JPS62290830A - 鋼帯の連続焼鈍方法および同焼鈍炉 - Google Patents
鋼帯の連続焼鈍方法および同焼鈍炉Info
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- JPS62290830A JPS62290830A JP13392186A JP13392186A JPS62290830A JP S62290830 A JPS62290830 A JP S62290830A JP 13392186 A JP13392186 A JP 13392186A JP 13392186 A JP13392186 A JP 13392186A JP S62290830 A JPS62290830 A JP S62290830A
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Landscapes
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
6、 発明の詳細な説明
〔産業上の利用分野〕
本発明は、鋼帯の表面性状を変えずに焼鈍を行なうため
に炉内へ送気し続けられる常温の新しい雰囲気ガスを、
炉内で加熱されたのち冷却され炉中から除去される熱量
を保有する高温の雰囲気ガスによって予熱し、炉の熱効
率、熱経済性を高めた鋼帯の連続焼鈍方法および同焼鈍
炉の改良に関するものである。
に炉内へ送気し続けられる常温の新しい雰囲気ガスを、
炉内で加熱されたのち冷却され炉中から除去される熱量
を保有する高温の雰囲気ガスによって予熱し、炉の熱効
率、熱経済性を高めた鋼帯の連続焼鈍方法および同焼鈍
炉の改良に関するものである。
一般に冷間圧延を行なったステンレス鋼などの鋼帯の連
続焼鈍方法は、第2図の光輝焼鈍炉を用いた場合の実施
状態に示すように、鋼帯1の走行経路の上流側から入側
シール部13.入側シュート部3.トップロール4.加
熱ゾーン5.冷却装置7を有する冷却ゾーン6および出
側シール部14が順次配置された連続焼鈍炉(焼鈍炉と
略記することがある)2を使用して次のように実施して
いる。すなわち、鋼帯1を焼鈍炉2中に走行させて、入
側シュート部3の末端でトップロール4により移動方向
を上向きから下向きに反転せしめ、その後に加熱シー7
5で加熱し、さらに冷却ゾーン6において冷却するので
ある。この場合、炉中において鋼帯1が酸化して着色す
るのを防止し、その表面性状を変えないようにするため
に、焼鈍炉2内は窒素ガスと水素ガスのブレンドガス、
アンモニアの分解ガス等の還元性雰囲気ガスを充満させ
て所定の圧力以上に保持しているのであるっしかしなが
ら焼鈍中においては、鋼帯1の炉中に持ち込む水分や不
純物によって前記雰囲気ガスの露点が低下し、このため
に雰囲気ガスの還元能力が低下するのである。これを防
止するために、従来常温でかなりの量の新しい雰囲気ガ
スが常時焼鈍炉2内へ送気されていて、この新たな送気
量の相当する雰囲気ガスが入側もしくは出側のシール部
13.14から炉外へ放出されている。
続焼鈍方法は、第2図の光輝焼鈍炉を用いた場合の実施
状態に示すように、鋼帯1の走行経路の上流側から入側
シール部13.入側シュート部3.トップロール4.加
熱ゾーン5.冷却装置7を有する冷却ゾーン6および出
側シール部14が順次配置された連続焼鈍炉(焼鈍炉と
略記することがある)2を使用して次のように実施して
いる。すなわち、鋼帯1を焼鈍炉2中に走行させて、入
側シュート部3の末端でトップロール4により移動方向
を上向きから下向きに反転せしめ、その後に加熱シー7
5で加熱し、さらに冷却ゾーン6において冷却するので
ある。この場合、炉中において鋼帯1が酸化して着色す
るのを防止し、その表面性状を変えないようにするため
に、焼鈍炉2内は窒素ガスと水素ガスのブレンドガス、
アンモニアの分解ガス等の還元性雰囲気ガスを充満させ
て所定の圧力以上に保持しているのであるっしかしなが
ら焼鈍中においては、鋼帯1の炉中に持ち込む水分や不
純物によって前記雰囲気ガスの露点が低下し、このため
に雰囲気ガスの還元能力が低下するのである。これを防
止するために、従来常温でかなりの量の新しい雰囲気ガ
スが常時焼鈍炉2内へ送気されていて、この新たな送気
量の相当する雰囲気ガスが入側もしくは出側のシール部
13.14から炉外へ放出されている。
この雰囲気ガスの焼鈍炉2内への送気は、流量計11を
見て所定量をコントロールバルブ10の操作により送気
口12から行なっており、そしてその送気箇所は鋼帯1
が最も酸化し易、い状態にある加熱ゾーン5の出口付近
12もしくは冷却ゾーンの入口付近12とするのが普通
であった。
見て所定量をコントロールバルブ10の操作により送気
口12から行なっており、そしてその送気箇所は鋼帯1
が最も酸化し易、い状態にある加熱ゾーン5の出口付近
12もしくは冷却ゾーンの入口付近12とするのが普通
であった。
このように焼鈍炉2内へ送気され炉内に充満した雰囲気
ガスは、加熱シー75に配備された例えばモリブデンヒ
ータ(図示していない電気光熱体)等の発する熱源によ
って鋼帯1とともに加熱された後、鋼帯1が焼鈍炉2か
ら出ていく際、つまり鋼帯1が出側のシール部14に至
るまでに完全に常温まで冷却しておくために、冷却ゾー
ン6に配備された冷却装置7によって冷却され鋼帯1に
吹き付けられていたのである。
ガスは、加熱シー75に配備された例えばモリブデンヒ
ータ(図示していない電気光熱体)等の発する熱源によ
って鋼帯1とともに加熱された後、鋼帯1が焼鈍炉2か
ら出ていく際、つまり鋼帯1が出側のシール部14に至
るまでに完全に常温まで冷却しておくために、冷却ゾー
ン6に配備された冷却装置7によって冷却され鋼帯1に
吹き付けられていたのである。
前述の通り焼鈍炉内を満たし炉内の所定圧力を保持しな
がらその露点を一定以上に保つだめに炉内へ送気された
雰囲気ガスは、加熱ゾーンにおいて加熱され炉内にある
程度充満した途端に冷却ゾーンにおいて冷却されるとい
った誠に熱効率の悪い、熱経済性の悪い状態にあった。
がらその露点を一定以上に保つだめに炉内へ送気された
雰囲気ガスは、加熱ゾーンにおいて加熱され炉内にある
程度充満した途端に冷却ゾーンにおいて冷却されるとい
った誠に熱効率の悪い、熱経済性の悪い状態にあった。
加熱ゾーンにおいて折角発生させた熱量が冷却ゾーンに
おいて必要とはいえ冷却されてしまい、炉中から除去さ
れてしまって何ら有効に利用されていなかったのである
。また、この冷却のために多大な動力費が消費されてい
たのである。
おいて必要とはいえ冷却されてしまい、炉中から除去さ
れてしまって何ら有効に利用されていなかったのである
。また、この冷却のために多大な動力費が消費されてい
たのである。
本発明者は以上のような従来の問題点も解決すべく鋭意
研究の結果、加熱ゾーンにおいて雰囲気ガスが加熱され
保有した顕熱量を冷却ゾーンにおいて炉中から除去して
しまうのを軽減化するために、この熱量を炉中へ新たに
送気し続ける雰囲気ガスの予熱に利用すれば、加熱費用
の大幅削減が図れると共に冷却に要する動力費用の削減
も図れることが可能なことを究明して、本発明に係る鋼
帯の連続焼鈍方法および同焼鈍戸を完成しだのである。
研究の結果、加熱ゾーンにおいて雰囲気ガスが加熱され
保有した顕熱量を冷却ゾーンにおいて炉中から除去して
しまうのを軽減化するために、この熱量を炉中へ新たに
送気し続ける雰囲気ガスの予熱に利用すれば、加熱費用
の大幅削減が図れると共に冷却に要する動力費用の削減
も図れることが可能なことを究明して、本発明に係る鋼
帯の連続焼鈍方法および同焼鈍戸を完成しだのである。
すなわち本発明は、
新しい雰囲気ガスを炉内に送気しながら鋼帯を走行せし
めて連続焼鈍を行なうに際し、炉内の雰囲気ガスの一部
を連続的に炉外へ取り出し再び炉内へ送り込むように循
環させ、この循環する雰囲気ガスの保有する顕熱によっ
て前記の新しい雰囲気ガスを予熱することを特徴とする
鋼帯の連続焼鈍方法を提供するものである。
めて連続焼鈍を行なうに際し、炉内の雰囲気ガスの一部
を連続的に炉外へ取り出し再び炉内へ送り込むように循
環させ、この循環する雰囲気ガスの保有する顕熱によっ
て前記の新しい雰囲気ガスを予熱することを特徴とする
鋼帯の連続焼鈍方法を提供するものである。
また、この方法を実施するための装置として、鋼帯走行
経路が上流側から入側シール部、入側ンユート部、加熱
ゾーン、冷却ゾーンお:び出側シール部から成っていて
、新しい雰囲気ガスを炉内へ送気しながら鋼帯を走行せ
しめて連続焼鈍する炉において、 炉内の雰囲気ガスの一部を連続的に炉外へ取り出し再び
炉内へ送り込む循環経路を設け、この循環経路中に循環
ファンと、循環する雰囲気ガスの保有する顕熱によって
前記の新しい雰囲気ガスを予熱する熱交換器とを具備す
ることを特徴とする鋼帯の連続焼鈍炉を提供するもので
ある。
経路が上流側から入側シール部、入側ンユート部、加熱
ゾーン、冷却ゾーンお:び出側シール部から成っていて
、新しい雰囲気ガスを炉内へ送気しながら鋼帯を走行せ
しめて連続焼鈍する炉において、 炉内の雰囲気ガスの一部を連続的に炉外へ取り出し再び
炉内へ送り込む循環経路を設け、この循環経路中に循環
ファンと、循環する雰囲気ガスの保有する顕熱によって
前記の新しい雰囲気ガスを予熱する熱交換器とを具備す
ることを特徴とする鋼帯の連続焼鈍炉を提供するもので
ある。
以下、本発明に係る鋼帯の連続焼鈍方法を実施する連続
焼鈍炉の1実施例について本発明方法を詳細に説明する
。
焼鈍炉の1実施例について本発明方法を詳細に説明する
。
第1図は本発明に係る鋼帯の連続焼鈍炉の1実施例の構
造を示す垂直断面説明図である。
造を示す垂直断面説明図である。
図面中、1は本発明に係る焼鈍炉2によって連続焼鈍さ
れる鋼帯である。この鋼帯1の走行経路順に上流側から
説明していくと、13は入側シール部、3は入側シュー
ト部、4は入側シュート部3の末端にあって鋼帯1の移
動方向を上向きから下向きに反転せしめるトノブロール
である。
れる鋼帯である。この鋼帯1の走行経路順に上流側から
説明していくと、13は入側シール部、3は入側シュー
ト部、4は入側シュート部3の末端にあって鋼帯1の移
動方向を上向きから下向きに反転せしめるトノブロール
である。
このトップロール4は炉頂にあって加熱されるので耐熱
性の高い金属製、セラミック製、耐熱ゴム製1石綿製お
よびこれらの組合せたものが用いられる。次いで、5は
トップロール4の出側に設けられており鋼帯1を主とし
て電気発熱体から発する熱源によって焼鈍する加熱ゾー
ン、6は焼鈍された鋼帯1に冷却装置7によって冷却さ
れた雰囲気ガスを吹き付けて鋼帯1″f炉内において常
温になるまで冷却する冷却ゾーン、14は出側シール部
である。
性の高い金属製、セラミック製、耐熱ゴム製1石綿製お
よびこれらの組合せたものが用いられる。次いで、5は
トップロール4の出側に設けられており鋼帯1を主とし
て電気発熱体から発する熱源によって焼鈍する加熱ゾー
ン、6は焼鈍された鋼帯1に冷却装置7によって冷却さ
れた雰囲気ガスを吹き付けて鋼帯1″f炉内において常
温になるまで冷却する冷却ゾーン、14は出側シール部
である。
8は送気口12から常温の新しい雰囲気ガスを焼鈍炉2
内に供給する装置であり、例えば窒素ガスと水素ガスの
ブレンドガスを供給する場合にはプレンダであり、アン
モニアの分解ガスを供給する場合にはガス分解装置であ
る。
内に供給する装置であり、例えば窒素ガスと水素ガスの
ブレンドガスを供給する場合にはプレンダであり、アン
モニアの分解ガスを供給する場合にはガス分解装置であ
る。
9はこの焼鈍炉の特性である高い露点を維持するために
新しい雰囲気ガス中の残留水分を除去するドライヤであ
る。
新しい雰囲気ガス中の残留水分を除去するドライヤであ
る。
このように水分を除去された常温の新しい雰囲気ガスは
、流量計11で確認してコントロールバルブ10で所定
量が流れるように調整しながら送気口12へ送気するの
である。
、流量計11で確認してコントロールバルブ10で所定
量が流れるように調整しながら送気口12へ送気するの
である。
15は冷却シー76内の雰囲気ガスを取り出口18かも
取り出し再び送り込み口19に送り込む循環経路にガス
を流すだめの循環ファンである。
取り出し再び送り込み口19に送り込む循環経路にガス
を流すだめの循環ファンである。
16は上記循環ファン13から送られた雰囲気ガスの保
有する顕熱で前述の供給装置8から送られてきた新しい
雰囲気ガスを予熱する熱交換器である。このようにして
予熱を終えた雰囲気ガスは、送り込み口19から冷却ゾ
ーン6内へ送り込む前に必要に応じて、冷却器17によ
りさらに冷却してもよい。
有する顕熱で前述の供給装置8から送られてきた新しい
雰囲気ガスを予熱する熱交換器である。このようにして
予熱を終えた雰囲気ガスは、送り込み口19から冷却ゾ
ーン6内へ送り込む前に必要に応じて、冷却器17によ
りさらに冷却してもよい。
以上の如き焼鈍炉を使用して鋼帯の連続焼鈍を行なえば
、送気口12から焼鈍炉2内へ送気される新たな雰囲気
ガスは従来のように常温で送り込まれることなく、熱交
換器14で予熱されて大きな熱量を含有したガスとして
送り込まれるのである。
、送気口12から焼鈍炉2内へ送気される新たな雰囲気
ガスは従来のように常温で送り込まれることなく、熱交
換器14で予熱されて大きな熱量を含有したガスとして
送り込まれるのである。
具体的には、鋼帯の焼鈍条件等によって差異はあるもの
の、加熱ゾーン5においておよそ750〜1250℃の
温度範囲に加温されたのち冷却シー76にもたらされた
雰囲気ガスは、鋼帯1を冷却ゾーン6において常温にな
るまで冷却しなければならないので、やはりこのシー7
6において常温にまで急速に冷却される。
の、加熱ゾーン5においておよそ750〜1250℃の
温度範囲に加温されたのち冷却シー76にもたらされた
雰囲気ガスは、鋼帯1を冷却ゾーン6において常温にな
るまで冷却しなければならないので、やはりこのシー7
6において常温にまで急速に冷却される。
そして、この冷却過程にあって、最低300℃以上ので
きるだけ高温の雰囲気ガスが、冷却ゾーン6の取り出し
口18から循環ファン15によって取り出され、熱交換
器16において供給装置8から送気されてきた新たな雰
囲気ガスを約100〜500℃に予熱するのである。一
方、予熱を終えた雰囲気ガスはより一層低温にして再び
冷却シー76内へ送り込むことができるのである。
きるだけ高温の雰囲気ガスが、冷却ゾーン6の取り出し
口18から循環ファン15によって取り出され、熱交換
器16において供給装置8から送気されてきた新たな雰
囲気ガスを約100〜500℃に予熱するのである。一
方、予熱を終えた雰囲気ガスはより一層低温にして再び
冷却シー76内へ送り込むことができるのである。
このように予熱された新たな雰囲気ガスの保有する熱量
は、予熱前後のガス温度を測定することによって下式で
計算して求めることができて、加熱に要するエネルギー
を大幅に節減しかなりのコストダウンを図ることが可能
となるのである。
は、予熱前後のガス温度を測定することによって下式で
計算して求めることができて、加熱に要するエネルギー
を大幅に節減しかなりのコストダウンを図ることが可能
となるのである。
下式
%式%)
ただし、
Q 、エネルギ節減量(キKcal/Hr ) ’V
:新しい雰囲気ガス流量(Nms/Hr)ε :ガス
比熱(申Kcal/砿q −℃)Gtl :予熱後のガ
ス温度(℃) Gt2 :予熱前のガス温度(℃) g :ガス密度(↓に97′3−Nd)〔効 果〕 以上に詳述した如く本発明に係る焼鈍炉を使用して鋼帯
の連続焼鈍方法を行なえば、従来何ら利用されていなか
った雰囲気ガスの保有する顕熱を有効に利用できるので
炉の熱効率が数%程度上昇して鋼帯の加熱費用を大幅に
節減できるのである
:新しい雰囲気ガス流量(Nms/Hr)ε :ガス
比熱(申Kcal/砿q −℃)Gtl :予熱後のガ
ス温度(℃) Gt2 :予熱前のガス温度(℃) g :ガス密度(↓に97′3−Nd)〔効 果〕 以上に詳述した如く本発明に係る焼鈍炉を使用して鋼帯
の連続焼鈍方法を行なえば、従来何ら利用されていなか
った雰囲気ガスの保有する顕熱を有効に利用できるので
炉の熱効率が数%程度上昇して鋼帯の加熱費用を大幅に
節減できるのである
第1図は本発明に係る鋼帯の連続焼鈍方法を実施する本
発明連続焼鈍炉の1実施例の構造を示す垂直断面説明図
、 第2図は従来の鋼帯を連続焼鈍する光輝焼鈍炉の垂直断
面説明図である。 1 :鋼帯 2 :連続焼鈍炉 3 :入側ンーート部 4 :トングロール 5 :加熱ゾーン 6 :冷却ゾーン 7 :冷却装置 8 :雰囲気ガス供給装置 9 :ドライア 10:コントロールバルブ 11:流量計 12:新し7い雰囲気ガスの送気口 13:入側シール部 14:出側シール部 15:循環ファン 16:熱交換器 17:冷却器 18:雰囲気ガス取り出し口 19:雰囲気ガス送り込み口
発明連続焼鈍炉の1実施例の構造を示す垂直断面説明図
、 第2図は従来の鋼帯を連続焼鈍する光輝焼鈍炉の垂直断
面説明図である。 1 :鋼帯 2 :連続焼鈍炉 3 :入側ンーート部 4 :トングロール 5 :加熱ゾーン 6 :冷却ゾーン 7 :冷却装置 8 :雰囲気ガス供給装置 9 :ドライア 10:コントロールバルブ 11:流量計 12:新し7い雰囲気ガスの送気口 13:入側シール部 14:出側シール部 15:循環ファン 16:熱交換器 17:冷却器 18:雰囲気ガス取り出し口 19:雰囲気ガス送り込み口
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)新しい雰囲気ガスを炉内に送気しながら鋼帯を走行
せしめて連続焼鈍を行なうに際し、炉内の雰囲気ガスの
一部を連続的に炉外へ取り出し再び炉内へ送り込むよう
に循環させ、この循環する雰囲気ガスの保有する顕熱に
よつて前記の新しい雰囲気ガスを予熱することを特徴と
する鋼帯の連続焼鈍方法。 2)鋼帯走行経路が上流側から入側シール部、入側シュ
ート部、加熱ゾーン、冷却ゾーンおよび出側シール部か
ら成っていて、新しい雰囲気ガスを炉内へ送気しながら
鋼帯を走行せしめて連続焼鈍する炉において、 炉内の雰囲気ガスの一部を連続的に炉外へ 取り出し再び炉内へ送り込む循環経路を設けこの循環経
路中に循環ファンと、循環する 雰囲気ガスの保有する顕熱によつて前記の新しい雰囲気
ガスを予熱する熱交換器とを具備することを特徴とする
鋼帯の連続焼鈍炉。 3)鋼帯走行経路が上流側から入側シール部、入側シュ
ート部、加熱ゾーン、冷却ゾーンおよび出側シール部か
ら成っていて、 新しい雰囲気ガスを加熱ゾーン出口付近も しくは冷却ゾーンの入口付近に送気し、炉内の雰囲気ガ
スの一部を冷却ゾーンから取り出し再び冷却ゾーンへ送
り込み循環せしめる特許請求の範囲第1項および第2項
記載の鋼帯の連続焼鈍方法および同焼鈍炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13392186A JPS62290830A (ja) | 1986-06-11 | 1986-06-11 | 鋼帯の連続焼鈍方法および同焼鈍炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13392186A JPS62290830A (ja) | 1986-06-11 | 1986-06-11 | 鋼帯の連続焼鈍方法および同焼鈍炉 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62290830A true JPS62290830A (ja) | 1987-12-17 |
Family
ID=15116199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13392186A Pending JPS62290830A (ja) | 1986-06-11 | 1986-06-11 | 鋼帯の連続焼鈍方法および同焼鈍炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62290830A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2002266035A (ja) * | 2001-03-09 | 2002-09-18 | Chugai Ro Co Ltd | 竪型連続熱処理装置 |
WO2004063402A1 (fr) * | 2003-01-14 | 2004-07-29 | Drever International S.A. | Procede de recuit de tole metallique |
CN102203305A (zh) * | 2009-05-20 | 2011-09-28 | 中外炉工业株式会社 | 连续退火炉 |
JP2012111995A (ja) * | 2010-11-25 | 2012-06-14 | Jfe Steel Corp | 連続焼鈍炉の炉内雰囲気調整方法 |
WO2013153791A1 (ja) | 2012-04-09 | 2013-10-17 | Jfeスチール株式会社 | 焼鈍炉内雰囲気ガスの露点低減方法、その装置及び冷延焼鈍鋼板の製造方法 |
WO2013153790A1 (ja) | 2012-04-09 | 2013-10-17 | Jfeスチール株式会社 | 焼鈍炉内雰囲気ガスの露点低減方法、その装置及び冷延焼鈍鋼板の製造方法 |
-
1986
- 1986-06-11 JP JP13392186A patent/JPS62290830A/ja active Pending
Cited By (13)
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