JPS62290018A - 光フアイバ複合碍子 - Google Patents

光フアイバ複合碍子

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Publication number
JPS62290018A
JPS62290018A JP61132477A JP13247786A JPS62290018A JP S62290018 A JPS62290018 A JP S62290018A JP 61132477 A JP61132477 A JP 61132477A JP 13247786 A JP13247786 A JP 13247786A JP S62290018 A JPS62290018 A JP S62290018A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
hole
insulator
optical
inorganic insulating
Prior art date
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Pending
Application number
JP61132477A
Other languages
English (en)
Inventor
和明 加藤
純一 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NGK Insulators Ltd filed Critical NGK Insulators Ltd
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Publication of JPS62290018A publication Critical patent/JPS62290018A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は例えば送配電線の電圧や電流を検出して測定す
る光センサ等に接続される光ファイバ複合碍子に関する
ものである。
(従来の技術) 従来、この種の光ファイバ複合碍子として、特開昭60
−158402号公報に開示されたものがあった。これ
は磁器碍子の中心部に形成した貫通孔に光ファイバを挿
通してエポキシ樹脂等の有機質絶縁物を充填している。
又、特開昭60−225806号公報に開示された光フ
ァイバ複合碍子は、磁器碍子の貫通孔の内周面に形成さ
れた谷に光ファイバを蝮旋状に収容するようにしている
(発明が解決しようとする問題点) ところが、前者の光ファイバ複合碍子は、絶縁物として
有機質のエポキシ樹脂を使用し、かつ同碍子は常時課電
状態におかれるため、湿気や温度変化などにより絶縁物
が劣化し易く、その絶縁性が低下するという問題があっ
た。
又、後者の光ファイバ複合碍子は内部が空洞のままであ
るため、貫通孔内に湿気が籠もって、碍子が機械的強度
を損ねたり、絶縁強度が低下して線路故障を誘発すると
いう問題があった。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) 本発明は前記問題点を解消するため、磁器碍子の長手方
向に貫通孔を形成して、同貫通孔に無機質絶縁材料をも
ってなる止め具により光ファイバを複数本結束して挿通
し、無機質絶縁層を溶着して同光ファイバを前記貫通孔
に固定するという手段を採っている。
(作用) 本発明は前記手段を採ったことにより、次のように作用
する。
磁器碍子の貫通孔には無機質絶縁層が溶着形成されてい
るので、湿気や温度変化があり、かつ常時課電状態であ
っても劣化したり、絶縁性が低下することが防止され、
碍子機能が安定的に維持される。
(実施例) 以下、本発明を具体化した一実施例を第1図〜第4図に
基づいて説明すると、外周面に複数のひだ部1aを一体
形成した磁器碍子1の中心部には長手方向に貫通孔1b
が形成されている。この貫通孔1bには第2図に示すよ
うに複数本の光ファイバ2a〜2aを撚って束ねるとと
もに、磁器ガラスあるいは各種セラミックス等の無機質
絶縁材料をもってなる複数個の止め具3により結束した
光ファイバ束2が挿通され、硼珪酸鉛ガラス等の低融点
材料よりなる無機質絶縁層4を溶着して光ファイバ束2
を貫通孔1b内に固定している。
前記止め具3は第3図に示すように磁器碍子lの貫通孔
1bに嵌入され、かつ接着剤5により接合される半円弧
状をなす一対の締付片3a、3aであって、両締付片3
a、3aに一体形成され、かつ貫通孔1bの内周面に遊
嵌して摺接される複数個の突部3bを備え、各突部3b
の間には貫通孔1bに嵌入した状態で前記低融点ガラス
が溶融状態で流通する通路6が形成されるようにしてい
る。
第1図に示すように光ファイバ束2を止め具3とともに
貫通孔1bに遊嵌するとともに、無機質絶縁層4を形成
する低融点の硼珪酸鉛ガラスの粉末材料を貫通孔1b内
に充填して電気炉内で350°C〜800°Cに加熱溶
解して、冷却固化させて光ファイバ束2を貫通孔1b内
に密封固定する。このとき、低融点ガラスは気泡の発生
を防止するため熔融状態で加圧注入してもよい。 ・こ
のようにして製造された光ファイバ複合碍子の使用例を
第4図について説明すると、磁器碍子1の下端部には、
セメントなどの充填物7によりベース金具8が嵌合固定
されている。このベース金具8は例えば電柱の睨合等に
ボルトにより締付固定される。前記磁器碍子1の上端部
には同じく充填物7によりフランジ金具9が嵌合固定さ
れ、同フランジ金具9の上面には頂面に受は溝10aを
備えた蓋金具10が固定されている。そして、開蓋金具
IOの上面には電線路の電線11がボルト12、ナツト
13及び押え金具14により締付固定されている。
さらに、前記光ファイバ束2のうち所定の光ファイバ2
aの先端には磁界センサや電界センサなどの光センサ1
5の基端部15aが接続され、同光センサ15は前記蓋
金具10の内側凹部10bにコンパウンド16などで包
蔵収容され、かつ補助電極19などを介して蓋金其10
に電気的に接触させている。又、光ファイバ束2の他端
部には前記ベース金具8の底面に形成した係合孔8aに
係合される光ケーブルコネクタ17が接続されて、光セ
ンサ15が光ファイバケーブル18などの光伝送路を介
して測定装置に接続されている。
次に、前記のように構成した光ファイバ複合碍子につい
て、その作用を説明する。
課電部である電線11の電界又は磁界が光センサ15に
作用し、この電界又は磁界により同光センサ15内へ光
伝送路を介して供給された光パワが強度変調され、この
被変調光信号が光ファイバ2a及び光ファイバケーブル
18を経て図示しない測定装置に入力されて電気信号に
変換され、電線11の電圧あるいは電流が検出、測定さ
れる。
さて、本発明実施例では磁器碍子1の貫通孔1bに複数
本の光ファイバ2a〜2aを無機質絶縁材料をもってな
る止め具3により結束した光ファイバ束2を挿入し、低
融点ガラス等の無機質絶縁層4を溶着して光ファイバ束
2を磁器碍子1内に固定したので、湿気や温度変化があ
り、かつ常時課電状態にあっても密封絶縁層の劣化がな
く、従って、碍子自体の絶縁あるいは機械的強度などの
機能が安定的に維持できる。又、光ファイバ2a〜2a
を束ねて貫通孔1bに挿入するので、光ファイバ束2の
貫通孔1b内への挿入を容易に行え、また、光ファイバ
束2は各光ファイバ2a〜2aが相互に補強されるので
、低融点ガラス等の充填、溶着時に低融点ガラスを加圧
する場合にも光ファイバ2a〜2aの折損などの損傷を
防くことができる。
さらに、前記使用例においては、光ファイバ束2のうち
所定の光ファイバ2aに電界あるいは磁界検出用の単一
の光センサ15を接続する用例を述べたが光センサ15
を複数個あるいは用途毎に必要数をそれぞれ残った光フ
ァイバ2aに接続することができ、また、電線に添設し
た光ファアバの一端を接続して密封絶縁した碍子を介し
た光信号の伝送が可能となり、光信号の伝送体として、
安全、かつ、多用に利用できる。
なお、本発明は次のように具体化することもできる。
(1)第5図に示すように複数本の光ファイバ2a〜2
aを平行状に束ねて、止め具3としてテープにより結束
すること。
(2)第6図に示すように前記止め具3として、弾力性
を利用した細径線材により拡開可能な開脚部付環状に形
成したクリップを使用すること。
(3)止め具3は低融点材料で形成し、加熱熔融させて
光ファイバを固定する無機質絶縁層4に混和させること
発明の効果 以上詳述したように、本発明は無機質絶縁層を溶着して
光ファイバを磁器碍子の貫通孔に固定したので、電線路
において、劣化せず、従って、光伝送路や、碍子機能を
安定的に維持でき、耐久性を向上し信頼性を高めること
ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を具体化した一実施例を示す中央部縦断
面図、第2図は光ファイバを止め具により束ねた状態を
示す正面図、第3図は第1図のA−A線拡大断面図、第
4図は光ファイバ複合碍子の使用状態を示す中央部縦断
面図、第5図は光ファイバの別の結束例を示す正面図、
第6図は同じく光ファイバの別の結束例を示す横断面図
である。 1・・・磁器碍子、2a〜2a・・・光ファイバ、2・
・・光ファイバ束、3・・・止め具、4・・・無機質絶
縁層、5・・・接着剤、6・・・通路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、磁器碍子(1)の長手方向に貫通孔(1b)を形成
    して、同貫通孔(1b)に無機質絶縁材料をもってなる
    止め具(3)によって光ファイバ(2a)を複数本結束
    して挿通し、無機質絶縁層(4)を溶着して同光ファイ
    バ(2a)を前記貫通孔(1b)に固定したことを特徴
    とする光ファイバ複合碍子。
JP61132477A 1986-06-07 1986-06-07 光フアイバ複合碍子 Pending JPS62290018A (ja)

Priority Applications (1)

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JP61132477A JPS62290018A (ja) 1986-06-07 1986-06-07 光フアイバ複合碍子

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JP61132477A JPS62290018A (ja) 1986-06-07 1986-06-07 光フアイバ複合碍子

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JPS62290018A true JPS62290018A (ja) 1987-12-16

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ID=15082287

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61132477A Pending JPS62290018A (ja) 1986-06-07 1986-06-07 光フアイバ複合碍子

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JP (1) JPS62290018A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60158402A (ja) * 1984-01-27 1985-08-19 Fujikura Ltd 光フアイバ複合碍子

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60158402A (ja) * 1984-01-27 1985-08-19 Fujikura Ltd 光フアイバ複合碍子

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