JPS62295818A - ピン状部材の自動整列収納装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 〈産業上の利用分野〉 本発明は例えばダイオードや抵抗器の構成部品として使
用されるヘッダーリード等のピン状部材の多数本を自動
的に整列し収納する装置に関する。

〈従来技術およびその問題点〉 ダイオードの構成部品として使用されるヘッダーリード
は、従来、例えばヘッダーリード加工機のへラダーリー
ド取出口から次々と製造されるが、このヘッダーリード
を容器等に整列して収納するには、例えば航記ヘッダー
リード取出口に振動板を設置し、ヘッダーリード加工機
から次々と製造されるヘッダーリードを振動板で受けて
振動により一定方向に整列させ、これをＸ−Ｙ方向に移
動可ｒ］ＬなＸ−Ｙテーブル上に載置された梱包容器に
移し替えるという方法がある。しかし、この方法におい
ては、ヘッダーリードの自動整列は行わわるが、整列さ
れたヘッダーリードをＸ−Ｙテーブル上の梱包容器に移
し替える過程でヘッダーリードがとび跳ねたりするため
、一定方向を向かないヘッダーリードが発生する。その
上、このヘッダーリード上に後続のへラダーリードが次
々に移送落下して積み重ねられるため、収納および梱包
状態が一定方向に整然とならず、ことにヘッダーリード
は軸部か細いため、梱包および輸送中の軸部の曲りの原
因ともなる。さらに、この方法においてはかかる振動板
およびＸ−Ｙテーブルをヘッダーリード加工機の全槽に
取付ける必要があるため、場所的制約もある。

また、ヘッダーリード加工機の取出口からヘッダーリー
ドを少量取出してトレーに入れ、このトレーを両手で水
平方向に動かしながらヘッダーリードに振動を与えて整
列させ、これを所定の容器に静かに移し替えることを数
回繰返し、所定量のへラダーリードを容器に整列して収
納するやり方があるが、これは時間がかかり、作業効率
が悪く、現実的でない。

これらの他に、ヘッダー　リードをヘッダーリード収納
装ます目を存するハーモニカ治具内に垂直に整列させる
装置がある。これは例えば、ヘッダー加工機から排出さ
れるヘッダーリードを、ヘッダーリード姿勢ｉ（Ｊ御用
のガイドを設けたシュータ−内に落下させ、落下途中に
該ガイドによってヘッダーリードが一定方向を向くよう
に姿勢制御する。

そして、この姿勢制御されたヘッダーリードをＸ−Ｙテ
ーブル上に載置したハーモニカ治具のます日内に落下さ
せ、１つのます目的に規定量のヘッダーリードが収納さ
れたらＸ−Ｙテーブルが自動的にシフトし、次のます目
的に後続のへラダーリードが収納されるようにし、これ
を複数回繰返して行なうことによってハーモニカ治具の
全ます目的にヘッダーリードを垂直に整列するものであ
る。しかしながら、この場合、−治具に収納されるヘッ
ダーリードの本数が少ないため、収納効率が非常に悪い
。また、Ｘ−Ｙテーブルを全槽に取付けなければならず
、場所的制約とともに価格面でも非常に高くつくという
問題がある。

〈発明の目的〉 本発明は上記事情に鑑みてなさねたもので上記従来例の
整列装置の場所的制約を解消すると共にピン状部材の整
列ならびに収納効率を著しく向上させうろことができる
ピン状部材の自動整列収納装置を提供することを目的と
する。

〈発明の構成〉 本発明によりば、ばらばらのピン状部材を方向を揃えて
電！ｆｆ搬送するホッパーフィーダーと、このホッパー
フィーダーの先にあってホッパーフィーダーから電Ｗ１
＊送されたピン状部材を受けてこれをさらに電磁搬送す
ると共に首振運動を行うことによって前記ピン状部材を
適宜分配する作用をする首振フィーダーと、この首振フ
ィーダーの先にあって首振フィーダーにより分配された
ピン状部材をそれぞれ受けてこれらピン状部材を電磁搬
送する複数のガイド溝を有してなる電ｉｉｆ！送フィー
ダーと、この電＆！！を搬送フィーダーの先にあってＯ
Ｈ記ガイド溝に対応する数のピン状部材収納川ます目を
有すると共にこのピン状部材収納川ます目の列をそれぞ
れピン状部材の搬送方向に複数列設けてなる電磁搬送作
用を有するピン状部材収納箱とからなることを特徴とす
るピン状部材の自動整列収納装置が提供される。

そして、それぞれのます目にピン状部材が規定量整列収
納されたピン状部材収納箱を、別場所に管理しである梱
包容器上に載置し、その底板を引抜くことにより、それ
ぞれのます目に規定量整列収納されたピン状部材を瞬時
に整列状態のまま梱包容器に移し替えることができるよ
うにしたものである。

以下、本発明の好適実施例を添付図面に基づいて説明す
る。

第１図は本発明に係るピン状部材の自動整列収納装置の
概略構成平面図で、床装置はいずれも電電振動の原理に
基づく電磁搬送を利用してなるホッパーフィーダー１、
首振フィーダー２、電磁搬送フィーダー５およびピン状
部材収納箱（マガジン）７等を備えている。なお、同図
中２０゜２１は電磁振動源である。

多数本のへラダーリードを抛つ込んだ容器からなるホッ
パーフィーダー１は、その内壁に所定角度、例えば５°
〜１０°の緩傾斜を有する螺旋状の案内溝が設けられ、
ざらにこの案内溝の途中所定箇所には、ヘッダーリード
姿勢制御用ガイド（以上いずわも図示せず）が設けられ
ている。

そして、図示しないヘッダーリード加工機からホッパー
フィーダー１内に無造作に抛つ込まれたヘッダーリード
（図示せず）を、電ｍ搬送して前記案内溝を通して整列
すると共に自動的に旋回上昇させ、案内溝の途中に設け
られた姿勢制御用ガイドによってヘッダーリードの方向
を揃えると共に所要数のへラダーリードを通過させる。

ここにおいて多すぎるヘッダーリードは、ホッパーフィ
ーダー１内に戻される。

このホッパーフィーダ〜１の一端１ａには、ホッパーフ
ィーダー１同様へラダーリードを電磁搬送する首振フィ
ーダー２の一端２ａが連通接続されている。

首振フィーダー２には、駆動モータ３に連動するアーム
４が連結されており、駆動モータ３の駆動に伴ない、ア
ーム４によって首振フィーダー２の他端２ｂ側が図に示
すように水″Ｖ−旋回されるようになっている。この水
平旋回の旋回角度は、アーム４の長さにより自由に変え
られる。そしてこの水平旋回によって、ホッパーフィー
ダー１からのヘッダーリードを首振フィーダー２によっ
て適宜分配し、その他端２ｂにおいて電磁搬送フィーダ
ー５（後述）の各ガイド溝５ａ〜５ｅに振り分けるよう
になっている。

首振フィーダー２の先に配設される電磁搬送フィーダー
５は、第２図に示すように、八ツダーリード誘導用の複
数個、例えば５個の並列するガイド溝５ａ〜５ｅを有す
る枝打状板体である。この電磁搬送フィーダー５におい
てもヘッダーリードは、ガイド溝５ａ〜５ｅを電磁搬送
される。

電磁搬送フィーダー５の先にはマガジン（ピン状部材収
納箱）７が配設されているが、この電磁搬送フィーダー
５とマガジン７とは、電磁搬送フィーダー５とほぼ同一
断面の構造と電電系動源（図示せず）をもって構成され
るレベラー６にて接続されている。このレベラー６は、
電磁搬送フィーダー５からマガジン７へのへラダーリー
ドの移行をスムーズに行わせるために設けられたもので
あるが、省略することも可能である。

マガジン７は第３図に示すように、縦と横の仕切によっ
て複数個のへラダーリード収納用ます目（以下単にまず
目という）８を有する筐体で、底面は着脱自在な底板１
５をなす。

なお、側面には把、ＥＪ−１４が形成されている。

まず目８は第３図中縦の仕切によって複数列、例えば５
列の縦ますＤ列Ａ−Ｅに仕切られている。同図中横の仕
切は、前記電磁搬送フィーダー５のガイド溝５ａ〜５ｅ
に対応させて形成されており、各様まずＤ列８ａ〜８ｅ
には、それぞれガイド溝５８〜５ｅを経て電磁搬送され
たヘッダーリードが収納されるようになっている。

そして、まず最初の縦ますＤ列、例えばＡ列の各ます目
８ａ〜８ｅのそれぞわに規定寸のヘッダーリートが収納
されると、後続のへラダーリードは電磁搬送の作用によ
り、満杯になったＡ列を何なくとび超えて次列８列の各
ます目８ａ〜８ｅに収納され、ここにおいても満杯にな
ると同様に０列、さらにＤ列、Ｅ列へと次々と移動する
ようになっている。

マガジン７はクランプ１０によって挟持固定されており
、このクランプＩＯは電源９に電気的に接続されたクラ
ンプ毛動弁１１にて開放され得るようになっている。

なお、マガジン７の先には、オーバーフローしたヘッダ
ーリードを受ける受箱１２が配設さねでいる。

〈作　用〉 次にかかる構成のへラダーリード自動整列梱包装置の作
用について説明する。

図示しないヘッダーリード加Ｔ、Ｊ！ｉからホッパーフ
ィーダー１に抛つ込まれ、ここで方向を揃えて整列搬送
さ、ｔｌるヘッダーリードは、首振フィーダー２に送給
される。

４振フイーダー２は、駆動モータ３により、アーム４を
介して水平旋回運動をし、他ｙｌｉｉ　２　ｂからヘッ
ダーリードを電磁搬送フィーダー５の各ガイド溝５ａ〜
５ｅにまんべんなく、均一に振り分けて送給する。

各ガイド溝５ａ〜５ｅ内に送給されたヘッダーリードは
、レベラー６を経てマガジン７のます目８内に次々と収
納される。

このとき、まず、各ガイド溝５ａ〜５ｅに送給されたヘ
ッダーリードは、マガジン７のＡ列の各ます目８ａ〜８
ｅに規定量収納される。ここで前記各ガイド溝５ａ〜５
ｅと前記各ます目８ａ〜８ｅはそれぞれに対応して配設
されているので、ヘッダーリードの収納はきわめてスム
ーズになされる。

電磁搬送ではへラダーリードには常に前進するような作
用が与えられているのでＡ列で規定量の収納が終ると、
後続のへラダーリードは満杯になったＡ列の仕切を何な
くとび超えて次列８列の各ます目８ａ〜８ｅに搬送され
、Ｂ列での収納が行なわれる。

同じ要領で、Ｃ，Ｄ、Ｅ列の各ます目８ａ〜８ｅにヘッ
ダーリードが次々と収納さね、マガジン７の全ます目８
にヘッダーリードが収納される。最終列Ｅ列の各ます口
にヘッダーリードが充填されると、全てのます目に収納
を終えたことになりこの段階で、電源９を切り、クラン
プ手動弁１１を操作してクランプ１０を解放し、マガジ
ン７を取りはずし、梱包容器（図示せず）上に載置する
。そして、把手１４を持って底板１５を一気に引抜き、
瞬時に梱包容器内にヘッダーリードを整列梱包する。こ
の方法によれば、マガジン７にヘッダーリードが収納終
了の時点でマガジン７を取りはずして別の場所にて梱包
容器に整列梱包できるので、オフラインでヘッダーリー
ドを自由に梱包することができる。

Ｅ列の各ます目からオーバーフローしたヘッダーリード
は受は箱１２内に落下する。このヘッダーリードは再び
ホッパーフィーダーエヘ抛つ込んでやればよい。ヘッダ
ーリードの送り速度等は電磁振動の強弱により容易に設
定することができる。

なお、上記実施例中、ホッパーフィーダー１、電磁搬送
フィーダー５にヘッダーリード中の不良品を検出し、除
外する装置を取付けると、検査装置としての機能を付加
する事ができる。

〈発明の効果〉 以上詳述したように本発明によれば、電磁搬送を利用し
てピン状部材収納箱の各ます口内に次々とピン状部材を
きわめて効率的に自動整列して収納することができる。

また、ピン状部材の製造工程とは別工程でピン状部材を
整列し収納することができるため、オフラインでの処理
が可能となる。

ホッパーフィーダーのごときピン状部材を単に電磁搬送
する装置は公知であるが、このような装置に連結して複
数のピン状部材収納用まず目を有する収納箱（マガジン
）を配置し、この収納箱にも電磁搬送力を与えることに
よって各々のます目にピン状部材を次々と効率的に整列
し収納していくという装置はこれまでに全くないもので
あり、本発明によりピン状部材の自動整列収納を効率よ
く行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すピン状部材の自動整列
収納装置の概略構成平面図である。 第２図は、本発明に用いられる電磁搬送フィーダーの要
部斜視図である。 第３図は、本発明に用いられるピン状部材収納箱の平面
図である。 符号の説明 １・・・ホッパーフィーダー、 ２・・−首振フィーダー、　　３・・・駆動モータ、４
・・・アーム、 ５−′ｒｒｆ、！ｆＨＩ送フィーター、５ａ・・・ガイ
ド溝、　　　　６・・・レベラー、７・・・マガジン（
ピン状部材収納５ｔｉ　）、８・・・ピン状部材収納用
ます目、 １０・・・クランプ、　　　１４・−・把手、１５・・
・底板、 ２０．２１・・・電磁振動源 ＦＩＧ、１ ＦＩＧ、２ ＦＩＧ、３

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ばらばらのピン状部材を方向を揃えて電磁搬送す
   るホッパーフィーダーと、このホッパーフィーダーの先
   にあってホッパーフィーダーから電磁搬送されたピン状
   部材を受けてこれをさらに電磁搬送すると共に首振運動
   を行うことによって前記ピン状部材を適宜分配する作用
   をする首振フィーダーと、この首振フィーダーの先にあ
   って首振フィーダーにより分配されたピン状部材をそれ
   ぞれ受けてこれらピン状部材を電磁搬送する複数のガイ
   ド溝を有してなる電磁搬送フィーダーと、この電磁搬送
   フィーダーの先にあって前記ガイド溝に対応する数のピ
   ン状部材収納用ます目を有すると共にこのピン状部材収
   納用ます目の列をそれぞれピン状部材の搬送方向に複数
   列設けてなる電磁搬送作用を有するピン状部材収納箱と
   からなることを特徴とするピン状部材の自動整列収納装
   置。