JPS62295568A - 中間調画像推定方法及び装置 - Google Patents

中間調画像推定方法及び装置

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JPS62295568A
JPS62295568A JP61139088A JP13908886A JPS62295568A JP S62295568 A JPS62295568 A JP S62295568A JP 61139088 A JP61139088 A JP 61139088A JP 13908886 A JP13908886 A JP 13908886A JP S62295568 A JPS62295568 A JP S62295568A
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JP
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Application number
JP61139088A
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English (en)
Inventor
Seiichiro Hiratsuka
平塚 誠一郎
Masahiko Matsunawa
松縄 正彦
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication of JPS62295568A publication Critical patent/JPS62295568A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は中間調画像推定方法及び装置に関し、更に詳し
くは、中間調画像の複数の画素から決定される2値の画
素からなる2値画像から元の中間調画像を良好に推定す
ることのできる中間調画像推定方法及び装置に関する。
(発明の背狽) 現在、実用に供されている出力装置、例えば表示装置や
印計11装置は白と黒の2値でしか表わせないものが多
い。このような出力itを用いて疑似的に中間調を表現
覆る方法として、濃度パターン法(If度パターン法)
、独立決定型ディザ法、条件付決定型アイザ法等が知ら
れている。msパターン法、独立決定型ディザ法、条件
付決定型ディザ法ともに面積階調法の一種で、一定の面
積内に記録するドラ1への数を変化させるものである。
濃度パウーン法は第17図(イ)に示すように閾値マト
リクスを用いて原稿の中間調画像の1画素に対応した部
分を複数のドツトで記録する方法で、独立決定型1゛f
ザ法は第17図(ロ)に示すように閾値7トリクスを用
いて原稿の中間調画像の1画素のみに対応する1ドツト
を形成Jる方法で、条件付決定型ディザ法は第17図(
ハ)に示すように原稿の中間調画像の複数の画素によっ
て対応Jる1ドツトを形成する方法である。それぞれ図
に示すように2値化された出力データは擬似的に白、黒
の2値で中間調画像を表現するものである。図において
、aは原画像、bは標本変換画像、Cは閾値、dは2値
画像である。又、図中の数字は画素レベルである。M、
Nは横方向及び縦方向の画素数を示す。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、このような2値化された擬似中間調画像から
、もとの中間調画像(第17図の原画像に相当)に戻す
ことができれば、種々の画像処理を行うことができ都合
がよい。11度パターン画像の場合、パターンレベルの
配置がわかれば直らにもとの中間調画像に戻すことがで
きる。又、独立決定型ディザ画像は特開昭5B−257
67@公報に開示されている方法を用いて中間調画像に
戻すことができる。しかしながら、条f1決定型ディザ
画像を中間調画像に戻す方法はいま1.:にないのが実
情である。条イ′1決定型ディザ画像は濃度パターン画
像や独白−決定型ディザ画像と比較して情報量のわりに
解像力が高く画質がよいが、もとの中間調画像に戻Jこ
とができないために条件付決定へ1!ディザ画像のみで
は種々の画像処理を行うことができないという問題点が
あった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであっ
て、での目的は、中間調画像の複数の画素から決定され
る2値の画像からなる2値画像(例えば条(’+ (1
さ決定型ディリ゛画像)からもとの中間調画像を良好に
推定することのできる中間調画像推定方法及び装置を提
供することにある。
(問題点を解決づるための手段) 前記した問題点を解決する第1の本発明は、中間調画像
の複数の画素から決定される2値の画素からなる2値画
像内に単位領域を設定し、該単位領域を移動さUながら
当該単位領域内の白画素数或いは黒画素数をカウントし
、該カラン1〜値に基づいて中間調画像を推定するよう
にしたことを特徴とするものであり、第2の発明は、2
値画像からの光学情報を集光する光グ・系と、該光学系
からの光を受(プて電気信号に変換するものであって所
定の単位領域を形成りる光電変換素子と、該光電素子の
出力を各ユニットごとに切換えるスキVすと、該スキャ
ナの出力をディジタルデータに変換するA 、/ D変
換器と、該A/D変換器の出力を受けて単位領域内の白
画素数をカウントし、該カウント値を推定された中間調
画像として出力する電子回路とによりなり、前記レンズ
と光電変換素子は一体として2値画像上を行方向及び列
方向に走査できるように構成したことを特徴とするもの
である。第3の発明は、ディジタル2値画像が格納され
た複数個のランダムアクセスメモリと、各ランダムアク
セスメモリ毎にラインアドレスを与えるラインアドレス
発生器とを貝11i シ、ラインアドレス発生器の出力
により前記ランダムアクセスメモリを走査し、各ランダ
ムアクセスメモリが出力される2値画像データを順次演
篇処理して、予め定められた単位領域内の中間調画像推
定値を1gるように構成したことを特徴とするものであ
る。
(作用) 本発明は2値画像内に設定した単位領域を移動させなが
ら所定の演梓処理を行う。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。ここでは、まず条件付決定型ディザ法の一つとして、
誤差拡散法による2値画像を用いた場合を例にとり説明
する。
誤差拡散法は[rror  [) 1ffusion 
 M ethodどよばれ、海外文献(R,W、 Fl
oyed and L、 Steinberg ”Δn
 Adaptive A Igolithm for 
 5p−atial Qray 5cale” 、 p
roc 、 of the  S r Dl 7.75
−、、−7’7 (1976))に開示された擬似中間
調2値画像作成方法で、忠実な階調再現ができる方法ど
して知られている。
第18図番、L本発明を説明づるための誤差拡散法に上
る2値画像の作成方法と、中間調画像の復元方法を説明
りるI、:めのものである。
(イ)はγイジタルデータに変換されたオリジナル中間
調画□□□である。第1行・第1列(1,1)= 7− の画素レベル2は一定の閾値8により(2値化される。
白レベルは16.黒レベルはOとする。画素レベルは閾
値より小さいので黒レベルとなり、画素レベルはOどな
る。このとき、本来の画素レベルは2であるものを0と
しIこのであるから、誤差が2となる。この誤差を隣接
の未処理の画素に拡散させる。(ロ)は誤差の拡散比率
を示すマトリクスである。図で(1,1)のit−++
は存在しないことを示し、(1,2)の×′′は着目画
素を示す。(1,1>の画素は誤差拡散マトリクスの3
のあたる画素がないため、(1,2)、<2゜1>、<
2.2>の画素にそれぞれ7:5:1の割合で1. M
を加えると(ハ)のようになる。(ハ)に示す°マトリ
クスの(1,2)の/1.1 (2,1>の3.7 (
2,2>の4.2の算出について式で示せば以下のよう
になる。
3+2x7/ (7+5+1 )=4.13+2X5.
/ (7+5+1 )=3.74+2XI/(7+5+
1)=4.2 次に(ハ)に示すマトリクスの<1.2>の4゜1を閾
値8で21ifi化するどO(黒レベル)になる。
このどさの誤差は4.1どなり、この4.1を7、′1
3 、5 、/ 13 、1 、/13の比率で周囲の
画素に拡散させる。1′l干、同様な処理をして各画素
を2値化した結果が、〈二)である。この(ニ)が誤差
拡散法にJ、る2値画像である。
第1図は本発明方法の一実施例を示すフローチャートで
ある。以F1このフローチャ−トに沿って本発明を説明
りる。
ステップ■ 中間調画像の複数の画素から決定された2値画像内にお
いて、単位領域を先頭行に設定する。
本発明は中位領域を2値画像内に設定し、当該中位領域
を2次元方向に、つまり行方向及び列方向(行方向及び
列方向については図参照)に移動させながら所定の演拝
処理を行って中間調画像を推定するものである。従って
、単位領域を移動させるに際し、初期位置を予め定めて
おく必要がある。尚、ここで用いる211!l1Ti像
は中間調画像の複数の画素から決定された2値画像であ
ることが必要である。初期位置は第1行、第1列目、即
ち、(1,1)に定められる。ここで1.Jl、まず先
頭行(第1行)に単位領域を設定する、単位領域の大き
さとしては、例えば、第2図(イ)に示すような4×4
の大きさのものが考えられるが必ずしもこの大きさに限
るものではなく、2X2,3X3゜8×8等、任意の大
きさのものを用いることができる。
ここで、単位領域の形は正方形であることが好ましい。
ステップ■ 前記2値画像内において、単位領域を先頭列に設定する
ステップ■で説明したように、中位領域を初期位置<1
.1>に設定覆る必要がある。ここては、まず先頭列(
第1列)に設定する。以上の結果、2値画像内における
単位領域Uの初期位置は第2図(ロ)に示寸通りとなる
。ここで、図のように単位領域内に含まれる画素は、各
々完全に含まれていることが望ましい。即ち、ある画素
の一部が欠けて含まれることがないj、うにすることが
望ましい。又、中位領域U内の全画素数は4画素乃至2
56画素であることが好ましく、更にこれら全画素数は
Aリジリル中間調画像の階調数以下の数であることが好
、トしい。
ステップCD 単位領域内の自画素数をカウントし、カウント1直を中
間調画像)11定値とする。
2値画像内に11月づる単位領域U内の白画素数をカラ
ン1〜し、での自画素数を中間調画像推定値と覆る。今
、第2図(ロ)に示づ゛状態で単位領域U内の白画素数
をカウントづるど7である。この7を(1,1)の画素
の中間調画像推定値となる。
ステップ■ 最終列に41・)だかどうかを判断する。
最終列でイ5い場合にはステップ■に進み、最終列であ
った場合にはステップ■に進む。
ステップ■ 単位領域を1列だけ移動させる。。
この場合には、まだ最終列でなかったことになるので同
一行内で単位領域Uを1列だけ移動させる。そして、移
動後におりる白画素数のカウント(ステップ■)が行わ
れることになる。
ステップ■ 最終行になったかどうかを判UIりる。
最終行でない場合にはステップ■に進む。最終行であ−
)た場合、全画素数について中間調画像推定操作が終了
したことになるのでシーケンスは終了する。
ステップ■ 単位領域を1行だけ移動させる。
この場合には、まだ最終行でなかったことになるので単
位領域Uを1行だけ移動させる。イして、移動後、第1
列目から中間調画像推定操作が行われる。
上述の説明においては、単位領域内の白画素数をカウン
トする場合を例にとって説明したが、代わりに黒画素数
をカウントするようにしてもよい。
このようにして、第1行目が終了したら、単位領域(L
J)を第2行目に移動さUで、第1列目=12− (2,1>の画素から中間濃度推定操作を開始する。そ
して、R後の行の最後の列まで単位領域を移動さけて中
間調画像推定値を求めて、中間調画商推定操作を終了覆
る。
第2図の(ハ)は、このようにして求めた推定中間調画
像を示す図である。勿論、このような方法では、第18
図(イ)に示t 71リジナル中間調画像よりも情報量
の少ない2値画像(同図(ハ))から中間調画像を推定
するのであるから第2図(ハ)に示すように完全にはオ
リジナル中間調画像には戻らない。しかしなから、オリ
ジナル中間調画像の濃度レベルが急激に変化するところ
以外では、オリジノル中間調画像にかなり近似した中間
調画像が4!1られる。特に、単位領域内に濃度変化が
ない時には、推定した中間調画像値はオリジナル中間調
画像値に完全に一致する。
第3図は本発明方法を実施づるための、中間調画像推定
装置の一実施例を示す構成ブロック図である。図におい
て、1は白と黒の2値画像で、このような2値画像とし
ては、例えば第2図(ロ)について説明したディザ両像
が用いられる。この2111i画(9;は、CR−r等
の表示装置に表示されたものであ−)でもよいし、記録
紙に記録されたしのであ−)でしJ、い。2は集光レン
ズ、3は該集光レンズ2をt)方向及び列り向に2次元
的に移動させる移動機構で・ある。該移動機構3として
は、例えばDCサーボモータを用いるクローズループに
よるものや、ステッピングモータを用いろA−プンルー
ブによるもの等が考えられる。
4は集光レンズ2により集光された2値画像1の光学情
報を電気信号に変換する光電変換素子である。該光電変
換素子4は、例えば第2図(イ)に示した4×4の大き
さの単位領域と対応しlζ寸法をもら、4×4個の光電
変換素子単位(−゛1ニツ1〜)から構成されている。
更に、該光電変換素子4は、集光レンズ2と 体となっ
で2値画像1上を走査覆るようになっている。光電変換
素子4としては、例えば光電池、フッ11〜ダイオード
、フォト1−ランジスタ、Cd S、CCD等が用いら
れる。
上述の例では4×4の光電変換素子単位から構成された
場合に゛)い−(示したが、4×4の大きさに対応した
面積をイJづる1個の充電変換素子を用いてもよい。
5は光電変換素子4の各ユニット旬の出力を切換えるス
ー(−ドブ、6は該スキャナ5の出力をディジタルデー
タに変換するA/D変換器、7は該A′D変換器6の出
力を受(−」て単位領域内の白画素数をカウンタ回路、
て中間調画像推定値を求める電子回路である。A/D変
換器6としては、白値か黒値であるかを判別(・・きる
程磨のビット数を有Jるものでよい。又、電子回路7と
しては、例えばカウンタ回路が用いられる。このように
構成された装置の動作を説明1れば、以下の通りである
集光レンズ2.移動機構3及び光電変換素子4どで構成
される走査開口部は、走査する延辺が実質的に一様に照
明された2値画像1上を走査するものであるが、初期位
置は、まず2値画像1の第1行第1列目に置かれる。こ
の状態で、2値画像1の単位領域(例えば4×4マトリ
クスで定義される領域)内の光学情報は、集光レンズ2
を介して光電変換素子41にそのまま写(9;される。
スキャナ5は、該光電変換素子4の各コニットの出力を
順次切換えてΔ/ l)変換器6に送る。A/D変換器
6は、スキャナ5により順次切換えられるコニット毎の
充電変換侶gをディジタルデータに変換する。電子回路
7は、該A 、、’ D変換器6の出力を受けて、単位
領域内の白画素数をカウントし、当該カウント値を第1
行第1列目(1,1)の中間調濃度推定値として出力す
る。
以上の処理が終了でると、走査開口部は次に第1行第2
列目(1,2)に移動する。そして、<1.2)座標に
対応した単位領域内の中間調潤度推定(「1を(1,1
)座標と同様の操作により求める。以後、走査開口部は
第1行の最後の列まで走査して中間調濃度推定値を求め
る。第1行目が全て終了すると、走査開口部は第2行第
1列目(2,1)に移動して(2,1)座標に対応した
単位領域内の中間調濃度推定値を求め、以後、第2行目
の最後の列まで走査して中間調a i itI定値を求
める。以後、同様の走査を最後の行の最後の列まで繰返
して、中間調濶庶推定シーケンスを終了する。そして、
電子回路7から出力される各画素に対応Jる中間調濃度
推定値は第2図(ハ)に示すようhものどbる。この推
定され中間調画像データを用いて、種々の画像処理を行
うことができる。
第4図は、本発明方法を実施づ−るためのディジタル2
値画像の中間調画像推定装置の一実施例を示す構成ブロ
ック図である。図に示す実施例は、2値画像としてディ
ジタル2値画像を用い、このディジタル化された2値画
像の中間調画像を1廿定するものである。図において、
RAM0乃至RA〜13はディジタル化された2値画像
データを分tf3して格納するランダムアクセスメモリ
〈以下RAMと略J)で、これらRAMとしては、例え
ばMo5rc等の゛1′導体集積回路が用いられる。こ
れら[く八Mに格納されている2値画像データとアドレ
スとの関係を承りと、第5図の通りである。これら2値
画像データは画像をスキャナ等で読取り、誤差拡散法等
で2値化したものであってもよいし、コンピュータ内で
作成した2値画像であってもよい。尚、図に示す例は単
位領域が4×4の場合を示している。
ディジタル2値画像データを格納したRAM領域が、第
5図に示すようにライン(行)とカラム(列)のマトリ
クスで表わゼるものとでる。第1のRΔMOは0ライン
、4ライン、・・・と4つおぎのデータを格納し、第2
のRAM1は1ライン。
5ライン、・・・と4つおきのラインのデータを格納し
、第3のRAM2は2ライン、6ライン、・・・と4つ
おきのラインのデータを格納し、第4のRAM3は3ラ
イン、7ライン、・・・と4つおぎのラインのデータを
格納する。
LO乃至L3は、各RAM毎にラインアドレスを与える
ラインアドレス発生器、Cは各RAMに共通のカラムア
ドレスを与えるカラムアドレス発生器である。これら各
RAM <RAM○〜RAM3)の出力をそれぞれdo
−d3どする。11は各RAMの出力d○〜d34受け
て加算して3ビツトデータDo〜Dzとして出力する第
1の加算器、SR+は加C11器1の出力Do〜D2を
受ける3ビツトのシフトレジスタで、以下SR2乃至S
R5は前段のシフ1〜レジスタの出力を受ける3ビツト
のシフト−レジスタである。
12は、予め設定された大きさくここでは4X4)の単
位領域内の白画素数の全数(カウント値)を中間調画像
推定値として出力する5ビツトのレジスタで、(の出力
をQo〜Q4とする。13は5段目のシフ1〜レジスタ
SRsの出力Qo〜q2と、レジスタ12の出力を受け
、レジスタ12の5ビツト出力からシフトレジスタSR
sの出力を減算する減算器、14は第1の加算器11の
3ビツト出力と、減算器13の4ビツト出力を受けてこ
れら出力を加算する第2の加算器である。該第2の加訃
器14の5ビツト出力は、前記レジスタ12に一時的に
格納される。このように構成された装置の動作を説明す
れば、以下の通りである。
各RAMは第6図に示すようなラインクロックにより、
それぞれ同図に示すようなラインアドレスを各RAMに
設(〕られたラインアドレス発生器LO〜L3の出力信
号により選択づる。そして、選択され1.lニラインア
ドレスと対応するRAMナンバー(No)の関係は第5
図に示づようなものとなる。例えば、ラインアドレスが
Oのとぎには、RAM0はOラインのデータを、RAM
1は1ラインのデータを、RAM2は2ラインのi゛−
夕を、RAM3は3ラインのデータを出力し、ラインア
ドレスが1のときには、RAM0は4ラインのデータを
、RAMIは5ラインのデータを、RAM2は6ライン
のデータを、RAM3は7ラインのデータをそれぞれ出
力する。
各RAMは、同様にしてカラムアドレスも共通のカラム
アドレス発生器Cからの信号により選択する。ラインと
カラムの信号がアドレスどして入力されたRAMは、当
該ライン/カラムに相当するアドレスに格納されでいる
2値アータdO−d3を出力する。出力された2値アー
タd o−d 3は、続く第1の加算器11で単純加算
され、その和は3ビツトデータD○〜D2として出力さ
れる。
ここで、出力ビツト数を3ピツ1〜にとったのは、d 
o−d 3が仝C1の場合(最大値の場合)に2ビツト
では和(−4)が表現しきれないからである。出力ビッ
1−数が3ビツトあれば7まで表現でき、十分である。
第1の加0器11の出力Do”Dzは初段のシフトレジ
スタSR1に入力される。このとき、5段目のシフ1へ
レジスタSRsから出力される4クロツク前の3ピツ1
〜出力をQo”−42とする。前回演算時の推定された
中間調画像データ(Q4Q3 Q2 QI QO)Oは
レジスタ12に蓄えられている。ここで、レジスタ12
の出力ビツト数を5ビツトにとったのは、推定値の最大
値が4×4(=16>であり4ビツトでは表現しきれな
いからである。
減算器13は、シフトレジスタSRsの3ビツト出力Q
O”(+2と、レジスタ12の前回5ビツト出力データ
(Q4 Q3’ Q2 Qt Qo )oを受1ノで、
以下に示す演算を行う。
(Q’4Q3Q2QIQO)O−(QzQtQo>・・
・(1) イして、(1)式で示される演算結束は、4ビツト(乃
至は5ビツト)データとして第2の加算器14にちえら
れる。該第2の加粋器14は、第1の加算器出力(D2
 DI Do )と、(1)式で示される減算器13の
出力を受けて、以下に示す演算を行う。
(Q4Q3Q2QtQo)o−(Qz(It(Io)4
− (D2 DI Do ) ・・・(2) そして、(2)式で表わされる値が、新しい中間調画像
相定値(Q4 Q3 Q2 QI QO)Nになる。
即ち、(Q4 Q3 Q2 QI QO)Nは次式のよ
うに表わされる。
(Q4 Q3 Q2 QI QO) N−(Q4 Q3
 Q2 QI QO)〇−(Q 2 Q 1(l o 
)+(D2 DI Do >・・・(3) 以下に、このことを数学的に説明する。今、第7図に示
すような単位領域内のディザ画像(2値データ)を、i
ラインjカラムのデータdijとしdij(i  −1
,・・・、4.j  =1.  ・・・、 4)−〇又
は1 ・・・(1′I) とすると、推定中間調画像QNは QN−ΣΣdij           ・・・(5)
で表わされる。今、 Pj−Σdij            ・・・(6)
とすると、(5)式は、以下に示すように変形される。
QN−ΣP j            ・・・(7)
(7)式を類iff L ’U、1つ前の推定中間調画
像Qoは Qo−ΣPj            ・・・(8)第
6図を参酌すると、(7)、(8)式より、次式が成立
する。
QN −Qo −1〕o +P4      − (9
)ここて、 QN  ==  (Q4  Q3  Qz  QI  
Qo  )  NQo −(Q4 に)3 Q2 QI
 QO) 。
Pa  =  (Q  2  Q  I  Q  o 
 )P4 −  (D2  Dt  Do  )である
から、(9)式と(3)式とは一致し、第4図に示す回
路で、中間調画像の+11定値を求めることができるこ
とがわかる。
以上、2値画像から中間調画像を(↑f定する場合につ
いて説明したが、この推定された中間調画像に階調変換
を施したり、フィルタにか(Jたり、拡大・縮小変換を
施したりすることにより、ディザパターンを変えたり新
たな2値画像を得ることができる。
第8図は推定中間調画像に階調変換(階調処理)を行う
場合を示すフローチャートである。図に示すフ[1−は
、本発明により推定された中間調画像に階調変換を施し
、変換された中間調画像に対して、誤差拡散法を用いて
新たな2値画像を得るものである。階調変換特性として
は、第9図に示すようなものが考えられる。図のf、、
f2はそれぞれ階調変換特性曲線で、横軸は入力、縦軸
は出力である。図中に示す数字は′a度レベルである。
第10図(−イ)1.1第2図(ハ)に示す推定中間調
画像を第9図の[1特性で階調変換した中間調画像、(
[:1 )は第9図のf2特性で階調変換した中間調画
像、(ハ)は(イ)に示す画像に対してm A拡散法に
より2値化した2値画像、(ニ)は(ロ)に示Jii!
Ii像に対して誤差拡散法により2値化した2値画像で
ある。階調変換特性の違いにより、2値画像が人さく異
なることがわかる。
第11図は11f定中間調画像をフィルタにかける場合
を示づフローチャートである。図に示すフローは、本発
明により推定された中間調画像をフィルタにかり、フィ
ルタリングされた中間調画像に対して、誤X拡散法を用
いて新たな2値画像を4qるものである。フィルタ特性
としては、第12図に示”IN、うな例がある。(イ)
はバイパスコンポリコーシニ1ンフィルタ、(ロ)はロ
ーバスコンポリューシ」ンフィルタである。
第2図(ハ)に示す推定された中間調画像を、第12図
(イ)、l)に示す特性のフィルタにか()るど、イれ
ぞれ第13図(イ)、(ロ)に示すようなバイパス、ロ
ーパス中間調画像が得られる。これら中間調画19口こ
対し、て、それぞ゛れ前)ボの誤差拡散法を用いて2値
化すると、(ハ)、(ニ)に示ザような2値画性(ディ
ザ“画像)が得られる。
第14図は推定中間調画像を拡大・縮小覆る場合を示づ
フローチャー1へである。図に示すフローは、本発明に
より推定された中間調画像を拡大・縮小し、拡大・縮小
された中間調画像に対して誤差拡散法を用いて新たな2
値画像を得るものである。拡大・縮小の方法としては、
例えば補間法が用いられる。
第15図(イ)は第2図(ハ)に承り中間調画像をニア
リストネイバーフツド法(N earestN eig
hborl+ood法)によって、1.25イ8に拡大
した中間調画像、(ロ)は同じ<0.75倍に縮小した
中間調画像である。これら中間調画像に対して、それぞ
れ誤差拡散法を用い゛C2値化すると、(ハ)、(ニ)
に示り″ような2値画像が1qられる。
上述の説明においては、誤差拡散法ににり得られた2値
画像から中間調画像を推定し、推定された中間調画像に
り・1して種々の画像処理を施し、得られた画像を再び
誤差拡散法によって、再2値化する場合を例にとった。
しかしながら、本発明はこれに限るしのではなくディザ
マトリクスを用いて再2値化することもできる。
例えば、第16図(イ)に示す推定中間調画像(第2図
(ハ)に示すものと同じ)に対して、(ロ)に示すベイ
ヤ(B aver)型ディザマトリクスを用いて2値化
すると(ハ)に示すようなベイヤ型ディザ画11m(2
(a画像)が得られる。
又、第18図の中間調画像の2値化を中間調画像の符号
化方法と考えれば、本発明の第1図及び第2図の中間調
画像推定方法は中間調画像の復号化方法として用いられ
ることができる。
上記の説明においては、中間調画像を推定するのに、単
位領域内の白画素数をカラン1へする場合を例にとっl
こ。しかしながら、本発明はこれに限るしのではなく、
単位領域内の白領域と黒領域の比率に基づいて中間調画
像をIt定するものであれば、どのような方法を用いて
もよい。上述の説明では、1画素ずつスキャンして中間
調を得ていたが本発明はこれに限るものではなく、2画
素以上ずつスキ1?ンするようにしてもよい。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明によれば、単位領域
を設定し、この単位領域で2値画像上を走査し、単位領
域内の白画素数をノノウントし、当該カウント値を推定
中間調画像値とすることにより、2値画像からもとの中
間調画像を良好に推定することができ、条件付決定型デ
ィザ画像を中間調画像に戻すことができる。しかもオリ
ジナル中間調画像に近い良好な画像を得ることができる
そして、中間調画像が19られるど階調変換、拡大・縮
小等の種々の処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の一実施例を示すフローチャート、
第2図は本発明方法の説明図、第3図は本発明装置の一
実施例を示す構成ブロック図、第4図は本発明装置の他
の実施例を示づ構成ブロック図、第5図はRAMに格納
されている2値画(&+データとアドレスどの関係を示
す図、第6図はRAMのラインアドレスを示1図、第7
図は単位領域内のディザ画19:を示(1図、第8図は
l!A調変換を示づフローチ!・−1〜、第9図は階調
変換特性を示1図、第10図は階調変換による2値化処
理を示4図、第11図はフィルタリング処理を示すフロ
ーチャー1〜、第12図はフィルタ特性を示す図、第1
3図はフィルタリングによる2値化処理を示す図、第1
4図は拡大・縮小処理を示すフローブト一ト、第15図
は拡大・縮小による2値化処理を承り図、第16図はデ
ィザマトリクスによる2値化法を示1図、第17図は2
値化処理の種々の〕j法を示す図、第18図は誤差拡散
法による2値化処理を示1図である。 1・・・2値画像    2・・・集光レンズ3・・・
移動機構    4・・・光電変換素子5・・・スキT
Iす    6・・・A/D変換器7・・・電子回路 
   11.14・・・加輝器12・・・レジスフ  
 13・・・減算器RAM0〜RΔM3・・・ランダム
アクセスメモリL o〜L3・・・ラインアドレス発生
器C・・・カラムアドレス発4に器 SR+〜SRs・・・シフ1ヘレジスタ特許出願人  
小西六写真]−業株式会拐代  理  人   弁理士
  月  島  藤  冶外1名 譬z−A         \ −2−へ       譬2−

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)中間調画像の複数の画素から決定される2値の画
    素からなる2値画像内に単位領域を設定し、該単位領域
    を移動させながら当該単位領域内の白画素数或いは黒画
    素数をカウントし、該カウント値に基づいて中間調画像
    を推定するように構成したことを特徴とする中間調画像
    推定方法。
  2. (2)前記2値画像としてディザ画像を用いたことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の中間調画像推定方
    法。
  3. (3)前記ディザ画像として条件付決定型ディザ画像を
    用いたことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の中
    間調画像推定方法。
  4. (4)前記条件付決定型ディザ画像として平均誤差最小
    法(Minimum Averaging Error
    Method)或いは誤差拡散法(Error Di−
    ffusion Method)によるディザ画像を用
    いたことを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の中間
    調画像推定方法。
  5. (5)前記単位領域の形が正方形であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項乃至第4項記載の中間調画像推
    定方法。
  6. (6)前記単位領域内の全画素数が4画素乃至256画
    素であることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第
    5項記載の中間調画像推定方法。
  7. (7)前記単位領域内の全画素数がオリジナル中間調画
    像の階調数以下の数であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項乃至第6項記載の中間調画像推定方法。
  8. (8)2値画像からの光学情報を集光する光学系と、該
    光学系からの光を受けて電気信号に変換するものであっ
    て所定の単位領域を形成する光電変換素子と、該光電変
    換素子の出力を各ユニットごとに切換えるスキャナと、
    該スキャナの出力をディジタルデータに変換するA/D
    変換器と、該A/D変換器の出力を受けて単位領域内の
    白画素数をカウントし、該カウント値を推定された中間
    調画像として出力する電子回路とによりなり、前記レン
    ズと光電変換素子は一体として2値画像上を行方向及び
    列方向に走査できるように構成したことを特徴とする中
    間調画像推定装置。
  9. (9)ディジタル2値画像が格納された複数個のランダ
    ムアクセスメモリと、各ランダムアクセスメモリ毎にラ
    インアドレスを与えるラインアドレス発生器とを具備し
    、ラインアドレス発生器の出力により前記ランダムアク
    セスメモリを走査し、各ランダムアクセスメモリから出
    力される2値画像データを順次演算処理して、予め定め
    られた単位領域内の中間調画像推定値を得るように構成
    したことを特徴とする中間調画像推定装置。
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