JPS6229173B2 - - Google Patents
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- JPS6229173B2 JPS6229173B2 JP55031297A JP3129780A JPS6229173B2 JP S6229173 B2 JPS6229173 B2 JP S6229173B2 JP 55031297 A JP55031297 A JP 55031297A JP 3129780 A JP3129780 A JP 3129780A JP S6229173 B2 JPS6229173 B2 JP S6229173B2
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- Japan
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- tool
- magazine
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- tool magazine
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- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 claims 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 12
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 8
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 5
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q3/00—Devices holding, supporting, or positioning work or tools, of a kind normally removable from the machine
- B23Q3/155—Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling
- B23Q3/1552—Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling parts of devices for automatically inserting or removing tools
- B23Q3/15526—Storage devices; Drive mechanisms therefor
- B23Q3/15539—Plural magazines, e.g. involving tool transfer from one magazine to another
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、コラム上部に工具マガジンを設けた
オーバヘツドタイプの工作機械において工具マガ
ジンに挿着された工具の段取替えが容易に行える
ようにした新規な工作機械に関する。
オーバヘツドタイプの工作機械において工具マガ
ジンに挿着された工具の段取替えが容易に行える
ようにした新規な工作機械に関する。
工具マガジンを備えた工作機械においては多種
類の工作物を少量ずつ生産することが多く、使用
する工具の全てを工具マガジン内に収納しようと
すると非常に大形の工具マガジンが必要となる。
したがつて、このような場合、一般には加工する
工作物が変更される度に工具の一部を差替えるよ
うにしているが、オーバヘツドタイプの工作機械
では、コラムの上方に工具マガジンが設置されて
いるため、踏み台を用意しなければ工具の段取替
えができず、また高所であるため作業性が悪く能
率的な段取替えができない欠点があつた。
類の工作物を少量ずつ生産することが多く、使用
する工具の全てを工具マガジン内に収納しようと
すると非常に大形の工具マガジンが必要となる。
したがつて、このような場合、一般には加工する
工作物が変更される度に工具の一部を差替えるよ
うにしているが、オーバヘツドタイプの工作機械
では、コラムの上方に工具マガジンが設置されて
いるため、踏み台を用意しなければ工具の段取替
えができず、また高所であるため作業性が悪く能
率的な段取替えができない欠点があつた。
しかも、従来のオーバヘツドタイプの工作機械
は工具マガジンを１個しえ備えていないため、工
作物の加工を中断しなければ工具の段取替えを行
うことができず、稼動率が低下する欠点もあつ
た。
は工具マガジンを１個しえ備えていないため、工
作物の加工を中断しなければ工具の段取替えを行
うことができず、稼動率が低下する欠点もあつ
た。
本発明はこのような従来の問題点に鑑み、コラ
ム上部に複数個の工具マガジンを支持するととも
に、この複数個の工具マガジンの内の１つで工作
物の加工を行い、残るものの内の１つをコラムの
側方に下降させ得るようにして、工作物の加工を
中断することなしに工具の段取替えが行え、かつ
工具の段取替えも容易に行えるようにしたもの
で、以下その実施例を図面に基づいて説明する。
ム上部に複数個の工具マガジンを支持するととも
に、この複数個の工具マガジンの内の１つで工作
物の加工を行い、残るものの内の１つをコラムの
側方に下降させ得るようにして、工作物の加工を
中断することなしに工具の段取替えが行え、かつ
工具の段取替えも容易に行えるようにしたもの
で、以下その実施例を図面に基づいて説明する。
第１図において、１０は工作機械のベツド、１
１はこのベツド１０上にサドル１２を介して案内
され工作物Ｗを載置するワークテーブル、１３は
ベツド１０の後方において上方に突設されたコラ
ムを示し、このコラム１３に、主軸１５を軸架す
る主軸頭１６が上下動可能に案内され、図略の送
り機構によつて上下動されるようになつている。
前記コラム１３の前面１３ａ上部には、第２図に
示すように両端に把持爪１８，１８を有する交換
アーム１９を備えた工具交換装置２０が一対の案
内バー２１，２１によつて上下動可能に案内され
ており、前記工具交換装置２０の内部には、案内
バー２１に形成されたピストン２２と嵌合し工具
交換装置２０を第１図に実線で示す下降端位置と
２点鎖線で示す上昇端位置との間で上下動させる
シリンダ２３が穿設されている。また、工具交換
装置２０の内部には、交換アーム１９を主軸軸線
と平行な方向に進退させるとともにこの進退方向
と直角な面内で旋回させるアーム駆動機構が設け
られ、交換アーム１９の内部には一対の把持爪１
８，１８を別個に開閉する開閉機構が設けられて
いる。
１はこのベツド１０上にサドル１２を介して案内
され工作物Ｗを載置するワークテーブル、１３は
ベツド１０の後方において上方に突設されたコラ
ムを示し、このコラム１３に、主軸１５を軸架す
る主軸頭１６が上下動可能に案内され、図略の送
り機構によつて上下動されるようになつている。
前記コラム１３の前面１３ａ上部には、第２図に
示すように両端に把持爪１８，１８を有する交換
アーム１９を備えた工具交換装置２０が一対の案
内バー２１，２１によつて上下動可能に案内され
ており、前記工具交換装置２０の内部には、案内
バー２１に形成されたピストン２２と嵌合し工具
交換装置２０を第１図に実線で示す下降端位置と
２点鎖線で示す上昇端位置との間で上下動させる
シリンダ２３が穿設されている。また、工具交換
装置２０の内部には、交換アーム１９を主軸軸線
と平行な方向に進退させるとともにこの進退方向
と直角な面内で旋回させるアーム駆動機構が設け
られ、交換アーム１９の内部には一対の把持爪１
８，１８を別個に開閉する開閉機構が設けられて
いる。
一方、コラム１３上部には、第３図に示すよう
に箱状の旋回体２５が旋回軸２６を介して水平面
内で旋回可能に支持されており、この旋回体２５
のコラム前面１３ａ側の面とコラム背面１３ｂ側
の面とに円板状のマガジン支持体２７ａ，２７ｂ
が、主軸軸線と直角な面内で旋回可能に支持軸２
８ａ，２８ｂを介して支持されている。
に箱状の旋回体２５が旋回軸２６を介して水平面
内で旋回可能に支持されており、この旋回体２５
のコラム前面１３ａ側の面とコラム背面１３ｂ側
の面とに円板状のマガジン支持体２７ａ，２７ｂ
が、主軸軸線と直角な面内で旋回可能に支持軸２
８ａ，２８ｂを介して支持されている。
前記マガジン支持体２７ａ，２７ｂの旋回体２
５から遠い側の面の中央には、第４図および第５
図に示すように、所定幅の凹溝３０がマガジン支
持体２７ａ，２７ｂを横ぎつて径方向に刻設さ
れ、この凹溝３０の両側面に両端がマガジン支持
体２７ａ，２７ｂの外周に開口する所定幅の案内
溝３１，３１が互いに対向して該設されている。
また、前記凹溝３０の幅方向の中央部でかつマガ
ジン支持体２７ａ，２７ｂの回転軸線を挾んで互
いに対称な位置には、一対のクランプ用シリンダ
３２，３２が一体的に設けられてそのピストンロ
ツドが凹溝３０の底部に突出されており、このピ
ストンロツドの先端にＣ字形状のクランパ３３
が、この開口部が凹溝３０の開口部を向くように
固着され、係合突起３５によつて長辺部が凹溝３
０の幅方向と平行になるように回り止めされてい
る。さらに、このクランパ３３を挾んで凹溝３０
の幅方向の両側には先端面がマガジン支持体２７
ａ，２７ｂより所定量だけ突出する一対の固定ブ
ロツク３６，３６に固着されている。
５から遠い側の面の中央には、第４図および第５
図に示すように、所定幅の凹溝３０がマガジン支
持体２７ａ，２７ｂを横ぎつて径方向に刻設さ
れ、この凹溝３０の両側面に両端がマガジン支持
体２７ａ，２７ｂの外周に開口する所定幅の案内
溝３１，３１が互いに対向して該設されている。
また、前記凹溝３０の幅方向の中央部でかつマガ
ジン支持体２７ａ，２７ｂの回転軸線を挾んで互
いに対称な位置には、一対のクランプ用シリンダ
３２，３２が一体的に設けられてそのピストンロ
ツドが凹溝３０の底部に突出されており、このピ
ストンロツドの先端にＣ字形状のクランパ３３
が、この開口部が凹溝３０の開口部を向くように
固着され、係合突起３５によつて長辺部が凹溝３
０の幅方向と平行になるように回り止めされてい
る。さらに、このクランパ３３を挾んで凹溝３０
の幅方向の両側には先端面がマガジン支持体２７
ａ，２７ｂより所定量だけ突出する一対の固定ブ
ロツク３６，３６に固着されている。
４０は、コラム背面１３ｂの上部に固着された
マガジン案内板で、このマガジン案内板４０のコ
ラム１３から遠い側の面には前記凹溝３０と同じ
幅の凹溝４１が鉛直に刻設され、この凹溝４１の
両側面に一対の案内溝４２，４２が互いに対向し
て鉛直に刻設されている。そして、コラム背面側
のマガジン支持体２７ｂが特定の位相に回転さ
れ、凹溝３０が鉛直状態になると、マガジン支持
体２７ｂの案内溝３１とマガジン案内板４０の案
内溝４２とが同一直線上に並ぶようになつてい
る。なお、コラム背面１３ｂの下部には工具マガ
ジン昇降用のシリンダ装置４３が固着されてい
る。
マガジン案内板で、このマガジン案内板４０のコ
ラム１３から遠い側の面には前記凹溝３０と同じ
幅の凹溝４１が鉛直に刻設され、この凹溝４１の
両側面に一対の案内溝４２，４２が互いに対向し
て鉛直に刻設されている。そして、コラム背面側
のマガジン支持体２７ｂが特定の位相に回転さ
れ、凹溝３０が鉛直状態になると、マガジン支持
体２７ｂの案内溝３１とマガジン案内板４０の案
内溝４２とが同一直線上に並ぶようになつてい
る。なお、コラム背面１３ｂの下部には工具マガ
ジン昇降用のシリンダ装置４３が固着されてい
る。
第３図において、４５ａ，４５ｂは円形の工具
マガジンを示し、工具マガジン４５ａはコラム前
面側のマガジン支持体２７ａに装着され、工具マ
ガジン４５ｂはマガジン案内板４０に支持されて
いる。これらの工具マガジン４５ａ，４５ｂは、
円板状の基板４６を有し、この基体４６の一側面
の周縁部に多数の工具ソケツトTSが固着され、
他側面には、前記案内溝３１，４２に係合する多
数の係合ローラ４７が２列に配列されて枢支され
ている。また、基体４６他側面には、前記クラン
パ３３と係合する一対の係合部材４８，４８が固
着され、他側面の下端部には、前記シリンダ装置
４３のピストンロツドに固着された移送爪４４と
係合する係合ブロツク５０が固着されている。
マガジンを示し、工具マガジン４５ａはコラム前
面側のマガジン支持体２７ａに装着され、工具マ
ガジン４５ｂはマガジン案内板４０に支持されて
いる。これらの工具マガジン４５ａ，４５ｂは、
円板状の基板４６を有し、この基体４６の一側面
の周縁部に多数の工具ソケツトTSが固着され、
他側面には、前記案内溝３１，４２に係合する多
数の係合ローラ４７が２列に配列されて枢支され
ている。また、基体４６他側面には、前記クラン
パ３３と係合する一対の係合部材４８，４８が固
着され、他側面の下端部には、前記シリンダ装置
４３のピストンロツドに固着された移送爪４４と
係合する係合ブロツク５０が固着されている。
なお、前記係合部材４８は、係合ローラ４７の
配列方向に所定の長さを有し、基体４６に近い部
分は前記クランパ３３の開口部の幅よりも細く形
成され、基体４６から遠い側の端部には係合ロー
ラ４７の配列方向と直交する方向へ突出する一対
の突起５１，５１が設けられている。そして、マ
ガジン案内板４０に支持された工具マガジン４５
ｂを第３図に２点鎖線で示す上昇端まで移動させ
ると、係合部材４８の先端突記５１がクランパ３
３に係入し、この後、マガジン支持体２７ｂのク
ランプシリンダ３２を作動させると、クランパ３
３の開口部両側の係合端が、突起５１の基体４６
側に刻設された凹部５２に係合して工具マガジン
４５ｂがマガジン支持体２７ｂ上に位置決めクラ
ンプされる。
配列方向に所定の長さを有し、基体４６に近い部
分は前記クランパ３３の開口部の幅よりも細く形
成され、基体４６から遠い側の端部には係合ロー
ラ４７の配列方向と直交する方向へ突出する一対
の突起５１，５１が設けられている。そして、マ
ガジン案内板４０に支持された工具マガジン４５
ｂを第３図に２点鎖線で示す上昇端まで移動させ
ると、係合部材４８の先端突記５１がクランパ３
３に係入し、この後、マガジン支持体２７ｂのク
ランプシリンダ３２を作動させると、クランパ３
３の開口部両側の係合端が、突起５１の基体４６
側に刻設された凹部５２に係合して工具マガジン
４５ｂがマガジン支持体２７ｂ上に位置決めクラ
ンプされる。
また、第３図において、５５ａ，５５ｂは、歯
車５６ａ，５６ｂおよび５７ａ，５７ｂを介して
支持軸２８ａ，２８ｂに連結されたマガジン支持
体割出用のモータで、工具交換時にはマガジン支
持体２７ａ，２７ｂを所定角度ずつ回転させて、
工具ソケツトTSの割出しを行い、マガジン交換
時にはマガジン支持体２７ａ，２７ｂを原位置状
態に回転して案内溝３１が鉛直方向を向き、かつ
係合ブロツク５０が下方に位置するようにする。
なおモータ５５ａ，５５ｂの出力軸には、マガジ
ン支持体２７ａ，２７ｂが所定角度回転される度
にリミツトスイツチLS１ａ，LS１ｂをそれぞれ
作動させる作動円板５８ａ，５８ｂがそれぞれ固
着されており、支持軸２８ａ，２８ｂの端部に
は、マガジン支持体２７ａ，２７ｂが原位置状態
に割出された時にリミツトスイツチLS２ａ，LS
２ｂをそれぞれ作動させる作動円板５９ａ，５９
ｂがそれぞれ固着されている。
車５６ａ，５６ｂおよび５７ａ，５７ｂを介して
支持軸２８ａ，２８ｂに連結されたマガジン支持
体割出用のモータで、工具交換時にはマガジン支
持体２７ａ，２７ｂを所定角度ずつ回転させて、
工具ソケツトTSの割出しを行い、マガジン交換
時にはマガジン支持体２７ａ，２７ｂを原位置状
態に回転して案内溝３１が鉛直方向を向き、かつ
係合ブロツク５０が下方に位置するようにする。
なおモータ５５ａ，５５ｂの出力軸には、マガジ
ン支持体２７ａ，２７ｂが所定角度回転される度
にリミツトスイツチLS１ａ，LS１ｂをそれぞれ
作動させる作動円板５８ａ，５８ｂがそれぞれ固
着されており、支持軸２８ａ，２８ｂの端部に
は、マガジン支持体２７ａ，２７ｂが原位置状態
に割出された時にリミツトスイツチLS２ａ，LS
２ｂをそれぞれ作動させる作動円板５９ａ，５９
ｂがそれぞれ固着されている。
さらに、前記旋回体２５を支持する旋回軸２６
にはウオームホイール６１が固着され、図略のマ
ガジン交換用のモータの出力軸に固着されたウオ
ーム６２がこれに噛合しており、旋回体２５を図
に示す状態から180度旋回させたり、元の状態に
戻したりすることができる。なお、６３は位置決
め用のシリンダで、このシリンダ６５の作動によ
つて、旋回体２５の底面に形成された位置決め穴
６６，６７のいずれかにシリンダ６３のピストン
ロツド６５が係合して旋回体２５が正確に位置決
めされる。また、LS３は旋回体２５の位置決め
が完了すると旋回体２５に固着のドグ６８によつ
て作動されるリミツトスイツチである。
にはウオームホイール６１が固着され、図略のマ
ガジン交換用のモータの出力軸に固着されたウオ
ーム６２がこれに噛合しており、旋回体２５を図
に示す状態から180度旋回させたり、元の状態に
戻したりすることができる。なお、６３は位置決
め用のシリンダで、このシリンダ６５の作動によ
つて、旋回体２５の底面に形成された位置決め穴
６６，６７のいずれかにシリンダ６３のピストン
ロツド６５が係合して旋回体２５が正確に位置決
めされる。また、LS３は旋回体２５の位置決め
が完了すると旋回体２５に固着のドグ６８によつ
て作動されるリミツトスイツチである。
次に上記構成の工作機械の作動を説明する。今
コラム前面１３ａ側のマガジン支持体２７ａに支
持された工具マガジン４５ａに最初に加工を行う
工作物Ｗの加工に必要な工具Ｔが装着されている
ものとすると、この状態で工作物Ｗの加工が開始
される。この工作物Ｗの加工中において工具Ｔの
交換を行う場合には、モータ５５ａの回転によつ
て工具マガジン４５ａに固着された多数の工具ソ
ケツトTSの内、次に使用する工具Ｔを装着した
工具ソケツトTSを工具交換位置Ｐに割出し、こ
の後、工具交換装置２０によつて工具交換を行
う。工具交換装置２０は、工具ソケツトTSの割
出しが完了すると、上昇端まで移動した後、上側
の把持爪１８によつて工具Ｔを把持し、工作物Ｗ
側への前進移動によつて工具Ｔを工具ソケツト
TSから抜き出し、この後、下降端まで下降した
後、元の位置まで後退して待期状態となる。そし
て、前の工具による加工が完了し、主軸頭１６が
上昇端まで上昇されると、下側の把持爪１８によ
つて主軸１５の工具Ｔを把持し、この後、交換ア
ーム１９の前進、180度旋回、後退の一連の動作
によつて新しい工具Ｔを主軸１５に挿着する。こ
の後下側の把持爪１８を開いて主軸頭１６を下降
させ、この後に交換アーム１９の前進、工具交換
装置２０の上昇、交換アーム１９の後退の動作に
よつて使用済の工具Ｔを工具マガジン４５ａに戻
す。
コラム前面１３ａ側のマガジン支持体２７ａに支
持された工具マガジン４５ａに最初に加工を行う
工作物Ｗの加工に必要な工具Ｔが装着されている
ものとすると、この状態で工作物Ｗの加工が開始
される。この工作物Ｗの加工中において工具Ｔの
交換を行う場合には、モータ５５ａの回転によつ
て工具マガジン４５ａに固着された多数の工具ソ
ケツトTSの内、次に使用する工具Ｔを装着した
工具ソケツトTSを工具交換位置Ｐに割出し、こ
の後、工具交換装置２０によつて工具交換を行
う。工具交換装置２０は、工具ソケツトTSの割
出しが完了すると、上昇端まで移動した後、上側
の把持爪１８によつて工具Ｔを把持し、工作物Ｗ
側への前進移動によつて工具Ｔを工具ソケツト
TSから抜き出し、この後、下降端まで下降した
後、元の位置まで後退して待期状態となる。そし
て、前の工具による加工が完了し、主軸頭１６が
上昇端まで上昇されると、下側の把持爪１８によ
つて主軸１５の工具Ｔを把持し、この後、交換ア
ーム１９の前進、180度旋回、後退の一連の動作
によつて新しい工具Ｔを主軸１５に挿着する。こ
の後下側の把持爪１８を開いて主軸頭１６を下降
させ、この後に交換アーム１９の前進、工具交換
装置２０の上昇、交換アーム１９の後退の動作に
よつて使用済の工具Ｔを工具マガジン４５ａに戻
す。
このような動作が繰返えされることによつて工
具マガジン４５ａに装着された工具Ｔによる工作
物Ｗの加工が行われるが、この間に作業者は、次
に加工する工作物Ｗの加工に必要な工具Ｔをマガ
ジン案内板４０上の工具マガジン４５ｂに装着し
ておく。そして、所定数の工作物Ｗが工具マガジ
ン４５ａの工具Ｔによつて加工された後、工具マ
ガジン４５ｂの工具Ｔによつて工作物Ｗの加工を
開始する場合には、図略の制御回路にマガジンの
交換を指令する。
具マガジン４５ａに装着された工具Ｔによる工作
物Ｗの加工が行われるが、この間に作業者は、次
に加工する工作物Ｗの加工に必要な工具Ｔをマガ
ジン案内板４０上の工具マガジン４５ｂに装着し
ておく。そして、所定数の工作物Ｗが工具マガジ
ン４５ａの工具Ｔによつて加工された後、工具マ
ガジン４５ｂの工具Ｔによつて工作物Ｗの加工を
開始する場合には、図略の制御回路にマガジンの
交換を指令する。
これにより、シリンダ装置４３が作動して移送
爪４４が上昇され、工具マガジン４５ｂが固定ブ
ロツク５０を介して第３図に２点鎖線で示す位置
まで上昇される。そして、この後シリンダ３２の
作動によつて工具マガジン４５ｂがマガジン支持
体２７ｂ上に位置決めクランプされた後、旋回体
２５が180度旋回され工具マガジン４５ｂがコラ
ム前面１３ａ側に位置決めされる。
爪４４が上昇され、工具マガジン４５ｂが固定ブ
ロツク５０を介して第３図に２点鎖線で示す位置
まで上昇される。そして、この後シリンダ３２の
作動によつて工具マガジン４５ｂがマガジン支持
体２７ｂ上に位置決めクランプされた後、旋回体
２５が180度旋回され工具マガジン４５ｂがコラ
ム前面１３ａ側に位置決めされる。
これにより、次種類の工作物加工が可能となり
工作物Ｗの加工が再開される。そして、工作物Ｗ
の加工が開始された後で、コラム背面１３ｂ側に
位置決めされたマガジン支持体２７ａがモータ５
５ａの回転によつて原位置状態に位置決めされ、
工具マガジン４５ａの係合ブロツク５０が移送爪
４４に係合される。そして、その後、シリンダ３
２の作動によつて工具マガジン４５ａのクランプ
が解除され、シリンダ装置４３の作動によつて工
具マガジン４５ａがマガジン支持体２７ａからマ
ガジン案内板４０へ降ろされる。
工作物Ｗの加工が再開される。そして、工作物Ｗ
の加工が開始された後で、コラム背面１３ｂ側に
位置決めされたマガジン支持体２７ａがモータ５
５ａの回転によつて原位置状態に位置決めされ、
工具マガジン４５ａの係合ブロツク５０が移送爪
４４に係合される。そして、その後、シリンダ３
２の作動によつて工具マガジン４５ａのクランプ
が解除され、シリンダ装置４３の作動によつて工
具マガジン４５ａがマガジン支持体２７ａからマ
ガジン案内板４０へ降ろされる。
そして、この後、工具マガジン４５ａに装着さ
れている工具Ｔの一部または全てが異なる工具Ｔ
に交換され、次に加工する工作物Ｗの加工に必要
な工具Ｔが工具マガジン４５ａに用意される。
れている工具Ｔの一部または全てが異なる工具Ｔ
に交換され、次に加工する工作物Ｗの加工に必要
な工具Ｔが工具マガジン４５ａに用意される。
なお、上記実施例では、同種類の工作物の加工
が完了した後で、マガジン案内板上の工具マガジ
ンを上昇させて旋回体にクランプするようにして
いたが、同種類の工作物の加工が完了する前に工
具マガジンを上昇させて旋回体にクランプするよ
うにしてもよく、このようにすれば、マガジン交
換に要する時間を短縮できる。
が完了した後で、マガジン案内板上の工具マガジ
ンを上昇させて旋回体にクランプするようにして
いたが、同種類の工作物の加工が完了する前に工
具マガジンを上昇させて旋回体にクランプするよ
うにしてもよく、このようにすれば、マガジン交
換に要する時間を短縮できる。
また、上記実施例は旋回体に２個の工具マガジ
ンを保持できるようにしたものであつたが、旋回
体に３個以上の工具マガジンを保持できるように
し、この内の１個をコラム上部からコラム側部へ
降ろして工具の取替えを行うようにしてもよい。
ンを保持できるようにしたものであつたが、旋回
体に３個以上の工具マガジンを保持できるように
し、この内の１個をコラム上部からコラム側部へ
降ろして工具の取替えを行うようにしてもよい。
以上述べたように本発明においては、工作機械
のコラム上部に複数の工具マガジンを離脱可能に
支持し、この複数の工具マガジンの内の１つを工
具交換位置に割出して工作物の加工を行い、残る
工具マガジンの内の１つをコラム側方に降ろして
工具の段取替えを行うようにしたから、オーバヘ
ツドタイプの工作機械であつても、工具の取替え
を低い位置で行うことができて段取替え作業が容
易となるだけでなく、工作物の加工中に工具の段
取替えを行うことができ、稼動率を大幅に向上で
きる利点がある。
のコラム上部に複数の工具マガジンを離脱可能に
支持し、この複数の工具マガジンの内の１つを工
具交換位置に割出して工作物の加工を行い、残る
工具マガジンの内の１つをコラム側方に降ろして
工具の段取替えを行うようにしたから、オーバヘ
ツドタイプの工作機械であつても、工具の取替え
を低い位置で行うことができて段取替え作業が容
易となるだけでなく、工作物の加工中に工具の段
取替えを行うことができ、稼動率を大幅に向上で
きる利点がある。
また本発明は、旋回体上にマガジン支持体を割
出し可能に支持させ、このマガジン支持体に対し
て工具マガジンを着脱可能に支持させた構成であ
るため、旋回体内に例えば旋回体の割出数に対応
した少数の割出装置を組み込むことで工具マガジ
ンの割出回転が可能となり、その結果多数の工具
マガジンのそれぞれに対して割出装置を組み込む
必要がなくなつて各工具マガジンの構成が簡単か
つ小形化軽量化でき、またその工具マガジンの搬
送手段も簡単かつ小規模のものでもよくなり、低
コストで製作することができる利点を有する。
出し可能に支持させ、このマガジン支持体に対し
て工具マガジンを着脱可能に支持させた構成であ
るため、旋回体内に例えば旋回体の割出数に対応
した少数の割出装置を組み込むことで工具マガジ
ンの割出回転が可能となり、その結果多数の工具
マガジンのそれぞれに対して割出装置を組み込む
必要がなくなつて各工具マガジンの構成が簡単か
つ小形化軽量化でき、またその工具マガジンの搬
送手段も簡単かつ小規模のものでもよくなり、低
コストで製作することができる利点を有する。
図面は本発明の実施例を示すもので、第１図は
本発明にかかる工作機械の全体構成を示す概略側
面図、第２図は第１図において方向からみた矢
視図、第３図は第２図の−線断面矢視図、第
４図は第３図の−線断面矢視図、第５図は第
３図において方向からみた矢視図である。 １０……ベツド、１３……コラム、１５……主
軸頭、１６……主軸、１９……交換アーム、２０
……工具交換装置、２５……旋回体、２７ａ，２
７ｂ……マガジン支持体、３１……案内溝、３２
……クランプ用シリンダ、３３……クランパ、４
０……マガジン案内板、４２……案内溝、４３…
…昇降用シリンダ、４４……移送爪、４５ａ，４
５ｂ……工具マガジン、４７……係合ローラ、４
８……係合部材、５０……係合ブロツク、５５
ａ，５５ｂ……マガジン割出用モータ、５６ａ，
５６ｂ，５７ａ，５７ｂ……歯車、６１……ウオ
ームホイール、６２……ウオーム。
本発明にかかる工作機械の全体構成を示す概略側
面図、第２図は第１図において方向からみた矢
視図、第３図は第２図の−線断面矢視図、第
４図は第３図の−線断面矢視図、第５図は第
３図において方向からみた矢視図である。 １０……ベツド、１３……コラム、１５……主
軸頭、１６……主軸、１９……交換アーム、２０
……工具交換装置、２５……旋回体、２７ａ，２
７ｂ……マガジン支持体、３１……案内溝、３２
……クランプ用シリンダ、３３……クランパ、４
０……マガジン案内板、４２……案内溝、４３…
…昇降用シリンダ、４４……移送爪、４５ａ，４
５ｂ……工具マガジン、４７……係合ローラ、４
８……係合部材、５０……係合ブロツク、５５
ａ，５５ｂ……マガジン割出用モータ、５６ａ，
５６ｂ，５７ａ，５７ｂ……歯車、６１……ウオ
ームホイール、６２……ウオーム。
Claims (1)
- １ 工作機械のコラム上部に鉛直軸線を中心とし
て旋回可能に案内支持された旋回体と、この旋回
体の旋回中心に対して外側を向く水平軸線を中心
として割出回転可能に軸承された複数のマガジン
支持体と、このマガジン支持体のそれぞれに対し
着脱可能に支持されかつ外周部に複数の工具ソケ
ツトを具備する複数の工具マガジンと、前記マガ
ジン支持体を水平軸線を中心として回転してこの
マガジン支持体上の工具マガジンを工具交換のた
めに工具交換位置へ回転割出しする割出装置と、
前記旋回体を旋回させて前記複数の工具マガジン
の任意のものを工具交換可能な工具交換位置と工
具マガジンをコラム上部からコラム側部へ下降で
きる搬入出装置とに割出する旋回装置と、前記搬
入出位置に割出された前記工具マガジンをコラム
側方に下降させ工具の取替後において前記工具マ
ガジンを再び前記搬入出位置まで上昇させる昇降
装置と、前記搬入出位置に上昇された工具マガジ
ンを前記マガジン支持体上に係止する係止装置と
を設けたことを特徴とする工具マガジンの段取替
えを容易にした工作機械。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3129780A JPS56126551A (en) | 1980-03-11 | 1980-03-11 | Machine tool with simplified preparatory replacement of tool magazine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3129780A JPS56126551A (en) | 1980-03-11 | 1980-03-11 | Machine tool with simplified preparatory replacement of tool magazine |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56126551A JPS56126551A (en) | 1981-10-03 |
| JPS6229173B2 true JPS6229173B2 (ja) | 1987-06-24 |
Family
ID=12327354
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3129780A Granted JPS56126551A (en) | 1980-03-11 | 1980-03-11 | Machine tool with simplified preparatory replacement of tool magazine |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56126551A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0520221Y2 (ja) * | 1989-05-15 | 1993-05-26 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008105158A (ja) * | 2006-10-27 | 2008-05-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 立形工作機械 |
| US8672820B2 (en) * | 2008-12-04 | 2014-03-18 | Honda Motor Co., Ltd. | Tool stocker, machine tool system, and tool damage detecting apparatus |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5528818A (en) * | 1978-08-21 | 1980-02-29 | Ricoh Co Ltd | Method for recording picture |
-
1980
- 1980-03-11 JP JP3129780A patent/JPS56126551A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5528818A (en) * | 1978-08-21 | 1980-02-29 | Ricoh Co Ltd | Method for recording picture |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0520221Y2 (ja) * | 1989-05-15 | 1993-05-26 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56126551A (en) | 1981-10-03 |
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