JPS6229342A - 同報通信方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 同報通信を行ないたい通信端末装置からその識別情報を
有するパケットをコントロールループ中）　の対応する
インタフェース部に送り、該インタフェース部により他
の通信端末装置対応のインタフェース部下り通信系の空
き状態及び各インタフェース部に接続されるデータバス
の未使用状態の検出に応答して他の通信端末装置へ同報
通信を行なう。これにより、通信端末装置コンピュータ
負荷の軽減と同時に通信に要する時間の短縮化を享受し
得る。

〔産業上の利用分野〕

本発明は同報通信方式に関し、更に詳しく言えば、パケ
ット交換制御方式において首尾よく同報通信を為し得る
ように改善した同報通信方式に関する。

パケット通信方式においても、他の通信方式と同様、そ
の通信系に属する成る通信端末装置から他のすべての通
信端末装置に対し同報通信を行ないたいという要求があ
り、その技術手段も開発乃至実用に供されている。この
同報通信においても、他のデータ通信と同様、その通信
系の処理負担の増大を招くことなく、可能な限り短時間
のうちにその通信を完遂し得ることが要求されるところ
となっている。

〔従来の技術〕

コントロールループとデータバスとを有するスター型パ
ケット交換ネットワークにおける同報通信方式には、次
のような２つの方式がある。その第１のものは第５図に
示すように、パケット交換装置５０に接続される複数個
のコンピュータのうちの成るコンピュータ５１が送信側
コンピュータとなり、該送信側コンピュータから残りの
受信側コンピュータ６０．６１に同報通信を行なわんと
する場合に、送信側コンピュータが１対１の関係で受信
側コンピュータの各々に対し逐次的に同報通信内容を送
る如きものである。

又、第２のものは第６図に示すように、専用の同報装置
７０をパケット交換装置に接続し、送信側コンピュータ
５１からの同報通信内容を同報装置７０に送り込んでか
らパケット交換装置を介して受信側コンピュータ６０．
６１へ送り届ける如きものである。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述第１の方式では、同報通信のための特別のハード、
ソフトを必要としないが、同報通信の頻度が高いシステ
ムにおいては、送信側コンピュータの負荷が増大してし
まうばかりでなく、送信完了までにかかる時間が長くな
るという欠点がある。

又、第２の方式では、送信側コンピュータの負荷増大を
防ぐことはできるが、コストの増大を招来する上、すべ
ての受信側コンピュータが受信完了するまでに要する時
間が長くなるという欠点がある。

本発明は上述した問題点に鑑みて創作されたもので、同
報通信のための処理負担が増大することなくその通信時
間の短縮化を図り得る同報通信方式を提供することにそ
の目的がある。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理ブロック図を示す。この図におい
て、ｌはスター形パケット交換装置を示し、この装置は
その内部にコントロールループ２とデータバス３を有す
る。そして、コントロールループ２には通信端末装置４
１　・・・４Ｎ対応のインタフェース部５１　・・・５
Ｎがあり、これらインタフェース部５．・・・５８は又
上述のデータバス３に接続されている。又、コントロー
ルループ２には遅延調整用のルーバ６が介設されている
。そして、いずれの通信端末装置５１　・・・５Ｎも同
報通信識別コードを有するパケットを対応するインタフ
ェース部に送信し得る機能を有する。

又、インタフェース部はいずれもコントロールループ２
の制？ｆｆ［１機能を介して全同報通信先対応インタフ
ェース部下り通信系の空き状態及びデータバス３の未使
用状態を検出する検出機能及びこの検出機能による上記
雨検出があったとき通信端末装置から受は取ったパケッ
トを全同報通信先対応インタフェース部を介して対応通
信端末装置へ送信すべくそのパケットをデータバス３に
送出する機能を備えている。

〔作用〕

成る通信端末装置４８が他のすべての通信端末装置４Ｉ
　・・・４□−１＋４ｉ＋＋　　・・・４Ｎへ同報通信
を行なわんとする場合には、通信端末装置４゜からこれ
に対応するインタフェース部５．へ向けて同報通信識別
コードを有するパケットを送信する。このパケットを受
は取ったインタフェース部５、はコントロールループ２
の制御機能を介して全同報通信先対応インタフェース部
の空き状態及びデータバス３の未使用状態を検出する。

その旨の検出結果に応答してインタフェース部５、は通
信端末装置４．から受は取ったパケットをデータバス３
へ送出する。データバス３上のパケットは全同報通信先
対応インタフェース部を介して対応通信端末装置へ送信
され、かくして意図した同報通信は成功裡に行なうこと
ができる。

このように、同報通信のために送信側通信端末装置及び
受信側通信端末装置における処理負担は軽減され、又ｉ
ｊｆ！信時間も短縮される。

〔実施例〕

第２図は本発明の一実施例を示す。この図においては、
第１図のインタフェース部ＬＩＮＦＯ乃至ＬＩＮＦＮの
うちの１つのＬＩＮＦ、の詳細を示すと共に、このイン
タフェース部ＬＩＮＦ、に接続されるパケット送受可能
な通信端末装置５４、コントロールループ２、及びデー
タバス３の接続関係を示している。

通信端末装置４．からの上り伝送路１０ｉがインタフェ
ース部５．の上り側受信系１１．及びデータバス３への
送信系１２．に接続されている。

上り側受信系１１１はラインレシーバ１３ｊ１ライン受
信制御部１４．、及び同報検出部１５．を有し、データ
バス３への送信系１２、は送信バッファ１６□、バス送
信制御部１７．及びパスドライバ１８１を有する。

通信端末装置４．への下り伝送路１９．には、インタフ
ェース部５．の下り側送信系２０８が接続され、これは
データバス３からの受信系２１□に接続されている。デ
ータバス３からの受信系２１８はパスレシーバ２２　ｉ
　、受信バッファ２３゜及びバス受信制御部２４．を有
し、下り側送信系２０、はライン送信制御部２５．及び
ライントライバ２６、を存する。

インタフェース部ＬＩＮＦ、内のコントロールループ部
分２７．は次の構成要素から成る。即ち、ループレシー
バ２８８、同報制御部２９ｉ　、１対１制御部３０１、
データバス制御部３１Ｌ、受信完了制御部３２．及びル
ープドライバ３３８を有する。

その他のインタフェース部もインタフェース部ＬＩＮＦ
、と同様に構成されている。

このような構成の下において、通信端末装置と対応する
インタフェース部との間で送受されるパケットのフォー
マットは第３図に示すような構成を有する。そのＦはパ
ケットの開始及び終了に用いられるフラグ、ＤＡは着信
先アドレス、ＳＡは送信元アドレス、Ｃは制御情報、Ｄ
はデータである。又、コントロールループ２内で巡回さ
れるフレームフォーマットは第４図に示すような構成を
有する。そのＲＶＢ、はアドレス、のインタフェース部
ＬＩＮＦｉの受信バッファにデータ有すの場合には１”
にセットされ、その受信バッファにデータ無しく空）の
場合には“０”にセットされる。ＤＢはデータバス３が
ビジーの場合には“１”にセットされ、データバスがア
イドルになる場合には“０″にセットされる。

上述のような構成装置においてその動作が開始され、コ
ントロールループ２には第４図に示す如きフレームフォ
ーマットが巡回されている状態において、成る通信端末
装置４．から他の通信端末装置４８　・・・４ｉ−１ｒ
４ｉ＋＋　　・・・４Ｈに対し同報通信を行なうべく、
第３図に示す如きパケットの着信先アドレスをａｌｌ　
　“１”　（これは同報通信を意味する）に設定して上
り伝送路１０ｉに送信する。

そのパケットを受けとったライン受信制御部１４、が開
始、終了フラグを検出して送信バッファ１６、に受信指
示を、又同報検出部１５．にイネーブル指示を与える。

同報検出部１５．においてＤＡにａｌｌ　　“１”が設
定されていることを検出すると同報制御部２９．に同報
指示を与える。

この同報制御部２９１では次のようにしてデータバス制
御部３１、に対しデータバスの獲得指示を行なう。コン
トロールループ２を経て巡回しているフレームフォーマ
ノ１−のタイムスロットＲＶＢ＋　　・・・ＲＶＢｉ−
＋　、ＲＶＢｔ＋＋　　’　・・ＲＶＢＨにあるビット
状態を３周べ、これらビットに１つでも１”　（バッフ
ァにデータ有り）があれば、それが“０”　（バッファ
にデータ無し）になるまで待つ。そして、ＲＶＢＩ　　
・・・ＲＶＢｉ−、、ＲＶＢ、や、・・・ＲＶＢＮがす
べて“０″になったことを検出したときＲＶＢ、以外の
すべてのＲＶＢに“ｌ”を設定して受信バッファの予約
を行なってデータバス制御部３１．に対しデータバスの
獲得指示を行なう。

この指示を受けたデータバス制御部３１ｉでは、コント
ロールループ２のＤＢタイムスロットを調べ、それが“
１”　（Ｂｕｓｙ）であれば、他のインタフェース部Ｌ
ＩＮＦがデータバス使用中にあるので“０”　（Ｉｄｌ
ｅ）になるまで待つ。そして、ＤＢが“０”になったこ
とを検出すると、他の通信端末装置によって使用されな
いように“１”　（Ｂｕｓｙ）を設定してバス送信制御
部１７ｉに送信バッファ１６、のパケットをデータバス
３に送信するように指示する。

バス送信制御部１７８はバスドライバ１８．を介して送
信バッファ１６．にあるパケットをデータバス３に送信
していき、そのパケットの終了フラグを検出すると送信
各部にパケット送信完了を通知する。

パケット送信完了通知を受は取ったデータバス制？ｌａ
　１ｉはコントロールループ２のフレームフォーマット
のＤＢを“０”　（Ｉｄｌｅ）にして他の通信端末装置
による使用に供せしめるようその使用を解除する。又、
パケット送信完了通知を受は取った送信各部は初期化さ
れる。

上述の如くしてデータバス３上に送出せしめられたパケ
ットは他のインタフェース部ＬＩＮＦ。

・・・Ｌ　Ｉ　ＮＦｉ−、、Ｌ　Ｉ　ＮＦｉ。１　・・
・ＬＩＮＦ、のバスレシーバ２２．　　・・・２２　ｉ
−１＋　２２　、、。

・・・２２．を介してバス受信制御部２４１　・・・２
４ｉ−、、２４ｉ、、　　・・・２４．４で受信され、
そのＤＡが調べられる。それら各バス受信制御部ではＤ
Ａがａｌｌ“１”であれば１対１通信（自己アドレス）
の場合と同様、それら各ハス受信制御部は受信バッファ
２３１　・・・２３ｉ−、、２３ｉ、。

・・・２３．に受信指示を与えてパケットを受信させる
と共に、パケットの受信を完了（パケットの終了フラグ
により検出）すると受信バッファ２３、・・・２３ｉ−
、、２３４や、・・・２３．で受信したパケットを下り
伝送路１９１　・・・１９．、、、。

１９ｔ−＋　　・・・１９．へ送信するようにライン送
信制御部２５１　・・・２５直−１＋２５ｉ＋１　　・
・・２５．４へ受信完了通知を行なう。

各ライン送信制御部は対応する受信バッファのパケット
を対応ライントライバを介して対応する下り伝送路に送
信する。その送信が完了すると、対応各部に送信完了通
知を行なう。

この完了通知を受ける対応受信完了制御部はコントロー
ルループ を０”　（Ｅｍｐｔｙ　）にして他のＬＩＮＦに自己の
受信バッファのＩｉｍｐｔｙを知らせる。送信完了通知
で他の各部は初期化される。

このようにして、同報通信をしたい通信端末装置からの
同報通信パケットはそれ以外の通知端末装置へ送り届け
られ、かくして送信側通信端末装置及び受信側通信端末
装置の処理負担を軽減し、その通信時間を短縮化して意
図した同報通信を行なうことができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、同報通信識別コー
ドをパケットに乗せてインタフェース部に与えてそこを
巡回しているフレームフォーマットの機能を介して全同
報通信先対応インタフェース部の空き状態及びデータバ
スの未使用状態を検出し、これに応答して同報通信パケ
ットをデータバス、全同報通信先対応インタフェース部
を介して対応受信側通信端末装置へ送信するようにして
いるから、送信側通信端末装置及び受信側通信端末装置
の処理負担は軽減され、又その通信時間を短縮化し得る
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理ブロック図、 第２図は本発明の一実施例を示す図、 第３図はパケットフォーマットを示す図、第４図はフレ
ームフォーマットを示す図、第５図は従来の１つの同報
通信方式を示す図、第６図は従来の他の同報通信方式を
示す図である。 第１図において、 １はスター形バケット交換装置、 ２はコントロールループ、 ３はデータバス、 ４１　・・・４Ｎはパケット送受可能な通信端装置、 ５、・・・５Ｎはインタフェース部である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. パケット送受可能な各通信端末装置（４＿１・・・４＿
   Ｎ）対応のインタフェース部（５＿１・・・５＿Ｎ）を
   介設したコントロールループ（２）と、各インタフェー
   ス部に接続されたデータバス（３）とを有するパケット
   交換システムにおいて、任意の通信端末装置による同報
   通信を行なうに際して該任意の端末装置から同報通信識
   別コードを設定したパケットが送信され、その送信パケ
   ットに応答する対応インタフェース部による前記コント
   ロールループ（２）を介しての全同報通信先対応インタ
   フェース部下り通信系の空き状態及び前記データバス（
   ３）の未使用状態の検出に応答して前記送信パケットに
   応答する対応インタフェース部はそのパケットを全同報
   通信先対応インタフェース部を介して対応通信端末装置
   へ送信すべく該パケットをデータバス（３）へ送出する
   ことを特徴とする同報通信方式。