JPS62298504A - たばこ腋芽抑制剤 - Google Patents

たばこ腋芽抑制剤

Info

Publication number
JPS62298504A
JPS62298504A JP14209386A JP14209386A JPS62298504A JP S62298504 A JPS62298504 A JP S62298504A JP 14209386 A JP14209386 A JP 14209386A JP 14209386 A JP14209386 A JP 14209386A JP S62298504 A JPS62298504 A JP S62298504A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tobacco
sucker
inhibitor
axillary bud
axillary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14209386A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazue Arasugi
新杉 和枝
Kazuo Izumi
和夫 泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority to JP14209386A priority Critical patent/JPS62298504A/ja
Publication of JPS62298504A publication Critical patent/JPS62298504A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ベンズアミド誘導体を有効成分として含有す
るたばこ腋芽抑制剤に関する。
〈従来の技術〉 たばこ栽培において、腋芽除去作業は必要不可欠のこと
である。この腋芽を手で除くのは大変な作業であり、多
くの労力を必要とする。このため現在では薬剤で制御す
る方法が考えられており、最近ではマレイン酸ヒドラジ
ドがこの目的のためにもっとも広く使用されている(飯
田格他編現代農薬講座V、判官書店1971参照)。
〈発明が解決しようとする問題点〉 たばこは嗜好性の強い商品であり、たばこ栽培において
は収量の確保と同様に、品質を向上し喫味の良い葉たば
こを生産することが重要である。ところがマレイン酸ヒ
ドラジドの実用的な使用濃度は5000 ppm前侵と
高濃度であり、この濃度で腋芽を除去し生産したたばこ
の喫味を、手どりで腋芽を除去したたばこと比較した場
合、マレイン酸ヒドラジドを処理したたばこの喫味が落
るのは広く知られている事実である。
ゆえに現在喫味を落すことなく、より低薬量で作用する
腋芽抑制剤が望まれている。そして−方では、昨今ある
種の農薬による環境汚染が問題化しつつあるので残留性
の少ない、少量施用で有効な腋芽抑制剤の開発もまた望
まれているところである。
く問題点を解決するための手段〉 以上のような状況下で、本発明者らは上述の要件に適う
ような優秀な腋芽抑制剤の開発を目指し研究を進めた結
果、一般式(1) 〔式中、R1およびR2は同一または相異なり、水素原
子、フッ素原子、塩素原子、低級アルキル基、低級アル
コキシル基またはトリフルオロメチル基を表わし、Xは
水素原子またはハロゲン原子を表わす。〕 で示されるベンズアミド誘導体(4I開昭60−169
4砦号、特開昭60−174754号および特開昭61
−44857号各公報で除草剤、殺菌剤として公知)を
たばこ植物に施用した場合、従来の腋芽抑制剤ではみら
れないほどの顕著な抑制効果を示すと共に品質の点でも
すぐれたものであることを見出し、この新知見をもとに
本発明を完成した。
一般式(1)で示されるベンズアミド誘導体としては、
たとえば第1表に示す化合物をあげることができる。
第1表 本発明者らは前述したように、現在広くたばこ腋芽抑制
剤として使用されているマレイン酸ヒドラジドをしのぐ
説秀なタバコ腋芽抑制剤を目指し研究を進めてきたが、
そのためには次の8点を具備した化合物でなければなら
ないことを解認した。
■ より低濃度でたばこの品質をおとさずに腋芽を抑制
する。
■ 腋芽が4〜5cr11に伸長しても充分に腋芽を抑
制する。
■ 耐両性が充分で、雨天が続いても腋芽抑制効果を発
揮する。
本ベンズアミド認導体は、以上の3つの特性を有した化
合物であり、マレイン酸ヒドラジドをしのぐ優秀なたば
こ腋芽抑制剤となり得ることは、本発明者らが鋭意検討
した結果、はじめて見出せ得た新知見である。
本発明のたばこ腋芽抑制剤を施用する場合は、固体担体
、液体担体、界面活性剤、その他の製剤用補助剤等と混
合して水和剤、乳剤、フロアブル、液剤等に製剤して用
いる。
固体担体としては、たとえばカオリンクレー、アタパル
ジャイトクレー、ベントナイト、酸性白土、パイロフィ
ライト、タルク、珪藻土、方解石、クルミ粉、尿素、硫
酸アンモニウム、合成含水酸化珪素等の微粉末あるいは
粒状物があげられ、液体担体としては、たとえばキシレ
ン、メチルナフタレン等の芳香族炭化水素、イソプロパ
ツール、エチレングリコール、セロソルブ等のアルコー
ル、アセトン、シクロヘキサノン、イソホロン等のケト
ン、大豆油、綿実油等の植物油、ジメチルスルホキシド
、アセトニトリル、水等があげられる。
乳化、分散、湿炭等のために用いられる界面活性剤とし
ては、たとえばアルキル硫酸エステル塩、アルキル(ア
リール)スルホン酸m、Dアルキルスルホこは(酸塩、
ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテルりん酸エ
ステル塩等の2イオン界面活性剤、ポリオキシエチレン
アルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリー
ルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシブロビレン
ブロックコポリマー、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリ
オキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル等の非イオン
界面活性剤等があげられる。製剤用補助剤としては、た
とえばリグニンスルホン酸塩、アルギン酸塩、ポリビニ
ルアルコール、アラビアガム、CMC(カルボキシメチ
ルセルロース)、pAP(酸性りん酸イソプロピル)等
があげられる。
上記製剤中には、有効成分として本ベンズアミド誘導体
を、重量比で通常1〜95%、好ましくは5〜80%含
有するつ 本発明のたばこ腋芽抑制剤をたばこに処理する場合、そ
の処理濃度が通常200〜4000ppmになるように
水で希釈して腋芽の発生部位に直接散布するか塗布すれ
ばよい。 また本発明たばこ腋芽抑制剤に、それ自体既
知のたばこ腋芽抑制化合物を混入し、使用することもて
きる。この結果としてたばこ腋芽抑制効果が向上し、相
乗効果が生ずることがある。これら混合可1j目なたば
こ腋芽抑制化合物としては、たとえばオクタツールおよ
びデカノールなどの高級アルコール、マレイン酸ヒドラ
ジドおよびその塩、プライム+(α、α、a−トリフル
オロー2゜6−ジニトロ−N−エチル−N−21−クロ
ロ−6′−フルオロベンジル−p−トルイジン)、フタ
ミツオス(0−エチル0−(2−二トロー5−メチルフ
ェニル)N−セカンダリ−ブチルホスホロアミドチオネ
ート)、トリフルオロメタンスルホン酸アニリド頌また
はその塩などをあげることができるがもちろんこの限り
ではない。
〈実施例〉 次に製剤列および実施例をあげて、本発明をさらに詳細
に説明する。
まず製剤例を示す。本ア電ド誘導体は第1表の化合物番
号で表わし、また部はI還部を表わす。
製剤例1 化合物〔1〕50部、リグニンスルホン酸カルシウム8
部、ラウリル硫酸ナトリウム2部および合成含水酸化珪
素45部をよく粉砕混合して水和剤を得る。
製剤例2 化合物〔8〕IO部、ポリオキシエチレンスチリルフェ
ニルエーテル14部、ドデシルベンゼンスルホン酸カル
レウム6部およびキシレン70部をよく混合して乳剤を
得る。
製剤例8 化合物(9”J 25部、ポリオキシエチレンソルビタ
ンモノオレエート8部、CM C8部および水69部を
混合し、粒度が5ミクロン以下になるまで湿式粉砕して
懸濁剤を得る。
製剤例4 化合物〔10〕10部、ポリオキシエチレンスチリルフ
ェニルエーテル1部および水89部を混合し、液剤を得
る。
次に実施例をあげて本発明たばこ腋芽抑制剤の腋芽抑制
効果を示す。本ベンズアミド誘導体は、第1表の化合物
番号で表わす。なお、腋芽抑制効果は、次式で算出され
る腋芽抑制率で示す。
×100 実施例1  温室内たばこ腋芽抑制試験温室内に置いた
1/2000アールワグネルポツトでたばこ(品l:栓
用)を哉培し、そ(7)1g丈が約1m開花直前に達し
たときに摘心し、試験に供した。たばこは1ポット1株
植えとじ、2反復で行なった。本化合物が所定濃度にな
るように製剤例2に準じて得られた乳剤を水で希釈し、
1株当り2o−を腋芽部を中心に茎葉散布処理した。処
理後24日「発生している腋芽を切り取ってその生血を
測定し、−株当りの平均腋芽生型を求め、腋芽抑制率を
算出した。その結果を@2表に示す。
実施例211g1場たばこ腋芽抑制試験圃場でたばこ(
品種:栓用)を栽培し、たばこが開花直前に達したとき
に摘心し、試験に供した。本化合物が所定濃度になるよ
うに製剤例2に準じて得られた乳剤を水で希釈し、1株
当り20gL1.を腋芽部を中心に茎葉散布処理した。
処理時での腋芽の長さは3〜8c!nであり、試験は1
処理区に8株を用いて行なった。処理後28日目に発生
している腋芽を切り取ってその生爪を測定し、1株当り
の平均腋芽生型を求めて、1腋芽抑制率を算出した。
その結果を@8表に示す。
°′   \ 第8表 実施例8  たばこ腋芽抑制活性耐両性試験温室内に置
いた1/2000アールワグネルポツトでたばこ(品温
:栓用)を栽培し、たばこが開花直前に達したときに摘
心し、試験に供した。たばこは1ポット1株植えとじ、
8反復で行なった。本化合物が所定濃度になるように製
剤例2に準じて得られた乳剤を水で希釈し、1株当り2
0−を茎葉散布処理した。処理区によっては、処理6時
間後に人工的に雨を降らせた。処理後80日目に発生し
ている腋芽を切り取ってその生爪を測定し、−株当りの
平均腋芽生型を求めて腋芽抑制率を算出した。
その結果を第4表に示す。
\′−・〜 第4表 〈発明の効果〉 本たばこ腋芽抑制剤は、低濃度でかつたばこの品質をお
とさずに腋芽を抑制することができるだけでなく、腋芽
が10α近くに伸長しても充分に抑制することができ、
さらに耐雨性にもすぐれているものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1およびR_2は同一または相異なり、水
    素原子、フッ素原子、塩素原子、低級アルキル基、低級
    アルコキシル基またはトリフルオロメチル基を表わし、
    Xは水素原子またはハロゲン原子を表わす。〕 で示されるベンズアミド誘導体を有効成分として含有す
    ることを特徴とするたばこ腋芽抑制剤。
JP14209386A 1986-06-18 1986-06-18 たばこ腋芽抑制剤 Pending JPS62298504A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14209386A JPS62298504A (ja) 1986-06-18 1986-06-18 たばこ腋芽抑制剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14209386A JPS62298504A (ja) 1986-06-18 1986-06-18 たばこ腋芽抑制剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62298504A true JPS62298504A (ja) 1987-12-25

Family

ID=15307262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14209386A Pending JPS62298504A (ja) 1986-06-18 1986-06-18 たばこ腋芽抑制剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62298504A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012172621A1 (ja) * 2011-06-13 2012-12-20 株式会社エス・ディー・エス バイオテック たばこわき芽抑制剤およびたばこわき芽抑制方法
WO2014192059A1 (ja) * 2013-05-27 2014-12-04 株式会社エス・ディー・エス バイオテック たばこわき芽抑制剤及びたばこわき芽抑制方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012172621A1 (ja) * 2011-06-13 2012-12-20 株式会社エス・ディー・エス バイオテック たばこわき芽抑制剤およびたばこわき芽抑制方法
CN103596430A (zh) * 2011-06-13 2014-02-19 Sds生物技术株式会社 烟草腋芽抑制剂和烟草腋芽抑制方法
US20140121112A1 (en) * 2011-06-13 2014-05-01 Sds Biotech K.K. Tobacco axillary bud inhibitor and tobacco axillary bud-inhibiting method
JPWO2012172621A1 (ja) * 2011-06-13 2015-02-23 株式会社エス・ディー・エス バイオテック たばこわき芽抑制剤およびたばこわき芽抑制方法
US9029293B2 (en) 2011-06-13 2015-05-12 Sds Biotech K.K. Tobacco axillary bud inhibitor and tobacco axillary bud-inhibiting method
WO2014192059A1 (ja) * 2013-05-27 2014-12-04 株式会社エス・ディー・エス バイオテック たばこわき芽抑制剤及びたばこわき芽抑制方法
CN105246333A (zh) * 2013-05-27 2016-01-13 Sds生物技术株式会社 烟草腋芽抑制剂及烟草腋芽抑制方法
JPWO2014192059A1 (ja) * 2013-05-27 2017-02-23 株式会社エス・ディー・エス バイオテック たばこわき芽抑制剤及びたばこわき芽抑制方法
US9686983B2 (en) 2013-05-27 2017-06-27 Sds Biotech K.K. Tobacco axillary bud growth inhibitor and method for inhibiting tobacco axillary bud growth

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0881881B1 (fr) Composition antiparasitaire pour le traitement et la protection des animaux de compagnie
EA009257B1 (ru) Способ контроля почвенных побегов виноградной лозы и другой стволовой растительности
US4124375A (en) Substituted phthalimides for regulating the growth of plants
JPS62298504A (ja) たばこ腋芽抑制剤
JPH025722B2 (ja)
JPS62298503A (ja) たばこ腋芽抑制剤
US4627869A (en) Method for inhibiting axillary bud growth
JPS61158904A (ja) たばこ腋芽抑制剤
US4126700A (en) Aminopropionic-acids as ectoparasiticides
SU1222185A3 (ru) Гербицидное средство
JPH03227904A (ja) 農園芸用土壌病害防除剤
JPS61280408A (ja) たばこ腋芽抑制剤
JPS59141502A (ja) タバコ「えき」芽抑制剤
JPS59106402A (ja) タバコ腋芽抑制剤
JPS59108701A (ja) 除草組成物
JPH0417925B2 (ja)
JPS62175409A (ja) 殺ダニ剤
JPS62298505A (ja) 水田用除草剤組成物
JPS59144705A (ja) タバコ腋芽抑制剤
JPS5925304A (ja) 殺線虫剤
JPS6365042B2 (ja)
JPS5838203A (ja) 除草剤組成物
JPS60172906A (ja) 水田用除草剤組成物
JPS61280401A (ja) 除草組成物
JPS60172911A (ja) 水田用除草剤組成物