JPS61250117A - 金属ストリツプ用竪型連続焼鈍装置 - Google Patents

金属ストリツプ用竪型連続焼鈍装置

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JPS61250117A
JPS61250117A JP8876285A JP8876285A JPS61250117A JP S61250117 A JPS61250117 A JP S61250117A JP 8876285 A JP8876285 A JP 8876285A JP 8876285 A JP8876285 A JP 8876285A JP S61250117 A JPS61250117 A JP S61250117A
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JP
Japan
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metal strip
air
annealing
reducing atmosphere
continuous annealing
Prior art date
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JP8876285A
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English (en)
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JPH0514773B2 (ja
Inventor
Kunio Sakae
栄 邦夫
Akimasa Fujita
藤田 昭正
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Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は金属ストリップ用竪型連続焼鈍装置の改良に関
するものである。
【従来の技術】
一般に、冷間圧延を行なったステンレス鋼などの金属ス
トリップを光輝焼鈍するための連続焼鈍炉としては、第
3図に示すようにトップロール2の出側に焼鈍炉3と冷
却装置4とが配置された竪型連続焼鈍装置が使用されて
いた。このような竪型連続焼鈍装置においては、金属ス
トリップ1は入側シュートを通って上昇しトップロール
2に達し移動方向を上向きから下向きに反転せしめられ
、その債に焼鈍炉3へ入り加熱され、更に冷却装置4に
よって冷却されていた。 この場合、冷却装置4は第4図に示す如くに冷却器8に
より冷却した空気若しくは還元性雰囲気ガスを送風機9
により金属ストリップ1に吹き付け、その吹き付けた空
気若しく縛還元性雰囲気ガスを回収して冷却器8に送り
再び冷却して使用していた。
【発明が解決しようとする問題点】
以上のような従来装置では、冷却器8で空気若しくは還
元性雰囲気ガスで加熱された冷却媒体の熱は工業用の熱
源として使用するには低温であるためほとんど利用され
ることなく棄てられており、装置としての熱効率が悪い
という問題点があった。 また、従来と同様に焼鈍しながら通板能率(速度)を上
げるためには焼鈍炉及び冷却装置の長さを長くしなけれ
ばならず、竪型連続焼鈍装置の高さは高くならざるを得
ないのであるが、一般的に竪型連続焼鈍装置は高さが高
くなる程金属ストリップの通板が難しくなる傾向にあり
、設備の建築費用も上昇するため竪型連続焼鈍装置の高
さは出来るだけ低いことが望ましい問題点を有していた
【問題点を解決するための手段】
本発明者は以上のような従来の問題点を解決すべく鋭意
研究の結果、冷却装置で金属ストリップより回収した熱
を利用して従来何ら金属ストリップに作用していなかっ
た竪型連続焼鈍装置のトップロールの入側で金属ストリ
ップを予熱すれば、加熱費用の大幅削減を図ると共に竪
型連続焼鈍装置の高さを高くすることなしに通板能率の
アップを図ることが可能なことを究明して、本発明に係
る金属ストリップ用竪型連続焼鈍装置を完成したのであ
る。 すなわち本発明は、頂部に金属ストリップの移動方向を
上向きから下向きに反転せしめるトップロールが設けら
れており該トップロールの出側に金属ストリップを焼鈍
する焼鈍炉と焼鈍後の金属ストリップに空気若しくは還
元性雰囲気ガスを吹き付けて金属ストリップを冷却する
冷却装置とが設けられている金属ストリップ用竪型連続
焼鈍炉において、前記冷却装置で焼鈍後の金属ストリッ
プに吹き付けられ金属ストリップにより加熱された空気
若しくは還元性雰囲気ガスを回収する高温送風機と、回
収された高温の空気若しくは還元性雰囲気ガスをトップ
ロールの入側で金属ストリップに吹き付けて予熱する予
熱装!と、該予熱装置で焼鈍前の金属ストリップに吹き
付けられ冷却された空気若しくは還元性雰囲気ガスを回
収して前記冷却装置に供給せしめる低温送風機と、該低
温送風機により前記冷却装置へ供給される空気若しくは
環元性雰囲気ガスを冷却する冷却器とが設けられている
ことを特徴とする金属ストリップ用竪型連続焼鈍装置を
提供するものである。
【実施例】
以下図面に示した実施例に基づいて本発明に係る金属ス
トリップ用竪型連続焼鈍装置について詳細に説明する。 第1図は本発明に係る金属ストリップ用竪型連続焼鈍装
置の1実施例の構造を示す垂直断面説明図、第2図は同
平断面説明図である。 図面中、1は本発明にかかる金属ストリップ用竪型連続
焼鈍装置によって焼鈍される金属スi・リップ、2は本
発明にかかる金属ストリップ用竪型連続焼鈍装置の頂部
に設けられており金属ストリップ1の移動方向を上向き
から下向きに反転せしめるトップロールであり、このト
ップロール2は反転せしめる金属ストリップ1が従来の
金属ストリップ用竪型連続焼鈍装置の場合と異なり予熱
されているので耐熱性の高い金属製、セラミック製。 耐熱ゴム製若しくは石綿製のものが用いられる。 3はトップロール2の出側に設けられており金属ストリ
ップ1を焼鈍する焼鈍炉、4は焼鈍後の金属ストリップ
1に空気若しくは還元性雰囲気ガスを吹き付けて金属ス
トリップ1を冷却する冷却装置、5は冷却装置4で焼鈍
後の金属ストリップ1に吹き付けられ金属ストリップ1
により加熱された空気若しくは還元性雰囲気ガスを回収
する高温送風機、6は回収された高温の空気若しくは還
元性雰囲気ガスをトップロール2の入側で金属ストリッ
プ1に吹き付けて予熱する予熱装置、7は焼鈍前の金属
ストリップ1に予熱装置6で吹き付けられ冷却された空
気若しくは還元性雰囲気ガスを回収して冷却器@4に供
給せしめる低温送風機、8は低温送風機7により冷却装
置4へ供給される空気若しくは還元性雰囲気ガスを冷却
する冷却器であり、図面中実線の矢印は空ネ若しくは還
元性雰囲気ガスの動きをまた一点鎖線の矢印は空気若し
くは還元性雰囲気ガスを冷却する冷却媒体の動きをそれ
ぞれ示す。尚、冷却装置4にて回収される空気若しくは
還元性雰囲気ガス温度は冷却装置4の設置位置9通板能
率、空気若しくは還元性雰囲気ガス流量等によって太き
(異なり、特に設置位置の影響が大きく焼鈍炉3に近い
冷却装置4からの回収空気若しくは還元性雰囲気ガス程
高温であり、具体的には、焼鈍炉3直下の冷却装置4で
は空気若しくは還元性雰囲気ガスの温度は300℃以上
となるが下部の冷却装置4では50℃まで上昇しないこ
ともあり、金属ストリップ1の予熱に利用できる温度と
しては100℃以上が望ましいことから、下部の冷却装
置4は第1図に示す如〈従来装置同様の構成とした方が
望ましいこともあり得る。また伝熱効果を上げるため、
温度の高い空気若しくは還元性雰囲気ガスをトップロー
ル2に近い予熱装置6に供給することが望ましい。 以上の如き構成より成る本発明に係る金属ストリップ用
竪型連続焼鈍装置により金属ストリップ1を連続焼鈍す
る動作について次に説明する。 本発明装置に入った金属ストリップ1は、先ずトップロ
ール2へ向けて上昇する間に予熱装置6より吹き付けら
れる高温の空気若しくは還元性雰囲気ガスによりその温
度に近い温度まで予熱され、その後にトップロール2に
より移動方向を上向きから下向きに反転せしめられて焼
鈍炉3に挿入され更に温度が上昇されて焼鈍され、その
後に冷却装置4より吹き付けられる低温の空気若しくは
還元性雰囲気ガスにより所望の条件に従って冷却される
のである。 この際、第1図に示す如(本発明装置の入側の予熱装置
6の更に入側から低温送風機7にて回収された低温の空
気若しくは還元性雰囲気ガスは冷却器8により冷却され
て冷部装置4に送られて、冷却装置4から金属ストリッ
プ1に吹き付けられて金属ストリップ1を冷却する。そ
して金属ストリップ1を冷却することにより金属ストリ
ップ1により加熱された空気若しくは還元性雰囲気ガス
は、高温送風機5にて回収されて予熱装置6に送られト
ップロール2の入側の金属ストリップ1に吹き付けられ
る。吹き付けられた空気若しくは還元性雰囲気ガスは金
属ストリップ1への伝熱により次第に温度を下げながら
本発明装置の入側の下部へと流れ再び低温送風機7にて
回収され冷却器8を通って冷却装置4へと供給されるの
である。
【作用] 以上の如き本発明に係る金属ストリップ用竪型連続焼鈍装置を使用すれば、上述の如く空気若しくは還元性雰囲気ガスは焼鈍後の高温状態にある金属ストリップと焼鈍前の低温状態にある金属ストリップとに交互に吹き付けられ回収され循環されるので、従来工業用の熱源としては温度が低いために全く利用されずに廃棄されていた熱を金属ストリップの予熱に有効に利用できるので省エネルギ効果が優れており、更に予熱装置により金属ストリップに吹き付けられた後の空気若しくは還元性雰囲気ガスは金属ストリップの進行方向とは逆に流れて本発明装置の入側の下部より低温状態となって出て行くことになるため金属ストリップの予熱効率が高いのである。 【効果】
以上の詳述した如く本発明に係る金属ストリップ用竪型
連続焼鈍装置は、空気若しくは還元性雰囲気ガスを循環
させることによって、従来何ら利用されていなかった金
属ストリップの顕熱を有効利用出来るので熱効率が上昇
して金属ストリップの加熱費用を大幅に節減できると共
に、金属ストリップを予熱する構造であるため焼鈍炉の
高さが低くても金属ストリップを加熱する能力は充分に
あるため金属ストリップ用竪型連続焼鈍装置全体の高さ
を高くすることなく金属ストリップの通板能率を上げる
ことが可能となり、更に冷却装置としては従来は焼鈍炉
を出た直後の金属ストリップを冷却した高温の空気若し
くは還元性雰囲気ガスを初期の温度まで冷却する高性能
の冷却装置が必要であったが本発明装置においては予熱
装置により金属ストリップを予熱した後の低温の空気若
しくは還元性雰囲気ガスを初期の温度まで冷却する性能
の低い冷却装置でよいなど種々の利点を有しており、そ
の工業的価値の非常に大きなものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る金属ストリップ用竪型連続焼鈍装
置の1実施例の構造を示す垂直断面説明図、第2図は同
平断面説明図、第3図は従来の金属ストリップ用竪型連
続焼鈍装置の1実施例の構造を示す垂直断面説明図、第
4図は同平断面説明図である。 1・・・・金属ストリップ 2・・・・トップロール 3・・・・焼鈍炉 4・・・・冷却装置 5・・・・高温送風機 6・・・・予熱装置 7・・・・低温送風機 8・・・・冷却器 9・・・・送風機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 頂部に金属ストリップ(1)の移動方向を上向きか
    ら下向きに反転せしめるトップロール(2)が設けられ
    ており該トップロール(2)の出側に金属ストリップ(
    1)を焼鈍する焼鈍炉(3)と焼鈍後の金属ストリップ
    (1)に空気若しくは還元性雰囲気ガスを吹き付けて金
    属ストリップ(1)を冷却する冷却装置(4)とが設け
    られている金属ストリップ用竪型連続焼鈍炉において、
    前記冷却装置(4)で焼鈍後の金属ストリップ(1)に
    吹き付けられ金属ストリップ(1)により加熱された空
    気若しくは還元性雰囲気ガスを回収する高温送風機(5
    )と、回収された高温の空気若しくは還元性雰囲気ガス
    をトップロール(2)の入側で金属ストリップ(1)に
    吹き付けて予熱する予熱装置(6)と、該予熱装置(6
    )で焼鈍前の金属ストリップ(1)に吹き付けられ冷却
    された空気若しくは還元性雰囲気ガスを回収して前記冷
    却装置(4)に供給せしめる低温送風機(7)と、該低
    温送風機(7)により冷却装置(4)へ供給される空気
    若しくは環元性雰囲気ガスを冷却する冷却器(8)とが
    設けられていることを特徴とする金属ストリップ用竪型
    連続焼鈍装置。
JP8876285A 1985-04-26 1985-04-26 金属ストリツプ用竪型連続焼鈍装置 Granted JPS61250117A (ja)

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JPH0514773B2 JPH0514773B2 (ja) 1993-02-25

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01208467A (ja) * 1988-02-17 1989-08-22 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 帯鋼の連続真空蒸着めっき方法
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