JPS5950573B2 - ブツピンノトリアツカイホウホウオヨビソウチ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、物品の転送に関するものであり、特に、薄肉
プラスチック材料で形成された容器の如き軽量物品をシ
ュート組立体から運搬装置へ転送することに関するもの
である。

典型的には約１５ｇないし２５０ｇまでの重さのボトル
のような軽量容器の如き物品を熱可塑性材料で形成し、
米国特許第３７７６９９１号明細書に開示されているよ
うに、それら物品をその成形領域から転送補助手段とし
て部分真空を使用した運搬ダクトを介して下流の場所へ
転送することはよく知られている。

しかしながら、知る限りでは、特に軽量物品を規則正し
く離間した状態で下流の運搬装置へ供与する必要がある
時に、商業的に実施しうる高速度で障害なく軽量物品を
転送する装置は従来なかった。

本発明は、プラスチック材料で形成された容器の如き軽
量物品を受入しこれら物品を互いに実質的に一様に離間
して相並んだ状態で給送する転送装置を使用する。

この転送装置は、物品を受入れ放出する各開口を有した
シュート組立体および物品を放出開口から相続いて運び
去るための運搬装置を備えている。

本発明によれば、このような転送装置と組み合せて、そ
のシュート組立体と運搬装置との間に物品供与装置が設
けられる。

この物品供与装置は、互いに離間され放出開口の下のほ
ぼ水平な面内にて移動しつる物品受入ポケットを形成す
る直立隔壁部材を有しており、それらのポケットは、移
動路に沿ったある局部領域でほぼ水平方向に運搬装置に
よってそのポケットから物品を障害なく取り出すことが
できるようになっている。

好ましくは、シュート組立体の放出開口からポケットへ
規則正しい間隔で物品を給送するためにポケットの移動
と同期されたポケット装荷装置が使用される。

次に、添付図面に基づいて本発明の実施例について本発
明をより詳細に説明する。

添付図面を参照するに、第１図に例示されたシュート組
立体１０は、一端に受入れ開口１２を有し、他端に放出
開口１４を有している。

このシュート組立体１０の全体的輪郭は変えてもよくま
た対称的である必要もないが、第１図の実施例では、こ
の組立体１０は、実質的に垂直に配設されていて、アー
チ状中央領域１６の各側でそれより低い位置に開口１２
および１４を有したほぼＵ字形の輪郭を有している。

組立体１０は種種な形で配設されうるちのであるが、こ
の組立体１０は、開口１２へ導入する容器を与えるすぐ
上流の放出ステーション（図示していない）を有した容
器形成ラインの構成部分として使用するのに特に適して
いる。

組立体１０内を矢印２０の方向に移動していく物品を支
持し物品の流路を制限する面を形成するための案内レー
ル１８が組立体１０の全長または部分に沿って使用され
るとよい。

抽出装置２６ （第１図参照）は、組立体１０へ導入さ
れた物品を放出開口１４の方へ加速させるため受入れ開
口１２に連動された少なくとも１つの抽出器２７を備え
ている。

抽出装置２６は細部において変更しうるものであり、組
立体１０の全体の長さによっては抽出器ユニット２７を
多数離間して使用してもよい。

この例示した実施例では、抽出器ハウジング２８の内部
は、接線導管３０を介して通常の空気ブロワの如き流体
圧力源（図示していない）と連通している。

短い横方向の端部壁３２は、ハウジング２８と管状部分
３４との間の環状空間の一端を閉じている。

管状部分３４は、ハウジング２８から内側に離間されて
いて、ハウジング２８のテーパ部分３７に対向する参照
番号３５で示す所で終っており、遠吠ベンチュリ４０を
形成している。

ノズル３０を通して入ってくる空気は、ベンチュリ４０
を通して組立体１０の隣接する最も下流の管状部分内へ
ほぼ螺旋路にて前方に渦を巻き、ベンチュリ４０付近お
よび管状部分３４内に負圧を生じさせ、この負圧により
上流放出ステーションからの物品を組立体１０内に引く
ようにさせる。

第１図の構成の場合には、従って、９０°Ｌ字部分２１
の端部近くまでの組立体１０の部分は、その高速度物品
推進空気流を閉じ込めるため管状部分４２を形成する壁
により周辺を閉じられるのが好ましい。

一方、このようなＬ字部分２１の下流の部分は、空気が
周囲に逃げうるように開放されるのが好ましい。

この下流部分では物品を案内するのに必要なのはレール
１８だけである。

しかし、またこのような運搬空気は、閉ループ再循環の
ため導管３０に供給するブロワの入口へ戻されるように
されてもよい。

また、各物品が確実に加速されるようにするために抽出
装置２６が使用されるのが好ましいのであるが、もし開
口１２に入る物品が少なくともアーチ状領域１６を通過
していくことができるに十分高い速度をすでに有してい
る場合には、抽出装置２６は必要とされない。

全体として参照番号４４ （第１〜３図参照）で示され
たダンプゲート装置が、組立体１０に沿ってどこかに、
例えば、アーチ状部分１６にまたはその下流に配設され
ると好ましい。

このようなダンプゲート装置４４は、手動で作動される
ものであってもよいし、また、例示されるように、参照
番号４６として略示された通常のホトセルの如き適当な
高レベルセンサーからの制御信号を受ける時に自動的に
作動されるものでもよい。

例示した構成では、ダンプゲート装置４４は、支持アー
ム４９の端部および回転固定ピボットシャフト５３に取
り付けられたコネクタ５１を介して上下に弧状移動する
ように取り付けられた支持アーム４９ａ、４９ｂ上のレ
ールセグメン）４８ａおよび４８ｂを備えている。

このような移動は、通常の流体作動アクチュエータ組立
体５０のロッド部分５６の直線移動によって初期的に行
なわれる。

このような移動において、レールセグメント４８は、組
立体１０内の物品の移動路に沿った第２図で実線で示し
た通常の作動位置からその移動路から離れた参照番号５
２で示した一点鎖線の不作動位置へ旋回する。

ダンプゲート装置４４の他の例示部分の機能を更に説明
すると、第２図および第３図の状態からロッド部分５６
の往動時に、水平ピボットシャフト５７は、軸受け６１
ａ、６１ｂに回転しうるように軸承され、垂直リンク５
８、Ｕリンク５９および゛ナツト６０によってロッド５
６に接続されているので回転する。

この回転運動により、例示した対の各ロッド６２が角度
的に下方に移動させられる。

何故ならば、ロッド６２は、その上端にねじ付き上方部
材６５を担持しており、この上方部材６５がリンクアー
ム６９を介してシャフト５７と可動的に関連付けられ、
更に、ロッド６２は、可動ピボット６４に枢着接続され
たねじ付き下方部材６３を有しているからである。

このような下方移動は、リンクアーム７５を介して各シ
ャフト５３へ伝達され、レールセグメント４８を担持し
た支持アーム４９が参照番号５２で示す位置へ下方に旋
回させられるようにする。

ピボットシャフト５７と共に回転するコネクタ７１の下
方端部に溶接された転向器６８は、シャフト５７の回転
につれて第１図に参照番号７０で示した位置へ下方へ移
動し、ダンプゲート装置４４の下流で組立体１０の開口
を確実にふさぐようにする。

これにより、ダンプゲート装置４４がダンプ位置にある
時間口１２を通して装置へ給送され続けるすべての物品
は適当な収集装置（図示していない）へ転向させられる
。

転向器６８は、例えば、転向器６８とレールセグメント
４８を越えたすぐの所の流れ開口を定めている表面との
間に欠陥物品がはさまっている間センサ４６からダンプ
信号が受信されるならば、転向器６８の位置に関係なく
レールセグメント４８が下方に旋回させられつるように
参照番号７２で示す如きスプリングを介して弾性的に取
り付けられるとよい。

全体として参照番号７３ （第１図、第４図および第６
図参照）で示した装荷装置は、運搬されるべき物品を放
出端１４から下流のダイヤル組立体へ配送するために設
けられている。

装荷装置７３は細部において種種変更しうるものである
が、その好ましい実施例は、後述するようにダイヤル装
荷位置の上方に垂直に離間された一組のパドル、即ち下
方パドル７４および上方パドル７６を備えている。

パドル７４． ７６ （第６図参照）は、互いにずらさ
れており、且つ、普通のブラケットを介してシャフト７
７に取り付けられている。

シャフト７７は、構造体８１によって垂直に支持され、
後述するように物品を受けるため他の下流装置と同期し
て揺動運動するようになっている（第６図の矢印７９参
照）。

第４図および第６図の状態では、上方パドル７６の最前
方端部分は、物品の流れ路内にあり、一方、下方パドル
７４の対応した端部分は、その流れ路外にある。

シャフト７７が図示の位置から約３０°の弧に亘って揺
動運動する時、パドル７４および７６は、下方パドル７
４がその流れ路に突き出ている時には上方パドル７６は
突き出ていないというように流れ路に対して位置を反転
する。

物品の流れ路内へ挿入されその点を越えて物品が通過し
ないようにする指状部分８０を有した停止部材７８ （
第４図参照）が設けられるとよい。

停止部材７８は、その一端が可動ピボット８４を介して
通常の流体アクチュエータ８６のロッド部分に取り付け
られており、中間部で固定ピボット８２のまわりに移動
するようになっている。

従って、低レベルセンサ８８ （第１図参照）からの信
号時に、指状部分８０は、第４図に実線で示した阻止位
置ヘアクチュエータ８６によって上方へ旋回され、物品
が装荷装置７３を通過していく前に組立体１０内に物品
の集合列を作り出すようにする。

センサ８８が満足され指状部分８０がピボット８２のま
わりに下方に移動され第４図の不作動位置へ移動させら
れる時には、これと逆の動作が行なわれる。

ポケット装荷装置７３内へのおよびポケット装荷装置７
３からの重力による落下を増強して非常に高い生産割合
のものと共に使用しつるようにする本発明の任意に選択
される特徴として、第５図において参照番号９２で示さ
れるような加速装置が設けられるとよい。

この加速装置９２は、後述するように、ポケット装荷装
置７３および下方の容器供与装置と関連付けられる。

例示した実施例では、この加速装置９２は、上方パドル
７６の上の回転しうるホイール組の上方セット９４およ
びパドル７６と７４との間の回転しうるホイール組の下
方セット９６を備えている。

その８つのうちの１つのホイールが第５図において参照
番号９８として代表的に示されており、それは布カバー
の如きへこみうる表面を有している。

上方および下方ホイールセラ）９４． ９６ （第４
図参照）は、シュート組立体１０の終端部分１０１の対
向スロット組９５．９７を通して物品流路に配置される
。

すなわちこの加速装置は４個の布でカバーされた連続的
に回転するホイールの組が２組で構成されていて、それ
らホイールの外周部分は第４図に明示したようにそれら
のホイールの位置を垂直方向にして、第５図に示すよう
にシュートの終端部分１０１内にその一部分を突き出し
ている。

このようなホイールからなる加速装置９２はそれ自身連
続的に回転していて、低レベルセンサ８８および停止指
状部８０とに関係なく作動する。

物品がシュート内で加速装置９２の回転中のホイールに
対向して保持されている場合には、上方パドル７６が物
品の流路外に移動していれば物品に損傷を与えることは
ない。

何故ならばそれらのホイールは上述のように布でカバー
されているからである。

９４および９６の各組でのそれぞれ対になっているホイ
ールは、互いに対向するホイールが取り扱われる物品の
最大の横中寸法よりも小さな距離に離間されるようにな
っている（第５図参照）。

種々の異なった大きさの物品を受は入れることが必要で
あるから、対向しているホイールの組の間の間隔を調整
するために、ホイール支持体用に設けるトラックの如き
装置が設けられるとよい。

ホイール間を通過する物品へ加えられる加速度を決定す
る所望の周辺速度でホイール９８を回転させるため適当
な通常の装置、例えば１つ以上の電動機９９および中間
ギヤまたはプーリが設けられている。

加速装置の別の例としては、物品にぶつけられる前方に
送られる空気噴流もまた満足にその機能を果たした。

本発明によれば、放出端１４と運搬装置１０６（第７図
参照）との間でポケット装荷装置７３を越えた所に、参
照番号１０４ （第７〜９図参照）で全体的に示された
ダイヤル手段または物品または容器供与装置が設けられ
る。

このような供与装置は１つだけでも機能しうるのである
が、第７図および第８図の実施例では、二重の隣接した
供与装置が設けられている。

そのうちの第２の供与装置は、参照番号１０４ａとして
示されている。

これらの両者の供与装置は同一であるので、一方のみに
ついて詳細に説明する。

供与装置１０４は、単体であってもよいしまたは例示し
た実施例におけるように、水平面内にて回転しうるよう
に取り付けられた上方円板部材１１２および下方円板部
材１１４ （第８図参照）を含むようなものでもよい円
形ターンテーブルを備えている。

このようなターンテーブル形成部材は、第７図において
参照番号１０８としてまとめて示されている。

外方に開きほぼＵ字形の隔壁部材１１６は、部材１１２
．１１４の周縁に支持されそのまわりに等間隔に設けら
れている。

部材１１４の下の平坦テーブル部材１１８は、部材１１
２，１１４の周辺の外側下方の参照番号１２０で示す如
き表面部分を有している（第８図参照）。

これらの表面部分１２０は、物品°が隔壁部材１１６内
にあり後述する円形路のセグメントに沿って移動する時
その物品を支持するものである。

テーブル部材１１８によって支持された固定案内部材す
なわち固定直立外側ガイド１２２は、隔壁部材１１６の
外側に離間されており、部材１１２，１１４の周辺の相
当部分（または２７０度程度）に亘って延長している（
第７図参照）。

回転運動をターンテーブル１０８に伝える手段は、上方
および下方円板部材１１２，１１４を取り付けた駆動シ
ャフト１２４を含んでいる。

この駆動シャフト１２４は、テーブル部材１１８に普通
の軸受を介して回転しうるように支持されている。

当業者にはよく知られており原動機として電動機、中間
駆動シャフト、ギヤボックス、カップリング等を使用し
ており第８図において参照番号１１９として全体的に略
示したような通常構成の運動伝達装置が、シャフト１２
４およびターンテーブル１０８を回転させるために使用
される。

装荷端１２９および出口端１３１を有し外側ガイド部材
１２２によって支持された上方のほぼＣ字形のプラット
ホーム１３０は、テーブル部材１１８の平面より高いレ
ベルに物品の底部を支持し物品の最上端部が物品の弧状
移動路の一部分、例えば、１８０度程度に亘ってダイヤ
ル装置の隣接表面より十分上方にあるようにするのに任
意に設けられうる。

２次的な作業、例えば、開放端を形成している表面の仕
上げまたは検査は、このような上昇支持期間中に各物品
に対して都合よく行なわれ、一方、物品が端部１３１に
達する時、物品はテーブル表面部分１２０によって定め
られたより低いレベルへ重力によって下降する。

このより低いレベルでは、物品は下流の運搬装置１０６
により接近しやすい。

このような二重段接近方法が使用される時には、各隔壁
部材１１６は、ターンテーブルの回転中にプラットホー
ム１３０を収容するスロット１３４およびこのスロット
１３４の下で部材１３０の端部１３１を越えて物品を包
囲するための下方延長部１３６を有する（第８図参照）
。

このような生産物品を収容するに必要な単一装置の移動
部分の速度が周期運動部分の慣性のために実施不可能と
なるような異常に高い取扱い速度の場合には、供与装置
１０４と同一な隣接ポケット装荷装置およびシュート組
立体（図示していない）を収容するための第２の供与装
置１０４ａが前述した供与装置の横に隣接して配設され
るとよい。

供与装置１０４に対して説明したように物品および構造
支持を行なうため２重装置の場合には平坦テーブル部材
１１８は拡張される。

例示したように両方のターンテーブルを回転させるため
に単一の駆動装置が使用されうる。

別の特徴として、隔壁部材１１６内に相続く物品を案内
するためターンテーブル１０８と作動的に関連した案内
装置１３８ （第７〜９図参照）が設けられる。

この案内装置１３８は、円板１１２．１１４の周縁に固
定された垂直板１４４に取付けられたほぼ三角形状のカ
ム部材１４２と、そのカム部材１４２の頂点に取付けら
れた円筒状の合くぎ１４０とからなる。

一連の案内装置は、その１つを隔壁部材１１６の各々に
配列するように、隣接した隔壁部材１１６の各対の間（
第７図参照）であってその上方（第８図参照）に配置さ
れ、かつ容器供与装置（ダイヤル装置）のターンテーブ
ル１０８の周辺にターンテーブル１０８と共に回転可能
に取付けられる。

第９図および第１０図に示されているように、各合くぎ
１４０はターンテーブル１０８の軸の方を向いて突出し
、カム部材１４２の傾斜表面１４６はその関連した金く
ぎ１４０の下方に向は円周方向に広がっている。

金くぎ１４０および傾斜表面１４６は、ボトル１４８を
隔壁部材１１６内に案内するために使用される。

すなわち、このように構成せる案内装置とは結局法々と
相続く隔壁部材１１６の間に配置された三角形形状のカ
ムであって、シュートの終端部にある物品をその特殊構
成の案内装置よりも遅れた位置にある次の隔壁部材のポ
ケットの中へ、その物品と接触しつつ案内するためのも
のである。

動作について説明すると、上流ステーション（図示して
いない）から入口端１２を通してシュート組立体１０内
へ上方に例えば高速空気噴流によって手動的または自動
的に一連の物品（第１図参照）が挿入され推進される。

本発明の装置によって取り扱いうる物品の大きさおよび
形状は幅広く変化しうるものであるが、このような装置
は、特に、非常に倒れやすい比較的に薄肉の（例えば、
約０．３８〜３．８ｍｍ）熱可塑性材料で形成された容
器、例えば空ボトル、の如き約１５〜２５０ｇの比較的
に軽量な中空物品を取り扱うのに適している。

図示した実施例では、物品は、このようなボトル１４８
の形であり、入口端１２にて特定の姿勢、すなわち倒立
状態にすべて規則正しく配向されるのが好ましい。

しかし、その他の向きに物品を配向してもよい。

入口端１２にて、部分３４内に発生された減圧により、
レール１８の間の流れ形成空間によって定められたアー
チ状流れ路を通して連続的に上方に軽量ボトルが加速さ
せられ、装荷装置７３を収容している組立体１０の垂直
終端部分に入る時に各ボトルが反転して直立状態になる
ようにする。

この装置の起動時かまたは起動後であっても低レベルセ
ンサ８８に対向するボトルがない時には、停止指状部８
０はボトル停止位置（第４図参照）にあり、シャフト７
７は揺動してパドル７４および７６を交互にボトル１４
８の流路内に移動させたりその流路から外したりする。

そして、ダイヤル装置１０４，１０４ａの２つが使用さ
れている時には、そのターンテーブルは、連続的に反対
方向に回転する。

加速装置９２が使用されているならば、セラ）−９４，
９６の各ホイール対も同様に反対方向に回転している。

センサ８８が満足される時、指状部８０は、下方に旋回
して流路から外れ、上方セット９４のホイール９８が最
下ボトル１４８を下方パドル７４の方に下方に推進させ
るようにする。

センサ８８からの信号は、上方パドル７６が流路内にあ
る時に指状部８０が下方に移動するように通常の回路お
よびタイミングスイッチを介して同期されるべきである
。

何故ならば、もしそれが流路外にあるならば、落下して
いくボトルがパドル７６を越して通過してしまわない前
にパドル７６が流路内に戻るかもしれないからであり、
もしこのようなことがあるならば、プラスチック壁の破
損が生じうるからである。

指状部８０を流路内へ移動させるにおいても同じ理由の
ため同様のタイミングが必要である。

センサ８８が必要であるのもまた、ボトルの損傷を避け
るためである。

何故ならば、もしセンサが使用されず装置においてボト
ルのバックアップが全く行なわれず、１つのボトルが装
荷装置７３へ与えられる時にはいつでもそのボトルが受
は取られたままの状態で取り扱われるようになるので、
上方パドル７６が流路外にある時にボトルが送られてし
まい、そのボトルがパドル７６を越えない前にそのパド
ルが流路内に移動する時にはそのボトルが損傷されてし
まうことがありうるからである。

最下方のボトルが下方パドルに対して推進された後、下
方パドル７４がその通路外に揺動することにより、案内
装置１３８が使用されていないならば、下方ホイールセ
ット９６または１つ以上の空気噴流がこのようなボトル
をダイヤル装置のポケットの方へ推進させ且つそのポケ
ット内へ直接的に推進させるようにする。

図示した実施例におけるこのようなポケットは、Ｕ字形
部材１１６内の空間および外側案内部材１２２の対向表
面部分によって定められている。

このような周期的な移動が続けられることにより、組立
体１０内の流路端からターンテーブル１０８のポケット
へターンテーブルの回転方向と直角な給送方向に規則正
しい間隔で１つ１つのボトル１４８が相続いて供給され
る。

給送頻度は、パドル７４および７６の揺動頻度および各
ターンテーブル１０８の同期周辺速度によって決定され
る。

すなわちターンテーブルの周辺速度はパドル７４および
７６の揺動する頻度に同期されているので、同期されて
いない場合に起こるであろうボトルが隔壁部材１１６の
壁の頂部にでたらめに置かれるようなことはなく、ボト
ルを隔壁部材１１６により形成されるポケットの中に置
くことができる。

ボトルは、第７図において参照番号１２６で示したステ
ーションで例示実施例では周辺移動路に入る。

前のボトルが水平移動ポケットへ送られている間に次の
ボトルが下方に移動しないようにするパドル７４，７６
の揺動移動は、ボトル（第４図参照）がその本体内へ上
方に突出する底部分１５０を有し且つ第４図におけるよ
うに端部を積み重ねていく時に前のボトルの底部の空所
に入る直径の小さくなった首部分１５２を反対端に有し
ている場合に、特に適している。

最下方のボトルの首部分をその空所から垂直に最初に移
動させずにこのような状況下でその最下方のボトルを横
に移動させようとする場合には、その首部分は、その底
部に対してくさび止めされ、装置のジャミングが生じて
しまうであろう。

平坦なまたは比較的に平坦な底部を有した容器または直
径の減少した首部を有さないような容器の場合には、他
方を所定位置に保持しながら一方を垂直に移動させるよ
うな手段は必要でないであろう。

下方パドル７４の位置と下方のＵ字形隔壁部材内の空間
の整列との間のタイミングのわずかな変動を補償するた
め、給送中ポケット内へボトルを案内する手段１３８が
使用されるとよい。

これは、第９図に例示したようにしてボトル１４８の底
部１６０が合くぎ１４０に当る時にボトル１４８の下方
移動（重力落下または加速された）を一時的に阻止する
金くぎ１４０を介して行なわれる。

しかしながら、ターンテーブルが回転し続ける時、合く
ぎが特定の容器の下から横方向に移動することにより前
記したような阻止状態がだんだん除去され、更に続く回
転移動により、その容器は傾斜表面１４６を滑り降り特
定台くぎ１４０とカム部材１４２との組合せ体の配置さ
れている場所のすぐ次の部材１１６の間の空間内へ入る
ようにされる。

各ボトルが前述したようにしてポケット内にとらえられ
た後、各ボトルは、第７図において組立体１０４に対し
て矢印１４５によって例示された弧状路にて且つ第２の
組立体１０４ａが使用されている時には反対方向１５１
にて参照番号１５６として全体として示された放出領域
（第７図参照）へ進められる。

放出領域１５６において、各ボトル１４８は、ターンテ
ーブルの回転運動の結果としてボトルが移動する弧状路
に接する方向における正の速度成分を有している。

各ボトル１４８は、好ましくは停止せずに放出領域１５
６を通して移動する時エンドレスベルト１５７，１５８
（第８図参照）の如き把持部材によって圧縮係合され運
び去られる。

二重組立体が使用される時、そのタイミングは、一方の
ターンテーブル１０８の隔壁部材１１６が各ターンテー
ブルの通る周辺路に共通の領域１５６において他方のタ
ーンテーブルの合くぎ−カム組合せ体と対向するように
、初期的に設定されねばならない。

この時、動作中、ボトルは、ターンテーブルの軸１２４
，１２４ａを通る平面と直角な方向に作動する運搬装置
１０６を介して移動を停止せずに各ダイヤル装置のポケ
ットから共通放出領域１５６の外へ交互に運び出される
。

ボトル１４８の給送量がこれらボトルを取り去る装荷装
置およびダイヤル手段の容量以上に増大するならば、ボ
トルは、高レベルセンサ４６がレールセグメント４８を
放出位置へ下方にシフトさせる制御信号を発生するまで
、放出端１４の後方で端部と端部とを突き合せ関係で組
立体１０内に蓄積されていく。

その後、更に装置に入ってくる容器は、その流路から手
段４４より下に位置した適当な収集ホッパ（図示してい
ない）内へ落下するへ 前述の説明、特に図面は単なる例示のためのものであり
、本発明をこれらに限定するものではない。

当業者には種種な変形態様が容易に明らかとなろう。

従って、前述の説明は単に例示として考えられるべきで
あり、本発明の範囲は特許請求の範囲によって定められ
るべきである。

【図面の簡単な説明】

添付図面の第１図は本発明において使用しうるシュート
組立体の部分的に略本した正両立面図、第２図および第
３図はそれぞれ第１図および゛第２図の２−２線および
３−３線拡大断面図、第４図は放出端に隣接した第１図
の構造体の部分を詳細に示す立面図、第５図は第４図の
構造体に使用しうる本発明の一特徴を具体化した装置の
断面平面図、第６図は第４図の６−６線断面図、第７図
は第４図に示したものより下流に配置された本発明を具
体化した装置の平面図、第８図および第９図はそれぞれ
第７図の８−８線および９−９線断面図であり、第１０
図は第９図の部分側面図である。 １０・・・・・・シュート組立体、１２・・・・・・受
入れ開口、１４・・・・・・放出開口、１８・・・・・
・ガイドレール、２６・・・・・・抽出装置、４４・・
・・・・ダンプゲート装置、７３・・・・・・ポケット
装荷装置、７４・・・・・・下方パドル、７６・・・・
・・上方パドル、９２・・・・・・加速装置、９４・・
・・・・上方ホイールセット、９６・・・・・・下方ホ
イールセット、１０４，１０４ａ・・・・・・容器供与
装置、１０６・・・・・・運搬装置、１０８・・・・・
・ターンテーブル、１１６・・・・・・Ｕ字形隔壁部材
、１１２・・・・・・上方円板部材、１１４・・・・・
・下方円板部材、１１８・・・・・・平坦テーブル部材
、１３８・・・・・・案内部材、１４０・・・・・・合
くぎ、１４２・・・・・・カム部材、１４８・・・・・
・ボトル（容器）。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ ダンプゲート装置と、連続した物品を一連の物品受
   入ポケットの中に案内するためのポケット装荷装置と、
   運搬ダクト組立体の放出開口から受は入れた物品のため
   の物品供与装置とを少なくとも備えた物品取扱い装置で
   あって、前記物品供与装置が水平面中に回転しうるよう
   に装着された水平ターンテーブルによりほぼ水平面中で
   連続して回転可能であり且つ前記ダクト組立体の放出開
   口の直下で相続いて移動可能である前記一連の物品受入
   ポケットを形成し、さらに前記水平ターンテーブルの周
   囲のまわりに支持され且つ等間隔に配置された外方に開
   口したほぼＵ字形の隔壁部材と、前記物品が前記隔壁部
   材の内部に配置されたときに前記物品の底部を支持する
   表面部分を有する前記水平ターンテーブルの下方に配置
   された平坦なテーブル部材と、前記隔壁部材から外方に
   隔置され且つ前記水平ターンテーブルの周囲のまわりに
   延びる固定案内部材とを備えており、前記水平ターンテ
   ーブルの周速が前記ポケット装荷装置中の一対の垂直方
   向に隔置されたパドルの揺動頻度に同期するようになっ
   ており、前記パドルは互いに変位し且つ前記物品の流路
   の内外に交互に揺動するために１個のシャフトに取りつ
   けられておりそれにより前記物品が前記放出開口から前
   記物品受入ポケットへ規則正しい間隔で給送され、そし
   て前記ダクト組立体の長さに沿って且つ前記ポケット装
   荷装置の上流に配置された前記ダンプゲート装置が前記
   容器の移動通路に沿った通常の作動位置から前記移動通
   路から離れた不作動位置に向かって移動するように装着
   されたレールセグメントを備えていることを特徴とする
   、物品取扱い装置。