JPH03214821A - 番組追従ダイバーシティ受信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明のＬ−１的］ （産業上の利用分野） 本発明は自動車等の移動体用のデレビジ］ン受像機等に
好滴の番組追従ダイバーシティ受信装置に関する。

（従来の技術） 近時、軽薄短小で且つ高性能なテレビジョン受像機が開
発されてきており、自動車等の移動体においても利用さ
れるようになってきた。このような移動体用のテレビジ
ョン受像機においては、移動体の移動に伴ってアンテナ
受信電界強度がランダムに変化することから、Ｓ／Ｎ比
が劣化して画面品位が著しく劣化してしまうこともあり
、また、受信感度が著しく低下して画像及び音声が中断
してしまうこともある。そこで、１台のチューナに対し
て複数個のアンテナを設け、各アンテナの受信電界強度
を相互に比較し、常に最大の受信電界強度を得るアンテ
ナからのＲＦ信号を選択的にヂューナに与えるダイバー
シティ受信方式が採用される。これにより、移動体の移
動中であっても、テレビジョン放送の安定した受信が可
能である。

第２図はこのようなダイバーシティ受信＠置を示すブロ
ック図である。

アンテナ１乃至４に誘起したＲＦ信号はアンテナ切換ス
イッチ回路５に与えられる。アンテナ切換スイッチ回路
５は後述するレベル検出・比較回路９からの制御信号に
基づいてアンテナ１乃至４からのＲＦ信号を濡択的に導
入して、ＴＶチューナ６に供給する。ＴＶチューナ６は
図示しない電子同調チューナ、１Ｆ検波回路によって構
成されており、ユーザー操作に基づくチャンネルを選局
して映像信号を出力端子７に出力する。出力端子７から
の映像信号は図示しない表示装置に与えられて表示され
る。

また、水平及び垂直同期パルスがＴＶチューナ６からタ
イミング制御回路８に与えられており、タイミングｉｌ
ｌ　Ｉｌ１回路８は垂直帰線期間を示すタイミング仁月
をレベル検出・比較回路９に出力する。

レベル検出・比較回路９にはＴＶチューナ６から映像信
号も与えられている。レベル検出・比較回路９はタイミ
ング制御回路８からのタイミング信号によって、垂直帰
線期間毎にアンテナ切換スイッチ回路５に制御信号を出
力してアンテナ１乃至４を順次選択させ、各アンテナか
らのＲＦｆＭ号の受信レベル（映像信号レベル）を比較
し、出力が最大であるアンテナからのＲＦ信号を次の垂
直帰線期問まで選択的に導入させるように制御している
。

このように、アンテナ１乃至４のうち最大の受信感度を
得るアンテナからのＲＦ信号が受信されて選局される。

こうして、自動車等の移動体の移動によるランダムな受
侶霞界強度の変動に拘らず、安定した映像及び音用を得
ることができる。

ところで、第２図の装置は、アンテナ切換を行うことに
より、ユーザーが所望した所定の１チャンネルの信号を
最良の受信状態で受信するようになっており、受信状態
が著しく劣化した場合でも、受信チャンネルが他のチャ
ンネルに切換えられることはない。移動体の移動時には
、所定の放送局のエリアから同一番組を放送中の他の放
送局のエリアに移動することがある。また、地域によっ
ては、同一の番組を複数のチャンネル、例えば、ＶＨＦ
？４のチャンネルとＵＨＦ帯のチャンネル等で放送して
いることもある。このような場合には、同一番組放送中
のチャンネルを順次切換えて、最良の受信状態のチャン
ネルを選択することにより、所望の番組を良好な状態で
視聴することができる。

ところが、前述したように、第２図の装置では、移動体
が放送局から離間する方向に移動することにより受信電
界強度が小さくなってＳ／Ｎ比が劣化してしまった場合
でも、受信状態が良好な他のチャンネルに切換えられる
ことはない。したがって、良好な受信状態を得るために
、各チャンネルの受信状態の監視及び受信チャンネルの
変更をユーザー操作で行わなければならず、極めて煩雑
である。

（発明が解決しようと１る課題） このように、上述したダイバーシティ受信装青において
は、所望の番組を最良な状態で視聴するために、ユーり
゛−が各チャンネルの受信状態を監視して同一番組を放
送中の他のチャンネルに受信チャンネルを変更しなけれ
ばならず極めて煩雑であるという問題点があった。

本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、
同一番組を放送中の各チャンネルのうち最良の受信状態
が得られるチャンネルを自動的に選択することにより、
常時良好な受信状態で所望の番組を視聴することができ
る番組追従ダイバーシティ受信装置を提供することを目
的とする。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明に係る番組追従ダイバーシティ受信装置は、複数
のアンテナに誘起したＲＦ信号を制御信号に基づいて選
択的に導入するアンテナ切換スイッチ回路と、このアン
テナ切換スイッチ回路からのＲＦ信号のうちユーザー操
作に基づくチャンネルを選局すると共にチャンネル切換
信号に基づくチ１？ンネルを選局して映像信号を表示装
置に出力する第１のチューナと、前記制御信号を出力し
て前記アンテナ切換スイッチ回路が選択１るアンテナを
順次切換えて前記第１のチューナの各アンテナ毎の出力
を順次導入し受信レベルを検出して比較することにより
最大受信レベルが得られるアンテナを前記アンテナ切換
スイッチ回路に選択させるレベル検出・比較回路と、前
記アンテナ切換スイッチ回路からのＲＦ信号が与えられ
る第２のチューナと、この第２のチューナの受信チャン
ネルを順次切換えるチャンネル順次切換回路と、前記第
１及び第２のチューナからの映像信号を夫々記憶する第
１及び第２の画像メモリと、この第１及び第２の画像メ
モリに記憶された映像信号を読出して比較することによ
り前記第１及び第２のチューナの受信チャンネルによっ
て同一番組が放送されていることを示す一致信号を出力
する画像比較回路と、前記第１及び第２のチューナの受
信チャンネルの電界強度を比較して比較信号を出力する
電界強麿比較回路と、前記一致信号が入力され且つ前記
比較信号によって前記第２のチューナの受信チャンネル
の電界強度が前記第１のチューナの受信チャンネルの電
界強度よりも大きいことが示された場合には前記ヂ１／
ンネル切換信号を出力して前記第１のチューナの受信チ
ャンネルを前記第２のチューナの受信中のチャンネルに
切換える番組追従チヤンネル切換回路とを具備したもの
である。

（作用》 本発明においては、第１のチューナの出力に基づいてア
ンテナ切換によるダイバーシティ受信が行われる。一方
、第２のチューナはチャンネル順次切換回路によって受
信チャンネルが順次切替わる。第１及び第２のチューナ
からの映像信号は第１及び第２の画像メモリに夫々与え
られ、画像比較回路は第１及び第２の画像メモリに記憶
された映像信号を比較することにより、第１のチューナ
の受信チャンネルによって放送されている番組と同一の
番組が他のチャンネルによって放送されていることを示
づ一致信号を出力する。また、電界強度比較回路（よ第
１及び第２のチュ一犬の受仁チャンネルの電界強麿を比
較して比較信号を出力する。番組追従チャンネル切換回
路は、一致信号及び比較信号によって、第１のチューナ
の受信チャンネルと、口のチャンネルによって放送ざれ
ている番組と同一の番組を放送中の他のチャンネルとの
うち電界強度が大きい方のチャンネルを第１のチューナ
に選局させる。

（実施例》 以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細に説明する
。第１図は本発明に係る番組追従ダイバーシティ受信装
置の一実施例を示すブロック図である。第１図において
第２図と同一物には同一符号を付してある。

アンテナ１乃至４に誘起したＲＦ信号はアンテナ切換ス
イッチ回路５に与えられる。アンテナ切換スイッチ回路
５はレベル検出・比較回路９からの制御信号に基づいて
アンテナ１乃至４からのＲＦ信号を選択的に導入してＴ
Ｖチューナ１０．　１１に与える。レベル検出・比較回
路９の構成は従来と同一て゜あり、タイミング｛５　Ｑ
によって、垂直帰線期間毎にアンテナ切換スイッチ回路
５に制御信号を出力してアンテナ１乃至４を順次選択さ
せ、各アンテナからのＲＦ信号の受信レベル（映像信号
レベル）を比較し、出力が最大であるアンテナからのＲ
Ｆ仁号を次の垂直帰線期間まで選択的に導入させるよう
に制御している。

本実施例においては、２つのＴＶチューナ１０．１１が
採用されている。ＴＶチューナ１０は従来のＴＶヂュー
ナ６〈第２図参照〉と同様に、入力されたＲＦ信号から
ユーザー操作に基づくチャンネルを選局して、映像信号
を出力端子７及びレベル検出・比較回路９に出力すると
共に、水平及び垂直同期パルスをタイミング制御回路１
２に出力するようになっている。更に、ＴＶチューナ１
０は映像信号を画像メモリ１３に与え、ＡＧＣ電圧を電
界強度比較回路１５に与える。また、ＴＶチューナ１０
は、後述する番組追従チャンネル切換回路１８からのチ
ャンネル切換信号によってもチャンネルが切換えられる
ようになっている。

一７ｊ，ＴＶチューナ１１はチャンネル順次切換回路１
６によって制御されて選局を行い、映像信号を画像メモ
リ１４に与え、Ａ　Ｇ　Ｃ電圧を電界強度比較回路１５
に与え、水平及び垂直同期パルスをタイミング制胛回路
１２に与えるようになっている。チャンネル順次切換回
路１６は、タイミング制御回路１２によって制御されて
、ＴＶチューナ１０の受信チャンネル以外のチャンネル
をＴＶチューナ１１に順次選局させる。なお、タイミン
グ制御回路１２は、ＴＶチューナ１１に入力されるＲＦ
信号の所定チャンネルが有信号であるか無信号であるか
に基づいて、チャンネル順次切換回路１６の動作の停止
及び継続を指示している。また、タイミング制御回路１
２が垂直帰線期間を示づタイミング信号をレベル検出・
比較回路９に出力することは従来と同様である。

画像メモリ１３．　１４はラインメモリ又はフィールド
メモリ等によって構成されて、夫々、ＴＶチューナ１０
．　１１からの映像信号を記憶する。画像比較回路１７
は、これらの画像メモリ１３．　１４に記憶された信号
を読出して比較することにより、ＴＶチューナ１０，　
Ｎが選局したチャンネルによって同一番組が放送されて
いるか否かを判断し、同一番組が放送されている場合に
は−・致イ８号を番組追従チャンネル切換回路１８に出
力する。なお、画像メモリ１３．　１４がＴＶチューナ
１０．　１１からの映像信号を夫々記憶するタイミング
はタイミング制御回路１２によっ−（指示される。また
、画像比較回路１７の動作タイミングもタイミング制岬
回路１２によって制郵されていろ。電界強度比較回路１
５は、ＴＶチューナ１０．　１１からの八ＧＣ電圧を比
較することにより、−「Ｖチコー±１ｏ，　＋ｉの受信
チャンネルの電界強度を比較して比較信号を番組追従チ
ャンネル切換回路１８に出力する。

番組追従チャンネル切換回路１８は、画像比較回路１７
からの一致信号が入力され、且つ、電界強度比較回路１
５からの比較信号によってＴＶチューナ１１の受信チャ
ンネルの電界強度がＴＶチューナ１０の受信チャンネル
の電界強度よりも大きいことが示された場合には、ＴＶ
チューナ１０にチャンネル切換イエ号を出力しＵＴＶヂ
ューナ１１が選局しているチＰンネルを選局させるよう
になっている。

次に、このように構成された番組追従ダイバーシティ受
信装置の動作について説明する。

ダイバーシティによるアンデナ切換動作は従来と同様で
ある。タなわら、１ノベル検出・比較回路９は、垂直帰
１２期［！１中にアンテナ切換スイッチ回路５に制御信
号を出力して、アンテナ１乃至４がらのＲ「信昼を順次
選択的にＴＶチューナ１０に与え、時分割に入力される
−「Ｖチューナ１０からの映像信号を比較して、アンテ
ナ１乃至４のうち最人出力を得るアンテナからのＲＦ｛
Ｓ号を次の垂直帰線期間まで選択的に導入させる。

一方、アンテナ切換スイッチ回路５からのＲＦ信号はＴ
Ｖチューナ１１にも与えられる。ＴＶチューナ１１はチ
ャンネル順次切換回路１６に制御されて、ＴＶチューナ
１０の受信チャンネル以外のチャンネルを順次選局する
。受信チャンネルが無信号である場合にはＴＶチューナ
１１は次のチャンネルを選局し、有信号である場合には
電界強度比較回路１５によってＴＶチ１−ナ１０．　１
１のＡＧＣ電圧が比較ざれる。これにより、ＴＶヂュー
ナ１０による受イ：）ブＶンネルの最良電界強度とＴＶ
チューナ１１による受信チャンネルの最良電界強度とが
比較される。

一方、ＴＶチューナ１０．　１１からの映像信号は画像
メモリ１３．　１４に夫々与えられており、画像比較回
路１７は画像メモリ１３．　１４に記憶された映像信号
を読出して比較を行う。

いま、ＴＶヂューナ１０の受信チャンネルによって放送
されている番組と同一の番組が伯のチＸ７ンネルによっ
ても放送されている場合には、ＴＶチューナ１１がこの
ヂ１／ンネルを選局することにより、画像比較回路１７
から一致信号が番組追従チャンネル切換回路１８に出力
される。そうすると、番組追従チャンネル切換回路１８
は、電界強度比較回路１５からの比較信号によってＴＶ
チューナ１１の受信チャンネルの電界強度がＴＶチュー
ナ１０の受信チャンネルの電界強度よりも大きいことが
示された場合には、ＴＶチューナ１０にチャンネル切換
信号を与えてＴＶチューナ１１が選局中のチャンネルを
選局させる。以後、同様にして、ＴＶチューナ１１では
チャンネル順次切換回路１Ｇに制御されて全チャンネル
が受信されて、ＴＶチ１−ナ１０の受信チＶンネルと同
一番組を放送中の他のチャンネルの電界強度が比較ざれ
る。こうして、ＴＶヂューナ１０は、同一番組を放送中
のチャンネルのうち最大電界強度が得られるチ【ｌンネ
ルを常時選局することになる。

このように、本実施例においては、ＴＶチューナ１１の
受信チャンネルを順次切換え、画像比較回路１７によっ
′てＴＶチューナｉ．ｏ，１ｉの受信チャンネルの番組
が一致していることが示された場合には、両受信チャン
ネルのうち電界強度が大きい方のチャンネルを番組追従
チャンネル切換回路１８によってＴＶチューナ１０に選
局させるようにしており、電波状態の変動に拘らず、常
に最良の状態で所望の番組を視聴することができる。こ
のため、移動体用のテレビジョン受像機に採用した場合
には、移動体の移動に伴って受信中の番組のＳ／Ｎ比が
劣化しても、現在受信中のチャンネルの他のチャンネル
において良好なＳ／Ｎ比で同一番組が放送されていると
きには、自動的にＳ　／’　Ｎ比が良好なチｔ・ンネル
に受信チャンネルが切替わるので、移動体の走行時に画
面が著しく劣化することを防止１ることができる。特に
、移動体が艮距離を高速で移動する場合等には極めて有
効であり、各・チャンネルの電界強度の変動が急激であ
っても、ＶＨＦ帯及びＵＨＦ帯のいずれのチャンネルで
も所望の番組を最良の状態で視聴することができる。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、第１のチューナは
同一番組を放送中の各チャンネルのうち最良の受信状態
のチャンネルを選択的に受信するので、電波状態の変動
に拘らず、常時良好な受信状態で所望の番組を視聴する
ことができるという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る番組追従ダイバーシティ受信装置
の一実施例を示すブロック図、第２図はダイバーシティ
受信装置を示すブロック図である。 １〜４・・・アンテナ、 ５・・・７ンデナ切換スイッチ回路、 ９・・・レベル検出・比較回路、 ０．１１・・・ＴＶチューナ、１３．　１４・・・画像
メモリ、５・・・電界強度比較回路、 ６・・・チャンネル順次切換回路、 ７・・・画像比較回路、 ８・・・番組追従チャンネル切換回路。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複数のアンテナに誘起したＲＦ信号を制御信号に基づい
   て選択的に導入するアンテナ切換スイッチ回路と、 このアンテナ切換スイッチ回路からのＲＦ信号のうちユ
   ーザー操作に基づくチャンネルを選局すると共にチャン
   ネル切換信号に基づくチャンネルを選局して映像信号を
   表示装置に出力する第１のチューナと、 前記制御信号を出力して前記アンテナ切換スイッチ回路
   が選択するアンテナを順次切換えて前記第１のチューナ
   の各アンテナ毎の出力を順次導入し受信レベルを検出し
   て比較することにより最大受信レベルが得られるアンテ
   ナを前記アンテナ切換スイッチ回路に選択させるレベル
   検出・比較回路と、 前記アンテナ切換スイッチ回路からのＲＦ信号が与えら
   れる第２のチューナと、 この第２のチューナの受信チャンネルを順次切換えるチ
   ャンネル順次切換回路と、 前記第１及び第２のチューナからの映像信号を夫々記憶
   する第１及び第２の画像メモリと、この第１及び第２の
   画像メモリに記憶された映像信号を読出して比較するこ
   とにより前記第１及び第２のチューナの受信チャンネル
   によつて同一番組が放送されていることを示す一致信号
   を出力する画像比較回路と、 前記第１及び第２のチューナの受信チャンネルの電界強
   度を比較して比較信号を出力する電界強度比較回路と、 前記一致信号が入力され且つ前記比較信号によって前記
   第２のチューナの受信チャンネルの電界強度が前記第１
   のチューナの受信チャンネルの電界強度よりも大きいこ
   とが示された場合には前記チャンネル切換信号を出力し
   て前記第１のチューナの受信チャンネルを前記第２のチ
   ューナの受信中のチャンネルに切換える番組追従チャン
   ネル切換回路とを具備したことを特徴とする番組追従ダ
   イバーシティ受信装置。