JPS6228716Y2 - - Google Patents

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JPS6228716Y2
JPS6228716Y2 JP1428382U JP1428382U JPS6228716Y2 JP S6228716 Y2 JPS6228716 Y2 JP S6228716Y2 JP 1428382 U JP1428382 U JP 1428382U JP 1428382 U JP1428382 U JP 1428382U JP S6228716 Y2 JPS6228716 Y2 JP S6228716Y2
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JP
Japan
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reservoir
pump housing
mounting bracket
resin reservoir
synthetic resin
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JP1428382U
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JPS58116780U (ja
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  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ポンプ装置における合成樹脂製リザ
ーバの取付構造に関する。
従来、ポンプ装置に取付けられるリザーバは鉄
板製であつたが、ポンプ装置の軽量化を図るため
合成樹脂製リザーバが出現している。この合成樹
脂製リザーバは、ポンプハウジングに固定した取
付ブラケツトを介してポンプ装置に取付けられる
もので、リザーバの外壁に複数の案内溝を設け
て、各案内溝に取付ブラケツトに設けた各係止片
を嵌込んでポンプハウジングに取付けるようにな
つている。このため、このような取付構造におい
ては、リザーバの各案内溝に対する取付ブラケツ
トの各係止片の固定が十分でない場合にはリザー
バがガタついて振動するおそれがあり、さらには
各案内溝に対する各係止片の嵌込みが緩んでリザ
ーバが脱落するおそれがある。従つて、合成樹脂
製リザーバを取付ける場合には、リザーバをポン
プハウジングに確実に固定してリザーバが振動し
たり脱落したりするおそれのない取付手段が望ま
れる。
本考案は、このような実状に着目してなされた
もので、その主たる目的は、ポンプハウジングの
上部に設けた吸入孔に合成樹脂製リザーバの底部
に設けた流出孔部を位置決め固定して前記ポンプ
ハウジングの上部に前記リザーバを取付けてなる
ポンプ装置において、前記ポンプハウジングに前
記リザーバをガタがないよう確実にかつ容易に固
定し得て、前記リザーバが振動したり脱落するお
それのない取付構造を提供するにある。
以下、本考案を図面に基づいて説明するに、第
1図および第2図には本考案を実施して合成樹脂
製リザーバをポンプ装置に取付けた例が示されて
いる。ポンプ装置10は、動力舵取装置用のポン
プ装置であり、このポンプ装置10のポンプハウ
ジング11に合成樹脂製リザーバ20が金属製取
付ブラケツト31およびゴム製弾性体32を介し
て取付けられている。
合成樹脂製リザーバ20(以下樹脂製リザーバ
という)は、有底の円筒状リザーバ本体21と、
その上端開口部に高周波溶着した蓋体22とから
なるもので、リザーバ本体21の底部略中央には
流出孔部21aが突設されており、また蓋体22
に設けた給油口はキヤツプ23により覆蓋されて
いる。
しかして、リザーバ本体21の周壁には、所要
間隔を保つて上下に2条の環状突起部21b,2
1cが形成されていて、両環状突起部21b,2
1cの間が環状凹所21dになつている。両環状
突起部21b,21cのうち、下方の環状突起部
21b(第1環状突起部)は上方の環状突起部2
1c(第2環状突起部)よりも所要量外周に突出
する大きさに形成されている。
取付ブラケツト31は、環状に形成した帯状の
締付リング31aと、その外周に溶接した複数の
取付脚31bとからなるもので、帯状締付リング
31aの幅がリザーバ本体21の第2環状突起部
21cの幅より大きく形成されている。また、帯
状締付リング31aの両端部31cは、互に対向
して外側へ突出する締付片になつている。弾性体
32は環状を呈していて、リザーバ本体21にお
ける第1環状突起部21bの上面21eの幅に略
等しくかつ第2環状突起部21cの下面21fの
幅より大きい肉厚に形成されており、また弾性体
32の幅はリザーバ本体21における環状凹所2
1dの幅より小さく形成されている。
弾性体32は、リザーバ本体21の環状凹所2
1dに嵌合されて樹脂製リザーバ20に取付けら
れており、また取付ブラケツト31はその帯状締
付リング31aをリザーバ本体21の第2環状突
起部21cの外周に嵌合して、締付ボルト33に
より樹脂製リザーバ20に締付固定されていて、
各取付脚31bが所要量下方へ突出している。
このように、弾性体32および取付ブラケツト
31を取付けた樹脂製リザーバ20は、リザーバ
本体21の流出孔部21aをポンプハウジング1
1に設けた吸入孔12に液密的に嵌合してポンプ
ハウジング11の上部接合面に位置決め固定され
ている。また、樹脂製リザーバ20に取付けた取
付ブラケツト31の各取付脚31bは、帯状締付
リング31aの下面31dにて弾性体32の上面
32aを押圧して弾性体32の下面32bを第1
環状突起部21bの上面21eに圧接させた状態
で、締付ボルト13によつてポンプハウジング1
1に固定されている。これにより、弾性体32は
第1環状突起部21bの上面21eと帯状締付リ
ング31aの下面31dとの間に弾撥的に介在し
ている。
従つて、当該取付構造においては、弾性体32
の弾撥作用によりリザーバ本体21の底部下面が
ポンプハウジング11の上部接合面に圧接されて
両者間のガタが解消されるとともに、取付ブラケ
ツト31とポンプハウジング11およびリザーバ
本体21との間のガタが解消され、これらのガタ
に起因する樹脂製リザーバ20の振動の発生が防
止され、かつその脱落が防止される。また、当該
取付構造においては、弾性体32を介してリザー
バ本体21に締付固定した取付ブラケツト31の
各取付脚31bをポンプハウジング11に固定す
るようにしているため、ポンプハウジング11へ
の樹脂製リザーバ20の固定、すなわちポンプ装
置10への樹脂製リザーバ20の取付けが容易で
ある。さらにまた、当該取付構造を採用する場合
には、リザーバ本体21に各環状突起部21b,
21cを形成するのみで樹脂製リザーバ20を複
雑な形状にする必要がない。
なお、本実施例は本考案の一実施例を示すもの
で、本考案においてはリザーバ本体21の第2環
状突起部21cをかならずしも必要としない。ま
た、本実施例においては、取付ブラケツトとして
帯状締付リング31aの両端部31cを締付片に
形成した取付ブラケツト31を採用しているが、
この締付片を省略して単なる帯状の締付リングに
変更してもよく、また弾性部材としてゴム製弾性
体32を採用しているが、これを樹脂製リザーバ
20の上下方向に弾性変形可能な適宜の弾性リン
グに変更することができ、さらには弾性部材を円
周上複数に分離することもできる。
以上説明したように、本考案はポンプ装置に取
付けられる合成樹脂製リザーバの周壁に設けた環
状突起部の上面側に弾性部材を嵌合するととも
に、この弾性部材の上面側にポンプハウジングに
固定される取付脚を備えた環状の取付ブラケツト
を締付固定し、前記取付脚を前記ポンプハウジン
グに固定して前記弾性部材を前記環状突起部の上
面と前記取付ブラケツトの下面との間に弾撥的に
介在させたことにその構造上の特徴がある。従つ
て、本考案によれば、前記環状突起部の上面と前
記取付ブラケツトの下面との間に介在する弾性部
材の弾撥作用により、ポンプハウジングと合成樹
脂製リザーバ間のガタ、取付ブラケツトとポンプ
ハウジングおよび合成樹脂製リザーバ間のガタを
解消して合成樹脂製リザーバの振動の発生を防止
できるとともに、合成樹脂製リザーバの脱落を防
止することができ、さらには合成樹脂製リザーバ
のポンプ装置への取付けを容易にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施してポンプ装置に合成樹
脂製リザーバを取付けた状態を示す正面図、第2
図は第1図の部分破断側面図である。 符号の説明、10……ポンプ装置、11……ポ
ンプハウジング、12……吸入孔、20……合成
樹脂製リザーバ、21……リザーバ本体、21a
……流出孔部、21b,21c……環状突起部、
21d……環状凹所、21e……上面、21f…
…下面、31……取付ブラケツト、31a……帯
状締付リング、31b……取付脚、31d……環
状面、32……弾性体、32a……上面、32b
……下面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ポンプハウジングの上部に設けた吸入孔に合成
    樹脂製リザーバの底部に設けた流出孔部を位置決
    め固定して前記ポンプハウジングの上部に前記リ
    ザーバを取付けてなるポンプ装置において、前記
    リザーバの周壁に設けた環状突起部の上面側に弾
    性部材を嵌合するとともに、この弾性部材の上面
    側に前記ポンプハウジングに固定される取付脚を
    備えた環状の取付ブラケツトを締付固定し、前記
    取付脚を前記ポンプハウジングに固定して前記弾
    性部材を前記環状突起部の上面と前記取付ブラケ
    ツトの下面との間に弾撥的に介在させたことを特
    徴とする合成樹脂製リザーバの取付構造。
JP1428382U 1982-02-04 1982-02-04 ポンプ装置における合成樹脂製リザ−バの取付構造 Granted JPS58116780U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1428382U JPS58116780U (ja) 1982-02-04 1982-02-04 ポンプ装置における合成樹脂製リザ−バの取付構造

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JP1428382U JPS58116780U (ja) 1982-02-04 1982-02-04 ポンプ装置における合成樹脂製リザ−バの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58116780U JPS58116780U (ja) 1983-08-09
JPS6228716Y2 true JPS6228716Y2 (ja) 1987-07-23

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ID=30026753

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JP1428382U Granted JPS58116780U (ja) 1982-02-04 1982-02-04 ポンプ装置における合成樹脂製リザ−バの取付構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005351247A (ja) * 2004-06-14 2005-12-22 Kanzaki Kokyukoki Mfg Co Ltd 油圧ポンプユニット

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JPS58116780U (ja) 1983-08-09

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