等の耐熱性の悪い基板を使用
することが困難であることを意味する。ポリエチレンテ
レフタレートフィルム等の耐熱性の悪い基板を使用出来
ないと、実際に垂直磁気異方性膜を量産することは非常
に困難である。ポリエチレンテレフタレートフィルムを
基板として使用する際には、基板温度を100°C以下
にする必要があり、このだめの条件を見い出すことが、
現時点において最大の課題である。
問題点を解決するための手段 本発明は基板上にCo、 Or、 Ni 、 P  及
び微量不純物から成る磁性層を形成するものである。
作用 従来のGo−Or垂直磁気異方性膜に対し、本発明の組
成を有する膜は、基板としてポリエチレンテレフタレー
トフィルムが使用可能な100°C以下の基板温度で、
高Hc上になりうる。すなわち100°C以下の基板温
度においても、高いS/Nを有する垂直磁気異方性膜が
得られる。
実施例 以下に本発明の実施例について説明する。真空蒸着法に
より、膜厚1oμmのポリエチレンテレフタレートフィ
ルム上に、Go−23i量% Cr 。
Go−20重量%0r−20重量%Ni、Co−19重
量%Cr−30重量%Ni、Go−23重量% Or 
−0,5重量%P、Go−19重量% Cr −6重量
%P。
Go −20重量%Cr−19重量%Ni−0,5重量
%P。
Go−18重量%0r−18重量%N1−3重量%Pな
る組成の膜を形成し、これらの膜の静磁気特性、結晶配
向性及び記録再生特性を調べた。膜を作製する際に用い
た真空蒸着装置の内部構造の概略を第1図に示す。基板
1は円筒状キャン2に沿って矢印人の向きに走行する。
蒸発源6と円筒状キャン2との間にはマスク5が配置さ
れており、蒸発原子はスリブ)Sを通って基板1に付着
する。3゜4はそれぞれ基板1の供給ロール及び巻取り
ロールである。第1図に示される様な真空蒸着装置を用
いて磁性層を形成すると、テープ状の垂直磁気記録媒体
が非常に生産性良く得られる。蒸着の際には、磁性薄膜
の堆積速度を6000人/秒とし、膜厚、飽和磁化MS
をそ汎ぞれ2soo人及び320〜360 emu /
ccとした。なお、膜中のCr濃度及びP濃度は、蒸着
時に粒状のCr及びGo−P合金を蒸発源の中に供給す
ることにより調整した。
また、蒸着時の円筒状キャン表面の温度は60°Cとし
だ。
蒸着膜の静磁気特性は撮動試料型磁力計で測定し、膜面
に垂直方向の保磁力Hc上、膜面内の保磁力HC/を求
めた。結果を第1表にまとめである。
結晶配向性はX線分析装置により△θ5oを測定し評価
した。△θ5oも第1表にまとめである。なお△θ5o
は稠密六方構造を有する磁性薄膜の002面に関するロ
ッキング曲線の半値幅であり、C軸の膜面に垂直方向へ
の配向度合いを示す。一般に△θ5oの小さい膜種、C
軸が膜面に垂直方向に良く配向しており垂直磁気異方性
エネルギーが犬きく、垂直磁気異方性膜として優れてい
る。記録再生特性はMn−Znフェライトから成るギャ
ップ長0.14μmのリング形ヘッドを用いて測定した
120KFRPIの信号の再生出力、ノイズ及びS/N
を第1表に示す。なお120KFRPI とは1インチ
蟲たり120000回磁化反転のあるディジタル信号の
記録密度である。また、再生出力。
ノイズ及びS/Nともに、Go −23重i%Qr膜を
基準、すなわちodBとして相対値で示しである。
第1表から、従来の組成であるGo−23重量%Or膜
はHc上が1200sと非常に低く、さらにHClの方
がHc土よりも大きく、磁壁移動が磁化機構にかなりの
割合を占めていることがわかる。
また、Co−23重量%Cr膜の120KFRPIにお
ける再生出力の絶対値ば1s OpVp−p/lz、T
 −m /’IJ)である。150μvp−pρ肩・T
・m/eとは、ヘッドのトラック幅を11ff、ヘッド
のコイル巻数を1ターン、ヘッドと媒体間の相対速度を
1m/秒と換算した場合の出力が150μ”P−Pとい
うことである。
Go−20重量%0r−20重量%Ni膜及びCo −
19重量%Cr −30重量%Ni膜の特性を見ると、
NiをGo −Crに入れるとHa上は多少大きくなる
が、Δθ5oが大きくなり結晶配向性が劣化してしまう
ことがわかる。Δθ5oが10°以下であれば、記録再
生特性の劣化は殆どないが、10°を越えると再生出力
、特に短波長領域における再生出力が低下する。Co 
−OrにNiを添加しただけでは再生出・力、ノイズ及
びS/Nの改善はあまり見られない。
次にGo−OrにPを添加した膜について説明する。G
o−23重量%0r−o、s重量%P膜は、Ha上はG
o−23重量%Crに比べ約2倍に高くなっている。S
/Hの改善は4dB程度である。またP添加量を増加さ
せたGo−19重量%0r−e重量%P膜は、Ha上は
4700eと高くなっているが、△θ5oが28°と非
常に大きくなっており、膜面の垂直方向に記録すること
が困難になっている。その結果120KFRPIの再生
出力は、Go −23重量%Cr膜に対して一7dBと
低くなっている。P添加量を5重量係よりも多くすると
、膜面に垂直方向−\のC軸の配向が大幅に乱れてしま
い、垂直磁気異方性膜ではなくなってしまう。
最後にco −cr K Ni及びPを添加した膜につ
いて説明する。Go−20重量%0r−19重量係N1
−o、s重量%P膜及びC0−18重量%Cr−18重
畢係Ni−3重量%P膜ともに、Ha−La了○OOe
を越えており、かつ△θ5oば1o°以下である。
これらの膜の記録再生特性はほぼ同様であり、C0−2
3重量% Cr膜に対し、120 KFRM ノ再生出
力が6〜7 dB高く、ノイズは7dB低くなっている
。その結果S/Nば13〜14dB高くなっている。1
20KFRPIにおける再生出力の絶対値は約300μ
Vp−p /1ttttt −T −m 7秒と非常V
CC高値値ある。また、Ha上がHClよりも大きくな
っており、磁化回転が磁化機構の主な要因になっている
比較のために、円筒状キャン表面の温度を2o○°Cと
して、第1表に示された膜と全く同様の方法で、膜厚1
2μmのポリイミドフィルム上に形成した、膜厚250
0人のCo−23重量%Cr膜の、第1表と同様の特性
を第2表に示す。
第2表 第1表と第2表を比較するとわかる様に、Co−Cr 
I/CNi及びPを添加した膜は、ポリエチレンテレフ
タレートフィルムが使用可能な、60′cというキャン
表面温度で作製したにもかがわらず、耐熱性のあるポリ
イミドフィルム上に1キャン表面温度200’Cで作製
したCo−’Cr膜とほぼ同様の静磁気特性及び記録再
生特性を有する。なお、Δθ父はGo−OrにN1及び
Pを添加した膜の方がGo−Cr膜よりも大きくなって
いるが、10’以下であれば記録再生特性には殆で影響
を及ぼさない。
Go −Cr −Ni −P膜において、Or添加量が
7重量係未満の場合には、垂直磁気異方性が不十分であ
り、垂直記録が出来ない。その結果短波長領域の出力は
非常に低い。Or添加量が26重重量上り多い場合も、
MSが小さくなり過ぎて出力が非常に低い。従ってOr
添加量は7〜26重量%の範囲にする必要がある。N1
添加量に関しては、Ni添加量から5重量%未満でばN
iの効果は見られない。また3Q重量係を越えると、垂
直磁気異方性が不十分になり、垂直記録が不可能になる
。P添加量が0.1重量%未満の場合には、Pの効果は
見られない。P添加量が5重量係を越えると、垂直磁気
異方性が不十分になり短波長領域における再生出力は大
幅に低加する。
以上においては、ポリエチレンテレフタレートフィルム
あるいはポリイミドフィルムを基板として用いた側につ
いて説明したが、これら以外の高分子フィルムあるいは
非磁性金属基板を用いても結果は変わらない。また、高
分子フィルムとGo−Cr 、 Go−Or−Ni 、
 Co−0r −F’ 、 Go−Cr −Ni −P
膜との間にパーマロイ膜等の軟磁性膜、Ti 。
Ge、 Si、 AlhOs等の非磁性膜を設けても、
上記と同様の結果が得られた。
発明の効果 本発明によれば、ポリエチレンテレフタレートフィルム
等の耐熱性の悪い基板を用いても、短波長領域において
高いS/Nを有する垂直記録用の薄膜型磁気記録媒体が
得られる。
【図面の簡単な説明】 図は真空蒸着装置の内部構造の概略図である。 1・・・・・・基板、2・・・・・・円筒状キャン、3
・・・・・・供給o−/L/、4・・・・・・巻取リロ
ール、6・・・・・・マスク、6・・・・・・蒸発源。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板上にCo、Cr、Ni、P及び微量不純物か
    ら成る磁性層が形成された磁気記録媒体。
  2. (2)Crが7〜26重量%、Niが5〜30重量%、
    Pが0.1〜5重量%、残部がCo及び微量不純物であ
    る特許請求の範囲第1項記載の磁気記録媒体。
JP61141963A 1986-04-03 1986-06-18 磁気記録媒体 Expired - Fee Related JPH071535B2 (ja)

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JP61141963A JPH071535B2 (ja) 1986-06-18 1986-06-18 磁気記録媒体
EP87104996A EP0247334B1 (en) 1986-04-03 1987-04-03 Magnetic recording medium
DE8787104996T DE3773050D1 (de) 1986-04-03 1987-04-03 Magnetischer aufzeichnungstraeger.

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6413220A (en) * 1987-07-07 1989-01-18 Kubota Ltd Thin metal film type magnetic recording medium
JPH01232517A (ja) * 1988-03-10 1989-09-18 Kubota Ltd 金属薄膜型磁気記録媒体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6413220A (en) * 1987-07-07 1989-01-18 Kubota Ltd Thin metal film type magnetic recording medium
JPH01232517A (ja) * 1988-03-10 1989-09-18 Kubota Ltd 金属薄膜型磁気記録媒体

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