JPS62286759A - 熱転写記録装置における記録濃度調整方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 １棗九■ 本発明は、□サーマルヘッドを使用した熱転写プリンタ
等の熱転写記録装置において、その記録濃度をたとえば
環境温度の変化に応じて調整する記録濃度ａｍ方法に関
する。

丈米挟！ 熱転写プリンタ等の熱転写記録装置において。

その記録濃度を調整する必要が生じる場合は２通りある
。その１つは、記録自体を濃くしたい場合で、キャラク
タだけを記録するときによく行われる。もう１つは、環
境温度が変化したときで、環境温度が低くなると記録濃
度も低下し、高ぐなると記録濃度も濃くなるという熱転
写記録装置の本質的欠点を補償する場合である。

従来、白黒熱転写プリンタまたはカラー熱転写プリンタ
において、ある環境温度下（たとえば常温を２５℃とす
る）で記録濃度を変化させるには、サーマルヘッドに印
加する電圧またはパルス幅調整、つまり印加エネルギ（
一般には電圧）を調整して行っていた。この場合、印加
エネルギと記録濃度との関係は第２図に示す通りで、印
加エネルギが所定以上であると記録濃度は飽和してしま
うため１通常印加エネルギをやや低めに設定する。

また、環境温度の変化に応じて記録濃度を補正する場合
は、温度センサで温度を検出し、その結果に応じて印加
エネルギ（この場合も通常は電圧）を調整していた。

しかし、このように印加エネルギを調整する方法は、電
源容量に十分な余裕がなければできないため、特に環境
温度が低いときは、印加エネルギを十分に大きくしなけ
ればならないのに加え、専用の可変回路が必要で、装置
が大型化するばかりでなく、コストアップになり、また
サーマルヘッドのエレメントの寿命も短くなるなどの欠
点があった。

目　　　　　的 本発明の目的は、ライン型サーマルヘッドを使用した熱
転写記録装置において、記録濃度を簡単に１４整できる
ようにすることにある。

構　　　成 本発明は、ライン型サーマルヘッドによる熱転写では、
ラインフィード時間を短くすると、蓄熱の影響で記録濃
度が濃くなってしまうことに着目し、逆にそれを利用し
ようとするものである。

すなわち、ライン型サーマルヘッドに対するラインフィ
ード時間を短くすることによって記録濃度を上げ、ライ
ンフィード時間を長くすることによって記録濃度を下げ
ることを特徴とする。

ライン型サーマルヘッドに対するラインフィード時間と
記録濃度との関係は第１図に示すとおりで、ラインフィ
ード時間が極端に短いと蓄熱の影響で記録濃度は高い位
置で飽、和し、また長いとその影響を受けないため、低
い位置で同様に飽和する。

そこで、環境温度の変化に応じてラインフィード時間を
制御、つまり環境温度の変化分に応じてラインフィード
時間に差をもたせ、環境温度が低いときはラインフィー
ド時間を短くし、高いときはラインフィード時間を長く
すれば、記録濃度を環境温度の変化に関係なく一定にで
きる。

効　　　果 したがって、本発明によれば、ライン型サーマルヘッド
に対するラインフィード時間を変えるだけで、印加エネ
ルギは変えずに、記記濃度を調整できるため、従来のよ
うに印加エネルギをあらかじめ大きく設定する必要がな
く、また制御も簡単で、装置を小型化できるに加え、コ
ストも低減でき、またサーマルヘッドの寿命も長くなる
。

図面の簡単な説明 第１図はライン型サーマルヘッドに対するラインフィー
ド時間と記録″Ｈとの関係を示す線グラフ、第２図は印
加エネルギと記録濃度との関係を示す線グラフで、第１
図は本発明、第２図は従来例を説明するためのものであ
る。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ライン型サーマルヘッドを使用した熱転写記録装置にお
   いて、前記サーマルヘッドに対するラインフィード時間
   を短くすることによって記録濃度を上げ、ラインフィー
   ド時間を長くすることによって記録濃度を下げることを
   特徴とする、熱転写記録装置における記録濃度調整方法
   。