JPS62296914A - ベンド金型装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 （産業上の利用分野） 本発明は、薄板鋼板を予じめ成形後、不要部分をトリミ
ングした後、曲げ成形する金型装置に係り、特に金型か
ら取り出し方向にオーバーハングる。

（従来の技術） 従来、薄板鋼板を金型から取り出し方向にオーバーハン
グした状態に曲げ成形するベンド金型装置においては、
金型より成形品の取り外し作業を容易にすべくベンドダ
イの一部が鋼板の曲げ方向に移動し得るように設けられ
ている。

第３図はこの従来の装置を示したもので、この装置にお
いて、ベンドダイ（１０１）は、固設された第１のベン
ドダイ（１１０）と前後（矢印）方向に移動可能とされ
た第２のベンドダイ（１１１）から構成されている。か
かる装置において曲げ成形時には、図のように第１、第
２のベンドダイ（１１０）。

（１１１）を所定間隙離してこれらのベンドダイ面上（
ＩＯＩＡ）に鋼板（１０２）を載置し、しかる後に実線
で示した矢印で示すようにカムドライバ（１０４）を下
降させてカムスライダ（１０３）を前進せしめ、その先
端部に設けられたベンドパンチ（１３１）により鋼板（
１０２）の周縁部（１０２ａ）をベンドダイ（１０１）
方向へ１１１目イスヒるＬ望１−片　−小商【４虐綴七
裕ト帽板（１０２）をベンドダイ（１０１）より取り外
すに際しては、点線で表わした矢印で示すようにカムド
ライバ（１０４）を上昇させてカムスライダ（１０３）
を後退せしめるとともに、第２のベンドダイ（１１１）
を第１のベンドダイ（１１０）方向に移動せしめ、しか
る後に鋼板（１０２）を取り外すようにしている。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながらかかる従来のベンド金型装置にあっては、
第１のベンドダイ（１１０）に対する第２のベンドダイ
（１１１）の移動領域が必要なため、この移動領域上部
のベンドダイ面が一部欠けることとなり、この部分のパ
ッドの押えが不十分となって成形部品に歪が生ずるとい
う虞れがあり、更に又比較的幅の小さい成形品にあって
は上述した移動領域がとれなくなるという欠点がある。

そこで本発明はかかる従来の問題点を解決すべく成され
たもので、その目的とする処は成形品に歪が生ずること
なく、又、成形品の幅の大小にも関係なく一様に曲げ成
形することができるベンド金型装置を提供するにある。

（問題点を解決するための手段及び作用）この目的を達
成するため本発明は、成形された薄板鋼板（２）をベン
ドダイ面（ＩＡ）に沿って載置し、ベンドダイ面端部（
ＩＢ）より突出している前記薄板鋼板（２）の周縁部（
２ａ）をその面方向より前進してくるベンドパンチ（３
１）によりベンドダイ方向へ曲げるようにしたベンド金
型装置において、前記ベンドダイ（１）の一部を、前記
ベンドパンチ（３１）の前進に伴って回動し、その回動
終端部においてその回動先端面（ｌｌａ）が前記へンド
ダイ面（ＩＡ）の端部（ＩＢ）を形成する回転ダイ（１
１）にて構成するようにしてなる。

このようにベンドダイの一部を回転グイにて構成するよ
うにしたことにより成形時にはベンドダイ面の一部が欠
けることはなく、又成形品の取り外しは回転グイを回動
させることにより容易に行え、しかも成形品の幅の影響
を受けることもない。

（実施例） 以下に本発明の好適実施例を添付図面に従って説明する
。尚、各図において同一符号は同一対象を示す。

第１図は本発明に係るベンド金型装置の主要部を示す斜
視図、第２図は本発明に係るベンド金型装置の断面図で
ある。

先ず、第１図に従って本金型装置を簡単に説明する。図
において、（１）は成形鋼板（２）を載置するベンドダ
イで、このベンドダイ（１）は固定された固定ダイ（ｌ
Ｏ）と、この固定ダイ側部に回動自在に設けられ、その
回動先端面（ｌｌａ）が成形時に前記固定グイ（１０）
とともにベンドダイ面（ＩＡ）を形成する回転グイ（１
１）とを備えてなる。（３）はカムドライバー（４）の
下動に伴って前進するカムスライダーで、このスライダ
ー（３）前部下端部に形成された先行バー（３０）がそ
の前進に伴って回転グイ（１１）を上方に回動させると
ともに、スライダー（３）前部上端部に取り付けられた
ベンドパンチ（３１）が、その前進に伴って回転グイ（
１１）のベンドダイ面（回動先端面）端部（ＩＢ）より
突出した成形第２図によれば、前記回転グイ（１１）は
断面略扇形状をなし、その円周面（ｌｌｂ）が固定グイ
（１０）端面（ｌｏｂ）に沿って回動すべくその一端部
が軸（１２）を介して装置の固定部材（１３）に取り付
けられる。

この回転グイ（１１）の回動先端面（１１ａ）はその回
動終端部においてベンドダイ面（ＩＡ）及びその端部（
ＩＢ）を形成し、この端部’（ＩＢ）から回動軸（１２
）にかけての一部には折り曲げられた鋼板周縁部（２ａ
）を収容すべく凹状切欠（ｌｌｃ）が設けられている。

又１回転ダイ（１１）の円周部一部には、回動方向への
長溝（１４）が設けられ、この下端（１４ａ）とこの長
溝（１４）に臨むべく前記固定グイ（１０）の端面（１
０ｂ）に設けられたストッパー（１５）間にはスプリン
グ（１Ｂ）が設けられている。

前記固定グイ（１０）はその上面にベンドダイ面（１０
ａ）を有し、その端部（１０ｂ）が前記回転グイ（１１
）の円周面（ｌｌｂ）と一致すべく形状に形成される。

又、前記カムスライダー（３）の先行バー（３ｏ）先端
上部にはローラ（３２）が設けられ、先行バー（３０）
の前進に伴って回転グイ（１１）をスムープＬ、−μ方
へ回動できる。そしてこのカムスライダー（３）の後部
には下降してきたカムドライバー（４）の斜面（４ａ）
押されてカムスライダー（３）を前進せしめる傾斜面（
３ａ）が形成され、又、このカムスライダー（３）とダ
イベース（５）間にはカムスライダー（３）を後動させ
る復帰スプリング（６）が設けられている。

前記カムドライバー（４）が設けられる上型（７）には
鋼板（２）を回転ダイ（１１）上にて押えるパッド（８
Ａ）を押圧するための押えカム（９）が、設けられ、こ
の押えカム（９）背面（９ａ）と上型（７）間には押え
カム（９）に働く押圧力を受け、押えカム（８）を支持
するためのウレタンパッド（１０）が設けられる。又（
８Ｂ）は同じく上型の下降と共に固定グイ（１０）上の
鋼板部を押圧するパッドである。

以との構成において、鋼板を成形するには、まず、固定
ダイ（１０）のベンドダイ面Ｆに成形された鋼板（２）
を載置し、その後、実線で表わした矢印でボすように上
型（７）を下動させると、カムドライバー（４）が復帰
スプリング（６）の弾性力に抗してカムスライダー（３
）を前進せしめ、回転グイ（１１）を上方向に回動せし
めるとともに、パッド（８Ａ）、　（８Ｂ）が押えカム
（９）等の作用により鋼板（２）をベンドカム面（ＩＡ
）玉に押えつけ、その後部に前進するカムスライダー（
３）によりベンドバンチ（３１）がベンドダイ面端部（
ＩＢ）より突出している鋼板周縁部（２ａ）を図示の如
く曲げ成形する。その後鋼板（２）の取り外し時には、
上型（７）を点線で表わした矢印で示すように上動させ
ると、カムスライダー（３）が復帰スプリング（６）の
作用により後動するとともに回転グイ（１１）が下方へ
回動し、又、パッド（８Ａ）　、（８Ｂ）が上動して鋼
板（２）が型より開放され、その取り外しが容易に行な
われることとなる。

（発明の効果） 以上のように本発明によれば、ベンドダイの一部を回転
グイにて構成するようにしたため、ベンドダイ面の一部
が欠けることはなく、従って成形品に歪が生ずることは
なく、成形品の幅の大小にも関係なく一様に曲げ成形す
ることができるベンド金型装置を提供することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るベンド金型装置の主要部を示す斜
視図、第２図は本発明に係るベンド金型装置の断面図、
第３図は従来例を示す図である。 そして図面中、（１）はベンドダイ、（ＩＡ）はベンド
ダイ面、（２）は鋼板、（３）はカムスライダー、（４
）はカムドライバー、（ｌＯ）は固定グイ、（１１）は
回転グイ、（ｌｌａ）は回動先端面、（３１）はベンド
パンチである。 特　許　出　願　人　　　　本田技研工業株式会社代理
人　　弁理士　　　　　下　　１）　容一部間　　　　
　弁理士　　　　　　　大　　　橋　　　邦　　音間　
　　弁理士　　　　　小　　山　　　　右同　　　弁理
士　　　　　野　　１）　　　及第２図 ？ Ｊｕ　　　　　　　　　　Ｊ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 成形された薄板鋼板をベンドダイ面に沿って載置し、ベ
   ンドダイ面端部より突出している前記薄板鋼板の周縁部
   をその面方向より前進してくるベンドパンチによりベン
   ドダイ方向へ曲げるようにしたベンド金型装置において
   、 前記ベンドダイの一部を、前記ベンドパンチの前進に伴
   って回動しその回動終端部においてその回動先端面が前
   記ベンドダイ面端部を形成する回転ダイにて構成するよ
   うにしたことを特徴とするベンド金型装置。