JPS62292874A - 印刷インキ用バインダ− - Google Patents

印刷インキ用バインダ−

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JPS62292874A
JPS62292874A JP61137917A JP13791786A JPS62292874A JP S62292874 A JPS62292874 A JP S62292874A JP 61137917 A JP61137917 A JP 61137917A JP 13791786 A JP13791786 A JP 13791786A JP S62292874 A JPS62292874 A JP S62292874A
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Shinji Yamashita
進二 山下
Yoshio Kobayashi
良夫 小林
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Sanyo Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は印刷インキ用バインダーに関する・〔従来の技
術〕 従来から、印刷インキバインダーとしてウレタン樹脂溶
液が使用されている(たとえば特開昭52−41694
号、特公昭54−2215号、及び特開昭55−254
5a号各公報)− 〔発明が解決しようとする問題点〕。
しかしこのものは印刷物の接着性および耐粘若性が不十
分である。
〔問題を解決するための手段〕
本発明者らは印刷物の接着性および一耐粘若性がすぐれ
各fiプラスチックフィルムなどの非吸収性基材に対し
て好適な印刷インキ用バインダーを得ることを目的とし
て鋭意研究を重ねた結果、本発明に到達した。
すなわち本発明は高分子ジオール、有機ジイソシアネー
トおよび鎖伸長剤からなるポリウレタン樹脂(A)と一
般式 (式中R,は有機イソシアネート類残基、Xlは少くル
、鳥はH+ CI””−CIaの炭化水素基および/ま
たはOH置換C2〜C6の炭化水素基であυ鳥、鳥がと
もに■(であることはない、R4は01〜Oss の炭
化水素基またはエーテル基を含む炭化水素基、mは1〜
3の整数である)で表わされる印刷インキの使用温度で
解離をおこさない化合物(B)とが重量比で99:1〜
50 : 50の割合で混合してなる混合物の溶剤溶液
からなることを特徴とする印刷インキ用バインダーであ
る。
一般式(1)において凡1の有機イソシアネート類残基
を形成する有機イソシアネートとしては脂肪族、指環族
、芳香脂肪族および芳香族モノ・ジ、トリイソシアネー
トがあげられる。これらのイソシアネートとしては脂肪
族イソシアネートたとえば脂肪族モノイソシアネート〔
ヌテアリルイ゛ノシアネートなど〕;脂肪族ジイソシア
ネート〔1,6−へキサメチレンジイソシアネート(H
DIト略す)、2.2.4−)リメチルへキサメチレン
ジイソシアネート、リジンジイソシアネート、エチレン
グリコール、プロピレングリコールなどの低分子グリコ
ール類と前記脂肪族ジイソシアネートとのプレポリマー
など〕;脂肪族トリイソシアネート〔リジントリイソシ
アネート、前記脂肪族ジイソシアネートの三量体(HD
Iの三量体など)、1リメチロールプロパン(TMPと
略す)などの低分子トリオールと前記脂肪族ジイソシア
ネートとのプレポリマーなトコ;脂環族イソ/アネート
たとえば脂環族ジイソシアネート〔イソホロンジイソシ
アネ−) (IPDIと略す)、水添化4,4′−ジフ
ェニルメタンジイソ/アネート、メチルンクロヘキシレ
ンジイソシアネート、イソプロピリデンジシクロヘキシ
#−4,4’−ジイソシアネート、低分子グリコール類
と前記脂環族ジイソシアネートのプレポリマーなど〕;
脂環族トリイソシアネート〔前記、指環族ジイソシアネ
ートの三量体、低分子トリオールと前記脂環族ジイソシ
アネートのプレポリマーなど〕芳香脂肪族イソシアネー
トたとえば芳香脂肪族ジイソシアネート〔キシリレンジ
イソシアネート、低分子グリコール類と前記芳香脂肪族
7′イソシアネートのプレビリマーなど〕;芳香脂肪族
トリイソシアネート〔前記芳香脂肪族ジイソシアネート
の三量体、低分子トリオールと前記芳香脂肪族ジイソシ
アネートのプレポリマーなど〕;芳香族イソシアネート
たとえば芳香族モノイソシアネート〔フェニルイソシア
ネートなど〕;芳香族ジイソ/アネート(4,4’−ジ
フェニルメタンジイソ/アネート、トリレンジイソシア
ネート、低分子グリコール類と前記芳香族ジイソシアネ
ートのプレポリマーなど〕;芳香族トリイソシアネート
〔トリフエニルメタントリイソンアネート、前記芳香族
ジイソシアネートの三量体、低分子トリ万一ルと前記芳
香族ジイソシアネートのプレポリマーなど〕;およびこ
れらの二種以上の混合物があげられる。
これらのうち好ましいものは脂肪族イソンアネ−)、I
[i[イソシアネートおよびこれらの混合物である。
中、馬およびR3は一般式(1)の場合と同様。〕で示
されル第一アミン、第二アミン、モノアルカノールアミ
ンおよびジアルカノールアミンの残基があげられる。
第一アミンとしては脂肪族飽和アミン(アルキルアミン
たとえばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブ
チル、アミル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル
、テシル、ウンデシル、ドデシル、トリデシル、テトラ
デンル、ペンタデシル、セチル−アミンなど)、脂肪族
不飽和アミン(アルケニルアミンたとえばアリルアミン
など)、脂環式アミン(シクロプロピル、シクロブチル
、シクロペンチル、シクロへキンルーアミンなト)、芳
香族アミン(アニリン、0  + m −”tたはP−
トルイジン、α−またばβ−ナフチルアミンなト)など
があげられる。
第二アミンとしては脂肪族アミン(ジアルキルアミンた
とえばジメチル、ジエチル、ジプロピル、ジイソプロピ
ル、ジブチル、シアミルアミンなど)、脂肪族不飽和ア
ミン(ジアルケニルアミンたとえばジアリルアミンなど
)、芳香族アミン(メチルアニリン、エチルアニリン、
ジベンジルアミン、ジフェニルアミンなど)があげられ
る。
モノアルカノールアミンとしてはモノエタノールアミン
、モツプロバノールアミン、モノイソプロパツールアミ
ン、モノブタノールアミン、シクロヘキシルエタノール
アミンなどがあケラレル。
ジアルカノールアミンとしては、ジェタノールアミンが
あげられる。
これらの化合物のうちで好ましいものは脂肪族飽和第一
アミン、脂肪族飽和第二アミン、モノアルカノールアミ
ンおよびジアルカノールアミンである。
R40−における瓜の01〜C11の炭化水素基または
エーテル基を含む炭化水素基としてはアルキル基または
アルケニル基(メチル、エチk、n−iたはイソ−プロ
ピル、n−またはイソ−ブチル、n−またはイソ−アミ
ル、n−ヘキシル、2−エチルヘキシル、ステアリル、
オレイル基など)、アラルキル基(ベンジル基など)、
シクロアルキル基(シクロヘキシル基など)、アリール
基(フェニル基なト)アルコキシエチル基(メトキシエ
チル基、エトキシエチル基、ブトキシエチル基など)な
どがあげられる、好ましくはC8〜C,8のアルキyi
もL<はアルケニル、またはアルコキシエチル基であり
、とくに好ま1〜くはC8〜C8のアルキル基である。
一般式(1)で示される化合物(B)の例としてはIP
DI(1モ/L/)とジブチルアミン(2モル)とのウ
レア化合物、HDI(1モル)とジェタノールアミン(
2モル)とのウレア化合物、IPDI (2モ# )と
プロピレングリコ−)X−/(1モlv)との反応物と
ジブチルアミン(2モル)とのウレタンウレア化合物、
HDI (3モA/)とTMP (1モル)との反応物
とジブチルアミン(1モル)と・イソプロピルアルコー
ル(2モル)とのウレタンウレア化合物rどがあげられ
る。
一般式(1)で示される化合物は有機イソシアネートと
第一アミン、第二アミン、モノまたはジアルカノールア
ミン必要によシ脂肪族アルコールなどのアルコールとを
溶剤の存在下または非存在下で通常80〜150°C(
好ましくは50“0〜120°C)で30分〜10時間
反応させることによって得ることができる。
上記溶剤としては、たとえばエタノール、イソプロパツ
ール、n−ブチルアルコールなどのアルコール;アセト
ン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノンなどのケト
ン;ジオキサン、テトラハイドロフランなどのエーテル
;トルエンなどの芳香族炭化水素;ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミドなどのアミド;クロルベンゼ
ン、トリクレン、パークレンなどのハロゲン化炭化水素
;酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエヌテル及びこれらの
二種以上の混合物があげられ、溶解性及び経済性から、
好ましくはイソプロパツール、n−ブチルアルコール、
アセトン、メチlジエチルケトン、酢酸エチル、トルエ
ン及びこれらの2種以上の混合物である。
また反応は触媒を用いることもできる。その:うな触媒
としては、たとえばトリエチルアミン、ジメチルアニリ
ンなどの8級アミン系触媒またはスズ、亜鉛などの金属
系触媒があげられる。
本発明において、一般式(1)の化合物は、印刷インギ
の使用温度(通常20〜130°C)で実質的に解離を
起こさないものであり、イソシアネート71 k一時的
にブロックしておき、加熱してデブロッキングさせてイ
ソシアネート基を反応させるもの(ブロックトイソシア
ネート)とは使用目的が全く異なるものである〔本発明
では一般式(1)の化合物は反応させる目的で加えるも
のではなく、印刷インキ使用後も反応せずに残存してい
る。〕。
ポリウレタン樹u=(A)において高分子ジオールとし
てはポリエヌテルジオールたとえばジカルボン酸(アジ
ピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、コハク酸、グルタ
ル酸、マレイン酸、フマ/N/酸、フタル酸など)とグ
リコール(エチレングリコール、プロピレングリコール
、1.4−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、
1,6−ヘキサンジオール、1.8−オクタメチレンジ
オール、ネオペンチルグリコール、ビスヒドロキシメチ
ルンクロヘキサン、ビヌヒドロキシエチルベンゼン、ア
ルキルジアルカノールアミンなど)とを重縮合させて得
られたもの、たとえばポリエチレンアジペート、ポリブ
チレンアジペート、fリヘキサメチレンアジペート、ポ
リエチレン/プロピレンアジペート;ラクトンの開環重
合によるポリラクトンジオールタトえばポリカプロラク
トンジオール、プリバレロラクトンジオールなど、なら
びにポリエーテルポリオールたとえばポリエーテルポリ
オール〔低分子グリコ−/l/(エチレングリコール、
プロピレングリコール、1.4−ブタンジオールなど)
のアルキレンオキシド(炭素数2−4のアルキレンオキ
シドたとえばエチレンオキシド、プロピレンオキシドお
よびブチレンオキシド)付加物および上記アルキレンオ
キシドの開環重合物〕具体的にはポリエチレングリコー
ル、ポリプロピレングリコールおよびポリテトラメチレ
ンエーテルグリコールおよびこれらの二種以上の混合物
があげられる。
これらのうち好ましくはポリエヌテルジオールである。
高分子ジオールの平均分子量(水酸基価測定による)は
通常500〜4000、好ましくは800〜8000で
ある。
有機ジイソシアオートとしては一般式(1)の鳥の項で
説明した有機ジイソシアネートと同様のものかあ゛げら
れ、好ましいものも同様である。
鎖伸長剤としてはたとえば低分子グリコール(エチレン
グリコール、プロピレングリコール、1.4−ブタンジ
オール、1,6−ヘキサンジオールなど)、脂肪族ジア
ミン(エチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、2
,2.4−)リメチルへキサメチレンジアミンなど)、
脂環式ジアミン〔イソホロンジアミン(IPDAと略す
)、ジシクロヘキシルメタン−4,4′−ジアミン、イ
ソプロピリデンジシクロヘキシ/I/−4,4’−ジア
ミン、1.4−ジアミノシクロヘキサンなど)などおよ
びこれらの二種以上の混合物があげられる。
これらのうち好ましいものは低分子グリコール、脂環式
ジアミンおよびこれらの二種以上の混合物である。
まだ必要によシ重合停止剤を使用することができる。使
用される重合停止剤としてはメチルアルコール、エチル
アルコール、n−プロピルアルコール、イソ−プロピル
アルコール、n−ブチルアルコール、イソ−ブチルアル
コールなどの1価のアルコール;モノエチルアミン、n
−プロピルアミン、ジエチルアミン、ジ−n−プロピル
アミン、ジ−n−ブチルアミンなどのモノアミン;モノ
エタノールアミン、ジェタノールアミンなどのヒドロキ
7/I/モノアミンなどがあげられる。
高分子ジオールと鎖伸長剤のモル比は通常1:03〜1
:8、好ましくは1:05〜1:6である。
NCOと活性水素含有基(OH、NH2、NHなど)の
比は通常08:1〜1.2 : 1である。
本発明において、ポリウレタン樹脂(A)は次のような
方法で製造できる。たとえば有機ジイソシアネートと高
分子ジオールとをイソシアネート基過剰のモル比で反応
させて末端イソシアネート基のプレポリマーをつ<シ、
該プレポリマーを溶剤で希釈しプレポリマーの溶剤溶液
とし、次いで鎖伸長剤で伸長するプレポリマー法や、有
機ジイソシアネート、高分子ジオール、鎖伸長剤を溶剤
溶液中で一段で反応させるワンショット法などで行うこ
とができる。また鎖伸長剤の一部(たとえば低分子グリ
コール)を上記プレポリマーの製造の際に加え、鎖伸長
剤の残部(たとえばジアミン)で伸長することもできる
。必要により重合停止剤を使用する場合、重合停止剤の
添加方法は鎖伸長反応前に添加し反応させる、あるいは
鎖伸長剤と同時に添加する、あるいは鎖伸長反応終了後
、添加して反応停止するなどいずれの方法でもよい。
溶剤を使用する場合使用される溶剤としては化合物(B
)の項で説明した溶剤があげられる。
触媒も化合物向の製造の際使用したものと同様のものを
使用することができる。
このようKして得られたぼりウレタン樹月旨(A)の分
子量は通常5.000〜100.000、好ましくは8
.000〜80,000である。
本発明のバインダーにおいて(A)と(B)の重量比(
固形分車シ)は99:l〜50:50.好ましくは98
:2〜70 : 80である。(B)が1未満では接M
性および耐粘着性が低下し、(B)が50を越えると可
撓性及び接着性が悪くなる。
溶剤溶液に使用される溶剤としてはたとえばエタノール
、イソプロパツールなどのアルコール;アセトン、メチ
ルエチルケトン、シクロヘキサノンなどのケトン、シク
ロヘキサノンなどのケトン:ジオキサン、テトラハイド
ロフランなどのエーテル;トルエンなどの芳香族炭化水
素;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミドなど
のアミド;クロルベンゼン、トリクレン、ハークレンナ
どのハロゲン化炭化水素;酢酸エチル、酢酸ブチルなど
のエステル及びこれらの二種以上の混合物があげられる
。好ましくはイソブoパノー/′17セトン、メチルエ
チルケトン、酢酸エチル、トルエン及びこれらの2種以
上の混合物である。
これらの溶剤は(NおよびCB)の製造時に溶剤を用い
た場合はその溶剤をそのまま用いてもよくまた別に加え
て溶液としてもよい。
ポリウレタン溶液中の(A)およびfB)の濃度は通常
5〜70チ、好ましくは10〜60チである。粘度は通
常50〜500.000好ましくは100〜100.0
00 (Cps 720℃)である。
本発明のバインダーは従来の印刷インキバインダーに代
えてまたそれとともに特殊グラビアインキ用バインダー
として使用することができる。たとえば本発明のバイン
ダーを通常5〜50重ff1l、好ましくは10〜80
重量%の溶液にしてこの中に顔料や必要により他の樹脂
類および顔料分散剤等の添加剤を加え、ボールミルなど
の通常のインキ製造、装置を用い混練することによって
印刷インキを製造して使用する。前記他の樹脂類として
はポリアミド、ニトロセルロース、ぼりアクリル酸エス
テル、ポリ塩化ビニル、塩化ビニルと酢酸ビニルのコポ
リマー、7チレンブタジエンゴム、エポキシ樹脂などが
あげられる。
本発明のバインダーを適用する対象としてはデリエヌテ
ルフイルムやナイロンフィルムやポリプロピレンフィル
ムなどが好適である・ 本発明のバインダーを使用する場合−液型印刷インキと
して使用してもよいがポリイソシアネート系硬化剤と併
用し、二液型印刷インキとして使用することもできる。
この場合ポリイソシアネート系硬化剤としては、たとえ
ばトリメチロ−ρプロパ2ニ −ヘキサメチレンジイソシアネート又はIPDI 3モ
ルから合成されるアダクト体;HDI又はIPDIのイ
ソシアネート基の環状三量化によって合成されるイソシ
アヌレート基含有の三量体;水1モルとHDI8モルか
ら合成される部分ビユレット反応物及びこれらの二種以
上の混合物が好適である。
二液型印刷インΦとして使用する場合、ポリイソシアネ
ート系硬化剤の添加量はインキに対して・通常0.5〜
10重量%である。
本発明のバインダーを用いた印刷インキによる印刷方法
は従来の特殊グラビアインキの場合と同様でよい。
〔実施例〕
以下実施例、比較例および使用例により本発明をさらに
説明するが、本発明はこれに限定されるものではない.
実施例中の部は重量部である。
実施例1〜2・比較例1 表−1に示すような配合で本発明のバインダー(印刷イ
ンキバインダー)を得た。
表−1 ポリウレタン樹脂A−1:ポリヵブロラクトンジオール
(平均分子量2000)1モルとIPDI 2モルとイ
ソホロンジアミン09モルとn−ブタノ−/I10、2
モルとからのポリウレタン樹脂(分子量約29,000
 ) 。
化合物B−1 : IPDI 1モルとジエタノールア
ミン2モルとからのウレア化合物。
溶剤S−1:トルエンとイソプロピルアルコール2:1
(重量比)の混合溶剤。
なおポリウレタン樹脂の分子量は以下のような方法で測
定した(以下、同様の方法で測定した。)。
分子量の測定 ポリウレタン樹脂分0.5重i%のテトラヒドロフラン
溶液を調整し、東洋曹達工業■製GPO装置)(LC−
802、カラムGMH6X2を使用して注入量5ooμ
6 、流速1.0ml/II、圧力20/cvm 、几
■検出if几ANGE 82で測定し、数平均分子量を
分子量とした。
実施例3〜4.比較例2 表−2に示すような配合で本発明のバインダー(印刷イ
ンキバインダー)を得た。
表−2 ポリウレタン樹脂A−2:ポリテトラメチレンエーテル
グリコーA/(平均分子21800) 1モルトIPD
I 2モルとイソホロンジアミン0.9、  モルとジ
エチルアミン0.2モルとからのぼりウレタン樹脂(分
子量約25.000 ) 。
化合物B−2:MDI3モルとTMP 1モルとの反応
物とジブチルアミン1モルとイソプロピルアルコール2
モルとからのウレタンウレア化合物。
m  剤s−2ニド/レニンとメチルエチルケトンとイ
ソプロピルアルコール1:1:1(重ffi比)の混合
溶剤。
実施例1〜4および比較例1〜2のバインダーを用いて
、次の処方にて印刷インキを調整した。
バインダー        100部 顔料(酸化チタン)50 メチルエチルケトン     15部 トルエン         15部 イソプロピルアルコール  20部 合 計  200部 上記の原料を内容積500rrLlのボールミルに入れ
て、18時間混練し印刷インキを得た。
これらの印刷インキを使用し、ノ(−コーターにて処理
ポリプロピレンフィルム(OPPと略す)、デリエヌテ
ルフイルム(PETと略す)及びナイロンフィルム(N
Yと略す)に印刷をほどこし印刷物を得た。
()られた印刷物について、次の様な試験を行ない表−
3の結果を得た。
(1)接着性 印刷面にニチバンセロテープ(12朋巾)ヲ貼す、この
セロテープの一端を印刷面に対して直角方向に急速に引
きはがした時の印刷面の状態を観察した。
(1)耐粘着性 印刷面と非印刷面を重ね合せ、温度40°C1湿度60
%RHの中で、1.Olcg/d +7)荷重をかけ2
4時間後、それをはがして表面状態を観察した。
(+U)耐油性 25°Cの菜種油に印刷物を24時間浸漬した後の表面
状態を観察した。
(1v)耐熱性 印刷面とアルミ箔とを合せ、ヒートンーラーにて、80
°CでIkg/crdX 1秒ヒートンールし、それを
はがして、表面状態を観察した・ 各試験結果の判定は、 ◎1めて良好、O良好、Δやや不良、X不良である。
表−3 〔発明の効果〕 本発明のバインダーは、印刷物の接着性および耐粘着性
等のきわめてすぐれた各種のプラスチックフィルム等の
非吸収性基材に対する印刷インキを与える。
上記効果を奏することから 本発明のバインダーは、特に特殊グラビアインキ用バイ
ンダー(ポリエステルフィルム、ナイロンフィルム、ポ
リプロピレンフィルム用なト)として好適である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、高分子ジオール、有機ジイソシアネートおよび鎖伸
    長剤からのポリウレタン樹脂(A)と一般式▲数式、化
    学式、表等があります▼(1) (式中R_1は有機イソシアネート類残基、X_1は少
    くとも1つは▲数式、化学式、表等があります▼でX_
    1の一部が−OR_4でもよい。 R_2、R_3はH、C_1〜C_1_5の炭化水素基
    および/またはOH置換C_2〜C_6の炭化水素基で
    あり、R_2、R_3がともにHであることはない。R
    _4はC_1〜C_1_8の炭化水素基またはエーテル
    基を含む炭化水素基、mは1〜8の整数である)で表わ
    される印刷インキの使用温度で解離をおこさない化合物
    (B)とが重量比で99:1〜50:50の割合で混合
    してなる混合物の溶剤溶液からなることを特徴とする印
    刷インキ用バインダー。 2、R_1が脂肪族イソシアネート類残基、または脂環
    族イソシアネート類残基である特許請求の範囲第1項記
    載のバインダー。
JP61137917A 1986-06-12 1986-06-12 印刷インキ用バインダ− Granted JPS62292874A (ja)

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