JPS6229732Y2 - - Google Patents

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JPS6229732Y2
JPS6229732Y2 JP4448182U JP4448182U JPS6229732Y2 JP S6229732 Y2 JPS6229732 Y2 JP S6229732Y2 JP 4448182 U JP4448182 U JP 4448182U JP 4448182 U JP4448182 U JP 4448182U JP S6229732 Y2 JPS6229732 Y2 JP S6229732Y2
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JP
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fluid
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JP4448182U
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JPS58148301U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、並列配設した2個の主弁を2個のパ
イロツト電磁弁によりパイロツト操作して供給ポ
ートと負荷ポートおよび排出ポート間の切換制御
を行う複合3ポート電磁弁に関する。
従来のこの種複合3ポート電磁弁は、第1図に
示す如く、圧力流体を供給する供給ポートPと流
体アクチユエータへ接続する負荷ポートAおよび
低圧側へ接続する排出ポートEを有した弁本体2
1に、2個のパイロツト電磁弁22A,22Bに
よりパイロツト操作される2個の主弁23A,2
3Bを並列配設し、2個のパイロツト電磁弁22
A,22Bの非通電時2個の主弁23A,23B
の各主弁体24A,24Bをばね25A,25B
力により上昇作動して供給ポートPを遮断し負荷
ポートAと排出ポートEを連通し、2個のパイロ
ツト電磁弁22A,22Bの通電時2個の主弁2
3A,23Bの各主弁体24A,24Bをパイロ
ツト室26A,26Bに導入するパイロツト流体
の作用力によりばね25A,25B力に抗し下降
作動して供給ポートPと負荷ポートAを連通し排
出ポートEを遮断するよう設け、いずれか一方の
パイロツト電磁弁の故障による2個のパイロツト
電磁弁の不整合作動時、主弁23A,23Bの供
給ポートPと負荷ポートAおよび排出ポートE間
を互いに連通させ、負荷ポートAを圧力降下する
ようにして負荷ポートAに接続の流体アクチユエ
ータを作動制御するようにしている。しかるに、
かかる不整合作動時供給ポートPに供給される圧
力流体が排出ポートEへ流れるため、負荷ポート
Aの流体が排出ポートEから排出されにくくなり
負荷ポートAの圧力降下に長時間を要し、負荷ポ
ートAに接続した流体アクチユエータの作動制御
が不確実になり易い等の欠点があつた。
本考案は、かかる欠点に鑑み、2個のパイロツ
ト電磁弁の不整合作動時、2個の主弁の各主弁体
が供給ポートを遮断し負荷ポートと排出ポートを
連通するようにして、負荷ポートの圧力降下を短
時間で行い、流体アクチユエータを確実かつ迅速
に作動制御するようにした複合3ポート電磁弁を
提供するものである。
このため、本考案は、圧力流体を供給する供給
ポートと流体アクチユエータへ接続する負荷ポー
トおよび低圧側へ接続する排出ポートを有した弁
本体に、各々主弁体を具えた2個の主弁を並列配
設すると共に各主弁のパイロツト室にパイロツト
流体を導入したりパイロツト室のパイロツト流体
を低圧側に開放したりする2個のパイロツト電磁
弁を設け、2個の主弁の各主弁体はパイロツト室
のパイロツト流体を低圧側に開放して供給ポート
を遮断し負荷ポートと排出ポートを連通し、パイ
ロツト室にパイロツト流体を導入して供給ポート
と負荷ポートを連通し排出ポートを遮断するよう
設け、2個のパイロツト電磁弁の不整合作動時パ
イロツト流体が導入される一方の主弁のパイロツ
ト室のパイロツト流体をパイロツト流体が低圧側
に開放される他方の主弁のパイロツト電磁弁を介
して低圧側に開放するよう連通路を形成してい
る。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第2図において、1は複合3ポート電磁弁の弁
本体で、圧力流体を供給する供給ポートPと流体
アクチユエータへ接続する負荷ポートAおよび低
圧側へ接続する排出ポートEを有し、各ポートを
連通して2個の嵌合孔2A,2Bが平行に形成さ
れている。3A,3Bは主弁4A,4Bを構成す
る主弁体で、嵌合孔2A,2B内へ摺動自在に挿
入して並列配設されており、上端部にパイロツト
室5A,5Bが形成され下端部に付与するばね6
A,6B力により上昇作動し、各別に供給ポート
Pを遮断し負荷ポートAと排出ポートEを各別に
連通するようになつている。7は弁本体1の上部
に連通路形成部材8を介し設置したパイロツト電
磁弁本体で前記各主弁4A,4Bをそれぞれパイ
ロツト操作する2個のパイロツト電磁弁9A,9
Bを有している。各パイロツト電磁弁9A,9B
は、供給ポートPへ連通する圧力路10A,10
B、低圧側である外部へ連通する排出路11A,
11B、および前記パイロツト室5A,5Bへ連
通する制御室12A,12Bが形成され、ばね1
3A,13B力により可動鉄心14A,14Bが
下降作動して圧力10A,10Bを遮断し制御室
12A,12Bと排出路11A,11Bをそれぞ
れ連通し、コイル15A,15Bの通電で可動鉄
心14A,14Bが吸引作動され圧力路10A,
10Bと制御室12A,12Bを連通し排出路1
1A,11Bを遮断するよう設けられている。そ
して、パイロツト電磁弁9A,9Bの圧力路10
A,10Bは排出路11A,11Bの流通面積よ
りも小さく設けている。16A,16Bは連通路
で、主弁4A,4Bのパイロツト室5A,5Bと
それぞれのパイロツト電磁弁9A,9Bの制御室
12A,12Bとを連通して設けている。17は
連通路16A,16Bを互いに連通して形成した
連通路である。これら連通路16A,16Bおよ
び17の流通面積は排出路11A,11Bの流通
面積よりも大きく設けている。
第3図は、第2図の複合3ポート電磁弁を記号
で示した回路図で、18は負荷ポートAに接続さ
れ機械に設置のクラツチ・ブレーキ等を駆動操作
するための流体アクチユエータである。
次に、かかる構成の作動について説明する。
図面は2個のパイロツト電磁弁9A,9Bの非
通電状態を示し、コイル15A,15Bへ通電し
て2個のパイロツト電磁弁9A,9Bが整合作動
し、圧力路10A,10Bと制御室12A,12
Bが連通されると共に排出路11A,11Bが遮
断されると、制御室12A,12Bに導入する供
給ポートPからのパイロツト流体は連通路16
A,16Bを流れて主弁4A,4Bのパイロツト
室5A,5Bに導入し、各主弁体3A,3Bはパ
イロツト流体の作用力によりばね6A,6B力に
抗し下降作動し、各別に供給ポートPと負荷ポー
トAを連通し排出ポートEを各別に遮断する。そ
して、流体アクチユエータ18は圧力流体が流入
されて作動制御されクラツチ・ブレーキ等を駆動
操作する。
また、2個のパイロツト電磁弁9A,9Bを通
電状態から非通電にして2個のパイロツト電磁弁
9A,9Bが整合作動し、制御室12A,12B
と排出路11A,11Bが連通されると共に、圧
力路10A,10Bが遮断されると、各主弁4
A,4Bのパイロツト室5A,5Bのパイロツト
流体は連通路16A,16Bを流れて制御室12
A,12Bに導入し排出路11A,11Bから外
部へ開放され、主弁体3A,3Bはばね6A,6
B力により上昇作動し、各別に供給ポートPを遮
断し負荷ポートAと排出ポートEを各別に遮断す
る。そして、負荷ポートAの圧力降下が短時間で
行われ流体アクチユエータ18は流体をすみやか
に排出して作動制御されクラツチ・ブレーキ等を
駆動操作する。
次に、2個のパイロツト電磁弁9A,9Bのう
ちいずれか一方がコイル15A,15Bの焼損等
により故障し不整合作動した場合について説明す
る。
2個のパイロツト電磁弁9A,9Bを非通電状
態から通電しパイロツト電磁弁9Bのみが作動し
た場合、主弁4Aの主弁体3Aは作動しないで供
給ポートPを遮断し負荷ポートAと排出ポートE
を連通しており、パイロツト電磁弁9Bの作動で
主弁4Bのパイロツト室5Bに導入されたパイロ
ツト流体は、連通路17を流れ排出路11Aと制
御室12Aとが連通状態にある不作動のパイロツ
ト電磁弁9Aを介して外部に開放される。パイロ
ツト室5Bのパイロツト圧力はパイロツト流体が
圧力路10Bにより絞り規制され主弁体3Bを作
動するほどには上昇せず、該主弁体は作動しない
で供給ポートPを遮断し負荷ポートAと排出ポー
トEを連通した状態を保持し、流体アクチユエー
タ18は停止したままである。
また、2個のパイロツト電磁弁9A,9Bを通
電状態から非通電にしパイロツト電磁弁9Bのみ
が作動した場合、パイロツト電磁弁9Bの可動鉄
心14Bがばね13B力により下降作動して圧力
路10Bを遮断すると共に排出路11Bと制御室
12Bを連通するため、主弁4Aのパイロツト室
5Aのパイロツト流体は連通路17を流れて正常
作動のパイロツト電磁弁9Bを介して外部に開放
され、主弁体3A,3Bはパイロツト室5A,5
Bのパイロツト圧力が略同時に低下されてばね6
A,6B力により上昇作動し、各別に供給ポート
Pを遮断し負荷ポートAと排出ポートEを各別に
連通する。よつて、負荷ポートAの圧力降下が2
個のパイロツト電磁弁9A,9Bの整合作動時と
略等しい短時間で行われ、流体アクチユエータ1
8は確実かつ迅速に作動制御されてクラツチ・ブ
レーキ等を駆動操作することができる。
なお、パイロツト電磁弁9Bのみが作動した場
合について説明したが、パイロツト電磁弁9Aの
みが作動する場合も同様の作用効果を得ることが
できる。
このように本考案は、圧力流体を供給する供給
ポートと流体アクチユエータへ接続する負荷ポー
トおよび低圧側へ接続する排出ポートを有した弁
本体に、各々主弁体を具えた2個の主弁を並列配
設すると共に各主弁のパイロツト室にパイロツト
流体を導入したりパイロツト室のパイロツト流体
を低圧側に開放したりする2個のパイロツト電磁
弁を設け、2個の主弁の各主弁体はパイロツト室
のパイロツト流体を低圧側に開放して供給ポート
を遮断し負荷ポートと排出ポートを連通し、パイ
ロツト室にパイロツト流体を導入して供給ポート
と負荷ポートを連通し排出ポートを遮断するよう
設け、2個のパイロツト電磁弁の不整合作動時パ
イロツト流体が導入される一方の主弁のパイロツ
ト室のパイロツト流体をパイロツト流体が低圧側
に開放される他方の主弁のパイロツト電磁弁を介
して低圧側に開放するよう連通路を形成したこと
により、2個のパイロツト電磁弁の不整合作動時
2個の主弁の各主弁体が必ず供給ポートを遮断し
負荷ポートと排出ポートを連通するよう作動する
ため、負荷ポートの圧力降下を短時間で行うこと
ができ負荷ポートに接続の流体アクチユエータを
確実かつ迅速に作動制御することができて機械の
安全性を向上し得る。
また、2個のパイロツト電磁弁の不整合作動時
2個の主弁の各主弁体が供給ポートを必ず遮断す
ることにより圧力流体の浪費を僅少にできると共
に、一方の主弁のパイロツト室のパイロツト流体
を他方の主弁のパイロツト電磁弁を介して低圧側
に開放するよう連通路を形成するものであるから
構成が極めて簡単であり容易に実施できる等の特
長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の複合3ポート電磁弁の縦断面
図、第2図は本考案の一実施例を示す複合3ポー
ト電磁弁の縦断面図、第3図は第2図の複合3ポ
ート電磁弁を記号で示した回路図である。 1……弁本体、P……供給ポート、A……負荷
ポート、E……排出ポート、3A,3B……主弁
体、4A,4B……一主弁、5A,5B……パイ
ロツト室、9A,9B……パイロツト電磁弁、1
7……連通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧力流体を供給する供給ポートと流体アクチユ
    エータへ接続する負荷ポートおよび低圧側へ接続
    する排出ポートを有した弁本体に、各々主弁体を
    具えた2個の主弁を並列配設すると共に各主弁の
    パイロツト室にパイロツト流体を導入したりパイ
    ロツト室のパイロツト流体を低圧側に開放したり
    する2個のパイロツト電磁弁を設け、2個の主弁
    の各主弁体はパイロツト室のパイロツト流体を低
    圧側に開放して供給ポートを遮断し負荷ポートと
    排出ポートを連通し、パイロツト室にパイロツト
    流体を導入して供給ポートと負荷ポートを連通し
    排出ポートを遮断するよう設け、2個のパイロツ
    ト電磁弁の不整合作動時パイロツト流体が導入さ
    れる一方の主弁のパイロツト室のパイロツト流体
    をパイロツト流体が低圧側に開放される他方の主
    弁のパイロツト電磁弁を介して低圧側に開放する
    よう連通路を形成して成る複合3ポート電磁弁。
JP4448182U 1982-03-29 1982-03-29 複合3ポ−ト電磁弁 Granted JPS58148301U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4448182U JPS58148301U (ja) 1982-03-29 1982-03-29 複合3ポ−ト電磁弁

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4448182U JPS58148301U (ja) 1982-03-29 1982-03-29 複合3ポ−ト電磁弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58148301U JPS58148301U (ja) 1983-10-05
JPS6229732Y2 true JPS6229732Y2 (ja) 1987-07-30

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ID=30055537

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4448182U Granted JPS58148301U (ja) 1982-03-29 1982-03-29 複合3ポ−ト電磁弁

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JPS58148301U (ja) 1983-10-05

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