JPS62286966A - 2−ヒドロキシ−カルバゾ−ル−1−カルボン酸ナトリウムの製造方法 - Google Patents

2−ヒドロキシ−カルバゾ−ル−1−カルボン酸ナトリウムの製造方法

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JPS62286966A
JPS62286966A JP62127312A JP12731287A JPS62286966A JP S62286966 A JPS62286966 A JP S62286966A JP 62127312 A JP62127312 A JP 62127312A JP 12731287 A JP12731287 A JP 12731287A JP S62286966 A JPS62286966 A JP S62286966A
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JP
Japan
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hydroxy
carbazole
sodium
carboxylate
alkanol
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JP62127312A
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English (en)
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ハインツ−ウルリツヒ・ブランク
ユルゲン−デイートリツヒ・マイアー
ボルフガング・バウアー
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Bayer AG
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Bayer AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D209/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
    • C07D209/56Ring systems containing three or more rings
    • C07D209/80[b, c]- or [b, d]-condensed
    • C07D209/82Carbazoles; Hydrogenated carbazoles
    • C07D209/88Carbazoles; Hydrogenated carbazoles with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to carbon atoms of the ring system

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 2−ヒドロキシ−カルバゾールのカリウム塩を180〜
260℃及び4.5バール圧力にてCO2と反応させて
2−ヒドロキシ−カルバゾール−1−カルボン酸(2,
1−アシル酸(azylsaeure))及び2−ヒド
ロキシ−カルバゾール−3−カルボン酸く2.3−アシ
ル酸)の異性体混合物が生成することはF IATi終
報告No、1313、第364頁から公知である。所望
の2,1−アシル酸は、カルボキシ化から得られる反応
混合物を水の中に移し、H2SO4を用いて中和し、未
反応の2−ヒドロキシカルバゾールを炉別し、そして2
.1−アシル酸をNaClによってそのナトリウム塩の
形で塩析することにより単離する。この方法の欠点は2
,1−アシル酸部と一緒にヂ液に到達する異性体2,3
−アシル酸の割合が大きいことである。
欧州特許第110,239号は、アルカノールの存在下
で行なう2.1−アシル酸の改良された選択的製造方法
を開示する。この方法では、その高い溶解度の故にしば
しば望ましくないカリウム塩が同様に得られ、このカリ
ウム塩は更にアルカノールを含んだ形で製造され、従っ
て非経済的に乾燥させて、次いで乾燥カリウム塩として
取扱わなければならない。
今回、水性媒体中で2−ヒドロキシ−カルバゾール−1
−カルボン酸をNaCIと反応させることによる2−ヒ
ドロキシ−カルバゾール−1−カルボン酸ナトリウム(
2,1−アシル酸ナトリウム)の製造において、反応を
C3〜C7゜−アルカノールの存在下で及び8より大き
いpHにて行なうことを特徴とする方法が見出された。
本発明に従う方法のアルカノールは、3〜10、好まし
くは3〜8、特に好ましくは3〜6個のC原子を有する
、脂肪族の直鎮又は分枝鎖モノヒドロキシ化合物、例え
ばプロパツール、イン70パノール、ブタノール、イソ
ブタノール、tert 、−ブタノール、ペンタノール
類、ヘキサノール頚、オクタツール類又はデカノール顕
であり、これらはもちろん互いに混合物として用いるこ
ともできる。
特に非常に好ましい方法では、上記のプロパツール類及
びブタノール類を用いる8 上記のアルカノールは、全反応混合物中の水の量に関し
て1.5〜6.0重量%、好ましくは1.7〜5.0重
量%、特に好ましくは1.9〜4.3重量%の量で用い
る。原則として上記の量の範囲外で行なうことも可能で
あるが、若干悪い結果をもたらし得る。
本発明に従う方法は8より大きいpHにて、例えば8〜
14、好ましくは8.3〜12、特に好ましくは8.5
〜11.5.及び特に非常に好ましくは8.7〜10.
5、のpHにて行なう。
本発明に従う反応に必要なNaClはアシル酸カリウム
1モル当94〜10モル、好ましくは4〜6モルの量で
、例えば化学的に、純粋な品質又は工業的品質、例えば
従来の岩塩、で用いることができる。
NaClはここでは固体又は溶解形で、例えば飽和水溶
液として、加えることができる。全反応混合物は室温か
ら反応混合物の沸点までの温度を有することができ、又
はNaClの添加の前、間もしくは後にかかる温度にも
っていくことができる。NaClの添加後、反応混合物
を冷却して最大60℃の温度、例えば0〜60°C1好
ましくは5〜50℃、特に好ましくは10〜40°C1
にもっていき、2.1−アシル酸ナトリウムを一過によ
り得る。必要ならば結晶化の前に清澄化濾過を従来の方
法で行なうことができる 本発明に従う方法は、例えば、水及び本発明に従う量の
1又はそれ以上の上記アルカノールをカルボキシ化反応
から生成する租アシル酸カリウム(例えば上記異性体混
合物)に加え、この混合物を租アシル酸カリウムを溶解
させるようにし、続いてNaClを加え、そして次いで
混合物を結晶化させ;適当ならばNaClの添加の前及
び/又は後に清澄化濾過を行なう。
CO2を用いて2−ヒドロキシー力ルバゾールのカリウ
ム塩のカルボキシ化を上記欧州特許第110,239号
に従いアルカノール性媒体中で行なう場合には、欧州特
許第110,239号に従い得られたアルカノール性カ
ルボキシ化混合物に最初に水を加え、次いでアルカノー
ルを蒸留により、蒸留により得られる全混合物に関して
1〜4.5重量%の残留含量まで除去し、次いで上記の
方法でさらに処理することにより本発明に従う方法を好
ましく双性なうことができる。
反応混合物が上記pHを有しない場合には、適当に反応
する物質例えばNaOH,KO)I、Na2Co、、K
 、CO3、HCI、H,SO,又は酢酸によりこれを
達成できる。
2−ヒドロキシ−カルバゾール−1−カルボン酸ナトリ
ウムは本発明に従い良好に結晶化した形でしかも高収率
及び高純度で得られる。結晶の単離の間に得られる濾過
ケークは、その良好な結晶化の故に比較的多い固形分く
乾燥重量)を含有する。カリウムに対するナトリウムの
変化率は公知の方法より著しく高い値である二二の値は
一般に97%以上であり、しばしば99%以上である。
遊離の2−ヒドロキシ−カルバゾール−1−カルボン酸
は鉱酸を加えることによりナトリウム塩から得ることが
できる。しかしながら、ナトリウム塩はそのままで更な
る処理、例えばナフトールAS染料の製造に供すること
ができる。
以下の実施例は、本発明を限定することなく本発明を記
載するものである。
実施例1〜5 すべての反応バッチ(それぞれ0.34モル)は櫂形撹
拌機、熱電対及び還流冷却器又は蒸留付属品を備えた平
面−地面接合ビーカー中で行なった。冷却後、反応混合
物を約3分で約30kPaの真空にて磁製吸引濾過器(
直径12.5cm)を通して濾過した。次いで濾過ケー
クをそれぞれ75m1の10%濃度NaCl溶液で2回
洗浄し、約3cmのケーク厚さにて、15分間吸引乾燥
した。更なる乾燥は乾燥キャビネット中で行なった。
実施例1 0.34モルの2−ヒドロキシ−カルバゾール−1−カ
ルボン酸カリウム(2,1−アシル酸カリウム、96%
純粋物質)、15.2gのブタノール及び740m1の
水を約95℃に加熱し、99gのNaCl(1,7モル
)を加えた。
溶液のpHは8.9であった。撹拌しつつ室温に冷却し
た後、撹拌機をとめると自然に析出する粗い明白な結晶
が得られた、固有の実験データは第1表に示す。
実施例2 838m1の2.1−アシル酸カリウム懸濁液(0,3
4モルの100%純度2,1−アシル酸カリウム、78
7m1の水、水の量に関して約2.4%の残留ブタノー
ル)を約100℃に加熱し、105gのNaCl(1,
8モル)を加えた。
溶液のpHは約10であった。室温に冷却後、撹拌機を
とめると自然に析出する狙い明白な結晶が得られた。固
有の実験データは第1表に示す。
実施例3(比較例) 0.34モルの2.1−アシル酸カリウム及び740m
1の水を80°Cに加熱し、90gのNaCl (1,
5モル)を加えたspHは9であった。室温に冷却後濃
厚な懸濁液が得られたくデータは第1表参照)。
実施例4(比較例) 0.34モルの2.1−アシル酸カリウム(96%純粋
物質)、72.5gのブタノール及び740rr+t’
の水を約95℃に加熱し、99gのNaCl (1,7
モル)を加えた。溶液のpHは約9であった。室温に冷
却後、処理しにくい固体物質が、比較的長時間放置した
後にのみ得られた(データは第1表参照)。
実施例5(比較的) 838mlの2,1−アシル酸カリウム懸濁液(0,3
4モルの100%純度2.1−アシル酸カリウム、78
9m1の水、水の量に関して約2.4%の残留ブタノー
ル)を約95℃に加熱し、105gのNaCl(1,8
モル)を加えた。溶液のpHを希硫酸を用いて8.0に
調整した。室温に冷却後、かなり不明瞭な結晶がみられ
た(データは第1表参照)。
実施例6〜12 第2表に挙げたアルカノールを、水の量に関して3.2
重量%の量で用いたことを除いて実施例2と同様にして
実施例6〜12を行なった。
実施例13及び14(比較例) 実施例13ではメタノールのみを及び実施例14ではエ
タノールのみを加えたことを除いて実施例6〜12と同
様にして処理を行なった。
12表 (実施 大施医蚤号 13(比較〉 14(比較) 列6〜14)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水性媒体中で2−ヒドロキシ−カルバゾール−1−
    カルボン酸カリウムをNaClと反応させることによる
    2−ヒドロキシ−カルバゾール−1−カルボン酸ナトリ
    ウム(2,1−アジル酸ナトリウム)の製造法であつて
    、反応をC_3〜C_1_0−アルカノールの存在下で
    及び8よりも大きいpHにて行なうことを特徴とする方
    法。 2、反応をC_3〜C_6−アルカノール、特にC_3
    〜C_6−アルカノールの存在下で行なうことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、アルカノール含量が水の量に関して1.5〜6.0
    重量%であることを特徴とする特許請求の範囲第1又は
    2項記載の方法。 4、アルカノール含量が1.7〜5.0重量%、特に1
    .9〜4.3重量%であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1〜3項のいずれかに記載の方法。 5、pHが8〜14、特に8.3〜12であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1〜4項のいずれかに記載の
    方法。 6、pHが8.5〜11.5であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1〜5項のいずれかに記載の方法。 7、pHが8.7〜10.5であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1〜6項のいずれかに記載の方法。 8、2−ヒドロキシ−カルバゾール−1−カルボン酸カ
    リウム1モル当り4〜10モルのNaClを用いること
    を特徴とする特許請求の範囲第1〜7項のいずれかに記
    載の方法。 9、欧州特許第110,239号に従い得られるアルカ
    ノール性カルボキシ化混合物に水を加え、アルカノール
    を蒸留により水の量に関して1.5〜6.0重量%の残
    留含量まで除去し、次いで特許請求の範囲第1項記載の
    方法を行なうことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の2−ヒドロキシ−カルバゾール−1−カルボン酸ナ
    トリウム(2,1−アシル酸ナトリウム)の製造方法。
JP62127312A 1986-05-28 1987-05-26 2−ヒドロキシ−カルバゾ−ル−1−カルボン酸ナトリウムの製造方法 Pending JPS62286966A (ja)

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DE19863618034 DE3618034A1 (de) 1986-05-28 1986-05-28 Verfahren zur herstellung von 2-hydroxy-carbazol-1-carbonsaeurenatriumsalz
DE3618034.3 1986-05-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE512234C (de) * 1928-01-13 1930-11-07 I G Farbenindustrie Akt Ges Verfahren zur Darstellung von Oxycarbonsaeuren des Carbazols
DE3313906A1 (de) * 1982-11-27 1984-05-30 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Verfahren zur herstellung von 2-hydroxy-carbazol-1-carbonsaeure
DE3440486A1 (de) * 1984-11-06 1986-05-07 Hoechst Ag, 6230 Frankfurt Verfahren zur herstellung von 2-hydroxy-carbazol l-carbonsaeure

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EP0247479B1 (de) 1990-08-08
EP0247479A1 (de) 1987-12-02
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DE3618034A1 (de) 1987-12-03

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