JPS622888Y2 - - Google Patents

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JPS622888Y2
JPS622888Y2 JP10015580U JP10015580U JPS622888Y2 JP S622888 Y2 JPS622888 Y2 JP S622888Y2 JP 10015580 U JP10015580 U JP 10015580U JP 10015580 U JP10015580 U JP 10015580U JP S622888 Y2 JPS622888 Y2 JP S622888Y2
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【考案の詳細な説明】 本考案は電源回路1の不平衡電圧を検出した時
に2次出力を発生する漏電検出用の零相変流器2
を有し、前記2次出力を増巾する増巾器9へ直流
を供給するダイオードブリツジ10の入力端を、
開閉接点3と負荷4との間の電源回路1に複数の
インピーダンス素子5,5を直列接続した分
圧回路D並びに上記開閉接点3を駆動する電磁駆
動装置のコイル6を介して電源回路1に接続し、
前記分圧回路Dに並列的に各インピーダンス素子
5に対応するように逆阻止型3端子サイリスタ7
,7…を順方向に直列接続した直列回路Bを
接続し、カソードK1を電源回路1に接続した第
1の上記逆阻止型3端子サイリスタ7を漏電検
出用の零相変流器2の2次出力を増巾する増巾器
9出力でオン駆動すると共に、前記分圧回路Dの
各分圧点C1,C2…を第1の逆阻止型3端子サイ
リスタ7の次段以降のサイリスタ7のゲート
G2…に接続し、第1の逆阻止型3端子サイリス
タ7を除く各逆阻止型3端子サイリスタ7
のゲート・カソード間に夫々抵抗8,8…を
接続して成る漏電ブレーカに係るものである。
従来の漏電ブレーカの具体回路図を第1図に示
す。即ち、モータのような負荷4に漏電が発生し
たならば負荷4給電用の電源回路1の各電路1a
〜1cを1次側とした零相変流器2の2次巻線2
aに誘起電圧が発生し、この誘起電圧を増巾器9
を介して逆阻止型3端子サイリスタ7′のゲート
G′に入力して上記サイリスタ7′をオン駆動し、
電源回路1の2本の電路1a,1c間にダイオー
ドブリツジ10と上記サイリスタ7′とを介して
短絡電流を流し、この短絡電流にて電路1aとダ
イオードブリツジ10との間に挿入してある電磁
駆動装置のコイル6を励磁して開閉接点3を開離
することによつて各電路1a,1b,1cをしや
断するものである。
しかし乍ら、この従来例では逆阻止型3端子サ
イリスタ7′及びダイオードブリツジ10に電源
電圧が直接印加され、電源電圧(即ち電路電圧)
が昇圧した際、特に最近く使用される場合の多い
400Vの電路にて上記漏電ブレーカを使用する際
には、400V以上の高耐圧用の逆阻止型3端子サ
イリスタやダイオードブリツジを使用しなければ
ならず、これらの高耐圧電子素子は信頼性が非常
に劣るという問題点があつた。
本考案は上述の点に鑑み、高電圧の電路に使用
される漏電ブレーカにおいて、逆阻止型3端子サ
イリスタやダイオードブリツジに直接電源電圧が
印加されることがなく、サイリスタやダイオード
ブリツジに印加される電圧が低いのでサイリスタ
やダイオードブリツジ等の電子素子の信頼性を高
めることのできる漏電ブレーカを提供するのを目
的とする。
本考案を図面により詳述する。第2図は本考案
の一実施例を示すものである。1はモータのよう
な負荷4を運転している電源回路であつて、この
電源回路1は電源11と3相3線の電路1a,1
b,1cとにより構成されており、夫々電路1
a,1b,1cの電源側端部には後述する開閉接
点3が配設されている。2はリング状の漏電検出
用の零相変流器であつて、上記電路1a,1b,
1cは零相変流器2を貫通して負荷4に給電して
いるものであり、零相変流器2は何れかの電路欠
落等による不平衡電圧を検出してその2次巻線2a
に誘起電圧を発生するものである。9は上記零相
変流器2の2次巻線2aの誘起電圧を増巾する増
巾器であつて、この増巾器9の出力は後述する第
1の逆阻止型3端子サイリスタ7のゲートG1
に入力されている。5,5はコンデンサより
なる2個のインピーダンス素子であつて、これら
のインピーダンス素子5,5は夫々直列接続
されて分圧回路Dを構成している。又、この分圧
回路Dは一端が前記常閉の開閉接点3を駆動する
電磁駆動装置のコイル6と直列接続されて電路1
aに接続されていると共に、ダイオードブリツジ
10の交流の入力端を介して開閉接点3と負荷4
との間に位置されている。7,7は前記分圧
回路Dに並列的にしかも各インピーダンス素子5
,5に夫々対応するように付設されている2
個の逆阻止型3端子サイリスタであり、これらの
逆阻止型3端子サイリスタ7,7は前記第1
の逆阻止型3端子サイリスタ7のアノードA1
に次段の逆阻止型3端子サイリスタ7のカソー
ドK2というように順方向に直列接続した直列回
路Bを構成している。そして、第1の逆阻止型3
端子サイリスタ7のゲートG1は前述したよう
に増巾器9の出力端に接続されている一方、次段
の逆阻止型3端子サイリスタ7のアノードA2
は分圧回路Dと前記コイル6との接合部に接続さ
れている。又、次段の逆阻止型3端子サイリスタ
のゲートG2は分圧回路Dの各インピーダン
ス素子5,5の接続点である分圧点Cに接続
され、この次段の逆阻止型3端子サイリスタ7
のゲートG2・カソードK2間には限流且つバイア
ス用の抵抗8が挿入されている。10は電路1
a,1c間電圧の分圧回路Dによる分電圧を全波
整流するダイオードブリツジであり、このダイオ
ードブリツジ10の全波出力はコンデンサ12イ
ンプツト型の整流回路に入力されており、増巾器
9駆動用電源とされていると共に、ダイオードブ
リツジ10の帰路は上記コンデンサ12の一端及
び第1の逆阻止型3端子サイリスタ7のカソー
ドK1と一括されダイオードブリツジ10を介し
て電源回路1の電路1cに接続されている。しか
して、負荷4で漏電が発生し零相変流器2が不平
衡電圧を検出すると、零相変流器2の2次巻線2
aに誘起電圧が発生し、この誘起電圧が増巾器9
によつて増巾されて第1の逆阻止型3端子サイリ
スタ7のゲートG1に順方向のトリガ電圧を出
力する。第1の逆阻止型3端子サイリスタ7
アノードA1は抵抗8及び分圧回路Dの1個のイ
ンピーダンス素子5及び電磁駆動装置のコイル
6を介して電源11に接続されているので第1の
サイリスタ7の順方向に電圧が印加されている
場合、即ち、電源回路1の正半サイクル間第1の
逆阻止型3端子サイリスタ7がオン駆動して電
源11→コイル6→インピーダンス素子5→抵
抗8→第1の逆阻止型3端子サイリスタ7と電
流が流れて抵抗8の両端に次段の逆阻止型3端子
サイリスタ7のゲートG2・カソードK2間に順
方向電位が発生する。即ち、次段の逆阻止型3端
子サイリスタ7も直にオン駆動して上記正半サ
イクルの間電源11→コイル6→次段の逆阻止型
3端子サイリスタ7→第1の逆阻止型3端子サ
イリスタ7→電源11と通電し、上記通電々流
により電磁駆動装置のコイル6が励磁され常閉の
開閉接点3が開離することにより各電路1a,1
b,1cがしや断され負荷4が保護される。この
時、例えば電源電圧が400Vでありインピーダン
ス素子5,5を構成するコンデンサ12の容
量が夫々等しければ各逆阻止型3端子サイリスタ
,7並びにダイオードブリツジ10に印加
される電圧は200Vとなり夫々の電子部品の耐電
圧は従来例に比べて半分で良い。
第3図は本考案の別の実施例を示す具体回路図
であつて、分圧回路Dのインピーダンス素子5
,5として抵抗を用いているものである。構
成、動作とも前記実施例と全く同じなので省略す
る。
尚、上記二つの実施例とも2個のインピーダン
ス素子5,5に対応する2個の逆阻止型3端
子サイリスタ7,7を並列的に接続している
が、電源電圧がさらに上昇すればそれに対応して
インピーダンス素子5及び逆阻止型3端子サイリ
スタ7を増加してゆき、分圧回路4の各分圧点C
と各逆阻止型3端子サイリスタ7のゲートGを接
続して各逆阻止型3端子サイリスタ7のゲート
G・アノードA間に抵抗8を接続すれば、各逆阻
止型3端子サイリスタ7に印加される電圧を一定
値以下とすることが可能であり、各電子素子の耐
電圧を大きくしなくても良い。
かくて本考案にあつては開閉接点と負荷との間
の電源回路に複数のインピーダンス素子を直列接
続して構成した分圧回路を介して開閉接点駆動用
のコイルを接続し、各インピーダンス素子に並列
的に複数の逆阻止型3端子サイリスタを接続する
と共に第1の逆阻止型3端子サイリスタのゲート
を零相変流器の2次出力に、且つ、他の逆阻止型
3端子サイリスタのゲートを分圧回路の分圧点に
接続し、第1の逆阻止型3端子サイリスタを除く
各逆阻止型3端子サイリスタのゲート・カソード
間に抵抗を挿入しているため、負荷が漏電して発
生する不平衡電圧を零相変流器が検知し、インピ
ーダンス素子にて順方向に分圧電圧が印加されて
いる第1の逆阻止型3端子サイリスタを上記零相
変流器の2次出力にてオン駆動し、上記抵抗に発
生する順方向ゲート電圧と各インピーダンス素子
にて分圧された順方向のアノード・カソード間電
圧にて次々に逆阻止型3端子サイリスタをオン駆
動することによつて、前記電磁駆動装置のコイル
を励磁し、常閉の開閉接点を開離せしめ負荷を保
護することができ、しかも、夫々の逆阻止型3端
子サイリスタに印加される順方向の電圧は分圧回
路のインピーダンス素子にて分圧された電圧が印
加されるので逆阻止型3端子サイリスタやダイオ
ードブリツジの信頼性が上昇すると共にそれらの
電子素子の寿命も長くなるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の具体回路図、第2図は本考案
の一実施例の具体回路図、第3図は同上の別の実
施例の具体回路図、1は電源回路、2は零相変流
器、3は開閉接点、4は負荷、5はインピーダン
ス素子、6はコイル、7は逆阻止型3端子サイリ
スタ、8は抵抗、9は増巾器、10はダイオード
ブリツジである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電源回路の不平衡電圧を検出した時に2次出力
    を発生する漏電検出用の零相変流器を有し、前記
    2次出力を増巾する増巾器へ直流を供給するダイ
    オードブリツジの入力端を、開閉接点と負荷との
    間に電源回路に複数のインピーダンス素子を直列
    接続した分圧回路並びに上記開閉接点を駆動する
    電磁駆動装置のコイルを介して電源回路に接続
    し、前記分圧回路に並列的に各インピーダンス素
    子に対応するように複数の逆阻止型3端子サイリ
    スタを順方向に直列接続した直列回路を接続し、
    カソードを電源回路に接続した第1の上記逆阻止
    型3端子サイリスタを漏電検出用の零相変流器の
    2次出力を増巾する増巾器出力でオン駆動すると
    共に、前記分圧回路の各分圧点を第1の逆阻止型
    3端子サイリスタの次段以降のサイリスタのゲー
    トに接続し、第1の逆阻止型3端子サイリスタを
    除く各逆阻止型3端子サイリスタのゲート・カソ
    ード間に夫々抵抗を接続して成る漏電ブレーカ。
JP10015580U 1980-07-15 1980-07-15 Expired JPS622888Y2 (ja)

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JPS5727727U JPS5727727U (ja) 1982-02-13
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