JPS62297007A - 振動ドリル - Google Patents
振動ドリルInfo
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- JPS62297007A JPS62297007A JP13900186A JP13900186A JPS62297007A JP S62297007 A JPS62297007 A JP S62297007A JP 13900186 A JP13900186 A JP 13900186A JP 13900186 A JP13900186 A JP 13900186A JP S62297007 A JPS62297007 A JP S62297007A
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- Japan
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- vibration
- cam
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- switching plate
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- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 3
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 3
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 2
- 239000012858 resilient material Substances 0.000 abstract 2
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
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- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Drilling And Boring (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
[技術分野1
本発明はビットを回転させると同時に軸方向に振動させ
る振動ドリルに関するものである。
る振動ドリルに関するものである。
【背at支刹り1
この振動ドリルにおいて、相対する一対のカムの対向接
触面における滑り噛み合いを用いて軸方向振動を発生さ
せるものにおいて、ビットが取り付けられることになる
スピンドルの動作を、回転と軸方向振動とを行なう状態
と、回(のみを行なう状態との両動作モードに切り換え
られるようにしたものとしては、実公昭55−1592
4号公報に示されたものがある。これは一対のカムのう
ちの一方をスピンドルに、他方のカムをハウジングに固
定し、そしてスピンドルの軸方向移動を可能とすること
によって、両カムの接触状態が得られるようにして、ス
ピンドルに回転と軸方向振動とを行なわせることがでさ
るようにするとともに、ビットを被穿孔面に押し当てた
時のスピンドルの後退を、つまりはスピンドルの軸方向
移動を阻止することによって、一対のカムが常時非接触
状態となるようにして、スピンドルが回転のみを行なう
ようにしている。ところが、このような構造であると、
スピンドルの軸方向移動のストロークを、両カムが非接
触となる位置を設定しなくてはならないために、艮<シ
なくてはならず、また一方のカムがハウジングに固定さ
れていることがら、ハウジングを持つ手に伝わる振動が
大きいという問題を有している。
触面における滑り噛み合いを用いて軸方向振動を発生さ
せるものにおいて、ビットが取り付けられることになる
スピンドルの動作を、回転と軸方向振動とを行なう状態
と、回(のみを行なう状態との両動作モードに切り換え
られるようにしたものとしては、実公昭55−1592
4号公報に示されたものがある。これは一対のカムのう
ちの一方をスピンドルに、他方のカムをハウジングに固
定し、そしてスピンドルの軸方向移動を可能とすること
によって、両カムの接触状態が得られるようにして、ス
ピンドルに回転と軸方向振動とを行なわせることがでさ
るようにするとともに、ビットを被穿孔面に押し当てた
時のスピンドルの後退を、つまりはスピンドルの軸方向
移動を阻止することによって、一対のカムが常時非接触
状態となるようにして、スピンドルが回転のみを行なう
ようにしている。ところが、このような構造であると、
スピンドルの軸方向移動のストロークを、両カムが非接
触となる位置を設定しなくてはならないために、艮<シ
なくてはならず、また一方のカムがハウジングに固定さ
れていることがら、ハウジングを持つ手に伝わる振動が
大きいという問題を有している。
[発明の目的]
本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、その
目的とするところは回転のみと、回転及ゾ振動の両モー
ドの動作を切換操作に応じて得られる上に、軸方向全長
が短く、またハウジングを持つ手に伝わる振動も小さい
振動ドリルを提供するにある。
目的とするところは回転のみと、回転及ゾ振動の両モー
ドの動作を切換操作に応じて得られる上に、軸方向全長
が短く、またハウジングを持つ手に伝わる振動も小さい
振動ドリルを提供するにある。
[発明の開示]
しかして本発明は、軸方向移動が自在とされ且つモータ
の減速出力で回転駆動されるスピンドルを備えるととも
に、一対のカムからなる滑り噛み合い機構で構成された
軸方向振動の発生手段を備えて、この発生手段によって
スピンドルに軸方向振動を行なわせる振動ドリルにおい
て、軸方向に移動自在とされた第1のカムをスピンドル
に固定された第2のカム側に付勢する弾性部材を設ける
とともに、上記ff1lのカムを切換操作部材の操作に
応じ弾性部材の付勢に抗して移動させて、第2のカムか
ら切り離す切換板と、移動自在とされている切換板に接
して切換板の振動を抑制する防振弾性体とを設けている
ことに特徴を有して、スピンドルに固定されたカムに接
触するカムを、弾性部材を介してハウジングで支持する
ものとし、そしてこのカムの軸方向移動で動作モードの
切換を行なうようにしたものであり、また軸方向移動自
在とされているカムを切換操作部材の操作に応じて移動
させて両カムの切り離しを行なう切換板の防振を行なっ
たものである。
の減速出力で回転駆動されるスピンドルを備えるととも
に、一対のカムからなる滑り噛み合い機構で構成された
軸方向振動の発生手段を備えて、この発生手段によって
スピンドルに軸方向振動を行なわせる振動ドリルにおい
て、軸方向に移動自在とされた第1のカムをスピンドル
に固定された第2のカム側に付勢する弾性部材を設ける
とともに、上記ff1lのカムを切換操作部材の操作に
応じ弾性部材の付勢に抗して移動させて、第2のカムか
ら切り離す切換板と、移動自在とされている切換板に接
して切換板の振動を抑制する防振弾性体とを設けている
ことに特徴を有して、スピンドルに固定されたカムに接
触するカムを、弾性部材を介してハウジングで支持する
ものとし、そしてこのカムの軸方向移動で動作モードの
切換を行なうようにしたものであり、また軸方向移動自
在とされているカムを切換操作部材の操作に応じて移動
させて両カムの切り離しを行なう切換板の防振を行なっ
たものである。
以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述すると、左右
2つ割りにて形成されているハウジング1は、その前端
にドリルとット9が装着されるチャック8を位置させる
もので、後端下部からはグリップ16が延設されており
、このグリップ16の下端には電池パック17が装着さ
れている。11はスイッチハンドル、12は回転方向切
換ハンドル、13はスイッチブロック、14は防塵ゴム
である。
2つ割りにて形成されているハウジング1は、その前端
にドリルとット9が装着されるチャック8を位置させる
もので、後端下部からはグリップ16が延設されており
、このグリップ16の下端には電池パック17が装着さ
れている。11はスイッチハンドル、12は回転方向切
換ハンドル、13はスイッチブロック、14は防塵ゴム
である。
またここにおけるハウジング1はその先端部を補助グリ
ップとして握る際を考慮して、先端部外周面に滑り止め
のための凹凸を設けである他、上記スイッチハンドル1
1や回転方向切換ハンドル12の前方に位置することと
なる突部18を突設しである。この突部18は、!16
13図に示すように、ハウジング1の先端部を握る手が
不用意にスイッチハンドル11や回転方向切換ハンドル
12を動かしてしまうことを防ぐほか、穿孔作業を行な
った後、ドリルビット9を引き抜く際、ハウジング1の
先端部を握る手の手掛かりとなるものであり、更には第
14図に示すように、上向きの状態で穿孔を行なう際に
落下する粉塵がスイッチ部に至ることを防ぐ。
ップとして握る際を考慮して、先端部外周面に滑り止め
のための凹凸を設けである他、上記スイッチハンドル1
1や回転方向切換ハンドル12の前方に位置することと
なる突部18を突設しである。この突部18は、!16
13図に示すように、ハウジング1の先端部を握る手が
不用意にスイッチハンドル11や回転方向切換ハンドル
12を動かしてしまうことを防ぐほか、穿孔作業を行な
った後、ドリルビット9を引き抜く際、ハウジング1の
先端部を握る手の手掛かりとなるものであり、更には第
14図に示すように、上向きの状態で穿孔を行なう際に
落下する粉塵がスイッチ部に至ることを防ぐ。
本体ケーシング1の後部内にその軸方向が前後方向とさ
れた状態で収納されているモータ2は、その出力軸20
にビニオン21が取り付けられている。このビニオン2
1は、減速装置である2段遊星g構における初段遊星部
の太陽ギアとしては能するものであって、この周囲には
複数個の遊星ギア43が配設されており、そしてギアケ
ース6と一体に形成された内歯車42とビニオン21と
に噛み合う上記遊星ギア43は、2段目の遊星部の太陽
ギア46が一体に設けられた遊星キャリア゛44によっ
て支持されている。太陽ギア46に噛み合うとともに前
記内歯車42に噛み合う複数個の遊星ギア47を支持す
る遊星キャリア48は、その内周面にスプライン溝を有
して、前端に前記チャック8が設けられているスピンド
ル5の後端部とスプライン結合している。
れた状態で収納されているモータ2は、その出力軸20
にビニオン21が取り付けられている。このビニオン2
1は、減速装置である2段遊星g構における初段遊星部
の太陽ギアとしては能するものであって、この周囲には
複数個の遊星ギア43が配設されており、そしてギアケ
ース6と一体に形成された内歯車42とビニオン21と
に噛み合う上記遊星ギア43は、2段目の遊星部の太陽
ギア46が一体に設けられた遊星キャリア゛44によっ
て支持されている。太陽ギア46に噛み合うとともに前
記内歯車42に噛み合う複数個の遊星ギア47を支持す
る遊星キャリア48は、その内周面にスプライン溝を有
して、前端に前記チャック8が設けられているスピンド
ル5の後端部とスプライン結合している。
そして、ギアケース6に対して回転自在に且つ軸方向に
移動自在に支持されたスピンドル5に軸方向振動を与え
るための振動発生手段であるが、これはスピンドル5に
圧入固定されたカム62と、スピンドル5に遊嵌されて
スピンドル5に対する回転及び軸方向移動が自在とされ
ているカム61とから形成されている。これらのカム6
1.62は、その対向面に滑り噛み合いを発生させる傾
斜面を備えた噛み合い歯が形成されているものであり、
そしてカム61はその背面とギアケース6との間に設置
されたばね63によって、カム62どの噛み合い方向に
付勢されており、また周縁から突設した突片65をギア
ケース6の内面に形成されている軸方向に沃い溝69に
係合させることで、回転することがないようにされてい
る。図中50はスピンドル5を回転自在に且つ軸方向に
移動自在に支持する軸受、51はキヤ+7748を支持
する軸受、52はスラスト板、53は防塵ゴム、54は
軸受50の固定用のビンである。
移動自在に支持されたスピンドル5に軸方向振動を与え
るための振動発生手段であるが、これはスピンドル5に
圧入固定されたカム62と、スピンドル5に遊嵌されて
スピンドル5に対する回転及び軸方向移動が自在とされ
ているカム61とから形成されている。これらのカム6
1.62は、その対向面に滑り噛み合いを発生させる傾
斜面を備えた噛み合い歯が形成されているものであり、
そしてカム61はその背面とギアケース6との間に設置
されたばね63によって、カム62どの噛み合い方向に
付勢されており、また周縁から突設した突片65をギア
ケース6の内面に形成されている軸方向に沃い溝69に
係合させることで、回転することがないようにされてい
る。図中50はスピンドル5を回転自在に且つ軸方向に
移動自在に支持する軸受、51はキヤ+7748を支持
する軸受、52はスラスト板、53は防塵ゴム、54は
軸受50の固定用のビンである。
ハウジング1の先端部には、切換ハンドル7が配設され
ている。ハウジング1の先端部内周面に係合させる係合
リプ77を備えて軸まわりの回転が自在とされた状態で
配設されているこの切換ハンドル7の内面には、−面が
カム面とされている切換リング72が固着されている。
ている。ハウジング1の先端部内周面に係合させる係合
リプ77を備えて軸まわりの回転が自在とされた状態で
配設されているこの切換ハンドル7の内面には、−面が
カム面とされている切換リング72が固着されている。
この切換リング72は、ギアケース6における前記溝6
9に沿って摺動自在とされた切換板71の前端と当接し
ている。尚、この切換板71には軸受50と係合する突
起75を設けて、ギアケース6がらの抜は落ちの防止を
行なっている。
9に沿って摺動自在とされた切換板71の前端と当接し
ている。尚、この切換板71には軸受50と係合する突
起75を設けて、ギアケース6がらの抜は落ちの防止を
行なっている。
しかして第6図に示すように、切換板71を前方に位置
させている時には、そ−タ2の出力は遊星機構によって
減速されてスピンドル5を回転させる。またドリルビッ
ト9を被穿孔面に押し当てることの反力によって、スピ
ンドル5を後退させて対のカム61.62が互いに接触
するようにすると、カム62はスピンドル5とともに回
転するのに対し、カム61はギアケース6との保合で回
転しないようにされているために、カム61とカム62
との対向面における各傾斜面が噛み合った状態では第6
図に示す状態にあるものの、17図に示すようにカム6
2がその回転によってカム61の傾斜面を乗り越えると
、この直後にカム61がばh(53による付勢でカム6
2に打撃を与える。
させている時には、そ−タ2の出力は遊星機構によって
減速されてスピンドル5を回転させる。またドリルビッ
ト9を被穿孔面に押し当てることの反力によって、スピ
ンドル5を後退させて対のカム61.62が互いに接触
するようにすると、カム62はスピンドル5とともに回
転するのに対し、カム61はギアケース6との保合で回
転しないようにされているために、カム61とカム62
との対向面における各傾斜面が噛み合った状態では第6
図に示す状態にあるものの、17図に示すようにカム6
2がその回転によってカム61の傾斜面を乗り越えると
、この直後にカム61がばh(53による付勢でカム6
2に打撃を与える。
この結果、ドリルビット9にはスピンドル5を介して軸
方向振動も伝達されるものである。
方向振動も伝達されるものである。
しかし、切換ハンドル7を回転させることによって、第
5図に鎖線で示すように、切換リング72を介して切換
板71を後方へと押し出すと、カム61の突片65に後
端を当接させている切換板71は、カム61をばね63
に抗して後方へと押して、第8図に示すように、カム6
2と接触することがない位置に置く。スピンドル5の後
方への移動範囲は軸受50によって規制されていること
から、このときにはドリルビット9を被穿孔面に押し当
てても、両カム61.62は接触することがな(、従っ
てスピンドル5及びドリルビット9には回転のみが伝達
される。
5図に鎖線で示すように、切換リング72を介して切換
板71を後方へと押し出すと、カム61の突片65に後
端を当接させている切換板71は、カム61をばね63
に抗して後方へと押して、第8図に示すように、カム6
2と接触することがない位置に置く。スピンドル5の後
方への移動範囲は軸受50によって規制されていること
から、このときにはドリルビット9を被穿孔面に押し当
てても、両カム61.62は接触することがな(、従っ
てスピンドル5及びドリルビット9には回転のみが伝達
される。
ところでスピンドル5に軸方向振動も与える場合、この
時のカム61と切換リング72との間隔よりも切換板7
1の長さの方が短くなるようにしており、カム61がカ
ム62だけでなく、切換板71もたたいてしまうことが
ないようにしているわけであるが、軸方向振動を受けて
軸受50や切換リング72、あるいはカム61と衝突し
、異音を発生するおそれを有している。このために、こ
こでは切換板71に突起75を形成する際に生じる凹部
を利用して、切換1ij71のギアケース6内面側の面
にゴムにて形成された防振弾性体76を取り付けて、ギ
アケース6の内面に接触するこの防振弾性体76により
、切換板71の不要な振動を抑えている。
時のカム61と切換リング72との間隔よりも切換板7
1の長さの方が短くなるようにしており、カム61がカ
ム62だけでなく、切換板71もたたいてしまうことが
ないようにしているわけであるが、軸方向振動を受けて
軸受50や切換リング72、あるいはカム61と衝突し
、異音を発生するおそれを有している。このために、こ
こでは切換板71に突起75を形成する際に生じる凹部
を利用して、切換1ij71のギアケース6内面側の面
にゴムにて形成された防振弾性体76を取り付けて、ギ
アケース6の内面に接触するこの防振弾性体76により
、切換板71の不要な振動を抑えている。
第9図及び第10図に他の実施例を示す。基本的槽或は
上記実施例と同じであるが、切換板71の振動の抑制の
ための防振弾性体76を、切換〕1ンドル7とギアケー
ス6の先端面との間に配設されるゴム製のリング状のも
のとし、切換板71の先端部内面に防振弾性体76を接
触させている。
上記実施例と同じであるが、切換板71の振動の抑制の
ための防振弾性体76を、切換〕1ンドル7とギアケー
ス6の先端面との間に配設されるゴム製のリング状のも
のとし、切換板71の先端部内面に防振弾性体76を接
触させている。
このようにした場合、防振弾性体76を各切換板71毎
に必要とした上記実施例と異なり、1つで済む上に、ギ
アケース6内への組み込みではないために、取り付けも
容易となっている。
に必要とした上記実施例と異なり、1つで済む上に、ギ
アケース6内への組み込みではないために、取り付けも
容易となっている。
防振弾性体76としてはゴム製に限るものではなく、第
11図及び第12図に示すように、カム61と切換板7
1の突起75との間に配設される圧縮ばねとして形成し
てもよい。ただし、圧縮ばねである防振弾性体76はあ
まり強いものであると、両カム61.62によるところ
の振動を小さくしてしまうために、切換板71を常時切
換リング72に押し付けておくのに足るだけの強さのも
のとしておく。
11図及び第12図に示すように、カム61と切換板7
1の突起75との間に配設される圧縮ばねとして形成し
てもよい。ただし、圧縮ばねである防振弾性体76はあ
まり強いものであると、両カム61.62によるところ
の振動を小さくしてしまうために、切換板71を常時切
換リング72に押し付けておくのに足るだけの強さのも
のとしておく。
尚、前述のように、切換ハンドル7をハウジング1に回
転自在に装着するにあたり、係合リプ77をハウジング
1に係合させることで行なっているために、切換ハンド
ル7のチャック8側の面は平坦な面として処理すること
がでさ、また防塵ゴム53の装着を切換ハンドル7の内
周面に形成した凹部に行なっていることがら、上向き穿
孔の際の粉塵は、ハウジング1の先端部から内部へと侵
入することがない。
転自在に装着するにあたり、係合リプ77をハウジング
1に係合させることで行なっているために、切換ハンド
ル7のチャック8側の面は平坦な面として処理すること
がでさ、また防塵ゴム53の装着を切換ハンドル7の内
周面に形成した凹部に行なっていることがら、上向き穿
孔の際の粉塵は、ハウジング1の先端部から内部へと侵
入することがない。
1ris図及び第16図は、チャック8に対するドリル
ビット9の着脱のためのチャックハンドル90の収納構
造を示している。すなわち、ハウジング1の−F面に取
付7ツク19を突設し、この取付77り19にチャック
ハンドル90の軸部を係合させることで、チャックハン
ドル90の軸部がハウジング1の向後方向と直交する方
向を向くように収納している。取り外しに際しては、第
16図に示すように、ハツシング1の表面より突出して
いるチャックハンドル90の軸部先端に指をかけて、チ
ャックハンドル90を引き起こせばよい。
ビット9の着脱のためのチャックハンドル90の収納構
造を示している。すなわち、ハウジング1の−F面に取
付7ツク19を突設し、この取付77り19にチャック
ハンドル90の軸部を係合させることで、チャックハン
ドル90の軸部がハウジング1の向後方向と直交する方
向を向くように収納している。取り外しに際しては、第
16図に示すように、ハツシング1の表面より突出して
いるチャックハンドル90の軸部先端に指をかけて、チ
ャックハンドル90を引き起こせばよい。
軸部の他端を支点として、てこの原理でチャックハンド
ル90を取り外すことができるものであって、つまんで
引き抜くよりも、取り外しが容易であり、またチャック
ハンドル90の不用意な親藩を防ぐために、取付7ツク
19によるチャックハンドル90の保持強度を高めても
、チャックハンドル90の取り外しに苦慮することがな
い。
ル90を取り外すことができるものであって、つまんで
引き抜くよりも、取り外しが容易であり、またチャック
ハンドル90の不用意な親藩を防ぐために、取付7ツク
19によるチャックハンドル90の保持強度を高めても
、チャックハンドル90の取り外しに苦慮することがな
い。
第17図及び第18図に示すように、取付7ツク19を
ハウジング1の側面に形成してもよく、またチャックハ
ンドル90における柄91が軸部に対してスライドし得
るようにしておくならば、取付7ツク19をハウジング
1の後!1こ近いところに設け、通常は柄91がハウジ
ング1の後端面より突出しないようにしておき、取り外
しに際しては、第17図に鎖線で示すように、柄91を
スライドさせてハウジング1の後方に突出させ、そして
第18図に示すように、この突出した柄91をつかんで
チャックハンドル90を引き起こすようにしてもよい。
ハウジング1の側面に形成してもよく、またチャックハ
ンドル90における柄91が軸部に対してスライドし得
るようにしておくならば、取付7ツク19をハウジング
1の後!1こ近いところに設け、通常は柄91がハウジ
ング1の後端面より突出しないようにしておき、取り外
しに際しては、第17図に鎖線で示すように、柄91を
スライドさせてハウジング1の後方に突出させ、そして
第18図に示すように、この突出した柄91をつかんで
チャックハンドル90を引き起こすようにしてもよい。
[発明の効果1
以上のように本発明においては、スピンドルに固定され
たカムに接触するカムを、弾性部材を介してハウジング
で支持していることがら、ハウジングを持つ手に伝わる
振動が少ないものであり、そしてこのカムの軸方向移動
で動作モードの切換を行なうよう1こしたものであるか
ら、スピンドルの軸方向移動範囲は振動発生に必要な分
だけでよく、全長を短くすることができるものであり、
更には両動作モードの切り換えのための切換板は、防振
弾性体によって振動が抑制されているために、切換板の
振動によるところの異音の発生や振動に伴なう他の部材
との繰り返し衝突によるところの損傷もないものである
。
たカムに接触するカムを、弾性部材を介してハウジング
で支持していることがら、ハウジングを持つ手に伝わる
振動が少ないものであり、そしてこのカムの軸方向移動
で動作モードの切換を行なうよう1こしたものであるか
ら、スピンドルの軸方向移動範囲は振動発生に必要な分
だけでよく、全長を短くすることができるものであり、
更には両動作モードの切り換えのための切換板は、防振
弾性体によって振動が抑制されているために、切換板の
振動によるところの異音の発生や振動に伴なう他の部材
との繰り返し衝突によるところの損傷もないものである
。
ffN図は本発明一実施例の縦断面図、i2図及(/P
t53図は同上の分解斜視図、第4図は同上の切換リン
グと切換板の斜視図、第5図は切換リングの展開断面図
、第6図乃至ttS8図は同上の動作を示す断面図、第
9図及び第10図は防振弾性体の他の例を示す断面図、
第11図及び第12図は防振弾性体の更に他の例を示す
断面図、第13図は同上のハウジングの側面図、第14
図は上向き穿孔作業時を示す側面図、Pt515図は破
断平面図、第16図は正面図、fjS17図は池のハウ
ジングの側面図、第18図は同上の背面図であって、1
はハウジング、2はモータ、5はスピンドル、7は切換
ハンドル、9はドリルビット、+31.132はカム、
63は弾性部材としてのばね、71は切換板、72は切
換リング、76は防振弾性体を示す。 代理人 弁理士 石 1)艮 七 第3図 第4図
t53図は同上の分解斜視図、第4図は同上の切換リン
グと切換板の斜視図、第5図は切換リングの展開断面図
、第6図乃至ttS8図は同上の動作を示す断面図、第
9図及び第10図は防振弾性体の他の例を示す断面図、
第11図及び第12図は防振弾性体の更に他の例を示す
断面図、第13図は同上のハウジングの側面図、第14
図は上向き穿孔作業時を示す側面図、Pt515図は破
断平面図、第16図は正面図、fjS17図は池のハウ
ジングの側面図、第18図は同上の背面図であって、1
はハウジング、2はモータ、5はスピンドル、7は切換
ハンドル、9はドリルビット、+31.132はカム、
63は弾性部材としてのばね、71は切換板、72は切
換リング、76は防振弾性体を示す。 代理人 弁理士 石 1)艮 七 第3図 第4図
Claims (4)
- (1)軸方向移動が自在とされ且つモータの減速出力で
回転駆動されるスピンドルを備えるとともに、一対のカ
ムからなる滑り噛み合い機構で構成された軸方向振動の
発生手段を備えて、この発生手段によってスピンドルに
軸方向振動を行なわせる振動ドリルにおいて、軸方向に
移動自在とされた第1のカムをスピンドルに固定された
第2のカム側に付勢する弾性部材を設けるとともに、上
記第1のカムを切換操作部材の操作に応じ弾性部材の付
勢に抗して移動させて、第2のカムから切り離す切換板
と、移動自在とされている切換板に接して切換板の振動
を抑制する防振弾性体とを設けて成ることを特徴とする
振動ドリル。 - (2)防振弾性体は切換板とギアケース内面との間に介
装されて両者に接触していることを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の振動ドリル。 - (3)防振弾性体はスピンドルのまわりに配設されてい
る複数個の切換板に各々接触するリング状であることを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の振動ドリル。 - (4)防振弾性体は第1のカムと切換板との間に設けら
れた圧縮ばねであることを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の振動ドリル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13900186A JPS62297007A (ja) | 1986-06-14 | 1986-06-14 | 振動ドリル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13900186A JPS62297007A (ja) | 1986-06-14 | 1986-06-14 | 振動ドリル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62297007A true JPS62297007A (ja) | 1987-12-24 |
JPH0459083B2 JPH0459083B2 (ja) | 1992-09-21 |
Family
ID=15235157
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13900186A Granted JPS62297007A (ja) | 1986-06-14 | 1986-06-14 | 振動ドリル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62297007A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP1428631A2 (en) * | 2002-12-10 | 2004-06-16 | Black & Decker Inc. | Apparatus for producing self-exciting hammer action, and rotary power tool incorporating such apparatus |
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USRE46827E1 (en) | 2009-12-23 | 2018-05-08 | Black & Decker Inc. | Hybrid impact tool with two-speed transmission |
JP2020131357A (ja) * | 2019-02-19 | 2020-08-31 | 株式会社マキタ | 震動機構付き電動工具 |
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JPS59167617U (ja) * | 1983-04-27 | 1984-11-09 | 芝浦メカトロニクス株式会社 | 振動ドリル |
-
1986
- 1986-06-14 JP JP13900186A patent/JPS62297007A/ja active Granted
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US10513021B2 (en) | 2008-09-25 | 2019-12-24 | Black & Decker Inc. | Hybrid impact tool |
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---|---|
JPH0459083B2 (ja) | 1992-09-21 |
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