JPS62288263A - 鉄筋コンクリ−ト梁の配管用貫通スリ−ブ取付工法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明〕 （産業上の利用分野） 本発明は建築物における鉄筋コンクリート梁を貫通する
横引き配管用貫通スリーブの取付工法に係るものである
。

（従来の技術） 従来この種の貫通スリーブの取付に当っては。

梁鉄筋の組立後か、組立中に、梁幅内に納まる長さのパ
イプ、または伸縮型のスリーブ材を梁型枠の側面に釘で
固定するか、梁鉄筋に固定したのち、梁型枠内にコンク
リートを打設していた。

（発明が解決しようとする問題点） 前記従来の工法ではスリーブの取付精度が悪く、スリー
ブ材取付部の不備によりスリーブ内にコンクリートが流
入し、またスリーブ材の端部が変形し、所定の貫通孔径
を確保できないことがあり、更にまたスリーブ材取付部
の不備によってコンクリート打設時にスリーブ材にずれ
を生じる等の問題点があった。

（問題点を解決するだめの手段） 本発明はこのような問題点を解決するために提案された
もので、梁型枠における相対する内側面の所定位置に夫
々スリーブ固定用リング金物を取付け１次いで伸縮自在
に嵌装された雌雄スリーブ材よりなるスリーブを仮止め
した梁鉄筋を前記梁型枠内にセットし、次いで前記雌雄
スリーブ材を伸長し、同各スリーブ材の端部を前記スリ
ーブ固定用リング金物に嵌合、固着したのち、前記梁型
枠内にコンクリートを打設することによって、施工を容
易ならしめるとともに施工精度を向上して。

前記問題点を解決するものである。

（作　用） 本発明においては前記したように、先ず梁型枠における
相対する内側面の所定位置にスリーブ固定用リング金物
を取付けることによって予めスリーブの取付位置を規定
しておき、次いで伸縮自在に嵌装された雌雄スリーブ材
より構成されたスリーブを仮止めした梁鉄筋を前記梁型
枠内にセットしたのち、前記スリーブを構成する雌雄ス
リーブ材を伸長して同各スリーブ材の端部を前記スリー
ブ固定用リング金物に嵌合、固着して梁鉄筋の配筋ト同
時にスリーブのセットを行なうものである。

従って同スリーブは前記スリーブ固定用リング金物を介
して所定ｔｆｆｌＲに正確にセットされるとともに、ス
リーブ端部が前記リング金物によって補強、且つ補剛さ
れるものである。

（実施例） 以下本発明を図示の実施例を示す。

（んは鋼製の円筒形スリーブで、小径の円筒形雄スリー
ブ材（１）と大径の円筒形雌スリーブ材（２）とを可摺
動的に嵌装して構成されている。

（Ｂ□）　（Ｂ２’）は夫々スリーブ固定用リング金物
で、前記各スリーブ材（１１（２１の端部が嵌合される
円筒部片（３）の外周縁に梁型枠取付用フランジ（４）
が配設されている。

（Ｑは梁型枠で、相対する内側面の所定位置に夫々前記
スリーブ固定用リング金物（Ｂ１）（Ｂ２）の各フラン
ジ（４）に釘（５）を介して取付ける。（第２図及び第
６図参照） 次いで第７図に示すように梁鉄筋（Ｄｉを組立て、第８
図に示す如く同梁鉄筋（Ｄｌに結束線（６）を介してス
リーブ（んを仮止めし、第９図に示すように梁鉄筋（Ｄ
）を梁型枠（Ｃ）内にセットしたのち、第１０図に示す
ようにスリーブ（Ａ）を構成する前記雌雄−双のスリー
ブ材（１１（２１を伸長して、雄スリーブ材（１）及び
雌スリーブ材（２）の各端部を前記各スリーブ固定用リ
ング金物（Ｂ１）（Ｂ２）の各円筒部片（３）に嵌合し
、同各円筒部片（Ｂ１）（Ｂ２）に穿設された取付孔と
前記各スリーブ材（１１（２１に穿設された取付孔との
間に亘って、第５図に示す如く躯体（力に膨出部（８）
が突設さねたプラスチック製固定ピンを挿貫して前記各
スリーブ材（ｌｌ（２１を各スリー・プ固定用リング金
物（Ｂ１）（Ｂ２）に固定する。

従って前記実施例によればスリーブ（ＡＩを構成する雌
雄−双のスリーブ材（１１（２１を伸長して各端部を、
予め梁型枠（ＣＩ　Ｋおける相対する内側面の所定位置
に取付けられたスリーブ固定用リング金物（Ｂ工）（Ｂ
２）に嵌合、固定するので、簡単な施工でスリーブ（Ａ
ｌを正確に所定位置にセットすることができる。

このようにスリーブ（Ａｌを梁型枠（Ｃ）内の所定位置
にセットしたのち、第１１図に示す如く梁型、枠（Ｃ）
内にコンクリ−トノ）を打設するものであるが、この際
、前記雌雄スリーブ材（１１（２＋の端部は夫々前記ス
リーブ固定用リング金物（Ｂ□）（Ｂ２）に嵌合、固定
されているので十分に補強且つ補剛され、コンクリート
打設時に変形する慣れがなく、マたスリーブが取付位置
よりずれることがなく、更に打設コンクリートがスリー
ブ（Ａｌ内に侵入することがない。

なお打設コンクリート（ト））の硬化後、梁型枠（Ｃ）
を脱型するもので、前記スリーブ固定用リング金物（Ｂ
□）　（Ｂ２）も型枠側板（α）の解体と同時に撤去さ
れ、再使用に供される。（＠１２図参照）（発明の効果
） 本発明においては前記したように、梁刑枠における相対
する内側面の所定位置に夫々スリーブ固定用１１ング金
物を取付け、伸縮自在に嵌装された雌雄スリーブ材より
なるスリーブが仮止めされた梁鉄筋を前記梁型枠内にセ
ットして、前記雌雄スリーブ材を伸長して同各スリーブ
材の端部を前記各スリーブ固定用リング金物に嵌合、固
着するようにしたので、梁鉄筋の配筋とスリーブのセッ
トとが同時に行なわれるとともに、簡単な施工で同スリ
ーブが前記各スリーブ固定用リング金物を案内として精
確に所定位置にセットされる。

また前記スリーブを構成する雌雄スリーブ材の各端部が
、前記スリーブ固定用リング金物に嵌合。

固着されているので、前記各スリーブ材の端部は同各リ
ング金物によって補強、且つ補剤され、スリーブの端部
がコンクリート打設時に変形することがなく、またスリ
ーブが打設コンクリート王によって取付位置にずれを生
起する惧れもなく、更にまたスリーブ端部より打設コン
クリートが侵入することもない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の方法によって施工された鉄筋コンクリ
ート梁の配管用貫通スリーブ取付部分を示す縦断側面図
、第２図はＷＪ１図の部分■の４広大図、第３図及び第
４図は夫々スリーブ固定用リング金物の正面図、第５図
は固定ビンの側面図、第６図乃至第１２図は本発明の工
法の工程を示す縦断側面図である。 （Ａｌ・・・スリーブ （Ｂ１）（Ｂ２）・・・スリーブ固定用リング金物（Ｃ
）・・・梁型枠　　　　　（Ｄ）・・・梁鉄筋口・・・
コンクリート（１）・・・雄スリーブ材（２）・・・雌
スリーブ材 代狸人　弁理士　　岡　太　重　文 外２名 第５図 第６図 第１２図 ρ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 梁型枠における相対する内側面の所定位置に夫々スリー
   ブ固定用リング金物を取付け、次いで伸縮自在に嵌装さ
   れた雌雄スリーブ材よりなるスリーブを仮止めした梁鉄
   筋を前記梁型枠内にセットし、次いで前記雌雄スリーブ
   材を伸長し、同各スリーブ材の端部を前記スリーブ固定
   用リング金物に嵌合、固着したのち、前記梁型枠内にコ
   ンクリートを打設することを特徴とする鉄筋コンクリー
   ト梁の配管用貫通スリーブ取付工法。