JP2638980B2 - サーマルヘッド制御回路 - Google Patents

サーマルヘッド制御回路

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Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 基板温度に対応して印字信号のパルス幅を変えるサー
マルプリンタに関し、 サーミスタの抵抗値変化を補正する機能を具え回路構
成が簡単なサーマルヘッド制御回路の提供を目的とし、 ヘッドに搭載され基板温度を検出するサーミスタと、
サーミスタの抵抗値変化に応じてパルス幅が変わるモノ
マルチを有し、プロセッサから出力される印字信号のパ
ルス幅をモノマルチで伸縮させて、ヘッド上の抵抗発熱
体に印加するサーマルプリンタにおいて、少なくともサ
ーミスタにツェナダイオードを並列接続し構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は基板温度に対応して印字信号のパルス幅を変
えるサーマルプリンタに係り、特に基板温度の検出にサ
ーミスタを用いたサーマルヘッド制御回路に関する。
サーマルプリンタの印字品質は抵抗発熱体に印加され
るエネルギと、抵抗発熱体に発生した熱の放熱特性によ
って左右され、熱の放熱特性はその時点における基板温
度によって大きく異なる。
かかるサーマルプリンタにおいて印字品質の向上手段
として、ヘッドに搭載されたサーミスタで基板温度を検
出しており、基板温度の高低に応じて印字信号のパルス
幅を伸縮させる等、抵抗発熱体に印加されるエネルギの
制御を行っている。
しかしサーミスタの抵抗値変化に応じて印字信号のパ
ルス幅を決定すると、サーミスタの抵抗値が急増する低
温領域において印字信号のパルス幅、即ち印加エネルギ
が過大になって抵抗発熱体の焼損等を招く場合がある。
そこで従来のサーマルヘッド制御回路と同様に回路構
成が簡単で、サーミスタの抵抗値補正機能を具えた制御
回路の開発が要望されている。
〔従来の技術〕
第4図は従来のサーマルヘッド制御回路を示すブロッ
ク図、第5図は従来のパルス幅変化特性を示す図であ
る。
第4図においてサーマルプリンタはマイクロプロセッ
サ(以下プロセッサと称する)1と、サーミスタ2を搭
載したヘッド3および単安定マルチ(以下モノマルチと
称する)4を有し、プロセッサ1から順次出力される印
字信号はモノマルチ4を介して、ヘッド3の図示省略さ
れた抵抗発熱体に入力されている。
上記サーマルプリンタにおいて従来の制御回路はサー
ミスタ2とモノマルチ4からなり、基板温度の変化に伴
って抵抗値を変えるサーミスタ2は、モノマルチ4のパ
ルス幅を決定する回路に接続されていて、印字信号のパ
ルス幅はサーミスタ2の抵抗値に対応する幅に伸縮され
る。
かかる制御回路を構成するサーミスタの抵抗値変化は
第5図(a)に示す如く、低温度領域では温度変化に対
して抵抗値が敏感に変化し、逆に高温度領域では温度変
化に対して抵抗値変化が緩慢になる。したがってモノマ
ルチ4の時定数を決定するCR回路において、抵抗Rの代
わりにサーミスタを単独で用いた場合のパルス幅変化特
性は、第5図(b)に示す如くサーミスタの抵抗値変化
特性に類似した曲線になる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし従来のサーマルヘッド制御回路は第5図(b)
に示す如く、サーミスタの抵抗値補正機能が無いため低
温度領域でパルス幅が大きくなり、抵抗発熱体に印加さ
れるエネルギが設定値より過大になって、甚だしい場合
は抵抗発熱体の焼損を招くという問題があった。
本発明の目的はサーミスタの抵抗値変化を補正する機
能を具え、しかも回路構成が簡単なサーマルヘッド制御
回路を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明のサーマルヘッド制御回路を示すブロ
ック図である。なお全図を通し同じ対象物は同一記号で
表してある。
上記課題はヘッド3に搭載され基板温度を検出するサ
ーミスタ2と、サーミスタ2の抵抗値変化に応じてパル
ス幅が変わるモノマルチ4を有し、プロセッサ1から出
力される印字信号のパルス幅をモノマルチ4で伸縮させ
て、ヘッド3上の抵抗発熱体に印加するサーマルプリン
タにおいて、少なくともサーミスタ2に並列接続された
ツェナダイオード5を、具えてなる本発明のサーマルヘ
ッド制御回路によって達成される。
〔作用〕
第1図において少なくともサーミスタにツェナダイオ
ードを並列接続することによって、高温度領域および中
温度領域ではツェナダイオードの端子間は遮断状態で、
モノマルチのCR回路における抵抗値は基板温度の変化に
伴って変化するが、低温度領域において増大するサーミ
スタの抵抗値が設定値を超すと、ツェナダイオードの端
子間電圧が高くなって導通状態に転ずる。
その結果ツェナダイオードの抵抗成分とサーミスタが
並列接続され、モノマルチのCR回路における抵抗値はほ
ぼ一定になり、設定値を超すパルス幅の拡大を無くすこ
とが可能になる。即ち本発明の目的であるサーミスタの
抵抗値変化を補正する機能を具え、しかも回路構成が簡
単なサーマルヘッド制御回路を実現することができる。
〔実施例〕
以下添付図により本発明の実施例について説明する。
第2図は本発明になる制御回路の動作原理を示す模式
図、第3図は実施例におけるパルス幅変化特性を示す図
である。
第2図においてスイッチSを介して抵抗Rをサーミス
タ2に並列接続し、高温度領域および中温度領域ではス
イッチSを開放状態にすることによって、第2図に示す
モノマルチ4のCR回路における抵抗値はサーミスタ2の
抵抗値になる。
次にサーミスタ2の抵抗値が設定値を超した時点にお
いてスイッチSを閉鎖状態にすると、サーミスタ2と抵
抗RがスイッチSを介して並列接続される。第2図に示
すモノマルチ4のCR回路における抵抗値はその合成抵抗
値になり、それ以降はサーミスタ2の抵抗値が大きくな
っても合成抵抗値の変化は極く僅かになる。
第1図に示すサーマルヘッド制御回路の一実施例はか
かる原理を応用したもので、ツェナダイオード5は第2
図におけるスイッチSの機能と抵抗Rの機能を具えてお
り、その端子間電圧の高低によって遮断状態(スイッチ
Sの開放状態に相当する)、若しくは導通状態(スイッ
チSの閉鎖状態に相当する)になる。
電源電圧(+5V)はサーミスタ2と抵抗6によって分
圧されており、高温度領域および中温度領域ではサーミ
スタ2の抵抗値が小さく、ツェナダイオード5は端子間
電圧が低いため遮断状態にあって、モノマルチ4のCR回
路における抵抗値はサーミスタ2と抵抗6の合成抵抗値
になる。
直列接続されたサーミスタ2と抵抗6の合成抵抗値は
基板温度と共に変化する。したがって第3図に示す如く
モノマルチ4から出力される印字信号のパルス幅は、高
温度領域および中温度領域において基板温度の高低に対
応して伸縮する。
サーミスタ2の抵抗値が増大するに伴ってツェナダイ
オード5の端子間電圧が上昇する。したがって低温度領
域において増大するサーミスタ2の抵抗値が設定値を超
すと、ツェナダイオード5は導通状態に転じその内部抵
抗がサーミスタ2と並列接続される。その結果、モノマ
ルチ4のCR回路における抵抗値はサーミスタ2と、抵抗
6およびツェナダイオード5の内部抵抗との合成抵抗値
になる。
基板温度の変化によってサーミスタ2の抵抗値が大幅
に増大しても、並列接続されたサーミスタ2とツェナダ
イオード5の内部抵抗との合成抵抗値は変化が小さい。
したがって第3図に示す如くモノマルチ4から出力され
る印字信号のパルス幅は、低温度領域において基板温度
の高低に関係無くほぼ一定になる。なおツェナダイオー
ド5と直列された抵抗7は内部抵抗の不足分を補うもの
である。
このようにサーミスタにツェナダイオードを並列接続
することによって、本発明の目的であるサーミスタの抵
抗値変化を補正する機能を具え、しかも回路構成が簡単
なサーマルヘッド制御回路を実現することができる。
〔発明の効果〕
上述の如く本発明によればサーミスタの抵抗値変化を
補正する機能を具え、しかも回路構成が簡単なサーマル
ヘッド制御回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のサーマルヘッド制御回路を示すブロッ
ク図、 第2図は本発明になる制御回路の動作原理を示す模式
図、 第3図は本発明におけるパルス幅変化特性を示す図、 第4図は従来のサーマルヘッド制御回路を示すブロック
図、 第5図は従来のパルス幅変化特性を示す図、 である。図において 1はプロセッサ、2はサーミスタ、 3はヘッド、4はモノマルチ、 5はツェナダイオード、6、7は抵抗、 をそれぞれ表す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘッド(3)に搭載され基板温度を検出す
    るサーミスタ(2)と、該サーミスタ(2)の抵抗値変
    化に応じてパルス幅が変わるモノマルチ(4)を有し、 プロセッサ(1)から出力される印字信号のパルス幅を
    該モノマルチ(4)で伸縮させて、該ヘッド(3)上の
    抵抗発熱体に印加するサーマルプリンタにおいて、 少なくとも該サーミスタ(2)に並列接続されたツェナ
    ダイオード(5)を、具えてなることを特徴とするサー
    マルヘッド制御回路。
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