JPS62292717A - 成人t−細胞白血病/リンパ腫制御用のアバロンおよびアバロ−ルおよびそれら誘導体の使用方法 - Google Patents

成人t−細胞白血病/リンパ腫制御用のアバロンおよびアバロ−ルおよびそれら誘導体の使用方法

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JPS62292717A
JPS62292717A JP62141630A JP14163087A JPS62292717A JP S62292717 A JPS62292717 A JP S62292717A JP 62141630 A JP62141630 A JP 62141630A JP 14163087 A JP14163087 A JP 14163087A JP S62292717 A JPS62292717 A JP S62292717A
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ヴェルナー エー ゲー.ミュラー
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Merz and Co GmbH and Co KG
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は、成人T−細胞白血病/リンパ腫の制御用アバ
ロン(avarone)およびアバロール(avaro
f)およびそれらの誘導体の使用に関する。
(従来の技術) アバロンおよびそのハイドロキノン誘導体(アバロール
)は、海洋海綿ディジデア アバラ(Dysidea 
avara)中に存在する天然物質である[テトラヘド
ロンレターズ1974年、3401〜3404頁:ジャ
ーナル オブ ザ ケミカル ソサイエテイー、パーキ
ンI、 1408〜1414頁1916年(丁etra
hedJ’onletters 1974.3401−
3404;J、Chem、 Soc、 Perkin 
1、140B−1414(1976))]。11986
11月30に公開されたドイツ特許公開明1書第342
7383号は、アバロン、アバロールおよびその誘導体
が、特に癌および伝染病の治療に対してこれの好適と思
われろ抗腫瘍性、抗菌性および抗真菌性の性質を有する
ことが記載されている。ざらに、その中でこれらの化合
物がインビトロで単純ヘルペス(庖疹)ウィルスに対し
てまたRNAウィルスに対して明確なウィルス静的(v
irostatic)使用を示すことが記載されている
。しかしながら、今までのところRNAウィルスの制御
の可能性に関する有効なデータはなかった。
これに加えて、アバロンおよびその誘導体が、抗突然変
異物活性を有することが見い出された[ミューチージョ
ン リサーチ 144巻、63〜66頁1985年(M
utation Re5earch 144.63−6
6 (1985月。ついに、アバロンおよびその誘導体
が抗白血病作用を有することが見い出された[キャンサ
ー、リサーチ 1985年、45(10)、 4822
〜4826頁(Cancer、Res、 1985;4
5(104822−4826)コ。この抗白血病作用の
存在は、マウス白血病細胞L5178−Yを使用したイ
ンビボと同様にインビトロ研究から誘導された。しかし
ながら、現在に至るまで腫瘍細胞と成人下−細胞白血病
と同作用を引き起こすウィルスとの関係は知られていな
い。それ故、成人T−細胞白血病/リンパ腫の制御用ア
バロン、アバロールおよびその誘導体を使用することは
自明でなかった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は、成人T−細胞白面病/リンパ腫を制御
する有望な方法を提供することにある。
成人T−細胞白血病(ATL)/リンパ腫疾病は、ヒl
−T−細胞−リンパ親和性ウィルスタイプI [hum
an T −cell −1ymphotropic 
virus of Typell(H且V−I ; R
NA−ウィルス)によるT−細胞の攻繋によって引き起
こされる。ATLは、南西日本、キャリヒーン(car
ibean)および中央アフリカの風土病である。例え
ば日本において、10%から20%の成人がHTLV−
Iに感染しており、その結果毎年100から200人の
成人がHTIV−Iで感染し、1年以内に半分以上が死
亡する。成人T−細胞白面病の有効な処置は現在まで行
なわれていない。
(問題点を解決するための手段〉 驚くべきことに、アバロンまたはアバロールおよびそれ
ら誘導体が成人T−細胞白血病/リンパ、糧の抑制に対
して極めて適合することが見い出された。
それ故に、本発明の目的は、−i式(工a)で表わされ
るアバロンおよびその誘導体、一般式で表わされるアバ
ロールおよびその誘導体、およびそれらの3,4−ジヒ
ドロ誘導体[但し、式中、R1およびR2は互いに独立
して水素原子または炭素数1〜4のアルキルアミノ基を
現わし、R3は水素原子、炭素数1〜4のアルキル基ま
たは炭素数2〜6のアシル基または生理学的に簡単に加
水分解可能なエーテルまたはエステル基でおり、また両
方のR3基は共に炭素数4〜6のジアシル基を現わす。
]およびそれらの生理的に適合する塩または該化合物の
混合物を成人下−細胞白血病/リンパ腫制御用に使用す
ることでおる。
前記化合物のなかでアバロン(一般式■a:R1=R2
−ト1)およびアバロール(一般式■b:R’ =R−
=R3=H)の使用が好ましい。一般式■aの化合物の
なかでR1およびR2成分の一つは水素原子であること
が好ましく、そして一般式Ib化合物のなかでR1およ
びR2成分の両者は水素原子であることが好ましい。
アミン基を含む一般式■aおよびIbの化合物は、酸付
加塩として使用し得る。ここでは塩酸、硫酸、リン酸、
酒石酸、乳酸、マレイン酸等の通常の生理学的に適切な
無敗または有1j[の塩類が関係する。
R3が1」でおる一般式Ibの化合物は、水酸化ナトリ
ウム、アルキルアミン類、ヒドロキシアルキルアミン類
等の通常生理学的に適切な無敗または有機塩基を有する
塩類としても使用し得る。
アバロールおよびR3=Hである一般式1bの化合物の
生理的に簡単に加水分解可能なエステル類およびエーテ
ル類は、体内でそれに対応するハイドロキノン化合物に
酵素的または化学的に簡単に加水分解可能である。好適
なエステル類としては、例えばオルトギ酸エステル、ピ
ルビン酸のようなα−ケ1へカルボン酸類のエステル類
、トルエンスルフォン酸エステル等がある。好適なエー
テル類としては、例えばメトキシメチルエーテル、テト
ラヒドロピラニルエーテル等がある。
アバロンおよびアバロールの調製法は、西ドイツ特許出
願公開明細占第3427383号に記載されている。こ
の目的のため海洋海綿デイジデアアバラはエチルアセテ
−1・で抽出される。アバロンおよびアバロールは、抽
出物からシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより回
収されろ。アバロンは、アバロールから銀酸化物の酸化
で同様に調製される。
一般式Iaの誘導体は、アバロンとC,−C4のアルキ
ルアミン11塩(例えば、メチル−、エヂルー、プロピ
ル−、イソプロピル−1n−ブチル−、イソブチル−お
よび[−ブチルアミン塩酸塩)とを反応させ、そして1
qられた化合物を必要により生理学的に適切な酸類を有
する塩類に転化することにより、!される。このため、
ピリジン存在下50%エタノール中で行なうことが好ま
しい;ジー シミノ、■ス デ ローザ、ニス デ ス
テエフ1ノ、エル カリエロ アンド エル ツアネツ
テイ、エクスベリエンティア、38Q896M1982
年(G、C1m1no、S、de Rosa、S、de
 5terano、L。
Cariello and L、Zanetti、 E
xperientia 38,896(1982) ]
。このようにして得られた3′−および4′ −アルキ
ルアミノアバロン類の異性1水温合物は、シリカゲルの
カラムタロマドグラフィーで分離し得る。
−II式1bの誘導体は、アバロールまたはアミノ基が
保護されているそのアルキルアミノ誘導体と炭素数2〜
6の塩化アシルまたはそれに対応するカルボン酸無水物
と反応させることにより調製される。塩化アシル類とし
て、例えばアセチル−、プロピオニル−1n−ブチリル
−1n−バレロイル−1およびカプロノイルクロライド
のような直鎖塩化アシル類、またはイソブヂリルー、イ
ソバレロイル−12−メチルブチリル−およびトリメチ
ルアセチルクロライドのような分枝塩化アシル類が使用
できる。好適7d:M無水物として例えばアセトアンハ
イドライド、プロピオン酸無水物、酪酸無水物、吉草酸
無水物および他のカルボン酸無水物のような直鎖酸無水
物類、またはイソ酪酸無水物、イソ吉草酸無水物、2−
メチル酪酸無水物およびトリメチルアセI・アンハイド
ライドのような分枝駿無水物が考慮される。炭素数4〜
6のジカルボン酸クロライドまたは炭素数4〜6のジカ
ルボン酸の;児水物が使用されろと、一般式Ibの環状
エステル類が得られる。
一般式Ibの化合物は、ピリジンの存在下塩化アシル類
またはカルボン酸無水物類と反応させることが好ましい
[ニス、デ ローザ、エル、ミネイル、アール、リシオ
 アンド ジー、ソダノ。
ジャーナル オブ す ケミカル ソ→ナイヤティパー
キンI、 1976.1408−1414;オルガニカ
ム、ヴ工一エーベー、トイチャー ウエアラーク デル
ヴイツセンシャフテン、13版、ベルリン197444
1 〜446頁(S、de  Rosa、L、Hina
le、R,Ricci。
and G、 5odano、J、Chem、Soc、
Perkin 1.1976.1408〜1414:O
rganikum、VEB Deutscher Ve
r!ag derWiss   enschaftcn
、 13th edition、Berlin 197
4゜1)a(]eS、 441〜446)]。
アバロールおよび化合物Ibの炭素数1〜4のアルキル
エーテル類は、ハイドロキノン化合物、好ましくはそれ
らのNaまたはに塩、とそれに対応する炭素数1〜4の
アルキルハライドまたはジー01〜C4−アルキル−サ
ルフェートと反応させることにより調製し得る。
本発明に従って使用される化合物は、投与単位形態で生
産される製剤組成物の形態で一般に使用され、そして体
系的に、即ち経口、直腸または非経口(筋肉内、静脈内
そして皮下)で投与し17る。
その組成物は、一般式IaまたはIbまたはそれらの生
理学的に適切な塩のいずれか一つの化合物を成人T−細
胞白血病/リンパ腫の処置、除去、軽減または病状軽減
の有効量または免疫欠陥除去歴を、製剤上適りな賦形剤
および/またはアジュバントと共に含む。かかる製剤は
、例えば製剤上可能な賦形剤と共に0.5〜98重量%
の本発明の少なくとも一つの化合物を含む。
製剤が一投与単位形態であると、本発明に従って使用さ
れる10〜100mc+の化合物を含むことが好ましい
製剤は、経口投薬用に、例えば錠剤、香錠、カプセルま
たは粉末などの固形または、例えば水[生または油性懸
濁液、シロップ剤、エリシキル、溶剤または液体を充填
したカプセルのような液状として存在し得る。
好適な経口剤は、錠剤またはカプセルの形態でおり、結
合剤(例えば、シロップ、アラビアゴム、ゼラチン、ソ
ルビトール リビニルピロリドン)、充填剤、(例えば、乳糖、糖、
コーンスターチ、馬鈴@澱粉、リン酸カルシウム、ソル
ビトールまたはグリシン)、潤滑剤(例えば、ステアリ
ン酸マグネシウム、タルク、ポリエチレングリコールま
たはシリシカ)崩1衷剤、(例えば、ttyJ)および
湿潤剤(例えば、ラウリル硫酸ナトリウム)等の通常の
賦形剤を含み得る。
非経ロ用ツ4剤は、例えば静脈注射用溶剤または筋肉注
射用油懸濁液の通常の製剤上賦形剤と共に本発明に使用
される溶液又は懸濁液の形態が一般的である。非経口投
薬用に好適な製剤は、本発明の0.1〜10重1%の化
合物を水、またはグリセリン、プロピレングリコール、
またはポリエチレングリコル類またはそれらの混合物等
の脂肪族ポリアルコールから成る賦形剤に溶解すること
によりjqられる。ポリエチレングリコール類は、水お
よび有機溶媒の両者に可溶であり、その分子tが200
〜1500の範囲である非揮発性の通常の液体ポリエチ
レングリコール類の混合物である。
直腸投薬用製剤は、生薬、即ち、ココア乳脂、水素化脂
肪類、ポリワックス類またはポリエチレングリコール類
等の好適な生薬基剤を1〜10重量%結合した本発明の
化合物の形態である。
製剤は、通常の方法、例えば錠剤化、本発明で使用する
化合物を生薬基剤と結合させ、塩化ナトリウム、ナトリ
ウムジハイドロジエンホスフエート、エデト酸二ナトリ
ウム(エチレンジアミノ四酢酸ジナトリウム塩)、ペン
シルアルコールまたは水酸化ナトリウム等の通常の付加
物をpH調整の目的で組み合わせた注射用水id液の本
発明で使用する化合物の溶液を無菌口過してアンプルま
たは滴瓶に充填することにより調製される。
成人下−細胞白血病/リンパ腫の処置方法は、この処置
を必要とする患者に治療学的(抗ウィルスまたは抗肝癌
)活性1のアバロン、アバロールまたはれこれら化合物
の誘導体またはこれらの化合物またはこの製剤学的適合
塩の投与から成る。
服用はおおむね投与の特定な形態および治療法の目的に
よる。投与プログラムと同様に個々の服用の大きさは医
者による特定のケースの最良の判断に基づいて決定され
1q、そしてそれは年齢、患者の体重、体調、投与経路
、種Mおよび病気の過酷さ等の関係が考慮されなければ
ならない。通常1日の服用量は1〜10100Oであり
、好ましくは10〜500m5、特に好ましくは50〜
500m3でおる。
沿置明間は、疾病の種類および痛みによる。通常それは
、例えば4〜6週間のように数週間以上にわたる。
(作用) 本発明に従って使用する化合物は、ヒトT−細胞白血病
ウィルスタイプI(+−(TLV−1>およびウィルス
(抗ウイルス性および抗腫瘍性活性の両者を有する)に
よって攻撃されるT−細胞に対して種々な方法で作用す
る。これらの化合物は、それ故HTLV−ウィルスによ
って引き起こされろ病気の処置用に使用される。
本発明に従って使用する化合物の抗ウイルス性および抗
腫瘍性活性を次例としてアバロンを使用する。製剤学的
インビトロ試験システムに基づいて以下に試験する。
このために、MT−2、ATL−31およびATL−1
に細胞系が使用される。これらの細胞系は、ハシノ、エ
イチ等、プロシーディング オブザ ナショナル アカ
デミ−サイエンス USA  80.6061〜606
5 (1983)  [tlashino H,、et
at、 Proc、 Nat、  Academy 5
cience IJSA 80.6061−6065 
(1983)]およびミョシ、ジエー等、ネイチP−2
94,770〜771 (1981)  [1yosh
i、 J、、 etal、、 Nature 294,
770−771(1981)]に記載されている。これ
らのすべての細胞系はHTLV−プロウィルスを含み、
かつこれらの細胞系のうち主としてMT−2およびAT
L−3Iもレトロ ウィルス 抗原を表わしかつトIT
LV、Iウィルスを産生する。
試験方法 HTLV−1逆転写酵素の事Δ製および検定条件二本実
験に使用するHTLV−III逆転写酵素は[ピー、ニ
ス、サリン、ワイ、タグチ、デー、シュン、T−、ソー
ントン、アール、シー、ガロ。
ビー、オエベルク、バイオケミカル ファーマコロジー
34巻1985年4075〜40乃頁に従って調製され
たもの(prepared by the metho
d of P、S、5arin。
Y1丁aguch、D、Jun、A、丁hor’nto
n、R,C,Gal lo、B、Oeberg。
Biochem、Pharmacol 、 34. 1
985.  I)aoes4075 to 4079)
]、 D E A E−セルロース、ホスホセルロース
およびビトロキシ7パタイトの逐次クロマトグラフィー
で精製した。精製酵素は、50!l114のトリス−+
1cI  (+ヘリスヒドロキシメチルアミノメタン)
(pH7,5) 、1m)Iのジチオスレイトール(D
TT> 、0.01%のトリ)ヘンX−10CHTri
ton X −100)および20%グリセリン中に貯
蔵した。
逆転写酵素の検定は、50m)lのトリス−IC+(1
)H7,5) 、5mHのDTT、1Om)lのHgC
l2.100mHの塩化カリウム、0.01%のトリト
ンX−100(C3H17−C5H4−(OCR2°H
2) 9−1O−OH)またはNP4o(非イオン性洗
剤、ノニデット(Nonidet P2O)シグマカン
パT−の商標、即ちオクチルフェノールエチレンオキシ
ド濃縮物)、鋳型始動物質(プライマー)としての10
μ9/mlの(dT>  、(A>n (オリゴ−また
はボリヌクレオチド、オリゴデオキシチミジル酸および
ポリアデニル酸のハイプリント(雑fl > =tj合
体)および[3ト1]−デオキシチミジン1〜リホスフ
エート([3H]−dTTP)を含む反応混合物中で行
なった。反応混合物は、37°Cで1時間インキュベー
トし、その反応を50μ7の酵a−を尺NAおよび’1
m)Iのピロリン酸ナトリウムを含む2mlの10%1
〜リクロロ酢酸溶液(TCA)を加えて停止させた。サ
ンプルは、ミリポアフィルタ−(0,45μm)を通し
て口過し、最初5%の丁CA−溶液(5x)そしてその
1す2/nf!の70%エタノールで洗浄した。0液を
加熱ランプで乾燥し、そこですぐシンチレーション液を
加えて、牧射能をβ−シンチレーション計数器で測定し
た。
細胞培養条件: It[l胞培養条件、エイチ ホシノ等プロシーディン
グ オブ ザ ナショナル アカデミ−オブサイエンス
(米国)靭、 1983.733〜7341 [H,H
o5hino、    et  al、、Proc、 
 Mat、  Acad、  Sci、(USA)  
80゜1983、7337−73411記載の条件に従
って使用した。
免疫蛍光検定: 免疫蛍光検定は、メタノール:アセトン(1:1)固定
化ATL−3−11f[胞をレトロウィルス抗原に対し
て標準化ATL−患者血清(コード3KI。
エイチ、ホシノ等、前の文献引用句参照)を使用して実
施した。製剤処置されたまたはされないATL−3〜I
細胞は、トキソプラズマ症スライド上に固定された。室
温にて、30分間、メタノール−アセトン(1:1)で
固定後、使用するまで一20’Cでスライドを密封プラ
スチック容器中に保存した。ATL−患者血清を細胞に
加え、]時間加湿チャンバー中で室温にてインキュベー
トし、0.25%トリトン X−100を含むPBS(
生理食塩水リン@塩緩衝液)で2時間洗浄した。
細胞をウサギ抗ヒトICIG(キャペル ラボラトリー
ズ[Capell tabs、] ) w識化さnた)
)’vオレセイン(FITC)で1時間処理し、そして
0゜25%トリトンX−100を含むPBS援衝液で1
夜洗浄した。50%グリセリンがスライドに加えられて
細胞蛍光がラフイス蛍光顕微鏡[ZeiSSfluor
escence m1croscope Jによりより
定された。
1、細胞成長: ATL−3−I、MT−2およびATL−コに細胞を2
0%ウシ血清を含む培養培地中3X103細胞/ ci
5a’fi度でペトリ皿の中に植えつけた。2日間イン
キュベート後、細胞の密度がATL−3−1:13.2
x103細胞/cr?t、 MT−2: 12、.4X
103細胞/cm、 ATL −1K : 15゜7X
103細胞/ cmの量となった。これらの値は対照値
とした。
その後すぐにこれらの細胞のサンプルは、アバロンおよ
びアバロールの異なる濃度で2日間思理された。次の結
果が得られた。
=1 剤8度  細胞濃度X103/Cl1i(μ(J
/ml>  ATL−3−I  )1r−2ATL−I
K対照感染  0    13.2  12.415.
7アバロール 1.9    9.4   B、1 1
3.4(感染細胞)5.0     B、7  7.9
 10.3アバロン  0.5    8.1  7.
8 7.2(感染、1胞>1.0    6.7  5
.0 4.95.0    3.1  1.7 0.2
アバロールおよびより広範囲にわたるアバロンは、AT
L細胞の成長速度を抑制したことは明らかでおる。アバ
ロンに関して、50%成長抑制濃度値は、ATL−3−
Iに対して1.1μg/lnf!MT−2に対して0.
8μg/雇およびATL−Kに対して0.8μg/d−
″C必る。
ATL−3−1に対するアバロールまたはアバロンの2
日間添加がH丁LV−Iウィルスの産生を停止するかど
うかが試編された。逆転写酵素が培養培地中のウィルス
量に対する基準として選択された。それ故逆転写酵素の
抑制がウィルス産生抑制を示す。結果を次の表に示す。
化合物濃度  逆転写酵素活性 添加化合物 (μg/ld)     (%)なし  
          100 アバロール   1       83アバロン   
 0.5     545      1B アバロールまたはアバロンで処理されていないATL−
3−Iの上澄液において、逆転写酵素の相当の活性が示
されたのは明らかである。アバロールおよびアバロンの
添加は、上澄み液中の逆転写酵素の服用量−依存(do
se −depedent)減少を導く。たとえ0.5
μCJ/ldの極小量の服用量でも、50%抑制が観察
される。それゆえ、本発明に従って使用する化合物、特
にアバロンは、5μQ/ridの服用量において実質上
完全にウィルス慶製を抑制することが可能である。
現の抑制 抑制作用を有することが見い出された。ATL−3−I
細胞が被試験化合物なしで培養された時、し1−ロウィ
ルス性抗原があった。被試験化合物でATL−3−I細
胞のインキ1ベーシヨン後、強い保護効果が観察された
。次の結果が得られた。
化合物濃度  レトロウィルス性 添加化合物 (μ9/雇)  抗原の発現(%〉なし 
           100 アバロール  1        82アバロン   
0.5      631、0      37 5.0      14 アバロールおよび特にアバロンがレトロウィルス抗原の
発現に著しい減少を起したのは明らかである。
毒性 オスNMRIマウスにおいてアバロンのインビボ(in
 vivo) 毒性(mq化合物/kg)は、次のよう
である: 急性毒性: LD5o181.2(269,1)。
LDIo  111.1(156,4)亜急性毒性:L
D50 172.1(218,4)。
しD 10 109.7(138,6)[ミュラー等、
キャンサー リサーチ1985年45巻4822〜48
26頁()fuller et al、、Cancer
Research 1985.45 、4822〜48
26)J同定 本発明の活性抗ウイルス性および抗腫瘍性成分または製
剤(よ、次のような一般式を有する;アバロン 2−((IR) −1,2,3,4,4a、7,8.8
aα−オクタヒドロ−]β、2β、daβ、5−テトラ
メチル−1−ナフチノしメチル]−キノン アバロンの分子式 %式% およびその3.4−ジヒドロ誘導体。
化合物3.4−ジヒドロアバロールは、エル、ミネール
等のテトラヘドロン レターズ35Q3401〜340
4頁1974年およびミュラー等のキセンサー リサー
チ45巻4822〜4826頁1985年[L、)fi
nale  et  al、、丁etrahedron
  Letters  3 6 。
3401〜3404 (1974)and )l’jl
ler et al、、CancerResearch
、 45 、4822〜4826 (1985月から既
知であり、そして3,4−ジヒドロアバロンは以下のよ
うに簡単に合成される。
3.4−ジヒドロアバロールからの3,4−ジヒドロア
バロンの合成 0.3gの3.4−ジヒドロアバロールを10dのジエ
チルエーテルに溶解して0.259の酸化鑵を加える。
2時間混合後、反応混合物を口過して0液に2gのWl
酸ナトリウムを加える。1夜1iI1.置後、硫酸すl
〜ツリウム0別する。生成3.4−ジヒドロアバロンは
、n−ヘキサンから結晶化して精製状態で得られる。
プロドラッグ類または先駆物質またはそれらの製剤 化合物アバロンとアバロールそしてそれらの3.4−ジ
ヒドロ誘導体は、本発明の製剤組成物として使用または
具体化されて生きている動物体へ導入後転化または代謝
する化合物の形態で投薬できるであろう。かかる化合物
は、一般に今日ではプロドラッグまたは先駆物質と称さ
れ、その代表的な例はそれらのエステルおよびアルキル
アミン誘導体を含む。すでに示したようにいくらかのこ
れらの化合物は従来の技術において既知であり、その他
のものは対応する既知の方法で作られる。かかるプロド
ラッグおよび先駆物質およびそれらの製剤の代表例を前
記または後述する。
(実施例) 次の実施例は、本発明の説明用であって限定を意図する
ものではない。
実施例1 アバロンおよびアバロール 3kgの(含水)新鮮な海綿をスターミックスミキサー
(Starmix丁F′m1xer)で粉砕し、250
dの酢酸エチルで抽出する;このようにして得られた抽
出物を硫酸マグネシウム上で乾燥して口過する。
0液を濃縮して乾燥する。残留物(約509)を約10
0m’のベンゼンに投入して溶離剤としてベンゼンを用
いシリカゲルカラム(約2009>のクロマトグラフィ
ーにかける。アバロンは溶出液中に現われ、一方アバロ
ールはカラムに留まる。
アバロールは、ベンゼンと酢酸エチル(90:10 V
/V)の混合液で溶出する。溶出液を濃縮して乾燥し、
アバロールをその後ジクロロメタン−アセトンからの結
晶化により純粋な形態で得る。アバロンをベンゼンから
再結晶化して精製する。収量二0.7gのアバロン:8
.9gの7バロール;アバロンのMP(融点):62〜
64°C;アバロールのMP:148〜150″C0 実施例2 3′−エチルアミノ−アバロンおよび4′−エチルアミ
ノ−アバロン a)2.59の塩酸エチルアミンと5dのピリジンを5
00mClのアバロンと1000m1.の50%エタノ
ールの溶液に加え、20時間後エタノールをウォーター
ジェットポンプの減圧下で留去する。
水性残留物をジクロロメタン抽出し、濃縮ジクロロメタ
ン抽出物を)d離削をジクロロメタンとしてシリカゲル
カラム(約309)のクロマl−グラフィーにかける。
この方法で3′ −エチルアミノ−アバロンと4′−エ
チルアミノ−アバロンの分離が可能で必る;数回はそれ
ぞれ480m0と420m9である。
類似方法で次の物が得られた: b)3′ −プロピルアミノおよび4′−プロピルアミ
ノアバロン C)3′−イソプロピルアミノおよび4′ −イソプロ
ピルアミノアバロン d)3’ −n−ブチルアミノおよび4’−n−ブチル
アミノアバロン。
実施例3 アバロールジアセテート a)500mClのアバロールを20威の無水ピリジン
に溶解し、19の塩化アセチルを(般盪しながら少aづ
つその溶液に加える。溶液を常法で仕上げ、濃縮して乾
燥し、そして残留物を沸騰へプクン抽出する。冷却後、
エステルを結晶化させる。
それをヘキサンから再結晶させる;MP:62〜64°
C;収足約430mCJ。
類似方法で次の物を得た。
b)アバロールジプロピオネート C)アバロールシカプロネート D〉アバロールジトリメチルアセテート。
実力負側4 アバロールシカプロネート a)300moのアバロールを25m1の無水ピリジン
に溶解し、0.6gの無水カプロン酸を振盪しながら少
量ずつその溶液に加える。溶液を常法で仕上げ、濃縮し
て乾燥し、その残留物を沸騰へブタン抽出する。それを
アセトンから再結晶化し、その後ヘキサンから再結晶化
させる。
収量:210mg。
類似方法で次の物を得た。
b)アバロールジインバレリアネート C〉アバロールジエチルメチルアセテートD)アバロー
ルスクシネート。
装剤粗成物の実施例 次の実施例の配合物において、それぞれの場合の活性物
質として、本発明自体に従がい、おるいは本発明に従か
う他の化合物と混合して使用する化合物のいずれか一つ
を使用し得る。
実施例a 錠剤配合物 活性物質*10mg ラクトース       18m(1 馬鈴茜澱粉       38m0 ゼラチン         2m。
タ  ル  り              2mpス
テアリン酸マグネシウム    0.1mg*例えばア
バロン、アバロール、3,4−ジヒドロ  アバロン、
3,4−ジヒドロアバロール、または  それらのプロ
ドラッグまたは前駆体。
X激■上 錠剤配合物 活性物質*10mg 馬鈴薯澱粉       40mg ポリビニルピロリドン     5mCJ錠剤は糖の着
色層で被覆される。
実施例C カプセル配合物 活性物質″”        10mgコーンスターチ
      9Qmg ラクトース       50卸 タ  ル  り              2mOこ
の混合物をゼラチンカプセルに充填する。
実施例d ン主  射  )夜 活性物質*12mg ソルビトール      401110無菌水    
      1厩まで 実施例e 液体経口配合物 活性物質*23 サッカロース      2509 グルコース        300り d−ソルビトール    1509 寒   天              0.159メ
チルパラベン       0.59プロピルパラベン
      0.059香味物質(オレンジフレーバー
〉 10Jタルドラジン黄(丁artazin yel
low)純水         10100Oまで実施
例f 液体経口配合物 活性物質″2       29 トラ力カント        79 グリセリン       509 サッカロース     4009 メチルパラベン      0.53 プロピルパラベン     0.05y香味物質   
     10g (黒カランツのフレーバー) 赤色素Nα2C,E、 184   0.029純水 
       1000mまで 実施例Q 液体経口配合物 活性物質*        2.4g サッカロース     400 g 橙皮のチンキ剤     209 甘味橙皮のチンキ剤   15り 純水        1000/II!まで次のにおい
て、アバロールおよびアバロンが他の活性化合物または
成分と組み合せると有効であり:それらを使用しても被
処置対象の免疫反応に悪影響を与えず:そして有利な食
餌療法が半減期増大のため計画し得ることを立証する。
アバロール/アバロンの伯の化合物との組合せへの適用 アバロールおよびアバロンを他の化合物と組み合せて使
用することも有利である。
実施例: 組み合せに関する研究は、アバロールおよびアバロンと
ジエチルジチオカーバメート(DDC)とを用いインビ
トロで実施した。以前、DDCは、インごトロおよびイ
ンビボの両者において、エイズ患者の免疫転形(imm
unomodulating)活性[ラング等、ランセ
ット2巻1066頁、1985年(tang et a
l、、Lancet:3 : 1066 ; 1985
)コおよびスーパーオキシドジスムターゼ(S OD 
ase)の抑制による作用を有することが示された「ヘ
イキラー等、ジャーナル オブ バイオロジカル ケミ
ストリー251巻2182〜2185頁;1976年お
よびヘイキラー等、イン:スーパーオキシド アンド 
スーパーオキシド ジスムターゼ(エディケーションズ
、エイ、エム、マイケルソン、ジエイ。
エム、マツコード アンド アイ、フリードビッヒ)、
アカデミツクプレス、ニューヨーク;367〜373頁
団eikkila et al、、J、Biol、Ch
em、  251 : 21B2〜2185;197B
 and )leikkila et al、、In:
5uperoxide and 5uperoxide
 Dismutase(eds、 A。
H,Michelson、J、M、)lccord a
nd 1.Fr1edovich)、Academic
  Press、NeW York;pp、367〜3
73)コ 。
a類広ユ L5178yマウスリンパ腫細胞は、10%馬血清を足
したイーグルの最少必須培地の回転管培養で成長させた
[ミュラー等、キャンサー リサーチ39巻:1102
〜1107頁;1979年アンドミュラー等、キャンサ
ー リサーチ45 巻: 4822〜4826頁:19
85年(門uller et al、、CancerR
es、 39 : 1102〜1107 : 1979
 and )fuller et at。
Cancer Res、45 : 4822〜4826
 : 1985) ] 。用量反応実験のため5彪の培
養を5000細胞/mlの接種で開始して37℃で72
時間インキュベートした;対照の世代時間は、10.4
〜10.6時間であった。細胞成長は、コンピューター
付細胞計数機[128−チャンネルカウンター:サイト
コンブ、システム ミハエリス:ビオトロンーメディチ
ンエレクトロ二カ、マインツ:西ドイツコによる細胞計
数により測定した。ED50(+/−標Q偏差(SD)
)は、ロジット レグレッション(1(Xlit re
gression) Eエル、ザックス、アンゲバンテ
、スタテイステイカ、スプリンガーフェアーラーク、ベ
ルリン1984年(L、 5achs、  Angev
andte 5tatistik、Springer−
Verlap、Berlin 1984)Jで評価した
。アバロール/アバロン−DCC結合の分別抑制濃度指
数(fractional   1nhibitory
 C0nCentr’ation、 F I C指数)
の数学的評価は、公開された式および実験条件に従って
行なった[ミュラー等、キャンサー レターズ1巻、1
27〜132頁:1976年アンド フィリップス等、
アンチミクロ、エージエンッ ケモザー9巻ニア36〜
740頁、 1976年(Muller etal、、
Cancer Lett、1 : 127〜132 ;
197[3;andPhillips et al、、
Antimicrob、 Agents Chemot
her、 9 ニア36〜740. 1976)  コ
 。
FIC>1はアンタゴニスト性(拮抗性):FIC=1
は加法的効果;FIC<1は相乗作用の示唆:そしてF
IC<0.5は顕著な相乗作用と解釈する。
結果: この一連の試験においてし517sy細胞を確立S O
D ase抑制剤DDCの不存在または存在下アバロー
ルでインキュベートした。DDCの不存右下、アバロー
ルに対するED50が前述のとおりに(ミュラー等、キ
ャンサー リサーチ45巻4822〜4826頁; 1
985年「H旧1er et al、、 Cancer
 Res、 45 :4B22−4826; 1985
3)0.94+/−o、 14μMであると決定された
培養に1.46μMまたは1.71μ〜1濃度における
DDCの同時的添加は、0.27+/−0゜04μMお
よび0.108+/−0,015μMにまでED50濃
度を著しく低下した。選ばれた2つのDDCの濃度は、
アバロールの不存在下各々26および28%だけ細胞増
殖の抑制をさせた。
DDCとアバロール/アバロンとの混合の加法的効果の
ざらなる証拠としてFIC指標が決定された。
0.2:1から1.3:’1.O(アバロール/アバロ
ン: DDC>の間の濃度比が選ばれた。計算されたF
IC指標は、アバロール/アバロンとDDCの間の加法
的相互作用を示す0.82と1゜04の間の数値となっ
た(表)。
結論 これらの実験においてアバロールまたは7バロンが有効
な治療効果を生ずる他の治療剤と組合せてインビトロ投
薬し得ることが示される。
表 標準的なインキュベーション条件(5威と72時間)を
選んだ。粗合せ比率は、XfiMアバロール/アバロン
対yμ)i DDCに基づく。
桑の組合せ   濃度比   FIC指数アバロール:
DDCO,3:1.0    0.870.5:1.0
    0.82 1.3:1.0    0.90 アバロン:DDCO,2:1.0    0.920.
4:1.0    1.04 0.7:1.0    0.9フ ィンビトロ研究: 以前の研究において白血病細胞から
誘導したT細胞が正常な丁またはBリンパ球よりアバロ
ールによってより敏感に抑制されることが示された[ミ
ュラー等、キャンサー リサーチ 45巻;4822〜
4826頁;1985年およびミュラー等、ユーロピア
ン ジャーナルオブ キャンサー クリニカル オンコ
ロジー221473〜476頁:1986年()!ul
ler etal、、Cancer Res、 45 
: 4822〜4826 : 1985 and)1u
ller et al、、Eur、J、Cancer 
Cl1n、0nco1.22 :473〜476 : 
1986)コ。リンパ種細胞成長は、0.3〜0.4μ
3/彪(=0.9〜1.1μH)濃度範囲内で50%だ
け抑制され、一方[3H]dThd−結合速度は正常T
リンパ球において0゜5〜1.3μ7/威の範囲内で、
そして通常Bリンパ球において1.6〜1.9μ3/d
の範囲内で50%だけ抑制される。それ故に、次のイン
ビトロ研究は、0.5〜1.3μ9/dのアバロールを
用いて実施した。
RIマウスを使用した前記実験から、アバロール化学治
療上の服囲が269.1mMkgの50%致死量におい
て1〜50mg/kO範囲で必ることか判る「ミュラー
等、キャンサー リサーチ 45巻;4822〜482
6頁:1985年(Huller etal、、Can
cer Res、 45 : 4B22〜4826 :
 1985) 3゜雄スプラーグーダウレイラット(S
prague −Davleyrats)の50%致死
量(5日間処置)は235゜7IIIg/kgと決定し
た。それ故、1〜30mg/kg/注射のアバロンの日
々の服■が次のインビボ研究用に選択された。
理論的解釈: 後天性免疫不全症候群[エイズAIDS
]患者および成人T−細胞白血病/リンパ腫の患者の処
置におけろアバロールおよびアバロンの適用に関して、
アバロールの免疫反応効果がインビトロおよびインビボ
で研究された。その結果、アバロールがインビボ抗白血
病服最において遅延性過敏症および抗体介在化過敏症に
は効果を生じさせないが、インビトロおよびインビボの
両者で抗体産生の刺激効果を示すことが現わされる。こ
れらの特性は、エイズ患者がB、BよびT細胞欠陥を示
すため極めて有利である[アマン等。
ジャーナル オス アメリカン メディカルアソシエー
ション251巻: 1477〜1449頁1984年(
Ammann et al、、J、Amer、)led
、Ass、 251 : 1477〜1449 : 1
984) ]。
1、インビトロ免疫グロブリン(Ig)産生方法: ヒト末梢血液にリンパ球(6X105細胞/d)を20
%ウシ胎児血清を加えたダルベツコ(Dtllbecc
os)の最少必須培地でO〜2μ9/rrtlのホーク
ライードマイトジェン(PWM:シグマNα9379 
)の存在下で6日間培養した。その検定は、微小力価板
[ダイナテッヒ(Dynatech) : M 129
 B ]で最終容ff1200μmで行なった[ミュラ
ー等、ユーロピアン ジャーナル オス キャンサー 
クリニカル オンコロジ−22巻:473〜476頁:
 1986年(Muller et al、、Eur、
J、Cancer C11n。
0nco1.22 : 473〜476 : 19B&
)]。O〜3μg/dのアバロールを培養開始後0時間
または3日に加えた。上澄液を回収してヒト免疫グロブ
リン含量を検定した。
培養上澄液を抗ヒトIgG[ダコパツツ、ハンブルグ:
P214.;および抗ヒトIgM[ダコパッツ、P21
5]を用いて酵素結合免疫吸収体検定法[ホードマン等
、クリニカル イクスペリメンタル イムノロジー 6
2巻:696〜704頁; 19B5年(Houtma
n et al、、Cl1n、Exp、Immunol
62:696〜704 ;1985) ]で検定した。
これらの抗体はペンタオキシダーゼに抱合している。
結合酵素活性は、基質として2,2′ −アジノービス
(3−エチルベンズチアゾリンスルホン酸)[シグマN
QA−1888]を用いて測定された。
結果: 使用した検定条件のもとでヒト末梢白液リンパ球(非分
離)は、1.3μ9/mlのIQGと8゜9μg/−の
IgMを6日間の培養中に産生した(第1表)。生成物
は、PWMを加えて4.1ng/m(IqG)および1
2.3μ9/威(IQM)に増加させられた。私は、ア
バロール処置後可能なICI産生をさらに高感度で検出
するために、以前に最適以下であることを見い出した2
μ9/−のみのPWM濃度を使用した。これらの結果は
、PWM(第1表)およびアバロール存在期間(0〜6
日または3〜6日)にかかわりなく0.3または1μ9
/dのアバロール処理した培養においてICIGおよび
IgM産生を顕著に増加することを示した。高アバロー
ル濃度においてIQ産生は正常値に元った。
2、インビボ免疫グロブリン(Iq)産生その化合物の
インビトロにおけるB細胞に対する機能的影響に関して
、私は(前面で)IgGとICIMの分泌療法が7バロ
ールの非細胞増殖抑制濃度処理したヒトリンパ系細胞(
非分離)培養で刺激されることを見い出した。この発見
は、ジP−ンのプラーク試験結果に支持される。この実
験で7バロール治療量で前処置した羊赤血球で免疫化し
たマウス牌臓から調製した単細胞懸濁液が非処置動物か
らの碑文よりもより多くのプラーク形成細胞を含むこと
が示された。
方 法ニ ジャージ(Jerne)とノルディン(Nordin)
[サイエンス140巻:405〜406頁、 1963
年(Science 140 : 405〜406.1
963)コのプラーク法は、カニングハム(Cunni
ngham)とスツエンベルク(Szenberg) 
[イムノロジ−14巻−599〜601頁; 1968
年(Immunoloa、 14 : 599〜601
 :1968)1により与えられた修正したものを使用
した。簡単に言うと、グループ当り8匹のオスNMRI
 (20〜223)マウスを5×108SRBCを含む
0.5dの生理的食塩水を腹膜腔内注射により0日に免
疫処置した。アバロール処置は、O〜+4日または一4
〜O日のいずれかに腹膜腔内注射(i、p、)により行
なった。最終投薬1時間後に動物の頭を強打して殺して
出血させた。碑文を除き、そして単細胞懸濁液はプール
した碑文を120μmメツシュ篩を通してかき裂(te
ase)いて調製した。赤血球を0.15)INH4C
+で溶菌後、細胞1ンχ当り2Mの7.5%Natlc
O3および10IId!の1Mヘベス(HEPES)バ
ッファー溶液を含むハンクスの平衡塩類溶液(ハンクス
液)中で2度洗浄した。細胞を碑文当り2d中に再懸濁
させた。グループ当り6個の力ニンガムチェンバー(C
unninQham chambers)は、0.5m
lの5RBC懸濁液(109/d)および125μpの
正常モルモット補体の混合物で充填した。37℃で90
〜120分間のインキュベーション後、プラーク数を計
算した。牌麿または106牌臓当りのプラークを計算し
た。
8匹のマウスのプール血液を遠心分離にかけ血清を1q
た。IgMおよびIQGの力1西は、メルカプトエタノ
ール法で測定した[ハドソン、エル。
アンド ハイ、エフ。シー、プラクティカル イムノロ
ジー、ブラックウェル サイエンス、オツクスホード:
 1983年(lludson、 L、 and Ha
y、F、C,Practical Immunoloo
y、 Blockwell Sci、、 0xford
 ; 1983)] 結果 隘正シャーン検定法を適用して5R8G注射したマウス
U? h?i中のプラーク形成細胞数をアバロール処置
なしでまたは処置して測定した(第2表)。
30m!J/に!jの7バロールでO〜+4日処置した
動物は、28 %増のプラーク形成細胞/?IINを有
し、−4〜O日処置したものは21%増であった。
3、遅延性過敏症(DTH) 方 法: 羊赤血球(SRBC)に対する反応:DTHは、ラグラ
ンゲはagrange)等しジャーナル オスイクスベ
リメンタル メデイシン139巻:  528〜542
頁: 1974年(J、Exp、Hed、 139:5
28−542;1974)1およびリュー(Liew)
  [ユーロピアン ジャーナル オス イムノロジー
 7巻、714〜718頁;1977年(Eur、 J
、  Immunol、 7,714−718:197
7)l 。
雄NMRIマウス(20〜239.″lO匹動物/グル
ープ)を108SRBC/40tJ、Ωで足パッド(肉
V止)に免疫処置した(0日)。4日(麦、1095R
BG/40μΩを他の足パッドに注射した。24時間後
、足の大ぎざをダイヤルゲージカリバー オーツ テス
ト オー1〜[バー、ツ工−、クロニブリン、シュリュ
ツヒテルン、ジャーマニイ(11,c、Kroepli
n、5chluchtern、 Germany)]で
)制定した。アバロール(0,15% [w/v]メチ
ルセルロ−ス 4日のいずれかにi,p.で日々投与したaDTHレベ
ルを24時間後に測定したように定パッド増加として表
わした;mmで表わす。非処置グループは、メチルセル
ロース単独でi.p,注射した。
処置グループは、ウィルコックスオンのU−試験を用い
て対照と比較した[ザツクス、エル、アングバンテ ス
タアテイテイカ、スプリングルーフエフ7−’y、ベル
リン、1 9 8 4 (Sachs,L.Angew
andte Statistik, Sprin(7e
r− Verlao,Berlin,1984)]。
オキザゾロン( Oxazolonc)に対する接触ア
レルギーニオキサゾロンに対するアレルギー性接触皮「
言炎(ま、アツシャーランとプターカ(へshcrso
n and Ptak )方法[イムノロジー 15巻
:405〜416頁1968年(Immunol.15
:405 〜416: 1968) 1と同様にゲージ
とデクランt〜(Bure and Dcqrand)
[エージエンツ アンド アクションズ 9巻:543
頁; 1979年(Agents and Actio
ns 9: 534;1979)]の方法に従って生じ
させた。雄NMR Iマウス(20〜22y ; 1 
0匹/グループ)は 100μpのアセI・ン溶液中の
2%オキサシロンで削った腹部を感作された(0日)。
動物は、−1〜+2日または+6〜+8日のいずれかに
日々アバロール(i.p.)処置した;対照グループは
、アバロールと同一期間、日々30fn!J/KF1服
量で標準としてデオキシメタソーン(deoxymet
hasone)  [力ゼラーヘーヒスト(、Case
lla−tloechst月を用いて経口で処置した。
感作処置後7日に10μΩの3%オギサゾラン(Oxa
zolane) (この濃度は、2%濃度よりもより再
産生結果を与えることを以前に見い出した。)溶液を一
方の耳の内部に局所的に適用し、他方の耳にはアセ1−
ン単独処置した。
24時間後、動物を殺して8履く直径)片を両方の耳か
らパンチで切り取った。重量の違いを記載した。処置グ
ループは、U−試験を用いて対照と比較した。
結 果: アバロールの細胞介在または遅延性(型)敏感症への影
響、即ちマウスにおける反応は、二法で測定した: (
i)羊赤血球に対する反応および(ii)オキサシロン
感作に対する反応。羊赤血球(SRBG)に対する遅延
敏感症(DTH):アバロールを゛分類法″で記載した
二種の異なる時間に3つの異なる服量を投与した。−2
〜+1(最終5RBC投与に関して)の期間に与えると
、アバロールは1日当り30m3/に!J量までNMR
Iマウスにおいて5RBCに対するDTHに顕著な免疫
抑制効果を起さなかった。しかし、免疫処置後+2〜+
4日に与えると、10m9/Ksより多いアバロール投
与は、弱いが明らかな免疫抑制効果を生じさせた。
オキサシロンに対する接触アレルギー:第2解決法にお
いてマウスはオキサシロンで局所的に感作し、7日後同
−刺激物で対抗した。アバロールまたはデオキシメタソ
ーン(=負対照)は、“分類法パで記載したように感作
化の日に関して一1〜2日または+6日〜+8日に投与
した。デオキシメタソーンは、DTH反応に関して顕著
な抑制効果を起した(−1〜+2日に処置したとすると
耳の厚みの24時間増加[m91:+6〜+8日処胃に
おいて10.2±6.0または10.9±6゜1:それ
に対応する対照は、それぞれ22.3±5.6と18.
5±3.7である)。一方、−1〜+2または+6〜+
8日のいずれかに3〜30ME / KEIの投与範囲
の7バロールは、DTHオキサシロンに顕著な影響を与
えなかった(p>0.05〉。
4、抗体介在敏感症(八M H) 方法: 修正活性アルサス反応(Arthus reactio
n)は記載のように行なったしタイタス等、ジャーナル
オス イムノロジカル メソーズ 45巻二65〜78
頁: 1981年(Titus et at、、 J、
 Immunol、 MethodS 45: 65−
78:1981)1゜120sの雄スプラグーーダウレ
イ(Sprague −Dawley)ラット(8匹/
グループ)は、その尾部つけ根に65.6m1.の0゜
9%生理食塩水中の4.4mlの百日ぜきワクチン(ベ
ーリンクヴエルケ、マールブルク)に100m1パラフ
イン油中の0.73の卵アルブミン(3X結晶)を加え
た0、5dの懸濁液を注射して免疫処置した。免疫9B
置3週間接、0.1dの0゜03%卵アルブミン溶液を
後足に注射し、その定容積をウォータープレチルモルメ
ーターでその1卦直ちに、そして4時間接に■び測定し
た。動物は、次計画に従って、3〜30m5/Kgのア
バロール(0,15%[W/V ]のメチルセルロース
中の)を日々i、p、処置した:(i>−1〜+2日(
ii)+18〜+21日または(iii )対抗前24
時および30分の2度(0日は免疫処置日を表わす)。
対照は、メチルセルロースのみを受けた。
値をスチューデントのr〜試験を使用して対照グループ
と比較した[エル、ザックス、アンゲバンテ スタアテ
イスティ力、スプリングルーフエアラーク、ベルリン:
 1984 (L、5achs、 AngeWandt
e 5tatistik、 Springer −Ve
rlag、 Berl in;1984)]0結果: 私は、昨正アルサス反応を使用して卯アルアミンで生じ
たラット中のAMHに対するアバロールの可能な効果を
測定した。その結果は、選択された次の計画にもかかわ
らずアバロールによりアルサス反応を著しく抑制しない
ことを示した; (i)=1〜+2日または(旦)免疫
処mの0日に関連して+18〜+21日または(iii
 )もし対抗前に卵アルブミンで直ちに適用したならば
。ラッl−の対抗前24時および30分にアバロール(
30mFl / KFI )処置した際に観察さた反応
の弱い抑制は、同様に重要でないことが見い出された(
p>0゜05ン 。
要約 アバロールのリンパ様の系に対する影響がインビトロと
インビボの両方で研究された。アバロールは、インビト
ロヒトリンパ様細胞(非分離)培養およびマウス特賞中
インビボで若干数のプラーク形成細胞によってIQGと
IQMの産生を顕著に増加させた。しかし、マウスのア
バロール前処置は、インビトロでマクロファージ含有お
よびマクロファージ除去リンパ球培養の両方において高
い[3H]〜dThd結合速度を生じさせた。アバロー
ルの体液性免疫反応に対する抑制効果は、アルサス反応
で測定したように抗体介在敏感症反応の変化によって達
成されない。アバロールのインビボ(ラットまたはマウ
ス)細胞系免疫系の顕著な効果は、羊赤血球およびオキ
サシロンに対する遅延型敏感症反応に関する研究から削
がれたように見い出されなかった。インビトロおよび動
物データにおいてアバロールは有効な特性、例えばイン
ビトロ抗H1の効能および体液性免疫反応の促進を結合
せることか示されろ。
トリチウム標識化アバロールの半減期および器官分布ラ
ッ1〜の測定 動 物ニスプラグーダウレイ ラット(、I)半減期 アバロールの治療量をラットに注射した(静脈内)。ア
バロールの次濃度を選択した:2mg/Kg。
10mg/ K’jt3よび20m’j/に’j。トリ
チウム標識化アバロールは、トリチウムガス存在下アバ
ロールをジヒドロ−アバロールに転化することr冑た。
面液中における放射能の割合 (静脈注射修了後の時間) 2rry;t/に3   95 91 73 41 2
310mg/に’J    96 88 72 43 
2620mg/Kg92 83 75 39 21これ
らの測定からラットにおいてアバロールの半減期が約2
2時間であることが立証されろ。
器官分布 器官分布は、トリチウム標識化アバロールを使用する同
一方法で測定した。測定は、静脈適用の修了後24時に
行なった。
(以下余白) アバロール  アバロール濃度 器 官  投 与 囚  (組織g当りの10    
  5.2 20      5、8 n 臓     2     1.7 10      1、9 20      2、2 肝臓  26.4 10      6.9 20     7.4 腎臓  21.6 10      2.2 20      2、4 心臓  20.7 10      0.9 20     0.9 宋丸  2   0.48 10      0.63 20      0.67 脳          2        0.451
0     0.58 20      0.64 皮膚  20.4 10      0.6 20     0、に れらの濃度は、放射能に基づいて測定した。
しかし、放射性生産物の化学特性は、高圧液体クロマト
グラフィーで同定し、90%以上のアバロールから成る
ことが見い出された。更に、血液中において1と合物の
バイオロジー活性は、酢酸エチル抽出後測定してインビ
トロL5178y細胞系で評価した[ミュラー等、ヴ工
−、T−、ゲー等;コンポジション オス バイオケミ
カル フィジオロジ−80c 巻47−52頁: 19
B5年()lullerjll、E、G、 et、、C
omp、Biochem、Pbysiol、 80c 
、  47−52:1985)]。この系を使用して血
液中に存在する化合物のバイオロジー活性は、測定され
ダラム(3)を基に変換された。この解決法によると血
中濃度は、放射能に基づいて測定したものより5〜15
%だけ低かった。
結論: 1)アバロールは、体内で22時間循環後若干バイオロ
ジー的不活性形態に変化する(15%以下)。
2)アバロールは、抗腫瘍澗11の静脈投与後長い半減
期を有する(約22時間)。
3)アバロールは、血液−脳障壁に浸透する。
ラット体内におけるアバロールの諸特性は、ヒトにあけ
るアバロールのインビボ適用に対して高い適性があると
思われる。諸データに基づいてヒトにおけるアバロール
の治療上の適用に対して、1日当り唯1〜2回の注射が
0.3〜5μ9/血液d範囲の有効な治療上服用量を保
証するために必要であることが推論される。
理論的解釈;インターフェロンγ産生刺激インターフェ
ロンγは、Tリンパ球免疫性のメディエータ(仲介する
もの)であり、マクロファージおよび細胞内と、111
胞外の両店原体に対して抗菌活性を高揚する他の潜在的
宿主防肯j梱胞を誘導するリンフ才力インから誘導され
たキー(鍵)細胞であろう。エイズとエイズ関連複合体
の患者がγインターフエロン産生を弱めろこと示すこと
が認められる[エッチ、ダブリュ、マーレイ等;ザニュ
ーイングランド ジャーナル オス メディシン 31
3巻; 150.!l〜1510頁、1985年([1
,見、トIU1’ray et  al、;丁he  
Ne5v  England  Journal  o
r  )ledicine 313:1504−151
0 : 1985)]。この症症状用の分子的理由は、
抗原誘導インターロイキン−2分泌の著しい低下で必ろ
[エッチ、ダブリュ、マーレイ;ジャーナル オス ク
リニカル インベスト 76W :  1959−19
64頁: 19B5年(11、W、HUI’l’ay、
’J、Cl1n、Invest 76;1959−19
64;1985)]0正常なインビボ状態においてイン
ターフェロンγは、インターロイキン−2により刺激さ
れるはずである丁リンパ球により産生されるワクシニア
または単純性等のウィルス類からの抗原は、免疫化ヒト
からのリンパ球にあけるインターフェロンγ分泌のきっ
かけとなり得る。
それ故、抗エイズまたは抗成人T−細胞白面病/リンパ
腫化学的治療剤がT−白血球中のガンマ−インターフェ
ロンを誘発する能力を提供することは、有利でおる。ア
バロールは、抗エイズと抗成人T−細胞白1f[l病/
リンパ腫活性の両者とインターフェロンガンマ−産生と
を結合する化合物である。実験を培養中抹消ヒトリンパ
球軟層(バフィーコート)細胞を使用してインビトロで
実施した。
コループラータ グラジェント(Ficol l −P
IaZtJeqradient)の遠心分離で調製して
2度洗浄した。
その後、細胞を分割して5X1,000,000細胞/
dの濃度に調節した。
インターフェロン測定;インターフェロンのレベルは酵
素免疫検定(EIA)で決定した。インターフェロンγ
:96ウエルの平底プレート(グライナー、ニュエルテ
インゲン)は、インターフェロンTを確ル2するモノク
ローナル抗体で被’!した。
200μΩの上)aリンプルを被覆用に使用した同一抗
体から成る共)9インターフェロンγ−ベルオキシダー
t: (50μQ)と共にウェル当り71[1えた。
24時間のインキュベーション後、そのプレートを0.
5% w/v トウィーン20 (Tween 20)
を含む緩衝塩溶液で洗浄した。M素反応を過酸水素基質
を含む製剤により完結させた。その反応をウェル当り1
00μpの硫酸を加えて15分以内に止めた。インター
フェロン量は、試験サンプルの吸光度をインターフェロ
ンγの既知の値により作られた標準曲線と比較して決定
した。
インターフェロン:インターフェロンγは、ドイツ グ
レンツ?ツバのホフマンーラ ローへから購入した。
結果 成層細胞は、0〜96時間アバロールの異なる濃度でイ
ンキュベーションた。結果を次に要約する:0.2  
    4  17  24  26  210.5 
     4  23  74  89 1181.0
      3  20  52   G2  73(
結果は、4つの類似実験の平均でおり、その標準B差は
10%以下である。〉 これらのデータから、アバロールが0.5μ9/mlの
屋適量でインビトロで顕著でかつ明確にインターフェロ
ンγを誘導することは立証される。
結論 アバロールは、更に治療上有益な効果を有する;ここ示
されたインビトロ研究では、アバロールがインビトロイ
ンターフェロンT産生を誘導し、かつ成人工細胞白商病
/リンパ腫において同一方法でインビボでも(乍用する
ことを示唆することを示す。
先の結論において、本発明がアバロンまたはアバロール
およびそれら誘導体および/またはそれらの前駆体およ
び/またはそれらのプロドラッグ類を使用して成人T−
細胞白面液、/リンパ腫の処置およびff1ll iO
用の新規な方法また先にめげた特徴および利益を右ザる
すべての前述の拡大された使用に対してこれらの活性成
分を有する四薬10成物を(V供することは明らかでお
る。
本発明は、明白な変更および等価が当業者に明らかにな
るように、操作の正確な詳細または記述の正確な組成物
、方法、工程又は実施態様に限定するものではなくて特
許請求の範囲に法律的に記載し得ろ仝範囲を限定すると
解すべきである。
特許出願人  メルフ ラント コンパ二一ゲゼルシャ
フト ミツト ベシュジンクテル ハフツンタ ラント コンパT−

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)成人T−細胞白血病/リンパ腫の処置に有効な医
    薬組成物の調製に対するアバロン、アバロール、該3,
    4−ジヒドロ誘導体および該プロドラッグ類から選ばれ
    る化合物の使用方法。
  2. (2)使用化合物がアバロンまたは一般式( I a)誘
    導体、またはアバロールまたは一般式( I b)の誘導
    体: ▲数式、化学式、表等があります▼( I a)▲数式、
    化学式、表等があります▼( I b) または( I a)あるいは( I b)の3,4−ジヒドロ
    誘導体[但し式中R^1およびR^2は互いに独立して
    水素原子または炭素数1〜4のアルキルアミノ基を表わ
    し、R^3は水素原子、炭素数1〜4のアルキル基また
    は炭素数2〜6のアシル基または生理学的に簡単に加水
    分解可能なエーテルまたはエステル基であり、または両
    方のR^3基は一緒に炭素数4〜6のジアシル基を表わ
    す。]またはこれらの生理学適合性塩、または該化合物
    の混合物である特許請求の範囲第1項に記載の方法。
  3. (3)成人T−細胞白血病/リンパ腫の処置における効
    用を有する製剤組成物において、効用を阻害しない製剤
    学的に容認可能な担体とともに、アバロン、アバロール
    およびその3,4−ジヒドロ誘導体から成る群から選ば
    れた抗成人T−細胞白血病/リンパ腫の有効量の化合物
    から成る医薬組成物。
  4. (4)成人T−細胞白血病/リンパ腫を処置する必要の
    ある患者に、処置をする方法において、アバロン、アバ
    ロールおよび該3,4−ジヒドロ誘導体から成る群から
    選ばれた抗成人T−細胞白血病/リンパ腫の有効量の化
    合物を投与する段階から成る方法。
JP62141630A 1986-06-07 1987-06-08 成人t−細胞白血病/リンパ腫制御用のアバロンおよびアバロ−ルおよびそれら誘導体の使用方法 Pending JPS62292717A (ja)

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