JPS6229716Y2 - - Google Patents

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JPS6229716Y2
JPS6229716Y2 JP11492480U JP11492480U JPS6229716Y2 JP S6229716 Y2 JPS6229716 Y2 JP S6229716Y2 JP 11492480 U JP11492480 U JP 11492480U JP 11492480 U JP11492480 U JP 11492480U JP S6229716 Y2 JPS6229716 Y2 JP S6229716Y2
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JP
Japan
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hydraulic
type transmission
clutch
transmission
gear
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JP11492480U
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JPS5738225U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は走行車輌の変速装置に関する考案であ
る。
(ロ) 従来技術 走行変速装置は従来、歯車摺動式の変速装置が
大部分であつたが、この場合に変速の際に一度ク
ラツチを切つて回転を止せた後に変速しなければ
ならないという手間を要し、近年はノンクラツチ
で変速できる油圧クラツチ式の変速装置や、シン
クロメツシユ方式の変速装置が用いられるように
なつてきた。
又これに平行して、走行変速段を多段に変速可
能にして、作業車の作業速度にバラエテイーを持
たせることも要望されており、多段にし乍らも変
速レバーが主変速レバー、副変速レバーと何本に
分けるのでなく、1本のレバーで操作可能とする
ことが要求されるようになつてきた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案はこれらの如く、歯車摺動式変速装置
と、油圧クラツチ式変速装置やシンクロメツシユ
式変速装置のようなノンクラツチ式の変速装置を
併置した走行変速装置の変速レバーを1本で操作
可能にする為の考案である。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的
を達成する為の構成を説明すると。
駆動系統上部に歯車摺動式変速装置Aを設け、
下部に油圧クラツチ式変速装置Bを設けた変速装
置において、一本の走行変速レバー10で歯車摺
動式変速装置Aと油圧クラツチ式変速装置Bを変
速操作可能とすべく、油圧クラツチ式変速装置B
の変速中立位置で、エンジンから歯車摺動式変速
装置Aに至る迄の駆動系統中に設けたクラツチ装
置23を断状態とする為の油圧シリンダー25を
設け、該油圧シリンダー25を伸縮操作する圧油
を油圧クラツチ式変速装置の油圧制御弁26の油
圧回路より取り出したものである。
(ホ) 実施例 本考案の目的は以上の如くであり添付の図面に
示した実施例の構成に基づいて本考案の構成を説
明すると、 第1図は走行車輌のうちコンバインの全体側面
図である。コンバインはクローラー式の走行装置
12の上部に脱穀装置6を載置し、その前方に穀
稈搬送装置や引起し装置を付設している。クロー
ラー式走行装置12を、本考案の走行変速装置1
4により変速して駆動スプロケツト13を介して
駆動している。
1は分草板であり、水田圃場面に立毛中の穀稈
を条ごとに分草し、引起し装置2の穀稈搬送通路
へ誘導する。
引起し装置2にて倒伏穀稈を引き起こされた穀
稈の株元部を掻き込み装置で掻き込み乍ら、刈刃
3で刈取り、株元搬送装置へ誘導する。株元搬送
装置は終端部で縦搬送装置4へ受継ぎ、長短稈調
節し乍ら、続いて脱穀装置6のフイードチエーン
5へ受継ぐ。
脱穀装置6内で脱粒され排稈となつた穀稈は、
排稈チエーン8にて排稈処理装置9へ運ばれ処理
される。7は穀粒一時貯留タンクである。
本件考案の要部である走行変速レバー10は座
席31の左前部の変速ガイド板16より突出して
いる。操作コラム36より操向クラツチレバー1
1が突出している。
第2図は走行変速装置14内のスケルトン図で
ある。エンジン15よりVプーリー22を駆動
し、入力Vプーリー24との間に懸回したVベル
トテンシヨン式のクラツチ装置23が設けられて
いる。走行変速装置14内の駆動系統上部に歯車
摺動式の変速装置Aが設けられ、低速、中速、高
速の3段に変速する。その下部にノンクラツチ式
の変速装置として、油圧クラツチ式の変速装置B
を設けている。
油圧クラツチ装置27,28,29,30を2
軸に支架し、油圧クラツチ装置27にて後進変速
し、油圧クラツチ装置28,29,30にて前進
1段・2段・3段に変速する。
従来はこのような走行変速装置においては、歯
車摺動式変速装置の変速レバーが1本、油圧クラ
ツチ式変速装置の変速レバーが1本、ベルトテン
シヨン式クラツチ装置23のクラツチレバーが1
本と計3本が設けられていたのであるが、本考案
ではこれを連動して1本とし、ノンクラツチ操作
式の変速装置に構成している。
第3図は変速レバー10部の側面図、第4図は
変速レバー10のリンク装置を示す図面である。
変速レバー10は第5図に示す変速レバーガイ
ド16のガイド溝16a内に遊嵌されて、規制さ
れ乍ら変速操作され、変速レバーを前後方向へ回
動することにより油圧クラツチ式変速装置による
主変速が行われ後端位置が後進であり、徐々に前
へ行くにつれて中立、前進1段、前進2段、前進
3段と変速操作される。油圧クラツチ式変速装置
13の中立位置で左右方向へ回動することによ
り、左から低速、中速、高速と変速されるが、従
来の装置では、歯車摺動式変速装置Aが駆動系統
の上位に、配置されている場合に主変速が中立位
置でも歯車摺動式変速装置部は回転を続けている
為に副変速は行えず、止むを得ずベルトテンシヨ
ン式のクラツチ装置23を切断してから、副変速
を行つていた。
本考案では、第6図に示す如くベルトテンシヨ
ン式クラツチ装置23を断接する為の油圧シリン
ダー25を設け、油圧クラツチ式変速装置の油圧
制御弁26と油圧ポンプ27との間の油圧回路よ
り圧油を取り出して油圧シリンダー25を伸縮さ
せ、該ベルトテンシヨン式クラツチ装置23を断
接させているのである。
この配置により、油圧制御弁26が後進、前進
1段、前進2段、前進3段の変速位置にある時は
油圧ポンプ27からの圧油は作動油戻りタンク3
3と連通していないので、圧油が油圧シリンダー
25にも働らき、ベルトテンシヨン式クラツチ装
置23を接状態に押して入るが、油圧制御弁26
が中立の位置では油圧ポンプ27の圧油が戻り油
タンク32に連通する為に油圧シリンダー25が
解放されベルトテンシヨン式クラツチ装置25が
断状態となるのである。
変速レバー10は枢支体20に固設されてお
り、枢支ピン20a回りに変速レバー10を左右
に回動することにより、リンク21により歯車摺
動式の副変速が行われる。変速レバー10により
枢支体18を枢支ピン17回りに回動するとワイ
ヤー19を介して油圧制御弁26のスプールが5
段階に移動される。
そして主変圧の油圧クラツチ式変速装置が中立
の位置では、油圧シリンダー25が解放され、ベ
ルトテンシヨン式のクラツチ装置が断状態となる
ので、歯車摺動式の副変速操作が可能となり、変
速レバー10は中立の位置で左右方向へ回動し、
副変速を中速、高速に入れることができるのであ
る。
主変速の油圧クラツチ式変速装置を中立以外の
場所に入れると、ベルトテンシヨン式のクラツチ
装置は即座に接状態となる。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような
効果を奏するものである。
第1に、一本の走行変速レバーの操作により、
クラツチ装置23の断接と、歯車摺動式変速装置
Aの変速と、油圧クラツチ式変速装置Bの変速の
3つの操作を同時に行うことができるので、オペ
レーターの変速操作を楽にすることができるので
ある。
第2に、クラツチ装置23の断接の操作は、油
圧シリンダー25を設け、該油圧シリンダー25
の伸縮を油圧制御弁26の圧油を取り出して伸縮
させているので、走行変速レバー10の回動によ
りワイヤーやリンクを介してクラツチ装置23を
断接する必要がなく、クラツチ装置23を断接操
作する操作力を軽減することができるのである。
第3に、クラツチ装置23を断接する油圧シリ
ンダー25は、油圧制御弁26の切換えにより、
油圧制御弁26が中立位置に切り替わつた場合に
は確実に縮小して、クラツチを断とするので、確
実な動力断絶状態を得ることができて、回転状態
で変速操作を行うことにより発生する機体のダツ
シユ発進という危険な状態を発生することが無い
のである。即ち、油圧クラツチ式変速装置Bの中
立位置にすることにより、ベルトテンシヨン式ク
ラツチ装置23と油圧クラツチ式変速装置Bの両
者の動力が断状態となり、該状態で歯車摺動式変
速装置Aを変速した後に、油圧クラツチ式変速装
置Bを速度段に変速すると同時に、ベルトテンシ
ヨン式クラツチ装置23と油圧クラツチ式変速装
置Bが接合状態となるので、油圧クラツチ式変速
装置Bの変速操作と、クラツチ装置23の接合操
作を同時に行うこととなり、該油圧クラツチ式変
速装置Bの変速操作を徐々に行うことにより、ダ
ツシユ発進を解消することができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は走行車輌のうちコンバインの全体側面
図、第2図は走行変速装置内部のスケルトン図、
第3図は走行変速レバー部の側面図、第4図は第
3図のC矢視断面図、第5図は変速レバーガイド
の平面図、第6図は油圧クラツチ式変速装置の油
圧回路図、第7図はベルトテンシヨン式のクラツ
チ装置を示す図面である。 A……歯車摺動式変速装置、B……油圧クラツ
チ式変速装置、10……走行変速レバー、14…
…走行変速装置、23……ベルトテンシヨン式ク
ラツチ装置、26……油圧制御弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動系統上部に歯車摺動式変速装置Aを設け、
    下部に油圧クラツチ式変速装置Bを設けた変速装
    置において、一本の走行変速レバー10で歯車摺
    動式変速装置Aと油圧クラツチ式変速装置Bを変
    速操作可能とすべく、油圧クラツチ式変速装置B
    の変速中立位置で、エンジンから歯車摺動式変速
    装置Aに至る迄の駆動系統中に設けたクラツチ装
    置23を断状態とする為の油圧シリンダー25を
    設け、該油圧シリンダー25を伸縮操作する圧油
    を油圧クラツチ式変速装置の油圧制御弁26の油
    圧回路より取り出したことを特徴とする走行変速
    装置。
JP11492480U 1980-08-12 1980-08-12 Expired JPS6229716Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11492480U JPS6229716Y2 (ja) 1980-08-12 1980-08-12

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JP11492480U JPS6229716Y2 (ja) 1980-08-12 1980-08-12

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Publication Number Publication Date
JPS5738225U JPS5738225U (ja) 1982-03-01
JPS6229716Y2 true JPS6229716Y2 (ja) 1987-07-30

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JP11492480U Expired JPS6229716Y2 (ja) 1980-08-12 1980-08-12

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