JPS6123916Y2 - - Google Patents

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JPS6123916Y2
JPS6123916Y2 JP5979677U JP5979677U JPS6123916Y2 JP S6123916 Y2 JPS6123916 Y2 JP S6123916Y2 JP 5979677 U JP5979677 U JP 5979677U JP 5979677 U JP5979677 U JP 5979677U JP S6123916 Y2 JPS6123916 Y2 JP S6123916Y2
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battery
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holder
knob
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JP5979677U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、たとえば耳穴挿入式補聴器のごとき
補聴器に関するものであり、特にこの種超小型補
聴器における電源電池の収容部とスピーカ及びマ
イクロホンの配設位置を機構的にも構造的にも極
めて良好となるようにしたものである。
耳穴式補聴器のごとき補聴器は、小型化が重要
な要素であり、製品化に際しては、各部品につい
て出来得る限り小型の物を使用し、全体形状を極
力小さくするための努力が払われているのが実情
である。したがつて、電源スイツチの如き部材に
ついても機器全体の中で占めるスペースが大きく
なりすぎず、スペース的に効率のよい組付け状態
で得られるように構成されるべきであり、しかも
スイツチ本来の機能を十分発揮でき、確実な操作
性を有することが必要である。特に小型電池を使
うものであるため、電池寿命が短い点等からも不
使用時に於ける電源スイツチの切りわすれなどに
は十分な注意を払う必要があり、また使用時には
容員確実に電源スイツチのON操作を行ない得る
ことも必要である。
さらに、一つの装置本体内にマイクホンとスピ
ーカが同時に内蔵される場合には、ハウリング現
象を生じ、鮮明音の聴取が不可能となることがあ
る。
本考案は、このような実情に鑑み、提案したも
のであり、超小型の補聴器内に併在して組込まれ
たスピーカとマイクロホンに於けるハウリングの
発生を効率的に十分回避でき、しかも極めて簡潔
な構成で装置全体の小型化の方向にも十分適合す
ることができ、製造や組立加工の面でも効率的に
作業を行ない得るようにしようとするものであ
る。
すなわち本考案は、部品の配置スペースに極め
て制約の大きい、超小型の補聴器においてスピー
カとマイクロホンの間に電源電池収容部を配設
し、電池を間にしてスピーカとマイクロホンがい
わゆるサンドイツチ状に重なり合うように隔設さ
れるようにしたことを特徴とするものである。
以下、本考案を図面に示す一実施例について説
明する。
図中、1はケース本体であり、プラスチツク等
により成型され、内部にマイクロホン2、電池
3、ボリユーム4及びレシーバ5等の各種部品を
内蔵し得るように構成されている。そして、図示
の例では、第2図中ケース本体1の右側部分には
ケース蓋1aが一体的に取り付けられ、前記各内
蔵部品等はこのケース蓋1aを脱した開口状態で
組付けを行ない、その後このケース蓋1aを取り
付けて蓋閉し得るようになつている。
すなわち、ケース蓋1aには図示しない止めネ
ジを挿通係合し得るネジ挿通穴が形成されるとと
もに、ケース本体1の上記ケース蓋1aを着脱す
る側面には第3図から明らかなように、上記止め
ネジを螺合し得るネジ穴23a,24aが一体形
成されている。そして、このネジ穴23a,24
aを形成するには、ケース本体1の成形時に雌ネ
ジ体をインサート成形するようにすれば容易に信
頼性の高いネジ穴を形成できる。
また、上記ケース本体1内の図中下方部分には
小型マイクロホン2を内蔵保持し得る空隙部1b
が形成され、該部1b内にはクツシヨン6により
握持されたマイクロホン2が、上記クツシヨン6
の脚部6a,6b,6c及び6dを介して係合保
持されている。また、上記マイクロホン2の集音
部に対峙する前記ケース蓋1aの部分には、開口
7が対応して開設されている。また、上記空隙部
1bの図中上壁を成す仕切壁1c上には電池ホル
ダ嵌挿部8が形成されている。この嵌挿部8は小
型電池3を一体的に保持する後述の電池ホルダ9
を第2図中左右方向に摺動自在に保持する部分と
なるものであり、この嵌挿部8は、第3図中上方
部両側に、電池ホルダ9の図中上面両側に摺動自
在に接するガイド片10a,10bが突設され、
また第2図中左方側の一側部には電池ホルダ突出
入口11が開設されるとともに、右方側の壁部を
構成する前記ケース蓋1aの電池ホルダのスイツ
チノブ9aに対応する位置にノブ出入口12が開
設されている。また、ケース本体1の上記ガイド
片10a,10bより図中稍々上方位置の両側に
は、プリント基板保持用の一対の係合凹部13
a,13bが互に対向配設され、後述のプリント
基板14を係合保持し得るようになつている。な
お、電池ホルダ9は、第1図及び第2図中左方部
分に前記ホルダ嵌挿部8の高さと略同じ程度の高
さの内側弧状壁部9bを形成し、残余の第2図中
右方部分及び両側部(第3図中左右部分)は電池
3の上面側より中途部にまで及ぶ高さの内側弧状
壁部9c,9dを形成する軸方向部と、この軸方
向部の図中上端内方には還状の径方向部9eが中
央に開口9fを残して形成されるとともに、第2
図中右方端上方部には同図中右方に突出するスイ
ツチノブ9aが位置するようにプラスチツクの如
き材料により成型されている。なお、上記各内側
弧状壁部9b,9c,9dの内側弧状形状は、図
示の如く電池3の外形に倣つた曲率により、電池
3をしつかりと嵌合できる程度の形状となつてい
る。そして、この電池ホルダ9の上記壁部9bの
両側には、第1図から明らかなように指掛け或い
はホルダ挿入部8の電池ホルダ突出入口11への
係合部を兼ねた突出部9g,9hが突設されてい
る。
次に、プリント基板14は、図中下面側に電極
板バネ15が取り付けられ、該板バネ15の先端
はく字状に折曲された折曲部15aが電池3の図
中上面に形成された一方の電極に圧接されるとと
もに図中上方に反り上つた先端15bは前記スイ
ツチノブ9aの内方に対峙され、さらにその基端
15cはプリント基板14上に形成された回路パ
ターン(図示せず)に接続されている。さらに、
上記プリント基板14の図中上面には回路構成部
品であるI.C16、抵抗17aやコンデンサ17
b及びボリユーム等の電子部品が回路中に接続さ
れるように固定支持されている。なお、上記ボリ
ユーム4については、そのボリユーム操作部4a
の一部がケース本体1に形成した開口19より外
方に突出して、外部からの調整操作を行ない得る
ようになつている。なお、18は他方の電極板バ
ネであり、図示の場合、電池3の周部に形成され
た陽極を接続する。この板バネ18は、また上記
電池3を弾発的に挾持することにより電池3とと
もに電池ホルダ9をホルダ嵌挿部8内ロツクする
ようにも作用するものである。しかして、上記板
バネ18は、下端に弧状に折曲形成し互に対向す
るように配設した一対の挾持腕14a,14bを
有する脚体14c,14dの上端部を前記プリン
ト基板14の回路パターンに接続するように固定
されている。また、上記ケース本体1の第1図
中、上方部左方には耳穴挿入部20が耳穴内に挿
入し得る程度の太さの円管状に折曲形成されて突
出されている。そして、ケース本体1内の上方部
内にクツシヨン21を介して内蔵保持されたレシ
ーバ5が、上記挿入部20内に開設した貫通孔2
0aに対応して設置されている。なお、上記挿入
部20の先端部には、可撓性或いは弾力性等を有
し、耳穴内への挿入時に挿入部20と耳穴間の空
隙を遮閉して耳穴内への外部雑音を防止し得るよ
うに作用し、或いは耳穴内への挿入保持状態が安
定するように作用する耳栓22が取り付けられて
いる。
なお、前記マイクロホン2、電池3、ボリユー
ム4、I.C16、抵抗17a、コンデンサ17b
及びレシーバ5さらにはプリント基板14等は図
示しないがリード線等の接続部材により電気的に
接続され、補聴器回路を構成していることは勿論
である。
そして、上記構成の本実施例においては、特に
前記第2図から明らかなように、電極板バネ15
がスイツチ機構の可動接点を構成するようになつ
ている。
すなわち、第2図に示す状態では、電池ホルダ
9は電池3を嵌合した状態でホルダ嵌挿部8の最
奥部まで押し込まれている。また電池ホルダ9の
スイツチ操作用ノブ9aはノブ出入口12より本
体外方に突き出している。そして、このとき上記
電極板バネ15の自由端側は電池ホルダ9の開口
9fより電池3の図中上面、陰極面に折曲部15
aが圧接するように臨み、陰極面を導通接続状態
としている。また、このとき電池3の陽極側、す
なわち外周部は他方の電極板バネ18により弾発
挾持されることにより接続状態にある。したがつ
て、この第2図の状態では、詳述しないが補聴器
の電気回路は電源に接続されたスイツチONの状
態にある。そこで、開口7よりマイクロホン2で
捕しゆうした音は最終的にはレシーバ5より耳穴
挿入部20の貫通孔20aを通して聴取できる作
動状態にある。
次に、上記作動状態、すなわち可聴状態から、
電源スイツチ機構をOFFに切換え、不作動状態
とするには、上記スイツチ操作ノブ9aを第2図
中左方に押出し、第4図の状態になるまで押し込
めば容易に切換えできる。すなわち、上記第2図
から第4図に切換るのに、スイツチ操作ノブ9a
を第2図中左方に押すと、このノブ9aの同図中
左方端、すなわち電池ホルダ9の開口9fの縁部
の段部32が、電極板バネ15の先端15b側の
反り上り面に当接して相対摺動し、該バネ15は
同図中上方に押し上げられてノブ9aの上面に乗
り上り、前記電池3の上面3a、すなわち陰極面
から離される。これにより、第4図の状態におい
ては、電源スイツチ機構はOFF状態に切換えら
れる。したがつて、本補聴器を使用してないとき
には、この第4図に示すような状態にしておけ
ば、電池の不必要な消耗を避けることができる。
そして、この状態では、上記スイツチ操作ノブ9
aはノブ出入口12より本体内に没入する一方、
電池ホルダ9の一端壁部9b側がホルダ突出入口
11より、耳穴挿入部20の突出する側へ突き出
している。
なお、この第4図に示すスイツチOFFの状態
から、使用しようとする場合、すなわち耳穴に挿
入して取付け、聴取しようとする場合には、この
第4図の状態にある補聴器の耳穴挿入部20を図
示しない耳穴内に押し込めば良い。すなわち、第
4図の状態で同図中左方に位置する耳穴内に上記
耳穴挿入部20を押し込んで装着すると、ケース
本体1より左方に突出している電池ホルダ9の一
端壁部9bの外表面が顔側面の耳穴周部に押し付
けられ、同図中ホルダ嵌挿部8内を相対的に右方
に押圧摺動されることになり、前記第2図の状態
に再度切換えられる。そこで、第4図の状態にお
いて、離反されていた電極板バネ15は、電池ホ
ルダ9の移動によりスイツチ操作ノブ9aよりは
ずれ、再度電池3の上面に圧接し、陰極側を導通
状態とすることにより、補聴することができる。
また、上記電池3を交換するために電池3を取
り出そうとするような場合には、前記第4図の状
態において、電池ホルダ9の一端壁部9bの両側
に設けた突出部9g,9hに指を掛け、電池ホル
ダ9を第4図の状態からさらに同図中左方にし、
第1図の状態に引き出せば、電池ホルダ9の下面
側が開放され、電池3を容易に取り出すことがで
きる。そして、第1図の如く、本体からはずした
電池ホルダ9に、新らしい電池を適合させ、ホル
ダ突出入口11内に前記ノブ9a側より挿入すれ
ば、やがて電池3はその両側面より電極板バネ1
8の各脚部の先端に圧接し、さらにノブ9aが電
極板バネ15の折曲部15a附近に圧接し、さら
に電池ホルダ9とともに電池3をホルダ嵌合挿入
部8内に圧入すると、前記第4図の状態に組付け
ることができ、容易に新らしい電池の装着を完了
することができる。
上述したように、本考案は、ケース本体の略中
央部に形成された電池ホルダ嵌挿部と、この嵌挿
部に対し着脱自在且つ摺動自在となるようにした
電池ホルダと、この電池ホルダに設けられ、この
ホルダを上記電池ホルダ嵌挿部内に装着したとき
少なくともケース本体の外方に突出する操作ノブ
と、上記電池ホルダを上記電池ホルダ嵌挿部内に
装着した状態で上記操作ノブを一方向に押圧操作
することにより開路され、且つ装着使用時に上記
電池ホルダが反対方向に押圧操作されることによ
り閉路されるようにしたスイツチ機構を備え、上
記電池ホルダ嵌挿部により隔設された上記ケース
本体の一側部分にマイクロホンを収容せしめ、上
記電池ホルダ嵌挿部をはさんで他側部にレシーバ
を収容するようにしたものであるので、小型化が
要求される補聴器において、簡単な構造で操作に
より電源のオン,オフが可能となる。特に、スイ
ツチ機構のオン操作は、使用時に自動的になすこ
とが可能となり、使用上の操作性を向上できる。
さらに、本願考案によれば、補聴器の小型化と
スイツチ機構の操作性の向上と相まい、さらにマ
イクロホンとスピーカが接近配置される補聴器に
おいて、電池ホルダにより上記マイクロホンとス
ピーカが離れた距離をもつて配置されるため、ハ
ウリングの発生が有効に防止される。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第
1図は電池ホルダを離脱した状態の斜視図、第2
図はスイツチON状態の縦断側面図、第3図はケ
ース蓋をはずした状態の正面図、第4図はスイツ
チOFF状態の縦断側面図である。 1……ケース本体、1a……ケース蓋、1b…
…空隙部、1c……仕切部、2……マイクロホ
ン、3……電池、4……ボリユーム、5……レシ
ーバ、6……クツシヨン、7……開口、8……電
池ホルダ嵌挿部、9……電池ホルダ、9a……ス
イツチ操作ノブ、9b,9c,9d……電池ホル
ダの壁部、9e……電池ホルダの径方向部、9f
……開口、9g,9h……電池ホルダの突出部、
10a,10b……ガイド片、11……ホルダ突
出入口、12……ノブ出入口、13a,13b…
…係合凹部、14……プリント基板、15……電
極板バネ、18……電極板バネ、20……耳穴挿
入部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ケース本体の略中央部に形成された電池ホルダ
    ー嵌挿部と、 この嵌挿部に対し着脱自在且つ摺動自在となる
    ようにした電池ホルダと、 この電池ホルダに設けられ、このホルダを上記
    電池ホルダ嵌挿部内に装着したとき少なくともケ
    ース本体の外方に突出する操作ノブと、 上記電池ホルダを上記電池ホルダ嵌挿部内に装
    着した状態で上記操作ノブを一方向に押圧操作す
    ることにより開路され、且つ装着使用時に上記電
    池ホルダが反対方向に押圧操作されることにより
    閉路されるようにしたスイツチ機構を備え、 上記電池ホルダ嵌挿部により隔設された上記ケ
    ース本体の一側部分にマイクロホンを収容せし
    め、上記電池ホルダ嵌挿部をはさんで他側部にレ
    シーバを収容するようにした補聴器。
JP5979677U 1977-05-11 1977-05-11 Expired JPS6123916Y2 (ja)

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JP5979677U JPS6123916Y2 (ja) 1977-05-11 1977-05-11

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JP5979677U JPS6123916Y2 (ja) 1977-05-11 1977-05-11

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Publication Number Publication Date
JPS53155309U JPS53155309U (ja) 1978-12-06
JPS6123916Y2 true JPS6123916Y2 (ja) 1986-07-17

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ID=28959787

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