JPS62297640A - 給湯器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 本発明は、給湯器において通常の蛇口回路の他に浴槽な
どに専用の給湯回路を設けた給湯器に関するものである
。

従来の技術 近年、給湯器に浴槽への専用給湯回路を設けて、浴槽の
自動お湯張り、又、高温湯での差し湯追だき機能のつい
たものが使われている。第３図において、給水路１に熱
交換器２、前記熱交換器の下流で分岐された蛇口への第
１給湯路３と、浴槽４へ導かれ開閉弁５を有する第２給
湯路と、前記熱交換器２の出口に設けた温度センサ７と
第２給湯路の開閉を操作するとともに前記温度センサ７
による湯温制御の湯温設定を変更するコントローラ８と
で構成されている。

発明が解決しようとする問題点 上記構成において第２給湯路が閉じている時は湯温設定
は通常の蛇口使用温度（以後降初期値という）になって
いる。コントローラ８から浴槽へ３　Ａ　パ のお湯張りを指示した場合、開閉弁５を開くとともに湯
温設定を浴槽温度例えば４５°Ｃに自動的に変更する。

そして高温差し湯を指示したときには開閉弁５を開くと
ともに湯温設定を高温（３０〜９０°Ｃ）に自動的に変
更して浴槽へ高温湯の給湯を行なう。

しかしながらここで、問題点（１）流量を規制する手段
が無いので熱源の能力不足となり必要な温度が出なくな
る。これを解決するためには大流儀の必要な自動給湯用
と小流量高温差し温州と開閉弁を２系統必要とする。俊
）高温差し湯終了したあと熱交換器に残った高温湯が蛇
口回路から出される危険性がある。

等の問題点を有するものであった。

問題点を解決するだめの手段 上記問題点を解決するために本発明は、給水路に流量セ
ンサを設け、第２給湯路には止水及び連続流量制御を行
なう流量制御弁を設け、流量センサの信号で流量をフィ
ードバック制御するとともに、第２給湯路を開状態から
閉状態に移行する時に一旦湯温設定を下げ流量を大流量
にしたのちに流量制御弁を閉止し、湯温設定を初期値に
戻すよう構成したものである。

作　　用 上記構成により自動給湯及び高温差し湯に応じた流量に
フィードバック制御され能力不足による湯温の変動がな
くなり、また高温差し湯の終了時に最大流量で熱交換器
に残った高温湯を短時間で浴槽に排出するだめ、蛇口か
ら不用意な高温湯が出る危険性がなくなる。

実施例 以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。

第１図において給水路１１内に旋回流を発生させる固定
翼１２と固定Ｒ１２の下流に旋回流によ。

って流路内径にそって回動する磁性ボール１３と、ボー
ル１３の動きを検出する回転検出器１４とで流量センサ
５を構成し、その下流に熱交換器２、熱交換器２の出口
に温度センサ７を設け、熱交換器２の下流で分岐された
蛇口への第１給湯路３と、５ベー７′ 流量調節弁１６を経て浴槽４へ導かれる第２給湯路６を
設け、流量調節弁１６は弁ポデー１７にモータ１８によ
り減速器１９、駆動ギヤ２０．２１を経て駆動軸２２を
そのねじ送り部２３により直線駆動し、駆動軸２２にス
プリング２４に押されて連結される止水弁２５と、駆動
軸２２に貫通され軸段差２６に位置規制されて軸方向に
移動自在な流量調節弁体２７とで構成される。流量セン
サ５の信号は流量演算部２８を経て差し温ボタン３４を
有する操作部２９からの流量設定信号３０と比較１れそ
の偏差は偏差増幅部ａ１で増幅されモータ１８を駆動す
る。一方温度センサ７からの温度信号は操作部からの温
度設定信号３２と比較され、その偏差により湯温制御部
３３はバーナ又はヒータなどの熱源（図示せず）の熱量
を制御する。

上記構成において第２給湯路６が閉の状態では操作部２
９は初期値の温度設定信号３１を出力して蛇口使用温度
が決められる。差し湯ボタンａ４が押されると第２図（
２）のように操作部は高温の温度設定信号３２を出力す
るとともに、低流量の流６　・−７ 置設定信号３０を出力する。止水弁２５は閉止状態にあ
るので流量偏差が発生しモータ１８に電圧が印加され駆
動軸２２を動かして止水弁２５を開き、さらに駆動軸２
２が進んで軸段差２６に押されて流量調節弁体２７が開
く。流量が流れると磁性ポール１３が回動して流量演算
部２８に信号が加えられ、流量設定信号３０に等しい流
量になるようモータ１８ヘフイードバツクされ、偏差が
無くなったところでモータ１８は停止する。したがって
流儀は水圧や負荷抵抗が変化しても流量設定信号３０に
ほぼ等しい値に保たれ熱源の能力不足を起こすことなく
湯温は設定された高温を維持して効果的な高温差し湯が
行なわれる。さらに差し湯ボタン３４を操作したり、リ
ミットタイマー（図示せず）等によって差し湯状態を解
除すると操作部２９は第２図（Ｂ）のように低温の温度
設定信号３２を出力するとともに大流量の流量設定信号
３０を出力して第２図０のように熱交換器２内に残って
いる高温湯を浴槽にすみやかに排出しなから湯温を下げ
る。その後第２図（２）の時点で、初期７　へ−７゛ 値の湯温設定信号を出力するとともに流量設定信号３０
を零として、流量制御弁１６を閉止する。

こうしてすみやかに蛇口使用状態に復帰させるとともに
熱交換器２に残っている高温湯を浴槽に排出するため不
用意に蛇口から高温湯が出る危険を防止できる。図示し
ていないが、第２給湯路６の開放中は第１給湯路３を閉
止したり、あるいはランプ、ブザー等で高温使用を表示
・通報する手段を併用できるのでさらに高い安全性が確
保できる。

発明の効果 以上のように本発明によれば、給水路に流路センサを、
第２給湯路には止水及び連続流量制御を行なう流量制御
弁を設は流量センサの信号で流量をフィードバック制御
するとともに、第２給湯路を高温で使用状態から閉状態
に移行する時に一旦湯温設定を下げ、流量を大流量にし
たのち流量制御弁を閉止し湯温設定を初期値に戻すよう
構成したことにより、 （１）高温使用時の流量を水圧や負荷抵抗の変化にかか
わらず低流量の一定値に保つよう作用し、流量過大によ
る熱源の能力不足を解消し安定した高温湯を供給して効
果的な高温差し湯を行なえる。

？）差し湯使用終了時に熱交換器に残った高温湯を浴槽
に排出してすみやかに湯温を低下させて第１給湯路から
不用意な高温湯が吐出される危険を防止できる。

等の効果大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の給湯器の構成図、第２図は
同給湯器の第２給湯路使用時の湯温と流量の変化を示す
特性図、第３図は従来の給湯器の構成図である。 ２・・・・・・熱交換器、５・・・・・・流量センサ、
３・・・・・・第１給湯路、６・・・・・・第２給湯路
、１６・・・・・・流量制御弁、２９・・・・・・操作
部、３ａ・・・・・・湯温制御部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 熱交換器と給水路に設けられ給水量に比例した信号を発
   生する流量センサと、前記熱交換器の下流で分岐された
   第１の給湯路と、第２の給湯路とを設け、第２の給湯路
   には給湯の開閉及び前記流量センサの信号をフィードバ
   ックして連続流量制御及び前記流量センサ信号を積算し
   て定量止水を行なう流量制御弁を設け、さらに前記熱交
   換器の出口に設けられた温度センサと前記温度センサの
   信号により前記熱交換器への熱量を調節して湯温を制御
   する湯温制御部と、前記流量制御弁の開閉を操作する操
   作部と、前記流量制御弁の開閉に連動して前記湯温制御
   部の設定温度を調節し、前記流量制御弁を開状態から閉
   状態に移行する時に、一旦設定温度を低温にするととも
   に大流量に設定したのちに、流量制御弁を閉止し設定温
   度で初期状態に復帰させる給湯器。