JPS62289699A - 化粧シ−トの製造方法 - Google Patents

化粧シ−トの製造方法

Info

Publication number
JPS62289699A
JPS62289699A JP13032086A JP13032086A JPS62289699A JP S62289699 A JPS62289699 A JP S62289699A JP 13032086 A JP13032086 A JP 13032086A JP 13032086 A JP13032086 A JP 13032086A JP S62289699 A JPS62289699 A JP S62289699A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
parts
decorative sheet
vinyl chloride
decorative
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP13032086A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2610419B2 (ja
Inventor
正行 高橋
隆 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainichiseika Color and Chemicals Mfg Co Ltd
Original Assignee
Dainichiseika Color and Chemicals Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainichiseika Color and Chemicals Mfg Co Ltd filed Critical Dainichiseika Color and Chemicals Mfg Co Ltd
Priority to JP61130320A priority Critical patent/JP2610419B2/ja
Publication of JPS62289699A publication Critical patent/JPS62289699A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2610419B2 publication Critical patent/JP2610419B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 本発明は、各種化粧シートの製造方法に関する。したが
って本発明は、紙の加工産業および各種化粧板を製造す
る産業分野において利用されるものである。
従来の技術 (1)反応性樹脂を使用する技術 従来、種々の化粧シートが製造されているが、これらの
化粧シートは、保護層を形成するために反応性樹脂塗料
を印刷シートに塗布し、焼付は硬化させて化粧シートに
していた。この反応性樹脂塗料の樹脂成分としては、例
えば本性や油性のアミノ−アルキッド系樹脂、メラミン
系樹脂、反応ウレタン樹脂(例えばアクリルポリオール
やポリエステルポリオールとイソシアネートプレポリマ
ーとの反応生成物)およびエポキシ樹脂とアミンとの反
応生成樹脂が使用されてきた。
しかし、これら従来のトップコート剤を使用する方法で
は、耐摩耗性等の物性を向上させるために、塗膜を硬く
し、しかも厚く塗布しなければならなかった。このため
塗膜の柔軟性がなくなり、加工時および印刷時に化粧シ
ートの破断s割れ争カール性という現象が生じ、[!S
1題となってきた。
さらに、従来のトップコート剤では固形分が40〜50
重量%であったので、塗布量を多くすることが困難であ
り、耐摩耗性を向上させることが問題となっていた。
(2)非反応性の樹脂を使用する技術 また、従来から塩化ビニルペーストゾルを塗布した化粧
シートもあったが、その化粧シートは一般なル葉紙イン
キであるニトロセルロース系インキに密着しないことや
、耐溶剤性・硬度・耐熱性が不良であるなど物性面に開
通があった。
発明が解決しようとする問題点 本発明は、表面保護性、柔軟性、および美感に憬れてい
て、従来技術の欠点をもたない化粧シートの製造を目的
とする。
問題点を解決するための手段 本発明は予め印刷を施した薄葉紙、含浸紙等の基材の表
面にゾル状塩化ビニル系反応性樹脂組成物を塗布して塗
布層を設け、該塗布層を加熱架橋せしめることを特徴と
する化粧シートの製造方法である。
上記!tI戒物は塩化ビニル樹脂のほかに可塑剤、安定
剤、架橋剤を含み、無機体質顔料を含んでもよい。
以下に本発明の詳細な説明する。
(塩化ビニル系反応性樹脂) 本発明における塩化ビニル系反応性樹脂とは、数平均重
合度P= 600−1800のポリ塩化ビニルのペース
ト用樹脂が使用でき、架橋剤を含むか、あるいはイソシ
アネートと反応する反応基(すなわち水酸基やカルボキ
シル)S)を持ったものであることを意味する。
(可塑剤) 未発11におけるム75剤としては、一般的なアクリレ
ート系、フマレート系、フタレート系、エポキシ系等の
n(塑剤が使用できる。
(安定剤) 本発明における安定剤としては、有機すず系、キレート
系、バリウム系、亜鉛系、カルシウム系およびカドミウ
ム系のいかなる安定剤も使用できるが、用途に合わせて
選択する必要がある。
(無機体質顔料) 本発明における無機体質顔料としては、沈降性硫酸バリ
ウム、炭酸カルシウム、酸化マグネシウム、三酸化アン
チモン、酸化チタン等を使用できる。
(架橋剤) 架橋剤としては、目的に合わせて、過酸化物、チオール
系およびポリイソシアネートプレポリマーを使用するこ
とができる。
(配合割合) 本発明の特徴である架橋剤上添加した塩化ビニルペース
ト樹脂の組成としては、塩化ビニル樹脂100重量部、
可塑剤30〜100重量部、安定剤0.5〜5重量部、
無機体質顔料0〜30重量部を分散混合し、ペースト状
にする。
(基  材) 使用する基材としては、従来公知のもの、例えば薄葉紙
ほか各種の紙、加工紙等の基材を使用することができる
。このような基材は、必要に応じて各種の下地塗料や含
浸剤で処理したものでもよいことはもちろんである。
上記のような基材に対して印刷により任意の模様を印刷
することができる。印刷インキとしては従来から使用さ
れているセルロース系、アクリル系、ブチラール系、塩
化ビニル系等のインキを使用することができる。また、
印刷方法はグラビヤ、スクリーン、フレキソ等いずれの
印刷方法でもよい。
(塗布方法) 次に上記のような混合したペーストを先の印刷基材に塗
りするが、塗布方法としては例えば、ロールコータ−、
グラビアコーター、バーコーター、ナイフコーター等任
意の方法が適用できる。塗布量は固形分換算で約5〜5
0 g/ln’であるのが好ましい。
(加熱処理) Qluした後、予備乾燥することが塩化ビニルゾルペー
ストの塗布面の平滑性からいうと望ましく、例えば12
0〜200℃の温度で約3〜20秒間熱処理し、更に1
50〜220℃の温度で約5〜60秒間熱処理し、目的
とする化粧シートを得ることができる。
(補充的処理) 艶調整や物性向上の目的で予備乾燥後に、反応性樹脂を
任意の印刷方法で塗布し、より強靭で美粧な化粧シート
を得ることができる。この目的のために適りな反応性樹
脂は、 エポキシ樹脂とアミンとの混合物、 熱硬化性アクリル系樹脂および 反応ウレタン系樹脂(たとえばアクリルポリオールやポ
リエステルポリオールとインシアネートプレポリマーと
の反応生成物) である。
(架橋方法) 塩化ビニルペーストを架橋させる方法で実用性のあるも
のとして、下記のものを例示することができる。
■メタクリレート系及びアリル系の二重結合を持つ七ツ
マ−と、ジオクチル会フタレート(DOP)等の一次可
塑剤とを併用し、パーオキサイド等の重合開始剤を添加
して熱架橋させる方法、(化学工業社発行プラスチック
及びゴム添加剤実用便覧参照) ■チオール系架橋剤を塩化ビニルペーストに添加し、加
熱することにより架橋させる方法、(橘かけポリ塩化ビ
ニルの物性高分子論文集Vol。
35、 No、 8. June、 1978 )■ヒ
ドロキシル基あるいは水酸基を持った塩化ビニル樹脂と
ポリイソシアネートプレポリマーとを熱反応させてi!
橘させる方法、(特公昭52−38880号公報、特公
昭52−18498号公報および特公昭53−4205
7号公報参照) (化粧シートの性質) このようにして得られた化粧シートは1強大な表面強度
を有すると共に、風合いのよい塩化ビニルシートと同様
の柔軟性をもつ、更に諸添加剤を塩化ビニルペーストに
加えることにより、必要に応じたセロファンテープ剥離
性・耐摩耗性拳難燃性赤耐熱性等の性質を得ることがで
きる。
(化粧板の製造方法) 得られた化粧シートは適当なボードと貼り合せて化粧板
とする。
実  施  例 実施例1 坪量30g/rn’の薄葉紙原紙に、ニトロセルロース
系インキを使用してベタ版及び木目模様版により、グラ
ビア印刷を施した後、その上に下記の組成のゾル状塩化
ビニル系反応性樹脂組成物をグラビア印刷により塗布し
た。
塩化ビニルペーストレジン(71200)100重量部 DOP            40重量部トリメチロ
ールプロペントリメタアクリレート30重量部 有機すずマレエート(共同薬品株式会社のKS−18A
)            3重量部シリコーンオイル
(東芝シリコーン株式会社のYS−3859)    
     2重量部過酸化ベンゾイル       0
.5重量部合   計               
176重量部次いで、上記の塗工を施した薄葉原子を予
備乾浄温度150℃、3秒間熱処理し、更に温度180
℃で5秒間熱処理し、架橋剤反応を完結することによっ
て、化粧シートを得た。
得られた化粧シートは、従来の化粧シートと比較して柔
軟性、風合に極めて優れていた。
従ってこの化粧シートを用いてバーチクルボード表面に
貼合せ、化粧板を5i!遺したとき、加工時化粧シート
の破断、割れ、カール等の現象が生ずることなく、耐溶
剤性および耐J!!耗性にすぐれた化粧板が得られる。
実施例2 アクリルエマルジョンを含浸した含浸紙(坪量60 g
/rr1′)の表面に塩化ビニル系インキを使用して、
全面にグラビア力式で印刷した後、下記の配合の架橋性
ペーストを使用してバーコータ一方式で塗布驕30 g
 / rn’になるように塗布し、180℃の温度で1
5秒加熱した。
塩化ビニルペーストレジン(PIloo)100重量部 ジブチル譬フタレー)        60重量部コウ
セイ株式会社のABC−IJ (Zn系)2重稜部 酸化マグネシウム         2重量部三協化成
株式会社のpc−s (千オール系架橋剤)     
          7重量部合   計      
             171 重量部その後、グ
ラビア印刷によって下記の上塗り塗料を塗布し、210
℃の温度で60秒間加熱して化粧シートを得た。
上塗り塗料 アクリディック゛ A−801(大日本インキ株式会社
のアクリルポリオール)    60重1部酢酸エチル
           40重量部富士デヴイソン株式
会社のシリカであるサイロイド#244       
       5重量部シリコーンオイル(東芝シリコ
ーン株式会社のYS−3859)          
 1重量部武田薬品工業株式会社のインシアネートであ
るタケネートD−10220重量部 合     計                12
6重量部この化粧シートをシート合板に貼り合わせて化
粧板にしたところ、■カット加工ができて、耐摩耗性お
よび耐溶剤性にすぐれた化粧板であることがわかった。
実施例3 薄葉紙(坪i’(50g / rn’ )の表面に、水
性メラミン樹脂をグラビア印刷によってシーラー加工し
、紙間を強くする。その後、ニトロセルロース系インキ
を使用し、木目柄模様をグラビア方式で印刷する。その
後、ナイフコーターによって、下記の特殊塩化ビニルペ
ーストを20g/rr+′の塗布量になるように塗布し
た。
水酸基を有する塩化ビニルペーストレジンioogi量
部 DOP              70重量部7デカ
・アーガス株式会社のマークFL−23(有機すず系安
定剤)        3重量部二酸化アンチモン  
       5重量部ブロックポリイソシアネートポ
リマ−(a、田薬品工業株式会社のタケネー)B−84
5N)20gL量部 合   計                    
198重量部その後、200℃で20秒のあいだ熱処理
し、更に下記の紫外線硬化型樹脂を使用してグラビア印
刷を行った。
エポキシアクリレート(昭和高分子株式会社の製品) 
              100重量部ペンツフェ
ノン            2重量部トリメチロール
プロパンφトリアクリレート30重才部 5H−200()−レシリコーン株式会社の製品)  
               1重量部その後、紫外
線照射(80W / c m X 3灯)を行って光硬
化させることによって化粧シートを得た。この化粧シー
トは、難燃性であった。
さらにこの化粧シートを無機ボードに貼り合わせて化粧
板としたところ、難燃性をもち耐摩耗性および耐溶剤性
にすぐれた化粧板を得た。
発明の効果 本発明の効果は、次のとおりである。
l)本発明によって得られる化粧板は、樹脂塗料を厚く
塗布してもすぐれた柔軟性をもち、耐摩耗性および耐溶
剤性が向上した。
2)本発明の製造方式であれば、ペーストの固形分が9
0−100重:4%に調製できるため、容易に塗布ψを
一ヒげることができる。
3)−膜薄葉紙インキつまりニトロセルロース系インキ
をも使用できる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 予め印刷を施した薄葉紙、含浸紙等の基材の表面にゾル
    状塩化ビニル系反応性樹脂組成物を塗布して塗布層を設
    け、該塗布層を加熱架橋せしめることを特徴とする化粧
    シートの製造方法。
JP61130320A 1986-06-06 1986-06-06 化粧シートの製造方法 Expired - Fee Related JP2610419B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61130320A JP2610419B2 (ja) 1986-06-06 1986-06-06 化粧シートの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61130320A JP2610419B2 (ja) 1986-06-06 1986-06-06 化粧シートの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62289699A true JPS62289699A (ja) 1987-12-16
JP2610419B2 JP2610419B2 (ja) 1997-05-14

Family

ID=15031511

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61130320A Expired - Fee Related JP2610419B2 (ja) 1986-06-06 1986-06-06 化粧シートの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2610419B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01275040A (ja) * 1988-04-27 1989-11-02 Dainippon Printing Co Ltd 化粧シート及びその製造方法
JPH026700A (ja) * 1988-06-23 1990-01-10 Lonseal Corp 新規なビニル壁紙製造方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5231103A (en) * 1975-09-03 1977-03-09 Hiroshima Kasei Ltd Production of wall paper for decorative finishing wall surface
JPS56154599A (en) * 1980-05-02 1981-11-30 Nippon Kakoh Seishi Kk Production of wall paper
JPS58208496A (ja) * 1982-05-27 1983-12-05 株式会社 興人 塩化ビニル加工用含浸紙

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5231103A (en) * 1975-09-03 1977-03-09 Hiroshima Kasei Ltd Production of wall paper for decorative finishing wall surface
JPS56154599A (en) * 1980-05-02 1981-11-30 Nippon Kakoh Seishi Kk Production of wall paper
JPS58208496A (ja) * 1982-05-27 1983-12-05 株式会社 興人 塩化ビニル加工用含浸紙

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01275040A (ja) * 1988-04-27 1989-11-02 Dainippon Printing Co Ltd 化粧シート及びその製造方法
JPH026700A (ja) * 1988-06-23 1990-01-10 Lonseal Corp 新規なビニル壁紙製造方法
JPH0341600B2 (ja) * 1988-06-23 1991-06-24

Also Published As

Publication number Publication date
JP2610419B2 (ja) 1997-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2856862B2 (ja) 塗料組成物およびこれを用いた化粧材
EP2191980A1 (en) Decorative molded article and process for producing the same
JP2980765B2 (ja) 化粧シートの製造方法
JP5790371B2 (ja) 化粧板及び化粧板の製造方法
JP4090731B2 (ja) 化粧紙
JPS62289699A (ja) 化粧シ−トの製造方法
JP3149747B2 (ja) 化粧紙及びその製造方法
JPS588650A (ja) 化粧材の製造方法
JP4746845B2 (ja) 重合体溶液、艶消し塗料及び化粧シート
JP3289201B2 (ja) 塩化ビニル系樹脂基材用転写箔
JP4467679B2 (ja) 化粧材
JP2730434B2 (ja) シート状支持体
JP2023046950A (ja) 化粧材
JP2005288911A (ja) 化粧シート
JPH0598600A (ja) 化粧材の製造方法
JPH08244193A (ja) 表面に凹凸模様を有する化粧シート
JP2715127B2 (ja) うずくり調の木目模様を有する化粧材の製造方法
JP2000119553A (ja) オーバーコート層の形成方法
JPH0759626A (ja) 化粧板
JP2791986B2 (ja) シートの模様形成方法及び模様形成シート
JP2592249B2 (ja) 転写シート
JPH06198819A (ja) 化粧材およびその製造方法
JP3082949B2 (ja) 立体化粧印刷方法
JP3082950B2 (ja) 立体化粧印刷方法
JPH05269427A (ja) 化粧シートの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees