JPS62287862A - 包装容器の収納体 - Google Patents

包装容器の収納体

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JPS62287862A
JPS62287862A JP61123694A JP12369486A JPS62287862A JP S62287862 A JPS62287862 A JP S62287862A JP 61123694 A JP61123694 A JP 61123694A JP 12369486 A JP12369486 A JP 12369486A JP S62287862 A JPS62287862 A JP S62287862A
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packaging
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packaging container
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野] 本発明は、包装容器の収納体に関する。
[従来の技術] 従来、例えば血液バッグのような医療用具は、ブリスタ
包装等により包装容器内に包装される。
一般に血液バッグのブリスタ包装に用いる包装容器は、
全体箱状をなす容器本体の開口部の周縁部に、外方に向
けて突出するフランジ部が形成される。この包装容器に
は、容器本体の内部に複数の血液バッグが開口部から装
填され、該開口部にはキャップ部が被覆される。このキ
ャップ部は周部がフランジ部との間で接合し、開口部を
封屯する。フランジ部とキャップ部との接合には、ヒー
トシール等が用いられ、この結果、血液バッグが装填さ
れる容器本体の内部は、密閉状態となる。
このようにプリスタ包装は、容器本体内に装填される医
療用具が密閉状態となるため、衛生的で安全な包装とさ
れる。
1−記のように血液バッグを密閉包装した包装容器は、
例えば段ポール箱のような収納体の内部に複数個収納さ
れる。収納は、収納体の内部に、複数の包装容器を上下
および縦横に重ねるようにして行なわれ、これにより包
装容器は収納体の内部で角柱状に積み重ねられることと
なる。収納体に複数個の包装容器が収納されると、該収
納体の開口が閉じられ、この状態で収納体の輸送、運搬
が行なわれる。
[発明が解決しようとする問題点] 上記のようにして、収納体の内部に包装容器を収納する
際、各包装容器は天地およびフランジ部の位置等に気を
使うことなく上下および縦横に隣接配置された。このた
め、包装容器の収納後、収納体の角部に2ラング部とキ
ャップ部の接合部分が位置されることがあった。包装容
器のうち、このフランジ部とキャップ部のfm 6部分
は、一般に脆弱部とされ、該部分は外部から加わる荷・
πや衝撃に弱い部分とされる。このため、該1慣弱部が
、収納体のうち外部から最も薄利や衝撃が加わる角部に
位置されると、輸送中、収納体の角部に加わる衝撃や振
動により、該角部に位置されるフランジ部やキャップ部
が破損する恐れがあった。このようにして脆弱部に破損
が生じると血液バッグの密閉包装が不完全となり、問題
があった。
■−記のような不具合から従来、複数の包装容器が収納
される収納体の各角部の内部に例えば発泡スチロール、
段ポール等からなる緩衝材を配Jジしたものがある。し
かしながら、このようにして緩衝材を増加する場合、包
装材料のコスト、梱包φ解梱作業のコストの増加をもた
らすこととなり、また包装廃棄物の発生をもたらすこと
にもなる。
[発明の目的] 本発明は、簡易な構成により、包装廃棄物の発生を抑制
しつつ、包装容器の脆弱部を確実に保護することを目的
としている。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明は、医療用具を内部に
収納し、脆弱部を角部の一部に有する箱状包装容器を複
a積み重ねて角柱状に収納してなる包装容器の収納体で
あって、前記包装容器は、収納された包装容器から形成
される角柱の角部に、該包装容器の脆弱部が位置しない
ように収納されるようにしている。
また、本発明は、前記包装容器が、箱状をなす容器本体
の開口部の周縁部に外方に向けて突出するフランジ部を
備え、容器本体への医療用具の装填後にL記フランジ部
に接合されて開口部を封止するキャップ部を備え、キャ
ップ部とフランジ部との接合部が脆弱部であることとし
ている。
また、本発明は、前記医療用具を血液バッグとしている
また、本発明は、前記収納体の1つの角部に包装容器の
反フランジ部を配置し、上記包装容器を)に、、準とし
て、隣り合う他の包装容器のフランジ部を天地方向で逆
方向に配置しながら縦および横方向に音数個、−ヒ下方
向に偶数個の包装容器が収納されてなることとしている
[発明の詳細な説明] 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る包装容器の収納体を示
す瀉視図、第2図は包装容器の斜視図。
第3図〜第5図は段ポール箱内部での包装容器の収納状
態に係り、第3図は第1図のm方向により観た矢視図、
第4図は第1図の■方向により観た矢視図、第5図は第
1図のV方向より観た矢視図である。
第2図に示す包装容器10は、内部に医療用具としての
血液バッグ11を装填可能とする血液バッグ装填用に係
る。包装容器10は、全体箱状をなす容器本体12を有
し、該容器本体12は1部に開口部13が形成される。
さらに開口部13の周縁部には、外方に向けて突出する
フランジ部14が形成される。医療用具としての血液/
へラグ11は、開口部13から容器本体12の内部に装
入する状態で装填され、容器本体12の内部には全部で
9つの血液バッグ11が整列状態で装填される。
血液バッグ11を装填した容器本体12の開口部13は
、キャップ部15により被覆される。
キャップ部15は、アルミニウム箔、樹脂フィルム等の
材料で形成される。開口部13を被覆するキャップ部1
5は、周部がフランジ部14との間で接合し、開口部1
3をM +h可能としている。フランジ部14とキャッ
プ部15の周部の接合には、ヒートシール、接着等が用
いられる。このようにして、開口部13がキャップ部1
5により封IL:、されると、容器本体12の内部の血
液/くラグ11が密閉状態となり、いわゆる血液/<ラ
グ11のブリスタ包装が行なわれることとなる。すなわ
ち、ブリスタ包装は、血液/くラグ11の密閉包装が可
能となるため、衛生的で安全な包装とされるに のように内部に血液バッグ11を密閉包装する包装容器
10は、第1図に示す収納体としての段ボール箱16の
内部に全部で36個収納される。すなわち、各包装容器
10は、立方体形状の段ポール箱16の内部に縦方向(
X方向)に3個、横方向(Y方向)に3個ずつ隣接され
、さらに1−下方向(2方向)にも4個ずつ積・成され
る。
これにより、全部で36個の包装容器10がf11柱状
に積載され、収納されることとなる(第31A〜第5図
参照)。
段ポール箱16に収納される包装容器10のうち、フラ
ンジ部14とキャップ部15の接合部分は、脆弱部とさ
れる。すなわち、包装容器lOのうち、フランジi’f
f114とキャップ部15の接合部分は、外部から加わ
る荷重や衝撃に弱い部分とされ、該部分に破損が生じる
と内部に装填される血液バッグ11の密閉包装が不完全
になる恐れがある。段ポール箱16に収納され、角柱状
に積載される各包装容器10のうち、段ポール箱16の
角部17の相応位置に収納される各包装容器10は、」
二記脆弱なフランジ部14とキャップ部15の接合部分
を角部17に対する内側に向けるように収納される。す
なわち、段ポール箱16の8つの角部17のうち、上底
側の各角部17の相応位置に収納される包装容器10は
、フランジ部14を下方にし、反フランジ部としての容
器本体12の底部を」三方に向ける状態に配置される。
これに燭し1段ポール箱16の下底側の各角部17の相
応位置に収納される包装容器10は、フランジ部14を
上方にし、容器本体12の底部が下方に向く状態に配置
される。一方、」二記段ポール箱16の各角部17の相
応位置に収納される包装容器10と、縦横および上下方
向で隣り合う各包装容器10は、隣り合う包装容器10
のフランジ部14に対し、フランジ部14を天地方向(
Z方向)で逆方向に向く状態で収納される。この結果1
段ポール箱16の内部に収納される各包装容器10は、
縦および横方向に奇数個、上五方向に偶数個となるため
、隣り合う全ての包装容器10が天地逆向きで収納され
る状丁凪となる。
1−記のようにして、段ポール箱16の内部にそれぞれ
各包装容器10が収納されると、段ポール箱16のm1
8が矢示A方向に閉じられ、粘着テープ等により418
同十が接着される。この状態で段ポール箱16の運搬、
輸送が行なわれる。
[発り1の其体的作用コ 次に、第1図に示す収納体の作用を説明する。
先ず、第1図に示すように内部に血液バッグ11を装填
してなる包装容器10を、段ポール箱16の内部に収納
する。この際、段ポール箱16の8つの角部17の相応
位置に収納される包装容器lOを、1脆弱なフランジ部
14とキャップ部15の接合部分が角部17に対する内
側に向くようにする。このようにして、各角部17の相
応位置に包装容器lOが収納されると、段ポール箱16
の運搬、輸送の際に該角部17に衝撃や荷重が加わった
場合においても、該角部17の部分にフランジ部14が
ないため、脆弱部としてのフランジ部14の破損が防1
ヒされる。この結果、段ポール箱16のうち、岐も荷重
や衝撃が加わり易い角部17の内部に緩衝材を増加して
配設する等の必要がなくなり、包装容器10の脆弱部を
簡易な構成により確実に保護することができる。また、
緩衝材を増やすことがないので包装廃棄物が増加する等
の不具合も解消され、さらに梱包、解梱に要するコスト
が軽減できる。
さらに、段ポール箱16に収納される各包装容器10は
、隣り合う全ての包装容器10がそれぞれ天地逆向きと
なるため、各包装容器10に突出形成されるフランジ部
14が、段ポール箱16の内部で上下方向(Z方向)に
重なり合うこととなる(第4図および第5図参照)、こ
の結果、段ポール箱16の収納6靖のうち、幅W(第4
図)、長さL(第5図)を小さく設定することができ、
包装容器10の収納効率を向上することができる。
このように、第1図に示す収納体によると、包装容器1
0の脆弱部を確実に保護し、かつ包装容器lOの収納効
率の向上が図れる。さらに本発明は、に記収納体に加え
て様々な収納例が考えられ、例えば第6図(A)、第6
図(B)、第6図(C)に示すようにそれぞれの大きさ
の段ポール箱16の内部に対応する包装容器10の複数
を収納してもよい。この際、フランジ部14は角部17
に対する内側に向くよう収納が行なわれる。
次に1本発明に係る収納体の効果を下記実験例で示す。
実験は、第7図に示す本発明に係る収納体で12個の包
装容器10を収納した段ポール箱16と第8図に示す従
来例に係る収納体(フランジ部15が角部17に位置す
る収納状態)で同じく12個の包装容器10を収納した
段ポール箱16についてそれぞれ落下試験を行ない、内
部に収納された各包装容器10の破損状態(シール破損
)を比較して行なった。この際、実験に用いた包装界″
rAlOは、容器本体12のX方向長さが140■■、
Y長さが250mm、高さがそれぞれ80.65.70
.80露履でかつフランジ部14のX方向長さが 18
01麿、Y方向長さが270脂會とした。また包装容器
10は、内部に血液バー2グ11を装填し、フランジ部
14とキャップ部15との接合部のシール幅を3mm、
シール強度を1.35kg/ cm (cr n−1寓
0.51kg/ crs、 n−12)とし、かつ全体
の重量を 600〜1400 gとした。また、第7図
に示す本発明に係る収納体では、容器本体12の側方に
緩衝材としての段ポール板19を配設した。また第8図
に示す従来例の収納体では、容器本体12の側方に発泡
スチロール製の緩衝材20を、また、収納される各包装
容器10の上面および下面とyt @される各包装容器
10の間には段ポール板21を配設した。
落下試験は、J I 5ZO202(包装貨物および容
器の落下試験方法)に基づいて行なわれ、高さ90cm
の位置から第7図および第8図に示すそれぞれの収納方
法で包装容器10を収納した殴ポール箱16を落下して
行なった。落下試験は、1つの段ポール箱16につき、
7箇所行なわれ、それぞれ収納された各包装容器lOの
破損状態、すなわち、フランジ部14でのシール剥離状
態の有無を検査して行なった。シール剥離状態の有無は
段ポール箱16に収納した各包装容器10を水中に沈め
、気泡の発生状態を検査して行なった。
実験結果は1表1に示される。この表から明らかなよう
に、本発明の実施例に係る収納体では、10回行なった
試験で1回もシール剥離が見られなかったが、従来例に
係る収納体では、5回行なった全ての試験で12個のう
ち、1個ないし2個のシール2IISが見られたことが
わかる。このような実験結果から本発明は、包装容器1
0の脆弱部を確実に保護可能な収納体であることがわか
る。
[発明の効果] 以りのように、本発明は、医療用具を内部に収納し、脆
弱部を角部の一部に有する箱状包装容器を複a積み重ね
て角柱状に収納してなる包装容器の収納体であって、前
記包装容器は、収納された包装容器から形成される角柱
の角部に、該包装容器の脆弱部が位置しないように収納
されるため、簡易な構成により、包装廃棄物の発生を抑
制しつつ、包装容器の脆弱部を確実に保護することがで
きるという効果がある。
また本発明は、前記包装容器が、箱状をなす容器本体の
開口部の周縁部に外方に向けて突出するフランジ部を備
え、容器本体への医療用具の装填後に上記フランジ部に
接合されて開口部を封止するキャップ部を備え、キャッ
プ部とフランジ部との接合部が脆弱部であることとした
ため、キャップ部による開口部の封1Fが確実となり、
容器本体内部の医療用具の密閉収納が確実に行なわれる
効果がある。
また本発明は、医療用具を血液バッグとしたため、血液
バッグを容器本体の内部で安全かつ衛生的に密閉包装で
きるという効果がある。
また本発明は、前記収納体の1つの角部に包装容器の反
フランジ部を配置し、上記包装容器を基準として、隣り
合う他の包装容器のフランジ部を天地方向で逆方向に配
置しながら縦および横方向に奇数個、上下方向に偶数個
の包装容器が収納されてなるようにしたため、隣り合う
包装容器のフランジ部回士を重合させることが可能とな
り、この結果、収納体の収納容積を小さく設定し、包装
容器の収納効率を向りできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る包装容器の収納体を示
す斜視図、第2図は包装容器の斜視図、第3図〜第5図
は段ポール箱内部での包装容器の収納状態に係り、第3
図は第1図の■方向により観た矢視図、第4図は第1図
の■方向により観た矢視図、第5図は第1図のV方向よ
り観た矢視図、第6図(A)〜第6図(C)はそれぞれ
本発明の他の収納例を示す斜視図、第7図および第8図
はそれぞれ本発明の効果を示す実験例に用いた包装容器
の収納状態に係り、第7図は本発明の収納方法により収
納された包装容器の収納状態を示す斜視図、第8図は従
来の包装容器の収納状態を示す斜視図である。 10・・・包装容器、14・・・フランジ部(脆弱部)
。 16・・・段ポール箱(収納体)、17・・・角部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)医療用具を内部に収納し、脆弱部を角部の一部に
    有する箱状包装容器を複数積み重ねて角柱状に収納して
    なる包装容器の収納体であって、前記包装容器は、収納
    された包装容器から形成される角柱の角部に、該包装容
    器の脆弱部が位置しないように収納されてなることを特
    徴とする包装容器の収納体。
  2. (2)前記包装容器が、箱状をなす容器本体の開口部の
    周縁部に外方に向けて突出するフランジ部を備え、容器
    本体への医療用具の装填後に上記フランジ部に接合され
    て開口部を封止するキャップ部を備え、キャップ部とフ
    ランジ部との接合部が脆弱部であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の包装容器の収納体。
  3. (3)前記医療用具が血液バッグであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の包装容器の収納体。
  4. (4)前記収納体の1つの角部に包装容器の反フランジ
    部を配置し、上記包装容器を基準として、隣り合う他の
    包装容器のフランジ部を天地方向で逆方向に配置しなが
    ら縦および横方向に奇数個、上下方向に偶数個の包装容
    器が収納されてなることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項ないし第2項のいずれかに記載の包装容器の収納体
JP61123694A 1986-05-30 1986-05-30 包装容器の収納体 Granted JPS62287862A (ja)

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JPS62287862A true JPS62287862A (ja) 1987-12-14
JPH0575635B2 JPH0575635B2 (ja) 1993-10-20

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0939964A (ja) * 1995-07-31 1997-02-10 Niigata Kawanishi Nogyo Kyodo Kumiai 食物収納容体及びその包装法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS517111A (en) * 1974-07-06 1976-01-21 Kanna Pushupa Shokubutsutaikarano inshurinno bunrihoho

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