JPS622880Y2 - - Google Patents
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- JPS622880Y2 JPS622880Y2 JP5979577U JP5979577U JPS622880Y2 JP S622880 Y2 JPS622880 Y2 JP S622880Y2 JP 5979577 U JP5979577 U JP 5979577U JP 5979577 U JP5979577 U JP 5979577U JP S622880 Y2 JPS622880 Y2 JP S622880Y2
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- battery holder
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- NDVLTYZPCACLMA-UHFFFAOYSA-N silver oxide Chemical compound [O-2].[Ag+].[Ag+] NDVLTYZPCACLMA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
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Landscapes
- Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、たとえば耳穴挿入式補聴器のごとき
電子機器に関するものであり、特にこの種超小型
電子機器における電源のON−OFF切換えを確実
に行なうことができるようにするとともに電池の
着脱を容易に行ない得るようにしたものである。
耳穴式補聴器のごとき電子機器は、小型化が重要
な要素であり、製品化に際しては、各部品につい
て出来得る限り小型の物を使用する努力が払われ
ているのが実情である。
電子機器に関するものであり、特にこの種超小型
電子機器における電源のON−OFF切換えを確実
に行なうことができるようにするとともに電池の
着脱を容易に行ない得るようにしたものである。
耳穴式補聴器のごとき電子機器は、小型化が重要
な要素であり、製品化に際しては、各部品につい
て出来得る限り小型の物を使用する努力が払われ
ているのが実情である。
したがつて、電源スイツチの如き部材について
も機器全体の中で占めるスペースが大きくなりす
ぎず、スペース的に効率のよい組付け状態で得ら
れるように構成されるべきであり、しかもスイツ
チ本来の機能を十分発揮でき、確実な操作性を有
することが必要である。また、特に小型電池を使
うものであるため、電池寿命が短い点等からも不
使用時に於ける電源スイツチの切りわすれなどに
は十分な注意を払う必要があり、使用時には容易
確実に電源スイツチのON操作を行ない得ること
も必要である。さらにまた、全体形状の極めて小
型の装置に対し、小型の電池の交換を容易に行な
い得ることも取扱いを容易にする上から重要であ
る。
も機器全体の中で占めるスペースが大きくなりす
ぎず、スペース的に効率のよい組付け状態で得ら
れるように構成されるべきであり、しかもスイツ
チ本来の機能を十分発揮でき、確実な操作性を有
することが必要である。また、特に小型電池を使
うものであるため、電池寿命が短い点等からも不
使用時に於ける電源スイツチの切りわすれなどに
は十分な注意を払う必要があり、使用時には容易
確実に電源スイツチのON操作を行ない得ること
も必要である。さらにまた、全体形状の極めて小
型の装置に対し、小型の電池の交換を容易に行な
い得ることも取扱いを容易にする上から重要であ
る。
本考案は、このような実情に鑑み、提案するも
のであり、超小型電子機器における電源スイツチ
のON−OFF切換の確実化を図るとともに、電池
の着脱交換が容易にでき、しかも極めて簡潔な構
成で装置全体の小型化の方向にも十分適合するこ
とができ、製造や組立加工の面でも効率的に作業
を行ない得るようにしようとするものである。
のであり、超小型電子機器における電源スイツチ
のON−OFF切換の確実化を図るとともに、電池
の着脱交換が容易にでき、しかも極めて簡潔な構
成で装置全体の小型化の方向にも十分適合するこ
とができ、製造や組立加工の面でも効率的に作業
を行ない得るようにしようとするものである。
すなわち、本考案は上記目的を達成するため
に、機器本体に形成したホルダ収容部と、このホ
ルダ収容部に対し着脱且つ摺動自在となるように
した電池ホルダと、このホルダを上記ホルダ収容
部内に装着した状態で摺動操作することにより切
換え操作し得るようにしたスイツチ機構とを有
し、上記電池ホルダには該ホルダを上記ホルダ収
容部内に装着時に少なくとも機器本体の外方へ突
出するスイツチ操作ノブを有し、この操作ノブを
押圧操作することにより上記電池ホルダをホルダ
収容部から離脱し得るようにしたことを構成の特
徴とするものである。
に、機器本体に形成したホルダ収容部と、このホ
ルダ収容部に対し着脱且つ摺動自在となるように
した電池ホルダと、このホルダを上記ホルダ収容
部内に装着した状態で摺動操作することにより切
換え操作し得るようにしたスイツチ機構とを有
し、上記電池ホルダには該ホルダを上記ホルダ収
容部内に装着時に少なくとも機器本体の外方へ突
出するスイツチ操作ノブを有し、この操作ノブを
押圧操作することにより上記電池ホルダをホルダ
収容部から離脱し得るようにしたことを構成の特
徴とするものである。
以下、本考案の構成について、図示に示す一実
施例にしたがつて説明する。なお、図面は本考案
を適用した耳穴挿入式補聴器の一例を示すもので
あり、第1図は電池ホルダを脱した状態の斜視図
であり、第2図は要部縦断側面を示し、第3図は
同じく縦断正面を示す。これら図中、1は補聴器
本体の外筐となるケース本体であり、プラスチツ
ク等により成型され、内部に小型のマイクロフオ
ン2、電池3、ボリユーム4及びレシーバ5等の
各種部品を内蔵し得るように構成されている。そ
して、図示の例では、第2図中ケース本体1の右
側部分にはケース蓋1aが一体的に取り付けら
れ、前記各内蔵部品等はこのケース蓋1aを離脱
した開口状態で組付けを行ない、その後このケー
ス蓋1aを取り付けて蓋閉し得るようになつてい
る。
施例にしたがつて説明する。なお、図面は本考案
を適用した耳穴挿入式補聴器の一例を示すもので
あり、第1図は電池ホルダを脱した状態の斜視図
であり、第2図は要部縦断側面を示し、第3図は
同じく縦断正面を示す。これら図中、1は補聴器
本体の外筐となるケース本体であり、プラスチツ
ク等により成型され、内部に小型のマイクロフオ
ン2、電池3、ボリユーム4及びレシーバ5等の
各種部品を内蔵し得るように構成されている。そ
して、図示の例では、第2図中ケース本体1の右
側部分にはケース蓋1aが一体的に取り付けら
れ、前記各内蔵部品等はこのケース蓋1aを離脱
した開口状態で組付けを行ない、その後このケー
ス蓋1aを取り付けて蓋閉し得るようになつてい
る。
すなわち、ケース蓋1aには図示しない止めネ
ジを挿通係合し得るネジ挿通穴が形成されるとと
もに、ケース本体1の上記ケース蓋1aを着脱す
る側面には第3図から明らかなように、上記止め
ネジを螺合し得るネジ穴23a,24aが一体形
成されている。そして、これらのネジ穴23a,
24aを形成するには、ケース本体1の成形時に
雌ネジ体をインサート成形するようにすれば容易
に信頼性の高いネジ穴を形成できる。
ジを挿通係合し得るネジ挿通穴が形成されるとと
もに、ケース本体1の上記ケース蓋1aを着脱す
る側面には第3図から明らかなように、上記止め
ネジを螺合し得るネジ穴23a,24aが一体形
成されている。そして、これらのネジ穴23a,
24aを形成するには、ケース本体1の成形時に
雌ネジ体をインサート成形するようにすれば容易
に信頼性の高いネジ穴を形成できる。
また、上記ケース本体1内の図中下方部分には
小型のマイクロホン2を内蔵保持し得る空隙部1
bが形成され、該部1b内にはクツシヨン6によ
り握持されたマイクロホン2が、上記クツシヨン
6の脚部6a,6b,6c及び6dを介して係合
保持されている。また、上記マイクロフオン2の
集音部に対峙する前記ケース蓋1aの部分には、
開口7が対応して開設されている。また、上記空
隙部1bの図中上壁を成す仕切壁1c上にはホル
ダ収容部となる電池ホルダ嵌挿部8が形成されて
いる。この嵌挿部8は水銀電池や酸化銀電池等の
ボタン状の小型電池3を一体的に保持する後述の
電池ホルダ9を第2図中左右方向に摺動自在に保
持する部分となるものであり、この嵌挿部8は第
3図中上方部両側に、電池ホルダ9の図中上面両
側に摺動自在に接するガイド片10a,10bが
突設されている。また第2図中左右側の一側部に
は電池ホルダ突出入口11が開設されるととも
に、同図右方側の壁部を構成する前記ケース蓋1
aの電池ホルダのスイツチ操作ノブ12に対応す
る位置にノブ出入口1eが開設されている。ま
た、ケース本体1の上記ガイド片10a,10b
より第2及び3図中稍々上方位置の両側には、プ
リント基板保持用の一対の係合凹部13a,13
bが互に対向配設され、後述のプリント基板14
を係合保持し得るようになつている。なお、電池
ホルダ9は、第1及び2図中左方部分に前記ホル
ダ嵌挿部8の高さと略同じ程度の高さの内側弧状
壁部9bを形成し、残余の第2図中右方部分及び
両側部(第3図中左右部分)は電池3の上面側よ
り中途部にまで及ぶ高さの内側弧状壁部9c,9
dを形成する軸方向部と、この軸方向部の図中上
端内方には環状の径方向部9eが中央に開口9f
を残して形成されるとともに第2図中右方端上方
部には同図中右方に突出するスイツチ操作ノブ1
2が位置するようにプラスチツクの如き材料によ
り成型されている。なお、上記各内側弧状壁部9
b,9c,9dの内側弧状形状は、図示の如く電
池3の外形に倣つた曲率により、電池3の上端側
よりしつかりと嵌合できる程度の形状となつてい
る。
小型のマイクロホン2を内蔵保持し得る空隙部1
bが形成され、該部1b内にはクツシヨン6によ
り握持されたマイクロホン2が、上記クツシヨン
6の脚部6a,6b,6c及び6dを介して係合
保持されている。また、上記マイクロフオン2の
集音部に対峙する前記ケース蓋1aの部分には、
開口7が対応して開設されている。また、上記空
隙部1bの図中上壁を成す仕切壁1c上にはホル
ダ収容部となる電池ホルダ嵌挿部8が形成されて
いる。この嵌挿部8は水銀電池や酸化銀電池等の
ボタン状の小型電池3を一体的に保持する後述の
電池ホルダ9を第2図中左右方向に摺動自在に保
持する部分となるものであり、この嵌挿部8は第
3図中上方部両側に、電池ホルダ9の図中上面両
側に摺動自在に接するガイド片10a,10bが
突設されている。また第2図中左右側の一側部に
は電池ホルダ突出入口11が開設されるととも
に、同図右方側の壁部を構成する前記ケース蓋1
aの電池ホルダのスイツチ操作ノブ12に対応す
る位置にノブ出入口1eが開設されている。ま
た、ケース本体1の上記ガイド片10a,10b
より第2及び3図中稍々上方位置の両側には、プ
リント基板保持用の一対の係合凹部13a,13
bが互に対向配設され、後述のプリント基板14
を係合保持し得るようになつている。なお、電池
ホルダ9は、第1及び2図中左方部分に前記ホル
ダ嵌挿部8の高さと略同じ程度の高さの内側弧状
壁部9bを形成し、残余の第2図中右方部分及び
両側部(第3図中左右部分)は電池3の上面側よ
り中途部にまで及ぶ高さの内側弧状壁部9c,9
dを形成する軸方向部と、この軸方向部の図中上
端内方には環状の径方向部9eが中央に開口9f
を残して形成されるとともに第2図中右方端上方
部には同図中右方に突出するスイツチ操作ノブ1
2が位置するようにプラスチツクの如き材料によ
り成型されている。なお、上記各内側弧状壁部9
b,9c,9dの内側弧状形状は、図示の如く電
池3の外形に倣つた曲率により、電池3の上端側
よりしつかりと嵌合できる程度の形状となつてい
る。
そして、この電池ホルダ9の上記壁部9bの両
側には、第1図から明らかなように指掛け或いは
ホルダ挿入部8の電池ホルダ突出入口11への係
合部を兼ねた突出部9g,9hが突設されてい
る。
側には、第1図から明らかなように指掛け或いは
ホルダ挿入部8の電池ホルダ突出入口11への係
合部を兼ねた突出部9g,9hが突設されてい
る。
次に、プリント基板14は、第2及び3図中下
面側に電極板バネ15が取り付けられ、該板バネ
15の先端はく字状に折曲された折曲部15aが
電池3の図中上面に形成された一方の電極である
陰極側に圧接されるとともに図中上方に反り上つ
た先端15bは前記スイツチノブ12の内方に対
峙され、さらにその基端15cはプリント基板1
4上に形成された回路パターン(図示せず)に接
続されている。さらに、上記プリント基板14の
図中上面には回路構成部品であるI.C16や抵抗
17a或いはコンデンサ17b及びボリユーム4
等の電子部品が回路中に接続されるように固定支
持されている。なお、上記ボリユーム4について
は、そのボリユーム操作部4aの一部がケース本
体1に形成した開口19より外方に突出して、外
部からの調整操作を行ない得るようになつてい
る。なお、18は他方の電極板バネであり、図示
の場合、電池3の周部に形成された陽極を接続す
る。この板バネ18は、また上記電池3を弾発的
に挾持することにより、電池3とともに電池ホル
ダ9をホルダ嵌挿部8内にロツクするようにも作
用するものである。しかして、上記板バネ18
は、下端に弧状に折曲形成し互に対向するように
配設した一対の挾持腕18a,18bを有する脚
体18c,18dの上端部を前記プリント基板1
4の回路パターン(図示せず)に接続するように
固定されている。また、上記ケース本体1の第2
図中、上方部左方には、耳穴挿入部20が耳穴内
に挿入し得る程度の太さの円管状に折曲形成され
て突出されている。そして、ケース本体1内の上
方部内にクツシヨン21を介して内蔵保持された
レシーバ5が、上記挿入部20内に開設した貫通
孔20aに対応して設置されている。なお、上記
挿入部20の先端部には、可撓性或いは弾力性等
を有し、耳穴内への挿入時に挿入部20と耳穴間
の空隙を遮閉して耳穴内への外部雑音の浸入を防
止し得るように作用し、或いは耳穴内への挿入保
持状態が安定するように作用する耳栓22が取り
付けられている。
面側に電極板バネ15が取り付けられ、該板バネ
15の先端はく字状に折曲された折曲部15aが
電池3の図中上面に形成された一方の電極である
陰極側に圧接されるとともに図中上方に反り上つ
た先端15bは前記スイツチノブ12の内方に対
峙され、さらにその基端15cはプリント基板1
4上に形成された回路パターン(図示せず)に接
続されている。さらに、上記プリント基板14の
図中上面には回路構成部品であるI.C16や抵抗
17a或いはコンデンサ17b及びボリユーム4
等の電子部品が回路中に接続されるように固定支
持されている。なお、上記ボリユーム4について
は、そのボリユーム操作部4aの一部がケース本
体1に形成した開口19より外方に突出して、外
部からの調整操作を行ない得るようになつてい
る。なお、18は他方の電極板バネであり、図示
の場合、電池3の周部に形成された陽極を接続す
る。この板バネ18は、また上記電池3を弾発的
に挾持することにより、電池3とともに電池ホル
ダ9をホルダ嵌挿部8内にロツクするようにも作
用するものである。しかして、上記板バネ18
は、下端に弧状に折曲形成し互に対向するように
配設した一対の挾持腕18a,18bを有する脚
体18c,18dの上端部を前記プリント基板1
4の回路パターン(図示せず)に接続するように
固定されている。また、上記ケース本体1の第2
図中、上方部左方には、耳穴挿入部20が耳穴内
に挿入し得る程度の太さの円管状に折曲形成され
て突出されている。そして、ケース本体1内の上
方部内にクツシヨン21を介して内蔵保持された
レシーバ5が、上記挿入部20内に開設した貫通
孔20aに対応して設置されている。なお、上記
挿入部20の先端部には、可撓性或いは弾力性等
を有し、耳穴内への挿入時に挿入部20と耳穴間
の空隙を遮閉して耳穴内への外部雑音の浸入を防
止し得るように作用し、或いは耳穴内への挿入保
持状態が安定するように作用する耳栓22が取り
付けられている。
なお、前記マイクロフオン2、電池3、ボリユ
ーム4、I・C16、R・C17a,17b及び
レシーバ5さらにはプリント基板14等は、図示
しないがリード線等の接続部材により電気的に接
続され、補聴器回路を構成していることは勿論で
ある。
ーム4、I・C16、R・C17a,17b及び
レシーバ5さらにはプリント基板14等は、図示
しないがリード線等の接続部材により電気的に接
続され、補聴器回路を構成していることは勿論で
ある。
そして、上記構成の本実施例においては、特に
前記第2図から明らかなように、電極板バネ15
がスイツチ機構の可動接点を構成するようになつ
ている。
前記第2図から明らかなように、電極板バネ15
がスイツチ機構の可動接点を構成するようになつ
ている。
すなわち、第2図に示す状態では、電池ホルダ
9は電池3を嵌合した状態でホルダ嵌挿部8の最
奥部まで押し込まれている。また、電池ホルダ9
のスイツチ操作用ノブ12はノブ出入口11より
本体外方に突き出している。
9は電池3を嵌合した状態でホルダ嵌挿部8の最
奥部まで押し込まれている。また、電池ホルダ9
のスイツチ操作用ノブ12はノブ出入口11より
本体外方に突き出している。
そして、このとき上記電極板バネ15の自由端
側は電池ホルダ9の開口9fより電池3の図中上
面、すなわち陰極面に折曲部15aが圧接するよ
うに臨み、陰極面を導通接続状態としている。ま
た、このとき電池3の陽極側、すなわち外周部は
他方の電極板バネ18により弾発挾持されること
により接続状態にある。したがつて、この第2図
の状態では、詳述しないが補聴器の電気回路は電
源に接続されたスイツチONの状態にある。そこ
で、開口7よりマイクロフオン2で捕しゆうした
音は最終的にはレシーバ5より耳穴挿入部20の
貫通孔20aを通して聴取できる作動状態にあ
る。
側は電池ホルダ9の開口9fより電池3の図中上
面、すなわち陰極面に折曲部15aが圧接するよ
うに臨み、陰極面を導通接続状態としている。ま
た、このとき電池3の陽極側、すなわち外周部は
他方の電極板バネ18により弾発挾持されること
により接続状態にある。したがつて、この第2図
の状態では、詳述しないが補聴器の電気回路は電
源に接続されたスイツチONの状態にある。そこ
で、開口7よりマイクロフオン2で捕しゆうした
音は最終的にはレシーバ5より耳穴挿入部20の
貫通孔20aを通して聴取できる作動状態にあ
る。
次に上記作動状態、すなわち可聴状態から、電
源スイツテ機構をOFFに切換え不作動状態とす
るには、上記スイツチ操作ノブ12を第2図中左
方に押圧し、第4図の状態になるまで押し込めば
容易に切換えできる。すなわち、上記第2図から
第4図に切換るのに、スイツチ操作ノブ12を第
2図中左方に押すと、このノブ12の同図中左方
端、すなわち電池ホルダ9の開口9fの縁部の段
部32が、電極板バネ15の先端15b側の反り
上り面に当接して相対摺動し、該バネ15は同図
中上方に押し上げられてノブ12の上面に乗り上
り前記電池3の上面3a、すなわち陰極面から離
される。これにより、第4図の状態においては、
電池スイツチ機構はOFF状態に切換えられる。
したがつて、本補聴器を使用してなときには、こ
の第4図に示すような状態にしておけば、電池の
不必要な消耗を避けることができる。そしてこの
状態では、上記スイツチ操作ノブ12はノブ出入
口12aより本体内に没入する一方、電池ホルダ
9の一端壁部9b側がホルダ突出入口11より、
耳穴挿入部20の突出する側へ突き出している。
源スイツテ機構をOFFに切換え不作動状態とす
るには、上記スイツチ操作ノブ12を第2図中左
方に押圧し、第4図の状態になるまで押し込めば
容易に切換えできる。すなわち、上記第2図から
第4図に切換るのに、スイツチ操作ノブ12を第
2図中左方に押すと、このノブ12の同図中左方
端、すなわち電池ホルダ9の開口9fの縁部の段
部32が、電極板バネ15の先端15b側の反り
上り面に当接して相対摺動し、該バネ15は同図
中上方に押し上げられてノブ12の上面に乗り上
り前記電池3の上面3a、すなわち陰極面から離
される。これにより、第4図の状態においては、
電池スイツチ機構はOFF状態に切換えられる。
したがつて、本補聴器を使用してなときには、こ
の第4図に示すような状態にしておけば、電池の
不必要な消耗を避けることができる。そしてこの
状態では、上記スイツチ操作ノブ12はノブ出入
口12aより本体内に没入する一方、電池ホルダ
9の一端壁部9b側がホルダ突出入口11より、
耳穴挿入部20の突出する側へ突き出している。
なお、この第4図に示すスイツチOFFの状態
から、使用しようとする場合、すなわち耳穴に挿
入して取付け、聴取しようとする場合には、この
第4図の状態にある補聴器の耳穴挿入部20を図
示しない耳穴内に押し込めば良い。すなわち、第
4図の状態で、同図中左方に位置する耳穴内に上
記耳穴挿入部20を押し込んで装着すると、ケー
ス本体1より左方に突き出している電池ホルダ9
の一端壁部9bの外表面が顔側面の耳穴周部に押
し付けられ、同図中ホルダ嵌挿部8内を相対的に
右方に押圧摺動されることになり、前記第2図の
状態に再度切換えられる。そこで、第4図の状態
において離反されていた電極板バネ15は、電池
ホルダ9の移動によりスイツチ操作ノブ12より
はずれ、再度電池3の上面に圧接し、陰極側を導
通状態とすることにより、補聴することができ
る。
から、使用しようとする場合、すなわち耳穴に挿
入して取付け、聴取しようとする場合には、この
第4図の状態にある補聴器の耳穴挿入部20を図
示しない耳穴内に押し込めば良い。すなわち、第
4図の状態で、同図中左方に位置する耳穴内に上
記耳穴挿入部20を押し込んで装着すると、ケー
ス本体1より左方に突き出している電池ホルダ9
の一端壁部9bの外表面が顔側面の耳穴周部に押
し付けられ、同図中ホルダ嵌挿部8内を相対的に
右方に押圧摺動されることになり、前記第2図の
状態に再度切換えられる。そこで、第4図の状態
において離反されていた電極板バネ15は、電池
ホルダ9の移動によりスイツチ操作ノブ12より
はずれ、再度電池3の上面に圧接し、陰極側を導
通状態とすることにより、補聴することができ
る。
また、上記電池3を交換するために電池3を取
り出そうとするような場合には、前記第4図の状
態において、電池ホルダ9の一端壁部9bの両側
に設けた突出部9g,9hに指を掛け、電池ホル
ダ9を第4図の状態からさらに同図中左方に移動
し、第1図の状態に引き出せば、電池ホルダ9の
下面側が開放され、電池3を容易に取り出すこと
ができる。そして、第1図の如く、本体からはず
した電池ケース9に、新しい電池を適合させ、ホ
ルダ突出入口11内に前記ノブ12側より挿入す
れば、やがて電池3はその両側面より電極板バネ
18の各脚部18a,18bの先端に圧接し、さ
らにノブ12が電極板バネ15の折曲部15a附
近に圧接し、さらに電池ホルダ9とともに電池3
をホルダ嵌合挿入部8内に圧入すると、前記第4
図の状態に組付けることができ、容易に新しい電
池の装着を完了することができる。
り出そうとするような場合には、前記第4図の状
態において、電池ホルダ9の一端壁部9bの両側
に設けた突出部9g,9hに指を掛け、電池ホル
ダ9を第4図の状態からさらに同図中左方に移動
し、第1図の状態に引き出せば、電池ホルダ9の
下面側が開放され、電池3を容易に取り出すこと
ができる。そして、第1図の如く、本体からはず
した電池ケース9に、新しい電池を適合させ、ホ
ルダ突出入口11内に前記ノブ12側より挿入す
れば、やがて電池3はその両側面より電極板バネ
18の各脚部18a,18bの先端に圧接し、さ
らにノブ12が電極板バネ15の折曲部15a附
近に圧接し、さらに電池ホルダ9とともに電池3
をホルダ嵌合挿入部8内に圧入すると、前記第4
図の状態に組付けることができ、容易に新しい電
池の装着を完了することができる。
上述のように上記実施例においては、スイツチ
操作ノブ12の押圧により電池ホルダ9とともに
電池3が一体的にホルダ収容部であるホルダ嵌合
挿入部8内を摺動し、或いは耳穴挿入部20の突
出側へ突き出した状態にある電池ホルダ9の一端
壁部9bを押圧して電池ホルダ9とともに電池3
を一体的に押し戻すことにより、容易にスイツチ
機構のON−OFF切換えを行なうことができる。
しかも、上記スイツチ機構は、一方の電極板バネ
15弾発力を有効に利用し、電池3に直接この板
バネ15を圧接させ、或いは電池ホルダ9の摺動
に伴ない強制的に電池3より離反させるようにし
た極めて簡単な構造により構成されるので、耳穴
挿入式補聴器のごとく超小型化が要請される電子
機器を構成する上で極めて有効である。また、上
記スイツチ機構の切換操作には補聴器本体より突
き出し状態にあるスイツチ操作ノブ12又は一端
壁部9bを押し込むだけの単純な操作で良いの
で、装置全体の小型化に伴ない、これら部材も小
型に形成されても何等支障のない操作を行ない得
る。さらに、電池3の着脱も、電池ホルダ9の同
一摺動面上の移動のみで行なうことができるの
で、複雑な操作を必要としない。
操作ノブ12の押圧により電池ホルダ9とともに
電池3が一体的にホルダ収容部であるホルダ嵌合
挿入部8内を摺動し、或いは耳穴挿入部20の突
出側へ突き出した状態にある電池ホルダ9の一端
壁部9bを押圧して電池ホルダ9とともに電池3
を一体的に押し戻すことにより、容易にスイツチ
機構のON−OFF切換えを行なうことができる。
しかも、上記スイツチ機構は、一方の電極板バネ
15弾発力を有効に利用し、電池3に直接この板
バネ15を圧接させ、或いは電池ホルダ9の摺動
に伴ない強制的に電池3より離反させるようにし
た極めて簡単な構造により構成されるので、耳穴
挿入式補聴器のごとく超小型化が要請される電子
機器を構成する上で極めて有効である。また、上
記スイツチ機構の切換操作には補聴器本体より突
き出し状態にあるスイツチ操作ノブ12又は一端
壁部9bを押し込むだけの単純な操作で良いの
で、装置全体の小型化に伴ない、これら部材も小
型に形成されても何等支障のない操作を行ない得
る。さらに、電池3の着脱も、電池ホルダ9の同
一摺動面上の移動のみで行なうことができるの
で、複雑な操作を必要としない。
上述したところから明らかなように本考案に於
いては容易に所期の目的を達成でき、構造が簡単
で製造及び組立が容易にでき、また取扱いの便利
な電子機構を提供できる。なお、本考案は上記実
施例に限るものではなく、さらに種々の変形も可
能であり、また補聴器以外の他の機器への適用も
可能である。
いては容易に所期の目的を達成でき、構造が簡単
で製造及び組立が容易にでき、また取扱いの便利
な電子機構を提供できる。なお、本考案は上記実
施例に限るものではなく、さらに種々の変形も可
能であり、また補聴器以外の他の機器への適用も
可能である。
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第
1図は電池ホルダを離脱した状態の斜視図、第2
図はスイツチON状態の縦断側面図、第3図はケ
ース蓋をはずした状態の正面図、第4図はスイツ
チOFF状態の縦断側面図である。 1……ケース本体、1a……ケース蓋、1b…
…空隙部、1c……仕切壁、1d……開口、12
a……ノブ出入口、2……マイクロフオン、3…
…電池、4……ボリユーム、5……レシーバ、6
……クツシヨン、8……電池ホルダ嵌挿部、9…
…電池ホルダ、9b,9c,9d……電池ホルダ
の壁部、9e……電池ホルダの径方向部、9f…
…開口、9g,9h……電池ホルダの突出部、1
0a,10b……ガイド片、11……ホルダ突出
入口、12……スイツチ操作ノブ、13a,13
b……係合凹部、14……プリント基板、15…
…電極板バネ、18……電極板バネ、20……耳
穴挿入部。
1図は電池ホルダを離脱した状態の斜視図、第2
図はスイツチON状態の縦断側面図、第3図はケ
ース蓋をはずした状態の正面図、第4図はスイツ
チOFF状態の縦断側面図である。 1……ケース本体、1a……ケース蓋、1b…
…空隙部、1c……仕切壁、1d……開口、12
a……ノブ出入口、2……マイクロフオン、3…
…電池、4……ボリユーム、5……レシーバ、6
……クツシヨン、8……電池ホルダ嵌挿部、9…
…電池ホルダ、9b,9c,9d……電池ホルダ
の壁部、9e……電池ホルダの径方向部、9f…
…開口、9g,9h……電池ホルダの突出部、1
0a,10b……ガイド片、11……ホルダ突出
入口、12……スイツチ操作ノブ、13a,13
b……係合凹部、14……プリント基板、15…
…電極板バネ、18……電極板バネ、20……耳
穴挿入部。
Claims (1)
- 機器本体に形成したホルダ収容部と、このホル
ダ収容部に対し着脱且つ摺動自在となるようにし
た電池ホルダと、このホルダを上記ホルダ収容部
内に装着した状態で摺動操作することにより切換
え操作し得るようにしたスイツチ機構とを有し、
上記電池ホルダには該ホルダを上記ホルダ収容部
内に装着時に少なくとも機器本体の外方へ突出す
るスイツチ操作ノブを有し、この操作ノブを押圧
操作することにより上記電池ホルダをホルダ収容
部から離脱し得るようにしたことを特徴とする電
子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5979577U JPS622880Y2 (ja) | 1977-05-11 | 1977-05-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5979577U JPS622880Y2 (ja) | 1977-05-11 | 1977-05-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53155308U JPS53155308U (ja) | 1978-12-06 |
JPS622880Y2 true JPS622880Y2 (ja) | 1987-01-22 |
Family
ID=28959785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5979577U Expired JPS622880Y2 (ja) | 1977-05-11 | 1977-05-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS622880Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-05-11 JP JP5979577U patent/JPS622880Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53155308U (ja) | 1978-12-06 |
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