JPH0640625B2 - 衛星放送受信システム - Google Patents

衛星放送受信システム

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JPH0640625B2
JPH0640625B2 JP18585085A JP18585085A JPH0640625B2 JP H0640625 B2 JPH0640625 B2 JP H0640625B2 JP 18585085 A JP18585085 A JP 18585085A JP 18585085 A JP18585085 A JP 18585085A JP H0640625 B2 JPH0640625 B2 JP H0640625B2
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signal
satellite
reception
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parabolic antenna
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寛史 松江
優 桜井
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、衛星放送を直接受信する衛星放送受信システ
ムに係わり、特に放送衛星の種類(ノーマルかインバー
スか)の識別の改良に関する。
[発明の技術的背景とその問題点] 近年、人工衛星から地球に向ってテレビジョン電波を発
射し、地上の視聴者がパラボラアンテナによりその電波
を直接受信し視聴する、いわゆる衛星放送が各国で実用
化、普及してきている。このような、放送の為の衛星
は、一般的には受信地点から見て受信可能な範囲であっ
て、静止軌道上に複数個配列された形態となる。
したがって、これらの衛星からの放送をすべて受ける為
には、視聴者はアンテナの向きを静止軌道面内において
変化させる必要がある。
しかも、1個の放送衛星から放送されるチャンネル数は
通常複数個あるから、視聴者はアンテナを特定の衛星の
方向に向けた後、その衛星の放送の中から希望の放送の
チャンネルを選択する操作が必要となる。
更にまた、混信防止の為、放送衛星には偶数チャンネル
が水平偏波、奇数チャンネルが垂直偏波を用いて送信さ
れるノーマル衛星と、反対に偶数チャンネルが垂直偏
波、奇数チャネルが水平偏波を用いて送信されるインバ
ース衛星があり、隣接衛星が近い場合には上記両種の衛
星が交互に配置される。したがって、視聴者は上記衛星
の種類も知らなければならず、この種類に応じて希望チ
ャンネルが奇数か偶数かに応じて、アンテナのコンバー
タの入力偏波面を水平偏波(H)か垂直偏波(V)に切
り換える必要がある。
これらの操作は、視聴者にとってわずらわしく、非常に
不便であった。
[発明の目的] 本発明は、このような衛星放送受信システム問題点に鑑
みてなされたもので、放送衛星がノーマル衛星かインバ
ース衛星かを自動的に検知でき、視聴者がその衛星の種
類を知らなくても所望の衛星放送の番組を視聴できる衛
星放送受信システムを提案することを目的とする。
[発明の概要] 本発明は、記憶モードにおいてパラボラアンテナ一定の
向きにあるとき、各チャンネルを受信するように受信周
波数の走査を行なう手段を有し、この走査により信号が
受信されたときの受信チャンネルの偶奇及びそのときの
パラボラアンテナの受信状態が水平偏波か垂直偏波かに
よりパラボラアンテナの向いている方向に存在する放送
衛星の種類を検知し、それを記憶するものである。
[発明の実施例] 以下、本発明の実施例につき図面を用いて説明する。第
1図に本発明の衛星放送受信システムの一実施例の全体
的構成を、又第2図にこの実施例の主要部の構成を示
す。第1図において(11)はパラボラアンテナであり、こ
のアンテナはパラボラ球面状の反射板(12)とこれに対向
して保持具(13)により保持された一次放射器(14)とから
成る。
パラボラアンテナ(11)は地面に固定された支柱(15)に、
方位角方向及び仰角方向に回動自在に取り付けられてい
る。このアンテナを静止軌道上の放送衛星に向ける為に
は正確には方位角と仰角を変える必要があるが、実際に
は軌道面に沿って一定方向に角度を変えるようにすれ
ば、充分に受信が可能である。このアンテナの角度の調
製は、支柱(15)とパラボラアンテナ(12)の下部の間に設
けられ、長さを制御できるアクチュエータ(16)によりな
される。
一方、一次放射器(14)にて受信された電波はこれに接続
しえ設けられた屋外ユニット(17)に入り、ここで高周波
増幅及び第1の周波数変換がなされた後、ケーブル(18
a)により屋内ユニット(21)の信号処理部(22)に送られ
る。衛星放送受信機は屋外ユニット(17)と屋内ユニット
(21)を意味する。
屋内ユニット(21)は、上記の信号処理部(22)と、アクチ
ュエータ(16)に制御信号を送るとともにアクチュエータ
の長さ、即ちパラボラアンテナ(12)の傾きを検知するア
ンテナ制御部(23)と、アンテナの受信状態即ち水平偏波
と垂直偏波のどちらかが受信可能かを制御する受信偏波
制御部(24)と、記憶モード時及び視聴モード時に視聴者
が人手により操作する操作部(25)とから成る。
アンテナ制御部(23)とアクチュエータ(16)間には、ケー
ブル(18 b)が、又受信偏波制御部(24)と一次放射器(14)
及び屋外ユニット(17)間にはケーブル(18 c)が接続され
ている。
屋内ユニット(21)の信号処理部(22)では受信信号が信号
処理され、映像信号及び音声信号が表示装置(26)に供給
されて衛星放送が再生される。
第2図を用いて屋内ユニット(21)を中心に本実施例を更
に詳しく述べる。同図に示すように、屋内ユニット(21)
のアンテナ制御部(23)は、アクチュエータ(16)に内蔵す
る直流モータに印加する直流電源(31)と、この直流電源
(31)により発生しモータ駆動線(32)を通して直流モータ
に印加する直流電圧の極性を切り換えるリレー(33)と、
直流モータからパルス検知線(34)を通して入ってくる回
転パルス数を計数するアップダウンカウンタ(35)と、後
述する記憶モード時のアップダウンカウンタ(35)の計数
値等を記憶する不揮発性メモリ(36)と、アップダウンカ
ウンタ(35)の計数値を表示する回転パルス表示LED(3
7)と、リレー(33)の切換え及びアップダウンカウンタ(3
5)カウント方向の制御、このカウンタ(35)の計数値の不
揮発性メモリ(36)への記憶、回転パルス表示LED(37)
への表示等の制御を行うアンテナ制御用CPU(38)とか
ら成る。
受信偏波制御部(24)は、受信偏波制御回路(39)から成
り、この回路は後述するように、パラボラアンテナ(11)
の受信状態を変える為に、一次放射器(17)のアンテナプ
ローブを回転させるモータに制御信号を送る機能を有す
る。
また、屋内ユニット(21)の信号処理部(22)は、第1図の
屋内ユニット(17)からの信号を第2の中間周波数に変換
する周波数変換回路(41)に局部発振信号を供給する局部
発振器(42)と、操作部(25)の後述するチャンネル指示部
から指示されたチャンネルを記憶す不揮発性メモリ(43)
と、このチャンネルを表示するチャンネル表示LED(4
4)と、これら不揮発性メモリ(43)、チャンネル表示LE
D(44)、局部発振器(42)及び受信偏波制御回路(39)への
制御等を行うチャンネル選局用CPU(45)と、上記周波
数変換回路(41)出力の中間周波信号を増幅する中間周波
増幅器(46)と、中間周波増幅器(46)における自動利得制
御(AGC)電圧を受信信号の強さとして表示するシグ
ナルメータ(47)と、中間周波信号をFM復調するFM復
調器(48)と、FM復調された映像信号、音声信号を各々
信号処理する映像処理回路(49)及び音声処理回路(50)と
から成る。
映像処理回路(49)及び音声処理回路(50)の出力は、第1
図に示す表示装置(26)に供給され映像、音声が再生さ
れ、視聴者がこれらを鑑賞する。
又、屋内ユニット(21)の操作部(25)は、メモリキー
(M)と0〜9の番号キーを有し、記憶モード時には希
望のラベル0〜9の番号を入力し、視聴モード時には視
聴を希望するラベルの番号を選択入力するラベル入力部
(51)と、アンテナの方向を指示する方向指示部(52)と、
チャンネル選局用CPU(45)に対して指示を行うチャン
ネル指示部(53)とから成る。
ところで、受信偏波制御部(24)の受信偏波制御回路(39)
は例えば第3図の回路により構成され、一次放射器(14)
及び屋外ユニット(17)は例えば第4図の構造とされる。
第4図に示すように一次放射器(14)は、反射板(12)に反
射した電波を導入する第1の導波管(61)と、この導波管
の先端付近の周囲に受信効率を向上させる為に設けられ
たスケーラ(62)と、上記導波管(61)の端部に挿入したア
ンテナプローブ(63)と、このプローブで受けた信号を再
び電波として伝送する第2の導波管(64)と、第2の導波
管(64)を通してアンテナプローブ(63)を回動させること
により垂直偏波又は水平偏波が受信可能な状態に制御す
るサーボモータ(65)とから成る。このモータ(65)はケー
ブル(18 c)を通して受信偏波制御回路(39)により制御さ
れる。又、屋外ユニット(17)は上記第2の導波管(64)に
接続される導波管部と、この導波管で受けた信号を高周
波増幅し第1の周波数変換を行うマイクロ波回路とから
成る。マイクロ波回路にて処理された信号はケーブル(1
8 a)を通して屋内ユニット(21)内信号処理部(22)の周波
数変換回路(41)に供給される。第3図の受信偏波制御回
路(39)は、2つの排他的論理和回路(66)、(67)と、切換
スイッチ(68)及び保持回路(69)とから成る。
受信偏波制御回路(39)には、チャンネル選局用CPU(4
5)から次の3種類の制御信号が供給されている。第1の
制御信号は、チャンネル指示部(53)から放送チャンネル
検知の他の受信周波数の走査が指示されるとき、チャン
ネル選局用CPU(45)は1〜24チャンネルの放送が順次
受信されるように選択されていることを示す為に出力さ
れる、第5図(a)に示すような奇チャンネルH偶チャン
ネルLのチャンネル選曲信号CSである。第2の制御信
号は、第5図(b)に示すように放送チャンネル検知の為
の受信周波数の走査がなされていることを意味する周波
数走査信号FSである。
更に第3の制御信号は周波数走査時にアンテナの受信状
態を例えば垂直偏波から水平偏波に切り換える為の切換
制御信号SSであり、第5図(c)に示すように1度1〜2
4の全チャンネルが走査された後、2度目の走査がなさ
れる前に例えばHからLに変化する。
チャンネル選局信号CSと切換制御信号SSは切換スイ
ッチ(68)に入力され、このスイッチ(68)の出力は一方の
排他的論理和回路(66)の一方の入力となり、他方の入力
はアンテナ制御用CPU(38)から放送衛星の種類を示す
衛星種類信号NIとして供給される。排他的論理回路(6
6)の出力は保持回路(69)に入力されており、周波数走査
信号FSは切換スイッチ(68)の制御を行うと共に保持回
路(69)及びアンテナ制御用CPU(38)にも供給されてい
る。又、保持回路(69)の出力である受信偏波制御信号H
V及び上記チャンネル選局信号CSは排他的論理和回路
(67)に入力され、ここで放送衛星の種類の判別がなされ
衛星種類信号NIとしてアンテナ制御用CPU(38)に供
給される。
ここで、上記受信偏波制御回路(39)を中心に第1図及び
第2図に示した実施例の動作を説明する。
この衛星放送受信システムの操作は、ある放送衛星から
の特定の放送チャンネルを予め記憶しておく為に記憶モ
ードと、その後その予め記憶された放送を視聴する為の
視聴モードの2つに分けられる。
まず、記憶モードについて説明する。操作部(25)のチャ
ンネル指示部(53)にある放送衛星の探索を行う為のサー
チボタン(図示しない)を押すと、チャンネル選局用C
PU(45)はアンテナ制御用CPU(38)にパラボラアンテ
ナ(11)の向きを微少角づつ変えるように指示する。
アンテナ制御用CPU(38)は直流電源(31)の直流電圧を
アクチュエータ(16)内の直流モータに印加し、パラボラ
アンテナの向きを変える。
この状態で、チャンネル選局用CPU(45)は局部発振器
(42)に制御信号を送り、局部発振器(42)は衛星放送1〜
24チャンネルが順次受信されるに必要な局発信号を周波
数変換器(41)に供給する。したがってこのとき周波数変
換回路(41)、中間周波増幅器(46)、FM復調器(48)、映
像処理回路(49)、音声処理回路(50)を通して表示装置(2
6)には1〜24チャンネルの各放送が再生される。勿論、
上記パラボラアンテナの向きが放送衛星の方向に合致し
ていなければ上記各チャンネルの放送はいずれも再生さ
れない。
このように各チャンネルが受信されるとき、上述のよう
にチャンネル選局用CPU(45)から第5図(a)に示すチ
ャンネル選局信号CSが受信偏波制御回路(39)に入力さ
れる。又、上記サーチボタンが押され受信周波数の選局
走査が開始されるとき、チャンネル選局用CPU(45)か
ら周波数走査信号FSが受信偏波制御回路(39)に送ら
れ、この信号によって切換スイッチ(68)は下側から上側
に切換接続される。したがって、このときチャンネル選
局用CPU(45)から供給される第5図の切換制御信号S
Sが、切換スイッチ(68)を通って排他的論理和回路(66)
に供給される。この回路(66)の出力は保持回路(69)を通
って受信偏波制御信号HVとなる。切換制御信号SSが
1のとき、受信偏波制御信号HVは受信状態が垂直偏波
Vとなるように制御するとし、SSがOのときHVがH
となるように制御するとすれば、SSとHVの波形のタ
イミングは第5図に示すようになる。したがって、選局
走査の最初は、受信偏波制御信号HVとして垂直偏波V
を示す信号がケーブル(18 c)を通してモータ(65)に伝え
られアンテナプローブ(63)が回動し、パラボラアンテナ
(11)は垂直偏波が受信可能な状態となっている。
上述のように選局走査がなされている過程において衛星
放送が受信されると、第2図の信号処理部(22)における
ジグナルメータ(47)の針が振れ、このときの信号はチャ
ンネル選局用CPU(45)に伝えられる。
一度、パラボラアンテナ(11)が垂直偏波V受信可能な状
態となって1〜24各チャンネルの選局走査がなされても
衛星放送が全く受信されないと、切換制御信号SSはL
(0)の状態となり、受信偏波制御回路(39)の出力も0、
即ち、パラボラアンテナ(11)は水平偏波が受信可能な状
態となる。この状態で再び1〜24各チャンネルの衛星放
送の受信が順次なされる。この状態でも衛星放送が検知
されないと、チャンネル選局用CPU(45)はアンテナ制
御用CPU(38)に制御信号が送られ、パラボラアンテナ
(11)は静止軌道上で微少角だけ向きを変える。
この状態で上記のような受信周波数の選局走査が繰り返
される。
今、パラボラアンテナ(11)を特定の方向に向けたとき、
垂直偏波が受信可能な状態では1〜24の全チャンネルと
も衛星放送が受信されなかったが、水平偏波が受信可能
な状態で第7チャンネルが受信検知されたとする。
このとき、中間周波数増幅器(46)の出力として放送がな
されていることを検知し、チャンネル選局用CPU(45)
は受信偏波制御回路(39)に送る周波数走査信号FSを第
5図(b)に示すようにL(0)とし、又選局走査を中止す
る。
したがって、チャンネル選局信号CSは、第5図(a)に
示すように停止チャンネルが奇数チャンネルであること
を示すH(1)の状態を維持する。上述のようにこのとき
受信偏波制御信号HVは水平偏波受信可能な状態にあり
L(0)であるから両信号を入力とする排他的論理和回路
(67)の出力はH(1)となり、第5図(e)に示すようにパ
ラボラアンテナ(11)が向けられている放送衛星がインバ
ース衛星であることを意味するH(1)の衛星種類信号N
Iがアンテナ制御用CPU(38)に送られる。このように
して放送衛星の種類が判別される。
上述のように放送衛星の種類は受信チャンネルの偶奇
と、受信偏波か垂直偏波か水平偏波かにより下表のよう
に判別される。
上記実施例では受信チャンネルの奇数、偶数はチャンネ
ル選局信号CSの1,0に対応し、受信偏波の垂直、水
平は受信偏波信号HVの1,0に対応さもたので、排他
的論理和回路(67)の出力により1のときインバース衛
星、0のときノーマル衛星として判別されることにな
る。
上記衛星種類信号NIは、アンテナ制御用CPU(38)に
送られた後、再び排他的論理和回路(66)に入力される。
排他的論理和回路(67)の出力は1であり、NIとして1
が上記回路(66)に入る。
一方、切換スイッチ(68)は下方に倒されチャンネル選局
信号CSが入り、排他的論理和回路(66)の出力は0とな
る。保持回路(69)はこの0が入るまで(時点t)受信
偏波制御信号HVとして0を出力している。結局、受信
偏波制御回路(39)はアンテナが水平偏波Hを受信可能と
なるようにモータ(65)を制御し続ける。
もし、第7チャンネルを視聴者が記憶させることを希望
する放送ならば、ラベル入力部(51)のメモリキー(M)と
0〜9の番号、例えば3を押す。すると、第2図に示す
ように、そのときのパラボラアンテナ(11)の向きに対応
するアップダウンカウンタ(35)の計数値(例えば65)、
及びその放送衛星がインバース衛星であることを示す衛
星種類番号NI(1)がラベル3を付して不揮発性メモリ
(36)に記憶される。又、そのときのチャンネル07が不
揮発性メモリ(43)にラベル3を付して記憶される。
もし、第7チャンネルを記憶させることを希望しないな
らばチャンネル指示部(53)からその旨を入力し、再び8
〜24チャンネルの周波数走査を行う。このとき、記憶希
望のチャンネルがあった場合には、ラベル入力部(51)の
メモリキー(M)を押し上記と同様な操作を行う。又、上
記特定の衛星の放送に記憶希望のチャンネルがなけれ
ば、再びチャンネル指示部(53)のサーチボタンを押し、
パラボラアンテナ(11)の向きの微少角変更及び受信周波
数の走査を行う。このようにして、希望放送の記憶を完
了する。
次に、視聴モードについて説明する。視聴者が例えば上
述のラベル3を付した放送の視聴を望んだとすれば、ラ
ベル入力部(51)から3を入力する。すると、アンテナ制
御用CPU(38)は不揮発性メモリ(36)からラベル3の付
された計数値65を読み出し、アップダウンカウンタ(35)
の計数値がこの値になるようにアクチェエータ(16)を制
御する。
こうしてパラボラアンテナ(11)は特定の放送衛星の方向
に向けられる。又、不揮発性メモリ(36)からこの放送衛
星がインバース衛星であることが読み出され、この衛星
種類信号NIは受信偏波制御回路(39)に送られる。する
と第3図の回路により、0の受信偏波制御信号HVがモ
ータ(65)に送られパラボラアンテナ(11)は水平偏波Hが
受信可能な状態となる。
ところで、視聴者がラベル3を押すとチャンネル選局用
CPU(45)も不揮発性メモリ(43)からラベル3の内容、
即ち07を読み出し、第7チャンネルが受信されるよう
に局部発振器(42)は対応する局発信号を周波数変換回路
(41)に供給する。
こうして特定方向のインバース衛星からの第7チャンネ
ル衛星放送が受信される。
上記説明では回転パルス表示LED(37)にはアンテナの
向きに対応したアップダウンカウンタ(35)の計数値を表
示しているが、ラベル表示LEDとして、入力したラベ
ル(例えば3)を表示させることもできる。
ところで、上述の実施例では放送衛星の種類を判別する
為に特別の回路(受信偏波制御回路)を有しているが、
アンテナ制御用CPU(38)にて処理を行うこともでき
る。そのフローチャートを第6図に又、波形のタイミン
グを第7図に示す。
第7図の時点t11ではチャンネル選局信号CSがH(1)
になったので、受信偏波制御信号HVが1となる。時点
12において、上述のようにサーチボタンが押される
と、周波数走査信号FSはH(1)となり、パララアンテ
ナの向きを変えながら受信周波数の走査がなされる。
このときFSフラグが0であると第6図において(161)
、(162) の流れを通りFSフラグは1とされる。ES
フラグが1となると、周波数走査信号FSはH(0)とな
っているから(163) 、(164) を通り切換制御信号SSが
調べられる。切換制御信号SSは時点t13までH(1)で
あり、衛星種類信号NIはL(0)とされているから(16
5) 、(166) の流れによりこの時点までは受信偏波制御
信号HVは1となっている。ところがそれら微少時間経
った時点t14では切換制御信号SSがL(0)となり、(1
67) 、(168) の流れによって受信偏波制御信号HVは0
となる。
今、垂直偏波では1〜24全チャンネルの放送が検知され
ず、水平偏波で第5チャンネルの放送が検知されたとす
る。このとき受信周波数の走査が中止され周波数走査信
号FSはL(0)となり、又奇数チャンネルが検知されて
いるからチャンネル切換信号CSがH(1)となる。
このとき水平偏波を受信しているため、受信偏波制御信
号HVはL(0)である。結局、(169) 、(170) 、(171)
の流れを通り、時点t16にて衛星種類信号NIはH(1)
となる。この後時点t17にてFSフラグは0に変わる。
この時点で、放送衛星がインバース衛星であると判別さ
れた。FSフラグが0になった後、周波数走査信号FS
はL(0)であり、(161) の流れを通り、チャンネル切換
信号CSと衛星種類信号NIの状態によって受信偏波制
御信号HVが決定される。
視聴モードでは、チャンネル切換信号CSが、例えばL
(0)、即ち所望チャンネルが偶数チャンネルであるとす
る(時点t18)と、衛星種類信号NIが1であれば(17
2) 、(173) の流れを通って時点t19には受信偏波制御
信号HVは1とされる。即ち、パラボラアンテナは垂直
偏波Vが受信可能な状態とされる。
ところで、第3図の受信偏波制御回路(39)の代りに第8
図の回路(71)を用いることもできる。即ちこの回路では
切換制御信号SSの代りに偏波制御信号DSが用いられ
ている。チャンネル選局用CPU(45)から出力される偏
波制御信号DSとチャンネル切換信号CSは放送衛星の
種類を判別する為の排他的論理和回路(82)に入り、衛星
種類信号NIが出力されアンテナ制御用CPU(38)に送
られる。アンテナ制御用CPU(38)からの衛星種類信号
NIとチャンネル切換信号CSはもう1つの排他的論理
和回路(83)に入り、出力は切換スイッチ(84)の一方の入
力となる。切換スイッチ(84)の他方の入力として偏波制
御信号DSが入れられている。周波数走査信号FSはチ
ャンネル選局用CPU(45)から出力されており、アンテ
ナ制御用CPU(38)に供給されると共に遅延器(85)に供
給され、その出力により切換スイッチ(84)を制御する。
上述の実施例のようにチャンネル指示部(53)のサーチボ
タンを押すと周波数走査信号FSは1となり受信周波数
の走査が開始する。
切換スイッチ(84)は通常下側に倒されているが、周波数
走査信号FS1となると、上側に倒され偏波制御信号D
Sが受信偏波制御回路(71)の出力としてパラボラアンテ
ナ(11)に供給される。
偏波制御信号DSが1で、受信偏波制御信号HVが1と
なると、垂直偏波が受信可能な状態となり、1〜24の全
チャンネルが走査される。
次に偏波制御信号DSが0となり、受信偏波制御信号H
Vが0となって、水平偏波が受信可能な状態となる。こ
の状態で第4チャンネルの衛星放送が受信検知される
と、FSは0となり、第9図(a)、(c)に示すようにチ
ャンネル切換信号CS及び偏波制御信号DSは0となっ
ているから排他的論理和回路(82)は0(即ちノーマル衛
星であること)を衛星種類信号NIとして時点t21にて
アンテナ制御用CPU(38)に送る。
ところでアンテナ制御用CPU(38)から排他的論理和回
路(83)に供給されている衛星種類信号NIは周波数走査
中は0又は1の状態を保持しており、上記排他的論理和
回路(82)の出力として衛星種類信号NIが得られた場合
にこの値を排他的論理和回路(83)に供給する。周波数走
査信号FSが0となった時点t21よりも微少時間後t22
にて切換スイッチ(84)は再び下側に倒される。このとき
には既に排他的論理和回路(83)の出力として、チャンネ
ウ選局信号CS及び衛星種類信号NIから適切な受信偏
波が決定されており、0が受信偏波制御信号HVとして
パラボラアンテナ(11)に送られる。
この場合も上述の実施例の場合と同様に、アンテナ制御
制御用CPU(38)を介して、衛星種類信号NIが放送衛
星の方向に対応する計数値と共に所定のラベルを付して
不揮発性メモリ(36)に記憶する。希望のチャンネルは上
記ラベルと同一のラベルを付して不揮発性メモリ(43)に
記憶される。視聴モードでは上記ラベルを指定して所望
の放送チャンネルの再生を行う。
ところで、上述の実施例ではアンテナの向きに対応する
計数値及び衛星種類信号NIを記憶する不揮発性メモリ
と希望チャンネルを記憶する不揮発性メモリは別に設け
ている如く説明したが、1つのメモリに特定のラベルを
付してもよいことは勿論である。又、このようなメモリ
は不揮発性のものに限らないことも勿論である。
又、上述の実施例では中間周波増幅器(46)の出力の大き
さいより衛星放送の有無を検知しているが、映像処理回
路(49)の同期分離回路が同期信号を検出できたかどうか
により衛星放送の有無を検知してもよい。
[発明の効果] 本発明によれば、自動的に放送衛星の種類を判別でき、
視聴者(操作者)は単に特定の放送衛星の所望チャンネ
ルを特定のラベルを付して記憶させ、このラベルを指定
することによってその放送を再生視聴できる。結局、視
聴者は放送衛星の種類を全く知る必要はない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の全体構成図、第2図は第1図
の実施例の屋内ユニットの回路構成例を示す図、第3図
は第2図の構成における受信偏波制御回路の回路例を示
す図、第4図は第1図の実施例におけるパラボラアンテ
ナの一次放射器と屋外ユニットの構成例を示す図、第5
図は第3図の回路を説明する為のタイミング図、第6図
は受信偏波制御をCPU内の行う場合のフローチャー
ト、第7図は第6図のフローチャートを説明する為のタ
イミング図、第8図は第2図の構成における受信偏波制
御回路の他の回路例を示す図、第9図は第8図の回路を
説明する為のタイミング図である。 11……パラボラアンテナ、14……一次放射器 16……アクチュエータ、21……屋内ユニット 22……信号処理部、23……アンテナ制御部 24……受信偏波制御部、25……操作部 26……表示装置 39,71……受信偏波制御回路 38……アンテナ制御用CPU 36,43……不揮発性メモリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】向きを変えることが可能で且つ水平偏波及
    び垂直偏波が選択受信できるように受信状態を変えられ
    るパラボラアンテナと、記憶モードにおいて、 前記パラボラアンテナの向きを順次変化させる手段と、 前記パラボラアンテナが一定の向きにあるとき各チャン
    ネルを受信するように受信周波数の走査を行なう手段
    と、 前記受信周波数の走査により信号が受信されたとき前記
    パラボラアンテナの向きを停止させる手段と、 前記信号が受信されたときのそのチャンネルの偶奇を検
    知する手段と、 この手段により検知されたチャンネルの偶奇及び前記パ
    ラボラアンテナの受信状態が水平偏波か垂直偏波かによ
    り前記パラボラアンテナの向いている方向に存在する放
    送衛星の種類を検知する手段と、 この手段により検知された放送衛星の種類及びこのとき
    の前記パラボラアンテナの向きの情報及び放送衛星の放
    送する所望の受信チャンネルの情報を所定のラベルを付
    して記憶する記憶手段と、 視聴モードにおいて、 前記所定のラベルを指定することにより前記記憶手段か
    ら対応する内容を読み出し、前記パラボラアンテナを特
    定の放送衛星の方向に向け所望の受信チャンネルが受け
    られるように制御すると共に前記パラボラアンテナを所
    定の水平偏波又は垂直偏波が受けられる受信状態となる
    ように制御する制御手段とを 備えて成ることを特徴とする衛星放送受信システム。
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