JP2686121B2 - 漏電遮断器 - Google Patents

漏電遮断器

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JP2686121B2 JP63326988A JP32698888A JP2686121B2 JP 2686121 B2 JP2686121 B2 JP 2686121B2 JP 63326988 A JP63326988 A JP 63326988A JP 32698888 A JP32698888 A JP 32698888A JP 2686121 B2 JP2686121 B2 JP 2686121B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は漏電遮断器に関するものである。
[従来の技術] 第2図は漏電遮断器の回路構成を示しており、交流電
源1と負荷2との間に挿入される開閉接点3は引き外し
回路5により駆動される。引き外し回路5は零相交流器
4によって負荷2の地絡を検出する漏電検出回路6の検
出出力によって動作するものであり、引き外し回路5及
び漏電検出回路6の動作電源は開閉接点3を介して交流
電源1より得ている。
第3図、第4図は夫々従来の引き外し回路5の具体回
路を示しており、第3図従来例は交流電源1に対して引
き外しコイルTCとダイオードD1とを介してサイリスタSC
Rを接続し、サイリスタSCRには抵抗R1を介してコンデン
サC1を接続し、このコンデンサC1の両端に漏電検出回路
6の電源端子を接続し、漏電検出回路6の検出出力をサ
イリスタSCRのゲートに接続している。SAはサージ吸収
素子である。
この従来例回路では交流電源1をダイオードD1で半波
整流して抵抗R1で降圧し、更にコンデンサC1で平滑して
直流を得、この直流を漏電検出回路6の電源として供給
し、漏電検出回路6が漏電を検出した時にはその検出出
力で引き外し回路5のサイリスタSCRをトリガしてオン
させ、引き外しコイルTCにダイオードD1、サイリスタSC
Rを介して励磁電流を流し、開閉接点3を引き外しコイ
ルTCの電磁駆動力で駆動開離させる。
また第4図従来例は交流電源1に引き外しコイルTC、
抵抗R1、コンデンサC2を介してダイオードブリッジDBの
入力端を接続するとともにダイオードブリッジDBの出力
端間にコンデンサC1を接続し、このコンデンサC1の両端
に漏電検出回路6の電源端子を接続し、サイリスタSCR
のアノードを引き外しコイルTCと抵抗R1との接続点に、
またサイリスタSCRのカソードをダイオードブリッジDB
の負極に接続している。
[発明が解決しようとする課題] ところで第3図従来例では半波整流回路であるため、
部品点数が少ない反面、抵抗R1での消費電力が大きく、
そのため抵抗R1が発熱してこの発熱により抵抗R1自体及
び周辺部品を劣化させて信頼性を低下させるという問題
があった。そのため使用周囲温度を下げる等の対策が必
要である。またダイオードD1に印加される逆方向の電圧
が交流電源1のピークとコンデンサC1の両端電圧が加算
した電圧であるため、ダイオードD1としては100V,200V
の高圧に耐えるものを使用しなければならなかった。
また第4図従来例では抵抗R1とコンデンサC2との直列
回路で電源電圧を降圧させ、その電圧をダイオードブリ
ッジDBで全波整流するもので、抵抗R1に流れる電流を小
さくすることができてそのため抵抗発熱による問題はな
く、またダイオードブリッジDBを構成するダイオードD3
〜D6には耐圧の低いものが使用でき、第4図従来例は第
3図従来例に比べて優れている。しかしながら第4図従
来例ではダイオードブリッジDBを使用するため部品点数
が多いという問題があった。
本発明は上述の問題点に鑑みて為されたもので、その
目的とするところは使用部品の点数が少なくて、しかも
発熱が少なく、且つ整流用に使用するダイオードの耐圧
も小さくてよい漏電遮断器を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は交流電源に開閉接点を駆動開離する引き外し
コイルとスイッチング素子との直列回路を接続し、抵抗
と第1のコンデンサと上記スイッチング素子の向きとは
逆向きの第1のダイオードとの直列回路を上記スイッチ
ング素子に並列接続するとともに、第1のダイオードに
対して逆方向の第2のダイオードを介して第1のダイオ
ードに並列に第2のコンデンサを並列接続し、第2のコ
ンデンサの両端電圧を漏電検出回路の電源端子に印加し
て漏電検出回路の電源とするものである。
[作用] 而して本発明では抵抗として第1のコンデンサの充放
電電流を制限するための小さな抵抗値のものを使用する
だけであるから、抵抗発熱を抑えることができ、また抵
抗の値を小さくすることによって該抵抗と第1のコンデ
ンサとでサージ吸収の効果が期待でき、更に漏電検出回
路の使用電源電圧が低いため、第1,第2のダイオードと
しては耐圧の低いものが使用でき、しかもダイオードブ
リッジを用いないからその分部品点数も少なくて済むの
である。
[実施例] 以下本発明を実施例によって説明する。
第1図は本実施例の回路を示しており、この実施例で
は交流電源1に開閉接点3と、この開閉接点3を駆動開
離する引き外しコイルTCとスイッチング素子たるサイリ
スタSCRとの直列回路を接続し、上記サイリスタSCRに電
流制限用の小抵抗値の抵抗R1と分圧用の第1のコンデン
サC2と、第1のダイオードD2との直列回路を接続し、こ
のダイオードD2に第2のダイオードD1を第2のコンデン
サC1を介して逆並列に接続し、このコンデンサC1の両端
を漏電検出回路6の電源端子に接続して、コンデンサC1
の電圧を漏電検出回路6の電源電圧としている。
而してダイオードD1が順方向となる交流電圧が印加さ
れる半波では交流電源1、開閉接点3、引き外しコイル
TC、抵抗R1、コンデンサC2、ダイオードD1、コンデンサ
C1、開閉接点3、交流電源1の回路に抵抗R1で制限され
た電流が流れてコンデンサC2,C1を充電し、コンデンサC
1で平滑された電圧が漏電検出回路6に印加されて漏電
検出回路6に電源を供給する。
次にダイオードD2が順方向となる交流電圧が印加され
る半波では交流電源1、開閉接点3、ダイオードD2、コ
ンデンサC2、抵抗R1、引き外しコイルTC、開閉接点3、
交流電源1の回路に電流が流れてコンデンサC2の充電電
荷を放電させる。そして次のダイオードD1が順方向とな
る交流電圧が印加される半波では上述の動作を再び行う
のである。
このようにしてコンデンサC2の充放電を繰り返すこと
により、交流電源1の一極性の方向にのみコンデンサC1
を充電し、コンデンサC1の充電電荷を漏電検出回路6に
のみ放出するのである。
[発明の効果] 本発明は上述のように交流電源に開閉接点を駆動開離
する引き外しコイルとスイッチング素子との直列回路を
接続し、抵抗と第1のコンデンサと上記スイッチング素
子の向きとは逆向きの第1のダイオードとの直列回路を
上記スイッチング素子に並列接続するとともに、第1の
ダイオードに対して逆方向の第2のダイオードを介して
第1のダイオードに並列に第2のコンデンサを並列接続
し、第2のコンデンサの両端電圧を漏電検出回路の電源
端子に印加して漏電検出回路の電源とするものであるか
ら、抵抗として第1のコンデンサの充放電電流を制限す
るための小さな抵抗値のものを使用することができ、そ
のため抵抗発熱を抑えることができ、しかも抵抗の値を
小さくすることによって第1のコンデンサとでサージ吸
収の効果が期待でき、更に漏電検出回路の使用電源電圧
が低いから第1,第2のダイオードとしては耐圧の低くい
ものが使用でき、しかもダイオードブリッジを用いない
からその分部品点数も少なくて済み、結果コストの低減
が図れるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の要部の回路図、第2図は漏電
遮断器の基本回路構成図、第3図は従来例の要部の回路
図、第4図は別の従来例の要部の回路図である。 1は交流電源、5は引き外し回路、6は漏電検出回路、
TCは引き外しコイル、SCRはサイリスタ、R1は抵抗、
C2、C1はコンデンサ、D1,D2はダイオードである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電源に開閉接点を駆動開離する引き外
    しコイルとスイッチング素子との直列回路を接続し、抵
    抗と第1のコンデンサと上記スイッチング素子の向きと
    は逆向きの第1のダイオードとの直列回路を上記スイッ
    チング素子に並列接続するとともに、第1のダイオード
    に対して逆方向の第2のダイオードを介して第1のダイ
    オードに並列に第2のコンデンサを並列接続し、第2の
    コンデンサの両端電圧を漏電検出回路の電源端子に印加
    して漏電検出回路の電源とすることを特徴とする漏電遮
    断器。
JP63326988A 1988-12-23 1988-12-23 漏電遮断器 Expired - Fee Related JP2686121B2 (ja)

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