JPS6228591Y2 - - Google Patents

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JPS6228591Y2
JPS6228591Y2 JP1982084102U JP8410282U JPS6228591Y2 JP S6228591 Y2 JPS6228591 Y2 JP S6228591Y2 JP 1982084102 U JP1982084102 U JP 1982084102U JP 8410282 U JP8410282 U JP 8410282U JP S6228591 Y2 JPS6228591 Y2 JP S6228591Y2
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rotating disk
plate
side plate
articles
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JP1982084102U
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JPS58187516U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、投入された同種の多数の物品を、
整列させた状態で次工程へ移送させる物品供給装
置に関するものである。
従来のこの種の物品供給装置は、回転円板上に
投入された多数の物品を、円板に載せて搬送する
間に、遠心力によつて円板の周縁に整列させた
後、周壁を形成する固定された側板の途中に開け
られた物品排出口から、順次物品を側傍に押出さ
せていた。このような装置では、遠心力により物
品を側板側へ移動させ排出口から押し出すため、
回転板を高速で回転させねばならなかつた。それ
は、回転円板を低速回転させると、回転円板の中
心部にある物品は、周縁部にある物品より遠心力
を受け難いことから移動しないことがあるためで
ある。ところが前述のように回転板を高速回転さ
せると、物品は側板側へ移動する際に大きく加速
されることになるので、側板に衝突する際の衝撃
力が非常に大きくなる。したがつて、錠剤のよう
な破損しやすい物品には使用できないといつた問
題点があつた。
また、こうした物品への衝撃力を小さくするた
めに前記回転円板上に、該回転円板とは別体で側
板から延在した案内板を設け、この案内板により
物品を側板側へ送る装置も考えられるが、この場
合は遠心力のみに頼らずに物品を側板側へ送るこ
とができることから物品への衝撃は小さくなる
が、物品が案内板先端から側板寄りに集中するた
めに、側板と案内板との間に物品の詰りが一旦生
じると、側板と案内板が共に不動であることか
ら、詰つた物品を手操作で取除かない限り、その
詰りがますます固くなるという問題点が生じ好ま
しくない。
本考案は、上記問題点を解消するためになされ
たものであつて、すなわち、本考案の目的は、物
品を破損させることなく、物品を回転円板の周縁
に寄せて整列させ得るとともに、物品によつて詰
りを生じさせないようにした物品供給装置を提供
することにある。
この目的を達成させるための手段として、本考
案は、投入された同種の多数の物品Wを、整列さ
せた状態で次工程へ移送させる物品供給装置にお
いて;環壁を形成する側板2と;該側板2の底部
に位置して回転し、投入された物品Wを載置させ
て搬送する回転円板3と;回転羽根4の回転中心
を通る直線に対し、先端部が前記回転円板3の回
転前方を指向して傾斜する方向に張出した羽根板
14を有し、前記回転円板3と同心で、かつ、同
方向に前記回転円板3より遅い速度で回転して物
品Wを前記側板2側に案内する回転羽根4と;前
記側板2の途中に開けられた物品排出口2aと;
前記排出口2aに接して該側板2の内壁に突設さ
れた物品品押出板10とを備えたことを特徴とし
ている。
以下、図示の一実施例に基づいて本考案を説明
する。
実施例の物品供給装置は、第1図ないし第4図
に示すように、不動状態に固定された短筒形の台
1と、台1の上面の周辺に固定、支持されて環壁
を形成する輪型の側板2と、該側板2内空の底部
に位置して矢指a回転する回転円板3と、該円板
3の上面に接して緩速で同心に矢指b回転する回
転羽根4とを主体に形成されていて、かつ側板2
の1箇所の上方には、図示しないホツパの落し口
5が差掛けられている。台1の内孔には、回転羽
根軸6と、中空軸より成る回転円板軸7とが内外
2重軸を成して軸受けされていて、夫々の軸6,
7の各下端には、羽根ギヤ8と円板ギヤ9とが軸
着されている。
さらに、ホツパ落し口5の回転方向a上流側の
1箇所の側板2には、物品Wの断面形状よりわず
かに大きい形状の物品排出口2aが、回転円板3
の上面に接する高さに開けられるとともに、該排
出口2aに接する側板2の内壁には、回転方向a
の斜め上流に向つて物品押出板10が突設されて
おり、かつ排出口2aの外側には、物品送出通路
11が張出している。そのほか、排出口2aの回
転方向a上流側には、物品Wの高さだけ回転円板
3の上面から浮上つた高さの物品掻落板12が、
回転方向aの斜め下流に向つて側板2の内壁に突
設されている。
つぎに、回転羽根4は、回転羽根軸6の上端に
固設されたカツプ形の心板13と、該心板13周
辺の複数箇所(図示では、2箇所)から回転方向
aの斜め下流に向つて張出した羽根板14とによ
り形成されている。上記羽根板14は、回転羽根
4の回転中心を通る直線に対し、先端部が回転円
板3の回転前方を指向して傾斜する方向に張出し
形成されている。なお、上述した回転羽根軸6と
回転円板軸7とは、第4図に示すように、ギヤト
レーンを介して単一の駆動モータ15により駆動
されていて、回転羽根軸6は緩速で回転すること
から、回転羽根4は、回転円板3に対し駆動方向
矢指a,bと同方向に回転円板3より遅い速度で
回転する。
ここで、以上のように構成された実施例の供給
装置の作動について述べる。
ホツパ落し口5から回転円板3上に投入された
物品Wは、円板3上に散乱した状態で第1図時計
周りに回転円板3の回転速度で搬送されるが、そ
の移送間において、同方向に回転円板3より遅い
速度で回転する羽根板14に当り、回転円板3に
押動されて羽根板14の傾斜先端部の方向に沿つ
て回転円板3の周縁方向に押寄せられ、大部分の
物品Wは、側板2に沿つた状態で整列される。つ
いで、物品Wが掻落板12を通る際には、もし他
の物品Wに重つた物品Wがある場合には、上にあ
る物品Wは掻落板12に当つて円板3上に落し戻
され、これにより物品Wは1列に整列される。
その後、整列された物品Wは、押出板10に当
つて排出口2aに押出され、最後に送出通路11
を通つて次工程に供給される。
このような物品の移送作動中に、もし羽根板1
4の先端寄りと側板2との間に一時的に物品の詰
りが生じても、回転羽根14は側板2に対して常
に移動しているので、羽根板14の移動によつて
詰りが固まるようなことがなく、物品Wの移送が
停止されるおそれがない。
なお、例えば物品として50mg〜600mgの錠剤を
供給する場合、回転円板3の回転速度は30〜
90rpm、回転羽根4の回転速度は6〜18rpmに設
定される。勿論物品の種類形状が異なる場合は物
品に応じて適宜回転速度を変える必要がある。
また、前記した実施例の装置においては、複雑
な加工部品や振動部材等を使つていないことか
ら、装置の構造が簡潔である。
以上述べたように、本考案に係る物品供給装置
によれば、回転円板3の上面中心位置に、回転円
板3よりも遅い速度で回転する回転羽根4を設
け、該回転羽根4には、回転羽根4の回転中心を
通る直線に対し、先端部が回転円板3の回転前方
を指向して傾斜する方向に張出した羽根板14を
設けたので、回転円板3上に供給される物品W
は、回転円板3に押されて各羽根板14の長手縁
に沿つて整列されつつ外周の側板2の内面側に移
動し、上記の整列移動が、羽根板14の長手縁と
側板2の内面に沿つた長い径路で行なわれて無理
がなく排出口2aでの目づまり損傷が防止される
という効果があり、また上記物品Wの整列移動
は、羽根板14の方が回転円板3よりも遅く移動
されることから遅い速度で行なわれて物品Wに遠
心力による移動分力が働かないところから、物品
に加わる衝撃力が著しく緩和されて物品に損傷を
与えることが無くなる効果がある。したがつて、
錠剤のように破損し易く該破損は切片が物品の商
品価値に対し重大な悪影響を及ぼす物品に対して
も、無理なく使用することができる実用上優れた
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す物品供給装
置の平面図、第2図は、同正面図、第3図は、同
正断面図、第4図は、同実施例のギヤトレーン系
の斜視図である。 W……ワーク、2……側板、2a……排出口、
3……回転円板、4……回転羽根、10……押出
板、14……羽根板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 投入された同種の多数の物品Wを、整列させた
    状態で次工程へ移送させる物品供給装置におい
    て;環壁を形成する側板2と;該側板2の底部に
    位置して回転し、投入された物品Wを載置させて
    搬送する回転円板3と;回転羽根4の回転中心を
    通る直線に対し、先端部が前記回転円板3の回転
    前方を指向して傾斜する方向に張出した羽根板1
    4を有し、前記回転円板3と同心で、かつ、同方
    向に前記回転円板3より遅い速度で回転して物品
    Wを前記側板2側に案内する回転羽根4と;前記
    側板2の途中に開けられた物品排出口2aと;前
    記排出口2aに接して該側板2の内壁に突設され
    た物品押出板10とを備えたことを特徴とする物
    品供給装置。
JP8410282U 1982-06-08 1982-06-08 物品供給装置 Granted JPS58187516U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8410282U JPS58187516U (ja) 1982-06-08 1982-06-08 物品供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8410282U JPS58187516U (ja) 1982-06-08 1982-06-08 物品供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58187516U JPS58187516U (ja) 1983-12-13
JPS6228591Y2 true JPS6228591Y2 (ja) 1987-07-22

Family

ID=30093069

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8410282U Granted JPS58187516U (ja) 1982-06-08 1982-06-08 物品供給装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7486098B2 (ja) * 2019-12-12 2024-05-17 国立大学法人佐賀大学 プラズマ殺菌装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5129298A (en) * 1974-04-02 1976-03-12 Tsumura Juntendo Kk Charuijiinryo no seizoho

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5129298A (en) * 1974-04-02 1976-03-12 Tsumura Juntendo Kk Charuijiinryo no seizoho

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JPS58187516U (ja) 1983-12-13

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