JPS62287732A

JPS62287732A - 衛星放送受信システムのプリセツト方法

Info

Publication number: JPS62287732A
Application number: JP61131278A
Authority: JP
Inventors: Takayuki Igarashi; 孝之五十嵐
Original assignee: Fujitsu General Ltd
Current assignee: Fujitsu General Ltd
Priority date: 1986-06-06
Filing date: 1986-06-06
Publication date: 1987-12-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】ｒ産業上の利用分野」本発明は衛星放送受信システムにおいて、多数存在する
通信衛星の位置を自動的にサーチし、メモリにプリセッ
トするようにしたプリセット方法に関するものである。

「従来の技術」まず、衛星放送用テレビジョン受信機の概略を説明する
。現在、アメリカでは２〜５度の間隔で２０数個の民間
の放送用静止衛星が打上げられており、それぞれ第１図
に示すようなアンテナ位置制御装置を備えたテレビジョ
ン受信機を用いて受信している。この第１図において、
（１）はパラボラアンテナの反射板で、この反射板（１
）の焦点位置にフィードホーン（２）が設置され、この
フィードホーン（２）に結合したローノイズアンプおよ
びダウンコンバータ（３）がケーブルによって受信機（
４）に結合されている。この受信機（４）にはモニタＴ
　Ｖ　（５）　。

音声装置（６）、アンテナポジショナ−（７）が結合さ
れ、前記音声装置（６）には、音声増幅器（８）を介し
て左右のスピーカ（９）　（１０）が結合されている。

また、前記アンテナポジショナ−（７）は、静止衛星（
１１）の位置に指向するためのアクチュエータ（１２）
と前記フィードホーン（２）に結合されている。

以上のような構成において、アンテナポジショナ−（７
）により、ある衛星（１１）を選択すると、アンテナポ
ジショナ−（７）内のＣＰＵからの指令により、モータ
駆動部で直流制御信号を発生し、この信号がアクチュエ
ータ（１２）内の直流モータに加わり、この直流モータ
の回転によりパラボラアンテナ用反射板（１）を目的の
衛星に指向させる。このとき、直流モータの回転に同期
してパルスを発生させ、このパルスをアンテナポジショ
ナ−（７）内のパルス受信部を経てＣＰＵへ送り、この
ＣＰＵでそれを計数する。このパルス数によりアンテナ
の現在位置がわかり、プリセットした衛星位置まで移動
させることができる。同時にフィードホーン（２）の内
部の金属棒を垂直偏波であるか水平偏波であるかに合せ
てその角度を設定する。さらに、各衛星はそれぞれ２４
チヤンネルを具備するので、アンテナポジショナ−（７
）にていずれかのチャンネルを選択する。

衛星（１１）からの３．７−４．２Ｇｌ（ｚの信号は、
反射板（１）で反射され、フィードホーン（２）で受信
され、ローノイズアンプとダウンコンバータ（３）にて
４３０〜９３０ＭＨｚに落され、受信機（４）に送られ
る。前記アンテナポジショナ−（７）からは受信機（４
）に、どの映像チャンネルを選択しであるかのコントロ
ールコード信号が送られる。そしてフィードホーン（２
）からの入力信号は、受信機（４）でさらに９０Ｍ１（
ｚに落された後、映像信号と音声信号に分離され、この
うち映像信号は一旦アンテナポジショナー（７）を経て
モニタＴ　Ｖ　（５）へ送られる。受信機（４）で分離
された音声信号はサブキャリア５〜８．５ＭＨｚの信号
にて搬送されて音声装置（６）に送られる。このとき。

音声装置（６）にはアンテナポジショナ−（７）からど
の衛星のどのチャンネルの音声であるかのコントロール
コード信号が送られる。すなわち、音声装置（６）では
ディスクリートステレオ、マトリックスステレオ、マル
チプレックススステレオ、モノラルの区別、サブキャリ
アの周波数は何Ｈｚかなどの情報が伝達される。さらに
、この音声装置（６）にて音声中間周波増幅、ＦＭ検波
が行なわれ、さらに音声増幅器（８）で増幅し左右のス
ピーカ（９）　（１０）から音声が出力する。

以上のような衛星放送受信システムにおいて、目的の衛
星をサーチし、その位置をプリセットするには、従来は
画面をみながらアンテナ駆動の釦を操作していた。

「発明が解決しようとする問題点」従来のように、アンテナ駆動の釦を操作してプリセット
していたのではモータの正転と逆転を何回も繰返さなけ
ればならず、極めて面倒であるという問題があった。

ｒ問題点を解決するための手段」本発明は以上のような問題点を解決するためになされた
もので、アンテナポジショナ−内のアクチュエータ制御
回路からの制御信号によってアクチュエータ内のアンテ
ナ制御用モータを駆動し、かつこのモータの回転に応じ
たパルスをパルス発生部からアンテナポジショナ−へ帰
還してアンテナの位置を制御し、目的の映像をモニタＴ
Ｖに映し出すようにした衛星放送受信システムにおいて
。

アンテナの回転領域の一端から他端までスキャニングし
、かつチャンネルスキャニングしつつ受信されたビデオ
信号の中間周波信号のＡＧＣ電圧とそのときの回転位置
とを刻々と記憶し、全スキャニング終了後記憶された最
小のＡＧＣ電圧の回転位置へアンテナを移動してリセッ
トするようにしたリセット方法である。

ｒ実施例」以下′、本発明の一実施例を図面に基づき説明する。

第１図において、本発明では、アンテナポジショナ−（
７）にプリセット操作用のキーボード（１３）と、プリ
セットデータを記憶するメモリ（１４）を結合する。ま
た、前記アンテナポジショナ−（７）内に、アンテナを
基準点まで移動せしめるための信号をモータへ出力する
ための信号出力部と、基準点からの所定パルス数の範囲
内で最も電波の強い個所（例えば中間周波信号のＡＧＣ
電圧の最も低い電圧）を検出する検出部と、目的の衛星
からの受信周波数をサーチする周波数サーチ部と、アン
テナの偏波面を垂直から水平へまたは水平から垂直へ９
０度切換える切換部とを具備している。

前記キーボード（１３）は電源のオン、オフ用パワー釦
（１５）、プリセットするときのプリセット釦、垂直と
水平の偏波面切換釦、各衛星毎の衛星選択釦、各衛星選
択後のチャンネル選択釦等を具備している。また、前記
電波検出部は、アンテナポジショナ−（７）内に設けら
れたもので、第２図に示すように、受信機（４）からの
ビデオ信号の中間周波信号入力端子（１５）が、ＩＦ検
波回路（１６）、電圧増幅回路（１７）、Ａ／Ｄコンバ
ータ（１８）を介してマイコン（１９）に結合され、ま
た、ビデオ信号入力端子（２０）が、同期分離回路（２
１）　、積分回路（２２）、ノイズとビデオ信号の判別
回路（２３）を介して前記マイコン（１９）に結合され
、このマイコン（１９）はＤ／Ａコンバータ（２４）を
介して前記アクチュエータ（１２）のモータに結合され
ている。

つぎに、以上のような構成によるプリセット時のスキャ
ニング方法を説明する。フィードホーンピックアップア
ンテナの回転角度を例えば０〜２００度とした場合、第
４図に示すように０〜１００度までを領域又とし、１０
０〜２００度までの領域Ｙとして２つに区別する。

現在、フィードホーンピックアップアンテナが第３図お
よび第５図の点（Ｐ）の位置、即ち１３０度の位置を指
向しているものとする。

ここでキーボード（１３）のプリセット釦を押すと、ア
ンテナポジショナ−（７）の信号出力部からモータへ信
号が送られ、とのモータの駆動によりアンテナ反射板（
１）は東側位置から西側位置まで回転移動しはじめる。

同時にフィードホーンピックアップアンテナは領域Ｙか
ら２００度の位置まで回転する。この２００度の位置か
ら１００度の位置へ向って移動を開始してスキャニング
する。ただし１チヤンネル毎にピックアップアンテナを
１回スキャニングする。スキャニングを開始すると、マ
イコン（１９）には中間周波信号を検波したＡＧＣ電圧
が電圧増幅され、Ａ／Ｄ変換されて刻々と入力する。

同時に、衛星からのビデオ信号がある間は、同期分離さ
れ、積分されて判別回路（２３）からマイコン（１９）
へビデオ信号が入力しているとする信号が入力する。前
記ＡＧＣ電圧は第３図のように電波が強いと低電圧とな
るので、マイコン（１９）では刻々と入力するＡＧＣ電
圧を既に記憶されているＡＧＣ電圧と比較し、最小値の
電圧が回転角度とともに書換え記憶される。このように
して０度まで全てをスキャニングする。

２００〜θ度までのスキャニングにより最も低いへ〇〇
電圧が例えば７０度と記憶しているとすると、この記憶
されている最小値の位置へフィードホーンピックアップ
アンテナを回転して移動させて停止する。パラボラアン
テナが東側から西側へ回転移動中にフィードホーンピッ
クアップアンテナとチャンネルとをスキャニングさせる
。プリセットが終了すると該当する衛星釦を押してその
位置をメモリ（１４）に記憶する。

つぎの衛星についても同様にしてプリセットするが、既
に１回のプリセットがなされているので、全回転角度（
０−２００度）についてスキャニングすることなく、プ
リセット位置から±９０度の範囲でスキャニングしてプ
リセットしてもよい。プリセットの範囲内で衛星が見当
らないときには、キーボード（１３）の偏波面切換釦に
よってアンテナのフィードホーン（２）の偏波面を９０
度切換えて同様の操作をする。スキャニング中に、判別
回路（２３）からの信号がノイズだけと判別した場合に
は、スキャニングを２回繰返して、それでもノイズと判
断すると前回の位置へ戻る。

「発明の効果」本発明は上述のように構成したので、衛星選択のための
プリセット操作が速やかに、しかも確実になされるもの
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による衛星放送受信システムのブロック
図、第２図は電波強度検出部のブロック図、第３図はＡ
ＧＣ２ｔ！圧の特性図、第４図は回転角を２つの領域に
分けた場合の説明図、第５図はスキャニングの動作説明
図、第６図はフローチャ−トである。（１）・・・アンテナ反射板、（２）・・・フィードホ
ーン、（３）・・・ローノイズアンプとダウンコンバー
タ、（４）・・・受信機、（５）・・・モニタＴＶ、（
６）・・・音声装置、（７）・・・アンテナポジショナ
−５（８）・・・音声増幅器、（９）（１０）・・・ス
ピーカ、　（１１）・・・衛星、（１２）・・・アクチ
ュエータ、（１３）・・・キーボード、　（１４）・・
・メモリ、（１５）・・・中間周波信号入力端子、（１
６）・・・ＩＦ検波回路、（１７）・・・電圧増幅回路
、　（１ｇ）・・・Ａ／Ｄコンバータ、（１９）・・・
マイコン、（２０）・・・ビデオ信号入力端子、（２１
）・・・同期分離回路、（２２）・・・積分回路、（２
３）・・・判別回路。（２４）・・・Ｄ／Ａコンバータ。出願人　　株式会社富士通ゼネラル第　　６　　図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）アンテナポジショナー内のアクチュエータ制御回
路からの制御信号によってアクチュエータ内のアンテナ
制御用モータを駆動し、かつこのモータの回転に応じた
パルスをパルス発生部からアンテナポジショナーへ帰還
してアンテナの位置を制御し、目的の映像をモニタＴＶ
に映し出すようにした衛星放送受信システムにおいて、
アンテナの回転領域の一端から他端までスキャニングし
、かつチャンネルスキャニングしつつ受信されたビデオ
信号の中間周波信号のＡＧＣ電圧とそのときの回転位置
とを刻々と記憶し、全スキャニング終了後記憶された最
小のＡＧＣ電圧の回転位置へアンナテを移動してリセッ
トするようにしたことを特徴とする衛星放送受信システ
ムのプリセット方法。