JPS62294528A - ポリカ−ボネ−トの溶融押出方法 - Google Patents

ポリカ−ボネ−トの溶融押出方法

Info

Publication number
JPS62294528A
JPS62294528A JP61138391A JP13839186A JPS62294528A JP S62294528 A JPS62294528 A JP S62294528A JP 61138391 A JP61138391 A JP 61138391A JP 13839186 A JP13839186 A JP 13839186A JP S62294528 A JPS62294528 A JP S62294528A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polycarbonate
water
pouring
screw
vent hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61138391A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH072364B2 (ja
Inventor
Satoshi Shimizu
聡 清水
Toshimasa Tokuda
俊正 徳田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Chemicals Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teijin Chemicals Ltd filed Critical Teijin Chemicals Ltd
Priority to JP61138391A priority Critical patent/JPH072364B2/ja
Publication of JPS62294528A publication Critical patent/JPS62294528A/ja
Publication of JPH072364B2 publication Critical patent/JPH072364B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 く産業上の利用分野〉 本発明はポリカーボネートの溶融押出方法に関し、5!
!に詳しくは、溶融状態のポリカーボネートに少益の水
を注入添麿し、減圧−ベントロより除去1゛ること罠よ
って、俊れた性質を有するポリカーボネートの押出し成
形物を得る方法に関する。
〈従来技術〉 ポリカーボネートは、その優れた機絨的性質と耐熱性に
よつ1、エンシアリングプラスチックスとして多くの分
野に利用されてきたか、最近は、その透明性に着目して
ガラス代替として、窓ガラス、風防、眼虜レンズを始め
、情報記録ディスクの分野にも使用されるようになって
いる。か〜る光学的用途においては、待に成形品の色相
や異物の存在が問題になる。
ポリカーボネートの熱成形時の層芭や熱分屏を防止する
方法は、従来、数多く提莱されているが、工業的実施に
おい−(に亜リン酸エステル類の6加が主流である。し
かしながら、亜リン酸エステルが配合された成形品は、
水分の存在下で加水分解lこよって、劣化するという欠
点がある。また、脂肪脹ハロゲン化炭化水素は、溶融成
形において金型腐食の原因になるという問題がある。こ
れらの問題を解決するために、塩化メチレン溶成かも分
離回収ざ1したポリカーボネート粉末に、少賞の水を6
加してベント付き押出機で押出すことによって着色性不
純物を除去したり、塩化メチレン不溶性層色物質の生成
を抑制する方法が提案された(米国特許第3.567.
813号公報、特開昭60−184814号公報参照)
。しかしながら、これらの方法、即ち、水を含むポリカ
ーボネート粉末をホンパーVこ供給したり、或はホッパ
ーに水を供給する方法では、押出機の熱によつ℃水の一
部は蒸発してホッパー側に放出されるため、長時間の運
転においては、ホッパー内の水分が次第に蓄積増加して
、ポリカーボネート粉末の押出機への仕込みが円滑に行
なわれな(なり、また、ホッパーからベントロ塩の間、
ポリカーボネートが水分と接触し続けろために、加水分
解を生じ、殊に亜すン醒エステルが添加されているとき
には、それが著しくなるという問題があって、工業的芙
施においてはそれらの解決が必要であった。
〈発明の目的ン 本発明のl:Iげうは、ポリカーボネートの押出工程に
おいて水を添加しながら、なお、押出機への原料供給を
円滑に行なわしめ、また、水分による加水分解を実質的
に解消する方法を提供することにある。
〈発明の構成〉 本発明は、ポリカーボネートを1以上の減圧ベントロを
存する押出機を用いて溶融押出しするポリカーボネート
の溶融押出方法において、圧縮溶融部から最遠のベント
ロ塩の間で、ポリカーボネート100重社部当たり0.
1〜5重五部の水を注入添加することを特徴とするポリ
カーボネートの溶融押出方法である。
本発明において使用されるポリカーボネートは、一般式
(1) で表わされろ二価フェノールと、カーボネート前駆体、
たとえばホスゲンとの反応によって得られる単独又は共
重合体であって、メチレンクルリド、1.2−ジクロル
エチレン、クールホルムの如き低級ハロゲン化炭化水素
の浴液から、公知の方法によって分離回収された粉末状
、微粒状或はフレーク状のものである。
前記二価フェノールの列とし゛〔は、4.4’−ジヒド
ロキシジフェニル、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン(以下、ビスフェノール人という)、ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、1,1−ビス(
4−ヒドロキシフェニル)エタン、1,1−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)ンクpヘキサン、ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)エーテル、ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)ケトン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルフ
ィド、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホン、2.
2−ビス(3,5−ジブロモ−4−ヒトpキシフエニル
)フロパン、2.2−ビス(3,5−ジメチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)プロパン等を挙げることができる。
使用される押出機は、適法使用されるベント付押出機で
あって、ベントロは1個でも21固以上でも差支えない
が、圧縮溶融部から最遠のベント70迄の間に注水孔を
有することが必要である。注水孔とそれに最も近い吐出
ml側のベントロ塩の互層a1その間で剖、1信と水分
がよく混合されることが必要であり、スクリューの形状
や回転速度等によって変化するので、実験によって定め
ることが望ましい。
注入する水の暇は、ポリカーボネー)1(JO重量部当
たり0.1・〜5重東部、より好1しくに0.3〜2重
道部である。0.1重社部未満では本発明の効果が■■
られず、5重量部を起えるときはポリカーボネートの分
子!i低下が著しくなるので適当でない。
本発明方法の実施においては、原料のポリカーボネート
はホッパーから押出機の供給部に連続的に供給される。
ポリカーボネートはスクリューの回転に従って圧縮され
、シリンダーからの加熱と、内部摩擦熱によって溶融し
、シリンダーとスクリューの間を充満して回転するスク
リューによって混練されながら吐出口側に進行する。と
の屈中で注水孔から水が連続的又は脈動的に注入される
。供給側も吐出側も11脂が充満しているので注入され
た水は、全てm融ポリカーボネートと混合される。15
0Torr  にを下に維持されているベント部に達し
て水分は急激に蒸発除去され前進するポリカーボネート
は吐出口から連続的に吐出される。
本発明においては、ポリカーボネートと水の長触時間が
短いため、リン原子として約15 ppm以下の亜すン
絨エステルが添加されていても分子風の低下は実用上問
題にならない範囲にとどめることができる。
本発明方法において株、吐出口に取付けろダイスに応じ
て、種々の成形物を得ることができる。例えばストラン
ド(切断すればペレット)、棒、管、シート、フィルム
、異型押出品専であるO 〈発明の効果〉 本発明方法においては、従来vi、術において問題であ
った原料の供給不安定および加水分解による分子量低下
が殆んど解消されるので工業的実施が9晩である。優ら
れる成形物は色相、異物などの点で匿れたものであり、
ペレット化して射出成形、その他の成形法によって、浸
れた光学用成形品にすることができる。
〈実施例〉 以下に実施例を示して本発明を詳述する。
実施例1 塩素原子として61J Oppmの堰化メチレンを含有
する平均分子[1480(Iのビスフェノール人から得
られたポリカーボネート(以下、ポリカーボネート人と
い5)粉末を原料とし、スクリュー径60話の2ベント
タイプ押出機の両ヘントの中央に注水孔を設けた押出機
な使用し、樹脂温度300℃、ベントの真空度を供給@
8Torr、吐出側11 Torrとし、水の添加量を
0.8E’HRとし【ストランドを押出し、切断してペ
レットを得た。連続5時間の連転においてトラブルは全
(なかった。得られたペレットの塩素含有量は2 (l
 ppm、  スガ試験機袈色差計によるbllliは
1.8、平均分子量は1470(lであった。
このペレットを380℃で射出成形して%1こ厚さ2M
の成形板のbQilは4.7であった。
比較のために水を添加しないは力)は、実施例1と同隨
に操作して得たペレットは塩素含有量621’Pms 
 bi1a2.7、平均分子jlt147(1(Iであ
り、成形板のb値は5.3であった。
実施例2 塩素含有量370 pp+ns  モ均分子ヱ2210
0のポリカーボネート人粉末にトリス(ノニルフェニル
)ホスファイトをQ”k L’J:が20 (I pp
mになるように混合した。これを実施例1で使用した押
出機によって、樹脂温度365℃、ベントの真空度を供
給側8Torr、吐出@ 10 Torr %水の添加
量1.0 PHRの条件で押出してペレット化した。
得られたペレットは塩素含有麓IUppm、b値2.2
、平均分子t22uouであった。このペレットを38
0’Cで射出成形して得た厚さ2flの成形板のb値は
5.2であった。
比較のために水を添加しないはかは実施例2と同様に操
作し′1:得たペレットは塩素含有址21ppm、b値
2.7、平均分子ム22100であり、成形板のb値は
5.6であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ポリカーボネートを1以上の減圧ベントロを有する押出
    機を用いて溶融押出しするポリカーボネートの溶融押出
    方法において、圧縮溶融部から最遠のベントロ迄の間で
    、ポリカーボネート100重量部当たり0.1〜5重量
    部の水を注入添加することを特徴とするポリカーボネー
    トの溶融押出方法。
JP61138391A 1986-06-16 1986-06-16 ポリカ−ボネ−トの溶融押出方法 Expired - Fee Related JPH072364B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61138391A JPH072364B2 (ja) 1986-06-16 1986-06-16 ポリカ−ボネ−トの溶融押出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61138391A JPH072364B2 (ja) 1986-06-16 1986-06-16 ポリカ−ボネ−トの溶融押出方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62294528A true JPS62294528A (ja) 1987-12-22
JPH072364B2 JPH072364B2 (ja) 1995-01-18

Family

ID=15220845

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61138391A Expired - Fee Related JPH072364B2 (ja) 1986-06-16 1986-06-16 ポリカ−ボネ−トの溶融押出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH072364B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5786445A (en) * 1995-10-05 1998-07-28 Bayer Aktiengesellschaft Process for drying polymeric powders and polymeric agglomerates

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101842205A (zh) 2007-11-06 2010-09-22 帝人化成株式会社 聚碳酸酯树脂粒料的制造方法和成型品
JP6108651B2 (ja) * 2008-11-28 2017-04-05 三菱化学株式会社 ポリカーボネート樹脂組成物、光学フィルム及びポリカーボネート樹脂成形品
WO2010061929A1 (ja) * 2008-11-28 2010-06-03 三菱化学株式会社 ポリカーボネート樹脂、ポリカーボネート樹脂組成物、光学フィルム及びポリカーボネート樹脂成形品

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5786445A (en) * 1995-10-05 1998-07-28 Bayer Aktiengesellschaft Process for drying polymeric powders and polymeric agglomerates

Also Published As

Publication number Publication date
JPH072364B2 (ja) 1995-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2418819C2 (ru) Поликарбонатные смолы и способы их получения
JP3751090B2 (ja) ポリマー粉末およびポリマー凝集物の乾燥方法
JP2003530478A (ja) ポリカーボネートの再分配法
JPH08224848A (ja) 紫外線−保護された多層ポリカーボネートシート
US4186154A (en) Polycarbonate mixtures which can be processed as thermoplastics
EP2285865A1 (de) Alkylphenol zur einstellung des molekulargewichtes und copolycarbonat mit verbesserten eigenschaften
US3816373A (en) Branched aromatic polycarbonate composition
US6066398A (en) Polycarbonate moulding material for optical discs
JPH0737522B2 (ja) エクストルーダーによるスピロ(ビス)インダンポリカーボネートの揮発分除去方法
KR100566467B1 (ko) 방향족폴리카보네이트수지에서이온성불순물함량을감소시키는방법
JPS62294528A (ja) ポリカ−ボネ−トの溶融押出方法
JPS6160866B2 (ja)
JP3797696B2 (ja) ポリカーボネート樹脂成形品の製造方法
JP7291612B2 (ja) ポリカーボネート樹脂組成物の製造方法
EP0140341A1 (en) Preparation of branched polycarbonates by transesterification with a triaryl tricarboxylic acid branching agent
JPH0929738A (ja) ポリカーボネート樹脂成形材料の製造法
JPH081662A (ja) 繊維強化熱可塑性樹脂ペレットの製造方法、繊維強化熱可塑性樹脂ペレットおよびダイス装置
JP3546901B2 (ja) ポリカーボネート樹脂成形材料の製造法
JPH0752272A (ja) 光ディスク用ポリカーボネート成形材料
JP4271777B2 (ja) 透明熱可塑性樹脂ペレットの製造方法
JPS6220533A (ja) カ−ボンブラツク充てんされたポリカ−ボネ−ト成形製品の製造方法
JPH04253766A (ja) ポリカーボネート樹脂組成物
CN114761476B (zh) 生产具有改进的表面性质的模塑料的方法
JP2509724B2 (ja) 光学式ディスク基板の製造方法
JPH0966524A (ja) ポリカーボネート樹脂ペレットの製造法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees